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JP2009168832A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スペーサ粒子を所望の箇所に配置する。
【解決手段】液晶表示装置は、平行に重ねられるTFT基板10及びCF基板20と、両基板10,20を所定の間隔に保持するスペーサ粒子31と、両基板10,20同士の間に封入された液晶32とを備えている。TFT基板10におけるCF基板20との対向面には、スペーサ粒子31を配置すべき配置領域17を全周に亘って包囲する突部18が形成されているので、インクに含有させた状態で配置領域17内に塗着されたスペーサ粒子31は、配置領域17の外へ移動することがなく、スペーサ粒子31は、確実に配置領域17内に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置及びその製造方法に関し、特にスペーサ粒子によって透明基板同士の間隔を保持する液晶表示装置及びその製造方法に関するものである。
液晶表示装置は、TFT(Thin Film Transistor)が形成されたガラス製の透明基板と、RGB画素が分布されてカラーフィルターを構成するガラス製の透明基板との間に液晶を挟持してなるものである。このような液晶パネルにおいて、液晶層の厚みいわゆるセルギャップは、液晶パネルの表示むら等を防ぐためにもその値が均一であることが要求される。そして、このセルギャップを均一にする手段として、例えば特許文献1に記載のもののように、球状のスペーサ粒子を透明基板の間に配してその間隔を透明基板の全面に亘って均一に保持する構成のものが製造されている。
特開2005−10412公報
しかしながら、このような球状のスペーサ粒子が、液晶表示装置の表示領域に混入してしまうと、表示領域の液晶分子の配列が乱れて表示品質に支障をきたす怖れがある。このため、できる限り画像表示に関与しない遮光領域内におさまるように配設することが望まれるが、球状のスペーサ粒子を遮光領域等の所望の箇所に配設することは困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、スペーサ粒子を所望の箇所に配置した液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、平行に重ねられる一対の透明基板と、前記一対の透明基板を所定の間隔に保持するスペーサ粒子と、前記一対の透明基板同士の間に封入された液晶とを備えた液晶表示装置であって、前記一対の透明基板のうち少なくとも一方の透明基板における相手側の透明基板との対向面には、前記スペーサ粒子を配置すべき配置領域を概ね全周に亘って包囲する突部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記突部が概ね方形の枠状をなしているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記突部が、前記配置領域を全周に亘って連続して包囲する枠状をなしているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記配置領域と前記突部が、駆動素子に接続される帯状の電極線上に設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記突部が、前記電極線の長さ方向と平行な一対のリブと、前記電極線の幅方向と平行な一対のリブとによって構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のものにおいて、前記電極線がゲート電極線であり、前記突部が、前記ゲート電極線に対してその表面側に重なるように交差するソース電極線と同種材料によって構成されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項3に記載のものにおいて、一方の前記透明基板には、格子状の黒色遮光膜によって区画された複数の画素を配設した形態のカラーフィルターが形成され、前記配置領域と前記突部が、前記黒色遮光膜上に設けられているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記画素の表面には、前記画素の表面に積層される配向膜を部分的に嵩上げして前記透明基板に対して傾いた斜面を形成する隆起部が形成されており、前記突部が、前記隆起部と同種材料のリブによって構成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載のものにおいて、前記突部の断面形状が、前記突部の表面をアーチ状に湾曲させることで前記配置領域に向かって下り勾配となったテーパ面を有する形状をなしているところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記一対の透明基板のうち一方の透明基板上には、格子状の黒色遮光膜によって区画された複数の画素を配設した形態のカラーフィルターが形成され、前記配置領域と前記突出部が、他方の前記透明基板に前記画素を横切るように配置された電極線上に設けられているところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記一対の透明基板のうちの一方の透明基板上には、補助容量に接続される補助容量電極線が形成され、前記配置領域と前記突部が前記補助容量電極線上に設けられているところに特徴を有する。
請求項12の発明は、一対の透明基板のうち少なくとも一方の透明基板における相手側の透明基板との対向面に、スペーサ粒子を配置すべき配置領域を概ね全周に亘って包囲する突部を設け、前記一方の透明基板におれる前記突部で包囲された前記配置領域内に、インクとともに前記スペーサ粒子を塗布し、前記インクを蒸発させて、前記スペーサ粒子を前記配置領域に固着させ、前記一対の透明基板を、前記スペーサ粒子を挟むことにより所定の間隔を空けて重ね合わせ、前記重ね合わせた一対の透明基板の隙間に液晶を滴下または封入するところに特徴を有する。
<請求項1、請求項2及び請求項12の発明>
本発明によれば、スペーサ粒子を配置すべき配置領域を、その概ね全周に亘って突部で包囲しているので、配置領域内のスペーサ粒子が配置領域の外へ移動することが防止される。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、突部が配置領域を全周に亘って連続して包囲しているので、配置領域内のスペーサ粒子が配置領域外へ外れる虞がない。
<請求項4及び請求項5の発明>
本発明によれば、駆動素子に接続された電極線を利用してスペーサ粒子を配置することができる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、突部を構成するリブを、ソース電極線と同じ工程で形成することができる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、複数の画素を区画する黒色遮光膜を利用してスペーサ粒子を配置することができる。
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、突部を構成するリブを、隆起部と同じ工程で形成することができる。
<請求項9の発明>
請求項9の発明によれば、インクに含有させた状態でスペーサ粒子を塗着させたときに、一部のスペーサ粒子が突部の表面に載っても、そのスペーサ粒子は、突部の表面のアーチによって形成されるテーパ面により配置領域内に誘い込まれる。
<請求項10の発明>
請求項10の発明によれば、画素を横切るように配置された電極線を利用してスペーサ粒子を配置することができる。
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、補助容量に接続される補助容量電極線を利用してスペーサ粒子を配置することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1及び図2を参照して説明する。本実施形態1の液晶表示装置は、一対のガラス製の透明基板、即ちTFT基板10とCF基板20を平行に重ね合わせ、両基板10,20の間にスペーサ粒子31を介在させることによって両基板10,20の間隔(セルギャップ)を全面に亘って一定に保つようにするとともに、両基板10,20の隙間に液晶32を滴下又は封入により充填した構造になる。
TFT基板10におけるCF基板20との対向面には、図1に示すように、複数のソース電極線11が一定間隔で縦方向に配索されているとともに、複数のゲート電極線12(本発明の構成要件である電極線)が一定間隔で横方向に配索されており、このソース電極線11とゲート電極線12とによって構成された多数(図1には1箇所のみ記載)の方形の格子枠の中には、夫々、ITO(Indium Tin Oxide)からなる透明な薄板状をなす略方形の表示電極13が配置されている。また、各格子枠の角隅部には、夫々、ソース電極線11とゲート電極線12とに接続されたTFT(Thin Film Transistor)からなる駆動素子14が設けられている。ゲート電極線12はこの駆動素子14に接続されている。尚、図2に示すように、TFT基板10の表面(CF基板20との対向面)とゲート電極線12の表面には絶縁膜15が形成されており、表示電極13はこの絶縁膜15の表面に形成されている。さらに、表示電極13の表面には配向膜16が形成されている。
一方、CF基板20におけるTFT基板10との対向面には、赤(R),緑(G),青(B)の三原色の多数の画素22を縦横に整列して配設してなるカラーフィルター21が設けられていると共に、隣接する画素22同士の間及び画素22の配設領域の周囲(CF基板20の外周縁)に光の漏れを防止するために枠状に配置された黒色遮光膜23(ブラック・マトリックス)が形成されている。この黒色遮光膜23は画素22を区画している。また、カラーフィルター21と黒色遮光膜23の表面(TFT基板10との対向面)にはITO(Indium Tin Oxide)からなる透明な薄板状をなす共通電極24が形成され、共通電極24の表面には配向膜25が形成されている。
CF基板20のうち黒色遮光膜23が形成されている格子状の領域は、TFT基板10におけるソース電極線11とゲート電極線12の格子状の配線領域と対応しており、この黒色遮光膜23による格子状の領域は、液晶表示装置の画像表示に関与しない遮光領域30となっている。ソース電極線11とゲート電極線12は、いずれも、遮光領域30内に配置されている。TFT基板10におけるCF基板との対向面(表面)には、スペーサ粒子31を配置するための配置領域17が設けられている。この配置領域17は、帯状に延びるゲート電極線12上に位置しており、配置領域17の平面形状は、4辺のうちの2辺がゲート電極線12の長さ方向と平行な正方形をなしている。
また、TFT基板の表面には、配置領域17をその外周縁に沿い、且つ全周に亘って連続して包囲する形態の突部18が形成されている。突部の平面形状は、配置領域と同じく正方形をなす。突部18の4辺のうちゲート電極線12と平行な2辺は、ゲート電極線12の両側縁に沿うように配置されている。突部18は、絶縁膜15の表面に形成した平面形状が正方形をなすリブ19(即ち、ゲート電極線12の長さ方向と平行な一対のリブ19と、ゲート電極線12の幅方向と平行な(長さ方向と直角な)一対のリブ19)を備えて構成されている。リブ19の長さ方向と直角な横断面形状は、台形をなしている。本実施形態では、配置領域17がゲート電極線12上に配置されているとともに、ソース電極線11がゲート電極線12に対してその表面(絶縁膜15の表面)に重なるように交差することに着目し、リブ19をソース電極線11と同種の材料によって形成している。つまり、リブ19は、ソース電極線11を形成する工程においてフォトリソグラフィ法によりソース電極線11と同時に形成される。尚、リブ19の外面(表面及び側面)は、配向膜16によって覆われている。
このように突部18によって囲まれた配置領域17には複数のスペーサ粒子31が配置される。つまり、本実施形態では、駆動素子14に接続されたゲート電極線12を利用してスペーサ粒子31を配置している。このスペーサ粒子31は、合成樹脂製の球体であり、その表面は粘着材(図示せず)でコーティングされている。
尚、ゲート電極線12の幅寸法は25〜60μmであり、ゲート電極線12の幅寸法が25μmである場合、配置領域17の1辺の長さは約20μmに設定することができる。また、スペーサ粒子31の直径が約3μmであり、突部18の突出寸法(配置領域17におけるスペーサ粒子31が載置される面からの高さ寸法)は、約0.2μmである。また、突部18の横断面形状は、リブ19と同じく上方へ向かって幅寸法が小さくなる台形をなすが、突部18の上辺の幅寸法(配向膜16を含む寸法)は約4.0μmである。
液晶表示装置を製造する工程において、スペーサ粒子31は、インク(図示せず)内に含有された状態でインクジェット装置(図示せず)から吐出されることによって配置領域17の表面に塗着される。このとき、インクの1つの液滴には複数のスペーサ粒子31が含まれるので、1つの配置領域17内には複数のスペーサ粒子31が塗着される。
塗着されたインクは、表面張力によって単一の液滴の状態を保ったまま次第に蒸発して乾燥が進むので、インクの液滴の径は次第に小さくなる。インクの液滴径が縮小するのに伴い、インク内に含有されている複数のスペーサ粒子31が、配置領域の載置面上を移動しつつ互いに接近する。このとき、配置領域17は全周に亘って突部18により柵のように包囲されているので、配置領域17内のスペーサ粒子31が配置領域17の外部へ移動することはない。そして、インクが完全に蒸発すると、スペーサ粒子31は、その表面の粘着剤によって配置領域の載置面に固定される。
尚、配置領域17に向けて塗着されたインクの液滴の一部が突部18にかかり、スペーサ粒子31が突部18の上面に載り上がっても、載り上がったスペーサ粒子31は、インクの液滴の縮小に伴い、配置領域17内に位置するスペーサ粒子31(即ち、突部18に引っ掛かって配置領域17外への移動を規制されているスペーサ粒子31)に引き寄せられるので、最終的には配置領域17内に配置されることになる。
このようにしてTFT基板10の表面にスペーサ粒子31が配置(固着)された後は、スペーサ粒子31を挟むようにしてTFT基板10とCF基板20とを重ね合わせ(貼り合わせ)る。すると、両基板10,20の隙間(セルギャップ)は、複数の配置領域17に固定されているスペーサ粒子31により両基板10,20の全領域に亘って一定に保たれ、ひいては、両基板10,20が高い精度で平行に保たれる。この後は、液晶滴下装置(図示せず)等を用いて、両基板10,20の隙間に液晶32を滴下または封入する等の工程が行われることにより、液晶表示装置の製造が進められる。
上述のように本実施形態においては、スペーサ粒子31を配置すべき配置領域17を、その全周に亘って突部18で包囲しているので、配置領域17内に塗着されたスペーサ粒子31が配置領域17の外へ移動することが防止され、スペーサ粒子31の位置決め精度が高くなる。
また、突部18が配置領域17を全周に亘って連続して包囲しているので、スペーサ粒子31の配置領域17外への移動を確実に防止することができる。
また、本実施形態では、突部18を構成するリブ19を、ソース電極線11と同じ工程で形成することができるようになっている。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図3ないし図5を参照して説明する。
本実施形態2は、スペーサ粒子31を、TFT基板10に代えてCF基板20のみに配置したものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
尚、図4においては、CF基板20の上側の面がTFT基板10との対向面となっている。本実施形態2では、配置領域40が、遮光領域30内のうち黒色遮光膜23と対応する領域(詳しくは、ソース電極線11と対応する領域)に確保されており、平面形状は長方形をなしている。配置領域40の表面は配向膜25によって覆われており、スペーサ粒子31は配向膜25の表面に固着される。つまり、スペーサ粒子31は、複数の画素22を区画する黒色遮光膜23を利用して配置されている。
配置領域40は、そのほぼ全周に亘って突部41によって包囲されている。突部41は、配置領域41の4辺に沿った4本のリブ42a,42bによって略長方形に構成されている。リブ42a,42bは、互いに非接触となっており、突部41によって形成される長方形は、その四隅において途切れた形態となっている。この途切れた部分におけるリブ42a,42b間の間隔は、スペーサ粒子31の直径に比べて十分に小さい。リブ42aは、黒色遮光膜23の長さ方向と平行をなし、リブ42bは、黒色遮光膜23の長さ方向と直角をなす。これらのリブ42a,42bの表面は配向膜25で覆われている。
また、リブ42a,42bは、共通電極24の表面(TFT基板10との対向面)に形成されているのであるが、この共通電極24の表面における画素23との対応領域(遮光領域30の外部)には、ソース電極線11をその長さ方向と直角に交差するとともに画素22を横切るように延びる細長い隆起部43が形成されている。この隆起部43は、図5に示すように、横断面形状が弓形をなし、表面がアーチ状に湾曲した形状をなしている。この隆起部43は、画素23の表面(正確には、共通電極24の表面)に重なるように形成される配向膜25を部分的に嵩上げして、その嵩上げによりCF基板20に対して傾いた斜面44を形成するために形成されている。配向膜25上に配置されている液晶分子32a,32bのうち、隆起部43と非対応の領域に配置されている液晶分子32aと、斜面44上に配置されている液晶分子32bとでは、配列の向きが異なるようになっている。
本実施形態では、リブ42a,42bを、隆起部43と同種の合成樹脂材料によって形成している。つまり、リブ42a,42bは、隆起部43を形成する工程においてフォトリソグラフィ法により隆起部43と同時に形成される。そして、黒色遮光膜23の長さ方向と直角なリブ42bは、隆起部43のうち黒色遮光膜23を横切る領域を兼ねている。つまり、リブ42bは隆起部43の一部を構成している。また、リブ42a,42bの外面(表面及び側面)は、配向膜25によって覆われている。また、リブ42bの横断面形状は、隆起部43と同じ形状であるが、リブ42aの横断面形状も、リブ42b及び隆起部43と同じ形状をなしている。これにより、突部41の各辺の横断面形状は、突部41の表面がアーチ状に湾曲して配置領域40に向かって下り勾配となるテーパ面45を有する形状をなす。また、突部41の突出寸法(配置領域40におけるスペーサ粒子31が載置される面からの高さ寸法)は、約1.0μmであり、突部41の幅寸法(配向膜16を含む寸法)は約10.0μmである。
本実施形態2においては、突部41を、隆起部43と同種材料のリブ42a,42bによって構成しているので、リブ42a,42bを、隆起部43と同じ工程で形成することができる。
また、インクに含有させた状態でスペーサ粒子31をCF基板20に塗着させたときに、一部のスペーサ粒子31が、図5に想像線で示すように突部41の表面(リブ42aの上)に載ってしまうことが懸念される。しかし、本実施形態では、突部41の断面形状が、突部41の表面をアーチ状に湾曲させることで配置領域40に向かって下り勾配となるテーパ面45を有する形状をなしているので、突部41に載り上がったスペーサ粒子31は、テーパ面45によって配置領域40内に誘い込まれ、突部41に載り上がったままになる虞がない。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図6を参照して説明する。本実施形態3は、配置領域50を上記実施形態1とは異なる位置に設けたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上述したようにCF基板20には、格子状の黒色遮光膜23(ブラック・マトリックス)によって複数の画素22を区画することによりカラーフィルター21が構成されているが、TFT基板10には、補助容量(蓄積容量又は付加容量)に接続される補助容量電極線51が画素22を横切るような配置で設けられており、この補助容量電極線51と対応する領域も、遮光領域30となっている。そして、この遮光領域30内における補助容量電極線51の表面側(CF基板20と対向する面側)には、配置領域50と、この配置領域50を全周に亘って連続して包囲する平面形状が平方形の突部52とが設けられている。つまり、スペーサ粒子31は、画素22を横切るように配置された補助容量電極線51を利用して配置されている。
尚、本実施形態3では、画素22を横切るように配置した補助容量電極線51を利用して配置領域50を設けたが、これに替えて、画素22を横切らない形態の補助容量電極線を利用して配置領域を構成してもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では突部が配置領域を全周に亘って連続して包囲する枠状をなすが、これに替えて、突部が、配置領域の外周縁に沿って概ね包囲する形態でありながらも、部分的に途切れた不連続の形態であってもよい。
(2)上記実施形態1では突部を正方形の枠状としたが、突部は、長方形、台形、平行四辺形、円形、長円形、楕円形等の形状としてもよい。
(3)上記実施形態1では突部が、ゲート電極線の長さ方向と平行な一対のリブと、電極線の幅方向と平行な一対のリブとによって構成されているが、これに替えて、電極線の長さ方向に対して斜めに延びるリブによって突部が構成されていてもよい。
(4)上記実施形態1,3では突部をソース電極線と同種材料のリブによって構成したが、ソース電極線以外のTFT基板に設けられる層膜と同種の材料としてもよい。
(5)上記実施形態1,3では突部の断面形状を台形としたが、突部の断面形状は、長方形、正方形、半円形、三角形等としてもよい。
(6)上記実施形態2では突部を隆起部と同種材料のリブによって構成したが、隆起部以外のCF基板に設けられる層膜と同種の材料としてもよい。
(7)上記実施形態2では突部の断面形状をアーチ状に湾曲させた形状としたが、これに替えて、突部の断面形状は、三角形、台形、長方形、正方形、半円形等としてもよい。
(8)上記実施形態2では突部の平面形状を長方形の枠状としたが、突部は、正方形、台形、平行四辺形、円形、長円形、楕円形等の形状としてもよい。
(9)上記実施形態2では突部が4本のリブを四隅において途切れた略長方形に配置して構成されているが、これに替えて、突部が配置領域を全周に亘って連続して包囲する枠状をなしていてもよい。
(10)上記実施形態2では、突部の4辺を構成するリブのうち2辺を構成するリブを、隆起部で兼用したが、これに替えて、突部を構成する4つのリブの全てを、隆起部から独立させた形態としてもよい。
(11)上記実施形態ではフォトリソグラフィ法によって突部(リブ)を形成したが、これに限らず例えば、レーザー処理によって突部(リブ)を形成してもよい。
(12)上記実施形態では配置領域と突部をゲート電極線、黒色遮光膜上、補助容量電極線上に配置したが、これに限らず、配置領域と突部はソース電極線上に配置してもよい。
(13)上記実施形態ではスペーサ粒子をTFT基板とCF基板のいずれか一方のみに配置したが、TFT基板とCF基板との双方にスペーサ粒子を配置してもよい。この場合、TFT基板上に配設したスペーサ粒子とCF基板上に配設したスペーサ粒子とが重なりあって干渉しないように配置する。
(14)上記実施形態では駆動素子がTFTである場合について説明したが、本発明は、駆動素子がMIM(Metal Insulator Metal) 等、TFT以外のものである場合にも適用できる。
実施形態1のTFT基板の部分拡大平面図 図1とのX−X線拡大断面図 実施形態2のCF基板の部分拡大平面図 図3のY−Y線断面図 図3のZ−Z線断面図 実施形態3のTFT基板の部分拡大平面図
符号の説明
10…TFT基板(透明基板)
17…配置領域
18…突部
19…リブ
20…CF基板(透基板)
21…カラーフィルター
22…画素
23…黒色遮光膜
25…配向膜
31…スペーサ粒子
32…液晶
40…配置領域
41…突部
42a,42b…リブ
43…隆起部
44…斜面
45…テーパ面
50…配置領域
51…補助容量電極線
52…突部

Claims (12)

  1. 平行に重ねられる一対の透明基板と、
    前記一対の透明基板を所定の間隔に保持するスペーサ粒子と、
    前記一対の透明基板同士の間に封入された液晶とを備えた液晶表示装置であって、
    前記一対の透明基板のうち少なくとも一方の透明基板における相手側の透明基板との対向面には、前記スペーサ粒子を配置すべき配置領域を概ね全周に亘って包囲する突部が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記突部が概ね方形の枠状をなしていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記突部が、前記配置領域を全周に亘って連続して包囲する枠状をなしていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 前記配置領域と前記突部が、駆動素子に接続される帯状の電極線上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記突部が、前記電極線の長さ方向と平行な一対のリブと、前記電極線の幅方向と平行な一対のリブとによって構成されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記電極線がゲート電極線であり、
    前記突部が、前記ゲート電極線に対してその表面側に重なるように交差するソース電極線と同種材料によって構成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 一方の前記透明基板には、格子状の黒色遮光膜によって区画された複数の画素を配設した形態のカラーフィルターが形成され、
    前記配置領域と前記突部が、前記黒色遮光膜上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記画素の表面には、前記画素の表面に積層される配向膜を部分的に嵩上げして前記透明基板に対して傾いた斜面を形成する隆起部が形成されており、
    前記突部が、前記隆起部と同種材料のリブによって構成されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記突部の断面形状が、前記突部の表面をアーチ状に湾曲させることで前記配置領域に向かって下り勾配となったテーパ面を有する形状をなしていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記一対の透明基板のうち一方の透明基板上には、格子状の黒色遮光膜によって区画された複数の画素を配設した形態のカラーフィルターが形成され、
    前記配置領域と前記突出部が、他方の前記透明基板に前記画素を横切るように配置された電極線上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  11. 前記一対の透明基板のうちの一方の透明基板上には、補助容量に接続される補助容量電極線が形成され、
    前記配置領域と前記突部が前記補助容量電極線上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  12. 一対の透明基板のうち少なくとも一方の透明基板における相手側の透明基板との対向面に、スペーサ粒子を配置すべき配置領域を概ね全周に亘って包囲する突部を設け、
    前記一方の透明基板におれる前記突部で包囲された前記配置領域内に、インクとともに前記スペーサ粒子を塗布し、
    前記インクを蒸発させて、前記スペーサ粒子を前記配置領域に固着させ、
    前記一対の透明基板を、前記スペーサ粒子を挟むことにより所定の間隔を空けて重ね合わせ、
    前記重ね合わせた一対の透明基板の隙間に液晶を滴下または封入する
    ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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