JP2009062075A - 包装用緩衝材および包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接着作業および接着手段が不要であり、かつ箱内に挿入した状態において外力に対する強度の高い包装用緩衝材およびそれを備える包装箱を提供する。
【解決手段】 この包装用緩衝材60は、被包装物を嵌める空間22および上辺部24、下辺部26の中央部に設けられた凹部32、34を有している第1枠状板20と、被包装物を嵌める空間42および上辺部44、下辺部46の中央部に設けられた凹部52、54を有しており、かつ側辺部48に切れ目58を有している第2枠状板40とを備えている。そして、第2枠状板40の切れ目58を通して第1枠状板20の一部を第2枠状板40の空間42に入れ、かつ凹部32と52および凹部34と54とをそれぞれ嵌め合わせて、第1枠状板20と第2枠状板40とを互いに交叉させて立体状に組み合わせて、両枠状板の空間22、42によって被包装物の保持空間62を形成している。
【選択図】 図4
【解決手段】 この包装用緩衝材60は、被包装物を嵌める空間22および上辺部24、下辺部26の中央部に設けられた凹部32、34を有している第1枠状板20と、被包装物を嵌める空間42および上辺部44、下辺部46の中央部に設けられた凹部52、54を有しており、かつ側辺部48に切れ目58を有している第2枠状板40とを備えている。そして、第2枠状板40の切れ目58を通して第1枠状板20の一部を第2枠状板40の空間42に入れ、かつ凹部32と52および凹部34と54とをそれぞれ嵌め合わせて、第1枠状板20と第2枠状板40とを互いに交叉させて立体状に組み合わせて、両枠状板の空間22、42によって被包装物の保持空間62を形成している。
【選択図】 図4
Description
この発明は、例えば瓶、その他壊れやすい物(易損品)等の被包装物の箱詰め包装に使用される、より具体的には箱内における被包装物の保持および緩衝等に使用される包装用緩衝材およびそれを備える包装箱に関する。
この種の包装用緩衝材の従来例として、例えば特許文献1には、図10に示すような包装用緩衝材が記載されている。
この包装用緩衝材4は、特許文献1では包装材と呼ばれており、瓶等の被包装物2(図11参照)を嵌める空間10、12をそれぞれ有している四角い二つの平らな枠状板6、8を、両者の上辺部の中央部および下辺部の中央部の接着部14、14において、互いに糊等の接着手段で接着した後、図10に示すように平面形状が概ねX状になるように折り開いて、被包装物2の保持空間16を形成した構造をしている。
上記従来の包装用緩衝材4には、次のような課題がある。
(a)包装用緩衝材4は、二つの枠状板6、8を上下二つの接着部14で互いに接着した構造であるので、接着作業が必要なぶん組立作業の効率が悪い。しかも、糊等の接着手段が必要であるので、そのぶんコストが嵩む。
例えば、接着に糊等の接着剤を用いると、接着完了までに例えば数十分程度の時間を要するので、組立作業の効率が非常に悪い。しかも糊等の接着剤が必要になるので、そのぶんコストが嵩む。接着に両面接着テープを用いると、作業効率はある程度は上がるけれども、両面接着テープという特殊な材料が必要になるので、コストがより一層嵩む。
(b)二つの枠状板6、8には上記二つの接着部14をそれぞれ設ける必要があるので、この接着部14のぶん、枠状板6、8に使用する材料の消費量が多くなり、そのぶんコストが嵩む。
(c)図11に示すように、上記包装用緩衝材4を箱18内に挿入した状態において、外から箱18を押しつぶす方向に相対向する力F1 、F2 が加わると、接着部14があるために、両力F1 、F2 は枠状板6、8に対して一直線上で逆向きには加わらず、距離L5 だけずれるので、枠状板6、8を曲げる方向にモーメントが生じて、枠状板6、8が幅の狭い部分で折り曲がりやすい。従って、外力に対する強度が低い。
そこでこの発明は、接着作業および接着手段が不要であり、かつ箱内に挿入した状態において外力に対する強度の高い包装用緩衝材およびそれを備える包装箱を提供することを主たる目的としている。
この発明に係る包装用緩衝材は、被包装物の箱詰め包装に使用される包装用緩衝材であって、被包装物を嵌める空間を有している四角い枠状のものであって、その上辺部および下辺部の中央部に、上下方向に対して互いに同一方向に設けられた凹部をそれぞれ有している第1枠状板と、被包装物を嵌める空間を有している四角い枠状のものであって、その上辺部および下辺部の中央部に、上下方向に対して互いに同一方向にしかも第1枠状板の凹部とは逆方向に設けられた凹部をそれぞれ有しており、かつ側辺部の一つに切れ目を有している第2枠状板とを備えていて、第2枠状板の切れ目を通して第1枠状板の一部を第2枠状板の空間に入れ、かつ第1枠状板の各凹部とそれに対応する第2枠状板の各凹部とをそれぞれ嵌め合わせて、第1枠状板と第2枠状板とを互いに交叉させて立体状に組み合わせて、両枠状板の空間によって被包装物の保持空間を形成していることを特徴としている。
この包装用緩衝材は、第1枠状板と第2枠状板とを上記のように互いに交叉させて立体状に組み合わせて、被包装物の保持空間を形成している構造をしているので、接着作業および接着手段が不要である。
しかも、従来例のようなモーメントを生じさせる原因になる接着部を有していないので、当該包装用緩衝材を箱内に挿入した状態において箱を押しつぶす方向に外力が加わっても、第1枠状板および第2枠状板が折れ曲がりにくく、外力に対する強度が高い。
前記第1枠状板と第2枠状板とは、互いに実質的に90度で交叉させているのが好ましい。
この発明に係る包装箱は、前記包装用緩衝材と、内部に前記包装用緩衝材が挿入されるものであって、平面形状が四角形をしていて、その対角線上に前記第1枠状板および第2枠状板の上辺部および下辺部が位置する箱とを備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第1枠状板と第2枠状板とを上記のように互いに交叉させて立体状に組み合わせて、被包装物の保持空間を形成している構造をしているので、接着作業および接着手段が不要である。従って、接着作業が不要なぶん、組立作業の効率が良い。ひいては、被包装物を箱詰めする作業の効率が良くなる。また、接着手段が不要なぶん、コストを低減することができる。
更に、従来例のような接着部を設ける必要がないので、そのぶん第1枠状板および第2枠状板に使用する材料の消費量が少なくて済み、そのぶんコストを低減することができる。
しかも、従来例のようなモーメントを生じさせる原因になる接着部を有していないので、当該包装用緩衝材を箱内に挿入した状態において箱を押しつぶす方向に外力が加わっても、第1枠状板および第2枠状板が折れ曲がりにくく、外力に対する強度が高い。
請求項2に記載の発明によれば、第1枠状板と第2枠状板とを互いに実質的に90度で交叉させているので、箱内に挿入した状態において外力に対してより高い強度を発揮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1、2に記載の包装用緩衝材を備えているので、請求項1、2に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
図4は、この発明に係る包装用緩衝材の一実施形態を示す斜視図である。図5は、図4に示す包装用緩衝材に被包装物を保持した状態の一例を示す斜視図である。
この包装用緩衝材60は、被包装物2の箱詰めに使用されるものである(後述する図7参照)。より具体的には、箱内における被包装物2の保持、および、外部から被包装物2に衝撃が加わるのを緩和する緩衝等に使用されるものである。
被包装物2は、例えば、ガラス等から成る瓶、陶器、合成樹脂製の容器、その他の物である。より具体例を挙げると、ガラス瓶等の易損品である。その形状は、図5に示す例では円柱に近い形状をしているが、これに限られるものではない。
この包装用緩衝材60は、第1枠状板20と第2枠状板40とを備えている。両枠状板20、40は、例えば、段ボール、厚紙、合成樹脂等の板状材から成る。その板厚は、必要とする強度等に応じて決めれば良い。再生紙利用の段ボールを使用すれば、資源の再利用、焼却に伴う有害物質発生の削減等により、自然環境保護にも寄与することができる。
図1も参照して、第1枠状板20は、被包装物2を嵌める空間22を有している四角い枠状のものであって、その上辺部24および下辺部26の中央部に、上下方向に対して同一方向に(この実施形態では共に上側に)設けられた凹部32、34をそれぞれ有している。上辺部24の両端部と下辺部26の下端部との間は側辺部28、30でつながれている。
空間22の形状は、被包装物2の外形にほぼ対応しているが、必ずしも完全に対応していなくても良い。その一例を図5に示す。要は、被包装物2を嵌めて保持することができる形状であれば良い。第2枠状板40の空間42も同様である。
第2枠状板40は、被包装物2を嵌める空間42を有している四角い枠状のものであって、その上辺部44および下辺部46の中央部に、上下方向に対して同一方向にしかも第1枠状板20の凹部32、34とは逆方向に(この実施形態では共に下側に)設けられた凹部52、54をそれぞれ有している。上辺部42の両端部と下辺部46の両端部との間は側辺部48、50でつながれている。
第2枠状板40の側辺部48、50の内の一つに、この実施形態では側辺部48の中央付近に、切れ目58を設けている。切れ目58は、この実施形態のように側辺部48に実質的に直交するものでも良いし、斜めに交差するものでも良い。切れ目58を側辺部50側に設けても良い。
この実施形態とは反対に、第1枠状板20の凹部32、34を上辺部24および下辺部26の下側に設け、かつ、第2枠状板40の凹部52、54を上辺部44および下辺部46の上側に設けても良い(これは、図1を上下反転させて見たものに相当する)。換言すれば、第1枠状板20および第2枠状板40は、共に図示例とは上下反対にして組み合わせても良い。
第1枠状板20および第2枠状板40の左右方向の幅W1 、W2 は、この包装用緩衝材60を挿入する箱70(図6〜図8参照。以下同様)の内側の対角線の長さL3 (図6参照)に対応させておけば良い。より具体的には、上記幅W1 、W2 は、上記長さL3 より僅かに小さくしておけば良い。そのようにすれば、包装用緩衝材60を箱70内にほぼきっちり挿入することができる。
箱70の平面形状は、四角形であるが、図6〜図8に示す例のような正方形に限られるものではない。長方形、菱形、平行四辺形でも良い。この場合も、第1枠状板20および第2枠状板40の幅W1 、W2 は、包装用緩衝材60を挿入する箱70の内側の対角線の長さに対応させておけば良い。
第1枠状板20および第2枠状板40の上下方向の高さH1 、H2 は、包装用緩衝材60を挿入する箱70の内側の高さH3 (図6参照)に対応させておけば良い。より具体的には、上記高さH1 、H2 は、上記高さH3 と実質的に等しいか僅かに小さくしておけば良い。そのようにすれば、包装用緩衝材60を箱70内にほぼきっちり収納することができる。
第1枠状板20の上辺部24の高さh1 と第2枠状板40の上辺部44の高さh3 とを実質的に等しくし、第1枠状板20の下辺部26の高さh2 と第2枠状板40の下辺部46の高さh4 とを実質的に等しくしておくのが好ましい。また、凹部32の深さd1 と凹部52の深さd3 とを実質的に等しくし、凹部34の深さd2 と凹部54の深さd4 とを実質的に等しくしておくのが好ましい。更に、凹部32の深さd1 、凹部34の深さd2 は、それぞれ、上辺部24の高さh1 、下辺部26の高さh2 の1/2かそれよりも僅かに大きくし、凹部52の深さd3 、凹部54の深さd4 は、それぞれ、上辺部44の高さh3 、下辺部46の高さh4 の1/2かそれよりも僅かに大きくしておくのが好ましい。
上記のようにすると、両枠状板20、40を図4に示すように組み合わせたときに、より具体的にはそのように組み合わせた包装用緩衝材60を箱70内に挿入したときに、第1枠状板20の上辺部24の下面と第2枠状板40の上辺部44の下面との高さが揃い、かつ第1枠状板20の下辺部26の上面と第2枠状板40の下辺部46の上面との高さが揃うので、保持空間62の上下に段差が生じるのを防止することができる。その結果、被包装物2の保持をより確実に行うことができる。
なお、この実施形態では、上記高さh1 とh2 とを実質的に等しくし、かつ高さh3 とh4 とを実質的に等しくしているが、必ずしもそのようにしなくても良く、h1 ≠h2 、h3 ≠h4 にしても良い。
第1枠状板20および第2枠状板40の上側および下側の角部には、この実施形態のように、幅が狭くなる段部36、56をそれぞれ設けておいても良い。そのようにすれば、両枠状板20、40を組み合わせた包装用緩衝材60を箱70に挿入しやすくなる。しかも、包装用緩衝材60を箱70内に収納した後に、箱70の蓋72の差し込み片74を箱70の開口部内に差し込んで蓋をする時に(図7参照)、差し込み片74が包装用緩衝材60の上辺部24、44に支(つか)えるのを、上側の段部36、56によって防止することができる。従って、箱詰め作業の効率が良くなる。
上記を総合すると、第1枠状板20と第2枠状板40とは、例えば、凹部32、34、52、54の方向の違いおよび切れ目58の有無を除いて、互いに実質的に同じ寸法および構造にしておいても良く、この実施形態ではそのようにしている。
そして、図2、図3に示すように、第2枠状板40の切れ目58を通して第1枠状板20の一部を第2枠状板40の空間42に入れて、両枠状板20、40を交叉させている。より具体的には、図2に示すように、第2枠状板40の切れ目58を少し開いておいて、矢印Aに示すように、第1枠状板20の側辺部30を少し斜めにして切れ目58を通して第2枠状板40の空間42内へ入れて、両枠状板20、40を交叉させている。切れ目58を設けているので、第2枠状板40に第1枠状板を通して両者を交叉させることができる。切れ目58がないとこのようにはできない。
なお、仮に切れ目58を第2枠状板40の上辺部44または下辺部46に設けておくと、上辺部44および下辺部46は箱70内で対角線上に位置するので、後述するように(図8参照)外部からの力F1 、F2 を受けた場合、それによって包装用緩衝材60は変形しやすくなる(換言すれば強度が低下しやすくなる)けれども、この実施形態のように切れ目58を側辺部48または50に設けておくと、側辺部48、50は力F1 、F2 を直接には受けないので強度低下は少ない。
更に、図3中の例えば矢印Bに示すように、第1枠状板20の各凹部32、34と、それに対応する第2枠状板40の各凹部52、54とをそれぞれ嵌め合わせて(差し込んで)、図4に示すように、第1枠状板20と第2枠状板40とを互いに交叉させて立体状に組み合わせて、両枠状板20、40の空間22、42によって被包装物2の立体状の保持空間62を形成している。第1枠状板20と第2枠状板40とは、この実施形態では、互いに実質的に90度で交叉させている。このようにして包装用緩衝材60が構成されている。
この包装用緩衝材60では、両枠状板20、40を、凹部32と52、および、凹部34と54とを嵌め合わせて組み合わせた構造を採用しているので、両枠状板20、40の位置決めを確実にして包装用緩衝材60の形状維持を確実にすることができる。また、包装用緩衝材60を箱70内に挿入した状態においても、包装用緩衝材60の形状維持(換言すれば変形防止)を確実にすることができるので、外力に対する強度が高くなる。
この包装用緩衝材60の保持空間62に被包装物2を嵌めて保持した状態の一例を図5に示す。
また、図5に示す包装用緩衝材60および被包装物2を、図6に示す箱70の内部に挿入した状態の例を図7および図8に示す。平面形状が四角形の箱70の対角線上に第1枠状板20および第2枠状板40の上辺部24、44および下辺部26、46が位置している。なお、箱70の蓋72は開いて示している。また、図7では、箱70の中身の状態を分かりやすくするために、中身を透視して図示している。図8では蓋72を省略している。
包装用緩衝材60を用いて上記のように被包装物2を箱詰めすることによって、箱70内のほぼ中央部に、包装用緩衝材60によって被包装物2を保持することができる。かつ、外部から被包装物2に衝撃が加わるのを包装用緩衝材60によって緩和することができる。更に、包装用緩衝材60によって箱70の強度を高めることができる。これは、包装用緩衝材60が箱70の補強材の働きをもするからである。
上記包装用緩衝材60は、第1枠状板20と第2枠状板40とを上記のように互いに交叉させて立体状に組み合わせて、被包装物2の立体状の保持空間62を形成している構造をしているので、接着作業および接着手段が不要である。従って、接着作業が不要なぶん、組立作業の効率が良い。ひいては、被包装物2を箱詰めする作業の効率が良くなる。また、糊、接着剤、両面接着テープ等の接着手段が不要なぶん、コストを低減することができる。
更に、従来例のような接着部を設ける必要がないので、そのぶん第1枠状板20および第2枠状板40に使用する材料の消費量が少なくて済み、そのぶんコストを低減することができる。
しかも、従来例のようなモーメントを生じさせる原因になる接着部を有していないので、上記包装用緩衝材60を箱70内に挿入した状態において箱70を押しつぶす方向に外力が加わっても、第1枠状板20および第2枠状板40が折れ曲がりにくく、外力に対する強度が高い。
これを図8を参照してより詳しく説明すると、包装用緩衝材60を箱70内に挿入した状態において、外から箱70を押しつぶす方向に相対向する力F1 、F2 が加わると、両力F1 、F2 は第1枠状板20および/または第2枠状板40に対して、一直線上で逆向きに加わるので、従来例と違って、第1枠状板20および第2枠状板40を曲げる方向のモーメントは生じにくい。従って、第1枠状板20および第2枠状板40が折れ曲がりにくく、外力に対する強度が高い。
更にこの実施形態の包装用緩衝材60では、第1枠状板20と第2枠状板40とを互いに実質的に90度で交叉させているので、箱内に挿入した状態において外力に対してより高い強度を発揮することができる。
図7および図8に示す包装箱80は、上記のような包装用緩衝材60と箱70とを備えている。箱70は、例えば、紙、段ボール、合成樹脂等から成る。その厚さは、必要とする強度等に応じて決めれば良い。
この包装箱80によれば、上記のような包装用緩衝材60を備えているので、包装用緩衝材60について上述した効果と同様の効果を奏する。
なお、図9に示す包装用緩衝材60のように、それを構成する枠状板20、40の所要の側辺部に、所要の表示64を、印刷等によって設けておいても良い。それの代わりに、またはそれと併用して、所要の上辺部や下辺部に表示を設けておいても良い。そのようにすれば、包装用緩衝材60を、被包装物2を保持した状態で、簡易のディスプレイスタンドにすることができる。
2 被包装物
20 第1枠状板
22 空間
24 上辺部
26 下辺部
32、34 凹部
40 第2枠状板
42 空間
44 上辺部
46 下辺部
48、50 側辺部
52、54 凹部
58 切れ目
60 包装用緩衝材
62 保持空間
70 箱
80 包装箱
20 第1枠状板
22 空間
24 上辺部
26 下辺部
32、34 凹部
40 第2枠状板
42 空間
44 上辺部
46 下辺部
48、50 側辺部
52、54 凹部
58 切れ目
60 包装用緩衝材
62 保持空間
70 箱
80 包装箱
Claims (3)
- 被包装物の箱詰め包装に使用される包装用緩衝材であって、
被包装物を嵌める空間を有している四角い枠状のものであって、その上辺部および下辺部の中央部に、上下方向に対して互いに同一方向に設けられた凹部をそれぞれ有している第1枠状板と、
被包装物を嵌める空間を有している四角い枠状のものであって、その上辺部および下辺部の中央部に、上下方向に対して互いに同一方向にしかも第1枠状板の凹部とは逆方向に設けられた凹部をそれぞれ有しており、かつ側辺部の一つに切れ目を有している第2枠状板とを備えていて、
第2枠状板の切れ目を通して第1枠状板の一部を第2枠状板の空間に入れ、かつ第1枠状板の各凹部とそれに対応する第2枠状板の各凹部とをそれぞれ嵌め合わせて、第1枠状板と第2枠状板とを互いに交叉させて立体状に組み合わせて、両枠状板の空間によって被包装物の保持空間を形成していることを特徴とする包装用緩衝材。 - 前記第1枠状板と第2枠状板とを互いに実質的に90度で交叉させている請求項1記載の包装用緩衝材。
- 請求項1または2記載の包装用緩衝材と、
内部に前記包装用緩衝材が挿入されるものであって、平面形状が四角形をしていて、その対角線上に前記第1枠状板および第2枠状板の上辺部および下辺部が位置する箱とを備えていることを特徴とする包装箱。
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