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JP2009085429A - アジャスタ機能付きパッドホルダ - Google Patents

アジャスタ機能付きパッドホルダ Download PDF

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JP2009085429A JP2008193079A JP2008193079A JP2009085429A JP 2009085429 A JP2009085429 A JP 2009085429A JP 2008193079 A JP2008193079 A JP 2008193079A JP 2008193079 A JP2008193079 A JP 2008193079A JP 2009085429 A JP2009085429 A JP 2009085429A
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Abstract

【課題】 簡素な構造にて倍力機能が得られる梃子式のブレーキアームを備えたディスクブレーキ装置のブレーキパッドとディスクロータとを常に適正な角度を保持するようにして、制動時の作動遅れや車両振動時の引きずりを防止する。
【解決手段】 パッドホルダ1に装着されたブレーキパッド8が摩耗して過ストロークが発生すると、前記ブレーキアーム2の姿勢に関わらずブレーキパッド8とディスクロータRとを平行に維持するアジャスタ補正機構10をブレーキアーム2とパッドホルダ1との間に介設したことにより、ブレーキパッド8が摩耗してブレーキアーム2が過度に揺動して、ディスクロータRとの間に平行間隔が維持できなくなったとしても、アジャスタ補正機構10によってパッドホルダ1とディスクロータ2とが適正に平行に補正されるので、ブレーキパッド8の偏摩耗および引きずりが防止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対のブレーキアームの上端部を拡開押圧してそれらの下端部に軸着したパッドホルダに装着されたブレーキパッドを押圧作動させるディスクブレーキ装置に関する。
車両において使用されるディスクブレーキ装置にあって、特に鉄道車両用のディスクブレーキでは、ブレーキが取り付けられるばね上とディスクロータが取り付けられるばね下との相対移動が大きいことから、これに対応できる機構が要求され、一般的には大きな相対移動に容易に適応できるリンクの連結による梃子式のブレーキが知られている(例えば下記特許文献1参照)。また、鉄道車両用のキャリパブレーキにおいては、油圧ピストン等にてキャリパに支持されたブレーキパッドをディスクロータの側面に押圧させてブレーキ力を発生させ、油圧ピストンの油圧を断つことによってリターンスプリングの作用にてブレーキパッドを後退させて非ブレーキ状態となる。ところが、ブレーキパッドが長期間の使用によって摩耗すると、ブレーキパッドとディスクロータとの間隔が大きくなってしまう。そのため、この種のキャリパブレーキにおいては、自動隙間調整機構が備わっている(例えば下記特許文献2参照、また、上述した下記特許文献1のものも自動隙間調整機構を備えている)。
特表平10−505038号公報(公報要約書参照) 特開2001−124119号公報(公報要約書参照)
従来例1として図6に示した特許文献1に開示された、特にレール車両のディスクブレーキのためのブレーキキャリパユニットは、ほぼ平行に並んで延びる2つのキャリパレバー101、102が設けられており、これらキャリパレバー101、102の、ディスクブレーキを緊締するための一方の端部に、ブレーキディスク(ディスクロータ)105に圧着可能なブレーキパッド103、104が枢着されており、両キャリパブレーキの他方の端部および中央領域が互いにもしくはケーシング108に旋回可能に連結されており、連結装置内にはブレーキ力発生器と調整装置106とが組み込まれ、連結個所のうちの少なくとも一方が、ブレーキ力発生器によって緊締方向に操作可能な偏心体伝動装置111として形成されており、他方の連結個所が回転軸受け122として形成されたものである。そして、前記連結装置内にブレーキ力発生器とともに組み込まれた調整装置106が、ブレーキパッド103、104の摩耗によるピストンロッド118の過ストロークにより回動する操作装置107の調整作用によって、調整延長される。
また、従来例2として図7に示した特許文献2に開示されたキャリパブレーキ装置は、本体210内にピストン250が摺動自在に挿入されたシリンダ212を有し、シリンダ212内に固定されるロッド220はストッパ226を支持し、該ストッパ226の外周部にピストン250のリターンスプリング230が配設される。該リターンスプリング230に直列に設けられるフリクションスプリング240は、図7(B)に示すように、その外周面244がピストン250の内周面252に摩擦係合し、ピストン250のストロークが過大となるやいなや、ピストン250との間で摺動し、非ブレーキ時の間隔を自動調整する。
これらの構成によって、前記図6に開示された第1従来例のものでは、ブレーキ力発生器によって緊締方向に操作可能な偏心体伝動装置111を採用した、改良されたブレーキキャリパユニットの採用によって、小さな所要スペースかつ小さな重量で、コンパクトな構造と高い伝達比を可能にするとともに、簡素な構造が実現され、さらに、ブレーキパッド103、104の摩耗時には、調整装置106が操作装置107の調整作用によって調整延長されて、制動時の作動遅れが適正に補正される。また、前記図7に開示された第2従来例のものでは、ブレーキパッドが摩耗しても、隙間調整用のフリクションスプリング240と、非ブレーキ時にピストン250をシリンダ212の内部に引き戻すリターンスプリング230とを直列に配列したスペースが有効利用されたコンパクトな隙間調整機構によって、非ブレーキ時のブレーキパッドとディスクロータとの間隔を常時適正に保持することができて、制動時の作動遅れを生じることがなくなった。
しかしながら、前記第1従来例のものは、梃子式のキャリパブレーキ装置ではあっても、調整装置106が連結装置内にブレーキ力発生器とともに組み込まれているだけで、ディスクロータと摺接するブレーキパッドの摩耗に伴う、ブレーキアームの揺動角度の増大に対応させる手段は何ら講じられている訳ではない。そのために、通常、ブレーキアームに対してパッドホルダが首振り回動自在に支持されてはいるものの、車両振動等により、パッドホルダが回動すると、ディスクロータと接触して引きずり現象等が発生する。また、前記第2従来例のものは、門型のキャリパ本体210内での、ピストン250、リターンスプリング230およびフリクションスプリング240等による自動隙間調整がなされるだけで、ブレーキアームのような梃子式の倍力式キャリパブレーキ装置に関するものではなく、ブレーキパッドの摩耗時に発生するブレーキアームの揺動角度の増大に伴う、ブレーキパッドとディスクロータとの摺接面の不具合の課題は生じることがない。
そこで本発明は、前記従来の鉄道等のキャリパ型の車両用ディスクブレーキ装置の課題を解決して、簡素な構造にて倍力機能が得られる梃子式のブレーキアームを備えたディスクブレーキ装置のブレーキパッドとディスクロータとを常に適正な角度を保持するようにして、制動時の作動遅れや車両振動時の引きずりを防止するアジャスタ機能付きパッドホルダを提供することを目的とする。
このため本発明は、一対のブレーキアームの上端部を拡開押圧してそれらの下端部に軸着したパッドホルダに装着されたブレーキパッドを押圧作動させるディスクブレーキ装置において、前記パッドホルダに装着されたブレーキパッドが摩耗して過ストロークが発生すると、前記ブレーキアームの姿勢に関わらずブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するアジャスタ補正機構をブレーキアームとパッドホルダとの間に介設したことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるブレーキアームの内部に配設されたことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるパッドホルダの内部に配設されたことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構は、前記ブレーキアームとパッドホルダのいずれか一方に支持されたフリクションロッドと、他方に支持されたフリクションスプリングとからなり、前記フリクションロッドに圧接嵌合させたフリクションスプリングとの間の相対移動によりブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整されることを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構は、ハウジングボディの上部とパッドホルダの上部とを接続するリンク部材、またはハウジングボディの下部とパッドホルダの下部とを接続するリンク部材から構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記リンク部材にばね部を形成したことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のパッドホルダ内部に配設されたことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のブレーキアームの内部に配設されたことを特徴とする。また本発明は、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部内に配設されたスプリングとセンタリングガイドとから構成され、ブレーキパッドが摩耗してパッドホルダに所定値以上の回転角度が生じると、スプリングの弾性変形外の力によりセンタリングガイドが回転してパッドホルダのブレーキアームに対する相対角度が変位して、ブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整されることを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする。
本発明によれば、一対のブレーキアームの上端部を拡開押圧してそれらの下端部に軸着したパッドホルダに装着されたブレーキパッドを押圧作動させるディスクブレーキ装置において、前記パッドホルダに装着されたブレーキパッドが摩耗して過ストロークが発生すると、前記ブレーキアームの姿勢に関わらずブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するアジャスタ補正機構をブレーキアームとパッドホルダとの間に介設したことにより、ブレーキパッドが摩耗してブレーキアームが過度に揺動して、ディスクロータとの間に平行間隔が維持できなくなったとしても、アジャスタ補正機構によってパッドホルダとディスクロータとが適正に平行に補正されるので、ブレーキパッドの偏摩耗および引きずりが防止される。
また、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるブレーキアームの内部に配設された場合は、比較的厚みのあるブレーキアーム側にやや複雑なアジャスタ補正機構を配設して、パッドホルダ側は支持ピン等だけを配設するだけでよく、パッドホルダの簡素化と軽量化が図れる。さらに、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるパッドホルダの内部に配設された場合は、リターンスプリング等のアジャスタ補正機構の一部をブレーキアーム側に振り分けて配設することで、バランスよくパッドホルダとの間でアジャスタ補正機構を構築することができるので、ブレーキアーム側も幾分簡素にできる。そして、これらのアジャスタ補正機構が、ブレーキアームやパッドホルダの内部に配設されているので、飛石や大雪の影響を受けにくくできる。
さらにまた、前記アジャスタ補正機構は、前記ブレーキアームとパッドホルダのいずれか一方に支持されたフリクションロッドと、他方に支持されたフリクションスプリングとからなり、前記フリクションロッドに圧接嵌合させたフリクションスプリングとの間の相対移動によりブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整される場合は、アジャスタ補正機構が簡素な構造のフリクションロッドとフリクションスプリングとの間にて構成することができる上に、車両振動時にパッドホルダが振動することも効果的に抑制される。また、前記アジャスタ補正機構は、ハウジングボディの上部とパッドホルダの上部とを接続するリンク部材、またはハウジングボディの下部とパッドホルダの下部とを接続するリンク部材から構成された場合は、より簡素なリンク部材の採用によって、ブレーキパッドの摩耗時に過度に揺動するブレーキアームに応じてパッドホルダも適切に追随して、ディスクロータとの間の平行を維持できる。また、前記リンク部材にばね部を形成した場合は、ライニングの摩耗に対してライニングが均一に摩耗するようにパッドホルダが追従できて偏摩耗が防止できるのはもとより、パッドが摺接するディスクロータの軸方向のねじれ振動等に対して、パッドホルダのねじれをばね部にて吸収することができて引きずりや偏摩耗が防止できる。
さらに、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のパッドホルダ内部に配設された場合は、パッドホルダの軸支部にアジャスタ補正機構を配設できるので、外部にフリクションロッド等が露呈することがないので、飛石や大雪の影響を受けにくく、見栄えもよくて、より簡素な構造となる上、ブレーキアーム側には何らのアジャスタ補正機構の部品を配設しなくてよいので、ブレーキアーム側の構造が簡素になる。さらにまた、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のブレーキアームの内部に配設された場合は、前記同様に、外部にフリクションロッド等が露呈することがないので、飛石や大雪の影響を受けにくく、見栄えもよくて、より簡素な構造となる上、部品の配置設計に比較的ゆとりのあるブレーキアーム側にやや複雑なアジャスタ補正機構を配設して、パッドホルダ側の簡素化と軽量化が図れる。
また、前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部内に配設されたスプリングとセンタリングガイドとから構成され、ブレーキパッドが摩耗してパッドホルダに所定値以上の回転角度が生じると、スプリングの弾性変形外の力によりセンタリングガイドが回転してパッドホルダのブレーキアームに対する相対角度が変位して、ブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整される場合は、ブレーキアームとパッドホルダとの相対回転角度の度合いに応じて、スプリングの弾性変形外の力によりセンタリングガイドが回転してアジャスタ補正がなされるので、アジャスト補正がパッドホルダの動作の中心部である軸支部における回転方向の動作で行われるので、アジャスタ補正時の動作が円滑となる。
図1は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第1実施例を示すもので、アジャスタ補正機能をブレーキアーム側に配設したブレーキ装置全体断面図および要部断面図、図2は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第2実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダ側に配設したブレーキ装置全体断面図および要部断面図、図3は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第3実施例を示すもので、リンク部材を配設したブレーキ装置全体断面図および要部動作図、図4はばね部を形成したリンク部材を有する本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第4実施例を示す説明図、図5は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第5実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダの軸支部内に配設した要部断面等説明図である。
以下、本発明に係るアジャスタ機能付きパッドホルダを実施するための好適な形態を図面に基づいて説明する。本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダの基本的な構成は、図1に示すように、一対のブレーキアーム2、2の上端部2A、2Aを拡開押圧してそれらの下端部に軸着したパッドホルダ1、1に装着されたブレーキパッド8、8を押圧作動させるディスクブレーキ装置において、前記パッドホルダ1、1に装着されたブレーキパッド8、8が摩耗して過ストロークが発生すると、前記ブレーキアーム2、2の姿勢に関わらずブレーキパッド8、8とディスクロータRとを平行に維持するアジャスタ補正機構10、10をブレーキアーム2、2とパッドホルダ1、1との間に介設したことを特徴とする。
本実施例のアジャスタ機能付きパッドホルダは以下のように構成されている。図1(A)に示すように、ハウジングボディ3の両側下部のアームシャフト4、4にて中間部がそれぞれ軸支された一対のブレーキアーム2、2が、詳述しないアクチュエータ等の動力源によってカム機構や自動隙間調整機構およびロッド部材22、22を介して上端部2A、2Aが拡開押圧される。アームシャフト2、2の下端部にはそれぞれパッドホルダ1、1がパッドシャフト5、5によりアームシャフト2の揺動面内にて首振り自在に軸着される。パッドホルダ1、1にはディスクロータR側に向けて対向するブレーキパッド8、8が装着される。
本実施例では、前記ブレーキアーム2の姿勢に関わらずブレーキパッド8とディスクロータRとを平行に維持するアジャスタ補正機構10が、ブレーキアーム2とパッドホルダ1との間に介設するに際して、前記パッドホルダ1の軸支部5の上部においてブレーキアーム2の内部に配設したものである。図1(A)のA部を拡大して示す図1(B)に示すように、パッドホルダ1の上端部にピン12にて一端部を支持したフリクションロッド6の他端部を、アームシャフト4の下方のブレーキアーム2側に向けて延設し、ブレーキアーム4を貫通させて配設する。ブレーキアーム2の内部においてフリクションロッド6を受け入れる収納孔2C内には、フリクションロッド6の外周に所定の摩擦力を以って摺接するフリクションスプリング13、Oリング固定カラー14が直列に配列される。
フリクションスプリング13の外周にはカバー15が嵌合され、ワッシャ17を介設してC型留め輪18によりフリクションスプリング13とカバー15とが固定される。カバー15はその外周に配設されたリターンスプリング16によって、フリクションロッド6の外周上を前記パッドホルダ1から離れる方向に付勢されている。つまり、ブレーキアーム2とパッドホルダ1との間の間隔を拡大する方向にフリクションロッド6の外周上をフリクションスプリング13が摩擦に抗して移動可能に構成されている。フリクションロッド6の外周とブレーキアーム2との摺接面および前記Oリング固定カラー14との摺接面、さらには、Oリング固定カラー14の外周とブレーキアーム2におけるフリクションロッド6を受け入れる収納孔2C内周との間にはOリング19、19、19が介設されて潤滑油等の密封と、外部からの塵埃の侵入が防止される。符号23はC型留め輪18により係止され保守点検時に取外し可能な防塵用カバーを示す。
本来パッドホルダ1がパッドシャフト5により首振り自在に構成されていることによって制動時にはパッドホルダ1およびパッド8がディスクロータRに適正に摺接するものの、ブレーキパッド8が摩耗してブレーキアーム2が過度に揺動するようになると、前記ブレーキアーム上端部2A、2A間に配設される自動隙間調整機構によって、ブレーキアーム上端部2A、2A間の間隔が僅かに拡大されるが、ブレーキアーム2の下端部に位置するパッド8のディスクロータRへの接触角度が変更する。そのため、特に非制動から制動位置に移行する時のパッドホルダ1の挙動位置によっては、車両振動等により偏ってディスクロータRに接触して騒音や引きずりを発生させることになる。
本願発明では、アジャスタ補正機構10の配設により、ブレーキパッド8が摩耗したブレーキアーム2の過度の揺動時の制動姿勢を保持すべく、ブレーキアーム2に対するパッドホルダ1の傾斜角が増大した分を補正するように、フリクションロッド6の外周上をフリクションスプリング13が摩擦に抗して移動し、リターンスプリング16によりその補正位置が維持されて、パッドホルダ1すなわちブレーキパッド8とディスクロータRとの間が適正に平行位置を保持する。これにより、車両振動等により、特に非制動から制動位置に移行する時のブレーキパッドの偏摩耗および引きずりが防止される。その上、比較的厚みのあるブレーキアーム側にやや複雑なアジャスタ補正機構を配設して、パッドホルダ側は支持ピン等だけを配設するだけでよく、パッドホルダの簡素化と軽量化が図れる。
図2は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第2実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダ側に配設したブレーキ装置全体断面図および要部断面図である。本実施例では、図2(A)のブレーキアーム2のアームシャフト4から下部の拡大図である図2(B)に示すように、アジャスタ補正機構10を、ブレーキアーム2とパッドホルダ1との間に介設するに際して、前記第1実施例のものとは異なり、パッドホルダ1の軸支部5の上部においてパッドホルダ1の内部に配設して構成したものである。好適には、パッドホルダ1の厚みが充分な場合にはアジャスタ補正機構10の全てをパッドホルダ1の内部に配設されるが、本実施例では、アジャスタ補正機構10を構成する一部の部品である、フリクションロッド6を付勢するリターンスプリング16をブレーキアーム2側に配設している。
図2(C)に示すように、ブレーキアーム2における収納孔2C内にフランジ6Aを端部に有するフリクションロッド6の一端部が収納される。フランジ6Aの背面はピン蓋20を介設してピン蓋留め輪21により収納孔2Cの内周面の溝に規制される。フランジ6Aの前面(パッドホルダ1側)にはリターンスプリング16が介設されて、フリクションロッド6をパッドホルダ1から離れる方向に付勢している。ブレーキアーム2の収納孔2Cから突出したフリクションロッド6の他端部側はパッドホルダ1の上端部に形成された収納孔1C内に挿入される。フリクションロッド6の外周部には、収納孔1Cの径小段部に移動が規制されてフリクションスプリング13が所定摩擦力により摺接嵌合される。フリクションスプリング13のブレーキアーム2側は、ワッシャ17を介設してC型留め輪18によりフリクションスプリング13のパッドホルダ1内でのブレーキアーム2側への移動が規制される。
このように構成されているので、ブレーキパッド8が摩耗したブレーキアーム2の過度の揺動時の制動姿勢を保持すべく、ブレーキアーム2に対するパッドホルダ1の傾斜角が増大した分を補正するように、フリクションロッド6のフランジ6Aがリターンスプリング16の復元力に抗してフランジ6Aと収納孔2Cの段部との隙間dを詰めつつ、フリクションロッド6をパッドホルダ1側に牽引するとともに、フリクションロッド6の外周上をフリクションスプリング13が摩擦に抗して移動する。リターンスプリング16によりその補正位置が維持されて、パッドホルダ1すなわちブレーキパッド8とディスクロータRとの間が適正に平行位置を保持する。これにより、車両振動等により、特に非制動から制動位置に移行する時のブレーキパッドの偏摩耗および引きずりが防止される。その上、リターンスプリング16等のアジャスタ補正機構の一部をブレーキアーム2側に振り分けて配設することで、バランスよくパッドホルダ1との間でアジャスタ補正機構を構築することができるので、ブレーキアーム2側も幾分簡素にできる。
図3は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第3実施例を示すもので、リンク部材を配設したブレーキ装置全体断面図および要部動作図である。本実施例のものは、図3(A)(B)に示すように、アジャスタ補正機構として、ハウジングボディ3の上部の支軸7Aとパッドホルダ1、1の上部の支軸7Bとを接続するリンク部材7、7から構成される。この様な構成によって、図3(B)の動作図に示すように、支軸7A、7B、パッドシャフト5およびアームシャフト4が平行四辺形を構成しているので、ブレーキパッドの摩耗時に黒矢印のごとく過度に揺動するブレーキアーム2の動きに応じて、パッドホルダ1も適切に追随して、ディスクロータとの間の平行を維持できる。本実施例では、より簡素なリンク部材の採用によって、アジャスタ補正機構の構造が単純化される。なお、支軸7A、7B、パッドシャフト5およびアームシャフト4が平行四辺形を構成するならば、ハウジングボディ3とパッドホルダ1とを接続するリンク部材7は、ハウジングボディ3の下部とパッドホルダ1の下部とを接続するように構成してもよい。
図4はばね部を形成したリンク部材を有する本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第4実施例を示す説明図である。図4(A)はリンク部材の斜視図、図4(B)は要部動作図、図4(C)は各部関連構成図、図4(D)は車輪挙動図である。図4(A)に示すように、板ばね材から構成されるリンク部材7の中間部に山型状に曲折形成されたばね部7Cが形成される。図4(C)に示すように、リンク部材7の上下両端部(図4では図面右方が上方)はそれぞれハウジングボディ3へのブレーキアーム2のアームシャフト4から距離aのところにある下部の支軸7Aと、ブレーキアーム2下端部のパッドホルダ1のパッドシャフト5から距離bのところにある下部の支軸7Bに軸支される。ここでa=bに選定され、アームシャフト4、支軸7A、支軸7B、パッドシャフト5の各点を結ぶ四辺形はリンク部材7を介して、図4(B)に示すように、ハウジングボディ3に対するアームシャフト4を中心としたブレーキアーム2の揺動動作中には、常に、平行四辺形を維持するので、前記パッドホルダ1はディスクロータの側面に平行に摺接することになる。しかも、図4(D)のような車輪中心Oを中心とする3次元的な車輪振動に対しては、前記リンク部材7におけるばね部7Cの存在によってこれらを効果的に吸収するので、パッドとディスクロータとの偏った接触が抑制できて、引きずりや偏摩耗等を防止できる。
図5は本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第5実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダの軸支部内に配設した要部断面等説明図である。本実施例のものは、アジャスタ補正機構10が、パッドホルダ1の軸支部のパッドホルダ1内部に配設されたものである。図5(C)に示すように、パッドホルダ1におけるパッドシャフト5のための軸孔に隣接して形成したやや径大の収納孔1Cに、図5(D)に示すようなコイル状のリターンスプリング9とこれに直列にセンタリングガイド11を収容する。リターンスプリング9の一端部9Aを径方向に延設して収納孔1Cに軸方向に形成した軸溝1Aに係止し、リターンスプリング9の他端部9Bを軸方向に延設してセンタリングガイド11の孔に係止する。センタリングガイド11はその内周にて所定の摩擦力を以ってパッドシャフト5に摺接している。もしくはブレーキアーム2の対向側面にも所定の摩擦力を以って摺接させてもよい。
かくして、アジャスタ補正機構10が、前記パッドホルダ1の軸支部内に配設されたスプリング9とセンタリングガイド11とで構成したので、ブレーキパッドが摩耗してパッドホルダ1に所定値以上の回転角度が生じると、スプリング9の弾性変形外の力によりセンタリングガイド11がパッドシャフト5外周面とのあるいはブレーキアーム2の対向側面との摩擦力に打ち勝って、回転してパッドホルダ1のブレーキアーム2に対する相対角度が変位して、ブレーキパッド8とディスクロータRとを平行に維持するように調整する。このように、本実施例では、軸支部にアジャスタ補正機構を配設できるので、外部にフリクションロッド等が露呈することがない上に、飛石や大雪の影響を受けにくく、見栄えもよくて、より簡素な構造となる上、ブレーキアーム側には何らのアジャスタ補正機構の部品を配設しなくてよいので、ブレーキアーム側の構造が簡素になる。
しかも、ブレーキアーム2とパッドホルダ1との相対回転角度の度合いに応じて、スプリング9の弾性変形外の力によりセンタリングガイド11が回転してアジャスタ補正がなされるので、アジャスト補正がパッドホルダ1の動作の中心部である軸支部における回転方向の動作で行われるので、アジャスタ補正時の動作が円滑となる。なお、アジャスタ補正機構10を、前記パッドホルダ1の軸支部のブレーキアーム2の内部側に配設してもよい。その場合は、外部にフリクションロッド等が露呈することがないので、飛石や大雪の影響を受けにくく、見栄えもよくて、より簡素な構造となる上、比較的ゆとりのあるブレーキアーム側にやや複雑なアジャスタ補正機構を配設して、パッドホルダ側の簡素化と軽量化が図れる。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、ブレーキアームの形状、形式およびそのハウジングボディへの軸支形態、アジャスタ補正機構を構成するフリクションロッドの形状(好適には断面円形であるが非円形でも可能、フランジの形成等)、形式、フリクションスプリングの形状、形式(好適にはコイル状であるが、軸方向にスリットを有する円筒状、弾性を有する円筒状等)、フリクションロッドとフリクションスプリングとの摩擦嵌合形態(所定の摩擦力を発生する平滑状のフリクションロッド表面の他、フリクションロッド外周面に微細な節度用の凹凸を形成して、これらに対応する節度用凸凹をフリクションスプリングの内周面に形成してもよい)、フリクションロッドのブレーキアームまたはパッドホルダへの支持・嵌合形態(単純なピン軸支、フランジを有するロッドのリターンスプリングによる付勢支持等)、フリクションスプリングのパッドホルダまたはブレーキアームへの支持・嵌合形態(リターンスプリングとともにスプリングカバー等を用いたり、フリクションスプリングのみにて収納母体に収納する等)、アジャスタ補正機構を構成するリンク部材の形状(基本的には1枚のリンク部材で済むが、パッドシャフトの軸方向の複数個所にリンク部材を配設してもよい。剛体状のリンク部材の他、ばね部の形成形態を含む板ばね形態のリンク部材とする等)、形式およびそのブレーキアームおよびパッドホルダへの支持形態、アジャスタ補正機構を構成するスプリングの収納孔への係止形態(径方向突起部を有するスプリングの組付け性のための軸溝に係止する他、スプリングの弾性自体を利用して軸溝を形成せずに、径方向突起部のみの係合孔を形成してこれに係止してもよい)、センタリングガイドのパッドシャフトへの摩擦嵌合形態(パッドシャフト外周面またはブレーキアーム側面との間の所定の摩擦力を利用する他、パッドシャフト外周面またはブレーキアーム側面に微細な節度用の凹凸を形成して、これらに対応する節度用凸凹をフリクションスプリングの内周面または側面に形成してもよい)を含むパッドホルダ軸支部におけるスプリングとセンタリングガイドとの収納形態、収納部位(ブレーキアーム側およびパッドホルダ側のいずれに収納されてもよい)、スプリングの形状、形式、センタリングガイドの形状、形式およびそれらの間の係止形態、一対のブレーキアームの上端部を拡開押圧するところの、パワーユニットのアクチュエータを構成するブレーキチャンバの形式(正圧型、負圧型のいずれもが採用可能であり、ダイヤフラム型、ピストン型等)、数(パーキングチャンバを付設することもできる)、倍力機構を構成するカム機構の形状、形式、自動隙間調整機構の形状形式、ロッド部材の形状、形式およびそのブレーキアーム上端部への取付け形態、ブレーキアームのハウジングボディへの揺動軸支形態(全方向に自由度を有したもの等)等については適宜選定できる。実施例に記載の諸元はあらゆる点で単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはならない。
本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第1実施例を示すもので、アジャスタ補正機能をブレーキアーム側に配設したブレーキ装置全体断面図および要部断面図である。 本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第2実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダ側に配設したブレーキ装置全体断面図および要部断面図である。 本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第3実施例を示すもので、リンク部材を配設したブレーキ装置全体断面図および要部動作図である。 ばね部を形成したリンク部材を有する本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第4実施例を示す説明図である。 本発明のアジャスタ機能付きパッドホルダを備えたブレーキ装置の第5実施例を示すもので、アジャスタ補正機構をパッドホルダの軸支部内に配設した要部断面等説明図である。 第1従来例を示すブレーキキャリパユニットの説明図である。 第2従来例を示すキャリパブレーキ装置の説明図である。
符号の説明
1 パッドホルダ
2 ブレーキアーム
2A 上端部
2C 収納孔
3 ハウジングボディ
4 アームシャフト
5 パッドシャフト
6 フリクションロッド
8 ブレーキパッド
10 アジャスタ補正機構
12 ピン
13 フリクションスプリング
14 Oリング固定カラー
15 フリクションスプリングカバー
16 リターンスプリング
17 ワッシャ
18 C型留め輪
19 Oリング
22 ロッド部材
R ディスクロータ

Claims (9)

  1. 一対のブレーキアームの上端部を拡開押圧してそれらの下端部に軸着したパッドホルダに装着されたブレーキパッドを押圧作動させるディスクブレーキ装置において、前記パッドホルダに装着されたブレーキパッドが摩耗して過ストロークが発生すると、前記ブレーキアームの姿勢に関わらずブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するアジャスタ補正機構をブレーキアームとパッドホルダとの間に介設したことを特徴とするアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  2. 前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるブレーキアームの内部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  3. 前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部の上部におけるパッドホルダの内部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  4. 前記アジャスタ補正機構は、前記ブレーキアームとパッドホルダのいずれか一方に支持されたフリクションロッドと、他方に支持されたフリクションスプリングとからなり、前記フリクションロッドに圧接嵌合させたフリクションスプリングとの間の相対移動によりブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整されることを特徴とする請求項2または3に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  5. 前記アジャスタ補正機構は、ハウジングボディの上部とパッドホルダの上部とを接続するリンク部材、またはハウジングボディの下部とパッドホルダの下部とを接続するリンク部材から構成されたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  6. 前記リンク部材にばね部を形成したことを特徴とする請求項5に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  7. 前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のパッドホルダの内部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  8. 前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部のブレーキアームの内部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
  9. 前記アジャスタ補正機構が、前記パッドホルダの軸支部内に配設されたスプリングとセンタリングガイドとから構成され、ブレーキパッドが摩耗してパッドホルダに所定値以上の回転角度が生じると、スプリングの弾性変形外の力によりセンタリングガイドが回転してパッドホルダのブレーキアームに対する相対角度が変位して、ブレーキパッドとディスクロータとを平行に維持するように調整されることを特徴とする請求項7または8に記載のアジャスタ機能付きパッドホルダ。
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