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JP2009175295A - 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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JP2009175295A JP2008012196A JP2008012196A JP2009175295A JP 2009175295 A JP2009175295 A JP 2009175295A JP 2008012196 A JP2008012196 A JP 2008012196A JP 2008012196 A JP2008012196 A JP 2008012196A JP 2009175295 A JP2009175295 A JP 2009175295A
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Abstract

【課題】大型化を招くことなく冷却効果を高めて高精度な光走査を行うことができる光走査装置を提供すること。
【解決手段】ポリゴンミラー28及びこれを回転駆動するポリゴンモータ29をフレーム25の中央に配置して成るレーザースキャナユニット(光走査装置)13において、前記フレーム25の中央下部に下方が開口する凹部25aを形成し、該凹部25aに前記ポリゴンモータ29を配置するとともに、該ポリゴンモータ29を放熱部材30を介して前記フレーム25に取り付ける。又、前記凹部25aを略同一断面形状で横断するようフレーム25に貫設する。更に、フレーム25の凹部25aの横にファンモータを配置し、該ファンモータによってフレーム25の凹部25a(風路31)に冷却風を流す。
【選択図】図4

Description

本発明は、感光体に静電潜像書き込み用の光を照射して該感光体上に静電潜像を形成するための光走査装置とこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、帯電手段によって一様に帯電された感光体に光走査装置から静電潜像書き込み用の光を照射して該感光体上に静電潜像を形成し、各静電潜像を現像装置によってトナーを用いて現像してトナー像として顕像化することが行われる。
ここで、前記光走査装置は、感光体に対して静電潜像書き込み用の光を出射する走査光学系を備えているが、この走査光学系には、光源からの光ビームを所定のスポットに形成するレンズ、感光体に対して光走査するポリゴンミラーとこれを回転駆動するポリゴンモータ等によって構成されている。
斯かる光走査装置においては、ポリゴンモータやハウジング内の発熱源に発生する熱によって樹脂製のハウジングやレンズが熱変形したり、光学素子の位置ずれが発生し、これらに起因して感光体上でのビームスポット位置が変化し、ドット位置ずれが生じたり、特にカラー画像形成装置においては色ずれ等の画像不良が発生する。
そこで、特許文献1には、光走査装置のハウジング内の不図示のポリゴンモータの設置位置中央を中心とする対称位置に複数の空気流通用のダクトを上下方向に貫設し、図7及び図8に示すように、ハウジング125の下部中央にファンモータ132を取り付け、このファンモータ132によって冷却風をハウジング125内のダクトに流してハウジング125内を冷却する冷却構造が提案されている。
又、特許文献2,3には、光走査装置の冷却構造が提案されている。
特開2004−2460006号公報 特開平11−245442号公報 特開2000−330061号公報
ところが、特許文献1に記載された冷却構造では、ファンモータ132をハウジング125の下部に取り付けるために光走査装置の全高が高くなり、装置が大型化する他、外部の冷えた空気をハウジング125内に取り込むことができず、ファンモータ132の冷却効果を十分発揮することができないという問題がある。この構成において外部から冷えた空気を取り込もうとすると、新たにダクトスペースが必要になり、装置が大型化するとともに、装置のレイアウト上の制約が大きくなって設計の自由度が制限される。
又、特許文献1に記載された冷却構造では、ハウジング125に上下方向に貫設された不図示のダクトに冷却風を下方から上方に向かって流すため、ドラムユニットや現像ユニット側にも風の流れができてしまい、トナー飛散等の問題が発生し易くなるという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、大型化を招くことなく冷却効果を高めて高精度な光走査を行うことができる光走査装置と高質画像を安定的に得ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ポリゴンミラー及びこれを回転駆動するポリゴンモータをフレームの中央に配置して成る光走査装置において、前記フレームの中央下部に下方が開口する凹部を形成し、該凹部に前記ポリゴンモータを配置するとともに、該ポリゴンモータを放熱部材を介して前記フレームに取り付けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記凹部を略同一断面形状で横断するようフレームに貫設したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、略同一断面形状で横断するようフレームに貫設した前記凹部の開口部を前記放熱部材で覆ったことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記フレームの凹部に冷却風を流すことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記フレームの凹部の横にファンモータを配置したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記フレームの凹部を上下方向において像担持体及び現像装置とは逆側に開口させたことを特徴とする。
請求項7記載の画像形成装置は、請求項1〜6の何れかに記載の光走査装置を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、フレームの中央下部に下方が開口する凹部を形成し、該凹部にポリゴンモータを配置するとともに、該ポリゴンモータを放熱部材を介してフレームに取り付けたため、発熱源であるポリゴンモータがフレームと熱的に遮断されるとともに、ポリゴンモータからの熱は放熱部材によって放熱されるため、樹脂製のフレームやレンズの熱変形や光学素子の位置ずれが発生することがなく、高精度な光走査が可能になる。
請求項2〜4記載の発明によれば、凹部を略同一断面形状で横断するようフレームに貫設し、その横断する凹部の開口部を放熱部材で覆い、この凹部に外部の冷えた冷却風を流すようにしたため、凹部に配されたポリゴンモータが冷却風によって効果的に冷却され、フレームやレンズの熱変形や光学素子の位置ずれが一層効果的に防がれて高精度な光走査が可能になる。
請求項5記載の発明によれば、フレームの凹部の横にファンモータを配置したため、光走査装置の高さがファンモータによって高くなることがなく、装置の大型化を招くことなくファンモータによってフレームの凹部に冷却風を流して発熱源であるポリゴンモータを効果的に冷却することができる。
請求項6記載の発明によれば、冷却風が流れるフレームの凹部を上下方向において像担持体及び現像装置とは逆側に開口させたため、像担持体及び現像装置に向かって冷却風が流れることがなく、像担持体や現像装置でのトナーの飛散が防がれる。
請求項7記載の発明によれば、光走査装置によって高精度な光走査が可能となるため、高質画像を安定的に得ることができる。特に、カラー画像形成装置においては、画像の色ずれが発生することがなく、高品質のカラー画像を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの断面図であり、図示のカラーレーザープリンタはタンデム型であって、その本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電ローラ3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、可変速の不図示のステッピングモータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電ローラ3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8とテンションローラ9との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8は、二次転写部において中間転写ベルト7を介して二次転写ローラ10に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9の近傍にはベルトクリーニング装置11が設けられている。
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方にはレーザースキャナユニット(LSU)13が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14の近傍には、給紙カセット14から用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ15と、取り出された用紙を搬送パスLへと送り出すフィードローラ16とリタードローラ17が設けられている。
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の搬送ローラ対20が適当な間隔で設けられている。
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21まで延びており、その途中には定着装置22と排紙ローラ対23,24が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作を図1に基づいて説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図1の矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電ローラ3a〜3dによって一様に帯電される。又、レーザースキャナユニット13は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図1の矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14からピックアップローラ15とフィードローラ16及びリタードローラ17によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23,24によって排紙トレイ21上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11によって除去され、中間転写ベルト7は次の画像形成に備えられる。
[光走査装置]
次に、本発明に係る光走査装置としてのレーザースキャナユニット13の構成の詳細を図2〜図6に基づいて説明する。
図2は本発明に係るレーザースキャナユニットを斜め上方から見た斜視図、図3は同光走査装置を斜め下方から見た斜視図、図4及び図5は図2のA−A線断面図、図6は放熱部材上に取り付けられたポリゴンモータの斜視図である。尚、図4はポリゴンモータを取り外した状態を示し、図5はポリゴンモータを取り付けた状態を示す。
本実施の形態に係るレーザースキャナユニット(LSU)13は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を図1に示すカラーレーザープリンタの各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成するものであって、その矩形ボックス状のフレーム25内には、各感光ドラム2a〜2dに対して静電潜像書き込み用のレーザー光を出射する4つの走査光学系(不図示)が長手方向(図4及び図5の左右方向)にタンデムに並設されて収容されている。
又、図2に示すように、フレーム25の上面を覆うカバー26には、4つの前記走査光学系からそれぞれ出射されるレーザー光が通過するための矩形の細長い4つの出射口(不図示)が形成されており、これらの出射口は光を透過する透明な細長いカバーガラス27によって覆われている。ここで、各出射口とこれを覆うカバーガラス27は、レーザー光の各感光ドラム2a〜2dに対する主走査方向(図4及び図5の左右方向)に長い矩形を成しており、各カバーガラス27の表面は不図示の自動清掃機構によって自動的に清掃される。
ところで、図4に示すように、フレーム25の長手方向(レーザー光の主走査方向)中央下部には、下方が開口する凹部25aが形成されている。ここで、図1に示すように、レーザースキャナユニット13は感光ドラム2a〜2dと現像装置4a〜4dの下方に配置されており、従って、このレーザースキャナユニット13のフレーム25に形成された凹部25aは、上下方向において感光ドラム2a〜2d及び現像装置4a〜4dとは逆側(つまり、下方)に開口している。この凹部25aは、略同一断面形状でフレーム25を横断するよう短手方向(図4の紙面垂直方向)に貫設されており、図5に示すように、この凹部25aにポリゴンミラー28とこれを回転駆動するポリゴンモータ29が配置されている。
ここで、上記ポリゴンモータ29は、図6に示すように、熱伝導率の高い金属プレート等によって構成された放熱部材30上に設置されており、この放熱部材30を介してフレーム25に取り付けられている(図3及び図5参照)。即ち、ポリゴンモータ29が設置された放熱部材30をフレーム25の下部に前記凹部25aを下方から覆うように取り付けることによって、ポリゴンモータ29が放熱部材30を介してフレーム25の下部に取り付けられている。
上述のようにフレーム25の長手方向中央下部に形成された凹部25aの下面開口部が放熱部材30によって覆われることによって、凹部25a内には矩形ダクト状の風路31が形成され(図5参照)、この風路31にポリゴンミラー28とポリゴンモータ29が配置されている。
而して、本実施の形態に係るレーザースキャナユニット13においては、図2に示すように、フレーム25の凹部25aの横にファンモータ32が配置されており、このファンモータ32によって誘起される冷却風は、フレーム25の凹部25aとこれを覆う放熱部材30によって形成された風路31を図2の矢印方向に流れる。
以上のように構成されたレーザースキャナユニット13によれば、フレーム25の中央下部に下方が開口する凹部25aを形成し、該凹部25aにポリゴンモータ29を配置するとともに、該ポリゴンモータ29を放熱部材30を介してフレーム25に取り付けたため、発熱源であるポリゴンモータ29がフレーム25と熱的に遮断されるとともに、ポリゴンモータ29からの熱は放熱部材30によって放熱されるため、樹脂製のフレーム25やレンズの熱変形や光学素子の位置ずれが発生することがなく、高精度な光走査が可能になる。
又、本実施の形態では、フレーム25に形成された凹部25aを略同一断面形状で横断するよう貫設し、この凹部25aと放熱部材30によって形成された風路31にファンモータ32によって外部の冷えた冷却風を流すようにしたため、凹部25aに配されたポリゴンモータ29が冷却風によって効果的に冷却され、フレーム25やレンズの熱変形や光学素子の位置ずれが一層効果的に防がれて高精度な光走査が可能になる。
そして、本実施の形態では、フレーム25の凹部25aの横にファンモータ32を配置したため、レーザースキャナユニット13の高さがファンモータ32によって高くなることがなく、装置の大型化を招くことなくファンモータ32によって風路31に冷却風を流して発熱源であるポリゴンモータ29を効果的に冷却することができる。
更に、本実施の形態では、冷却風が流れるフレーム25の凹部25aを上下方向において感光ドラム2a〜2d及び現像装置4a〜4dとは逆側(下方)に開口させたため、感光ドラム2a〜2d及び現像装置4a〜4dに向かって冷却風が流れることがなく、感光ドラム2a〜2dや現像装置4a〜4dでのトナーの飛散が防がれる。
以上のように、本実施の形態に係るレーザースキャナユニット13によれば高精度な光走査が可能となるため、高質画像を安定的に得ることができ、特に本実施の形態に係るカラーレーザープリンタにおいては、画像の色ずれが発生することがなく、高品質のフルカラー画像を得ることができる。
尚、以上は複数の走査光学系を並設して成るレーザースキャナユニットとこれを備えたカラー画像形成装置に適用した形態について説明したが、本発明は、単一の走査光学系を有する光走査装置及びこれを備えたモノクロ画像形成装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係るカラーレーザープリンタの断面図である。 本発明に係るレーザースキャナユニットを斜め下方から見た斜視図である。 本発明に係るレーザースキャナユニットを斜め上方から見た斜視図である。 図1のA−A線断面図(ポリゴンモータを取り外した状態)である。 図1のA−A線断面図(ポリゴンモータを取り付けた状態)である。 放熱部材上に取り付けられたポリゴンモータの斜視図である。 従来の光走査装置を斜め下方から見た斜視図である。 従来の光走査装置の側面図である。
符号の説明
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
2a〜2d 感光ドラム(像担持体)
3a〜3d 帯電ローラ
4a〜4d 現像装置
5a〜5d 転写ローラ
6a〜6d クリーニング装置
7 中間転写ベルト
8 二次転写対向ローラ
9 テンションローラ
10 二次転写ローラ
11 ベルトクリーニング装置
12a〜12d トナーコンテナ
13 レーザースキャナユニット(光走査装置)
14 給紙カセット
15 ピックアップローラ
16 フィートローラ
17 リタードローラ
18 搬送ローラ対
19 レジストローラ対
20 搬送ローラ対
21 排紙トレイ
22 定着装置
23,24 搬送ローラ対
25 フレーム
25a フレームの凹部
26 カバー
27 カバーガラス
28 ポリゴンミラー
29 ポリゴンモータ
30 放熱部材
31 風路
32 ファンモータ

Claims (7)

  1. ポリゴンミラー及びこれを回転駆動するポリゴンモータをフレームの中央に配置して成る光走査装置において、
    前記フレームの中央下部に下方が開口する凹部を形成し、該凹部に前記ポリゴンモータを配置するとともに、該ポリゴンモータを放熱部材を介して前記フレームに取り付けたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記凹部を略同一断面形状で横断するようフレームに貫設したことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 略同一断面形状で横断するようフレームに貫設した前記凹部の開口部を前記放熱部材で覆ったことを特徴とする請求項2記載の光走査装置。
  4. 前記フレームの凹部に冷却風を流すことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光走査装置。
  5. 前記フレームの凹部の横にファンモータを配置したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光走査装置。
  6. 前記フレームの凹部を上下方向において像担持体及び現像装置とは逆側に開口させたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の光走査装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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