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JP2009156116A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】皿ばねに掛かる応力を低減して、皿ばねの耐久寿命を延ばすことができると共に、安定した衝撃吸収能力を確保でき、且つ、皿ばねを撓ませる時の作業性を改善できる衝撃吸収装置を備えたスタータを提供する。
【解決手段】衝撃吸収装置に使用される皿ばね14は、ケース11の底面11bと、ディスク積層体の一方のサイドに配置される固定ディスク13との間に配置され、ケース11の開口端部に設けられるかしめ板11dをケース11の内径側に折り曲げて、ディスク積層体を介して皿ばね14をケース11の底面11b側へ付勢することにより、皿ばね14に反力(弾力)が蓄えられ、その反力によりディスク積層体を軸方向に加圧する。このため、皿ばね14に対し、かしめ荷重を均等に加えることが出来、安定した衝撃吸収能力を確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、衝撃吸収装置を備えたスタータに関する。
従来、多板式の衝撃吸収装置を備えたスタータが公知である(特許文献1参照)。
多板式の衝撃吸収装置は、図7に示す様に、底面を有する円筒状のケース100と、このケース100の内周に回転可能に収納され、且つ、減速装置のインターナルギヤを形成する複数枚の回転ディスク110と、ケース100の内周に回転不能に収納され、回転ディスク110と交互に配置される複数枚の固定ディスク120と、複数枚の回転ディスク110と複数枚の固定ディスク120とを板厚方向に重ね合わせて構成されるディスク積層体を軸方向に加圧する皿ばね130等より構成される。
この衝撃吸収装置は、インターナルギヤ(回転ディスク110)に所定値以上の負荷トルクが加わると、固定ディスク120との間に生じる摩擦力に抗して回転ディスク110が回転することにより、インターナルギヤに加わる過大な衝撃を吸収する働きを有している。
特開2005−113816号公報
ところが、上記の衝撃吸収装置は、皿ばね130がケース100の反底面側に配置される、つまり、ケース100の底面と皿ばね130との間にディスク積層体を挟み込んでいるため、皿ばね130がインターナルギヤに噛み合う遊星ギヤと干渉しない様に、皿ばね130の内径をインターナルギヤ(回転ディスク110)の歯底径より小さく形成する必要がある。この場合、皿ばね130の幅が狭くなる、言い換えると、皿ばね130の内外径比(外径/内径)が小さくなるため、皿ばね130のたわみ量に対する荷重比が大きくなり、皿ばね130に掛かる応力が増大して皿ばね130の耐久性が低下する問題を有している。
また、ケース100の開口端部を内径側へかしめて皿ばね130を撓ませる際に、皿ばね130の角度が付いた部分(皿ばね130の傾斜面)にケース100の開口端部を押し当てるため、かしめ時に皿ばね130が傾く可能性を完全に否定できない。この場合、皿ばね130に加わるかしめ荷重が安定しないため、衝撃吸収能力にばらつきが生じる要因となる。
さらに、ケース100の開口端部を内径側へかしめる際に、皿ばね130が動かないように(傾かないように)、皿ばね130とケース100の双方を抑えながらかしめ作業を行う必要があり、かしめ時の作業性について、改善の余地が残されていた。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、皿ばねに掛かる応力を低減して、皿ばねの耐久寿命を延ばすことができると共に、安定した衝撃吸収能力を確保でき、且つ、皿ばねを撓ませる時の作業性を改善できる衝撃吸収装置を備えたスタータを提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、回転力を発生するモータと、このモータの回転を減速する遊星歯車減速装置と、この遊星歯車減速装置に使用されるインターナルギヤの回転を摩擦力によって規制すると共に、インターナルギヤに所定値以上の負荷トルクが加わった時に、インターナルギヤが摩擦力に抗して回転することにより衝撃を吸収する衝撃吸収装置とを備える。
衝撃吸収装置は、環状の底面を有する筒状のケースと、このケースの内周に回転可能に収納され、且つ、インターナルギヤを形成する複数枚の回転ディスクと、ケースの内周に回転不能に収納され、且つ、複数枚の回転ディスクのそれぞれ両側を挟んで配置される複数枚の固定ディスクと、回転ディスクと固定ディスクとを重ね合わせて構成されるディスク積層体とケースの底面との間に配置される皿ばねとを有し、ケースの反底面側である開口端側には、皿ばねを撓ませて弾力を発生させるために、ディスク積層体を介して皿ばねをケースの底面側へ付勢する付勢手段が設けられることを特徴とする。
上記の構成によれば、ケースの底面とディスク積層体との間に皿ばねを配置しているので、皿ばねに対し付勢手段により均等に荷重を加えることが出来、安定した衝撃吸収能力を確保できる。
また、ケースの底面とディスク積層体との間に皿ばねを配置することにより、付勢手段によって皿ばねを撓ませる際に、皿ばねが傾くことはなく、皿ばねを抑えながら付勢する必要はないので、付勢手段によりディスク積層体を付勢して皿ばねを撓ませる時の作業性が向上する。
(請求項2の発明)
請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、皿ばねの内径が、回転ディスクに形成されるインターナルギヤの歯底径より小さいことを特徴とする。
本発明では、ケースの底面とディスク積層体との間に皿ばねを配置するので、皿ばねの内径をインターナルギヤの歯底径より小さく形成しても、インターナルギヤに噛み合う遊星ギヤに皿ばねが干渉することはない。これにより、皿ばねをケースの開口部側に配置する場合と比較して、皿ばねの内外径比(外径/内径)を大きくできる(皿ばねの傾斜面の幅が大きい)ので、皿ばねに掛かる繰り返し応力を低減できる。その結果、皿ばねの耐久性が向上して、皿ばねの寿命を延ばすことができ、且つ、省スペースで高性能な衝撃吸収装置を提供できる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、付勢手段は、ケースの開口端側に設けられたかしめ部をケースの内径側へ折り曲げてかしめることにより、ディスク積層体を介して皿ばねをケースの底面側へ付勢していることを特徴とする。
本発明では、皿ばねの角度がついた傾斜面を直接かしめる必要はなく、固定ディスクの表面に対してかしめ作業を行うことができるので、皿ばねの傾斜面を直接かしめる従来技術と比較して作業性を改善できる。
(請求項4の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、付勢手段は、ケースの開口端側の内周に圧入される圧入部材であり、この圧入部材をケースの開口端から所定の深さまで圧入することにより、ディスク積層体を介して皿ばねをケースの底面側へ付勢していることを特徴とする。
本発明では、皿ばねの角度がついた傾斜面を圧入部材によって直接押圧する必要はなく、固定ディスクの表面に対して圧入作業を行うことができるので、皿ばねの傾斜面を直接かしめる従来技術と比較して作業性を改善できる。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、ケースには、周方向の一部が径方向の外側へ突き出る複数の凸部が設けられ、固定ディスクは、外周に複数の突起部が設けられて、この突起部が凸部の内側に嵌合して周方向に回転規制され、モータをハウジングに固定する複数本のスルーボルトを有し、このスルーボルトは、モータの磁気回路を形成するヨークの内側を通し、且つ、ケースの周方向に隣合う凸部と凸部との間に形成される空間を通ってハウジングに締結され、皿ばねは、外周形状が円形を有し、その外径が、複数本のスルーボルトに内接する円の内径より小さいことを特徴とする。
上記の構成によれば、ケースの周方向に隣合う凸部と凸部との間に形成される空間を利用してスルーボルトを配置できるので、ヨークの内側にスルーボルトを通すために、衝撃吸収装置を複数本のスルーボルトに内接する円の内側だけに配置する必要はない。これにより、回転ディスクと固定ディスクの摩擦面面積が大きく減少することはなく、耐摩耗性が低下することはない。
また、皿ばねにスルーボルトを逃がすための凹凸形状を設ける必要はなく、皿ばねの形状を簡素化できる。つまり、皿ばねの外周形状を単純な円形にできるので、例えば、JIS規格に対応した皿ばねを使用できる。
(請求項6の発明)
請求項5に記載したスタータにおいて、モータは、ヨークの内周に永久磁石を界磁極として配置した磁石界磁型モータであり、スルーボルトは、周方向に隣合う永久磁石と永久磁石との間を軸方向に通して配置されることを特徴とする。
モータの界磁極に永久磁石を使用することにより、周方向に隣合う磁石同士の間にスルーボルトを通すことが可能な間隔を無理なく確保できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1(a)は衝撃吸収装置10の径方向断面図(A−A断面図)、同図(b)は衝撃吸収装置10の軸方向断面図(B−O−B断面図)、図2はスタータ1の全体図である。
本実施例のスタータ1は、図2に示す様に、エンジン(図示せず)に取り付けられるハウジング2と、このハウジング2に複数本のスルーボルト3を締め付けて固定されるモータ4と、このモータ4の回転を減速する減速機5(図3参照)と、この減速機5にクラッチ6を介して連結される出力軸7と、この出力軸7の軸上に支持されるピニオンギヤ8と、モータ回路に設けられるメイン接点(図示せず)を開閉すると共に、シフトレバー(図示せず)を介してピニオンギヤ8を軸方向に移動させる働きを有する電磁スイッチ9と、エンジン始動時にスタータ1の駆動系に伝達される衝撃を吸収する衝撃吸収装置10等より構成される。
モータ4は、電機子4aの回転を出力する電機子軸4bの一端側(反減速機側)に整流子(図示せず)が設けられ、この整流子の外周に摺接するブラシ(図示せず)を介してバッテリから電機子4aに通電される周知の整流子電動機である。
減速機5は、電機子軸4bと同軸上で減速できる遊星歯車減速機であり、図3に示す様に、電機子軸4bに形成される太陽ギヤ5aと、この太陽ギヤ5aと同心に配置され、且つ、衝撃吸収装置10を介して回転規制される環状のインターナルギヤ5bと、両ギヤ5a、5bに噛み合う複数の遊星ギヤ5cと、この遊星ギヤ5cの公転運動を出力する遊星キャリア5dとで構成される。
クラッチ6は、図3に示す様に、遊星キャリア5dと一体に設けられるアウタ6aと、出力軸7と一体に設けられるインナ6bと、アウタ6aとインナ6bとの間でトルクの伝達を断続するローラ6c等より構成され、エンジンを始動する際に、減速機5で増幅されたモータ4の駆動トルクを出力軸7に伝達する働きを有し、エンジンが始動してピニオンギヤ8がエンジンにより回された時に、インナ6bとアウタ6aとの間でトルクの伝達を遮断するローラ式の一方向クラッチとして構成されている。
出力軸7は、電機子軸4bと同一軸線上に配置され、モータ4の駆動トルクがクラッチ6を介して伝達されて回転する。
ピニオンギヤ8は、出力軸7の外周にヘリカルスプライン嵌合して配置され、エンジン始動時にエンジン側のリングギヤ(図示せず)に噛み合って、モータ4の駆動トルクをリングギヤに伝達する働きを有する。
電磁スイッチ9は、電磁コイル(図示せず)への通電により電磁石を形成してプランジャ(図示せず)を吸引する働きを有し、このプランジャの動きに連動してメイン接点を閉操作する。また、電磁コイルへの通電が停止して電磁石の吸引力が消滅すると、リターンスプリング(図示せず)に蓄えられた反力により、プランジャが押し戻されてメイン接点を開操作する。
衝撃吸収装置10は、図1(b)に示す様に、筒状の胴体部11aと環状の底面11bを有するケース11と、複数枚(実施例1では2枚)の回転ディスク12と複数枚(実施例1では3枚)の固定ディスク13とを交互に重ね合わせた状態でケース11の内部に収納されるディスク積層体と、このディスク積層体を軸方向に加圧する皿ばね14とで構成される。
ケース11は、図1(a)に示す様に、胴体部11aの周方向の一部が径方向の外側へ突き出る凸部11cが形成され、この凸部11cが胴体部11aの周方向に複数ヶ所、等間隔に設けられている。このケース11は、各凸部11cの外周面が、モータ4の磁気回路を形成するヨーク4c(図2参照)を軸方向に延長して設けられた円筒壁15の内周に回転不能に嵌合して配置される。なお、図1(b)に示すケース11は、胴体部11aと底面11bとが一体に設けられているが、胴体部11aと底面11bとを別体に形成しても良い。
回転ディスク12は、外周形状が円形を有するリング状に設けられ、その内周には、インターナルギヤ5bを形成する歯型が設けられている。この回転ディスク12は、ケース11の内径より僅かに小さい外径を有し、ケース11の内径に芯出しされた状態で回転可能に収納される。
固定ディスク13は、外周に複数の突起部13aを有するリング状に設けられ、突起部13aがケース11に設けられた凸部11cの内側に嵌合して周方向に回転規制(回り止め)されている。突起部13aを除く部分の固定ディスク13の外径は、回転ディスク12の外径と略同一寸法であり、固定ディスク13の内径は、遊星ギヤ5cと干渉しない様に、インターナルギヤ5bの歯底径より若干大きい寸法に形成されている。
上記の回転ディスク12と固定ディスク13は、図1(b)に示す様に、複数枚の回転ディスク12のそれぞれ両側に固定ディスク13が配置されてディスク積層体を形成している。
皿ばね14は、図1(b)に示す様に、ケース11の底面11bと、ディスク積層体の一方のサイド(ケース11の底面11b側)に配置される固定ディスク13との間に配置され、ケース11の開口端部に設けられるかしめ板11dをケース11の内径側に折り曲げて、ディスク積層体を介して皿ばね14をケース11の底面11b側へ付勢することにより、皿ばね14に反力(弾力)が蓄えられ、その反力によりディスク積層体を軸方向に加圧している。
ケース11のかしめ板11dは、図4に示す様に、胴体部11aに設けられる凸部11cの外周壁を軸方向に延長して設けられ、このかしめ板11dを、図示矢印で示す様に、ケース11の内径側へ折り曲げて、ディスク積層体の他方のサイドに配置される固定ディスク13に当接させ、更に、皿ばね14に所定の反力が蓄えられるまで、言い換えると、回転ディスク12と固定ディスク13との間に所定の滑りトルクが得られるまで、皿ばね14を撓ませた状態でかしめられている。
上記の衝撃吸収装置10は、エンジン始動時に回転ディスク12の滑りトルクを超える過大な衝撃がスタータ1の駆動系に伝達された時に、回転ディスク12が摩擦力に抗して滑る(回転する)ことにより、衝撃力の伝達を遮断してスタータ1の駆動系を過大な衝撃から保護する働きを有する。
また、本実施例の衝撃吸収装置10は、ケース11の胴体部11aに設けられた凸部11cと凸部11cとの間にスルーボルト3を通すことができる空間が確保されている。つまり、スルーボルト3は、図2に示す様に、ヨーク4cのエンド側開口部を塞ぐエンドフレーム16の後方からヨーク4cの内側に挿通され、そのヨーク4cの内周に固定される界磁極4d(例えば永久磁石)と界磁極4dとの間を通り抜けて、更に、上記の凸部11cと凸部11cとの間に形成される空間を通ってハウジング2に締結される。
(実施例1の効果)
本実施例のスタータ1に使用される衝撃吸収装置10は、皿ばね14をケース11の底面側(ケース11の底面11bとディスク積層体の一方のサイドに配置される固定ディスク13との間)に配置しているので、皿ばね14に対し、かしめ荷重を均等に加えることが出来、安定した衝撃吸収能力を確保できる。
また、ケース11の底面11bとディスク積層体の一方のサイドに配置される固定ディスク13との間に皿ばね14を配置することにより、かしめ板11dを折り曲げて皿ばね14を撓ませる際に、皿ばね14が傾くことはない。このため、皿ばね14を抑えながらかしめる必要はなく、かしめ時の作業性が向上する。
さらに、皿ばね14の角度がついた傾斜面を直接かしめる必要はなく、ディスク積層体の他方のサイドに配置される固定ディスク13の表面に対してかしめ作業を行うことができるので、皿ばね14を直接かしめる従来技術と比較して、かしめ作業を容易に行うことができる。
本実施例のスタータ1は、衝撃吸収装置10のケース11に設けられた凸部11cと凸部11cとの間に形成される空間を利用してスルーボルト3を配置できるので、ヨーク4cの内側にスルーボルト3を通すために、衝撃吸収装置10の全体を複数本のスルーボルト3に内接する円(内接円と呼ぶ)の内側に配置する必要はない。つまり、衝撃吸収装置10のケース11には、固定ディスク13を回り止めするための凸部11cが設けられるが、この凸部11cの外径を内接円の直径より小さく形成する必要はなく、ヨーク4cを軸方向に延長した円筒壁15の内径と同じ寸法まで大きくできるので、凸部11cと凸部11cとの間に形成される円弧壁の外径を内接円の直径と同じ寸法まで拡大できる。
上記の結果、ヨーク4cの内側にスルーボルト3を通す場合でも、回転ディスク12と固定ディスク13の摩擦面面積を十分に確保できるので、耐摩耗性が低下することはない。また、皿ばね14の配置スペースが大きく減少することもないので、皿ばね14の応力が増大することもなく、耐久性を維持できる。
また、本実施例の衝撃吸収装置10は、回転ディスク12と固定ディスク13とを板厚方向に重ね合わせて、皿ばね14の弾力により軸方向に加圧する構成であり、径方向に部品を積み重ねる構成ではないので、径方向に大きな搭載スペースを確保する必要はなく、省スペースに配置可能である。更に、使用する回転ディスク12と固定ディスク13の枚数を増やすことで、衝撃吸収能力を容易に向上でき、より高性能な衝撃吸収装置10を提供できる。
図5は衝撃吸収装置10の軸方向断面図である。
この実施例2に係る衝撃吸収装置は、図5に示す様に、皿ばね14の内径dsが、回転ディスク12に形成されるインターナルギヤ5bの歯底径diより小さく形成されていることを特徴とする。
ケース11の底面11b側(ケース11の底面11bとディスク積層体の一方のサイドに配置される固定ディスク13との間)に皿ばね14を配置することにより、皿ばね14の内径dsをインターナルギヤ5bの歯底径diより小さく形成しても、インターナルギヤ5bに噛み合う遊星ギヤ5cに皿ばね14が干渉することはない。これにより、皿ばね14をケース11の開口部側に配置する場合と比較して、皿ばね14の内外径比(外径/内径)を大きくできる、つまり、皿ばね14の傾斜面の幅を大きくできるので、皿ばね14に掛かる繰り返し応力を低減できる。その結果、皿ばね14の耐久性が向上して、皿ばね14の寿命を延ばすことができ、且つ、省スペースで高性能な衝撃吸収装置10を提供できる。
図6は衝撃吸収装置10の軸方向断面図である。
この実施例3に係る衝撃吸収装置10は、図6に示す様に、皿ばね14の外径Dが、複数本のスルーボルト3に内接する円の内径dbより小さいことを特徴とする。
この場合、皿ばね14にスルーボルト3を逃がすための凹凸形状を設ける必要はなく、皿ばね14の形状を簡素化できる。つまり、皿ばね14の外周形状を単純な円形にできるので、例えば、JIS規格に対応した皿ばね14を使用できる。
(変形例)
実施例1では、本発明の付勢手段として、ケース11の開口端部に設けたかしめ板11dをケース11の内径側へかしめる方法を記載したが、例えば、Cリング等の圧入部材をケース11の内周に圧入する方法でも良い。
(a)同図(b)に示す衝撃吸収装置のA−A断面図、(b)同図(a)に示す衝撃吸収装置のB−O−B断面図である(実施例1)。 スタータの全体図である。 衝撃吸収装置の拡大断面図である。 ケースの開口端部に設けられるかしめ板の斜視図である。 衝撃吸収装置の軸方向断面図である(実施例2)。 衝撃吸収装置の軸方向断面図である(実施例3)。 従来技術に係る衝撃吸収装置の軸方向断面図である。
符号の説明
1 スタータ
2 ハウジング
3 スルーボルト
4 モータ
4c モータのヨーク
4d モータの界磁極
5 減速機(遊星歯車減速装置)
5b インターナルギヤ
10 衝撃吸収装置
11 ケース
11b ケースの底面
11c ケースに設けられる凸部
11d かしめ板(かしめ部)
12 回転ディスク
13 固定ディスク
13a 固定ディスクに設けられる突起部
14 皿ばね
D 皿ばねの外径
db 複数本のスルーボルトに内接する円の内径
di インターナルギヤの歯底径
ds 皿ばねの内径

Claims (6)

  1. 回転力を発生するモータと、
    このモータの回転を減速する遊星歯車減速装置と、
    この遊星歯車減速装置に使用されるインターナルギヤの回転を摩擦力によって規制すると共に、前記インターナルギヤに所定値以上の負荷トルクが加わった時に、前記インターナルギヤが摩擦力に抗して回転することにより衝撃を吸収する衝撃吸収装置とを備えるスタータであって、
    前記衝撃吸収装置は、
    環状の底面を有する筒状のケースと、
    このケースの内周に回転可能に収納され、且つ、前記インターナルギヤを形成する複数枚の回転ディスクと、
    前記ケースの内周に回転不能に収納され、且つ、前記複数枚の回転ディスクのそれぞれ両側を挟んで配置される複数枚の固定ディスクと、
    前記回転ディスクと前記固定ディスクとを重ね合わせて構成されるディスク積層体と前記ケースの底面との間に配置される皿ばねとを有し、
    前記ケースの反底面側である開口端側には、前記皿ばねを撓ませて弾力を発生させるために、前記ディスク積層体を介して前記皿ばねを前記ケースの底面側へ付勢する付勢手段が設けられることを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記皿ばねの内径が、前記回転ディスクに形成される前記インターナルギヤの歯底径より小さいことを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記付勢手段は、前記ケースの開口端側に設けられたかしめ部を前記ケースの内径側へ折り曲げてかしめることにより、前記ディスク積層体を介して前記皿ばねを前記ケースの底面側へ付勢していることを特徴とするスタータ。
  4. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記付勢手段は、前記ケースの開口端側の内周に圧入される圧入部材であり、この圧入部材を前記ケースの開口端から所定の深さまで圧入することにより、前記ディスク積層体を介して前記皿ばねを前記ケースの底面側へ付勢していることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記ケースには、周方向の一部が径方向の外側へ突き出る複数の凸部が設けられ、
    前記固定ディスクは、外周に複数の突起部が設けられて、この突起部が前記凸部の内側に嵌合して周方向に回転規制され、
    前記モータをハウジングに固定する複数本のスルーボルトを有し、このスルーボルトは、前記モータの磁気回路を形成するヨークの内側を通し、且つ、前記ケースの周方向に隣合う前記凸部と凸部との間に形成される空間を通って前記ハウジングに締結され、
    前記皿ばねは、外周形状が円形を有し、その外径が、前記複数本のスルーボルトに内接する円の内径より小さいことを特徴とするスタータ。
  6. 請求項5に記載したスタータにおいて、
    前記モータは、前記ヨークの内周に永久磁石を界磁極として配置した磁石界磁型モータであり、
    前記スルーボルトは、周方向に隣合う前記永久磁石と前記永久磁石との間を軸方向に通して配置されることを特徴とするスタータ。
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