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JP2009163146A - 表示装置 - Google Patents

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JP2009163146A
JP2009163146A JP2008002618A JP2008002618A JP2009163146A JP 2009163146 A JP2009163146 A JP 2009163146A JP 2008002618 A JP2008002618 A JP 2008002618A JP 2008002618 A JP2008002618 A JP 2008002618A JP 2009163146 A JP2009163146 A JP 2009163146A
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Katsuhide Uchino
勝秀 内野
Yukito Iida
幸人 飯田
Tetsuo Mitsunami
徹雄 三並
Takahisa Tanikame
貴央 谷亀
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Abstract

【課題】スイッチ回路の数を増やすことなく、映像信号の基準電位の2値化を高速に行うことが可能な表示装置を提供すること。
【解決手段】画素アレイ部と、画素アレイ部を駆動する駆動部と、を含む表示装置であって、駆動部は、走査線に順次制御信号を供給して画素を走査する走査信号制御部と、走査に応じて電源線に第1電位と第1電位より低い第2電位とで切り替わる電源電圧を供給する電源制御部と、走査に応じてデータ線へ、第1基準電位、第1基準電位より低い第2基準電位、および映像信号電位を有する信号の供給を制御する映像信号制御部と、を備え、映像信号制御部は、第1基準電位または第2基準電位のいずれか一方をデータ線へ供給する基準電位供給部と、映像信号電位をデータ線に供給する映像信号供給部と、を備えることを特徴とする、表示装置が提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、電流量に応じて自発光を行う発光素子を画素に用いたアクティブマトリクス型の表示装置に関する。
平面で薄型の表示装置として、液晶を用いた液晶表示装置、プラズマを用いたプラズマ表示装置等が実用化されている。
液晶表示装置は、バックライトを設け、電圧の印加によって液晶分子の配列を変化させることでバックライトからの光を通過させたり遮断したりすることで画像を表示する表示装置である。また、プラズマ表示装置は、基板内に封入されたガスに対して電圧を印加することでプラズマ状態となり、プラズマ状態から元の状態に戻る際に生じるエネルギーによって発生する紫外線が、蛍光体に照射されることで可視光となり、画像を表示する表示装置である。
一方、近年においては、電圧を印加すると素子自体が発光する有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子を用いた自発光型の表示装置の開発が進んでいる。有機EL素子は、電解によってエネルギーを受けると、基底状態から励起状態へ変化し、励起状態から基底状態に戻るときに、差分のエネルギーを光として放出する。有機EL表示装置は、この有機EL素子が放出する光を用いて画像を表示する表示装置である。
自発光型表示装置は、バックライトを必要とする液晶表示装置とは異なり、素子が自ら発光するためにバックライトを必要としないため、液晶表示装置に比べて薄く構成することが可能である。また、液晶表示装置と比べて、動画特性、視野角特性、色再現性等が優れているため、有機EL表示装置は次世代の平面薄型表示装置として注目されている。
有機EL素子を画素に用いた平面自発光型の表示装置の中でも、とりわけ駆動素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;TFT)を各画素に
集積して形成したアクティブマトリクス型の平面自発光表示装置の開発が盛んに行われている。アクティブマトリクス型の平面自発光表示装置については、例えば特許文献1〜5に記載されている。
特開2003−255856号公報 特開2003−271095号公報 特開2004−133240号公報 特開2004−029791号公報 特開2004−093682号公報
しかし、従来のアクティブマトリクス型平面自発光表示装置は、プロセス変動によって発光素子を駆動するためのTFTの閾電圧や移動度がばらついてしまう。また、有機EL素子の特性も経時的に変動する。このようなTFTの特性のばらつきや有機EL素子の特性変動は、画面の発光輝度に影響を与えてしまう。従って、画面全体にわたって発光輝度を均一に制御するために、各画素においてTFTの特性のばらつきや有機EL素子の特性変動を補正する必要があり、かかる補正機能を画素ごとに備えたアクティブマトリクス型平面自発光表示装置が提案されている。
TFTの閾電圧を補正するために、映像信号の基準電位を2値化することによって電位リークを防ぐ方法がある。しかし、従来の映像信号の基準電位の2値化方法では、2種類の基準電位をデータ線に供給しなければならないので、基準電位を切り替えるためのスイッチ回路が増えてしまう問題があった。スイッチ回路が増えてしまうことにより、画面の周辺部を狭く形成することが困難になり、さらに出力ドライバの負荷が大きくなってしまう問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、スイッチ回路の数を増やすことなく、映像信号の基準電位の2値化を高速に行うことが可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、行状の走査線と、列状のデータ線と、走査線およびデータ線とが交差する部分に行列状に配され、電流量に応じて自発光を行う発光素子を備える画素と、画素の各行に対応して配される電源線と、を備える画素アレイ部と、画素アレイ部を駆動する駆動部と、を含む表示装置であって、駆動部は、走査線に順次制御信号を供給して画素を走査する走査信号制御部と、走査に応じて電源線に第1電位と第1電位より低い第2電位とで切り替わる電源電圧を供給する電源制御部と、走査に応じてデータ線へ、第1基準電位、第1基準電位より低い第2基準電位、および映像信号電位を有する信号の供給を制御する映像信号制御部と、を備え、映像信号制御部は、第1基準電位または第2基準電位のいずれか一方をデータ線へ供給する基準電位供給部と、映像信号電位をデータ線に供給する映像信号供給部と、を備えることを特徴とする、表示装置が提供される。
かかる構成によれば、表示装置は、行状の走査線と、列状のデータ線と、走査線およびデータ線とが交差する部分に行列状に配され、電流量に応じて自発光を行う発光素子を備える画素と、画素の各行に対応して配される電源線と、を備える画素アレイ部を含んで構成される。かかる構成において、走査信号制御部は走査線に順次制御信号を供給して画素を走査し、電源制御部は走査に応じて電源線に第1電位と第1電位より低い第2電位とで切り替わる電源電圧を供給し、映像信号制御部は、走査に応じてデータ線へ、第1基準電位、第1基準電位より低い第2基準電位、および映像信号電位を有する信号の供給を制御する。そして、基準電位供給部は第1基準電位または第2基準電位のいずれか一方をデータ線へ供給し、映像信号供給部は映像信号電位をデータ線に供給する。その結果、スイッチ回路の数を増やすことなく、映像信号の基準電位の2値化を高速に行うことができる。
画素は、ソースまたはドレインのいずれか一方が発光素子に接続され、他方が電源線に接続される第1のトランジスタと、ゲートが走査線に接続され、ソースまたはドレインのいずれか一方がデータ線に接続され、他方が第1のトランジスタのゲートに接続され、走査線から供給される信号に応じて導通する第2のトランジスタと、発光素子に接続されている第1のトランジスタのソースまたはドレインのいずれか一方と、第1のトランジスタのゲートとの間に設けられるキャパシタと、を備えていてもよい。
基準電位供給部は、データ線との間にキャパシタをさらに含んでいてもよい。その結果、基準電位を高電位側である第1基準電位から低電位側である第2基準電位に遷移させたときの容量カップリング量を、第2基準電位に対して制御することができる。
第1基準電位および第2基準電位を有する信号の供給を複数回行うことで第1のトランジスタの閾電圧の補正を行ってもよい。
以上説明したように本発明によれば、2つの基準電位のうちいずれか一方をデータ線に供給するように制御することで、スイッチ回路の数を増やすことなく、映像信号の基準電位の2値化を高速に行うことが可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置100の構成について説明する説明図である。以下、図1を用いて本発明の第1の実施形態にかかる表示装置100の構成について説明する。
図1に示したように、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置100は、行列状に配置される複数の画素101からなる画素アレイ部102と、水平セレクタ(HSEL)103と、ライトスキャナ(WSCN)104と、電源スキャナ(DSCN)105と、を含んで構成される。
画素アレイ部102は、ライトスキャナ104から伸びる複数の(本実施形態ではm本の)走査線WSL1〜WSLmと、水平セレクタ103から伸びる複数の(本実施形態ではn本の)データ線DTL1〜DTLnと、走査線とデータ線とが交差する部分に行列状に配置される複数の(本実施形態ではm×n個の)画素101と、画素101の各行に対応して電源スキャナ105から伸びる電源線DSL1〜DSLmと、を備えている。ライトスキャナ104は、本発明の走査信号制御部の一例であり、走査線WSL1〜WSLmに順次制御信号を供給して画素101を行単位で線順次走査するものである。本実施形態においては、走査方式としては順次走査方式を採るが、本発明においては飛び越し走査によって走査を行ってもよい。電源スキャナ105は、本発明の電源制御部の一例であり、ライトスキャナ104による線順次走査に合わせて、電源線DSL1〜DSLmに対して、第1電位と、第1電位より低い第2電位とで切り替わる電源電圧を供給するものである。水平セレクタ103は、本発明の映像信号制御部の一例であり、ライトスキャナ104による線順次走査に応じて、データ線DTL1〜DTLnに対して映像信号となる信号電位、および基準電位の供給を制御するものである。
1つの画素101は、例えば赤色を発光する赤色発光副画素、緑色を発光する緑色発光副画素、青色を発光する青色発光副画素のいずれかで構成されていてもよい。また、各画素を構成する発光素子は線順次駆動されるものとし、表示フレームレートをFR(回/秒)とする。すなわち、ある行に配置された画素101のそれぞれを構成する発光素子が同時に駆動される。言い換えると、1つの行を構成する各発光素子にあっては、その発光・非発光タイミングが、各発光素子が属する行単位で制御される。まお、1つの行を構成する各画素について映像信号を書き込む処理は、全ての画素について同時に映像信号を書き込む処理であってもよく、画素ごとに順次映像信号を書き込む処理であってもよい。いずれの書き込み処理を採用するかは、回路の構成に応じて適宜選択すればよい。
上述したように、プロセス変動によって発光素子を駆動するためのTFTの閾電圧や移動度がばらついてしまい、有機EL素子の特性も経時的に変動するので、画面全体にわたって発光輝度を均一に制御するために、各画素においてTFTの特性のばらつきや有機EL素子の特性変動を補正する。つまり、ある行に配列された各発光素子の水平走査期間が終了するまでに、発光素子を駆動するTFTの閾電圧の補正処理、映像信号書き込み処理、および移動度補正処理が行われる。なお、映像信号書き込み処理や移動度補正処理は、ある行に配列された各発光素子の水平走査期間内に行われる必要がある。一方、TFTの閾電圧補正処理、および閾電圧補正処理に伴う前処理は、当該水平走査期間に先行して行ってもよい。
そして、上述したTFTの閾電圧の補正処理、映像信号書き込み処理、および移動度補正処理が全て終了した後に、ある行に配列された各発光素子を構成する発光部を発光させる。上述の各処理が終了した後に直ちに発光部を発光させてもよく、所定の期間(例えば、所定の行数分の水平走査期間)が経過した後に発行部を発光させてもよい。この所定の期間は表示装置100の仕様や、画素101を駆動する駆動回路の構成等によって適宜設定してもよい。本実施形態においては、説明の便宜上、上述の各処理が終了した後に直ちに発光部を発光させる構成を採るものとするが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。
そして、ある行(例えばx行目)に配列された各発光素子を構成する発光部の発光は、第(x+x’)行目に配列された各発光素子の水平走査期間の開始直前まで継続される。ここでx’は表示装置100の設計仕様によって決定することが出来るパラメータである。すなわち、ある表示フレームの第x行目に配列された各発光素子を構成する発光部の発光は、第(x+x’−1)番目の水平走査期間まで継続される。一方、第(x+x’)行目に配列された各発光素子の水平走査期間の始期から、次の表示フレームにおける第x番目の水平走査期間内において、映像信号書き込み処理や移動度補正処理が完了するまで、第x行目に配列された各発光素子を構成する発光部は、原則として非発光状態を維持する。上述した非発光状態の期間(単に「非発光期間」とも称する)を設けることにより、アクティブマトリクス駆動に伴う残像ぼけが低減され、動画品位をより優れたものとすることができる。ただし、各画素の発光状態・非発光状態はかかる例に限定されるものではない。また、水平走査期間の時間長は、(1/FR)×(1/m)秒未満の時間長である。また、(x+x’)の値がmを超える場合には、超えた分の水平走査期間は、当該表示フレームの次の表示フレームにおいて処理される。
以上、図1を用いて本発明の第1の実施形態にかかる表示装置100の構成について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかる画素101の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる画素101の構成について説明する説明図である。以下、図2を用いて本発明の第1の実施形態にかかる画素101の構成について説明する。
図2に示したように、本発明の第1の実施形態にかかる画素101は、トランジスタ1A、および1Bと、キャパシタ1Cと、有機EL素子1Dと、を含んで構成される。なお、以下の説明においては、トランジスタ1A、1Bはエンハンスメント型の電界効果型トランジスタ(FET)であるとして説明するが、本発明はこれに限られるものではない。トランジスタ1A、1Bにデプレッション型のトランジスタが用いられていてもよい。また、トランジスタ1A、1Bはシングルゲート型であってもよく、デュアルゲート型(ダブルゲート型)であってもよい。さらに、トランジスタ1A、1Bのソース/ドレイン領域は、不純物を含有したポリシリコンやアモルファスシリコン等の導電性物質から構成することが出来るだけでなく、金属、合金、導電性粒子、およびこれらの積層構造、有機材料(導電性高分子)からなる層から構成してもよい。
トランジスタ1Aは、図2に図示したように、ゲートがライトスキャナ104から伸びる走査線WSL1に接続され、ソースまたはドレインのいずれか一方が水平セレクタ103から伸びるデータ線DTL1に接続され、他方がトランジスタ1Bのゲートに接続されている。そして、トランジスタ1Aは走査線WSL1から供給される信号に応じて、ソース/ドレイン領域間にチャネルが形成されて導通する。
トランジスタ1Bは、ソースまたはドレインのいずれか一方が有機EL素子1Dに接続され、他方が電源スキャナ105から伸びる電源線DSL1に接続される。本実施形態では、トランジスタ1Bのソースが有機EL素子1Dのアノードに接続されており、ドレインが電源スキャナ105から伸びる電源線DSL1に接続される。ここで、トランジスタ1Bは、有機EL素子1Dが発光する発光状態においては、発光電流Idsを以下の数式1に従って流すように駆動する。なお、数式1において各項は、それぞれ以下のものを示している。
μ :トランジスタ1Bの実効的な移動度
gs:トランジスタ1Bのゲート−ソース間の電位差
th:トランジスタ1Bの閾電圧
k :(1/2)・(W/L)・Cox
L :チャネル長
W :チャネル幅
Cox:(ゲート絶縁層の比誘電率)・(真空の誘電率)/(ゲート絶縁層の厚さ)
ds=k・μ・(Vgs−Vth)2
・・・(数式1)
キャパシタ1Cは、図2に図示したように、有機EL素子1Dのアノードに接続されているトランジスタ1Bのソースまたはドレインのいずれか一方と、トランジスタ1Bのゲートとの間に設けられる。本実施形態では、トランジスタ1Bのソースが有機EL素子1Dのアノードに接続されているので、キャパシタ1Cはトランジスタ1Bのソースとゲートとの間に設けられる。
有機EL素子1Dは、電流量に応じて自発光を行う発光素子の一例である。有機EL素子1Dのアノードはトランジスタ1Bのソースと接続され、カソードは接地配線1Hに接続されている。動作の詳細については後述するが、図2に示した画素101の構成において、キャパシタ1Cにはトランジスタ1Aの導通によって、データ線DTL1から供給された信号電位を保持する。そして、トランジスタ1Bは電源線DSL1から電流の供給を受けることによって、キャパシタ1Cに保持された電位に応じて駆動電流を有機EL素子1Dに流す。駆動電流を有機EL素子1Dに流すことによって有機EL素子1Dは自発光を行う。なお、本発明はかかる例に限られないことは言うまでも無く、例えば、有機EL素子1Dのカソードがグランド(GND)に接続される構成をとってもよい。
また、図2に示した画素101の構成において、電源スキャナ105は、トランジスタ1Aが導通した後で水平セレクタ103がデータ線DTL1に基準電位を供給している間に、電源線DSL1の電位を、第1電位と、第1電位より低い第2電位との間で切り替えて、トランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電圧をキャパシタ1Cに保持する。このようにトランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電圧をキャパシタ1Cに保持することで、トランジスタ1Bの閾電圧を補正することができ、画素間でばらつきが生じるトランジスタ1Bの閾電圧の影響をキャンセルすることができる。
なお、本実施形態では、水平セレクタ103がデータ線DTL1に供給する基準電位を2種類設定し、2つの基準電位をデータ線DTL1に供給することによって、トランジスタ1Bの閾電圧を補正することを特徴としている。
また、動作の詳細については後述するが、図2に示した画素101の構成において、水平セレクタ103は、トランジスタ1Aが非導通であるタイミングでデータ線DTL1の電位を信号電位に切り替え、その後ライトスキャナ104は走査線WSL1に制御信号を印加することによってトランジスタ1Aを導通させて、さらにその後、ライトスキャナ104は走査線WSL1への制御信号の印加を停止する。このように制御信号の印加を制御することによって、トランジスタ1Bのソース電位を制御し、すなわちトランジスタ1Bの移動度を補正することができる。
以上、図2を用いて本発明の第1の実施形態にかかる画素101の構成について説明した、なお、本発明においては、画素101を構成する回路は図2に示した例に限られない。次に、本発明の第1の実施形態にかかる画素101に入力される信号と、トランジスタ1Bの電位のとの関係について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかる画素101に入力される信号と、トランジスタ1Bの電位との関係について説明する説明図である。以下、図3を用いて、本発明の第1の実施形態にかかる画素101に入力される信号と、トランジスタ1Bの電位のとの関係について説明する。なお、以降のタイミングチャートにおいては各期間を示す横軸の長さ(時間長)は模式的なものであり、各期間の時間長の割合とは必ずしも一致するものではない。
図3は、時間軸を共通にして、走査線WSL1に供給される走査線電位、電源線DSL1に供給される電源線電位、データ線DTL1に供給されるデータ線電位の変化を示し、さらにトランジスタ1Bのゲート電位Vおよびソース電位Vの変化についても示している。本実施形態では、複数の水平期間によってトランジスタ1Bの閾電圧を補正する場合を示している。
まず、発光期間(A)において、電源線DSL1には電源スキャナ105から第1の電位が供給されており、有機EL素子1Dに電流が流れることで有機EL素子1Dは自発光を行う。電源スキャナ105から供給される電位が第1の電位より低い第2の電位に遷移すると、発光期間が完了する。また、発光期間(A)が完了する前に、水平セレクタ103から供給されるデータ線電位が映像信号電位Vinに遷移する。電源スキャナ105から電源線DSL1に供給される電位が第2の電位に遷移することで、トランジスタ1Bのゲート電位Vおよびソース電位Vがともに低下する。その後、ライトスキャナ104による線順次走査が開始されることで走査線WSL1に供給される電位がLOW(低電位側)からHIGH(高電位側)に遷移し、水平セレクタ103から供給されるデータ線電位が第1基準電位Vo1に遷移する。走査線WSL1に供給される電位が高電位側に遷移することでトランジスタ1Aは導通する。これにより、トランジスタ1Bのゲート電位Vはやや上昇するが、ソース電位Vはさらに低下する。このときのソース電位VをVcc_Lとする。
その後、電源スキャナ105から電源線DSL1に供給される電位が、第2の電位から第1の電位に遷移すると、トランジスタ1Bのゲート電位Vは一定のままで、ソース電位Vは緩やかに上昇を始める。この期間を閾値補正期間(B)とする。この閾値補正期間(B)が完了する前に、水平セレクタ103から供給されるデータ線電位は、第1基準電位Vo1より低い第2基準電位Vo2に遷移する。データ線電位が第2基準電位Vo2に遷移すると、トランジスタ1Bのゲート電位Vも基準電位の低下に伴って低下する。このように、第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2をデータ線に供給しているのは、閾値補正間の電位リークを防止するためである。
その後、ライトスキャナ104による線順次走査が終了し、走査線WSL1に供給される電位が変化することで閾値補正期間(B)が完了する。閾値補正期間(B)が完了すると、水平セレクタ103から供給されるデータ線電位が映像信号電位Vinに遷移する。そして、再びライトスキャナ104による線順次走査が開始されることで走査線WSL1に供給される電位が変化し、水平セレクタ103から供給されるデータ線電位が第1基準電位Vo1に遷移する。すると、トランジスタ1Bのゲート電位Vも基準電位の遷移に伴って上昇し、ソース電位Vは緩やかに上昇を始める。この期間を閾値補正期間(C)とする。
その後、ライトスキャナ104による線順次走査が終了し、走査線WSL1に供給される電位が変化することで閾値補正期間(C)が完了する。このように、走査線電位とデータ線電位とが順次変化を繰り返し、閾値補正期間を複数回経過することで、トランジスタ1Bのゲート電位Vとソース電位Vとの間に、トランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電位差が保持されることになる。本実施形態では、閾値補正期間を(B)、(C)、(D)の3度繰り返すことで、トランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電位差を保持する。なお、本実施形態における画素101においては、トランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電位差はキャパシタ1Cに保持されることになる。
その後、走査線WSL1に供給される電位がLOWからHIGHに変化することで、トランジスタ1Bのゲート電位Vとソース電位Vとが共に上昇を始める。この期間をサンプリング期間および移動度補正期間(E)とする。サンプリング期間および移動度補正期間(E)が始まるまでに、データ線電位がVinに上昇する。よって、トランジスタ1Bのゲート電位Vには、データ線電位Vinに相当する電位が足しこまれる形で上昇する。なお本実施形態における画素101においては、トランジスタ1Bの閾電圧Vthにデータ線電位Vinに相当する電位が足しこまれた電位に相当する電位差はキャパシタ1Cに保持されるとともに、トランジスタ1Bの移動度を補正するための電圧ΔVがキャパシタ1Cから差し引かれる。なお、電圧ΔVは、トランジスタ1Bの移動度が大きい場合には大きく、移動度が小さい場合には小さい値となる。
その後、走査線WSL1に供給される電位がHIGHからLOWに変化することでサンプリング期間および移動度補正期間(E)が終了する。さらに、データ線電位が基準電位Vo1に遷移することで映像信号電位Vinに応じた輝度で有機EL素子1Dが発光を開始する。この期間を発光期間(F)とする。この際に、映像信号電位Vinはトランジスタ1Bの閾電圧Vthに相当する電圧と、移動度を補正する電圧ΔVとによって調整されており、有機EL素子1Dの発光輝度は、トランジスタ1Bの閾電圧Vthや、移動度μのばらつきに影響を受けることは無い。なお、発光期間(F)の最初でいわゆるブートストラップ動作が行われ。トランジスタ1Bのゲート−ソース間電圧VgsはVgs=Vth+Vin−ΔVで一定に維持したまま、トランジスタ1Bのゲート電位Vとソース電位Vとが上昇する。これにより、発光期間(F)では有機EL素子1Dの発光輝度を一定に保つことができる。
以上、図3を用いて本発明の第1の実施形態にかかる画素101に入力される信号と、トランジスタ1Bの電位のとの関係について説明した。なお、本実施形態では、複数の水平期間によってトランジスタ1Bの閾電圧を補正する場合を示して説明したが、本発明はかかる例に限られず、1度の水平期間によってトランジスタ1Bの閾電圧を補正してもよい。次に、本発明の第1の実施形態にかかる画素101にデータ線DTL1を介して入力される各信号の入力制御を行うための構成について説明する。
上述したように、本発明の第1の実施形態にかかる画素101にデータ線DTL1を介して入力される電位は3種類の電位を有している。すなわち、映像信号電位Vin、第1基準電位Vo1、および第2基準電位Vo2の3つの電位が時間の経過と共に順次データ線DTL1に入力される。このような3つの電位をデータ線DTL1に入力するためには3種類のスイッチで制御する構成が考えられるので、まず3種類のスイッチで制御する構成について説明する。
図4は、図3に示した本発明の第1の実施形態にかかる画素101に、データ線DTL1を介して3種類の信号を入力するための水平セレクタ103の構成例について説明する説明図であり、図5は、図4に示した構成例に入力する信号の位相の変化について説明する説明図である。なお、図4は説明の便宜上、画素アレイ部102に画素101を横3つ、縦2つの計6つのみを図示している。
図4に示したように、画素101に、データ線DTL1〜DTL3を介して3種類の信号を入力するための水平セレクタ103には、各データ線に対応して設けられるスイッチ121、122、123を備える。
スイッチ121は、各画素に対して第1基準電位Vo1の入力を制御するためのスイッチである。第1基準電位Vo1は、信号Gofs1および信号Gofs1の逆相の信号である信号xGofs1の状態によってデータ線DTL1〜DTL3に入力されるかどうかが決まる。
スイッチ122は、各画素に対して第2基準電位Vo2の入力を制御するためのスイッチである。第2基準電位Vo2は、信号Gofs2および信号Gofs2の逆相の信号である信号xGofs2の状態によってデータ線DTL1〜DTL3に入力されるかどうかが決まる。
スイッチ123は、各画素に対して映像信号電位Vinの入力を制御するためのスイッチである。映像信号電位Vinは、信号Gdataおよび信号Gdataの逆相の信号である信号xGdataの状態によってデータ線DTL1〜DTL3に入力されるかどうかが決まる。
なお、図4に示した構成例では、スイッチ121、122、133はいずれもP型のMOSFETとN型のMOSFETとを接合した、デュアルゲート型(ダブルゲート型)のMOSFETを用いている。
図5には、最上段にデータ線DTL1の電位(単に「データ線電位」とも称する)の変化の様子を示している。図5の最上段に示したデータ線電位の変化は、図3に示したデータ線電位の変化と同一のものである。図5の最上段に示したデータ線電位の変化を具現するために、信号Gofs1、Gofs2およびGdataの位相を変化させる。図5に図示したように信号Gofs1、Gofs2およびGdataの位相を変化させることで、データ線DTL1〜DTL3に供給する電位を変化させることができる。
まず図5の区間(1)において、信号Gofs2のみがHIGHに変化する。これによりスイッチ122が導通されて、第2基準電位Vo2がそれぞれのデータ線に供給される。次に図5の区間(2)において、信号Gofs2がLOWとなり、信号GdataがHIGHとなる。これによりスイッチ122が非導通となり、スイッチ123が導通されるので、映像信号電位Vinがそれぞれのデータ線に供給される。そして、次に図5の区間(3)において、信号GdataがLOWとなり、信号Gofs1がHIGHとなる。これによりスイッチ123が非導通となり、スイッチ121が導通されるので、第1基準電位Vo1がそれぞれのデータ線に供給される。
このように、図5の区間(1)〜区間(3)を繰り返すことで、図5の最上段に示したデータ線電位の変化を具現することが可能となる。
しかし、図4に示した構成では、図5の最上段に示したデータ線電位の変化を具現するためにスイッチが3種類必要となる。スイッチの構成が増えてしまうことにより、画面の周辺部を狭く形成することが困難になり、ひいては表示装置全体のサイズの増大に繋がる。さらに、出力ドライバの負荷が大きくなってしまう。従って、画面の周辺部を狭く形成するためにはスイッチの構成を削減する必要がある。
そこで、本実施形態においては、第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2の供給を制御するための手段を共通にして、第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2の供給を制御することで、スイッチの構成を減らすことを特徴とする。以下、本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103の構成について説明する。
図6は、図3に示した本発明の第1の実施形態にかかる画素101に、データ線DTL1〜DTL3を介して3種類の信号を入力するための、本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103の構成について説明する説明図であり、図7は、図6に示した構成に入力する信号の位相の変化について説明する説明図である。なお、図6についても説明の便宜上、画素アレイ部102に画素101を横3つ、縦2つの計6つのみを図示している。
図6に示したように、本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103は、基準電位供給部130と、映像信号供給部140と、を含んで構成される。基準電位供給部130は、それぞれの画素101に対してデータ線DTL1〜DTL3を介して第1基準電位Vo1または第2基準電位Vo2のいずれか一方を供給するように制御を行うものである。また映像信号供給部140は、それぞれの画素101に対してデータ線DTL1〜DTL3を介して映像信号電位Vinを供給するように制御を行うものである。なお、図6のGofs1は信号Gofs1を、Gofs2は信号Gofs2を、Gdataは信号Gdataを、それぞれ供給する信号線であり、Vo1/Vo2は第1基準電位Vo1または第2基準電位Vo2のいずれか一方を供給する信号線である。
図6に示したように、基準電位供給部130は各データ線に対応して設けられるスイッチ131を含み、映像信号供給部140は各データ線に対応して設けられるスイッチ141を含む。スイッチ131は、各画素に対して第1基準電位Vo1または第2基準電位Vo2の入力を制御するためのスイッチである。信号Gofs1および信号Gofs2の状態によって、どちらの電位がデータ線DTL1〜DTL3に入力されるかが決まる。またスイッチ141は、上述したスイッチ133と同様に、各画素に対して映像信号電位Vinの入力を制御するためのスイッチである。映像信号電位Vinは、信号Gdataおよび信号Gdataの逆相の信号である信号xGdataの状態によってデータ線DTL1〜DTL3に入力されるかどうかが決まる。
なお、本実施形態では、スイッチ131、141はいずれもP型のMOSFETとN型のMOSFETとを接合した、デュアルゲート型(ダブルゲート型)のMOSFETを用いている。なお、本発明においてはかかる例に限られず、シングルゲート型のMOSFETを用いてもよい。
図7には、図5と同様に最上段にデータ線DTL1の電位(単に「データ線電位」とも称する)の変化の様子を示している。図7の最上段に示したデータ線電位の変化は、図3に示したデータ線電位の変化と同一のものである。図7の最上段に示したデータ線電位の変化を具現するために、信号Gofs1、Gofs2およびGdataの位相を変化させる。図7に図示したように信号Gofs1、Gofs2およびGdataの位相を変化させることで、データ線に供給する電位を変化させることができる。
まず図7の区間(1)において、第1基準電位Vo1から第2基準電位Vo2への基準電位の低下と同じタイミングで、信号Gofs1をHIGH(高電位側)からLOW(低電位側)に遷移させる。これにより、信号Gofs1が低電位側に遷移するときの電位変動がスイッチ131の容量カップリングとしてデータ線に入力される。また信号Gofs2はLOW(低電位側)にあるため、ゲートが信号Gofs2に接続されているP型のトランジスタはオンとなり、データ線には第2基準電位Vo2が供給される。
なお、信号Gofs1を高電位側から低電位側に遷移させるタイミングで、スイッチ131の容量カップリングの影響で、データ線DTL1〜DTL3の電位が一瞬、第2基準電位Vo2より低下する。その後、P型のトランジスタはオンとなり、データ線DTL1〜DTL3には第2基準電位Vo2が供給されるので、データ線電位は第2基準電位Vo2に落ち着いていく。
その後、図7の区間(2)において、信号Gofs2および信号Gdataを、ともにLOW(低電位側)からHIGH(高電位側)に遷移させる。これにより、スイッチ131は非導通となり、スイッチ141は導通されるので、データ線DTL1〜DTL3には映像信号電位Vinが供給される。そして、次に図7の区間(3)において、信号GdataがLOWとなり、信号Gofs1がHIGH、信号Gofs2がLOWとなる。これによりスイッチ141が非導通となり、スイッチ131が導通される。このとき基準電位は第1基準電位Vo1が供給されているので、スイッチ131が導通されることによって第1基準電位Vo1がそれぞれのデータ線DTL1〜DTL3に供給される。
このように、図7の区間(1)〜区間(3)を繰り返すことで、図7の最上段に示したデータ線電位の変化を具現することが可能となる。
以上、図6を用いて本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103の構成について説明した。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、データ線を介して2つの基準電位を画素に供給する表示装置100において、第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2の供給を制御するための手段を共通にして、第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2の供給を制御することで、スイッチの構成を減らすことができる。スイッチの構成を削減することによって画面の周囲の面積を小さくすることが可能になり、ひいては表示装置全体の小型化に寄与することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態にかかる水平セレクタ103bの構成について説明する説明図である。図8に示したように、本発明の第2の実施形態にかかる水平セレクタ103bは、基準電位供給部230と、映像信号供給部140と、を含んで構成される。
図6に図示した本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103と異なるのは、基準電位供給部230に、キャパシタ232が、信号Gofs1を供給する信号線と各データ線DTL1〜DTL3との間に設けられている点である。キャパシタ232は、図7に示した信号の状態遷移において、区間(1)において第1基準電位Vo1から第2基準電位Vo2への基準電位の低下と同じタイミングで、信号Gofs1を高電位側から低電位側に遷移させているが、この信号Gofs1を高電位側から低電位側に遷移させるときに生じるスイッチ131の容量カップリングの量を、第2基準電位Vo2に対して制御するものである。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、信号Gofs1を供給する信号線と各データ線との間にキャパシタ232を設けることで、信号Gofs1を高電位側から低電位側に遷移させたときの、本発明の第1の実施形態で説明したスイッチ131の容量カップリングの量を、第2基準電位Vo2に対して制御することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、画素101は図2に示したような構成を有していたが、本発明はかかる例に限定されない。2つの基準電位によって補正を行わないと有機EL素子を駆動するトランジスタの閾電圧のゲート電位が上昇してしまうような構成であれば本発明を適用することができる。例えば、キャパシタ1Cのノードs側にトランジスタを設け、当該トランジスタの導通・非導通によって、有機EL素子を駆動するトランジスタの閾電圧の補正を行う画素に対して、本発明にかかる第1基準電位Vo1および第2基準電位Vo2の供給を制御する手段を適用してもよい。
本発明は、表示装置に適用可能であり、特に電流量に応じて自発光を行う発光素子を画素に用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる表示装置100の構成について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる画素101の構成について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる画素101に入力される信号と、トランジスタ1Bの電位との関係について説明する説明図である。 データ線DTL1を介して3種類の信号を入力するための水平セレクタ103の構成例について説明する説明図である。 図4に示した構成例に入力する信号の位相の変化について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる水平セレクタ103の構成について説明する説明図である。 図6に示した構成に入力する信号の位相の変化について説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる水平セレクタ103bの構成について説明する説明図である。
符号の説明
100 表示装置
101 画素
102 画素アレイ部
103、103b 水平セレクタ
104 ライトスキャナ
105 電源スキャナ
130、230 基準電位供給部
131 スイッチ
140 映像信号供給部
141 スイッチ
232 キャパシタ
DTL1〜DTLn データ線
DSL1〜DSLm 電源線
WSL1〜WSLm 走査線

Claims (4)

  1. 行状の走査線と、列状のデータ線と、前記走査線および前記データ線とが交差する部分に行列状に配され、電流量に応じて自発光を行う発光素子を備える画素と、前記画素の各行に対応して配される電源線と、を備える画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部を駆動する駆動部と、
    を含む表示装置であって、
    前記駆動部は、
    前記走査線に順次制御信号を供給して前記画素を走査する走査信号制御部と、
    前記走査に応じて前記電源線に第1電位と前記第1電位より低い第2電位とで切り替わる電源電圧を供給する電源制御部と、
    前記走査に応じて前記データ線へ、第1基準電位、前記第1基準電位より低い第2基準電位、および映像信号電位を有する信号の供給を制御する映像信号制御部と、
    を備え、
    前記映像信号制御部は、
    前記第1基準電位または前記第2基準電位のいずれか一方を前記データ線へ供給する基準電位供給部と、
    前記映像信号電位を前記データ線に供給する映像信号供給部と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記画素は、
    ソースまたはドレインのいずれか一方が前記発光素子に接続され、他方が前記電源線に接続される第1のトランジスタと、
    ゲートが前記走査線に接続され、ソースまたはドレインのいずれか一方が前記データ線に接続され、他方が前記第1のトランジスタのゲートに接続され、前記走査線から供給される信号に応じて導通する第2のトランジスタと、
    前記発光素子に接続されている前記第1のトランジスタのソースまたはドレインのいずれか一方と、前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられるキャパシタと、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1基準電位および前記第2基準電位を有する信号の供給を複数回行うことで前記第1のトランジスタの閾電圧の補正を行うことを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記基準電位供給部は、前記データ線との間にキャパシタをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
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