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JP2009088900A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2軸回転式の携帯電話機の状態に応じて、携帯電話機の筐体サイズを好適にコンパクトにすることができるようにする。
【解決手段】本発明の携帯電話機においては、第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ部11を介して第1の筐体12と第2の筐体13とが開閉動作する開閉機構と、ヒンジ部11に突接されて第2の筐体12を回動自在に支持する捻回中心軸回りに、第2の筐体12が回転する回転機構とを備え、第1の筐体12の一方の面と第2の筐体13の一方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、第1の筐体12と第2の筐体13との隙間が第1の距離となるように設けられる一方、第1の筐体12の一方の面と第2の筐体13の他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、第1の筐体12と第2の筐体13との隙間が第1の距離とは異なる第2の距離となるように設けられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、2軸回転式の構造を備える情報処理装置に関する。
近年、種々のスタイルの携帯電話機が提案されており、例えばスライド式の構造を有する携帯電話機、ストレート式の携帯電話機や、フリッパ式の携帯電話機、折り畳み式の携帯電話機などが提案されている。特に、折り畳み式の携帯電話機は、例えば液晶ディスプレイを有する上筐体と、操作キーなどを有する本体側の下筐体とがヒンジ部を介して開閉することが可能な開閉機構が設けられた携帯電話機であるが、この折り畳み式の携帯電話機の中には、上筐体を捻回中心軸回りに約180度回転することが可能な2軸回転式の携帯電話機も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−5863号公報
2軸回転式の携帯電話機の場合、液晶ディスプレイを有する上筐体が下筐体の上になるように上筐体と下筐体とを閉じた状態と、上筐体を捻回中心軸回りに約180度回転された後に上筐体と下筐体とを閉じた状態のいずれの状態においても、携帯電話機の筐体サイズがコンパクトに収まるように、上筐体の面の中心軸と、上筐体を回転させる際の捻回中心軸と一致させていた。
ここで、上述した携帯電話機のいずれの状態においても上筐体と下筐体との隙間を一定に保つようにするには、筐体の厚みのバラツキを予め管理しておく必要がある。具体的には、部品の製造過程や組み立て時にて上筐体のメインディスプレイ側と背面側には、それぞれ筐体の厚みのバラツキが生じることから、いずれの状態においても厚み方向に膨らみすぎたりすることで適切に閉じられなくなることがある。例えば上筐体が製造過程にて多少なりとも厚くなることにより下筐体に接触して適切に閉じることができなくなる場合が考えられる。そこで、筐体の厚みのバラツキを予め管理しておく必要があるが、いずれの状態においても上筐体と下筐体との隙間を一定に保つようにするためには、上筐体と下筐体との隙間を多めにとっておく必要がある。
しかしながら、上筐体と下筐体との間に余分な隙間が存在することによって携帯電話機の筐体サイズは大きくなってしまい、携帯電話機の筐体サイズをコンパクトにするには限界があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、2軸回転式の携帯電話機の状態に応じて、携帯電話機の筐体サイズを好適にコンパクトにすることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部を介してヒンジ結合され、このヒンジ部を介して第1の筐体と第2の筐体とが開閉動作する開閉機構と、ヒンジ部に突接されて第2の筐体を回動自在に支持する捻回中心軸回りに、第2の筐体が回転する回転機構とを備え、第1の筐体の一方の面と第2の筐体の一方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、第1の筐体と第2の筐体との隙間が第1の距離となるように設けられる一方、第1の筐体の他方の面と第2の筐体の他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、第1の筐体と第2の筐体との隙間が第1の距離とは異なる第2の距離となるように設けられることを特徴とする。
本発明によれば、2軸回転式の携帯電話機の状態に応じて、携帯電話機の筐体サイズを好適にコンパクトにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の外観の構成を表している。なお、図1(A)は、携帯電話機1を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図1(B)は、携帯電話機1を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。また、携帯電話機1を約180度に開いたときの状態(いわゆるオープンスタイル)を「第1の状態」という。
図1(A)および(B)に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナが設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられたメインディスプレイ17に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じてメインディスプレイ17(液晶ディスプレイ)に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。また、第1の筐体12には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー16が設けられている。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面にメインディスプレイ17が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図2のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカードに記憶されているコンテンツを表示することができる。また、メインディスプレイ17の上部の所定の位置にはスピーカ18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。
また、第1の筐体12と第2の筐体13の内部の所定の位置には、携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ19a、19b、19c、および19dが設けられる。さらに、第1の筐体12の所定の位置(例えばマイクロフォン15の基部側の位置など)には、第1の筐体12と第2の筐体13を閉じたときに両筐体間の隙間を保持するためのクリアランスキーパ(当接部材)Pが設けられるとともに、第2の筐体13の所定の位置(例えばスピーカ18の端部側の位置など)には、第1の筐体12と第2の筐体13を閉じたときにクリアランスキーパPと対向して当接する退避凹部Qが設けられている。なお、このクリアランスキーパPと退避凹部Qに関する技術に関しては、本出願人による特許出願2006−134547号に記載されている。
図2は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図2の携帯電話機1の状態は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた状態である。なお、図2(A)は、携帯電話機1を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2(B)は、携帯電話機1を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。また、図2の携帯電話機1の状態を「第2の状態」という。
第2の筐体13の上部には、CCDカメラ20が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ20の下部には、サブディスプレイ21が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
サブディスプレイ21の下部には、さらに、静電タッチパッド22が設けられる。静電タッチパッド22は、見かけ上一枚のタッチパッドになっているが、図示せぬセンサが複数個所に設けられており、ユーザがセンサの付近をタッチすると、センサがそれを検知し、巻戻し機能、早送り機能、音量ダウン動作、音量アップ動作、再生動作、および一時停止動作などが実行される。
図3は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図3の携帯電話機1の状態は、図1の携帯電話機1の状態から矢印Y方向に90度首振り回動させた状態である。図3の携帯電話機1の状態を「第3の状態」という。なお、図3(A)は、携帯電話機1を第3の状態にしたときの正面から見た外観の構成を表しており、図3(B)は、携帯電話機1を第3の状態にしたときの側面から見た外観の構成を表している。
図4は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図4の携帯電話機1の状態は、図3の携帯電話機1の状態から矢印Y方向に約180度首振り回動させたのち矢印X方向に回動させ、メインディスプレイ17が外向きになる状態で第1の筐体12と第2の筐体13を重ね合わせた状態である。図4の携帯電話機1の状態(いわゆるターンオーバースタイル)を「第4の状態」という。なお、図4(A)は、携帯電話機1を第4の状態にしたときの正面から見た外観の構成を表しており、図4(B)は、携帯電話機1を第4の状態にしたときの側面から見た外観の構成を表している。なお、図1乃至図4に示されるように、直交する2軸廻りに回転することが可能な携帯電話機1は、「2軸回転式の携帯電話機」と呼ばれる。
ところで、2軸回転式の携帯電話機1の場合、例えば図5(A)および(B)に示されるように、メインディスプレイ17を有する第2の筐体13が第1の筐体12の上になるように第1の筐体と第2の筐体とを閉じた状態(図2(A)および(B)に示される第2の状態)と、第2の筐体13を捻回中心軸回り(図3の矢印Y方向回り)に約180度回転された後に第1の筐体12と第2の筐体13とを閉じた状態(図4(A)および(B)に示される第4の状態(いわゆるターンオーバースタイル))のいずれの状態においても、携帯電話機1の筐体サイズがコンパクトに収まるように、第2の筐体13の面の中心軸と、第2の筐体13を回転させる際の捻回中心軸と一致させていた。
なお、図5(A)は、図2(A)のM−M´線上における従来の携帯電話機1の概略的な断面図であり、図5(B)は、図4(A)のN−N´線上における従来の携帯電話機1の概略的な断面図である。また、図5(A)および(B)の場合、第2の筐体13のうち、ヒンジ部11との間のヒンジ結合付近を肉厚部23として構成するようにしているが、これは、第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ部11を介してヒンジ結合されていることを強調していることを示している。
ここで、上述した携帯電話機1のいずれの状態(第2の状態と第4の状態)においても第1の筐体12と第2の筐体13との隙間を一定に保つようにするには、筐体の厚みのバラツキを予め管理しておく必要がある。具体的には、部品の製造過程や組み立て時にて第2の筐体のメインディスプレイ側とその背面側には、それぞれ筐体の厚みのバラツキが生じることから、いずれの状態(第2の状態と第4の状態)においても厚み方向に膨らみすぎたりすることで適切に閉じられなくなることがある。例えば第2の筐体13が製造過程にて多少なりとも厚くなることにより第1の筐体12に接触して適切に閉じることができなくなる場合が考えられる。そこで、筐体の厚みのバラツキを予め管理しておく必要があるが、いずれの状態(第2の状態と第4の状態)においても第1の筐体12と第2の筐体13との隙間を一定に保つようにするためには、第1の筐体12と第2の筐体13との隙間を多めにとっておく必要がある。
しかしながら、第1の筐体と第2の筐体13との間に余分な隙間が存在することによって携帯電話機1の筐体サイズは大きくなってしまい、携帯電話機1の筐体サイズをコンパクトにするには限界があった。
そこで、メインディスプレイ17を有する第2の筐体13が第1の筐体12の上になるように第1の筐体と第2の筐体とを閉じた状態(第2の状態)において、第2の筐体13の面の中心軸を、第2の筐体13を回転させる際の捻回中心軸に対して、第1の筐体12に近づける方向に所定の量(例えば0.15mm乃至0.20mmなど)ずらすようにする。これにより、第2の状態により示される閉じた状態においては、第1の筐体12と第2の筐体13との間の隙間はこれまでよりも所定の量だけ狭くなる一方、第2の筐体13を捻回中心軸回り(図3の矢印Y方向回り)に約180度回転された後に第1の筐体12と第2の筐体13とを閉じた状態(第4の状態)においては、第1の筐体12と第2の筐体13との位置関係が相対的にずれて、第1の筐体12と第2の筐体13との間の隙間はこれまでよりも所定の量だけ広くなる。その結果、両筐体間の隙間が所定の量だけ広くなる第4の状態においては、厚み方向に膨らみすぎたりすることで適切に閉じられなくなることはほぼ防止することが可能となり、部品の製造過程や組み立て時にて生じる厚みのバラツキに関しては、第2の筐体のメインディスプレイ側に対する背面側のみ考慮すればよくなり、携帯電話機1の筐体のバラツキの影響を受けにくい構造とすることが可能となる。
勿論、第4の状態において、第2の筐体13の面の中心軸を、第2の筐体13を回転させる際の捻回中心軸に対して、第1の筐体12に近づける方向に所定の量ずらすようにしたとしても、同様に、携帯電話機1の筐体のバラツキの影響を受けにくい構造とすることが可能となるが、上述したように第2の状態にて第2の筐体13の面の中心軸を第1の筐体12に近づける方向に所定の量ずらすようにすることで、次のような効果を享受することも可能となる。すなわち、第2の筐体13にスピーカ18を設ける場合、第2の状態のときにはスピーカ18は外向きとなるとともに、第4の状態のときにはスピーカ18は内向きとなるが、第4の状態においては、第1の筐体12と第2の筐体13との位置関係が相対的にずれて、第1の筐体12と第2の筐体13との間の隙間はこれまでよりも所定の量だけ広くなることから、従来比べて、スピーカ15からの放音がしやすい環境となり、スピーカ15に関して音響的に有利な構造とすることが可能となる。以下、この構造を用いた本発明の実施形態について詳述する。
図5(C)は、本発明に係る構造を用いた携帯電話機1での、図2(A)のM−M´線上における携帯電話機1の概略的な断面図であり、図5(D)は、本発明に係る構造を用いた携帯電話機1での、図4(A)のN−N´線上における携帯電話機1の概略的な断面図である。
図5(C)に示されるように、第2の状態のときには、第2の筐体13の面の中心軸を、第2の筐体13を回転させる際の捻回中心軸に対して、第1の筐体12に近づける方向に所定の量(例えば0.15mm乃至0.20mmなど)ずらすようにする。これにより、従来における第1の筐体12と第2の筐体13との隙間(例えば0.6mmなど)に比べて、第1の筐体12に近づける方向にずらした所定の量(例えば0.15mm乃至0.20mmなど)だけ、第1の筐体12と第2の筐体13との間の隙間はこれまでよりも所定の量だけ狭くすることができる。すなわち、第1の筐体12と第2の筐体13との隙間が従来0.6mmであると、本発明の構造にすることで0.40mm乃至0.45mにすることができる。なお、この場合、第1の筐体12に設けられたクリアランスキーパPに対応する位置に、第2の筐体13に退避凹部Qを設けることにより、第2の筐体13の面の中心軸を、第2の筐体13を回転させる際の捻回中心軸に対して、第1の筐体12に近づける方向に所定の量ずらすことが可能となる。このとき、第2の状態においては、第1の筐体12に設けられたクリアランスキーパPと、第2の筐体13に設けられた退避凹部Qとの嵌め合いによって、第1の筐体12と第2の筐体13との当接時における衝撃を緩和するとともに、第2の筐体13の厚み方向への広がりを抑制し、第2の状態に示される閉じた状態になったときに携帯電話機1の筐体サイズをよりコンパクトにすることができる。勿論、クリアランスキーパPと退避凹部Qとが設けられる筐体を逆にし、凹凸関係を反対にして、第2の筐体13にクリアランスキーパPを設けるとともに、第1の筐体12に退避凹部Qを設けるようにしてもよい。
一方、第4の状態のときには、第2の筐体13の捻回転によって第1の筐体12と第2の筐体13との位置関係が相対的にずれて、従来における第1の筐体12と第2の筐体13との隙間(例えば0.6mmなど)に比べ、第1の筐体12に近づける方向にずらした所定の量(例えば0.15mm乃至0.20mmなど)だけ、第1の筐体12と第2の筐体13との間の隙間はこれまでよりも所定の量だけ広くすることができる。すなわち、第1の筐体12と第2の筐体13との隙間が従来0.6mmであると、本発明の構造にすることで0.75mm乃至0.80mにすることができる。このとき、第2の状態においては、第1の筐体12に設けられたクリアランスキーパPが、第2の筐体13のメインディスプレイ側に対する背面側の所定の位置に当接される。
なお、第2の筐体13の面の中心軸をずらす所定の量は適宜変更するようにしてもよい。
これにより、両筐体間の隙間が所定の量だけ広くなる第4の状態においては、厚み方向に膨らみすぎたりすることで適切に閉じられなくなることはほぼ防止することが可能となり、部品の製造過程や組み立て時にて生じる厚みのバラツキに関しては、第2の筐体のメインディスプレイ側に対する背面側のみ考慮すればよくなり、携帯電話機1の筐体のバラツキの影響を受けにくい構造とすることができる。そして、第2の状態においては、携帯電話機1の筐体サイズをよりコンパクトにすることができ、ユーザが通常使用する状態で、携帯電話機1の筐体サイズをよりコンパクトにすることが可能となる。その結果、ユーザにとって携帯電話機1の使い勝手が良くなる。
一方、第4の状態においては、従来比べて、スピーカ15からの放音がしやすい環境となり、スピーカ15に関して音響的に有利な構造とすることが可能となる。その結果、ユーザは、例えば音楽再生機能を用いて携帯電話機1から好みの音楽を聴く際に、より良い音質で音楽を聴くことができる。
以上により、2軸回転式の携帯電話機の状態に応じて、携帯電話機の筐体サイズを好適にコンパクトにすることができ、携帯電話機1の利用性を向上させることができる。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理情報処理装置にも適用することができる。
本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機を約180度に見開いたときの正面と側面から見た外観の構成を示す図。 本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機を閉じたときの正面と側面から見た外観の構成を示す図。 本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す図。 本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す図。 (A)は、図2(A)のM−M´線上における従来の携帯電話機の概略的な断面図、(B)は、図4(A)のN−N´線上における従来の携帯電話機1の概略的な断面図、(C)は、本発明に係る構造を用いた携帯電話機での、図2(A)のM−M´線上における携帯電話機の概略的な断面図、(D)は、本発明に係る構造を用いた携帯電話機での、図4(A)のN−N´線上における携帯電話機1の概略的な断面図。
符号の説明
1…携帯電話機、11…ヒンジ、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…メインディスプレイ、18…スピーカ、19a乃至19d…磁気センサ、20…CCDカメラ、21…サブディスプレイ、22…静電タッチパッド、23…肉厚部、P…クリアランスキーパ、Q…退避凹部。

Claims (6)

  1. 第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部を介してヒンジ結合され、このヒンジ部を介して前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開閉動作する開閉機構と、ヒンジ部に突接されて前記第2の筐体を回動自在に支持する捻回中心軸回りに、前記第2の筐体が回転する回転機構とを備え、前記第1の筐体の一方の面と前記第2の筐体の一方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、前記第1の筐体と前記第2の筐体との隙間が第1の距離となるように設けられる一方、前記第1の筐体の他方の面と前記第2の筐体の他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のとき、前記第1の筐体と前記第2の筐体との隙間が前記第1の距離とは異なる第2の距離となるように設けられることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の距離は、前記第2の距離よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の筐体の一方の面と前記第2の筐体の一方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに、前記第1の筐体と前記第2の筐体との隙間が第1の距離となるように設けられる際、前記第2の筐体の面の中心軸が、前記捻回中心軸に対して、前記第2の筐体を前記第1の筐体に近接する方向に前記第1の距離ずれることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の筐体の他方の面と前記第2の筐体の他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに、前記第1の筐体と前記第2の筐体との隙間が第2の距離となるように設けられる際、前記第2の筐体の面の中心軸が、前記捻回中心軸に対して、前記第2の筐体を前記第1の筐体から離れる方向に前記第2の距離ずれることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の筐体にはスピーカが設けられ、前記第1の筐体の一方の面と前記第2の筐体の一方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに、前記スピーカの放音方向は前記第1の筐体側の向きと反対向きとなるとともに、前記第1の筐体の他方の面と前記第2の筐体の他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに、前記スピーカの放音方向は前記第1の筐体側の向きとなることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の筐体には、前記第1の筐体の一方または他方の面と前記第2の筐体の一方または他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに両筐体間の隙間を保持するための当接部材がさらに設けられ、
    前記第2の筐体には、前記第1の筐体の一方または他方の面と前記第2の筐体の一方または他方の面とが重なり合うように閉じられた状態のときに、前記当接部材と対向して当接する凹部がさらに設けられることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
JP2007254978A 2007-09-28 2007-09-28 情報処理装置 Pending JP2009088900A (ja)

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