JP2009175594A - 手ぶれ補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機構構成を簡略化し、軽量・コンパクトな光学式手ぶれ補正装置を提供する。
【解決手段】手ぶれ補正のために光軸と直交する方向に移動する手ぶれ補正レンズ1は、係合部3a〜3dによって、手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する同一平面内の複数方向に配置したイオン伝導アクチュエータ4a〜4dとそれぞれ係合し、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dの両端は、それぞれベース部5に手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する平面に対して水平移動自在に支持される。そして、手ぶれ量検出部において手ぶれが検出されると、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dに印加される電圧を制御し、それぞれの湾曲量を変化させることで、手ぶれ補正レンズ1をその光軸と直交する平面内を移動させて手ぶれの補正を行う。
【選択図】図1
【解決手段】手ぶれ補正のために光軸と直交する方向に移動する手ぶれ補正レンズ1は、係合部3a〜3dによって、手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する同一平面内の複数方向に配置したイオン伝導アクチュエータ4a〜4dとそれぞれ係合し、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dの両端は、それぞれベース部5に手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する平面に対して水平移動自在に支持される。そして、手ぶれ量検出部において手ぶれが検出されると、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dに印加される電圧を制御し、それぞれの湾曲量を変化させることで、手ぶれ補正レンズ1をその光軸と直交する平面内を移動させて手ぶれの補正を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、特にデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに採用されている手ぶれ補正装置に関するものである。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに採用されている手ぶれ補正装置には、ボイスコイル、圧電素子を駆動源としたものが多い。
上記方式では、手ぶれ補正レンズが第1のレンズホルダーに保持されており、この第1のレンズホルダーは第1のガイド軸を介して第2のレンズホルダーに支持されている。また、この第2のレンズホルダーは第2のガイド軸を介してベース部に支持されており、手ぶれ補正レンズは第1及び第2のレンズホルダーによって、レンズの光軸と直交するX,Y方向に移動自在に支持されている。また、第1及び第2のレンズホルダーにはそれぞれ駆動するためのボイスコイルが設けられており、それぞれのボイスコイルと対向して第2のレンズホルダー及び固定ベースにはマグネットが設けられている。また、それぞれの駆動部に設けられたセンサーにより位置検出を行い、手ぶれの補正を行うように構成されているのが通常である(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−75335号公報
しかしながら、前記従来の構成では、駆動力を発生させるマグネットや動作ストロークを倍化するための複雑な機構、手ぶれ補正レンズを保持する為のテーブル、それをガイドする支軸等が必要なことから、重量・体積が大きくなるという課題を有していた。これは、小型、軽量化を目指す製品にとって大きなマイナス要素となる。又、構成する各部品に対し高精度を要求される為、高価である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、より軽量・コンパクトな手ぶれ補正装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の手ぶれ補正装置は、光軸と直交する方向に移動する手ぶれ補正レンズと、この手ぶれ補正レンズを保持するレンズ保持手段と、前記手ぶれ補正レンズを駆動させる少なくとも二つ以上の駆動手段とを備えたレンズ駆動機構であって、前記駆動手段のうち一つは、前記手ぶれ補正レンズを光軸と直交する同一平面内の第1の方向に動作するように設置し、前記駆動手段のうち他は、この第一の方向と異なる方向に動作するように設置し、前記手ぶれ補正レンズがその光軸と直交する平面内を自由に移動することを特徴とするものである。
さらに本発明の手ぶれ補正装置において、前記駆動部は、イオン伝導アクチュエータであることを特徴とするものである。
さらに本発明の手ぶれ補正装置において、前記レンズ保持手段は、前記手ぶれ補正レンズを保持するレンズホルダー部と前記駆動手段を係合する係合部から成るレンズ保持テーブルであることを特徴とするものである。
さらに本発明の手ぶれ補正装置において、前記レンズ保持手段は、前記手ぶれ補正レンズと前記駆動手段を係合する係合部を前記手ぶれ補正レンズと一体で構成し、前記駆動手段が直接前記手ぶれ補正レンズを保持することを特徴とするものである。
本発明の手ぶれ補正装置によれば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどに採用されている手ぶれ補正装置を小型化・軽量化することができる。また、これによって、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの本体を小型で軽量にすることができる。
以下に、本発明の手ぶれ補正装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における手ぶれ補正装置の概略図を示す。
図1は、本発明の第1の実施の形態における手ぶれ補正装置の概略図を示す。
図1において、手ぶれ補正のために光軸と直交する方向に移動する手ぶれ補正レンズ1はレンズホルダー2に保持され、レンズホルダー2に設けられた係合部3a〜3dでイオン伝導アクチュエータ4a〜4dとそれぞれ係合する。イオン伝導アクチュエータ4a〜4dは手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する同一平面内の4方向に配置し、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dの両端はそれぞれベース部5に手ぶれ補正レンズ1の光軸と直交する平面に対して水平移動自在に支持される。
図2は補正レンズがセンター位置にある状態を示した概略図で、図3はセンター位置から移動した状態の一例を示した概略図である。
図2において、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dは、高分子層に電圧を印加しイオン伝導アクチュエータを湾曲させることで、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dのそれぞれの方向から手ぶれ補正レンズ1を押さえつけて、手ぶれ補正レンズ1がベース部5のセンター位置で静止するよう支持している。手ぶれ補正レンズ1の駆動制御には、手ぶれ補正レンズ位置検出手段16により手ぶれ補正レンズ1の位置を検出し変位量を制御することで、精密な位置制御が可能である。
そして、ジャイロセンサーなどの手ぶれ量検出部11において手ぶれが検出された場合には、図3に示すように、それぞれのイオン伝導アクチュエータ4a〜4dに印加される電圧を制御し、イオン伝導アクチュエータ4a〜4dのそれぞれの湾曲量を変化させることで、手ぶれ補正レンズ1をその光軸と直交する平面内を移動させて手ぶれの補正を行うように構成されている。
以上のように、実施の形態1においては、手ぶれ補正レンズ1の駆動手段を同一平面上の4方向に配置されたイオン伝導アクチュエータ4a〜4dとすることにより、手ぶれ補正レンズ駆動機構の構造が単純となり、手ぶれ補正装置を小型化・軽量化することができる。
また、図5に示すように、手ぶれ補正レンズ102とイオン伝導アクチュエータ4a〜4dを係合する係合部302a〜302dを手ぶれ補正レンズ102と一体で構成することにより、イオン伝導アクチュエータが直接補正レンズを保持することができ、さらに手ぶれ補正装置を小型化・軽量化することもできる。
また、図6に示すように、実施の形態1のイオン伝導アクチュエータ403a〜403cの配置数を3個配置することにより、部品数が少なくなり、よりコンパクトにすることができる。
本発明にかかる手ぶれ補正装置は、小型・軽量なレンズ駆動機構を有し、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの手ぶれ補正装置等として有用である。
1 手ぶれ補正レンズ
2 レンズホルダー
3a 係合部
3d 係合部
4a イオン伝導アクチュエータ
4b イオン伝導アクチュエータ
4c イオン伝導アクチュエータ
4d イオン伝導アクチュエータ
5 ベース部
6a 導線部
6b 導線部
6c 導線部
6d 導線部
7 コントロール部
11 手ぶれ量検出部
15 手ぶれ補正レンズ駆動制御手段
16 手ぶれ補正レンズ位置検出手段
102 係合部を一体成形した手ぶれ補正レンズ
302a 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302b 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302c 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302d 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
2 レンズホルダー
3a 係合部
3d 係合部
4a イオン伝導アクチュエータ
4b イオン伝導アクチュエータ
4c イオン伝導アクチュエータ
4d イオン伝導アクチュエータ
5 ベース部
6a 導線部
6b 導線部
6c 導線部
6d 導線部
7 コントロール部
11 手ぶれ量検出部
15 手ぶれ補正レンズ駆動制御手段
16 手ぶれ補正レンズ位置検出手段
102 係合部を一体成形した手ぶれ補正レンズ
302a 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302b 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302c 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
302d 手ぶれ補正レンズと一体成形された係合部
Claims (4)
- 光軸と直交する方向に移動する手ぶれ補正レンズと、
この手ぶれ補正レンズを保持するレンズ保持手段と、
前記手ぶれ補正レンズを駆動させる少なくとも二つ以上の駆動手段とを備えたレンズ駆動機構であって、
前記駆動手段のうち一つは、前記手ぶれ補正レンズを光軸と直交する同一平面内の第1の方向に動作するように設置し、
前記駆動手段のうち他は、この第一の方向と異なる方向に動作するように設置し、
前記手ぶれ補正レンズがその光軸と直交する平面内を自由に移動することを特徴とする手ぶれ補正装置。 - 前記駆動部は、イオン伝導アクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の手ぶれ補正装置。
- 前記レンズ保持手段は、前記手ぶれ補正レンズを保持するレンズホルダー部と前記駆動手段を係合する係合部から成るレンズ保持テーブルである請求項1に記載の手ぶれ補正装置。
- 前記レンズ保持手段は、前記手ぶれ補正レンズと前記駆動手段を係合する係合部を前記手ぶれ補正レンズと一体で構成し、前記駆動手段が直接前記手ぶれ補正レンズを保持することを特徴とする請求項1に記載の手ぶれ補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016134A JP2009175594A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 手ぶれ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016134A JP2009175594A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 手ぶれ補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009175594A true JP2009175594A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41030720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008016134A Pending JP2009175594A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 手ぶれ補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009175594A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022000554A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 镜头驱动装置和电子设备 |
WO2022000546A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 镜头驱动装置和电子设备 |
WO2022000551A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 镜头驱动装置和电子设备 |
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2008
- 2008-01-28 JP JP2008016134A patent/JP2009175594A/ja active Pending
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WO2022000546A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 镜头驱动装置和电子设备 |
WO2022000551A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 诚瑞光学(常州)股份有限公司 | 镜头驱动装置和电子设备 |
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