JP2009071192A - 光電変換装置、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板上に配置された複数の光電変換セルと、バイパス部と、を具備し、前記複数の光電変換セルの各々は、光を受光して電力に変換する光電変換層と、前記光電変換層を挟むように光の入射面側に設けられた透明電極層と、光の入射面と逆側に設けられた裏面電極層とを備え、前記透明電極層及び前記裏面電極層は、それぞれ、分割溝によって前記複数の光電変換セルに対応して分割されており、前記裏面電極層は、前記複数の光電変換セルが電気的に直列に接続されるように、隣接する前記各光電変換セルの前記透明電極層に接続されている光電変換装置であって、前記バイパス部は、隣接する前記各光電変換セルの前記透明電極層同士又は裏面電極層同士を接続するように、前記分割溝の少なくとも一部を埋めるように設けられていること。
【選択図】図2
Description
また、既述の特許文献2では、複数のセルが直列に接続されて直列アレイを形成し、更に、直列アレイ同士が一対の共通電極によって並列に接続されており、複雑な構造が採用されている。これに対して、本発明では、分割溝を埋めるようにバイパス部が設けられるだけであり、複数の直列アレイを並列に接続する必要は無い。複数の直列アレイを並列に接続するといった複雑な構造は必要なく、単純な構造で局所的な発熱を抑制することができる。
また、既述の特許文献3では、透明前面電極とその金属裏面電極とに挟まれた領域の一部に、薄膜光電変換ユニットの一方の面と接触する金属部が設けられる。金属部は、金属裏面電極層と透明前面電極層との間の短絡を直ちに生じさせるためのものであり、本発明のように、隣接する光電変換セル間で、透明電極層同士又は裏面電極層同士を接続するためのものではない。
また、既述の特許文献4では、複数のセルが直列接続されたもの同士が、バイパスダイオードによって並列に接続されている。このような構造は、バイパスダイオードが追加されていることや、複数のセルが直列接続されたもの同士をさらに並列に接続にしていること、などから、複雑な構造であり、製造工程の大幅な変更を必要とする。これに対して、本発明によれば、上述したように大掛かりな製造工程の追加は必要ない。
また、既述の特許文献5では、バイパス電極が、基板の主面に設けられた第1の導電型層と裏面に設けられた第2の導電型層とを接続しなければならない。従って、バイパス電極は、基板の側面にも設けられることとなり、複雑な構造となる。これに対して、本発明によれば、基板の側面にバイパス部を設ける必要は無く、単純な構造で局所的な発熱を抑制することができる。
図1Aは、本実施形態に係る光電変換モジュール1の平面図であり、図1Bは、図1AのXX断面を示す断面図である。この光電変換モジュール1は、透光性基板3と、透光性基板3上に設けられた太陽電池膜(発電領域6)とを備えている。透光性基板3の周縁部(以下、周囲領域2)に太陽電池膜は設けられておらず、透光性基板3が剥き出しとなっている。周囲領域2は、光電変換モジュール1にバックシート等を取りつける際の接着面とするために設けられている。
以下に、このような光電変換セルの長手方向の長さ(W2)、間隔(L1)でバイパス部8を設置した具体例を示す。
(a)光電変換モジュール中において直列接続された光電変換セルの数を160個、モジュールの面積を14000cm2とする。
(b)光電変換モジュール中の一つのセル4の逆方向耐電圧を10Vとする。
(c)一の光電変換セルあたりの開放電圧Vocを0.88V、短絡電流を14mA/cm2とする。
(d)ホットスポット試験で遮光で逆バイアス電圧が印加されたセル数を全体の3%と仮定して、5セルとする。
このとき、光電変換モジュール全体の短絡電流は、14mA/cm2×14000cm2/160=1.22Aである。
従って、5つのセルの遮光時(暗状態)における逆電圧方向の電気抵抗値は、最大で短絡電流(1.22×(160−5)/160=1.18A)の10%の逆方向電流が遮光されたセルの隣接するセル4間を繋ぐバイパス部8を流れることで、セル4の逆方向耐電圧を超えないことに有効に作用するとすると、(10×5)/(1.18×10%)=424(Ω/5セル)である。
よって、隣接するセル4間を繋ぐバイパス部8の電気抵抗値R2の合計が、424/5=85(Ω/セル)よりも小さければ、遮光された光電変換セルに逆バイアス電圧が印加されたとしても、バイパス部8に逆電流の多くが流れて、遮光セルには逆方向耐電圧より高い逆電圧が印加されないので、セルの逆方向電流は流れにくくなる。透明電極層41の抵抗率で、L1、L2、L3方向のものをρ1、ρ2、ρ3、(Ωcm)として、一つのバイパス部8の電気抵抗値は、ρ2×L2/(W2×t)で表される。セル4間のバイパス部8の電気抵抗値の合計は、バイパス部8の幅(W2)の合計をW2totalとすると、ρ2×L2/(W2total×t)となる。
従って、ρ2×L2/(W2total×t)<85(Ω)が成り立つ様に、バイパス部8の幅(W2total)を決定すればよい。
具体的な数値を例示する。透明電極層の抵抗率:ρ2=7×10−4(Ωcm)、L2=0.005(cm)、t=7×10−6(cm)であると仮定すると、W2total>0.01(cm)となる。
すなわち、この例においては、隣接するセル4間を繋ぐバイパス部8の幅(W2)の合計(W2total)が、0.01cmより広ければよいことになる。
既述したように、バイパス部8による電気抵抗値は、F.F.を低下させない程度に大きい事が好ましい。一つのバイパス部8の幅(W2)が決められている場合、隣接するバイパス部8の間隔(L1)が狭くなると、段間抵抗値が小さくなる。従って、隣接するバイパス部8の間隔(L1)は、F.F.を低下させない程度に、広いことが好ましい。隣接するセル4間における透明電極層41の段間抵抗(R)は、R1+R2+R3として求められる。従って、R1+R2+R3が、F.F.を低下させないような範囲であればよい。
更に具体的に、数値を例示して説明する。
F.F.を低下させないようにするには、すなわち太陽電池出力が上記段間抵抗(R)=R1+R2+R3による抵抗損出が、太陽電池出力の1%程度内に収まることとして算出することが出来る。
R1〜R3は、それぞれ、R1=ρ1×L1/(W1×t)、R2=ρ2×L2/(W2×t)、R3=ρ3×L1/(W1×t)として求められるが、実際にはR1、R3は隣接セルの裏面電極も導通経路となるために、R1、R3はR2に比べて小さい。
従って、
式;(0.88V×160)2/(R×160)
≦{(0.88V×160)×0.014A/cm2×14000cm2/160}×1%
これより、Rは72(Ω/セル)以上が望ましい。
(式;ここで、R=ρ1×(L1/2)/(W1×t)+ρ2×L2/(W2×t)+ρ3×(L1/2)/(W1×t))
上記が成り立つRとなるL1を選定することで、F.F.の低下を防止できる。
このRの値は、各仮定数値の差より、前述の隣接するセル4間を繋ぐバイパス部8の電気抵抗値R2の合計:85(Ω/セル)以下の条件から、R≒80(Ω/セル)が選定目標となる。しかし実際には各仮定値には若干の差があるので、ここで算出したRの電気抵抗を目標とすることで、セル4の逆方向耐電圧を上回ることなく、抵抗損出を小さくすることが出来ると判断して、以降の試算を行う。
また、W2=0.05cm、W1=0.7cm、ρ2=7×10−4(Ωcm)、ρ1=ρ3≒ρ2×0.1(Ωcm)、L2=0.005(cm)、t=7×10−6(cm)であると仮定する。
このとき、上述の式が成り立つようなバイパス部8の間隔(L1)の範囲は、L1>4.3(cm)である。
従って、一つのバイパス部8の幅(W2)を0.05cm(0.5mm)とした場合、バイパス部8同士の間隔(L1)は4.3cm(43mm)より大きくすればよい。従って、既述のように、バイパス部の幅(W2)が0.5mmであり、ρ1、ρ3は隣接セルの裏面電極層42との接触状態に影響されるが概ねρ2の1/10〜1/50であることから、設けられていない部分の幅(L1)が概ね50〜200mmの範囲に収まる事になる。
透明電極層分離溝7中においてバイパス部8の設けられた部分の幅(W2:0.5mm)は、設けられていない部分の幅(L1:50mm〜200mm)よりも少なく、更にW2はL1に対しては、1/400以上で1/100以下となる。
また、例えば、セル4の長さ(Y方向の長さ)が140cmであった場合には、一の透明電極層分離溝7に対して、5〜28箇所のバイパス部8を設ければよいこととなる。
このような幅(W2)、間隔(L1)でバイパス部8を設ければ、実質的にF.F.を低下させずに、遮光された一つの光電変換セルに逆バイアス電圧が印加時に光電変換層42ではなくバイパス部8に逆電流の多くを流す事ができる。
続いて、本実施形態の光電変換モジュール1及び太陽電池パネルについて、構成及び製造方法をより詳細に説明するため、実施例を挙げて説明する。
基板3としてソーダフロートガラス基板(1.4m×1.1m×板厚:4mm)を使用する。基板端面は破損防止にコーナー面取りやR面取り加工されていることが望ましい。
(2)図8A(b):
透明電極層41として酸化錫膜(SnO2)を主成分とする透明電極膜を、約500nm〜800nm、熱CVD装置にて約500℃で製膜処理する。この際、透明電極膜の表面は適当な凹凸のあるテクスチャーが形成される。透明電極層41として、透明電極膜に加えて、基板3と透明電極層41との間にアルカリバリア膜(図示されず)を形成しても良い。アルカリバリア膜は、酸化シリコン膜(SiO2)を50nm〜150nm、熱CVD装置にて約500℃で製膜処理する。
(3)図8A(c):
その後、基板3をX−Yテーブルに設置して、YAGレーザーの第1高調波(1064nm)を、図の矢印に示すように、透明電極層41の膜面側から入射する。加工速度に適切となるようにレーザーパワーを調整して、透明電極膜をセル4の直列接続方向に対して垂直な方向へ、基板3とレーザー光を相対移動させ、透明電極層分離溝7を形成するように幅約6mm〜15mmの短冊状にレーザーエッチングする。この際、既述の実施形態で述べた様に、基板3上にマスクを配置して、バイパス部8が形成されるように、レーザーエッチングする。
(4)図8A(d):
プラズマCVD装置により、減圧雰囲気:30〜1000Pa、基板温度:約200℃にて光電変換層42としてのアモルファスシリコン薄膜からなるp層膜/i層膜/n層膜を順次製膜する。光電変換層42は、SiH4ガスとH2ガスとを主原料に、透明電極層41の上に製膜される。太陽光の入射する側からp層、i層、n層がこの順で積層される。光電変換層43は本実施形態では、p層:BドープしたアモルファスSiCを主とし膜厚10nm〜30nm、i層:アモルファスSiを主とし膜厚200nm〜350nm、n層:pドープした微結晶Siを主とし膜厚30nm〜50nmである。またp層膜とi層膜の間には界面特性の向上のためにバッファー層を設けても良い。
第2セル42−3は本実施形態では、微結晶p層:Bドープした微結晶SiCを主とし膜厚10nm〜50nm、微結晶i層:微結晶Siを主とし膜厚1.2μm〜3.0μm、微結晶n層:pドープした微結晶Siを主とし膜厚20nm〜50nmである。
基板3をX−Yテーブルに設置して、レーザーダイオード励起YAGレーザーの第2高調波(532nm)を、図の矢印に示すように、光電変換層42の膜面側から入射する。パルス発振:10〜20kHzとして加工速度に適切となるようにレーザーパワーを調整して、透明電極層41のレーザーエッチングライン(透明電極層分離溝7)の約100〜150μmの横側を、溝17を形成するようにレーザーエッチングする。レーザーエッチングラインの位置は前工程でのエッチングラインと交差しないように位置決め交差を考慮して選定する。
裏面電極層43としてAg膜/Ti膜をスパッタリング装置により減圧雰囲気、約150℃にて順次製膜する。裏面電極層43は本実施形態では、Ag膜:200〜500nm、これを保護するものとして防食効果の高いTi膜:10〜20nmをこの順に積層する。n層と裏面電極層43との接触抵抗低減と光反射向上を目的に、光電変換層42と裏面電極層43との間にGZO(GaドープZnO)膜を膜厚:50〜100nm、スパッタリング装置により製膜して設けてもよい。
(7)図8B(b)
基板3をX−Yテーブルに設置して、レーザーダイオード励起YAGレーザーの第2高調波(532nm)を、図の矢印に示すように、基板3側から入射する。レーザー光が光電変換層42で吸収され、このとき発生する高いガス蒸気圧を利用して裏面電極層43が爆裂して除去される。パルス発振:1〜10kHzとして加工速度に適切となるようにレーザーパワーを調整して、透明電極層41のレーザーエッチングライン(透明電極層分離溝7)の約250〜400μmの横側を、溝18を形成するようにレーザーエッチングする。
(8)図8B(c)と図8C(a):
発電領域を区分して、基板端周辺の膜端部においてレーザーエッチングによる直列接続部分が短絡し易い影響を除去する。基板3をX−Yテーブルに設置して、レーザーダイオード励起YAGレーザーの第2高調波(532nm)を、基板3側から入射する。レーザー光が透明電極層41と光電変換層42で吸収され、このとき発生する高いガス蒸気圧を利用して裏面電極層43が爆裂して、裏面電極層43/光電変換層42/透明導電層41が除去される。パルス発振:1〜10kHzとして加工速度に適切となるようにレーザーパワーを調整して、基板3の端部から5〜20mmの位置を、図8C(a)に示すように、X方向絶縁溝5を形成するようにレーザーエッチングする。このとき、Y方向絶縁溝は後工程で基板3周囲領域2の膜面研磨除去処理を行うので、設ける必要がない。図8B(c)は、レーザー照射位置を示すために便宜上、X方向断面とY方向断面を混在して記載している。
絶縁溝5は基板3の端より5〜10mmの位置にてエッチングを終了させることにより、太陽電池パネル端部からの光電変換モジュール1内部への外部湿分浸入の抑制に、有効な効果を呈するので好ましい。
尚、以上までの工程におけるレーザー光はYAGレーザーとしているが、YVO4レーザーやファイバーレーザーなどが同様に使用できるものがある。
後工程のEVA等を介したバックシート19との健在な接着・シール面を確保するために、基板3周辺(周囲領域2)の積層膜は、段差があるとともに剥離し易いため、この膜を除去する。基板3の端から5〜20mmで基板3の全周囲にわたり膜を除去するにあたり、X方向は前述の図8B(c)工程で設けた絶縁溝5よりも基板端側において、Y方向は基板端側部付近の溝7よりも基板端側において、裏面電極層43/光電変換層42/透明電極層41を、砥石研磨やブラスト研磨などを用いて除去を行う。研磨屑や砥粒は基板3を洗浄処理して除去した。
(10)図8D(a)
端子箱取付け部分はバックシート19に開口貫通窓を設けて集電板を取出す。この開口貫通窓部分には絶縁材を複数層を設置して外部からの湿分などの浸入を抑制する。
直列に並んだ一方端の光電変換セル4と、他方端部の光電変換セル4とから銅箔を用いて集電して太陽電池パネル裏側の端子箱部分から電力が取出せるように処理する。銅箔は各部との短絡を防止するために銅箔幅より広い絶縁シートを配置する。
集電用銅箔などが所定位置に配置された後に、光電変換モジュール1の全体を覆い、基板3からはみ出さないようにEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等による接着充填材シートを配置する。
EVAの上に、防水効果の高いバックシート19を設置する。バックシート19は本実施形態では防水防湿効果が高いようにPETシート/AL箔/PETシートの3層構造よりなる。
バックシート19までを所定位置に配置したものを、ラミネータにより減圧雰囲気で内部の脱気を行い約150〜160℃でプレスしながら、EVAを架橋させて密着させる。
光電変換モジュール1の裏側に端子箱20を接着剤で取付ける。
銅箔と端子箱20の出力ケーブルとをハンダ等で接続し、端子箱内部を封止剤(ポッティング剤)で充填して密閉する。これで太陽電池パネル50が完成する。
(12)図8D(c)と図8D(d)
図8D(b)までの工程で形成された太陽電池パネル50について発電検査ならびに、所定の性能試験を行う。発電検査は、AM1.5、全天日射基準太陽光(1000W/m2)のソーラシミュレータを用いて行う。
例えば、光電変換層として、トップセルとボトムセルに加えて更に1層以上の別の光電変換層を設けた、多接合型太陽電池のような他の種類の薄膜系太陽電池にも同様に適用可能である。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態と比較して、透明電極層41をパターニングする際の方法が更に工夫されている。その他の点については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、既述の実施形態と比較して、透明電極層41をパターニングする際の方法が更に工夫されている。その他の点については、既述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、既述の実施形態と比較して、バイパス部8の配置が工夫されている。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、説明を省略する。
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態では、既述の実施形態に対して、バイパス部8の構成及び形成方法が異なっている。既述の実施形態において、バイパス部8は透明電極層41がパターニングされて形成された部分であったのに対して、本実施形態におけるバイパス部8は、金属ペーストにより形成された金属膜である。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
続いて、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態では、既述の実施形態に対して、バイパス部8の構成及び形成方法が異なっている。すなわち、本実施形態におけるバイパス部8は、透明電極層41がレーザーエッチングに蒸散して発生した残さにより形成される。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
続いて、本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態では、既述の実施形態に対して、バイパス部8は、裏面電極層43の分離溝18に設けた裏面電極層43よりも高抵抗である高抵抗膜45により形成されていて、構成及び形成方法が異なっている。既述の実施形態において、バイパス部8は透明電極層41の分離溝7に部分的にバイパス部8を形成したのに対して、本実施形態におけるバイパス部8は、裏面電極層43の分離溝18に設けた裏面電極層43よりも高抵抗である高抵抗膜45により形成された膜である。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
高抵抗膜45は、幅100mmの帯状の膜を光電変換モジュール1の裏面電極層43側に4条設置し、極力均等にバイパス部8が設けられるようにする。高抵抗膜45は、裏面電極層43よりも高抵抗な膜である。高抵抗膜45は酸化チタンなど低導電性微粒子を含むスラリー状の塗布液を裏面電極層43の分離溝18にも入り込んで塗布することにより接触抵抗を小さくするように工夫されていて、約150℃で焼成することで設置される。前述の特許文献1に示した、裏面電極表面と隣接するセルの裏面電極表面とを、バイパステープによって接続することに比べて、裏面電極層43の分離溝18部分において接触抵抗を低減するとともに安定させた信頼性の高い接続が出来るところが、大きく改善されている。
高抵抗膜45は、膜厚が約0.002(cm)で、この膜厚でのシート抵抗が1×106(Ω/□)のものを使用し、L2=0.005(cm)とする。
この時、段間抵抗は
R=1×106(Ω/□)×0.005(cm)/{10(cm)×4(本)}
=125(Ω/セル)
となり、電池性能を低下させない目標の72(Ω/セル)以上を満足している。
また、本実施形態の光電変換モジュール1に対して、ホットスポット試験を実施した。図6に示されるように、光電変換モジュール1上の一部に光マスクを配置し、出力端子を短絡させて模擬光を1時間ほど照射した。そして、光電変換モジュール表面の温度変化を計測した。尚、光マスクによって遮光される幅は、5セル分とした。また、模擬光は、1000W/m2とした。ホットスポット試験の結果、本実施形態の光電変換モジュールでは、1時間後に約75℃の温度上昇が見られ、第1の実施形態とほぼ同様な温度上昇抑制であるが、更に温度上昇を抑制できたのは、セル段間抵抗は高めではあるが幅広いバイパス部8を設けたことによる逆方向電流の分散が更に効果的に行われ、遮光されたセルにセルの逆方向電圧の耐電圧以上の電圧が印加されることなく、遮光された光電変換層側へ逆電流の多くが流れることを抑制したものによると考えられる。また、局所的な異常温度上昇による太陽電池部材の破損や基板割れなどはなく、ホットスポット発生の抑制が確認された。
また、本実施形態では、50mm幅の帯状のものを4条設置したが、裏面電極層43の全面に設置しても良い。全面に設置することで、逆方向電流の分散が更に効果的に行われるので好適である。
さらには、高抵抗膜45の形成は、一連のレーザエッチング加工を終了した光電変換モジュール1(図8B参照)に対して実施すればよく、高抵抗膜45となるスラリー状の塗布液を裏面電極層43の分離溝18にも入り込んで接触抵抗を小さくするように塗布し、約150℃で焼成した後に、基板3の端から5〜20mmで基板3の全周囲にわたり、裏面電極層43/光電変換層42/透明電極層41を、砥石研磨やブラスト研磨などを用いて除去を行い、研磨屑や砥粒は基板3を洗浄処理して除去して光電変換モジュール1(図8C参照)を形成しても良い。
さらに基板3端部に近い隣接する各光電変換セル4間の分離溝18に高抵抗膜45を形成することで、これより内側の光電変換層領域へ外気湿分が進入する溝部分で形成される経路を遮断するので、太陽電池パネルの信頼性向上に寄与することができる。
また、実施形態においては、ガラス基板3/透明電極層41/光電変換層42/裏面電極層43の順に構成し、太陽光をガラス基板3側から入射する形態として記載を行っているが、基板上に裏面電極層43/光電変換層42/透明電極層41の順に形成して、透明電極層41側から太陽光を入射する形態であっても同様な効果が得られる。
2 周囲領域
3 透光性基板
4 光電変換セル
41 透明電極層
42 光電変換層
43 裏面電極層
45 高抵抗膜
5 絶縁溝
6 発電領域
7 透明電極層分離溝
8 バイパス部
9 X−Yテーブル
10 マスク
11 マスク
12 エッチング用レーザービーム
13 発振器
14 シャッター
15 シャッター制御装置
16 駆動装置
17 溝
18 溝
19 バックシート
20 端子箱
21 レーザー制御装置
50 太陽電池パネル
Claims (19)
- 基板上に配置された複数の光電変換セルと、
バイパス部と、
を具備し、
前記複数の光電変換セルの各々は、
光を受光して電力に変換する光電変換層と、
前記光電変換層を挟むように光の入射面側に設けられた透明電極層と、光の入射面と逆側に設けられた裏面電極層とを備え、
前記透明電極層及び前記裏面電極層は、それぞれ、分割溝によって前記複数の光電変換セルに対応して分割されており、
前記裏面電極層は、前記複数の光電変換セルが電気的に直列に接続されるように、隣接する前記各光電変換セルの前記透明電極層に接続されている光電変換装置であって、
前記バイパス部は、隣接する前記各光電変換セルの前記透明電極層同士又は裏面電極層同士を接続するように、前記分割溝の少なくとも一部を埋めるように設けられていることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項1に記載された光電変換装置であって、
前記バイパス部は、前記各光電変換セルを電気的に直列に接続する際に形成される前記透明電極層の分離溝または前記裏面電極層の分離溝を部分的に形成せずに、隣接する2つの前記光電変換セルの前記透明電極層または前記裏面電極層同士を電気的に導通するよう接続していることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項2に記載された光電変換装置であって、
隣接する2つの前記光電変換セル間における前記バイパス部の電気抵抗値は、前記各光電変換セルの暗状態の逆方向電圧に対する電気抵抗値よりも小さいことを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項3に記載された光電変換装置であって、
隣接する前記光電変換セル間において、前記バイパス部が設けられた部分を合計した前記光電変換セルの長手方向の長さは、前記バイパス部の設けられていない部分を合計した前記光電変換セルの長手方向の長さよりも小さいことを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項4に記載された光電変換装置であって、
前記複数の光電変換セルの各々は、短冊状に形成され、
前記光電変換セル間の前記分離溝に設けられた前記バイパス部の位置は、隣の前記光電変換セル間の前記分離溝に設けられた前記バイパス部の位置と、前記各光電変換セルの長手方向において異なっていることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載された光電変換装置であって、
前記バイパス部は、前記透明電極層が、隣接する前記光電変換セル間の一部で繋がるように前記透明電極層の分離溝を形成しない部分であることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載された光電変換装置であって、
前記透明電極層は、隣接する前記光電変換セル同士の境界において、前記透明電極層の分離溝が複数のドット状となる様に形成されており、
前記バイパス部は、隣接する前記ドット同士間で、前記透明電極層が残っている部分であることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載された光電変換装置であって、
前記バイパス部は、前記透明電極層の分離溝に設けた金属膜により形成されていることを特徴とする
光電変換装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載された光電変換装置であって、
前記バイパス部は、前記裏面電極層の分離溝に設けられ、前記裏面電極層よりも高抵抗である高抵抗膜により形成されていることを特徴とする
光電変換装置。 - 複数の光電変換セルが電気的に直列に接続された光電変換装置の製造方法であって、
透明電極層を形成する透明電極層形成工程と、
光を受光して電力に変換する光電変換層を形成する光電変換層形成工程と、
裏面電極層を形成する裏面電極層形成工程と、
を具備し、
前記透明電極層形成工程は、
前記透明電極層を製膜する工程と、
製膜された前記透明電極層が、分割溝によって前記複数の光電変換セルの各々に対応して分割されるように、前記透明電極層をパターニングするパターニング工程と、を備え
前記パターニング工程において、隣接する前記各光電変換セルの前記透明電極層同士を繋ぐバイパス部が形成されるように、パターニングを行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 複数の光電変換セルが電気的に直列に接続された光電変換装置の製造方法であって、
透明電極層を形成する透明電極層形成工程と、
光を受光して電力に変換する光電変換層を形成する光電変換層形成工程と、
裏面電極層を形成する裏面電極層形成工程と、
を具備し、
前記裏面電極層形成工程は、
前記裏面電極層を製膜する工程と、
製膜された前記裏面電極層が、分割溝によって前記複数の光電変換セルの各々に対応して分割されるように、前記裏面電極層をパターニングするパターニング工程と、を備え
前記パターニング工程において、隣接する前記各光電変換セル間の一部で前記裏面電極層同士を繋ぐバイパス部が形成されるように、パターニングを行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項10又は11に記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程において、隣接する前記光電変換セル間で前記バイパス部が設けられた部分の前記光電変換セルの長手方向の長さが、前記バイパス部分の設けられていない部分の前記光電変換セルの長手方向の長さよりも小さくなるように、パターニングを行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項10乃至12のいずれかに記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程において、レーザを照射することによりパターニングを行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項13に記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程は、
前記バイパス部を形成する予定の領域にマスクを配置する工程と、
前記マスクを配置した後に、レーザを照射する工程と、を備えることを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項13に記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程において、レーザの光路上に配置されるシャッターを切り変える事によって、前記バイパス部が形成されるようにパターニングを行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項13に記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程においてレーザを照射するに際し、レーザビームが間隔をあけた複数のドット状に入射するように、照射を行うことを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項10乃至13のいずれかに記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程は、
隣接する前記光電変換セル間で被パターニング対象同士が完全に分離するようにパターニングする完全パターニング工程と、
前記完全パターニング工程の後に前記バイパス部形成予定の領域に金属ペーストを配置する金属ペースト配置工程、を備えることを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 請求項10乃至13のいずれかに記載された光電変換装置の製造方法であって、
前記パターニング工程は、
隣接する前記光電変換セル間で被パターニング対象同士が完全に分離するようにパターニングする完全パターニング工程と、
前記完全パターニング工程の後に前記バイパス部形成予定の領域の前記被パターニング対象の分離溝付近に、レーザをパルスで照射して、前記被パターニング対象の残渣により、隣接する前記被パターニング対象同士をつなげるパルス照射工程と、を備えることを特徴とする
光電変換装置の製造方法。 - 複数の光電変換セルが電気的に直列に接続された光電変換装置の製造方法であって、
透明電極層を形成する透明電極層形成工程と、
光を受光して電力に変換する光電変換層を形成する光電変換層形成工程と、
裏面電極層を形成する裏面電極層形成工程と、
隣接する前記各光電変換セル間の一部で前記裏面電極層同士を繋ぐバイパス部を形成するバイパス部形成工程と、
を具備し、
前記裏面電極層形成工程は、
前記裏面電極層を製膜する工程と、
製膜された前記裏面電極層が、分割溝によって前記複数の光電変換セルの各々に対応して分割されるように、前記裏面電極層をパターニングするパターニング工程と、を備え
前記バイパス部形成工程は前記パターニング工程の後に実行され、
前記バイパス部形成工程において、前記裏面電極層よりも高抵抗である高抵抗膜を、前記分割溝の少なくとも一部を埋めるように形成することで、前記バイパス部を形成することを特徴とする
光電変換装置の製造方法。
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