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JP2009139449A - 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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JP2009139449A
JP2009139449A JP2007313062A JP2007313062A JP2009139449A JP 2009139449 A JP2009139449 A JP 2009139449A JP 2007313062 A JP2007313062 A JP 2007313062A JP 2007313062 A JP2007313062 A JP 2007313062A JP 2009139449 A JP2009139449 A JP 2009139449A
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line head
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JP2007313062A
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Kenji Yamaguchi
健司 山口
Ken Ikuma
健 伊熊
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Abstract

【課題】光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた画像形成方法およびそれを用いた画像形成装置の提供。
【解決手段】ラインヘッド10の制御手段として、ヘッドコントローラ20と、プリントコントローラ21と、メカコントローラ22とが設けられている。プリントコントローラ21は画像処理部21aを有しており、また、ヘッドコントローラ20には、、主走査方向印刷位置ずれ補正部25、ビデオ(Video)I/F部26、副走査方向露光位置ずれ補正部27、ラインヘッド制御信号生成部28、リクエスト信号生成部29、レジスタ30、書込みアドレス生成部31が設けられている。主走査方向印刷位置ずれ補正後に副走査方向露光位置ずれ補正を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた場合の印刷位置ずれに起因する画質劣化を抑制した、画像形成方法およびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置の露光光源として、LEDや有機ELを用いたラインヘッドを設置する構成のものが知られている。特許文献1においては、記録紙上に転写されるトナー画像の主走査方向の色ずれを補正する方法が 記載されている。この色ずれ補正の手順は、(1)色ずれ量を検出するためのレジストマークを転写ベルト上に形成する。(2)転写ベルト上に形成されたレジストマークの位置を反射型フォトセンサで検出する。(3)反射型フォトセンサから出力される検出信号に基づいて主走査方向の色ずれ補正量を算出する。(4)露光装置の主走査方向の端部に挿入される余白部分を形成するための白画素量を、色ずれ補正量に応じて調整する。
特開2004−133217
特許文献1には、タンデム方式の画像形成装置における感光体の軸方向(主走査方向)の色ずれ補正方法が記載されている。しかしながら、モノクロ方式および4サイクル方式の画像形成装置における、感光体の軸方向のレジスト調整方法(記録紙に対して印刷位置をセンタリングする方法)については記載されておらず、モノクロ方式および4サイクル方式の画像形成装置における、感光体の軸方向のレジスト調整をどのようにして行なうのか不明、という問題があった。また、結像レンズアレイとして、光学倍率がマイナスのマイクロレンズを用いたマイクロレンズアレイ(MLA)ラインヘッドにおいては、前記特許文献1に記載されているような、従来の主走査方向の色ずれ補正では、MLAラインヘッド特有の発光素子行毎の露光位置ずれ、および負の光学倍率レンズに対応した発光順序を考慮していないため、処理順序が適切でないと(負の光学倍率に対応したデータ並び換え処理→主走査方向の色ずれ補正)、元画像と異なる潜像が形成されてしまうという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた場合の、印刷位置ずれに起因する画質劣化を抑制したラインヘッドの制御方法およびそれを用いた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の画像形成方法は、
基板と、
前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列して発光素子行を形成した発光体アレイと、
前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、
を備えたラインヘッドを有し、
前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれの補正を行った後に、前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、
基板と、
前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列した発光素子行を前記感光体の回動方向に複数形成した発光体アレイと、
前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、
を備え、前記感光体に対して前記発光素子行毎に異なる位置に潜像を形成するラインヘッドを有し、
感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれの補正を行った後に、前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する処理を行い、その後に前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、
基板と、
前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列した発光素子行を前記感光体の回動方向に複数形成した発光体アレイと、
前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、を備え、
前記発光体アレイおよび結像レンズアレイを前記感光体の回動方向に対して複数行配置して、
前記感光体に対して前記発光素子行毎に異なる位置に潜像を形成するラインヘッドを有し、次の順序で処理を行うことを特徴とする。
(1)前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれを補正する。
(2)前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する。
(3)前記発光素子グループ行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する。
(4)前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行う。
また、本発明の画像形成方法は、
前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像の補正は、ラインヘッドの製造精度に起因する湾曲ずれと、本体取付け精度に起因する斜行ずれの補正であることを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、前記発光素子グループ行補正は、前記結像レンズの行間露光位置ずれ補正であることを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれを補正する補正情報と、前記発光素子行補正情報と、前記発光素子グループ行補正情報とを補正情報として記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、感光体の軸方向に形成される0〜総ドット数をカウントして、画素データ長単位の第1の書込みアドレスを生成する段階と、
バンクアドレス、読み出した発光素子行補正情報、発光素子グループ行補正情報を加えて、第2の書込みアドレスを生成する段階と、
第1の書込みアドレスと第2の書込みアドレスを合成して、前記記憶手段の書き込みアドレスを生成することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段と、前記いずれかの方法で制御されるラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを1つ設け、転写媒体が前記各画像形成ステーションを通過することにより、4サイクル方式またはモノクロ方式で画像形成を行うことを特徴とする。
以下、図を参照して本発明を説明する。図11は、本発明の実施形態を示す説明図である。図11(a)は結像レンズ4を通して発光素子グループ6をみた状態でラインヘッドを部分的に示す平面図、図11(b)は単一の結像レンズ4と発光素子グループ6との関係を示す平面図である。図11(a)に示されているように、感光体の軸方向(主走査方向)に、それぞれの結像レンズと対応して発光素子グループが複数配列されている。
このように、発光素子は感光体の軸方向に沿って各結像レンズと対応して発光素子グループがブロック単位として区分されている。また、結像レンズ4は、感光体の軸方向および回動方向に複数設けられており、結像レンズアレイを構成している。なお、発光素子グループ6は基板上に形成されており、全体として発光素子アレイを構成している。
本発明の実施形態においては、このような感光体の軸方向に発光素子グループが複数配列された状態を「発光素子グループ行」と定義する。図11(a)には、発光素子グループ行が感光体の回動方向にA、B、Cの複数配置されている。各発光素子グループ行A〜Cは、前記のように発光体アレイを形成している。各発光素子グループ行A〜Cの感光体の軸方向で隣接する発光素子グループにおいて、中心位置間の長さR、S、Tは等しく設定される。また、感光体の回動方向で隣接する各発光素子グループ行A〜Cの発光素子グループにおいて、中心位置間の長さr、s、tも等しく設定される。
図11(b)において、発光素子グループ6には、感光体の軸方向に複数の発光素子を配列した発光素子行7aが設けられている。この発光素子行は、感光体の回動方向に複数配列されており、図11(b)の例では、発光素子行7a、7b、7cが設けられている。このように、図11(a)、(b)には、例えば発光素子グループ行Aでは3行の発光素子行7a、7b、7cが設けられることが記載されている。また、結像レンズも感光体の回動方向に3列配列されている。
図12、図13は、図11のような結像レンズと発光素子グループとが対応されているラインヘッドにおいて、感光体に露光位置ずれが生じる例の説明図である。図12において、各発光素子グループ行A〜Cの先頭位置に単体の結合レンズ4、5、8がそれぞれ配列されている。結合レンズ行間ピッチをDa、Dbとする。
結合レンズは、光学倍率がマイナスのマイクロレンズ(ML)を用いており、各MLの集合体でマイクロレンズアレイ(MLA)を構成している。このようなMLAにおいては、MLAのレンズ行間ピッチと、感光体の直径には個体差がある、などにより露光位置ずれが生ずる。このような露光位置ずれが生ずると、図13(a)に示すような潜像が感光体に形成される。
図13(a)において、6a、6b、6cは、MLAの露光位置ずれを補正しない場合の感光体に形成される潜像のパターンを示している。TaはMLAのレンズ行間露光位置ずれを示し、TbはMLAのレンズ内露光位置ずれを示している。ここで、レンズ行間とは、結像レンズが感光体の軸方向と直交する方向に複数配列された場合のレンズ間の関係を表現している。潜像のパターン6aには、潜像列k〜nが含まれる。また、潜像のパターン6bには潜像列p〜rが含まれ、潜像のパターン6cには潜像列s〜uが含まれる。
図13(b)は、MLAの露光位置ずれを補正した場合の潜像を示す説明図である。この際に潜像16は、各MLを透過した出力光により17a〜17fのように感光体に形成される。すなわち、当該潜像は、元画像と同じで感光体の軸方向(主走査方向)に1つの直線状に形成される。このため、画質の劣化を抑制することができる。
この補正の際には、感光体の移動方向をYとすると、例えば次のように処理する。図13(a)の潜像のパターン6aの部分の例では、潜像列kを基準としてレンズ内露光位置ずれ補正を行う。すなわち、潜像列mを潜像列kよりも1行遅延させたタイミングで形成する。また、潜像列nは潜像列kよりも2行遅延させたタイミングで形成する。
潜像のパターン6b、6cの部分も同様に潜像列を1行ずつ遅延させて露光位置ずれ補正を行う。レンズ行間露光位置ずれ補正は、潜像のパターン6aを基準として潜像のパターン6bをY方向に1タイミング遅延させ、潜像のパターン6cはY方向に2タイミング遅延させる。したがって、実際の露光位置ずれ補正は、潜像のパターン6aの潜像列kを基準として、各線像列m〜uは、順次1行ずつY方向にタイミングを遅延させて形成することになる。
本発明の実施形態においては、前記MLAの露光位置ずれを、前記ブロック単位で発光素子を制御することにより補正することができる。また、先に感光体の軸方向のトナー画像の印刷位置ずれを補正し、次にラインヘッドの製造精度に起因する湾曲ずれと、本体取付け精度に起因する斜行ずれを併せて補正することにより画質劣化を防止するものである。以下、この実施形態について説明する。
本発明においては、光学倍率がマイナスのマイクロレンズを使用する。このため、光学倍率が正のレンズを用いる場合とは異なり、データの並べ替えが必要になる。先にこの点について説明する。図2は、光学倍率が正のレンズを用いる場合の発光素子の配列と感光体に形成される潜像の関係を示す説明図である。
図2において、2は発光素子で○1〜○60が配列されている(以下、変換上の理由で丸付数字を○1のように表記する。)。4aはレンズ、6は潜像である。この例では、レンズ4aを介して感光体に形成される潜像の結像ドット○1〜○60は、発光素子○1〜○60と対応している。Yは感光体の回動方向である。
図3は、光学倍率がマイナスのマイクロレンズを使用する例の説明図である。図3において、発光素子2は図2と同様に○1〜○60が配列されている。光学倍率がマイナスのマイクロレンズ4は、発光素子2の出力光を感光体の軸方向と、感光体の回動方向において反転させて感光体に照射する。このため、感光体に形成される潜像6の結像ドット○1〜○60は、発光素子2の配列とは、感光体の軸方向と、感光体の回動方向で反転されることになる。したがって、図2と同じように感光体に潜像を形成する場合には、感光体の軸方向と感光体の回動方向で反転させるようにデータの並び替えが必要になる。
図1は、本発明の実施形態における制御部のブロック図である。図1には、ラインヘッド10の制御手段として、ヘッドコントローラ20と、プリントコントローラ21と、メカコントローラ22とが設けられている。プリントコントローラ21は画像処理部21aを有しており、また、ヘッドコントローラ20には、、主走査方向印刷位置ずれ補正部25、ビデオ(Video)I/F部26、副走査方向露光位置ずれ補正部27、ラインヘッド制御信号生成部28、リクエスト信号生成部29、レジスタ30、書込みアドレス生成部31が設けられている。
なお、主走査方向印刷位置ずれ補正部25には、遅延回路25aが設けられており、副走査方向露光位置ずれ補正部27には、SRAMが設けられている。さらに、レジスタ30には、主走査方向印刷位置ずれ情報を記憶する記憶手段30aと、発光素子行補正情報、発光素子グループ行補正情報を記憶する記憶手段30bが設けられている。
予め工場出荷前に、ヘッドコントローラ20のレジスタ30には、発光素子行補正情報、発光素子グループ行補正情報が記憶手段30bに記憶されている(○1)。また、主走査方向印刷位置ずれ補正情報が記憶手段30aに記憶されている(○1)。ここで発光素子行補正情報と発光素子グループ行補正情報は、MLA+ラインヘッドの発光素子配置の設計値(μm)単位をライン単位に変換した値である。また、主走査方向位置ずれ補正情報は、工場出荷前に主走査方向の印刷位置ずれ量を光学センサーなどで測定した値(μm)単位をドット単位に変換した値である。
印刷が開始されると、メカコントローラ22では記録紙の紙端を検出して、Vsync信号をヘッドコントローラ20のリクエスト信号生成部29に送信する(○2)。リクエスト信号生成部29では、Vreq信号(ビデオデータリクエスト信号)とHreq信号(ラインデータリクエスト信号)を生成し、ビデオI/F部26を経由してプリントコントローラ21へ送信する(○3)。また、Hreq信号は、主走査方向印刷位置ずれ補正部25、書込みアドレス生成部31、副走査方向露光位置ずれ補正部27、ヘッド制御信号生成部28に送られ、各モジュール間の同期をとる。
プリントコントローラ21は、受信したVreq信号とHreq信号をトリガとして、画像処理済の画像データをヘッドコントローラ20のビデオI/F部26へ送信する(○4)。この際に、配線コスト低減および配線の取り回しを容易にするのために、パラレルの画像データをシリアルデータに変換(パラレル→シリアル変換)し、高速シリアル通信で送信することが望ましい。
ビデオI/F部26は、画像データをシリアル→パラレル変換し、主走査方向印刷位置ずれ補正部25へ送信する(○4)。主走査方向印刷位置ずれ補正部25では、レジスタ30の主走査方向印刷位置ずれ補正情報記憶手段30aに格納されている主走査方向印刷位置ずれ情報に基づいて、主走査方向の端部に挿入される余白部分をドット単位で調整する。余白部分を調整する際は、Hreq信号からラインデータの先頭データが出力されるまでの時間を遅延回路(フィリップフロップ)によって制御する。その後、主走査方向印刷位置ずれ補正済画像データを副走査方向ずれ補正部27へ送信する。
図1の例では、主走査方向印刷位置ずれ補正部25に遅延回路(フィリップフロップ)25aを設けている。この遅延回路25aによって余白部分を調整しているが、主走査方向印刷位置ずれ量分のメモリを加えたラインバッファを用いて、余白部分を補正しても良い。すなわち、Video I/F部から送られてきた1ラインデータをラインバッファへ格納する際に、ラインデータの先頭に検出された主走査方向印刷位置ずれ量分のダミーデータ(0データ)を加えることで、主走査方向の端部に挿入される余白部分を補正する。
副走査方向ずれ補正部27では、書込みアドレス生成部31で生成された書込みアドレスに従って、順序変換済画像データをSRAMへ書込む。このような処理をすることで、MLA特有の発光素子配置による副走査方向のずれ(発光素子行ずれ、発光素子グループ行ずれ)を補正する(○6)。書込みアドレス生成部31では、レジスタに格納されている発光素子行補正情報、発光素子グループ行補正情報に基づいて書込みアドレスを生成する。書込みアドレスの生成方法は後述する。
副走査方向ずれ補正部27のSRAMに記憶されている副走査方向ずれ補正済画像データを読み出すときに、図3で示した負の光学倍率に対応した発光順序に画像データを並び換える(レンズ内データ順序変換、○7)。例えば図3で示した発光素子配置の場合、読み出しアドレスは{59,58,・・・,1,0,119,118,・・・,61,60,179,178・・・}となる。
このような処理は、レンズ単位で読み出しアドレスを反転させるものである。補正済みデータはラインヘッド10に送信される(○8)。また、同時にヘッド制御信号生成部28では、各種のヘッド制御信号(クロック、スタート信号、リセット信号など)を生成してラインヘッド10へ送信する(○8)。
図4は、図1で説明した副走査方向露光位置ずれ補正部27に設けたSRAMへの、画像データ書込みイメージ33を示す説明図である。この例では、図12に類似した発光素子配置であり、発光素子グループが3グループ(A、B、C)、グループ内の発光素子行が3行(1、2、3)、発光素子行間の露光位置ずれ量が感光体の回動方向に2ライン、発光素子グループ行間の露光位置ずれ量が感光体の回動方向に160ラインであるものとする。
また、1つのマイクロレンズに9個の発光素子、感光体の軸方向に配列された発光素子を区分する1つのブロックに15個の発光素子、主走査方向印刷位置ずれ量が2ドット、であるものとする。また、副走査方向の湾曲・斜行ずれ量はブロックNo0で2ライン、ブロックNo1で1ラインとする。図11(a)では、各結像レンズに発光素子のブロックをそれぞれ対応させて配置しているが、図4の例では、発光素子のブロックと結像レンズとは対応させていない例である。図4ではブロックNo0とNo1の2ブロックまでしか表示していないが、「ラインヘッドの感光体の軸方向の総ドット数/15個」のブロック数が存在している。
図4には、ラインアドレス0〜31の32のラインアドレスが表示されている。このラインアドレスの番号は、ラインヘッドの感光体軸方向に配列された発光素子の左端側からの配列番号に対応している。前記のように、発光素子は、1つのマイクロレンズに9個ずつ配置されるが、主走査方向印刷位置ずれ量が2ドットあるので、先頭のマイクロレンズは発光素子数を調整して7個としている。
1ブロックには発光素子を15個配置するので、ラインアドレスの番号14と31の部分に区切りの線を記載している。このように、ブロック単位は、結像レンズアレイの1つのレンズに対応した複数個の発光素子数(この例では、先頭を除いて9個)の非整数倍の発光素子数(この例では15個)で形成している。発光素子グループAの例では、ブロックNoが0において、BANK2には画素データD1、D4、D7が書き込まれている。画素データD1は、主走査方向印刷位置ずれ量が2ドットであるので、ラインアドレス「2」に対応させている。
BANK2から2ライン副走査方向にずれたBANK4には、画素データD3、D6が書き込まれている。さらに、BANK6には画素データD2、D5が書き込まれている。図4では、画素データの配列をBANK4、BANK6ではそれぞれ2個ずつとしているが、例えば、BANK4においてアドレス1にダミーデータを格納し、BANK6においてアドレス0にダミーデータを格納しても良い。
発光素子グループBについては、ブロックNoの「0」と「1」にまたがり、D8〜D16の9個の画素データが格納される。また、発光素子グループCについては、ブロックNoの「1」にD17〜D25の9個の画素データが格納される。発光素子グループCに続いて再度発光素子グループAの画素データD26以下が、ラインアドレス27から格納されている。
本発明の実施形態においては、感光体に対して発光素子行毎に異なる位置に潜像を形成するラインヘッドにおいて、最初に主走査方向印刷位置ずれ補正を行い、次に発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する発光素子行補正と、発光素子グループ行補正を行った後に、光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行うものである。以下、図により本発明の実施形態を説明する。
図5は、本発明の関連技術を示す説明図である。図5においては、主走査方向印刷位置ずれ補正と、感光体の回動方向(副走査方向)のずれ補正(前記ラインヘッドの湾曲・斜行補正と、発光素子行補正、発光素子グループ行補正)、および光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた場合のレンズ内データ変換をしない例を示している。図5の例では、1つの光学倍率がマイナスの結像レンズ内に18個の発光素子があり、発光素子行は3行となるように構成されている。
すなわち、発光素子1〜16、2〜17、3〜18の3行の発光素子行が形成されており、各発光素子行の発光素子は6個、1つの結像レンズ内には18個の発光素子が配列されている。したがって、図4の例(1つの結像レンズ内に9個の発光素子を配列している)とは、1つの結像レンズ内の発光素子数が異なっている。また、各発光素子行間では、副走査方向に2ライン分のずれがある。
図5(a)は、メモリ領域34内の元画像データを示している。この例では、ラインヘッドの湾曲・斜行補正を行わないので、スキュー補正は0である。また、感光体の回動方向に異なる位置に潜像を形成する発光素子行と発光素子グループ行の補正も行わないので、データ送信遅延量も0である。このように、図5(a)では、感光体の回動方向のずれ補正量は0である。また、前記のように主走査方向の印刷位置ずれ補正とレンズ内データ変換も行っていない。
図5(b)は発光体アレイの発光素子面35を示している。1〜18の18個の発光素子で、前記のように3行の発光素子行を形成している。図5(c)は感光体上の露光スポット36を示している。光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた場合には、各発光素子の出力光は、感光体の軸方向と感光体の回動方向で反転する。このため、露光スポット36は図示の位置に形成されることになる。
図5(d)は感光体上に形成される潜像を示している。図5(b)に示した発光素子1に対しては、図5(a)のBANK0〜BANK4に書き込まれている「11111」の画像データが供給される。発光素子行2〜17においては、感光体の回動方向について発光素子行1〜16から2ライン遅延して発光素子行2〜17が動作する。発光素子行3〜18においても、感光体の回動方向について発光素子行2〜17から2ライン遅延して発光素子行3〜18が動作する。
例えば、発光素子1は感光体の回動方向について、発光素子2から2ライン遅延して動作しており、発光素子2は感光体の回動方向について、発光素子3から2ライン遅延して動作する。図5(d)に示されるように、何も補正処理を行っていないので、図5(a)の元画像とは異なる潜像が感光体上に形成される。なお、図5の例では、発光素子行の副走査方向の補正について説明したが、実際には、発光素子グループ行の副走査方向の補正についても必要となる。
図6、7は、副走査方向ずれ補正→MLA補正→主走査印刷位置ずれ補正の順で処理したときのデータフローと感光体上に形成される潜像を示している。図6(a)は、メモリ領域34aに格納された副走査ずれ補正後の画像データを示している。画像データ1〜16を基準にすると画像データ2〜17はこれよりも副走査方向で2ライン分のずれを補正する。また、画像データ3〜18は画像データ2〜17よりも副走査方向で2ライン分のずれ、すなわち、画像データ1〜16よりも副走査方向で4ライン分のずれを補正する。
図6(b)は、MLAレンズ内の主走査方向のデータ変換後の画像データ38を示している。例えば、アドレス0番地のBANK4〜8に格納されている「11111」の画像データは、アドレス17番地のBANK4〜8に変換される。また、アドレス17番地のBANK0〜4に格納されている「1818181818」の画像データは、アドレス0番地のBANK0〜4に変換される。
図6(c)は、図6(b)の画像データ38を、主走査方向に印刷位置ずれ補正のために2ドットずらした画像データ39を示している。この例では、アドレス0番地に対応する画像データ「18」は、主走査方向に2ドットずれたアドレス2番地に変換される。また、画像データ「3」はアドレス番地15からアドレス番地17に変換される。このため、アドレス16番地に対応する画像データ「2」と、アドレス17番地に対応する画像データ「1」は、図6(c)には示されていない。
図7(a)、(b)は、それぞれ図5(b)、(c)に対応し、発光素子面35と感光体上の露光スポット36を示している。図7(c)は、感光体上に形成される潜像を示している。図7(c)の潜像は、図6(c)の画像データが副走査方向に反転され、かつ主走査方向に2ドットずらして反転されて形成される。図7(c)に示されているように、画像データの処理順序が不適切だと、元画像ではなく、補悪された潜像が感光体上に形成される。
図8、図9は、本発明の実施形態にかかる説明図である。図8、図9においては、主走査方向印刷位置ずれ補正→副走査方向ずれ補正→MLA補正の順で処理したときのデータフローと感光体上に形成される潜像を示している。図8(a)は、主走査方向印刷位置ずれ補正後の画像データを示している。すなわち、図5(a)に示したメモリ領域34に格納された画像データに対して、先に主走査方向印刷位置ずれ補正した画像データ39aを格納する。
次に、図8(b)に示されているように、主走査方向印刷位置ずれ補正してメモリ領域に格納された画像データに対して副走査方向ずれ補正を行い、補正後の画像データ34bをメモリ領域に格納する。さらに、図8(c)に示されているように、レンズ内データ変換後の画像データ38aを形成する。
図9(a)は発光体アレイの発光素子面35を示しており、図9(b)は感光体上の露光スポット36を示している。前記図8で説明したようなMLAに対応したデータの並び替えを行うことにより、図9(c)に示されるように感光体上には、元画像データと同じ潜像が形成される。
本発明の実施形態においては、図12に示されたような発光素子アレイと結像レンズアレイを備えたラインヘッドにも適用できる。この場合には、図13に示されているように、発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する発光素子行補正と、発光素子グループ行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する発光素子グループ行補正を行う。その後に、光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行う。
また、本発明の実施形態においては、図11に示されたようなラインヘッドの発光素子を感光体の軸方向に沿って複数のブロック単位に分割した例にも適用できる。この場合には、前記ブロック単位は、結像レンズアレイの1つのレンズに対応した複数個の発光素子数の非整数倍の発光素子数で形成し、前記ブロック単位でラインヘッドの製造精度に起因する湾曲ずれと、本体取付け精度に起因する斜行ずれを補正してから、結像レンズ内データ順序変換を行う。
図10は、図1で説明した書込みアドレス生成部31に書込みアドレスを生成する例をフロー70で示すブロック図である。ラインカウンタ71では、感光体の軸方向に形成される0〜総ドット数をカウントする。ラインカウンタ71は、クロック信号(Clk)をトリガとして、ラインアドレスをカウントアップし、書込みアドレス1(第1の書込みアドレス)を生成する。書込みアドレスは、画素データ単位で形成される。ラインアドレスはHreq信号をトリガとしてリセットする。すなわち、初期化する。
BANKカウンタ72では、Hreq信号をトリガとしてBANKアドレスをカウントアップし、Vreq信号をトリガとしてBANKアドレスをリセットする(初期化する)。発光素子行補正情報管理部73では、ラインアドレスの値から各ドットに対応した発光素子行補正情報(BANK単位)を読み出す。
発光素子グループ行補正情報管理部74では、ラインアドレスの値から各ドットに対応した発光素子グループ行補正情報(BANK単位)を読み出す。BANKアドレスと読み出した発光素子行補正情報と発光素子グループ行補正情報を加えて、書込みアドレス2(第2の書込みアドレス)を生成する。書込みアドレス1と書込みアドレス2を合成して、SRAMの書込みアドレスを生成する。
本発明の実施形態は、ロータリ構成の画像形成装置に適用できる。図14は、画像形成装置の縦断側面図である。図14において、画像形成装置160には主要構成部材として、ロータリ構成の現像装置161、像担持体として機能する感光体ドラム165、有機ELアレイが設けられている像書込手段(ラインヘッド)167、中間転写ベルト169、用紙搬送路174、定着器の加熱ローラ172、給紙トレイ178が設けられている。
現像装置161は、現像ロータリ161aが軸161bを中心として矢視A方向に回転する。現像ロータリ161aの内部は4分割されており、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の像形成ユニットが設けられている。162a〜162dは、前記4色の各像形成ユニットに配置されており、矢視B方向に回転する現像ローラ、163a〜163dは、矢視C方向に回転するトナ−供給ローラである。また、164a〜164dはトナーを所定の厚さに規制する規制ブレードである。
165は、前記のように像担持体として機能する感光体ドラム、166は一次転写部材、168は帯電器、167は像書込手段で有機ELアレイが設けられている。感光体ドラム165は、図示を省略した駆動モータ、例えばステップモータにより現像ローラ162aとは逆方向の矢視D方向に駆動される。
中間転写ベルト169は、従動ローラ170bと駆動ローラ170a間に張架されており、駆動ローラ170aが前記感光体ドラム165の駆動モータに連結されて、中間転写ベルトに動力を伝達している。当該駆動モータの駆動により、中間転写ベルト169の駆動ローラ170aは感光体ドラム165とは逆方向の矢視E方向に回動される。
用紙搬送路174には、複数の搬送ローラと排紙ローラ対176などが設けられており、用紙を搬送する。中間転写ベルト169に担持されている片面の画像(トナー像)が、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に転写される。二次転写ローラ171は、クラッチにより中間転写ベルト169に離当接され、クラッチオンで中間転写ベルト169に当接されて用紙に画像が転写される。
上記のようにして画像が転写された用紙は、次に、定着ヒータHを有する定着器で定着処理がなされる。定着器には、加熱ローラ172、加圧ローラ173が設けられている。定着処理後の用紙は、排紙ローラ対176に引き込まれて矢視F方向に進行する。この状態から排紙ローラ対176が逆方向に回転すると、用紙は方向を反転して両面プリント用搬送路175を矢視G方向に進行する。177は電装品ボックス、178は用紙を収納する給紙トレイ、179は給紙トレイ178の出口に設けられているピックアップローラである。
用紙搬送路において、搬送ローラを駆動する駆動モータは、例えば低速のブラシレスモータが用いられる。また、中間転写ベルト169は色ずれ補正などが必要となるのでステップモータが用いられている。これらの各モータは、図示を省略している制御手段からの信号により制御される。
図の状態で、イエロー(Y)の静電潜像が感光体ドラム165に形成され、現像ローラ62aに高電圧が印加されることにより、感光体ドラム165にはイエローの画像が形成される。イエローの裏側および表側の画像がすべて中間転写ベルト169に担持されると、現像ロータリ161aが矢視A方向に90度回転する。
中間転写ベルト169は1回転して感光体ドラム165の位置に戻る。次にシアン(C)の2面の画像が感光体ドラム165に形成され、この画像が中間転写ベルト169に担持されているイエローの画像に重ねて担持される。以下、同様にして現像ロータリ161の90度回転、中間転写ベルト169への画像担持後の1回転処理が繰り返される。
4色のカラー画像担持には中間転写ベルト169は4回転して、その後に更に回転位置が制御されて二次転写ローラ171の位置で用紙に画像を転写する。給紙トレー178から給紙された用紙を搬送路174で搬送し、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に前記カラー画像を転写する。片面に画像が転写された用紙は前記のように排紙ローラ対176で反転されて、搬送径路で待機している。その後、用紙は適宜のタイミングで二次転写ローラ171の位置に搬送されて、他面に前記カラー画像が転写される。ハウジング180には、排気ファン181が設けられている。この例では、1つの転写部材(二次転写ローラ171)により転写媒体に画像形成されるので、画像形成ステーションは1つ設けられていることになる。
図15は、本発明の異なる実施形態を示す画像形成装置の縦断側面図である。図14は、4色のロータリ方式カラー画像形成装置を対象としていたが、図15は単色(モノクロ)の画像形成装置を対象としている。詳細な説明は省略し、要部のみ説明する。図15において、画像形成装置160aには主要構成部材として、現像装置161a、像担持体として機能する感光体ドラム165a、転写部材166a、ラインヘッド167a、帯電装置168a、定着ローラ対172a、用紙搬送路174a、給紙トレイ178a、給紙ローラ179aが設けられている。この例では、1つの転写部材166aにより転写媒体に画像形成されるので、画像形成ステーションは1つ設けられていることになる。
現像装置161aには、トナータンク166aに収納されているトナー169aを攪拌する攪拌羽根164x、トナー供給ローラ163b、現像ローラ162aが設けられている。図15の画像形成装置も図14の画像形成装置と同様に、像担持体の周囲に帯電手段と、ラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを1つ設け、転写媒体が前記各画像形成ステーションを通過することにより、転写媒体に画像を形成するものである。
本発明の実施形態において、発光体アレイの発光素子として、LEDや、有機EL、VCSEL(ビクセル:Vertical Cavity Surface Emitting LASER(垂直共振器面発光レーザ))等を用いることができる。
また、本発明の実施形態は、ラインヘッドと、負の光学倍率のMLA(Micro Lens Array)を備え、主走査方向の色ずれを補正する画像形成装置において、「主走査レジスト補正」→「MLA補正」の順で露光位置ずれを補正することによって、従来の主走査方向の色ずれ補正と、MLAラインヘッド特有の発光素子行毎の露光位置ずれ補正、発光素子グループ行毎の露光位置ずれ補正、および負の光学倍率レンズに対応した発光順序変換を正しく補正できる。このため、ユーザーに高画質な画像を提供できる。
以上、本発明の露光位置ずれを補正すると共に、光学倍率がマイナスの結像レンズを用いた場合の画質劣化を抑制した画像形成方法およびそれを用いた画像形成装置について実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 本発明の関連技術を示す説明図である。 本発明の関連技術を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の関連技術を示す説明図である。 本発明の関連技術を示す説明図である。 本発明の関連技術を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の縦断側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の縦断側面図である。
符号の説明
4、5、8・・・結像レンズ、6・・・発光素子グループ、7a〜7b・・・発光素子行、20・・・・ヘッドコントローラ、21・・・プリントコントローラ、22・・・メカコントローラ、24・・・ドライバIC、25・・・主走査方向印刷位置ずれ補正部、26・・・ビデオI/F、27・・・副走査方向露光位置ずれ補正部、28・・・ヘッド制御信号生成部、29・・・リクエスト信号生成部、30・・・レジスタ、31・・・書込みアドレス生成部、161・・・現像装置、165・・・感光体ドラム、167・・・ラインヘッド、169・・・中間転写ベルト、171・・・二次転写ローラ、A〜C・・・発光素子グループ行

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列して発光素子行を形成した発光体アレイと、
    前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、
    を備えたラインヘッドを有し、
    前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれの補正を行った後に、前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行うことを特徴とする、ラインヘッドの制御方法。
  2. 基板と、
    前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列した発光素子行を前記感光体の回動方向に複数形成した発光体アレイと、
    前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、
    を備え、前記感光体に対して前記発光素子行毎に異なる位置に潜像を形成するラインヘッドを有し、
    感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれの補正を行った後に、前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する処理を行い、その後に前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行うことを特徴とする、ラインヘッドの制御方法。
  3. 基板と、
    前記基板に感光体の軸方向に沿って発光素子を複数配列した発光素子行を前記感光体の回動方向に複数形成した発光体アレイと、
    前記発光体アレイに対応して設けられた光学倍率がマイナスの結像レンズと、を備え、
    前記発光体アレイおよび結像レンズアレイを前記感光体の回動方向に対して複数行配置して、
    前記感光体に対して前記発光素子行毎に異なる位置に潜像を形成するラインヘッドを有し、次の順序で処理を行うことを特徴とする、ラインヘッドの制御方法。
    (1)前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれを補正する。
    (2)前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する。
    (3)前記発光素子グループ行毎に異なる位置に形成される潜像を補正する。
    (4)前記光学倍率がマイナスの結像レンズに対応したデータ並び換えであるレンズ内データ順序変換を行う。
  4. 前記発光素子行毎に異なる位置に形成される潜像の補正は、ラインヘッドの製造精度に起因する湾曲ずれと、本体取付け精度に起因する斜行ずれの補正であることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のラインヘッドの制御方法。
  5. 前記発光素子グループ行補正は、前記結像レンズの行間露光位置ずれ補正であることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載のラインヘッドの制御方法。
  6. 前記感光体の軸方向におけるトナー画像の印刷位置ずれを補正する補正情報と、前記発光素子行補正情報と、前記発光素子グループ行補正情報とを補正情報として記憶する記憶手段を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のラインヘッドの制御方法。
  7. 感光体の軸方向に形成される0〜総ドット数をカウントして、画素データ長単位の第1の書込みアドレスを生成する段階と、
    バンクアドレス、読み出した発光素子行補正情報、発光素子グループ行補正情報を加えて、第2の書込みアドレスを生成する段階と、
    第1の書込みアドレスと第2の書込みアドレスを合成して、前記記憶手段の書き込みアドレスを生成することを特徴とする、請求項6に記載のラインヘッドの制御方法。
  8. 像担持体の周囲に帯電手段と、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の方法で制御されるラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを1つ設け、転写媒体が前記各画像形成ステーションを通過することにより、4サイクル方式またはモノクロ方式で画像形成を行うことを特徴とする、画像形成装置。
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