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JP2009160757A - 転写シート及びその製造方法 - Google Patents

転写シート及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】貼り付け面における優れた柔軟性とフレキシブル性を実現しつつ金属箔独特の高輝性を演出することができる転写シートを提供する。
【解決手段】柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムでシール台紙2の上に積層される保護コート層3と、保護コート層3の上に積層され、平均粒径が10μm以下の粉末状物質からなるパウダー層4と、パウダー層4の上に積層され、金属箔を支持するための粘着剤からなる下地層5と、下地層5の上に載置され、所定の絵柄パターンを有する金属箔からなる金属箔絵柄層6と、金属箔絵柄層6の上に積層され、被貼着体に貼り付けるための粘着剤で形成される粘着剤層7とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被貼着体に絵柄を転写する転写シートに関し、特に金属箔の絵柄を人体の皮膚に転写する転写シート及びその製造方法に関する。
従来、一般の印刷インキを用いて人体の装飾用転写シートを製造する方法としては、例えば図6に示すように、吸水性紙又は吸水性紙の上にコート層を設けたものを原紙a1に用い、この原紙a1の上面に遅水溶性再湿糊料層a2と速水溶性再湿糊料層a3を順次形成すると共に、必要に応じ原紙a1の下面にカール・ブロッキング防止層a4を形成してシール用台紙Aを構成し、このシール用台紙Aの上面に図7に示すように、一般印刷インキを使用してオフセット印刷・シルクスクリーン印刷等により形成した絵柄層B、皮膚に貼り付けるための粘着層C及び離型紙Dを順次設けて構成した人体用転写シート(タトゥー転写シート)の製造方法が知られている。
一方、加飾材料として印刷インキに代えて金属箔を用いる転写シート及びその製造方法も提案されている。例えば、特許文献1では、シール用台紙上に形成される保護コート層と、保護コート層上に形成される金属箔支持用の絵柄下地層と、絵柄下地層の上に積層された金属箔からなる金属箔絵柄層と、金属箔絵柄層の上に積層された粘着剤層とを備える転写シートが開示されている。この転写シートによれば、使用に際して優れた意匠的装飾効果を達成でき、貼り付け面に対して優れた柔軟性とフレキシブル性を実現することができる。
特開2003−305997号公報
しかしながら、上記特許文献1の転写シートでは、貼り付け面における柔軟性とフレキシブル性は優れているものの、金属箔独特の光沢を表現するには不十分であるという問題がある。
また、上記製造方法では保護コート層を形成した後、絵柄下地層を形成する工程までに、保護コート層を乾燥させるため1日以上の時間を要するので、製造のリードタイムが長期化するという問題もある。
そこで、本発明は、上記の問題を解決することを課題として研究開発されたものであって、貼り付け面における優れた柔軟性とフレキシブル性を実現しつつ金属箔独特の高輝性を演出することができる転写シートを提供することを目的とする。また、かかる意匠的装飾効果に優れた転写シートを製造し、かつ、製造のリードタイムの短縮化を実現可能な転写シートの製造方法を提供することをも目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る転写シートは、被貼着体に絵柄を転写する転写シートであって、柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムでシール台紙上に積層される保護コート層と、前記保護コート層上に積層され、平均粒径が10μm以下の粉末状物質からなるパウダー層と、前記パウダー層上に積層され、金属箔を支持するための粘着剤からなる下地層と、前記下地層の上に載置され、所定の絵柄パターンを有する金属箔からなる金属箔絵柄層と、前記金属箔絵柄層の上に積層され、前記被貼着体に貼り付けるための粘着剤で形成される粘着剤層とを備えることを特徴とする。これにより、パウダー層が光の乱反射を促進させるので、金属箔独特の高輝性を演出することができ、優れた意匠的装飾効果を発揮することができる。
また、前記保護コート層と前記粘着剤層とは、他の層よりも幅広に形成されているとしてもよく、さらに、前記粘着剤層は、前記保護コート層よりも幅広に形成されているとするのが好ましい。これにより、粘着剤層や保護コート層が他の層を被覆するので、より耐久性に優れた転写シートを実現することができ、また、粘着剤層を最も幅広に形成することにより、柔軟性及びフレキシブル性をさらに向上させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る転写シートの製造方法は、被貼着体に絵柄を転写する転写シートの製造方法であって、シール台紙上に柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムを積層して保護コート層を形成する工程と、形成された保護コート層が半乾きの状態で平均粒径が10μm以下の粉末状物質を粉蒔きしてパウダー層を形成する工程と、形成されたパウダー層の上に粘着剤を積層して金属箔を支持するための下地層を形成する工程と、下地層の上に金属箔を貼着して所定の絵柄パターンの金属箔絵柄層を形成する工程と、金属箔絵柄層に前記被貼着体に貼り付けるための粘着剤を積層して粘着剤層を形成する工程とを含むことを特徴とする。これにより、保護コート層が完全に乾燥するのを待つことなく次の工程に進むことが可能となり、保護コート層を形成してから下地層を形成するまでの時間を大幅に短くすることができるので、ひいては製造のリードタイムを短縮することができる。
本発明に係る転写シートによれば、優れた柔軟性とフレキシブル性を実現すると同時に、パウダー層が光の乱反射を促進させて金属箔独特の光沢を効果的に表現することができ、意匠的装飾効果に優れた転写シートを実現することができる。
また、本発明に係る転写シートの製造方法によれば、保護コート層が完全に乾燥するのを待たずに次の工程に進むことができるので、製造のリードタイムの短縮化を図ることができる。
以下、本発明に係る転写シート及びその製造方法について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る転写シートの部分平面図である。
転写シート1は、金、銀、プラチナ、銅錫、アルミニウム等の単金属あるいはこれらの金属の合金からなる金属箔を用いて形成された絵柄を、転写シート1の被貼着体に転写して被貼着体の装飾を図るものである。図1には、その絵柄の例として、アルファベットの「A」、「B」及び「C」の絵柄6a、6b、6cが示されている。
転写シート1の被貼着体としては人体の皮膚が代表的であるが、椀や重箱等の食器類や箸、スプーン等の食器小物類、コースター、盆等の間接食器類、花生け、時計等の装飾品、ペン、名刺入れ等の文房具類、タンス、屏風等の家具調度品、髪飾り、ペンダント等のアクセサリー類、窓ガラス、化粧壁等の建築物等、転写シート1を貼着可能な平面を有する物品であれば被貼着体となりうる。
図2は、図1のA−A線における部分断面図である。
図2に示すように、転写シート1は、シール台紙2、保護コート層3、パウダー層4、下地層5、金属箔絵柄層6、粘着剤層7及びシリコン離型紙8が積層された構成を有している。
シール台紙2は、転写シート1が被貼着体に貼り付けられるまで、積層された保護コート層3からシリコン離型紙8までを保持しておくための台紙であり、上述した従来のシール用台紙を用いることができる。
保護コート層3は、柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムで構成される、10〜20μm程度の薄さの層であり、金属箔絵柄層6を保護してその耐摩耗性を高めると共に、皮膚の動きに追従するフレキシブル性を高めるために設けられる。保護コート層3を構成する樹脂フィルムとしては、例えば、アクリル系、セルロース系、ブチラール系、ウレタン系、エポキシ系樹脂フィルム等が挙げられる。
パウダー層4は、平均粒径が10μm以下の粉末状物質(パウダー)で構成される層であり、保護コート層3及び金属箔絵柄層6の耐久性をより堅牢にすると共に、金属箔絵柄層6を形成する金属箔の光沢を高めるために設けられる。パウダー層4によって金属箔の光沢が高められるのは、粉末状物質が光の乱反射を促進させるからである。また、パウダー層4を形成することにより金属箔絵柄層6を構成する金属箔がシール台紙2に付着することを防止する効果も期待できる。このパウダー層4は、後述するように、保護コート層3が半乾きの状態で粉蒔きして保護コート層3にパウダーを混入させ、4〜10μm程度の薄さに形成するのが好ましい。パウダー層4が薄すぎると光の乱反射が不十分となるので金属箔の光沢を高める効果の点で劣り、厚すぎると積層される下地層5を保持することが困難になるからである。
パウダー層4を構成する粉末状物質としては、例えば、タルクを主成分とするベビーパウダーを使用することができ、その他、酸化チタン等を主成分とする粉末状物質を使用することも可能である。
下地層5は、10〜20μm程度の薄さの層であり、下記のような組成の透明な粘着剤で構成され、金属箔絵柄層6の金属箔を支持するために設けられる層であり、金属箔絵柄層6の絵柄形態と相応するパターンとなるように形成されている。
(下地層5の粘着剤の組成)
アクリル酸エステル共重合体樹脂 20.0重量%
ソルベッソ150(石油系溶剤、商品名) 48.0重量%
キレート系架橋剤 2.0重量%
ソルフィット(石油系溶剤、商品名) 30.0重量%。
金属箔絵柄層6は、下地層5に貼着され、所定の絵柄形態に形成された金属箔からなる層である。ここにいう金属箔とは、伝統工芸技術を活かした箔打ち製造方法により得られる箔又はシート、圧延ローラ等の工業的圧延加工技術により得られる箔又はシート、蒸着技術により得られる箔又はシートを含むものである。なお、金属箔の厚みは、0.1〜5.0μmの範囲とするのが好ましい。0.1μmに満たない極薄の金属箔は製造が困難であり、仮に製造できたとしても耐摩耗性に欠けるからである。また、人体の皮膚の色が金属箔を透過してしまい、金属箔の発する光沢が低減して意匠的効果を期待できないことになる。一方、5.0μmを超える金属箔は、厚すぎてフレキシブル性に欠け、皮膚への追従性が悪くシールし難く、経済的にも不利となる。
この金属箔絵柄層6を蒸着技術により形成する例を説明すると、金属箔絵柄層6は、下地層5の上に真空蒸着手段を用いて厚さ4.0μmの蒸着箔を載せて軽く押さえた後、蒸着箔を剥離すると、下地層5が形成されている部分にのみ蒸着箔が粘着して残存し、所望の絵柄形態が形成されるようになっている。
粘着剤層7は、10〜20μm程度の薄さの層であり、例えば人体の皮膚など、被貼着体に貼り付けるための粘着剤で構成される層である。粘着剤層7を構成する粘着剤としては、例えば下記の組成のものを用いることができるが、市販の粘着剤ならほとんど使用可能である。但し、被貼着体が皮膚の場合には、皮膚に接触するものであるから強い刺激性を有するものは使用に適しないことはいうまでもない。
(粘着剤層7の粘着剤の組成)
アクリル酸エステル樹脂 25.0重量%
メトキシブタノール(溶剤) 41.5重量%
キレート系架橋剤 3.5重量%
ダイアセトンアルコール 30.0重量%。
シリコン離型紙8は、ブロッキング防止のために設けられるシートであり、従来のものを利用することができる。
このように構成される転写シート1を人体の上腕部の皮膚に貼り付ける場合、まずシリコン離型紙8を剥離した後、皮膚に貼り付けるための粘着剤層7を上腕部に押し当てて、シール台紙2の裏面から水をシール台紙2にたっぷり染み込ませる。すると、20〜40秒後にはシール台紙2が簡単に取れて皮膚面に絵柄が転写される。その絵柄の上からティッシュペーパー等で余分な糊・水分を拭き取れば、金属箔絵柄層6の金属箔によって人体の上腕部に綺麗な加飾を施すことができる。このとき、転写シート1のパウダー層4が光の乱反射を促進させるので、金属箔独特の高輝性を演出し優れた意匠的装飾効果を奏するものとなる。
次に、このような構成を有する転写シート1の製造方法について説明する。
図3は、転写シート1の製造手順を示すフロー図である。
まず、シール台紙2の上面に糊状の澱粉を塗布し乾燥させた後、保護コート層3を構成する樹脂をシルクスクリーン印刷することにより、シール台紙2上に保護コート層3を形成する(ステップS10)。
次に、形成された保護コート層3が乾燥し硬化しつつある状態、すなわち半乾きの状態となってから、上述したパウダーを粉蒔きしてパウダー層4を形成する(ステップS20)。従来のように保護コート層の上に下地層を積層する場合は、粘着剤で下地層を形成するため保護コート層が完全に乾燥するまで相当程度の時間を置かなければならない。この点、パウダー層を形成するパウダーであれば、粉末状であるため半乾きの状態であっても粉蒔きが可能であり、また半乾きの保護コート層3にパウダーが混入されることで密度が高まり、保護コート層3の保護膜としての堅牢性・耐久性が向上することになる。なお、保護コート層3が半乾きの状態となるには、常温(15〜25℃)下で30分〜2時間程必要である。
続いて、パウダー層4の上に、既述した金属箔支持用の透明な粘着剤をスクリーン印刷により、金属箔絵柄層6が所望の絵柄形態に形成されるよう相応するパターンで下地層5を形成する(ステップS30)。
そして、従来と同様に下地層5を構成する粘着剤の乾燥時間(約1日)を空けてから、金属箔を下地層5の上に載せて軽く押さえた後、金属箔を剥がして金属箔絵柄層6を形成する(ステップS40)。
最後に、金属箔絵柄層6の上に、被貼着体に貼り付けるための粘着剤を、スクリーン印刷を用いて保護コート層3と同じパターンとなるように積層させて粘着剤層7を形成し(ステップS50)、ブロッキング防止のためのシリコン離型紙8を貼付して転写シート1が完成する。
以上のような手順で転写シート1を製造することにより、パウダー層4の形成にあたって保護コート層3が完全に乾燥するのを待たなくて済むから、保護コート層3を形成してから下地層5を形成するまでの時間が従来の保護コート層3の乾燥待ち時間(1日以上)と比較して極めて短くなり、格段にリードタイムの短縮化を図ることができる。
続いて、本実施の形態1に係る転写シートの変形例について説明する。
図4は、変形例に係る転写シートの部分平面図である。
変形例に係る転写シート1aは、パウダー層4aが保護コート層3を被覆するように形成されている点において、上記実施の形態1の転写シート1と相違する。
このようにパウダー層4aによって保護コート層3を被覆することで、保護コート層3の耐久性と品質の安定性を向上させることが可能となり、金属箔の輝きをより一層高めることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る転写シートについて説明する。
図5は、本実施の形態2に係る転写シートの部分平面図である。
本実施の形態2に係る転写シート11は、保護コート層13と粘着剤層17とが、他の層、すなわちパウダー層14、下地層15及び金属箔絵柄層16よりも幅広となるように積層されており、さらに、粘着剤層17が保護コート層13よりも幅広に形成されている点において上記実施の形態1に係る転写シート1と異なる。
このように、保護コート層13と粘着剤層17とを他の層よりも幅広にすることにより、保護コート層13と粘着剤層17とが他の層を挟んで被覆するので、金属箔の耐摩耗性を向上させ、より耐久性に優れた転写シートを実現することができる。また、粘着剤層17を保護コート層13よりも幅広に形成することにより、残りの層全体がホールドされるので、耐久性をより向上させることができる。さらに、粘着剤層17が最も幅広となるので、柔軟性及びフレキシブル性も向上させることができ、皮膚への追随性に優れた転写シートが実現可能となる。
以上、本発明に係る転写シートについて各実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その範囲を逸脱することなく本発明の趣旨に沿って様々の変形または修正が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記各実施の形態では、シール台紙の上に保護コート層を積層する構成としたが、シール台紙と保護コート層の間に金属箔との嫌密着性を有する樹脂からなる付着防止層を形成するとしてもよい。これにより、パウダー層と相俟って、金属箔絵柄層の加飾中に発生する余分な金属箔がシール台紙に付着することを効果的に防止することができる。
本発明に係る転写シートは、被貼着体に絵柄を転写して装飾的効果を高めるシートとして有用であり、特に人体の皮膚に絵柄を転写するタトゥーシートとして有用である。
本発明の実施の形態1に係る転写シートの部分平面図である。 図1のA−A線における部分断面図である。 転写シート1の製造手順を示すフロー図である。 変形例に係る転写シートの部分平面図である。 本発明の実施の形態2に係る転写シートの部分平面図である。 シール台紙の断面図である。 従来の転写シートの断面図である。
符号の説明
1、1a、11 転写シート
2 シール台紙
3、13 保護コート層
4、4a、14 パウダー層
5、15 下地層
6、16 金属箔絵柄層
6a、6b、6c 絵柄
7、17 粘着剤層
8 シリコン離型紙

Claims (4)

  1. 被貼着体に絵柄を転写する転写シートであって、
    柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムでシール台紙上に積層される保護コート層と、
    前記保護コート層上に積層され、平均粒径が10μm以下の粉末状物質からなるパウダー層と、
    前記パウダー層上に積層され、金属箔を支持するための粘着剤からなる下地層と、
    前記下地層の上に載置され、所定の絵柄パターンを有する金属箔からなる金属箔絵柄層と、
    前記金属箔絵柄層の上に積層され、前記被貼着体に貼り付けるための粘着剤で形成される粘着剤層とを備える
    ことを特徴とする転写シート。
  2. 前記保護コート層と前記粘着剤層とは、他の層よりも幅広に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の転写シート。
  3. 前記粘着剤層は、前記保護コート層よりも幅広に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の転写シート。
  4. 被貼着体に絵柄を転写する転写シートの製造方法であって、
    シール台紙上に柔軟性と不水溶性を有する透明な樹脂フィルムを積層して保護コート層を形成する工程と、
    形成された保護コート層が半乾きの状態で平均粒径が10μm以下の粉末状物質を粉蒔きしてパウダー層を形成する工程と、
    形成されたパウダー層の上に粘着剤を積層して金属箔を支持するための下地層を形成する工程と、
    下地層の上に金属箔を貼着して所定の絵柄パターンの金属箔絵柄層を形成する工程と、
    金属箔絵柄層に前記被貼着体に貼り付けるための粘着剤を積層して粘着剤層を形成する工程とを含む
    ことを特徴とする転写シートの製造方法。
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