JP2009086385A - フォトマスク及びフォトマスクの製造方法、並びにパターン転写方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被転写体上に所望の転写パターンを形成するためのマスクパターンを透明基板24上に有するフォトマスク(例えばグレートーンマスク)であって、各マスクパターン10a,10b,10c・・・を縦横それぞれ複数本の細線状の分離パターン12で所定のサイズ以下の領域101a,102a,103a,・・・,101b.102b,・・・,101c,102c,・・・に分離する。かかる細線状の分離パターン12は、透光部、または絶縁性の半透光部により形成される。
【選択図】図2
Description
一方、半導体装置の製造に用いられるフォトマスクは、その遮光パターンに静電気が生じ、電気的に独立した個々のパターン間に電位差が生じ、放電による静電破壊が生じる問題のため、ダミーパターンで電気的に接続することが知られている(特許文献2)
図8(a)は、半透光部として露光光に対する所定の光透過率をもつ半透光膜を用いたグレートーンマスクを示す断面図である。すなわち、図8(a)に示すグレートーンマスクは、透明基板24上に、当該グレートーンマスクの使用時に露光光を遮光(透過率が略0%)させる遮光部21と、透明基板24の表面が露出した露光光を透過させる透光部22と、透光部の露光光透過率を100%としたとき透過率を20〜60%程度に低減させる半透光部23とを有する。図8(a)に示す遮光部21は、透明基板24上に形成された遮光膜25で構成されており、また半透光部23は、透明基板24上に形成された光半透過性の半透光膜26で構成されている。なお、図8(a)の遮光部21、透光部22及び半透光部23のパターン形状は一例を示したものである。
液晶パネル製造コストが非常に有利となる利点があるが、安価な製造コストを希求するとき、多面取りを用いた大型マスク製造の需要が益々高まる。このようなグレートーンマスクにおいて、電気的に独立した、比較的大面積のパターンが複数個基板上に形成されることから、パターン間に大きな電位差が発生しやすく、その結果、その大きな電位差が維持できないと放電し、パターン膜の静電破壊が発生する。 また、TFT製造用のグレートーンマスクの場合、チャネル部パターンなど、パターンの微細化に応じて、静電破壊が生じやすくなる事情もある。
たとえば図8(b)中の矢印Dで示すように、隣接する遮光部21間の電位差による放電によって、遮光膜25の一部が静電破壊されてしまう。
また、半透光部に、露光条件下で解像限界以下の遮光性微細パターンを形成したグレートーンマスクにおいても全く同様の静電破壊の問題が生じる。
したがって、グレートーンマスク使用時のハンドリング中に起こり得るパターンの静電破壊の発生を抑制することは極めて重要な課題である。
(構成1)被転写体上に所望の転写パターンを形成するためのマスクパターンを透明基板上に有するフォトマスクであって、電気的に導通しているマスクパターンの少なくとも一部の領域が、絶縁性であって所定の線幅をもつ分離パターンで分離され、かつ前記分離パターンは、前記被転写体上に転写されないものであることを特徴とするフォトマスク。
(構成2)前記フォトマスクは、透明基板上にパターニングされた遮光膜によって形成された透光部と遮光部を有し、前記分離パターンは、所定面積をもつ前記遮光部を複数の部分に分離することによって形成される、前記遮光部に隣接した、所定線幅をもつ透光部であることを特徴とする構成1に記載のフォトマスク。
(構成6)前記分離パターンを形成する半透光膜は、前記グレートーンマスクにおける半透光部と同一の膜材質であることを特徴とする構成4又は5記載のフォトマスク。
(構成7)前記分離パターンは、露光条件下で解像限界以下の線幅を有することを特徴とする構成1乃至5のいずれか一に記載のフォトマスク。
(構成9)透明基板上に露光光の一部を透過する半透光膜と遮光膜を形成したマスクブランクを用いて、フォトリソグラフィー法により該半透光膜と遮光膜にそれぞれ所望のパターニングを行い、遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有する多階調のフォトマスクの製造方法において、前記パターニングは、電気的に導通している所定面積の前記半透光膜又は遮光膜のパターンの少なくとも一部の領域が、絶縁性であって所定線幅をもつ分離パターンで分離され、かつ、前記分離パターンが、露光によって被転写体に転写されない線幅であるようなパターンを形成するものであることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
(構成11)透明基板上に、遮光膜を形成し、該遮光膜に第1のパターニングを行い、前記第1のパターニングが行われた遮光膜を含む、前記透明基板上の全面に、露光光の一部を透過する半透光膜を形成し、前記半透光膜、又は前記半透光膜と前記遮光膜に、第2のパターニングを行うことにより、遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有する多階調のフォトマスクの製造方法において、前記第1のパターニングは、所定面積をもつ前記遮光膜のパターンの少なくとも一部の領域を、所定線幅をもつ分離パターンで分離し、かつ、前記分離パターンが、露光によって被転写体に転写されない線幅であるようなパターンを形成するものであり、かつ、前記半透光膜は絶縁性の素材からなることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
(構成12)構成1乃至8のいずれかに記載のフォトマスク又は構成9乃至11のいずれかに記載の製造方法によるフォトマスクを用いて、被転写体に露光光を照射し、被転写体上に所望の転写パターンを形成することを特徴とするパターン転写方法。
上記フォトマスクは、たとえば、透明基板上にパターニングされた遮光膜によって形成された透光部と遮光部を有し、前記分離パターンは、所定面積をもつ前記遮光部を複数の部分に分離することによって形成される、前記遮光部に隣接した、所定線幅をもつ透光部であるようなフォトマスクであることができる。
または、本発明のフォトマスクは、透明基板上に遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有し、マスクを用いて被転写体に露光光を照射する際、被転写体に対する露光光の照射量を部位によって選択的に低減し、被転写体上のフォトレジストに、残膜値の異なる部分を含む所望の転写パターンを形成するための多階調(グレートーン)マスクであることができる。
特に、前記半透光膜が導電性の材料からなる場合には、遮光膜と共に、透明基板上において大きな荷電を蓄積することがあるが、絶縁性の分離パターン(例えば、透明基板上に膜の存在しない透光部)によって、これを分離し、電気的に導通するパターンの面積を小サイズ化することができる。なお、導電性とは、たとえば抵抗値が3メガΩ未満のものをいう。
図1は、本発明の一実施の形態であるグレートーンマスクを用いたパターン転写方法を説明するための断面図である。図1に示すグレートーンマスク20は、被転写体30上に、膜厚が段階的に異なるレジストパターン33を形成するためものである。なお、図1中において符号32A、32Bは、被転写体30において基板31上に積層された膜を示す。
そして、図1に示すレジストパターン33の膜のない部分で、被転写体30における例えば膜32A及び32Bに第1エッチングを実施し、レジストパターン33の膜厚の薄い部分をアッシング等によって除去しこの部分で、被転写体30における例えば膜32Bに第2エッチングを実施する。このようにして、1枚のグレートーンマスク20を用いて被転写体30上に膜厚の段階的に異なるレジストパターン33を形成することにより、従来のフォトマスク2枚分の工程が実施されることになり、マスク枚数が削減される。
図6は、本発明の実施の形態1によるフォトマスクにおけるマスクパターンの平面図である。本実施の形態は、バイナリマスクにおける実施の形態である。10a、10b、10cはそれぞれ、独立の表示装置を製造するためのマスクパターンであり、ここでは、一枚の透明基板24上に3面を有する、3面どりのフォトマスクを模式的に示したものである。
10a〜10cのそれぞれのマスクパターンには、パターンが多数含まれ、それらの各々が、基板上の遮光膜で形成され、当該フォトマスクの使用時に露光光を遮光(透過率が略0%)させる遮光部、及び基板表面が露出した透光部を有している。
なお、上記のように各マスクパターンを所定のサイズ以下の領域に分離しても被転写体上に転写されないようにするため、例えば、遮光部パターンを横切って設けた透光部からなる分離パターン12の線幅は、2〜5μm、好ましくは3〜4μmとすることが好適である。
図2は、本発明の実施の形態2によるグレートーンマスクにおけるマスクパターンの平面図である。10a、10b、10cはそれぞれ、独立の表示装置を製造するためのマスクパターンであり、ここでは、一枚の透明基板上に3面を有する、3面どりのフォトマスクを模式的に示したものである。
10a〜10cのそれぞれのマスクパターンには、例えばTFT製造用のパターンが多数含まれ、それらの各々が、遮光部、透光部、半透光部を有している。例えば、当該グレートーンマスクの使用時に露光光を遮光(透過率が略0%)させる遮光部と、透光部の露光光透過率を100%としたとき透過率を10〜80%、より好ましくは20〜60%に低減させる半透光部透明基板24上に形成されている。
小サイズ化は、例えば、電気的に導通したパターンの面積が、100cm2を越えない程度とすることが好ましい。例えば、1つの表示装置製造用のマスクパターンに対して、その面内に5〜10cm間隔の格子状の細線を配置した分離パターンなどが適用できる。また、電気的に導通したパターン上、最も遠い位置の距離が20cm程度を超えないものとすることが好ましい。
図2に示す本実施の形態のグレートーンマスクの製造は、描画時に、パターンを分離する細線状の分離パターン12を透光部パターンとして描画することにより製造することができる。
なお、図2に示す遮光部、透光部、半透光部よりなるマスクパターン形状はあくまでも代表的な一例であって、本発明をこれに限定する趣旨ではないことは勿論である。
図3は、本発明の実施の形態3によるグレートーンマスクにおけるマスクパターンの平面図である。
本実施の形態によるグレートーンマスクは、透明基板24上に、透光部、遮光部、半透光部からなるマスクパターン10a,10b,10c,・・・が、透明基板24上に形成されている。そして、各マスクパターン10a,10b,10cは、縦横それぞれ複数本の細線状の分離パターン11で小サイズ化されている。
本実施の形態に使用するマスクブランクは、透明基板24上に、例えばクロムを主成分とする遮光膜25が形成され、その上にレジストを塗布してレジスト膜27が形成されている(図7(a)参照)。
まず、上記マスクブランクのレジスト膜27に対し、所定のデバイスパターン(遮光部21及び透光部22に対応する領域にレジストパターンを形成するようなパターン)を描画する。描画には、通常電子線又は光(短波長光)が用いられることが多いが、本実施の形態ではレーザー光を用いる。従って、上記レジストとしてはポジ型フォトレジストを使用する。そして、描画後に現像を行うことにより、遮光部及び透光部の領域に対応するレジストパターン27を形成する(図7(b)参照)。
半透光膜26は、透明基板24の露光光の透過量に対し50〜20%程度の透過量を有するものである。上記半透光膜26としては、本実施の形態の場合においては、絶縁性を有するクロム化合物、Si等が挙げられる。このうち、クロム化合物には、酸化クロム(CrOx)、窒化クロム(CrNx)、酸窒化クロム(CrOxN)、フッ化クロム(CrFx)や、これらに炭素や水素を含むものがある。金属含有量を調整することで、絶縁性のものが好適に得られる。また、形成されるマスク上の半透光部の透過率は、上記半透光膜26の膜材質と膜厚との選定によって設定される。本実施の形態ではスパッタ成膜によるCrOを含む半透光膜(露光光透過率50%)を採用した。
なお、上述の製造工程は代表的な一例であって、本実施の形態によるグレートーンマスクの製造方法はこれに限定する必要はない。
図4は、本発明の実施の形態4によるグレートーンマスクにおけるマスクパターンの平面図である。
本実施の形態によるグレートーンマスクは、透明基板24上に、透光部、遮光部、半透光部からなるマスクパターン10a,10b,10c,・・・が、透明基板24の表面が露出した透光部22により所定の間隔で離隔された形状に形成されている点は、前述の実施の形態1〜3と同様である。
図5は、本発明の実施の形態5によるグレートーンマスクにおけるマスクパターンの平面図である。
本実施の形態によるグレートーンマスクは、上述の実施の形態4と同様、透明基板24上に、透光部、遮光部、半透光部からなるマスクパターン10a,10b,10c,・・・が、透明基板24の表面が露出した透光部22により所定の間隔で離隔された形状に形成され、各マスクパターン10a,10b,10cの外周部を構成する遮光部21領域を、縦横それぞれ複数本の細線状の分離パターン14で所定のサイズ以下の領域に分離している。ただし、本実施の形態においては、かかる複数本の細線状の分離パターン14はいずれも、上記半透光部23と同じ半透光膜で形成している。前にも説明したように、マスクパターンを分離する細線状の分離パターン14を半透光膜により形成することにより、マスクパターンの外周部領域を所定のサイズ以下の領域に分離しても被転写体上に転写されないようにすることが可能であり、また、マスクパターンの半透光部を作製する工程を利用して、上記半透光膜により形成される細線状の分離パターンを一緒に作製することが出来るという利点がある。
11,12,13,14,15 細線状パターン
20 グレートーンマスク
21 遮光部
22 透光部
23 半透光部
24 透明基板
25 遮光膜
26 半透光膜
27,28 レジストパターン
29 透明導電膜
30 被転写体
33 被転写体上のレジストパターン
Claims (12)
- 被転写体上に所望の転写パターンを形成するためのマスクパターンを透明基板上に有するフォトマスクであって、
電気的に導通しているマスクパターンの少なくとも一部の領域が、絶縁性であって所定の線幅をもつ分離パターンで分離され、かつ前記分離パターンは、前記被転写体上に転写されないものであることを特徴とするフォトマスク。 - 前記フォトマスクは、透明基板上にパターニングされた遮光膜によって形成された透光部と遮光部を有し、
前記分離パターンは、所定面積をもつ前記遮光部を複数の部分に分離することによって形成される、前記遮光部に隣接した、所定線幅をもつ透光部であることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。 - 前記フォトマスクは、
透明基板上に遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有し、マスクを用いて被転写体に露光光を照射する際、被転写体に対する露光光の照射量を部位によって選択的に低減し、被転写体上のフォトレジストに、残膜値の異なる部分を含む所望の転写パターンを形成するためのグレートーンマスクであって、
前記遮光部は、少なくとも遮光膜により形成され、
前記半透光部は、少なくとも露光光の一部を透過する半透光膜により形成され、
前記分離パターンは、所定面積をもち電気的に導通した前記遮光部又は半透光部を複数の部分に分離することによって形成される、前記遮光部又は半透光部に隣接した、所定線幅を有する透光部であることを特徴とする請求項1記載のフォトマスク。 - 前記フォトマスクは、
透明基板上に遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有し、マスクを用いて被転写体に露光光を照射する際、被転写体に対する露光光の照射量を部位によって選択的に低減し、被転写体上のフォトレジストに、残膜値の異なる部分を含む所望の転写パターンを形成するためのグレートーンマスクであって、
前記遮光部は、少なくとも遮光膜により形成され、
前記半透光部は、少なくとも露光光の一部を透過する半透光膜により形成され、
前記分離パターンは、所定面積をもつ前記遮光膜を複数の部分に分離することによって形成される、前記遮光部に隣接した、所定線幅をもつ半透光部であることを特徴とする請求項1記載のフォトマスク。 - 前記半透光膜は、絶縁性の材料からなることを特徴とする請求項4に記載のフォトマスク。
- 前記分離パターンを形成する半透光膜は、前記グレートーンマスクにおける半透光部と同一の膜材質であることを特徴とする請求項4又は5記載のフォトマスク。
- 前記分離パターンは、露光条件下で解像限界以下の線幅を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のフォトマスク。
- 前記フォトマスクは、一つの表示装置製造用に用いられる単位面マスクパターンを有し、該単位面マスクパターンの外周部分に設けられた遮光部領域を前記分離パターンで複数部分に分離してなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載のフォトマスク。
- 透明基板上に露光光の一部を透過する半透光膜と遮光膜を形成したマスクブランクを用いて、フォトリソグラフィー法により該半透光膜と遮光膜にそれぞれ所望のパターニングを行い、遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有する多階調のフォトマスクの製造方法において、
前記パターニングは、電気的に導通している所定面積の前記半透光膜又は遮光膜のパターンの少なくとも一部の領域が、絶縁性であって所定線幅をもつ分離パターンで分離され、かつ、前記分離パターンが、露光によって被転写体に転写されない線幅であるようなパターンを形成するものであることを特徴とするフォトマスクの製造方法。 - 前記分離パターンは、透明基板上に膜の存在しない、透光部からなることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクの製造方法。
- 透明基板上に、遮光膜を形成し、該遮光膜に第1のパターニングを行い、
前記第1のパターニングが行われた遮光膜を含む、前記透明基板上の全面に、露光光の一部を透過する半透光膜を形成し、
前記半透光膜、又は前記半透光膜と前記遮光膜に、第2のパターニングを行うことにより、遮光部と、透光部と、マスク使用時に用いられる露光光の透過量を所定量低減する半透光部とからなるマスクパターンを有する多階調のフォトマスクの製造方法において、
前記第1のパターニングは、所定面積をもつ前記遮光膜のパターンの少なくとも一部の領域を、所定線幅をもつ分離パターンで分離し、かつ、前記分離パターンが、露光によって被転写体に転写されない線幅であるようなパターンを形成するものであり、かつ、前記半透光膜は絶縁性の素材からなることを特徴とするフォトマスクの製造方法。 - 請求項1乃至8のいずれかに記載のフォトマスク又は請求項9乃至11のいずれかに記載の製造方法によるフォトマスクを用いて、被転写体に露光光を照射し、被転写体上に所望の転写パターンを形成することを特徴とするパターン転写方法。
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