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JP2009055236A - 映像符号化装置及び方法 - Google Patents

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JP2009055236A JP2007218910A JP2007218910A JP2009055236A JP 2009055236 A JP2009055236 A JP 2009055236A JP 2007218910 A JP2007218910 A JP 2007218910A JP 2007218910 A JP2007218910 A JP 2007218910A JP 2009055236 A JP2009055236 A JP 2009055236A
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Abstract

【課題】
視覚的に劣化が目立ちにくい符号化を行う。
【解決手段】
ブロック予測装置12は、入力端子10からの映像信号の各画像を16×16画素のマクロブロックに分割する。直交変換装置16は、装置12からのマクロブロックを8×8画素の変換ブロックに分割し、直交変換する。直交変換装置18は、装置12からのマクロブロックを4×4画素の変換ブロックに分割し、直交変換する。符号量見積り装置20,22はそれぞれ装置16,18による発生符号量を見積もる。特徴抽出装置14は、人間の視覚特性上、劣化も目立ちやすい部分を入力映像信号から抽出する。判定装置26は、劣化の目立ち易い部分に対して装置18の出力変換係数データを選択するように切替え装置24を制御し、その他の部分に対して、判定装置26は、装置20,22の見積り量が少ないほうを選択するように切替え装置24を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,映像信号を高能率に圧縮符号化する映像符号化装置及び方法に関する。
近年、デジタル信号処理技術の進歩により,動画像、静止画像及び音声等の大量のデジタル情報を高能率符号化し、記録媒体への記録及び通信媒体による伝送が可能になっている。
画像を高能率符号化するこのような圧縮方式は、符号化処理の工程に直交変換を含んでいる。直交変換のブロックサイズを適応的に変化させることで、符号化効率を改善できることが知られている。特許文献1には、適応的にブロックサイズを変化させる技術が記載されている。
特表2003−523652号公報
特許文献1に記載の技術は、画素値の変化に応じてブロックサイズを決定する。しかし、この方法を適用した場合、再生画像が人間の視聴に適したものであるとは限らない。たとえば,数学的にはわずかな劣化であっても,人間にとっては非常に目立ち易い劣化であったり,あるいは,符号化によって大きく情報が欠落しているにも関わらず,人間にはその劣化がほとんど気にならなかったりすることがある。従来の方法は、このような人間に特有の視覚特性を考慮しておらず、感覚的に劣化を感じることが少なくない。
本発明は、視覚特性を考慮して、符号化ブロックサイズを適応制御する映像符号化装置及び方法を提示することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る映像符号化装置は、映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割手段と、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで直交変換し、前記劣化出現容易部分に対して、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで直交変換する変換手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る映像符号化装置は、映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割手段と、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出手段と、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで第1の変換係数データに変換する第1の変換手段と、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで第2の変換係数データに変換する第2の変換手段と、前記第1及び第2の変換係数データの一方を選択する切替え手段と、前記第1の変換手段を使った場合の符号量を見積もる第1の符号量見積り手段と、前記第2の変換手段を使った場合の符号量を見積もる第2の符号量見積り手段と、前記第1及び第2の符号量見積り手段の見積り量、並びに前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記切替え手段を制御する判定手段とを具備し、前記判定手段が、前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量より少ない場合に、前記切替え手段に前記第1の変換係数データを選択させ、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させるとともに、前記劣化出現容易部分に対しては、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させることを特徴とする。
本発明に係る映像符号化方法は、映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割するブロック分割ステップと、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出ステップと、前記特徴抽出ステップの抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで直交変換し、前記劣化出現容易部分に対して、前記ブロック分割手段による前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで直交変換する変換ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る映像符号化方法は、映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割ステップと、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出ステップと、前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで第1の変換係数データに変換する第1の変換ステップと、前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで第2の変換係数データに変換する第2の変換ステップと、前記第1の変換ステップを使った場合の符号量を見積もる第1の符号量見積りステップと、前記第2の変換ステップを使った場合の符号量を見積もる第2の符号量見積りステップと、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量より少ない場合に、前記第1の変換係数データを選択し、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記第2の変換係数データを選択するとともに、前記劣化出現容易部分に対しては、前記第2の変換係数データを選択する選択ステップとを有することを特徴とする。
本発明では、入力映像信号から抽出した特徴情報に基づいて変換ブロックサイズを決定するので、視覚的に劣化が目立ちにくい符号化を行うことができる。すなわち,人間の視覚特性に好適なストリームを出力する映像符号化装置を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。入力端子10には、外部から映像信号が入力する。入力端子10に外部の映像ソースから入力した映像信号は、ブロック予測装置12と特徴抽出装置14に供給される。外部の映像ソースは、例えば、ビデオカメラの撮像部であり、又は、テレビ放送設備である。
ブロック予測装置12は、入力端子10からの映像信号の各画面を構成するピクチャ(画像)を16×16画素の複数のマクロブロックに分割し、画面内又は画面間の相関を用いた予測処理を行う。ブロック予測装置12は、特許請求の範囲のブロック分割手段に相当する。この予測処理は、例えば、ISO/IEC13818−2規格書、及びITU-TH.264規格書に記載されている。予測方法には、イントラ予測とインター予測がある。イントラ予測は,各マクロブロックに対して、相関性の高い隣接画素情報との差分値を算出する方式である。インター予測は,各マクロブロックに対して、過去に符号化した参照ピクチャから相関性の高い画素ブロックを探索し,差分値を算出する方式である。
ブロック予測装置12は、イントラ予測及びインター予測の何れかの予測により算出された差分値を、8×8直交変換装置16、4×4直交変換装置18、8×8符号量見積り装置20及び4×4符号量見積り装置22に供給する。
8×8直交変換装置16は、ブロック予測装置12から供給されるマクロブロック単位の画像データ(差分値)を8×8画素(第1の変換ブロックサイズ)の変換ブロックに分割し、二次元離散コサイン変換する。4×4直交変換装置18は、ブロック予測装置12から供給されるマクロブロック単位の画像データ(差分値)を4×4画素(第2の変換ブロックサイズ)の変換ブロックに分割し、二次元離散コサイン変換する。8×8直交変換装置16から出力される変換係数データが、特許請求の範囲の第1の変換係数データに対応し、4×4直交変換装置18から出力される変換係数データが、特許請求の範囲の第2の変換係数データに対応する。16×16画素のマクロブロックと、8×8画素の変換ブロック、4×4画素の変換ブロックとの関係を図2に示す。8×8直交変換装置16及び4×4直交変換装置18は、二次元直交変換の変換係数データを切替え装置24に供給する。
8×8符号量見積り装置20は、8×8直交変換装置16の二次元離散コサイン変換による発生符号量を見積もる。4×4符号量見積り装置22は、4×4直交変換装置18の二次元離散コサイン変換による発生符号量を見積もる。8×8符号量見積り装置20は、特許請求の範囲の第1の符号量見積り手段に相当し、4×4直交変換装置18は第2の符号量見積り手段に相当する。例えば、各符号量見積り装置20,22は、ブロック予測装置12から供給される差分値から、各変換ブロックサイズにおける各ブロックの分散値を算出し、その総和を発生符号量の見積り値として出力する。分散の小さいブロックは概ね低周波数の成分から構成されるので,直交変換後の符号量は少ない傾向にある。一方,分散の大きいブロックは概ね高周波数の成分から構成されるので,直交変換後の符号量は多い傾向にある。なお、ここでは、評価値として分散値を用いて説明したが,フーリエ変換などにより高周波成分のパワーを算出したり、実際に直交変換を行って正確な符号量を算出したりしても良い。
8×8符号量見積り装置20及び4×4符号量見積り装置22は、見積り結果を判定装置26に供給する。判定装置26には更に、特徴抽出装置14の出力データも供給される。判定装置26は、符号量見積り装置20,22からの符号量見積り結果、及び特徴抽出装置14の抽出結果に従い、切替え装置24を制御する。即ち、判定装置26は、切替え装置24に対する切替え制御装置として機能する。
特徴抽出装置14は、入力端子10からの映像信号から、ブロック予測装置12での処理対象のマクロブロック毎に、人間の視覚特性上、重要な特徴情報を有する部分を抽出する。例えば、草むらや木立などの込み入った領域は、劣化しても人間の目にはあまり気にならない傾向がある。一方,空や壁などの平坦部分や、物質の境界のようなエッジ部分は、僅かな劣化であっても,視覚的に不自然さを感じ易い。あるいはまた,人物の顔のように、視覚的に注視しやすい領域もまた、符号化による劣化が目立ち易い領域と言える。特徴抽出装置14は、このような、人間の視覚特性上、劣化が目立ち易い部分、即ち、劣化出現容易部分を抽出する。
具体的には、特徴抽出装置14は、マクロブロック単位での周波数成分分析により、先ず、劣化が目立ち易い平坦部及び劣化が目立ちにくい高周波ブロックを抽出する。なお、周波数成分の分析には、例えばアダマール変換等を用いることができる。平坦部ではない領域に対して、水平、垂直又は斜め等のエッジを含むかどうかを調べ、エッジを含む場合には、劣化が目立ちやすいブロックであるとする。
更に、特徴抽出装置14は、画面全体又は部分領域に対して既知の顔検出技術鵜又は肌色検出技術等により人物を検出し、処理対象のマクロブロックが人物として検出された範囲内に含まれるか否かを判定する。当該マクロブロックが人物(又は顔)とみなされる範囲内に含まれている場合、平坦部ではない領域に対しても、劣化が目立ちやすいブロックであるとする。
更に、特徴抽出装置14は、複数の画面を参照して画面全体又は部分領域に対して移動物体を検出し、処理対象のマクロブロックが移動物体として検出された範囲内に含まれるか否かを判定する。移動物体が検出された場合、それが所定値を基準として低速移動物体か高速移動物体かを判定する。当該マクロブロックが低速移動物体とみなされる範囲内に含まれている場合、平坦部ではないと判定されたブロックであったとしても、劣化が目立ちやすいブロック(劣化出現容易部分)であるとする。高速移動物体とみなされる範囲内に含まれている場合、平坦部と判定されたブロックであったとしても、劣化が目立ちにくいブロック(劣化出現困難部分)であるとする。
特徴抽出装置14は、このような複合的な解析により判別される劣化出現容易部分を示す指標値又はフラグを抽出結果として判定装置26に供給する。特徴抽出装置14は、個別的には、劣化出現容易部分として、映像領域の平坦部分、エッジ部分、注目被写体部分、人物部分、肌色部分、及び低速移動物体部分の何れかを抽出する。
判定装置26は、基本的に、符号量見積り装置20,22からの発生符号量見積り値が少ない方の直交変換ブロックサイズの変換係数データを選択するように、切替え装置24を制御する。但し、特徴抽出装置14の特徴抽出結果から、劣化が目立ちやすいブロックであるマクロブロックに対しては、判定装置26は、切替え装置24に4×4直交変換装置18の出力を選択させる。図3に模式的に示すように、小さなブロックであるほど劣化が小さな範囲に留まり、大きなブロックであるほど劣化が大きな範囲に波及するからである。即ち、平坦部、エッジ部,及び注目被写体(顔、人物、又は低速で移動する物体等)については,4×4画素の変換ブロックを使用する。
特徴抽出装置14が、マクロブロックを、劣化が目立ちやすいブロック(劣化出現容易部分)、劣化が目立ちにくいブロック(劣化出現困難部分)、これらの中間のブロック(劣化出現中間部分)の3種類に分類してもよい。その場合、例えば、判定装置26は、劣化が目立ちやすいブロックに対して切替え装置24に4×4直交変換装置18の出力を選択させ、劣化が目立ちにくいブロックに対して切替え装置24に8×8直交変換装置16の出力を選択させる。そして、判定装置26は、中間のブロックに対して、切替え装置24に符号量見積り装置20,22からの発生符号量見積り値が少ない方の直交変換ブロックサイズの変換係数データを選択させる。
判定装置26は更に、圧縮後のストリームデータのビットレート又は圧縮率を加味して、切替え装置24を制御しても良い。
量子化装置28は、切替え装置24により選択された直交変換係数データを量子化し、エントロピー符号化装置30に供給する。エントロピー符号化装置30は、量子化装置28からの量子化された変換係数データを算術符号化又は可変長符号化し,符号列をストリーム出力端子32から外部に出力する。
以上の構成により、人間の視覚特性を考慮して二種類の直交変換ブロックサイズを選択することで、再生画面上で視覚的に劣化が目立たない符号化を行うことができる。人間の視覚特性に好適なストリームを出力する映像符号化装置を実現できる。
また、二種類の直交変換ブロックサイズを発生符号量見積り量に応じて適応的に選択することで、より少ない符号量で符号化可能であり、同じ符号量であれば、情報の劣化がより少ない符号化が可能である。8×8画素と4×4画素の変換ブロックサイズの組み合わせ例を説明したが、本発明は、その他の変換ブロックサイズの組み合わせに適用可能であることは明らかである。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 マクロブロックと2種類の変換ブロックのサイズ比較図である。 変換ブロックサイズと劣化の拡がりを説明する模式図である。
符号の説明
10 入力端子
12 ブロック予測装置
14 特徴抽出装置
16 8×8直交変換装置
18 4×4直交変換装置
20 8×8符号量見積り部
22 4×4符号量見積り部
24 切替え装置
26 判定装置
28 量子化装置
30 エントロピー符号化装置
32 ストリーム出力端子

Claims (13)

  1. 映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割手段と、
    前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出手段と、
    前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで直交変換し、前記劣化出現容易部分に対して、前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで直交変換する変換手段
    とを有することを特徴とする映像符号化装置。
  2. 更に、前記変換手段から出力される変換係数データを量子化する量子化手段と、前記量子化手段の出力データをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  3. 前記変換手段が、
    前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで第1の変換係数データに変換する第1の変換手段と、
    前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで第2の変換係数データに変換する第2の変換手段と、
    前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記第1及び第2の変換係数データの一方を選択する切替え手段
    とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像符号化装置。
  4. 映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割手段と、
    前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出手段と、
    前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで第1の変換係数データに変換する第1の変換手段と、
    前記ブロック分割手段からの前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで第2の変換係数データに変換する第2の変換手段と、
    前記第1及び第2の変換係数データの一方を選択する切替え手段と、
    前記第1の変換手段を使った場合の符号量を見積もる第1の符号量見積り手段と、
    前記第2の変換手段を使った場合の符号量を見積もる第2の符号量見積り手段と、
    前記第1及び第2の符号量見積り手段の見積り量、並びに前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記切替え手段を制御する判定手段
    とを具備し、
    前記判定手段が、前記特徴抽出手段の抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量より少ない場合に、前記切替え手段に前記第1の変換係数データを選択させ、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させるとともに、前記劣化出現容易部分に対しては、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させる
    ことを特徴とする映像符号化装置。
  5. 前記特徴抽出手段は更に、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちにくい劣化出現困難部分と、前記劣化出現容易部分と前記劣化出現困難部分の間の劣化出現中間部分とを抽出し、
    前記判定手段が、
    前記劣化出現中間部分に対して、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量より少ない場合に、前記切替え手段に前記第1の変換係数データを選択させ、前記第1の符号量見積り手段の見積り量が前記第2の符号量見積り手段の見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させ、
    前記劣化出現容易部分に対して、前記切替え手段に前記第2の変換係数データを選択させ、
    前記劣化出現困難部分に対して、前記切替え手段に前記第1の変換係数データを選択させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の映像符号化装置。
  6. 更に、前記切替え手段から出力される変換係数データを量子化する量子化手段と、前記量子化手段の出力データをエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを有することを特徴とする請求項4又は5に記載の映像符号化装置。
  7. 前記特徴抽出手段が、劣化出現容易部分として、映像領域の平坦部分、エッジ部分、注目被写体部分、人物部分、肌色部分、及び低速移動物体部分の何れかを抽出する請求項1乃至6の何れか1項に記載の映像符号化装置。
  8. 映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割するブロック分割ステップと、
    前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出ステップと、
    前記特徴抽出ステップの抽出結果に従い、前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで直交変換し、前記劣化出現容易部分に対して、前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで直交変換する変換ステップ
    とを有することを特徴とする映像符号化方法。
  9. 更に、前記変換ステップによる変換係数データを量子化する量子化ステップと、前記量子化ステップの出力データをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを有することを特徴とする請求項8に記載の映像符号化方法。
  10. 映像信号の各画面を構成する画像を複数のマクロブロックに分割するブロック分割ステップと、
    前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちやすい劣化出現容易部分を抽出する特徴抽出ステップと、
    前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを第1の変換ブロックサイズで第1の変換係数データに変換する第1の変換ステップと、
    前記ブロック分割ステップによる前記マクロブロック単位の画像データを前記第1の変換ブロックサイズより小さい第2の変換ブロックサイズで第2の変換係数データに変換する第2の変換ステップと、
    前記第1の変換ステップを使った場合の符号量を見積もる第1の符号量見積りステップと、
    前記第2の変換ステップを使った場合の符号量を見積もる第2の符号量見積りステップと、
    前記劣化出現容易部分でない部分に対して、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量より少ない場合に、前記第1の変換係数データを選択し、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記第2の変換係数データを選択するとともに、前記劣化出現容易部分に対しては、前記第2の変換係数データを選択する選択ステップ
    とを有することを特徴とする映像符号化方法。
  11. 前記特徴抽出ステップは更に、前記映像信号の各画面において、視覚的な劣化が目立ちにくい劣化出現困難部分と、前記劣化出現容易部分と前記劣化出現困難部分の間の劣化出現中間部分とを抽出し、
    前記選択ステップは、
    前記劣化出現中間部分に対して、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量より少ない場合に、前記第1の変換係数データを選択し、前記第1の符号量見積りステップの見積り量が前記第2の符号量見積りステップの見積り量に等しいか、これより多い場合に、前記第2の変換係数データを選択し、前記劣化出現容易部分に対しては、前記第2の変換係数データを選択し、前記劣化出現困難部分に対しては、前記第1の変換係数データを選択する
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像符号化方法。
  12. 更に、前記選択ステップにより選択された変換係数データを量子化する量子化ステップと、前記量子化ステップの出力データをエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の映像符号化方法。
  13. 前記特徴抽出ステップが、劣化出現容易部分として、映像領域の平坦部分、エッジ部分、注目被写体部分、人物部分、肌色部分、及び低速移動物体部分の何れかを抽出する請求項8乃至12の何れか1項に記載の映像符号化方法。
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