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JP2009093356A - 情報処理装置およびスクロール方法 - Google Patents

情報処理装置およびスクロール方法 Download PDF

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JP2009093356A JP2007262359A JP2007262359A JP2009093356A JP 2009093356 A JP2009093356 A JP 2009093356A JP 2007262359 A JP2007262359 A JP 2007262359A JP 2007262359 A JP2007262359 A JP 2007262359A JP 2009093356 A JP2009093356 A JP 2009093356A
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不二雄 登
Mamoru Tokashiki
守 渡嘉敷
Nariaki Sato
斉昭 佐藤
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Abstract

【課題】限られたリソース環境においても、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることが可能な情報処理装置およびスクロール方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、オブジェクトデータが表示されることでオブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域の一部が表示される表示部と、複数のオブジェクト表示領域にオブジェクトデータを割り当てて表示させるオブジェクトデータ表示制御部と、入力されたスクロール方向に基づいて、表示部に表示されているオブジェクト表示領域をスクロール方向にスクロールさせるとともに、表示部に表示されていないオブジェクト表示領域をスクロールさせて表示部に表示させるオブジェクト表示領域移動制御部と、を備える。
【選択図】図14

Description

本発明は、情報処理装置およびスクロール方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話等の各種の情報処理装置では、アイコン等のオブジェクトを液晶ディスプレイ等の表示部に表示し、カーソルやマウスポインタ等の位置選択オブジェクトでユーザにより選択決定されたオブジェクトに対応づけられた処理を実行することが行われている。かかる情報処理装置では、上述のようなオブジェクト選択での操作性の良し悪しが問題となる。
そこで、特許文献1に記載の情報処理装置では、上位メニューをカルーセル方式で表示するとともに、ある上位メニューに属する下位メニューを表示する際に、上位メニューから下位メニューへの移り変わりをユーザが容易に認識できるようにしている。
特開2002−175139号公報
ところで、上述のようなオブジェクトの選択に際して、選択可能なオブジェクトの個数が多く、すべてのオブジェクトを表示部に表示しきれない場合も多く存在する。かかる状況においては、ユーザ操作に応じて表示されているオブジェクトをスクロールさせる必要が生じる。この際に、オブジェクトのスクロールの滑らかさは、操作性を決定付ける重要な要因の一つである。
ここで、情報処理装置が十分な処理能力やメモリを有している場合には、表示する必要のあるオブジェクトすべてをあらかじめ生成しておいて状況に応じて表示を行ったり、表示する必要が生じた場合にオブジェクトを生成し表示したり、といった方法を用いることが可能である。しかしながら、例えば携帯電話やテレビなどの情報家電のようなリソースに限りがある情報処理装置では、かかる方法を用いることは困難である。
また、携帯電話やテレビ等の情報家電のようなリソースに限りがある情報処理装置では、リソースに起因する制約から、オブジェクトの滑らかなスクロールは用いずに、フォーカス位置が不連続に移動し、オブジェクトのスクロールも不連続的に内容が入れ替わるような方法が採用されることが多く、操作性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、限られたリソース環境においても、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置およびスクロール方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、オブジェクトデータが表示されることでオブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域の一部が表示される表示部と、前記複数のオブジェクト表示領域に前記オブジェクトデータを割り当てて表示させるオブジェクトデータ表示制御部と、入力されたスクロール方向に基づいて、前記表示部に表示されている前記オブジェクト表示領域を前記スクロール方向にスクロールさせるとともに、前記表示部に表示されていない前記オブジェクト表示領域をスクロールさせて前記表示部に表示させるオブジェクト表示領域移動制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、表示部には、オブジェクトデータが表示されることでオブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域の一部が表示され、オブジェクトデータ表示制御部は、複数のオブジェクト表示領域にオブジェクトデータを割り当てて表示させ、オブジェクト表示領域移動制御部は、入力されたスクロール方向に基づいて、表示部に表示されているオブジェクト表示領域をスクロール方向にスクロールさせるとともに、表示部に表示されていないオブジェクト表示領域をスクロールさせて表示部に表示させる。本発明に係る情報処理装置は、表示部に表示されているオブジェクト表示領域と、表示部に表示されていないオブジェクト表示領域の2種類のオブジェクト表示領域が存在するため、限られたリソース環境においても、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることが可能である。
前記オブジェクト表示領域は、所定の方向に並列に配設されており、前記スクロール方向へのスクロールは、配列された前記オブジェクト表示領域の行または列単位で行われてもよい。
前記オブジェクト表示領域移動制御部は、前記スクロール方向へのスクロールの結果前記表示部に表示されなくなった前記オブジェクト表示領域を、前記スクロールの結果表示部に表示されることとなった前記オブジェクト表示領域の後方に移動させてもよい。
1行または1列に配列されている前記オブジェクト表示領域の個数は、少なくとも、(前記表示部で1行または1列に配列されている前記オブジェクト表示領域の個数+2)個以上であってもよい。
前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記オブジェクト表示領域の移動に伴い、前記表示部に表示されなくなる前記オブジェクト表示領域に割り当てられている前記オブジェクトデータの透過率を、当該透過率が小さくなるように変化させてもよい。
前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記オブジェクト表示領域の移動に伴い、前記表示部に表示されることとなる前記オブジェクト表示領域に割り当てられている前記オブジェクトデータの透過率を、当該透過率が大きくなるように変化させてもよい。
前記情報処理装置は、前記オブジェクトデータが記録される記憶部を更に備え、前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記オブジェクトデータを前記記憶部から取得してもよい。
前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記情報処理装置に接続されている外部機器から前記オブジェクトデータを取得してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、表示部に表示されているオブジェクトをスクロールさせるスクロール方法であって、前記表示部に表示されている、オブジェクトデータが表示されることで前記オブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域を、入力されたスクロール方法に基づいてスクロールさせ、前記表示部に表示されていない前記オブジェクト表示領域を表示部に表示させるステップと、前記スクロール方向へのスクロールの結果前記表示部に表示されなくなった前記オブジェクト表示領域を、前記スクロールの結果表示部に表示されることとなった前記オブジェクト表示領域の後方に移動させるステップと、移動後の前記表示部に表示されなくなったオブジェクト表示領域に、オブジェクトデータを割り当てるステップと、を含むスクロール方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、コンピュータを、オブジェクトデータが表示され、所定のスクロール方向にスクロールさせることが可能なオブジェクト表示領域が複数存在し、複数の前記オブジェクト表示領域の一部が表示部に表示される情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、前記表示部に表示されている前記オブジェクト表示領域に、前記オブジェクトデータを割り当てて表示させるオブジェクトデータ表示制御機能と、前記表示部に表示されている前記オブジェクト表示領域を前記所定のスクロール方向にスクロールさせ、前記表示部に表示されていない前記オブジェクト表示領域を前記表示部に表示させるオブジェクト表示領域移動制御機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の情報処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、表示部に表示されているオブジェクト表示領域と表示部に表示されていないオブジェクト表示領域の2種類のオブジェクト表示領域が存在するため、限られたリソース環境においても、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
<本実施形態に係る情報処理装置の適用例について>
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100を適用可能なシステムの一例について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置100を適用可能なシステムの一例について説明するための説明図である。
本実施形態に係る情報処理装置100は、図1に示したように、例えばコンテンツ提供サーバ12からコンテンツデータを取得して、取得したコンテンツデータを再生可能な情報処理装置として利用することが可能である。以下では、このようなコンテンツ提供システム10に本実施形態に係る情報処理装置100を用いる場合について、詳細に説明する。
図1に示したように、コンテンツ提供システム10では、本実施形態に係る情報処理装置100と、コンテンツ提供サーバ12とが、通信網14を介して接続されている。また、通信網14には、更に、複数のクライアント機器16A、16Bが接続されている。
コンテンツ提供サーバ12は、ビデオコンテンツ、ミュージックコンテンツ、フォトコンテンツ等のコンテンツを管理するとともに、情報処理装置100やクライアント機器16からの要求に応じて、コンテンツ提供サーバ12が管理しているコンテンツに対応するコンテンツデータやコンテンツのメタデータを、情報処理装置100やクライアント機器16に提供する。また、コンテンツ提供サーバ12は、DLNAガイドラインに準拠するデジタルメディアサーバ(Digital Media Server:DMS)であってもよい。
通信網14は、コンテンツ提供サーバ12、情報処理装置100および複数のクライアント機器16を双方向通信又は一方向通信可能に接続する通信回線網である。この通信網は、例えば、インターネット、電話回線網、衛星通信網、同報通信路等の公衆回線網や、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)、Ethernet(登録商標)、ワイヤレスLAN等の専用回線網などで構成されており、有線/無線を問わない。
情報処理装置100は、通信網14を介してコンテンツ提供サーバ12と接続されており、コンテンツ提供サーバ12から、当該サーバ12が管理しているコンテンツの一覧やコンテンツのメタデータ等を受信して、再生可能なコンテンツの一覧を表示する。また、情報処理装置100は、情報処理装置100のユーザの指定に応じて、コンテンツ提供サーバ12にコンテンツデータの提供を要求し、取得したコンテンツデータを再生する。情報処理装置100は、後述する複数のクライアント機器16と、チャット等の双方向通信を介してコミュニケーションを図ることも可能である。また、情報処理装置100は、DLNAガイドラインに準拠するDMSであってもよく、デジタルメディアプレーヤ(Digital Media Player:DMP)であってもよい。なお、情報処理装置100については、以下で詳細に説明する。
クライアント機器16は、通信網14を介してコンテンツ提供サーバ12と接続されており、コンテンツ提供サーバ12から取得したコンテンツを再生することが可能である。また、クライアント機器16は、通信網14およびコンテンツ提供サーバ12を介して、他のクライアント機器16や情報処理装置100との間で、チャット等の双方向通信を行うことが可能である。
なお、情報処理装置100やクライアント機器16は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:PC)等のコンピュータ装置(ノート型、デスクトップ型を問わない。)に限定されるわけではなく、テレビジョン受像器、DVD/HDDレコーダ、Blu−rayレコーダ、携帯電話、PDA、デジタルカメラ等であってもよい。また、ネットワークを介した通信機能を有する機器であれば、例えば家庭用ゲーム機、デジタルビデオカメラ等の情報家電、テレビジョン放送用のチューナやデコーダなどで構成することも可能である。また、情報処理装置100やクライアント機器16は、契約者が持ち運びできるポータブルデバイス(Portabale Device)、例えば、携帯型ゲーム機、PHS、携帯型映像/音声プレーヤなどであってもよい。
<本実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例について>
続いて、図2〜図13を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100で使用されるアプリケーションの一例について、詳細に説明する。図2〜図13は、本実施形態に係る情報処理装置100で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。
本実施形態に係る情報処理装置100では、コンテンツを視聴可能なアプリケーションがユーザ操作によって起動されると、例えば図2に示したような画面が初期画面として表示される。初期画面は、図2に示したように、各種の情報が表示される情報表示領域501と、初期画面へ戻るための「HOME」アイコン505、オプション設定画面へ移行するための「OPTION」アイコン507、音量設定ボタン509等の各種オブジェクトが配置された、操作オブジェクト表示領域503と、を備える。
情報処理装置100のユーザは、情報表示領域501に表示されたユーザ選択アイコン511の中から、コンテンツの視聴の際に使用するユーザIDに対応付けられたアイコンを選択した後に、視聴を希望する各種コンテンツを選択する。図2には、視聴可能なコンテンツの一例として、例えば、静止画等のフォトコンテンツを閲覧するためのアイコン513、音楽コンテンツを再生するためのアイコン515、動画等のムービーコンテンツを視聴するためのアイコン517、IPTVやVoD(Video On Demand)等の配信型コンテンツを視聴するためのアイコン519等が配置されている。ユーザは、これらのアイコンを選択することで、希望するコンテンツを楽しむことが可能となる。
ユーザが、例えば、IPTV等のコンテンツを視聴するためのアイコン519を選択し、その後、視聴を希望するコンテンツを決定すると、情報処理装置100の表示部には、例えば図3に示したような画面が表示される。コンテンツ視聴時の表示画面は、例えば図3に示したように、情報表示領域501の上部に、初期画面で選択したユーザのアイコン521と、現在視聴中のコンテンツの名前など、視聴中のコンテンツを特定する情報523が表示され、それ以外の情報表示領域501の部分に、現在視聴中のコンテンツの内容が表示される。また、操作オブジェクト表示領域503には、前の画面に戻るための「RETURN」アイコンや、画面を閉じるための「CLOSE」アイコン等、情報表示領域501に対して所定の操作を行うための操作オブジェクト525が表示される。
また、コンテンツ視聴中に、通信網14に接続されているクライアント機器16のユーザから、メッセージが送信される場合がある。その場合には、例えば図4に示したように、情報表示領域501の一部に、メッセージを受信した旨を表すメッセージ受信情報527が表示され、メッセージをすぐに確認するか、後ほど確認するかを選択するためのオブジェクト529が表示される。情報処理装置100のユーザは、いずれか一方のオブジェクト529を選択することで、受信したメッセージを表示するか否かを選択することができる。
受信したメッセージを表示する旨を選択すると、例えば図5に示したように、受信したメッセージがメッセージ表示領域531に表示される。また、受信したメッセージに、メッセージ送信者が視聴しているコンテンツの視聴を推薦する旨の情報が付加されている場合には、メッセージ送信者が視聴しているコンテンツを視聴するかどうかを確認するメッセージと切替操作を実行するためのオブジェクトが、コンテンツ切替操作オブジェクト表示領域533に表示される。
これらのメッセージ表示領域531やコンテンツ切替操作オブジェクト表示領域533は、情報表示領域501に表示されているコンテンツの内容を遮蔽する部分が少なくなるように、情報表示領域501内に配置される。
また、本実施形態に係るアプリケーションでは、情報処理装置100のユーザの友人に関する情報(例えば、友人のユーザIDや、友人の使用しているクライアント機器のアドレス等)を予め設定しておくことで、例えば図6に示したように、友人がコンテンツ提供サーバ12に接続しているか否かを判別することが可能である。具体的には、図6に示したように、視聴中のコンテンツの内容を遮蔽する部分が少なくなるように、情報表示領域501に登録ID接続状況表示領域535を設け、この登録ID接続状況表示領域535に、「All Friends List」として、予め登録してある友人を表すオブジェクト537と友人のID名とを関連づけて表示する。この際、コンテンツ提供サーバ12に接続しているユーザに関するオブジェクト(例えば、アバター等)と、接続していないユーザに関するオブジェクトの表示方法をそれぞれ変えることで、情報処理装置100のユーザは、友人の接続状況を把握することができる。例えば、オブジェクト537を囲っているラインの色やラインの太さを変更したり、オブジェクト537の透明度を変更したり、オブジェクト537を点滅させたりすることで、情報処理装置200のユーザに、視覚的に友人ユーザの接続状況を把握させることが可能である。
また、本実施形態に係るアプリケーションでは、情報処理装置100のユーザが視聴しているコンテンツと同一のコンテンツを視聴している他のユーザの一覧を、表示することも可能である。例えば、図7に示したように、視聴中のコンテンツの内容を遮蔽する部分が少なくなるように、情報表示領域501に同一コンテンツ視聴者表示領域539を設け、この同一コンテンツ視聴者表示領域539に、「Same Channel List」として、同一のコンテンツを視聴しているユーザのオブジェクト541を、ユーザ名と関連づけて表示する。更に、ユーザのオブジェクト541には、当該ユーザが視聴中のコンテンツに対して下した評価543があわせて表示される。例えば、図7に示した例では、ユーザの評価が星の数として表されているが、図中に示した例に限定されるわけではなく、例えば、評価を点数として表示してもよいし、「良い」、「普通」、「悪い」のように、所定のキーワードを用いて表示してもよい。
また、視聴中のコンテンツに対する評価は、情報処理装置100のユーザも行うことが可能である。視聴中のコンテンツに対する評価545は、例えば図8に示したように、ユーザを表すアイコン(アバター)521に隣接するように、星の数として表示される。この評価を変更する場合には、例えば、操作オブジェクト表示領域503に表示されている「OPTION」アイコン507を選択して、情報表示領域501に、オプション操作選択領域547を表示させる。続いて、このオプション操作選択領域547に表示されるオプション操作情報のうち、評価を行うためのオブジェクト(「Rating」アイコン)549を選択することで行う。
「Rating」アイコン549を選択すると、例えば図9に示したように、オプション操作選択領域547に隣接して評価選択領域551が表示され、この評価選択領域551に表示されている評価内容を選択することで、視聴中のコンテンツに対する評価を下すことができる。評価内容を選択すると、例えば図10に示したように、ユーザを表すアイコン521に隣接した評価553が変更される。
また、本実施形態に係るアプリケーションでは、他のクライアント機器16を使用しているユーザに関する詳細情報を参照することが可能である。例えば図11に示したように、登録ID接続状況表示領域535(例えば、「All Friends List」)や、同一コンテンツ視聴者表示領域539(例えば、「Same Channel List」)に表示されているユーザを表すオブジェクト(アバター)555を選択すると、例えば図12に示したような、ユーザ情報表示領域557が、情報表示領域501に表示される。このユーザ情報表示領域557には、ユーザを表すオブジェクトに加えて、現在そのユーザが視聴しているコンテンツに関する情報559が表示される。また、ユーザ情報表示領域557には、情報を表示させているユーザとチャット等の双方向通信を行うためのオブジェクト(「Chat」アイコン)561や、情報を表示させているユーザが視聴しているコンテンツを視聴するためのオブジェクト(「Watch」アイコン)563が表示され、更に、情報処理装置200のユーザが視聴しているコンテンツを、情報を表示させているユーザに推薦するためのオブジェクト(「Recommend」アイコン)565が表示される。
ここで、情報処理装置100のユーザが、「Chat」アイコン561を選択すると、例えば図13に示したように、ユーザ情報表示領域557に代わってメッセージ選択領域567が情報表示領域501に表示される。メッセージ選択領域567には、例えば、天気に関する文章を集めたタグ(「Weather」タグ)569や、感情に関する表現を集めたタグ(「Emotion」タグ)571や、挨拶に関する表現を集めたタグ(「Greeting」タグ)573等、一般的に使用される会話文が話題毎に予め設定されており、かかるタグに収録されている文章575を選択することで、特定のユーザと、チャット等の双方向通信を行うことができる。
かかるアプリケーションにおいて、例えば、図2に示したユーザやコンテンツ等の選択時、または、図6や図7に示したようなユーザ情報の表示時などに、表示部に表示されているアイコン等のオブジェクトをスクロールさせる必要が生じうる。本実施形態に係る情報処理装置100では、かかるオブジェクトのスクロール時において、限られたリソース環境下であっても、滑らかなオブジェクトのスクロール処理を実現可能である。
なお、かかるアプリケーションは、情報処理装置100が備える記憶部やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等に格納され、情報処理装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)に読み込まれて実行される。また、かかるアプリケーションは、情報処理装置100内に設けられる揮発性メモリや、情報処理装置100に接続される揮発性メモリに格納されていてもよい。なお、かかるアプリケーションが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のアプリケーションは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
<本実施形態に係る情報処理装置について>
続いて、図14を参照しながら、図1〜図13に示したようなコンテンツ提供システム10において用いられる本実施形態に係る情報処理装置100について、詳細に説明する。図14は、コンテンツ提供システム10において用いられる本実施形態に係る情報処理装置100の機能を説明するためのブロック図である。
コンテンツ提供システム10において用いられる本実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図14に示したように、オブジェクト表示領域移動制御部101と、オブジェクトデータ表示制御部103と、表示部105と、動作検知部107と、コンテンツ情報取得部109と、コンテンツ情報表示制御部111と、双方向通信部113と、通信内容表示部115と、記憶部117と、を主に備える。
オブジェクト表示領域移動制御部101は、例えばCPU、ROM、RAM等から構成され、後述する動作検知部107が検知したユーザ操作に応じて、後述する表示部105に表示されているオブジェクト表示領域の移動制御を行う。ここで、オブジェクト表示領域とは、アイコンやアバター等の画像データからなるオブジェクトデータや、テキストデータからなるオブジェクトデータが表示される領域を意味し、かかる領域に上述のようなオブジェクトデータが割り当てられて表示されることにより、当該オブジェクト表示領域は、アイコンやアバターやテキストに関連付けられたリンク等のオブジェクトとして機能することとなる。すなわち、オブジェクト表示領域は、画像データやテキストデータからなるオブジェクトデータを表示するための表示枠(額縁)として機能する。また、上述のオブジェクト表示領域の移動制御は、例えば、ユーザによる入力キーやマウス等の入力装置の操作に応じて、オブジェクトを上下方向、左右方向、または斜め方向等にスクロールさせる際の制御を意味する。
本実施形態に係る情報処理装置100が用いることが可能なオブジェクト表示領域の個数は、情報処理装置100の処理能力(例えば、CPU等の処理能力)や、情報処理装置100が利用可能なメモリリソースの量や、後述する表示部105の大きさ等によって決定される。本実施形態に係る情報処理装置100は、上述のような要因により決定される数のオブジェクト表示領域を効率良く使用することにより、多数のオブジェクトを表示部105に表示することが可能となる。
オブジェクト表示領域移動制御部101は、当該オブジェクト表示領域移動制御部101が制御しているすべてのオブジェクト表示領域に関して、どのオブジェクト表示領域が現在表示部105に表示されており、表示部105に表示されていないオブジェクト表示領域がどれなのかを常に把握しており、かかる情報を、後述するオブジェクトデータ表示制御部103へと伝送する。
また、オブジェクト表示領域移動制御部101は、オブジェクト表示領域の移動制御の際に、以下で詳細に説明するような制御を行うことにより、オブジェクトの滑らかなスクロール処理を実現することができる。
なお、オブジェクト表示領域移動制御部101は、オブジェクト表示領域の移動制御に加えて、オブジェクト表示領域に関する更に別の制御を行うことも可能である。
オブジェクトデータ表示制御部103は、例えばCPU、ROM、RAM等から構成され、例えば記憶部117に記録されているオブジェクトデータをオブジェクト表示領域に対して割り当て、表示部105に表示する。オブジェクトデータ表示制御部103は、オブジェクト表示領域移動制御部101から伝送される、どのオブジェクト表示領域が表示部105に表示されているのかを表した情報に基づいて、表示部105に表示されているオブジェクト表示領域と、表示部105に表示されていないオブジェクト表示領域とに、オブジェクトデータを割り当てる。また、オブジェクトデータ表示制御部103は、情報処理装置100に接続されている外部機器からオブジェクトデータを取得して、取得したオブジェクトデータをオブジェクト表示領域に割り当ててもよい。ここで、情報処理装置100に接続されている外部機器とは、情報処理装置100に直接接続されている各種の情報処理装置であってもよく、ネットワークや通信網を介して情報処理装置100に接続されている各種のサーバやクライアント機器であってもよい。
また、オブジェクトデータ表示制御部103は、オブジェクト表示領域のスクロール等の移動に伴い、オブジェクト表示領域に割り当てているオブジェクトデータの透過率を変化させてもよい。例えば、表示部105に表示されていないオブジェクト表示領域が、スクロールに伴い表示部105に表示されるようになる場合には、当該オブジェクト表示領域に割り当てられているオブジェクトデータの透過率を0%(非表示状態)から100%(完全表示状態)に向けて変化させることで、トリミング等の処理を行うことなく、自然な形でオブジェクトを表示部105にフェードインさせることが可能である。同様に、表示部105に表示されているオブジェクト表示領域が、スクロールに伴い表示部105に表示されなくなる場合には、当該オブジェクト表示領域に割り当てられているオブジェクトデータの透過率を100%から0%に向けて変化させることで、オブジェクトを表示部105からフェードアウトさせることが可能である。なお、透過率の変化に際しては、透過率を連続的に変化させてもよく、透過率を段階的に変化させてもよい。
かかるオブジェクトデータ表示制御部103が行う処理については、以下で改めて詳細に説明する。
表示部105は、本実施形態に係る情報処理装置100が備える出力装置であって、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置等の表示装置が用いられる。表示部105に表示される各種の表示情報は、オブジェクト表示領域移動制御部101、オブジェクトデータ表示制御部103、後述するコンテンツ情報表示制御部111、通信内容表示制御部115等によって制御される。
動作検知部107は、例えばCPU、ROM、RAM等から構成され、マウスポインタやカーソル等の位置特定オブジェクトの動作を検知する。ここで、位置特定オブジェクトの動作の検知とは、位置特定オブジェクトが動いているのか、停止しているのか、といった動作の有無に関する検知や、位置特定オブジェクトの現在位置を特定する検知や、位置特定オブジェクトがどの方向にどのくらい移動したのか、といった動作の方向や大きさに関する検知等を含む。動作検知部107は、例えば、位置特定オブジェクトを操作するためのマウスやカーソルキー等の入力装置の動作検知を行うことで、上述の処理を行うことが可能である。
動作検知部107は、検知した位置特定オブジェクトの動作に関する動作情報を、オブジェクト表示領域移動制御部101、コンテンツ情報取得部109、コンテンツ情報表示制御部111、双方向通信部113、通信内容表示制御部115等に伝送する。
コンテンツ情報取得部109は、例えば、CPU、ROM、RAM、通信装置等から構成され、コンテンツデータや、コンテンツデータに対応するコンテンツのメタデータといったコンテンツ情報を、コンテンツ提供サーバ12から取得する。コンテンツ情報取得部109は、取得したコンテンツデータを、後述するコンテンツ情報表示制御部111へと出力する。また、コンテンツ情報取得部109は、取得したコンテンツデータやメタデータ等を、後述する記憶部117に記録してもよい。
本実施形態に係るコンテンツ情報取得部109は、情報処理装置100が通信網14を介してコンテンツ提供サーバ12に接続されると、コンテンツ提供サーバ12に対して、コンテンツのメタデータの取得要求を送信する。取得要求に応じてコンテンツ提供サーバ12からメタデータが送信されると、コンテンツ情報取得部109は、メタデータを受信して、コンテンツ情報表示制御部111へと出力する。
コンテンツ情報表示制御部111は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成され、表示部105にコンテンツデータを表示する表示制御を行う。コンテンツ情報表示制御部111には、コンテンツ情報取得部109からコンテンツデータやメタデータ等が入力され、コンテンツ情報表示制御部111は、入力されたコンテンツデータやメタデータ等を表示部105に表示する表示制御を行う。また、マウスポインタやカーソル等の位置特定オブジェクトの動作が検知されると、検知した動作に応じて、上記位置特定オブジェクトの表示制御を行う。
双方向通信部113は、例えば、CPU、ROM、RAM、通信装置等から構成され、表示部105にてコンテンツが再生されている間に、本実施形態に係る情報処理装置100と、通信網14を介してコンテンツ提供サーバ12に接続されている他のクライアント機器16との間で行われる、チャット等の双方向通信を制御する。より詳細には、双方向通信部113は、例えば後述する記憶部117に記録されているユーザ情報や通信プロトコル等に基づいて、コンテンツ提供サーバ12を介して行われる他のクライアント機器16との双方向通信の制御を行う。
通信内容表示制御部115は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成され、情報処理装置100が他のクライアント機器16とチャット等の双方向通信を行っている場合に、通信結果が双方向通信部113から入力され、入力された通信結果の表示部105への表示制御を行う。
記憶部117は、情報処理装置100のユーザに関するユーザ情報や、情報処理装置100で使用しうるオブジェクトに関するオブジェクトデータ等が記録される。また、これらのユーザ情報やオブジェクトデータ以外にも、記憶部117には、双方向通信部113がチャット等の双方向通信を制御するために使用する各種のパラメータや通信プロトコルやデータベース等が記録されていてもよい。更に、これらの情報以外にも、情報処理装置100が何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部117は、オブジェクト表示領域移動制御部101、オブジェクトデータ表示制御部103、動作検知部107、コンテンツ情報取得部109、コンテンツ情報表示制御部111、双方向通信部113、通信内容表示制御部115等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
また、記憶部117には、図2〜図13を参照しながら説明したようなアプリケーションが記録されており、このアプリケーションに基づいて情報処理装置100の様々な処理が行われてもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理装置100の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<本実施形態に係る情報処理装置における画面スクロール処理について>
続いて、図15〜図17を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100における画面スクロール処理の一例について、詳細に説明する。図15〜図17は、本実施形態に係る情報処理装置100における画面スクロール処理の一例を説明するための説明図である。
(上下方向のスクロール処理について)
図15は、情報処理装置100が利用可能なオブジェクト表示領域が6個であり、表示部105に設けられる表示領域201に4個のオブジェクト表示領域が表示される場合に、情報処理装置100が実施する上下方向の画面スクロール処理を説明するための説明図である。
図15の左端の図に示したように、オブジェクト表示領域203〜オブジェクト表示領域213の6個のオブジェクト表示領域が存在し、それぞれのオブジェクト表示領域には、a〜fで表した6個のオブジェクトデータが割り当てられている。オブジェクトデータが割り当てられているオブジェクト表示領域は、それぞれがアイコンやアバター等のオブジェクトとして機能している。また、表示領域201には、オブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211の4つのオブジェクト表示領域が表示されている。
ここで、情報処理装置100のユーザが、マウスやキーボードや入力キー等のポインティングデバイスを操作して、オブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211を上方向にスクロールさせた場合を考える。ユーザ操作は、情報処理装置100の動作検知部107によって検知され、ユーザが上方向へのスクロール操作を行った旨がオブジェクト表示領域移動制御部101に伝送される。オブジェクト表示領域移動制御部101は、表示領域201に表示されているオブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211だけでなく、表示領域201には位置していないオブジェクト表示領域203およびオブジェクト表示領域213をも、上方向に移動させる。この際、オブジェクト表示領域移動制御部101は、図15の左から2番目の図に示したように、オブジェクト表示領域203〜オブジェクト表示領域213全体を、滑らかに上方向に移動させる。その結果、オブジェクト表示領域205は、表示領域201から徐々に出て行くような視覚効果が得られ、オブジェクト表示領域213は、表示領域201に徐々に入ってくるような視覚効果が得られる。また、この際、オブジェクトデータ表示制御部103は、オブジェクト表示領域のスクロールに伴い、オブジェクト表示領域に割り当てているオブジェクトデータの透過率を変化させてもよい。
オブジェクト表示領域移動制御部101による移動制御の結果、図15の左から3番目の図に示したように、表示領域201には、オブジェクト表示領域207〜オブジェクト表示領域213の4つのオブジェクト表示領域が表示されていることとなり、オブジェクト表示領域207の上側に、表示領域201に表示されていない2つのオブジェクト表示領域203およびオブジェクト表示領域205が位置することとなる。
ここで、オブジェクト表示領域移動制御部101は、図15の右から2番目の図に示したように、表示領域201に表示されていないオブジェクト表示領域のうち、表示領域201から最も離れた位置(換言すれば、スクロール方向に沿った最も前方の位置)に存在するオブジェクト表示領域(図15の例では、オブジェクト表示領域203)を、表示領域201に表示されているオブジェクト表示領域のうち最も後方(換言すれば、スクロール方向に沿った最も後方の位置)に位置するもの(図15の例では、オブジェクト表示領域213)の更に後方へと移動させる。このような移動制御により、表示領域201の上側および下側には、それぞれ表示領域201に表示されていないオブジェクト表示領域が1つずつ存在することになる。
このように、情報処理装置100が利用するオブジェクト表示領域の個数は、一のスクロール方向について、少なくとも、(表示領域201に表示されるオブジェクト表示領域の個数+2)個であることが好ましい。
続いて、オブジェクトデータ表示制御部103は、図15の一番右側の図に示したように、オブジェクト表示領域203に割り当てられているオブジェクトデータを、データaからデータgへと変更する。ここで、オブジェクトデータgは、図15の一番右側の図が更に上側にスクロールした場合に、オブジェクトデータfの次に表示されることとなるオブジェクトデータである。したがって、オブジェクトデータf以降には新たなオブジェクトデータが存在しない場合には、オブジェクト表示領域203にはオブジェクトデータaが割り当てられたままとなる。
このような処理を行うことで、有限のオブジェクト表示領域(図15に示した例では、6個のオブジェクト表示領域)を用いて、オブジェクト表示領域の個数以上のオブジェクトデータを表示することが可能となる。かかる方法を用いる情報処理装置では、限られたリソースを有効に活用して、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることができる。
なお、図15では、オブジェクト表示領域が上方向にスクロールする場合について説明したが、オブジェクト表示領域が下方向にスクロールする場合でも、同様に処理することが可能である。
(左右方向のスクロール処理について)
図16は、情報処理装置100が利用可能なオブジェクト表示領域が6個であり、表示部105に設けられる表示領域201に4個のオブジェクト表示領域が表示される場合に、情報処理装置100が実施する左右方向の画面スクロール処理を説明するための説明図である。
図16の上端の図に示したように、オブジェクト表示領域203〜オブジェクト表示領域213の6個のオブジェクト表示領域が存在し、それぞれのオブジェクト表示領域には、a〜fで表した6個のオブジェクトデータが割り当てられている。オブジェクトデータが割り当てられているオブジェクト表示領域は、それぞれがアイコンやアバター等のオブジェクトとして機能している。また、表示領域201には、オブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211の4つのオブジェクト表示領域が表示されている。
ここで、情報処理装置100のユーザが、マウスやキーボードや入力キー等のポインティングデバイスを操作して、オブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211を左方向にスクロールさせた場合を考える。ユーザ操作は、情報処理装置100の動作検知部107によって検知され、ユーザが左方向へのスクロール操作を行った旨がオブジェクト表示領域移動制御部101に伝送される。オブジェクト表示領域移動制御部101は、表示領域201に表示されているオブジェクト表示領域205〜オブジェクト表示領域211だけでなく、表示領域201には位置していないオブジェクト表示領域203およびオブジェクト表示領域213をも、左方向に移動させる。この際、オブジェクト表示領域移動制御部101は、図16の上から2番目の図に示したように、オブジェクト表示領域203〜オブジェクト表示領域213全体を、滑らかに左方向に移動させる。その結果、オブジェクト表示領域205は、表示領域201から徐々に出て行くような視覚効果が得られ、オブジェクト表示領域213は、表示領域201に徐々に入ってくるような視覚効果が得られる。また、この際、オブジェクトデータ表示制御部103は、オブジェクト表示領域のスクロールに伴い、オブジェクト表示領域に割り当てているオブジェクトデータの透過率を変化させてもよい。
オブジェクト表示領域移動制御部101による移動制御の結果、図16の上から3番目の図に示したように、表示領域201には、オブジェクト表示領域207〜オブジェクト表示領域213の4つのオブジェクト表示領域が表示されていることとなり、オブジェクト表示領域207の左側に、表示領域201に表示されていない2つのオブジェクト表示領域203およびオブジェクト表示領域205が位置することとなる。
ここで、オブジェクト表示領域移動制御部101は、図16の下から2番目の図に示したように、表示領域201に表示されていないオブジェクト表示領域のうち、表示領域201から最も離れた位置(換言すれば、スクロール方向に沿った最も前方の位置)に存在するオブジェクト表示領域(図16の例では、オブジェクト表示領域203)を、表示領域201に表示されているオブジェクト表示領域のうち最も右側(換言すれば、スクロール方向に沿った最も後方の位置)に位置するもの(図15の例では、オブジェクト表示領域213)の更に後方(すなわち、更に右側)へと移動させる。このような移動制御により、表示領域201の左側および右側には、それぞれ表示領域201に表示されていないオブジェクト表示領域が1つずつ存在することになる。
このように、情報処理装置100が利用するオブジェクト表示領域の個数は、一のスクロール方向について、少なくとも、(表示領域201に表示されるオブジェクト表示領域の個数+2)個であることが好ましい。
続いて、オブジェクトデータ表示制御部103は、図16の一番下の図に示したように、オブジェクト表示領域203に割り当てられているオブジェクトデータを、データaからデータgへと変更する。ここで、オブジェクトデータgは、図16の一番下の図が更に左側にスクロールした場合に、オブジェクトデータfの次に表示されることとなるオブジェクトデータである。したがって、オブジェクトデータf以降には新たなオブジェクトデータが存在しない場合には、オブジェクト表示領域203にはオブジェクトデータaが割り当てられたままとなる。
このような処理を行うことで、有限のオブジェクト表示領域(図16に示した例では、6個のオブジェクト表示領域)を用いて、オブジェクト表示領域の個数以上のオブジェクトデータを表示することが可能となる。かかる方法を用いる情報処理装置では、限られたリソースを有効に活用して、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることができる。
なお、図16では、オブジェクト表示領域が左方向にスクロールする場合について説明したが、オブジェクト表示領域が右方向にスクロールする場合でも、同様に処理することが可能である。
(タイル状に配置されたオブジェクト表示領域のスクロール処理について)
図15および図16では、オブジェクト表示領域が一列に配列されている場合について説明を行ったが、図17では、オブジェクト表示領域がタイル状に配列されている場合について説明する。図17は、情報処理装置100が利用可能なオブジェクト表示領域が36個であり、表示部105に設けられる表示領域301に4行×4列の16個のオブジェクト表示領域が表示される場合に、情報処理装置100が実施する画面スクロール処理を説明するための説明図である。なお、図17中の矢印309は、スクロール方向を表している。
かかる場合においても、一の行または列において行われるスクロール処理は、図15および図16を用いて説明した場合と同様である。すなわち、図16中のある列を上下方向にスクロールする場合には、表示領域301に表示されているオブジェクト表示領域の列の上側および下側に配置された非表示のオブジェクト表示領域303を用いて、図15を参照しながら説明したスクロール処理を行う。また、図16中のある行を左右方向にスクロールする場合には、表示領域301に表示されているオブジェクト表示領域の行の右側および左側に配置された非表示のオブジェクト表示領域305を用いて、図16を参照しながら説明したスクロール処理を行う。
さらに、本実施形態に係る情報処理装置100が、斜め方向のスクロールも許容する場合には、非表示のオブジェクト表示領域307を用いて、図15および図16と同様の処理を行うことが可能である。
なお、図17に示したようなタイル状に配置されたオブジェクト表示領域のスクロール処理では、表示領域301に表示されているすべての列のオブジェクト表示領域を同時に移動させる処理を行うことも可能であり、いくつかの列のオブジェクト表示領域を同時に移動させる処理を行うことも可能である。同様に、表示領域301に表示されているすべての行のオブジェクト表示領域を同時に移動させる処理を行うことも可能であり、いくつかの行のオブジェクト表示領域を同時に移動させる処理を行うことも可能である。
なお、上述の図15〜図17の説明では、オブジェクト表示領域が一次元または二次元に配置されている場合について説明したが、オブジェクト表示領域が擬似三次元または三次元に配置されている場合であっても、同様の処理を行うことも可能である。
<本実施形態に係る情報処理装置におけるオブジェクトのスクロール方法について>
続いて、図18を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100におけるオブジェクトのスクロール方法について、詳細に説明する。図18は、本実施形態に係る情報処理装置100におけるオブジェクトのスクロール方法を説明するための流れ図である。
まず、情報処理装置100のユーザによって、マウスやキーボード等の入力装置にスクロール方向を指定する入力が行われると、情報処理装置100の動作検知部107は、ユーザが希望するスクロール方向を検知する。続いて、オブジェクト表示領域移動制御部101は、動作検知部107から伝送されたスクロール方向に基づいて、スクロール方向に沿って配列しているオブジェクト表示領域を、スクロール方向に沿って移動させる(ステップS101)。この移動の際に、オブジェクト表示領域移動制御部101は、オブジェクト表示領域それぞれが滑らかに移動するように、表示制御を行う。また、この際、オブジェクトデータ表示制御部103は、オブジェクト表示領域のスクロールに伴い、オブジェクト表示領域に割り当てているオブジェクトデータの透過率を変化させてもよい。
続いて、オブジェクト表示領域移動制御部101は、スクロールの結果、スクロール方向の最も前方に位置する非表示のオブジェクト表示領域を、スクロール方向の最も後方の位置へと移動させる(ステップS103)。かかる移動制御を行うことで、表示部の表示領域を挟んで両側には、非表示のオブジェクト表示領域が常に存在することとなる。
次に、オブジェクトデータ表示制御部103は、必要に応じて、最も後方に位置するオブジェクト表示領域に、オブジェクトデータを割り当てる(ステップS105)。かかる処理を行うことで、一連の処理に続いて、更に同じ方向へのオブジェクトのスクロール指示が入力された場合に、容易にオブジェクトのスクロール処理を行うことが可能となる。
このように、本実施形態に係るオブジェクトのスクロール方法においては、オブジェクトデータが表示されるオブジェクト表示領域のみを効率よく移動させ、オブジェクト表示領域の移動処理後に、移動後のオブジェクト表示領域に対してオブジェクトデータを割り当てるため、有限のオブジェクト表示領域を用いて、オブジェクト表示領域の個数以上のオブジェクトデータを表示することが可能となる。また、かかる方法を用いる情報処理装置では、限られたリソースを有効に活用して、表示部に表示されているオブジェクトを滑らかにスクロールさせることができる。
<情報処理装置のハードウェア構成について>
次に、図19を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成について、詳細に説明する。図19は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
情報処理装置100は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置100内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報処理装置100の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、この入力装置915を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した音響信号データや画像信号データなどを格納する。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)ポート等の、機器を情報処理装置100に直接接続するためのポートである。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置100は、外部接続機器929から直接音響信号データや画像信号データを取得したり、外部接続機器929に音響信号データや画像信号データを提供したりする。
通信装置925は、例えば、通信網14に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で音響信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続される通信網14は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
以上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置100の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、1回のスクロール操作でオブジェクト表示領域が1個ずつスクロールする場合について説明したが、1回のスクロール操作でスクロールするオブジェクト表示領域の個数は、2個以上であってもよい。この場合に、1回のスクロール操作でスクロールするオブジェクト表示領域の個数の2倍の個数を、表示部に表示されていないオブジェクト表示領域の個数とすることが好ましい。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を適用可能なシステムの一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置で使用されるアプリケーションの一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置における画面スクロール処理の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置における画面スクロール処理の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置における画面スクロール処理の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置における画面スクロール方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 オブジェクト表示領域移動制御部
103 オブジェクトデータ表示制御部
105 表示部
107 動作検知部
109 コンテンツ情報取得部
111 コンテンツ情報表示制御部
113 双方向通信部
115 通信内容表示制御部
117 記憶部

Claims (9)

  1. オブジェクトデータが表示されることでオブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域の一部が表示される表示部と、
    前記複数のオブジェクト表示領域に前記オブジェクトデータを割り当てて表示させるオブジェクトデータ表示制御部と、
    入力されたスクロール方向に基づいて、前記表示部に表示されている前記オブジェクト表示領域を前記スクロール方向にスクロールさせるとともに、前記表示部に表示されていない前記オブジェクト表示領域をスクロールさせて前記表示部に表示させるオブジェクト表示領域移動制御部と、
    を備えることを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記オブジェクト表示領域は、所定の方向に並列に配設されており、
    前記スクロール方向へのスクロールは、配列された前記オブジェクト表示領域の行または列単位で行われる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記オブジェクト表示領域移動制御部は、
    前記スクロール方向へのスクロールの結果前記表示部に表示されなくなった前記オブジェクト表示領域を、前記スクロールの結果表示部に表示されることとなった前記オブジェクト表示領域の後方に移動させる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 1行または1列に配列されている前記オブジェクト表示領域の個数は、少なくとも、(前記表示部で1行または1列に配列されている前記オブジェクト表示領域の個数+2)個以上である
    ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記オブジェクトデータ表示制御部は、
    前記オブジェクト表示領域の移動に伴い、前記表示部に表示されなくなる前記オブジェクト表示領域に割り当てられている前記オブジェクトデータの透過率を、当該透過率が小さくなるように変化させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記オブジェクトデータ表示制御部は、
    前記オブジェクト表示領域の移動に伴い、前記表示部に表示されることとなる前記オブジェクト表示領域に割り当てられている前記オブジェクトデータの透過率を、当該透過率が大きくなるように変化させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、前記オブジェクトデータが記録される記憶部を更に備え、
    前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記オブジェクトデータを前記記憶部から取得する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記オブジェクトデータ表示制御部は、前記情報処理装置に接続されている外部機器から前記オブジェクトデータを取得する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 表示部に表示されているオブジェクトをスクロールさせるスクロール方法であって、
    前記表示部に表示されている、オブジェクトデータが表示されることで前記オブジェクトとして機能する複数のオブジェクト表示領域を、入力されたスクロール方法に基づいてスクロールさせ、前記表示部に表示されていない前記オブジェクト表示領域を表示部に表示させるステップと、
    前記スクロール方向へのスクロールの結果前記表示部に表示されなくなった前記オブジェクト表示領域を、前記スクロールの結果表示部に表示されることとなった前記オブジェクト表示領域の後方に移動させるステップと、
    移動後の前記表示部に表示されなくなったオブジェクト表示領域に、オブジェクトデータを割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする、スクロール方法。
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