JP2009073317A - キャスタ及びキャスタを備えている家具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャスタは、回転自在で上下動不能な調節リング12と、調節リング12に螺合して上下動自在で回転不能な主支持体11と、主支持体11に水平旋回自在に嵌め込まれた旋回部材10と、旋回部材10に取付けた車輪8とを有している。旋回部材10には車輪ストッパー15が設けられ、主支持体11の内部には旋回ストッパー17と作動部材19とが配置されている。作動部材19の上下動によって車輪ストッパー15と旋回ストッパー17とが同時に作動する。旋回ストッパー17と作動部材19とは主支持体11に内蔵されているため全体としてコンパクトである。調節リング12の回転操作も軽快に行える。
【選択図】図4
Description
図1のうち(A)は折り畳み式テーブルの側面図、(B)は部分的な分離側面図である。折り畳み式テーブル1は、図示しない横長フレームで連結された左右の脚2と、跳ね上げ式の天板3を備えている。脚2は床に近い水平部2aとこの水平部2aの後端部から傾斜姿勢で立ち上がった起立部2bとで側面視略L形の形状になっており、水平部2aの前後両端部にキャスタ4を取付けている。水平部2aの前端部と後端部との下面部は、下方と前方とに切欠かれて上向き段落ち状態になっている(段落ち部を符号2cで示す。)。脚2はアルミダイキャストのような金属成形品から成っている。
まず、主支持体11を説明する。主支持体11は、例えば図5〜7に示すように、外周に雄ねじ(台形ねじ)を形成した雄ねじ部11aと、雄ねじ部11aの下端に一体に連続した円形のねじ無し部11bと、ねじ無し部11bから下向きに突出した円形のボス部(支軸部)11cとを備えている。ねじ無し部11bと雄ねじ部11aの外径より僅かに大径に設定されている。他方、ボス部11cは雄ねじ部11a及びねじ無し部11bよりもかなり小径になっており、このため、ねじ無し部11bの下端面は中間段部11dになっている。また、ボス部11cの下端には当該ボス部11cよりも小径の下小径部11eが一体に形成されており、このため、ボス部11cの下端面は下段部11f(図3(B)参照)になっている。
次に、ロック機構を説明する。まず、車輪ロック機構を説明する。車輪ロック機構は車輪ストッパー15と車輪用係合溝48と第1ばね16とで構成されている。車輪ストッパー15は樹脂の成形品であり、旋回部材10の下面部でかつ左右車輪8の間に配置されている。そして、左右車輪8の間の中間部において車軸9と直交した方向に延びるシーソー部15aと、シーソー部15aの前部に一体に設けた羽根部15bとを備えており、このため全体的には平面視T形の形態になっている(勿論他の形態でもよい)。
既述のとおり、図3はフリー状態を示している。この状態で操作ロッド6は前進しており、操作ロッド6に押されて第1及び第2の連動部材20,21が前進しており、その結果、作動部材19は第2連動部材21の押し下げ作用によって下降している。すると、車輪ストッパー15は第1ばね18に抗して係合突起52が車輪用係合溝48から離反する姿勢に保持されており、このため車輪8は転動自在になっている。また、旋回ストッパー17は、作動部材19における細幅部19bの下端部が操作穴57の後端に当たった後退位置に保持されており、このため係合部17aは旋回用係合溝46から離反していて旋回部材10は水平旋回自在の状態にある。
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、脚の水平部に設けるキャスタの場合は、回転式操作体を水平部の上面箇所に配置することも可能である。また、主支持体を上下動させる構成としては、実施形態のようなねじの嵌め合い方式に限定されるものではなく、水平方向に移動するくさび体で主支持体を支持する方式を採用することも可能である(この場合は、くさび体を摘み等の操作具で水平移動させることになる。)。
4 キャスタ
5 操作具の一例としての操作ボタン
6 連動装置の一部を構成する操作ロッド
8 車輪
10 旋回部材
11 主支持体
11a 雄ねじ部
11c ボス部(支持部)
12 調節リング
13,14 リテーナ
15 車輪ストッパー
17 旋回ストッパー
19 作動部材
20,21 連動装置を構成する連動部材
46 車輪ロック機構を構成する車輪用係合溝
48 旋回ロック機構を構成する旋回用係合溝
Claims (5)
- 被支持体に対して回転不能で上下動自在に保持される上下長手で軸状の主支持体と、前記昇降体を人の手動操作で昇降させる操作体とが備えられており、前記主支持体に、車輪が取付けられた旋回部材を水平旋回自在に取付けている一方、前記操作体は被支持物に対して昇降不能に保持されるようになっている、
キャスタ。 - 前記操作体は内周に雌ねじを有する筒状の形態であって上下長手の軸心回りに回転操作されるものであり、この操作体は被支持体に対して回転可能で昇降不能に保持されるようになっている一方、
前記主支持体は、前記操作体の雌ねじに螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部から下向きに延びていて旋回部材に上方から嵌まり込んだ支軸部とを備えており、前記雄ねじ部の上端には、前記操作体の上方に露出していて被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する回り止め部が設けられており、前記旋回部材は主支持体の支軸部を中心にして水平旋回自在である、
請求項1に記載したキャスタ。 - 更に、前記旋回部材を旋回自在なフリー状態と旋回不能なロック状態とに切り替える旋回ロック機構と、車輪を回転自在なフリー状態と回転不能なロック状態とに切り替える車輪ロック機構と、前記両ロック機構を一つの操作具の操作によって同時にロック状態とフリー状態とに切り替える連動装置とが備えられており、前記主支持体は上下に開口した中空状に形成されており、前記連動装置の一部を構成する部材及び旋回ロック機構を構成する旋回ストッパーとが主支持体の中空部に配置されている、
請求項2に記載したキャスタ。 - 被支持体に対して回転不能に保持される上下長手で軸状の主支持体と、車輪が取付けられた旋回部材とを備えており、前記旋回部材は主支持体に水平旋回自在に取付けられており、
更に、前記旋回部材を旋回自在なフリー状態と旋回不能なロック状態とに切り替える旋回ロック機構と、車輪を回転自在なフリー状態と回転不能なロック状態とに切り替える車輪ロック機構と、前記両ロック機構を一つの操作具の操作によって同時にロック状態とフリー状態とに切り替える連動装置とが備えられている、
という構成において、
前記主支持体は上下に開口した中空状に形成されており、前記連動装置の一部を構成する部材と旋回ロック機構を構成する旋回ストッパーとが主支持体の中空部に配置されている、
キャスタ。 - 請求項1〜4のうちの何れかに記載したキャスタを備えている家具。
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