JP2009183114A - 電動モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】3相集中巻き方式にて巻線を巻装した場合であっても巻装作業を行い易くすることができる電動モータを提供する。
【解決手段】各ティース9に巻装された巻線12は、回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群71,72を形成し、各コイル群71,72はそれぞれ巻線12が順方向に巻回された第一コイル33と、巻線12が逆方向に巻回された第二コイル34とを備え、各ティース9を周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている第一コイル33をそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている第二コイル34をそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、隣接するセグメント14,14間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続した。
【選択図】図3
【解決手段】各ティース9に巻装された巻線12は、回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群71,72を形成し、各コイル群71,72はそれぞれ巻線12が順方向に巻回された第一コイル33と、巻線12が逆方向に巻回された第二コイル34とを備え、各ティース9を周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている第一コイル33をそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている第二コイル34をそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、隣接するセグメント14,14間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続した。
【選択図】図3
Description
この発明は、車両等に搭載される電動モータに関するものである。
一般に、車両等に搭載されるブラシ付きの3相電動モータは、内周面に永久磁石を取り付けた円筒状のヨークの内側にアーマチュアコイルが巻装されたアーマチュアが回転自在に配置された構成となっている。アーマチュアは回転軸に外嵌固定されたアーマチュアコアを有している。アーマチュアコアにはティースが放射状に複数形成され、これらティース間に軸線方向に長いスロットが形成されている。各ティースには巻線が巻装され、3相(U相、V相、W相)構造のコイルが形成されている。
各コイルは、回転軸に取り付けられた複数のセグメントにそれぞれ導通している。各セグメントはブラシと摺接可能になっており、このブラシからセグメントに電圧を印加することによって各コイルに電流が供給される。このとき、各コイルに流れる電流の位相がずれることにより、各コイルに異なる磁界が形成され、ヨークの磁石との間に生じる磁気的な吸引力や反発力によって回転軸が回転する。また、この回転によってブラシが摺接するセグメントが順次変更されコイルに流れる電流の向きが切り替えられる、所謂整流が行われ、アーマチュアが継続的に回転する。
ここで、図7に基づいて、従来の各コイルの巻装構造の一例について説明する。
図7は、従来のコイル107の巻装状態を示すアーマチュア103の展開図であって、セグメント104とティース109を示している。そして、隣接するティース109間の空隙がスロット101に相当している。なお、図7おいて、各セグメント104、および各ティース109に巻装された巻線102にそれぞれ符号を附して説明する。
図7に示すように、従来のアーマチュア103は、スロット101が6個設けられていると共に、セグメント104が6枚設けられている。各セグメント104のうち、同電位となるセグメント104同士には、短絡線125が接続されている。また、隣接するセグメント104間にコンデンサ126が接続されている。
図7は、従来のコイル107の巻装状態を示すアーマチュア103の展開図であって、セグメント104とティース109を示している。そして、隣接するティース109間の空隙がスロット101に相当している。なお、図7おいて、各セグメント104、および各ティース109に巻装された巻線102にそれぞれ符号を附して説明する。
図7に示すように、従来のアーマチュア103は、スロット101が6個設けられていると共に、セグメント104が6枚設けられている。各セグメント104のうち、同電位となるセグメント104同士には、短絡線125が接続されている。また、隣接するセグメント104間にコンデンサ126が接続されている。
巻線102は、例えば、その巻き始め端30がS1セグメント104より巻き始められた場合、まず、a1ティース109に巻装してa1コイル107を形成する。また、S2セグメント104より巻き始められた巻線102は、b1ティース109に巻装してb1コイル107を形成する。さらに、S3セグメント104より巻き始められた巻線102は、c1ティース109に巻装してc1コイル107を形成する。これらa1コイル107、b1コイル107、およびc1コイル107の巻き終わり端は、互いに接続されてスター結線の中性点200を形成している。そして、a2ティース109、b2ティース109、およびc2ティース109には、それぞれS4セグメント104、S5セグメント104、およびS6セグメント104から巻き始められた巻線102が巻装され、それぞれの巻き終わり端を互いに接続してもう1つのスター結線の中性点200を形成している。
このような巻線102の巻装構造にあっては、並列回路数が2回路形成される。すなわち、a1コイル107、b1コイル107、およびc1コイル107で1回路を形成していると共に、a2コイル107、b2コイル107、およびc2コイル107でもう1回路を形成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−328987号公報
しかしながら、上述の従来技術のように、3相集中巻き方式にて巻線を巻装した場合にあっては、スロット数に係らず並列回路数が2回路になるので、巻線を細径化するのに限界がある。このため、巻線の線径をある程度太く設定する必要があり、巻装作業が行い難くなるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、3相集中巻き方式にて巻線を巻装した場合であっても巻装作業を行い易くすることができる電動モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、P=4A、Sr=6A、およびSe=12Aを満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、各ティースに巻装された巻線は、前記回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群を形成している電動モータであって、各コイル群はそれぞれ前記巻線が順方向に巻回された第一コイルと、前記巻線が逆方向に巻回された第二コイルとを備え、各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている前記第一コイルをそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている前記第二コイルをそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、隣接するセグメント間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、P=4A、Sr=6A、およびSe=12Aを満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当てた電動モータであって、3つ置きに存在する3相のティースにそれぞれ前記巻線を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群として前記アーマチュアコアに2つのコイル群を形成し、各コイル群はそれぞれ前記巻線が順方向に巻回された第一コイルと、前記巻線が逆方向に巻回された第二コイルとを備え、各相に巻装されている前記第一コイルをそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている前記第二コイルをそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、隣接するセグメント間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記磁極が8極、前記スロットが12個、前記セグメントが24枚設けられた8極12スロット24セグメントの電動モータであって、各コイル群を構成する前記第一コイルと前記第二コイルは、それぞれ同じ相のコイルを2つずつ有していることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、P=4A、Sr=6A、およびSe=6Aを満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、各ティースに巻装された巻線は、前記回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群を形成している電動モータであって、各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている前記巻線をそれぞれU相、V相、W相のコイルとしたとき、一方のコイル群に存在するW相コイルの巻き終わり端と他方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端とを接続すると共に、一方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端と他方のコイル群に存在するW相のコイルの巻き終わり端とを接続し、隣接するセグメント間に、U相、V相、W相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、P=4A、Sr=6A、およびSe=6Aを満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、3つ置きに存在する3相のティースにそれぞれ前記巻線を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群として前記アーマチュアコアに2つのコイル群を形成した電動モータであって、各相に巻装されている前記巻線をそれぞれU相、V相、W相のコイルとしたとき、一方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端と他方のコイル群に存在するW相のコイルの巻き終わり端とを接続すると共に、隣接するセグメント間に、U相、V相、W相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記磁極が8極、前記スロットが12個、前記セグメントが12枚設けられた8極12スロット12セグメントの電動モータであって、各コイル群は、それぞれ同じ相のコイルを2つずつ有していることを特徴とする。
本発明によれば、2つの3相集中巻きのコイル群を並列にコンミテータのセグメントに接続することができるので、並列回路数を4回路に増大することができる。このため、並列回路数が2回路の場合と比較して線径の細い巻線を用いることが可能になり、線径が細い分、巻線の巻装作業を容易にすることが可能になる。
また、Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、P=4A、Sr=6A、およびSe=12Aを満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定することで、セグメント数Seがスロット数Srに対して2倍となる。このため、従来のようにスロット数Srとセグメント数Seとが同じ数に設定されている場合と比較して、セグメント間電圧を低減することができ、セグメントと、これに摺接するブラシとの間で生じる放電を抑制することが可能になる。
さらに、セグメント数Seがスロット数Srに対して2倍となる場合において、各相のコイルを順方向に巻回されている第一コイルと逆方向に巻回されている第二コイルとで構成することで、相毎の整流の中心を隣接するセグメント間の中心とすることができる。このため、容易に相毎の整流の中心を知ることが可能になり、この整流の中心とブラシの中心とを一致させるようにブラシを設けることで整流性を向上させ、モータ特性を向上させることが可能になる。
次に、この発明の第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、電動モータ1は、車両に搭載する電装品(例えば、ラジエータファン)の駆動源となるものであって、有底円筒形状のヨーク2内にアーマチュア3を回転自在に配置した構成となっている。ヨーク2の内周面には、複数(この第一実施形態では、8極)の永久磁石4が周方向に等間隔で磁極が順番となるように固定されている。
図1、図2に示すように、電動モータ1は、車両に搭載する電装品(例えば、ラジエータファン)の駆動源となるものであって、有底円筒形状のヨーク2内にアーマチュア3を回転自在に配置した構成となっている。ヨーク2の内周面には、複数(この第一実施形態では、8極)の永久磁石4が周方向に等間隔で磁極が順番となるように固定されている。
アーマチュア3は、回転軸5に固定されたアーマチュアコア6と、アーマチュアコア6に巻装されたアーマチュアコイル7と、アーマチュアコア6の一端側に配置されたコンミテータ13とから構成されている。アーマチュアコア6は、リング状の金属板8を軸線方向に複数枚積層したものである。金属板8の外周部にはT字型のティース9(図2参照)が周方向に沿って等間隔に複数個(この第一実施形態では、12個)放射状に形成されている。複数枚の金属板8を回転軸5に外嵌することにより、アーマチュアコア6の外周には隣接するティース9間に蟻溝状のスロット11が形成されている。スロット11は軸線方向に沿って延びており、周方向に沿って等間隔に複数個(この第一実施形態では、12個)形成されている。このスロット11間にはエナメル被覆の巻線12が巻装され、これによりアーマチュアコア6の外周に複数のアーマチュアコイル7が形成される。
コンミテータ13は回転軸5の一端に外嵌固定されている。コンミテータ13の外周面には、導電材で形成されたセグメント14が複数枚(この実施形態では、24枚)取り付けられている。すなわち、コンミテータ13には、スロット11の個数に対して2倍の数のセグメント14が設けられている。さらに、永久磁石4の磁極数をP、スロット11のスロット数をSr、セグメント14の個数をSe、Aを2以上の自然数としたとき、
P=4A、Sr=6A、Se=12A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されている。つまり、この第一実施形態では、A=2(2以上の自然数)とし、
P=4A=4×2=8、Sr=6A=6×2=12、Se=12A=12×2=24
に設定されている。
P=4A、Sr=6A、Se=12A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されている。つまり、この第一実施形態では、A=2(2以上の自然数)とし、
P=4A=4×2=8、Sr=6A=6×2=12、Se=12A=12×2=24
に設定されている。
セグメント14は軸線方向に長い板状の金属片からなり、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。各セグメント14のアーマチュアコア6側の端部には、外径側に折り返す形で折り曲げられたライザ15が一体形成されている。ライザ15には、アーマチュアコイル7の巻き始め端部と巻き終わり端部となる巻線12が掛け回わされ、この巻線12はヒュージングによりライザ15に固定されている。これにより、セグメント14とこれに対応するアーマチュアコイル7とが電気的に接続される。
また、同電位となるセグメント14(この第一実施形態では5つ置きのセグメント14)に対応するライザ15には、それぞれ接続線25が掛け回され、接続線25はヒュージングによりライザ15に固定されている。接続線25は、同電位となるセグメント14同士を短絡するためのものであって、コンミテータ13とアーマチュアコア6との間に配線されている。
図1に示すように、回転軸5の他端側は、ヨーク2に突出形成されたボス内の軸受16によって回転自在に支持されている。ヨーク2の開口端にはカバー17が設けられており、このカバー17の内側にはホルダーステー18が取り付けられている。ホルダーステー18には、一対のブラシホルダ19が形成されており、ここにブラシ21がそれぞれスプリング29を介して付勢された状態で出没自在に内装されている。これらブラシ21の先端部は、スプリング29によって付勢されているためコンミテータ13に摺接しており、外部からの電源がブラシ21を介してコンミテータ13に供給されるようになっている。
このように、永久磁石4(磁極)の磁極数Pが8、スロット11のスロット数Srが12、セグメント14の個数Seが24に設定された8極12スロット24セグメントの電動モータ1には、以下のように巻線12が巻装されている。
図3は、アーマチュア3のセグメント14(ライザ15)とティース9、ヨーク2側に固着される永久磁石4、そして、接続線25を展開した図面であり、隣接するティース9間の空隙がスロット11に相当している。なお、以下の図面においては、各セグメント14、各ティース9及び巻装された巻線12にそれぞれ符号を附して説明する。
図3は、アーマチュア3のセグメント14(ライザ15)とティース9、ヨーク2側に固着される永久磁石4、そして、接続線25を展開した図面であり、隣接するティース9間の空隙がスロット11に相当している。なお、以下の図面においては、各セグメント14、各ティース9及び巻装された巻線12にそれぞれ符号を附して説明する。
同図に示すように、同電位となるセグメント14同士は、接続線25によって短絡されている。つまり、6つ置き(例えば、1番セグメント14aと7番セグメント14i)のセグメント14同士が接続線25によってそれぞれ短絡されている。
また、各ティース9には、それぞれU相、V相、W相がこの順で割り当てられている。つまり、1番、4番、7番、10番ティース9がU相、2番、5番、8番、11番ティース9がV相、3番、6番、9番、12番ティース9がW相になっている。
さらに、各ティース9に巻装された巻線12は、回転軸5を中心にして互いに点対称に配置された2つの3相集中巻きの第一コイル群71と第二コイル群72とを形成している。
また、各ティース9には、それぞれU相、V相、W相がこの順で割り当てられている。つまり、1番、4番、7番、10番ティース9がU相、2番、5番、8番、11番ティース9がV相、3番、6番、9番、12番ティース9がW相になっている。
さらに、各ティース9に巻装された巻線12は、回転軸5を中心にして互いに点対称に配置された2つの3相集中巻きの第一コイル群71と第二コイル群72とを形成している。
第一コイル群71の巻線12は、例えば、その巻き始め端30が1番セグメント14aより巻き始められた場合、まず、1番セグメント14aのライザ15に掛け回された後、1番セグメント14aの近傍に存在する1−12番ティース9の間のスロット11aに引き込まれる。そして、1番ティース9にn/2回順方向に巻回して順巻きコイル33aを形成する。なお、nは1以上の自然数であって、各ティース9への所望の巻線巻回数を示す。
続いて、1−2番ティース9の間のスロット11bから巻線12を引き出し、3−4番ティース9の間のスロット11cに引き込む。そして、4番ティース9にn/2回順方向に巻装した順巻きコイル33bを形成する。
続いて、1−2番ティース9の間のスロット11bから巻線12を引き出し、3−4番ティース9の間のスロット11cに引き込む。そして、4番ティース9にn/2回順方向に巻装した順巻きコイル33bを形成する。
巻線12は、順巻きコイル33bを形成した後、4−5番ティース9の間のスロット11dから引き出し、4番ティース9の近傍に存在する8番セグメント14bのライザ15に掛け回される。そして、8番セグメント14bに巻線12の巻き終わり端40が接続される。これにより、1,8番セグメント14a,14b間に、1番ティース9と4番ティース9に順方向に巻装され、かつ直列接続された一対の順巻きコイル33a,33bを備えるU相の第一コイル33が形成される。
ここで、巻き終わり端40が接続されている8番セグメント14bと1番セグメント14aに隣接する2番セグメント14eは、接続線25により短絡されている。このため、1,8番セグメント14a,14b間の電位差は、隣接するセグメント間の電位差と等しくなる。したがって、第一コイル33は、隣接する1,2番セグメント14a,14e間(互いに隣接するセグメント間)に電気的に接続されており、この1,2番セグメント14a,14e間にU相の第一コイル33が形成されているのと等しいことになる。
一方、4番セグメント14cのライザ15に掛け回された巻線12は、4番セグメント14cの近傍に存在する1−2番ティース9の間のスロット11bに引き込まれる。そして、1番ティース9にn/2回逆方向に巻装して逆巻きコイル34aを形成する。
続いて、1−12番ティース9の間のスロット11aから巻線12を引き出し、4−5番ティース9の間のスロット11dに引き込む。そして、4番ティース9にn/2回逆方向に巻装して逆巻きコイル34bを形成する。
続いて、1−12番ティース9の間のスロット11aから巻線12を引き出し、4−5番ティース9の間のスロット11dに引き込む。そして、4番ティース9にn/2回逆方向に巻装して逆巻きコイル34bを形成する。
巻線12は、逆巻きコイル34bを形成した後、3−4番ティース9の間のスロット11cから引き出し、4番セグメント14cに隣接し、かつ4番ティース9の近傍に存在する5番セグメント14dのライザ15に掛け回される。そして、5番セグメント14dに巻線12の巻き終わり端40が接続される。これにより、互いに隣接する4,5番セグメント14c,14d間に、1番ティース9と4番ティース9に逆方向に巻装され、かつ直列接続された一対の逆巻きコイル34a,34bを備える−U相の第二コイル34が形成される。
このように、第一コイル群71のU相に相当する1番ティース9及び4番ティース9には、巻線12が順方向にn/2回巻装された第一コイル33と巻線12が逆方向にn/2回巻装された第二コイル34とを備えたn回巻きのU相のアーマチュアコイル7が形成される。
また、一対のブラシ21,21のうち、例えば一方のブラシ21が1,2番セグメント14a,14e間に当接しているとき、他方のブラシ21は4,5番セグメント14c,14d間に当接している。すなわち、一対のブラシ21,21は、両者共に同じ相で、かつ順方向に巻装された第一コイル33と逆方向に巻装された第二コイル34が接続されているセグメント14間に対応するように配設されている。
また、一対のブラシ21,21のうち、例えば一方のブラシ21が1,2番セグメント14a,14e間に当接しているとき、他方のブラシ21は4,5番セグメント14c,14d間に当接している。すなわち、一対のブラシ21,21は、両者共に同じ相で、かつ順方向に巻装された第一コイル33と逆方向に巻装された第二コイル34が接続されているセグメント14間に対応するように配設されている。
同様にして、例えば、巻線12の巻き始め端30が3番セグメント14fより巻き始められた場合、この3番セグメント14fの近傍に存在する1−2番ティース9の間のスロット11bに引き込まれる。そして、第一コイル群71のV相に相当する2番ティース9と5番ティース9にそれぞれn/2回順方向に巻装して順巻きコイル33a,33bを形成してV相の第一コイル33を形成する。その後、5番ティース9の近傍に存在する10番セグメント14gに接続する。
一方、6番セグメント14dのライザ15に掛け回された巻線12は、6番セグメント14dの近傍に存在する2−3番ティース9の間のスロット11eに引き込まれ、2番ティース9と5番ティース9とにそれぞれn/2回逆巻き方向に巻装した逆巻きコイル34a,34bを形成して−V相の第二コイル34を形成する。その後、巻き終わり端40を5番ティース9の近傍に存在する7番セグメント14iに接続する。
一方、6番セグメント14dのライザ15に掛け回された巻線12は、6番セグメント14dの近傍に存在する2−3番ティース9の間のスロット11eに引き込まれ、2番ティース9と5番ティース9とにそれぞれn/2回逆巻き方向に巻装した逆巻きコイル34a,34bを形成して−V相の第二コイル34を形成する。その後、巻き終わり端40を5番ティース9の近傍に存在する7番セグメント14iに接続する。
このようにすることで、第一コイル群71のV相に相当する2番ティース9、および5番ティース9には、巻線12が順方向にn/2回ずつ巻装されたV相の第一コイル33と巻線12が逆方向にn/2回ずつ巻装された−V相の第二コイル34とを備えたn回巻きのV相のアーマチュアコイル7が形成される。
そして、これを第一コイル群71のW相に相当する3番ティース9、および6番ティース9についても同様に行う。すなわち、3番ティース9、および6番ティース9にそれぞれ第一コイル33と第二コイル34とを巻装し、これらに対応するセグメント14、つまり、5番セグメント14dと12番セグメント14j、および8番セグメント14bと9番セグメント14kにそれぞれの巻き始め端30、巻き終わり端40を接続する。
これにより、1番ティース9から6番ティース9に至る間には、3相(U,V,W相)集中巻き構造の第一コイル群71が形成される。
これにより、1番ティース9から6番ティース9に至る間には、3相(U,V,W相)集中巻き構造の第一コイル群71が形成される。
ここで、同電位となるセグメント14同士が接続線25によって短絡されているので、巻線12が順方向に巻装されている各相の第一コイル33をそれぞれU,V,W相とし、巻線12が逆方向に巻装されている各相の第二コイル34をそれぞれ−U,−V,−W相とすると、1番セグメント14aから12番セグメント14jに至るまでの間に存在する各々隣接するセグメント14間は、両隣が互いに異相、且つ順逆交互となるようにU,−W,V,−U,W,−V相のコイル33,34がこの順で電気的に順次接続された構造となっている。
つまり、1−2番セグメント14a,14e間にはU相の第一コイル33が電気的に接続される一方、1番セグメント14aには、異相の−V相の第二コイル34の巻き終わり端40が電気的に接続されると共に、2番セグメント14eには、異相の−W相の第二コイル34の巻き始め端30が電気的に接続されている。
つまり、1−2番セグメント14a,14e間にはU相の第一コイル33が電気的に接続される一方、1番セグメント14aには、異相の−V相の第二コイル34の巻き終わり端40が電気的に接続されると共に、2番セグメント14eには、異相の−W相の第二コイル34の巻き始め端30が電気的に接続されている。
一方、第一コイル群71に対して回転軸5を中心に点対称位置に形成されている第二コイル群72の巻線12は、7番ティース9から12番ティース9に至る各ティース9に巻装されている。
すなわち、第二コイル群72のU相に相当する7番ティース9、および10番ティース9にそれぞれ第一コイル33(順巻きコイル33a,33b)と第二コイル34(逆巻きコイル34a,34b)とを巻装し、これらに対応する13番セグメント14lと20番セグメント14m、および16番セグメント14nと17番セグメント14oにそれぞれの巻き始め端30、巻き終わり端40を接続する。
すなわち、第二コイル群72のU相に相当する7番ティース9、および10番ティース9にそれぞれ第一コイル33(順巻きコイル33a,33b)と第二コイル34(逆巻きコイル34a,34b)とを巻装し、これらに対応する13番セグメント14lと20番セグメント14m、および16番セグメント14nと17番セグメント14oにそれぞれの巻き始め端30、巻き終わり端40を接続する。
第二コイル群72のV相に相当する8番ティース9と11番ティース9、およびW相に相当する9番ティース9と12番ティース9にもU相に相当する各ティース9と同様に、第一コイル33と第二コイル34を巻装する。そして、各相の第一コイル33、および第二コイル34の巻き始め端30と巻き終わり端40は、13番セグメント14lから24番セグメント14pに至るまでの間に存在する各々隣接するセグメント14間に、U,−W,V,−U,W,−V相の順で電気的に接続されている。
したがって、上述の第一実施形態によれば、3相(U,V,W相)集中巻き構造の第一コイル群71と第二コイル群72とを並列状態でセグメント14に接続することができる。すなわち、各コイル群71,72はそれぞれ並列回路数が2回路形成されているので、これらを並列させた状態でセグメント14に接続すると並列回路数を4回路に増大させることができる。このため、並列回路数が2回路の場合と比較して線径の細い巻線12を用いることが可能になり、線径が細い分、巻線12の各ティース9への巻装作業を容易にすることが可能になる。
また、コンミテータ13にスロット11の個数に対して2倍の数のセグメント14が設けられているので、従来のようにスロット11の個数とセグメント14の枚数とが同じ数に設定されている場合と比較して、セグメント14間の電圧を低減することが可能になる。このため、セグメント14と、これに摺接するブラシ21との間で生じる放電を抑制することが可能になる。
さらに、各相のアーマチュアコイル7を順方向に巻回された第一コイル33と逆方向に巻回された第二コイル34とで構成することで、相毎に巻装されている巻線12を互いに隣接するセグメント14間に接続することができる。
すなわち、通常、スロット11の個数に対して2倍の数のセグメント14が設けられる、所謂、倍セグメントの電動モータにあっては、相毎に巻装されている巻線12を同じセグメント14に接続する箇所が発生する。このような場合にあっては、セグメント14に対する各巻線12の巻き終わり端30、および巻き始め端40の接続位置によって整流の中心位置が変化してしまうため、整流が悪化してしまうおそれがある。
しかしながら、この第一実施形態によれば、相毎に巻装されている巻線12を互いに隣接するセグメント14間に接続することができるので、相毎の整流の中心を隣接するセグメント14間の中心とすることができる。このため、容易に相毎の整流の中心を知ることが可能になり、この整流の中心とブラシ21の中心とを一致させるように各ブラシ21を設けることで整流性を向上させ、電動モータ1のモータ特性を向上させることが可能になる。
すなわち、通常、スロット11の個数に対して2倍の数のセグメント14が設けられる、所謂、倍セグメントの電動モータにあっては、相毎に巻装されている巻線12を同じセグメント14に接続する箇所が発生する。このような場合にあっては、セグメント14に対する各巻線12の巻き終わり端30、および巻き始め端40の接続位置によって整流の中心位置が変化してしまうため、整流が悪化してしまうおそれがある。
しかしながら、この第一実施形態によれば、相毎に巻装されている巻線12を互いに隣接するセグメント14間に接続することができるので、相毎の整流の中心を隣接するセグメント14間の中心とすることができる。このため、容易に相毎の整流の中心を知ることが可能になり、この整流の中心とブラシ21の中心とを一致させるように各ブラシ21を設けることで整流性を向上させ、電動モータ1のモータ特性を向上させることが可能になる。
また、例えば、各ティース9に巻装される巻線12を所定の間隔をあけたスロット11間に巻装する、所謂重ね巻き(分布巻き)方式にて巻装する場合にあっては、巻線12の配索経路が長くなり、アーマチュアコイル7が巻き太りしてしまうが、この第一実施形態のように、集中巻き方式にて巻線12を巻装することで、巻き太りを解消することができる。このため、重ね巻き方式と比較して、巻線12のコストを低減することができると共に、電動モータ1の小型、軽量化を図ることが可能になる。
次に、この発明の第二実施形態を図4に基づいて説明する。
図4は、アーマチュアコイル7の巻装状態を示すアーマチュア3の展開図であって、前述した第一実施形態の図3と基本的構成は同様である。したがって、図4において、図3と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。また、以下の実施形態において、電動モータ1は、永久磁石4を有するヨーク2の内にアーマチュア3を回転自在に配置したものである等の基本的構成は前述した第一実施形態と同様である。
図4は、アーマチュアコイル7の巻装状態を示すアーマチュア3の展開図であって、前述した第一実施形態の図3と基本的構成は同様である。したがって、図4において、図3と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。また、以下の実施形態において、電動モータ1は、永久磁石4を有するヨーク2の内にアーマチュア3を回転自在に配置したものである等の基本的構成は前述した第一実施形態と同様である。
ここで、この第二実施形態では、3つ置きに存在する3相(U相、V相、W相)のティース9にそれぞれ巻線12を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群としてアーマチュアコア6に2つのコイル群71,72を形成している。
つまり、1番、2番、3番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティース9を飛ばして存在する7番、8番、9番ティースの3相のティース9とにそれぞれ各相の第一コイル33と第二コイル34を形成し、これらで第一コイル群71を形成している。
つまり、1番、2番、3番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティース9を飛ばして存在する7番、8番、9番ティースの3相のティース9とにそれぞれ各相の第一コイル33と第二コイル34を形成し、これらで第一コイル群71を形成している。
一方、4番、5番、6番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティースを飛ばして存在する10番、11番、12番ティース9の3相のティース9とにそれぞれ各相の第一コイル33と第二コイル34を形成し、これらで第二コイル群72を形成している。
また、各相の第一コイル33と第二コイル34の巻き始め端30、および巻き終わり端40は、各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14であって、かつU,−W,V,−U,W,−V相の順となるように、隣接するセグメント14間に電気的に接続されている。
したがって、この第二実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、各相の第一コイル33と第二コイル34の巻き始め端30、および巻き終わり端40は、各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14であって、かつU,−W,V,−U,W,−V相の順となるように、隣接するセグメント14間に電気的に接続されている。
したがって、この第二実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、この発明の第三実施形態を図5に基づいて説明する。
この第三実施形態にあっては、電動モータ51は、永久磁石4が8極、スロット11が12個、セグメント14が12枚設けられた8極12スロット12セグメントで構成されている。すなわち、永久磁石4の磁極数をP、スロット11のスロット数をSr、セグメント14の個数をSe、Aを2以上の自然数としたとき、
P=4A、Sr=6A、Se=6A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されており、この第三実施形態では、A=2(2以上の偶数)とし、
P=4A=4×2=8、Sr=6A=6×2=12、Se=6A=6×2=12
に設定されている。
この第三実施形態にあっては、電動モータ51は、永久磁石4が8極、スロット11が12個、セグメント14が12枚設けられた8極12スロット12セグメントで構成されている。すなわち、永久磁石4の磁極数をP、スロット11のスロット数をSr、セグメント14の個数をSe、Aを2以上の自然数としたとき、
P=4A、Sr=6A、Se=6A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されており、この第三実施形態では、A=2(2以上の偶数)とし、
P=4A=4×2=8、Sr=6A=6×2=12、Se=6A=6×2=12
に設定されている。
また、同電位となるセグメント14同士は、接続線25によって短絡されている。つまり、2つ置き(例えば、1番セグメント14aと4番セグメント14c)のセグメント14同士が接続線25によってそれぞれ短絡されている。さらに、一対のブラシ21,21は、これらのうち例えば一方のブラシ21が1−2番セグメント14a,14e間に当接しているとき、他方のブラシ21が3番セグメント14fに当接するように配設されている。
このように構成された電動モータ51の各ティース9に巻装されている巻線12は、回転軸5を中心にして互いに点対称に配置された3相集中巻きの第一コイル群81と第二コイル群82とを形成している。
第一コイル群81の巻線12は、例えば、その巻き始め端30が1番セグメント14aより巻き始められた場合、この1番セグメント14aの近傍に存在する1−12番ティース9の間のスロット11aに引き込まれる。そして、第一コイル群81のU相に相当する1番ティース9と4番ティース9にそれぞれn回順方向に巻回してU相のアーマチュアコイル7を形成する。その後、4番ティース9の近傍に存在する5番セグメント14dに接続する。
第一コイル群81の巻線12は、例えば、その巻き始め端30が1番セグメント14aより巻き始められた場合、この1番セグメント14aの近傍に存在する1−12番ティース9の間のスロット11aに引き込まれる。そして、第一コイル群81のU相に相当する1番ティース9と4番ティース9にそれぞれn回順方向に巻回してU相のアーマチュアコイル7を形成する。その後、4番ティース9の近傍に存在する5番セグメント14dに接続する。
これを第一コイル群81のV相に相当する2番ティース9と5番ティース9、およびW相に相当する3番ティース9と6番ティース9についても同様に行う。そして、1番セグメント14aから7番セグメント14iに至るまでの間に存在する各々隣接するセグメント14間に、U,V,W相のアーマチュアコイル7をこの順に電気的に順次接続する。
一方、第二コイル群82の巻線12は、例えば、その巻き始め端30が7番セグメント14aより巻き始められた場合、この7番セグメント14aの近傍に存在する6−7番ティース9の間のスロット11fに引き込まれる。そして、第二コイル群82のU相に相当する7番ティース9と10番ティース9にそれぞれn回順方向に巻回してU相のアーマチュアコイル7を形成する。その後、10番ティース9の近傍に存在する11番セグメント14qに接続する。
これを第二コイル群82のV相に相当する8番ティース9と11番ティース9、およびW相に相当する9番ティース9と12番ティース9についても同様に行う。そして、7番セグメント14iから1番セグメント14aに至るまでの間に存在する各々隣接するセグメント14間に、U,V,W相のアーマチュアコイル7をこの順に電気的に順次接続する。
これを第二コイル群82のV相に相当する8番ティース9と11番ティース9、およびW相に相当する9番ティース9と12番ティース9についても同様に行う。そして、7番セグメント14iから1番セグメント14aに至るまでの間に存在する各々隣接するセグメント14間に、U,V,W相のアーマチュアコイル7をこの順に電気的に順次接続する。
ここで、第一コイル群81に存在しているW相のアーマチュアコイル7の巻き終わり端40と第二コイル群82に存在しているU相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30は、それぞれ同じ7番セグメント14iに接続され、両者30,40が互いに接続された状態になっている。
これに加え、第一コイル群81に存在しているU相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30と第二コイル群82に存在しているW相のアーマチュアコイル7の巻き終わり端40は、それぞれ同じ1番セグメント14aに接続され、両者30,40が互いに接続された状態になっている。
これに加え、第一コイル群81に存在しているU相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30と第二コイル群82に存在しているW相のアーマチュアコイル7の巻き終わり端40は、それぞれ同じ1番セグメント14aに接続され、両者30,40が互いに接続された状態になっている。
したがって、上述の第三実施形態によれば、セグメント14に3相集中巻き構造の第一コイル群81、および第二コイル群82がそれぞれ並列接続された状態になるので、並列回路数が4回路構成されることになる。このため、上述の第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、この発明の第四実施形態を図6に基づいて説明する。
この第四実施形態の電動モータ51も第三実施形態の電動モータ51と同様に、8極12スロット12セグメントで構成されている。
この第四実施形態において、電動モータ51は、永久磁石4が8極、スロット11が12個、セグメント14が12枚設けられた8極12スロット12セグメントで構成されている等の基本的構成が上述の第三実施形態と同様である。
この第四実施形態の電動モータ51も第三実施形態の電動モータ51と同様に、8極12スロット12セグメントで構成されている。
この第四実施形態において、電動モータ51は、永久磁石4が8極、スロット11が12個、セグメント14が12枚設けられた8極12スロット12セグメントで構成されている等の基本的構成が上述の第三実施形態と同様である。
ここで、この第四実施形態では、3つ置きに存在する3相のティース9にそれぞれ巻線12を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群としてアーマチュアコア6に2つのコイル群71,72を形成している。
つまり、1番、2番、3番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティース9を飛ばして存在する7番、8番、9番ティースの3相のティース9とに第一コイル群81を形成していると共に、4番、5番、6番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティースを飛ばして存在する10番、11番、12番ティース9の3相のティース9とに第二コイル群82を形成している。
つまり、1番、2番、3番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティース9を飛ばして存在する7番、8番、9番ティースの3相のティース9とに第一コイル群81を形成していると共に、4番、5番、6番ティース9の3相のティース9と、これらから3つのティースを飛ばして存在する10番、11番、12番ティース9の3相のティース9とに第二コイル群82を形成している。
そして、各相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30、および巻き終わり端40は、各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14であって、かつU,V,W相の順となるように、隣接するセグメント14間に電気的に接続されている。
また、第一コイル群81に存在しているU相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30と第二コイル群82に存在しているW相のアーマチュアコイル7の巻き終わり端40は、それぞれ同じ1番セグメント14aに接続され、両者30,40が互いに接続された状態になっている。
したがって、上述の第四実施形態によれば、上述の第三実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、第一コイル群81に存在しているU相のアーマチュアコイル7の巻き始め端30と第二コイル群82に存在しているW相のアーマチュアコイル7の巻き終わり端40は、それぞれ同じ1番セグメント14aに接続され、両者30,40が互いに接続された状態になっている。
したがって、上述の第四実施形態によれば、上述の第三実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、それぞれ巻線12の巻き始め端30、および巻き終わり端40が各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14であって、かつそれぞれ対応する相のセグメント14に接続されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、対応する相のセグメント14にそれぞれ巻き始め端30、および巻き終わり端40が接続されていれば、各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14に接続されていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、それぞれ巻線12の巻き始め端30、および巻き終わり端40が各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14であって、かつそれぞれ対応する相のセグメント14に接続されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、対応する相のセグメント14にそれぞれ巻き始め端30、および巻き終わり端40が接続されていれば、各々引き出された(引き込まれた)スロット11の近傍に存在するセグメント14に接続されていなくてもよい。
さらに、上述の第一実施形態、および第二実施形態では、電動モータ1は、永久磁石4(磁極)の磁極数Pが8、スロット11のスロット数Srが12、セグメント14の個数Seが24に設定された8極12スロット24セグメントで構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく
P=4A、Sr=6A、Se=12A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されていればよい。
P=4A、Sr=6A、Se=12A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されていればよい。
そして、上述の第三実施形態、および第四実施形態では、電動モータ51は、永久磁石4(磁極)の磁極数Pが8、スロット11のスロット数Srが12、セグメント14の個数Seが12に設定された8極12スロット12セグメントで構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、
P=4A、Sr=6A、Se=6A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されていればよい。
P=4A、Sr=6A、Se=6A
を満たすように、磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seが設定されていればよい。
1,51 電動モータ
2 ヨーク
3 アーマチュア
4 永久磁石(磁極)
5 回転軸
6 アーマチュアコア
7 アーマチュアコイル(コイル)
9 ティース
11,11a〜11f スロット
12 巻線
13 コンミテータ
14,14a〜14q セグメント
21 ブラシ
30 巻き始め端
33 第一コイル
33a,33b 順巻きコイル
34 第二コイル
34a,34b 逆巻きコイル
40 巻き終わり端
71,81 第一コイル群
72,82 第二コイル群
2 ヨーク
3 アーマチュア
4 永久磁石(磁極)
5 回転軸
6 アーマチュアコア
7 アーマチュアコイル(コイル)
9 ティース
11,11a〜11f スロット
12 巻線
13 コンミテータ
14,14a〜14q セグメント
21 ブラシ
30 巻き始め端
33 第一コイル
33a,33b 順巻きコイル
34 第二コイル
34a,34b 逆巻きコイル
40 巻き終わり端
71,81 第一コイル群
72,82 第二コイル群
Claims (6)
- 複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、
前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、
前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、
Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、
P=4A、Sr=6A、およびSe=12A
を満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、
各ティースに巻装された巻線は、前記回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群を形成している電動モータであって、
各コイル群はそれぞれ前記巻線が順方向に巻回された第一コイルと、前記巻線が逆方向に巻回された第二コイルとを備え、
各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている前記第一コイルをそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている前記第二コイルをそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、
隣接するセグメント間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする電動モータ。 - 複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、
前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、
前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、
Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、
P=4A、Sr=6A、およびSe=12A
を満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、
各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当てた電動モータであって、
3つ置きに存在する3相のティースにそれぞれ前記巻線を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群として前記アーマチュアコアに2つのコイル群を形成し、
各コイル群はそれぞれ前記巻線が順方向に巻回された第一コイルと、前記巻線が逆方向に巻回された第二コイルとを備え、
各相に巻装されている前記第一コイルをそれぞれU相、V相、W相のコイルとし、各相に巻装されている前記第二コイルをそれぞれ−U相、−V相、−W相のコイルとしたとき、
隣接するセグメント間に、U相、−W相、V相、−U相、W相、−V相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする電動モータ。 - 前記磁極が8極、前記スロットが12個、前記セグメントが24枚設けられた8極12スロット24セグメントの電動モータであって、
各コイル群を構成する前記第一コイルと前記第二コイルは、それぞれ同じ相のコイルを2つずつ有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動モータ。 - 複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、
前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、
前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、
Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、
P=4A、Sr=6A、およびSe=6A
を満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、
各ティースに巻装された巻線は、前記回転軸を中心に点対称に配置された2つの3相集中巻きのコイル群を形成している電動モータであって、
各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、各相に巻装されている前記巻線をそれぞれU相、V相、W相のコイルとしたとき、
一方のコイル群に存在するW相コイルの巻き終わり端と他方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端とを接続すると共に、
一方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端と他方のコイル群に存在するW相のコイルの巻き終わり端とを接続し、
隣接するセグメント間に、U相、V相、W相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする電動モータ。 - 複数の磁極を有するヨークに軸支される回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線を巻装するための複数のティースと、
前記ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる複数のスロットを有するアーマチュアコアと、
前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ複数のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
前記複数のセグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備え、
Aを2以上の自然数、前記磁極の磁極数をP、前記スロットのスロット数をSr、前記セグメントの個数をSeとしたとき、
P=4A、Sr=6A、およびSe=6A
を満たすように磁極数P、スロット数Sr、およびセグメント数Seを設定し、
各ティースを周回り方向にU相、V相、W相の順で割り当て、
3つ置きに存在する3相のティースにそれぞれ前記巻線を直列に集中巻き方式にて巻装し、これを1つのコイル群として前記アーマチュアコアに2つのコイル群を形成した電動モータであって、
各相に巻装されている前記巻線をそれぞれU相、V相、W相のコイルとしたとき、
一方のコイル群に存在するU相のコイルの巻き始め端と他方のコイル群に存在するW相のコイルの巻き終わり端とを接続すると共に、
隣接するセグメント間に、U相、V相、W相のコイルをこの順で電気的に接続したことを特徴とする電動モータ。 - 前記磁極が8極、前記スロットが12個、前記セグメントが12枚設けられた8極12スロット12セグメントの電動モータであって、
各コイル群は、それぞれ同じ相のコイルを2つずつ有していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電動モータ。
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