JP2009085935A - 目標値の経過数値をリアルタイムに表示する目標表示時計 - Google Patents

Abstract

【課題】目標を達成すためには期間を定めそれを達成する日々の努力が必要である。しかし、今どのくらい達成できたかを常に確認することは計算が煩雑で容易ではなかった。
【解決手段】一定期間に達成したい目標数値をインプットし、経過数値をリアルタイムに表示する装置を備えた目標表示時計を考案した。いつでも目標達成の程度が確認でき、目標を貫徹する行動を促すことができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、期間を定めた目標値の経過数値がリアルタイムに表示される目標表示時計に関する。

個人または組織には何らかの行動の目標が多くある。たとえば環境問題では国が１年間で６％のＣＯ２削減をしようと目標を決めたり、家庭の電気、ガス、灯油、ガソリン代などのエネルギー消費を１年で１０％削減しようなどの目標があげられる。また個人では半年で３ｋｇ減量目標とかスポーツなどの記録挑戦目標などがあげられる。

その場合、目標実行過程において現時点で目標が達成されているのかどうか、行動の見直しなどの確認のために今現在のあるべき目標数値について知ることが重要になる。目標期間からその変化率を算出し現時点での数値を計算することは可能であるが、１分、１秒で変化するものであるので今はどうか瞬間的に知るのは困難であった。

以上に述べたように、刻々と変化する目標達成プログラムの現時点での目標値が表示され、行動の確認が常にできる機能を有する時計は存在しなかった。

本発明は、目標を設定した減量、売上目標やＣＯ２削減、消費エネルギー削減など刻々と変化する現時点での目標数値を知ることができ、またその変化の程度を実感できる表示装置を備えた機能性時計を提供することを目的としたものである。

上記の課題を解決するために、本発明品は時刻表示とともに目標値およびその期間を予め、装置に入力し、それに基づいて時間とともに変化する目標の数値を経時的に表示する装置を備えた目標時計である。複数の異なる目標数値を並列して同時に見ることもできる。

目標期間や設定日あるいは設定初期値を同時に表示できるようにすると便利である。

設定値の入力及びスタート、などの操作はそれぞれのタッチボタンによって行えるようにすればよい。

時間とともに変化する目標経過数値は入力設定値から単位時間の変化数を算出し、時刻と連動して変化させる計算ができるＩＣチップを組み込めばよい。

上述したように本発明の目標表示時計は目標数値を経過時間とともに刻々と変化させて表示するため、いつでも目標数値が確認できることによって目標とのずれが明確になり、目標を達成する行動を強く促すことができる。

発明の実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を図１に基づいて説明する。

図１は本発明の実施例の一例であり、減量目標を表示するダイエット用目標時計である。

表示パネルの１は入力した減量目標値、２は入力した目標日数を表示している。

表示パネルの３の表示は現在の時刻で月・日・時・分・秒を表示している。

表示パネルの４は現時刻の目標体重が表示されている。これは内部ＩＣチップにより目標減量値と目標日数から１秒間あたりの変化数値を計算し、秒単位で変化する目標体重を表示している。

表示パネルの５は設定日の体重を、６は設定日および時刻を表示している。

表示パネルには表示を入力変更する操作ボタン７〜１０および時刻の設定ボタン１１〜１２が設けられている。その他に、スタートボタン１３、電源スイッチ１４が設けられている。

パネルの内部には全ての電子部品が配置されている。

本発明の実施形態を示す目標表示時計の正面図

符号の説明

１ 減量目標値表示
２ 目標日数表示
３ 時刻表示
４ 現在の目標体重表示
５ 設定日の体重
６ 設定日時刻
７ １の設定ボタン
８ ２の設定ボタン
９ ５の設定ボタン
１０ ６の設定ボタン
１１ 月日の設定ボタン
１２ 時分の設定ボタン
１３ スタートボタン
１４ 電源スイッチ

Claims (3)

1. 設定期間における目標値をインプットし、時間とともに変化する目標数値を表示する機能を有することを特徴とする目標表示時計。
2. 目標期間、目標設定日、入力目標値をあわせ表示する機能を有する請求項１の目標表示時計。
3. 複数の目標値の入力表示を備えた請求項１または２の目標表示時計。

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