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JP2009049774A - 無線通信装置、ダイバーシチ受信制御方法、およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、ダイバーシチ受信制御方法、およびプログラム Download PDF

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Masayoshi Ueno
政義 上野
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Abstract

【課題】個別チャネル単独での通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止を切り替えることにより、ダイバーシチ受信装置において消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができるようにする。
【解決手段】通信品質を測定し、その測定による測定値および目標値の関係に基づいて、個別チャネルでの通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば携帯電話端末、WCDMA(Wideband- Code Division Multiple Access)受信装置など、複数の受信アンテナを用いてダイバーシチ受信を行う機能を備えた無線通信装置、ダイバーシチ受信制御方法、およびプログラムに関する。
一般に移動体通信においては、多重波干渉によるフェージングの影響によって受信性能の劣化を招く。このフェージングの影響を低減するために空間、偏波、角度、周波数、あるいは時間的に独立な複数のブランチを用いて受信を行うダイバーシチ受信方式が用いられている。
空間ダイバーシチは、2系統、あるいは3系統以上のアンテナから受信した受信信号をレイク合成することで受信品質特性を改善する方式として従来から知られている。しかし、2系統のアンテナに対応するフィンガーおよびパスサーチ処理が必要となりHW規模の増加が懸念される。
近年、高速ダウンリンクパケット通信方式(HSDPA)の運用により、移動機でのデータ受信性能が重要となり移動機にスペースダイバーシチ受信を適用する機会が増えてきている。これはHSDPAでは受信品質の良い端末にはより高レートでデータ通信がなされるからである。
また、こうしたダイバーシチ受信を行う関連発明として、2以上のアンテナブランチごとにそれぞれ拡散変調波を受信し、選択したパスに係る信号対干渉比の最大値または平均値が小であるアンテナブランチから順に受信およびパス選択を停止させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、制御チャネル(共通チャネル)による通信中はダイバーシチ受信を動作させ、通話などの個別チャネルによる通信中はダイバーシチ受信を停止させるようにするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−80910号公報 特開2006−324816号公報
しかしながら、空間ダイバーシチ受信では、2系統の無線回路および復調処理のため無線端末の消費電流が増大し、待ち受け時間・通話時間が減少するという課題がある。
また、上述した特許文献1、2のものは、通話などに用いられる個別チャネルと制御チャネル(共通チャネル)とでダイバーシチ受信の動作/非動作を切り替えるものであり、個別チャネル単独での通信状態から切り替えることについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、個別チャネル単独での通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止を切り替えることにより、ダイバーシチ受信装置において消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができる無線通信装置、ダイバーシチ受信制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る無線通信装置は、通信品質を測定する測定手段と、上記測定手段による測定値および目標値の関係に基づいて、個別チャネルでの通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るダイバーシチ受信制御方法は、通信品質を測定する測定工程と、個別チャネルでの通信状態から上記測定工程による測定値および目標値の関係に基づいて、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御工程と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るダイバーシチ受信制御プログラムは、複数の受信チャネルを備えた無線通信装置のコンピュータに、通信品質を測定する測定処理と、個別チャネルでの通信状態から上記測定処理による測定値および目標値の関係に基づいて、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御処理と、を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、個別チャネル単独での通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止を切り替えることにより、ダイバーシチ受信装置において消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができる。
次に、本発明に係る無線通信装置、ダイバーシチ受信制御方法、およびプログラムをCDMA受信装置に適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、本実施形態の概略について説明する。
本実施形態におけるダイバーシチ受信動作切り替え制御方法は、ダイバーシチ受信装置において、通信品質を監視して、通信品質状況によりダイバーシチ動作の切り替え制御を行うものである。
このため、本実施形態によるダイバーシチ受信を行う装置は、通信状況によりダイバーシチ受信を実施、停止する制御機能を有したダイバーシチ受信装置であり、個別チャネル通信中の目標SIR(目標値)と測定SIR(測定値)の追従状態からダイバーシチ動作の切り替え制御を行う手段を有する。
このことにより、受信信号品質が所定の閾値を超えた場合にダイバーシチ受信を一時停止し、ダイバーシチ受信装置において、消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができる。
次に、本実施形態に係るCDMA受信装置の構成について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態としてのCDMA受信装置は、2系統のアンテナ1Aとアンテナ1Bとを備える。各アンテナ1A、1Bで受信した信号は2系統のRF部2AとRF部2Bによりベースバンド受信信号に変換される。このように、アンテナ1Aとアンテナ1Bとが、無線信号を受信する受信手段として機能する。
2系統のAGC部(自動利得制御部)3Aと3Bは、ベースバンド受信信号の強度(RSSI)を測定してRF部2A、2Bのゲインを制御する。パスサーチ部5は、2系統の受信信号からパスタイミングを検出してフィンガーレイク合成部6にパスタイミングを通知する。パスサーチ部5は、パスタイミングを検出するために2系統の受信信号の電力遅延プロファイルを作成する。
フィンガーレイク合成部6は、2系統の受信信号から逆拡散処理、レイク合成処理を行い、受信シンボルデータをデータ復号部7に出力する。フィンガーレイク合成部6は、個別チャネルそれぞれについて、逆拡散したパイロット信号と干渉信号からSIR(Signal to Interference Ratio)を測定する(測定手段)。そしてフィンガーレイク合成部6は、この測定SIRが目標SIRに追従するように送信電力制御のためのTPC(Transmission Power Control)コマンドを生成する。
データ復号部7は、受信シンボルデータを復号して復号データを出力する。ダイバーシチ受信制御部(切替制御手段)4は、フィンガーレイク合成部6から目標SIRおよび測定SIR情報を入力して、ダイバーシチ動作判定を行い、アンテナ1B、RF部2B、パスサーチ部5、フィンガーレイク合成部6にそれぞれダイバーシチ動作の切り替え信号を出力する。
また、本実施形態に係るCDMA受信装置は、図1に示される構成に加え、CPUなどの上位レイヤー(不図示)を備え、この上位レイヤーから目標SIRなどの情報を取得することで、図1に示す本装置の構成が各種動作を行う。
目標SIRの算出方法は、無線ネットワーク制御装置から指示されるBLER Quality value(目標品質)に対して無線通信装置の測定BLER(測定ブロックエラーレート)が一致するように目標SIRを調整する。すなわち、CPUなどの上位レイヤーは、本実施形態に係るCDMA受信装置と無線通信を行う無線ネットワーク制御装置から受信した目標BLER品質の値に基づいて、目標SIRを算出する。
この目標SIRを下げることで基地局の送信電力が下がり受信装置の測定BLERが大きくなり、目標SIRを上げることで基地局の送信電力が上がり受信装置の測定BLERが小さくなる。(参照:3GPP TS24.331 14.9. Downlink power control)
次に、本実施形態に係るCDMA受信装置の動作について説明する。
図1に示す2系統のアンテナ1A、1Bにより受信した受信信号は、それぞれ2系等のRF部2A、2Bによりベースバンド信号に変換される。そして、2系統の受信信号はそれぞれのAGC部3A、3Bにより独立してAGC制御される。
このため、アンテナ1Aとアンテナ1Bとで異なるフェージング環境の場合にそれぞれ最適にAGC制御され、デジタルベースバンド信号処理部にベースバンド受信信号が入力される。
RF部2BおよびAGC部3Bは、ダイバーシチ受信制御部4からの制御信号により、動作するか動作停止するかの制御が行われる。
RF部2BおよびAGC部3Bが動作停止状態とされる時には、そのRF部2BおよびAGC部3Bへの電源供給を止める等を行い、消費電流を削減する。
パスサーチ部5は2系統のベースバンド受信信号を入力し、それぞれの受信信号からパスタイミングを検出してフィンガーレイク合成部6に通知する。フィンガーレイク合成部6は2系統のベースバンド受信信号を入力し、それぞれの信号をレイク合成して得られる復調信号(受信シンボルデータ)をデータ復号部7に出力する。
パスサーチ部5およびフィンガーレイク部6は、ダイバーシチ受信制御部4からの制御信号によりRF部2B側の入力信号に対する動作を行うか否かを制御する。RF部2B側の入力信号に対する動作停止時は、処理量が減るため、消費電流が削減されるという効果が得られる。
フィンガーレイク合成部6は、個別チャネルの通信品質(測定SIR)について、下り送信電力制御のためにTPC(Transmission Power Control)コマンドを生成する。TPCコマンドは上位レイヤー(図示せず)から与えられる目標SIRと受信信号から測定する測定SIRとが等しくなるように生成させる。目標SIRは目標受信品質や受信誤り率から上位レイヤーから逐次更新される。
また、フィンガーレイク合成部6は目標SIRと測定SIRをダイバーシチ受信制御部4に出力する。ダイバーシチ受信制御部4はフィンガーレイク合成部6から入力される目標SIRと測定SIRからダイバーシチ動作判定を行い、アンテナ1B、RF部2B、パスサーチ部5、フィンガーレイク合成部6にそれぞれダイバーシチ動作の切り替え信号を出力する。
ダイバーシチ動作の切り替え方法を、図2に示すフローチャートを使用して説明する。
図2のステップS1で現在ダイバーシチ動作中か否かを判別してダイバーシチ動作中でなければステップS2に進み、ダイバーシチ動作中であればステップS4に進む。ステップS2では目標SIRと測定SIRの差分をON閾値と比較して目標SIRと測定SIRの差分がON閾値より大きければステップS3によりダイバーシチ受信動作開始と判定する。ステップS4では目標SIRと測定SIRの差分をOFF閾値と比較して目標SIRと測定SIRの差分がOFF閾値より小さければステップS5によりダイバーシチ動作停止と判定する。
上述したON閾値およびOFF閾値は、予め定められた値であってもよく、所定の算出方法により算出されるものであってもよい。
次に、図3に示すタイミングチャートを使用して、ダイバーシチ受信動作の切り替え動作例について説明する。
通常、測定SIRが目標SIRの近傍を追従するように、無線ネットワーク制御装置などにより送信電力制御がなされている。しかしながら通信環境の劣化等で送信電力制御が効かずに測定SIRが落ち込む場合がある。こうして図3における時間Aの点において目標SIRと測定SIRの差分がON閾値を超えたことが検出されると、ダイバーシチ受信動作が開始される。その後、時間Bの点において測定SIRが上昇し、目標SIRと測定SIRの差分がOFF閾値より小さくなったことが検出されると、ダイバーシチ受信動作が停止される。
以上のように、上述した実施形態では、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御方法に関して、個別チャネルでの通信状態において下り送信電力制御に使用している目標SIRと測定SIRの差を監視し、この差が閾値を越えたらダイバーシチ受信動作を開始する。また、この差が閾値より小さければダイバーシチ動作を停止する。
このように、送信電力制御が適用される個別チャネル通信状態において、送信電力制御が効いている通常状態ではダイバーシチ受信を停止しておき、送信電力制御が効かないような通信環境になった場合にのみダイバーシチ受信動作を行い、受信性能を向上させて呼接続の切断確率を低減させる。
こうして、制御チャネル(共通チャネル)に関わらず、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を個別チャネル単独でSIR特性に基づいて行うことにより、消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができる。
〔他の実施形態〕
次に、本発明の他の実施形態について説明する。この他の実施形態は、基本的構成は上述した実施形態と同様であるが、ダイバーシチ受信動作の切り替え方法についてさらに工夫したものである。
すなわち、上述した実施形態と比較して、目標SIRと測定SIRの差分から判定する替わりに、同期判定結果からダイバーシチ受信動作を切り替えるようにしている。
個別チャネルでは、常時、ラジオリンクの監視のために同期判定処理が行われている。同期判定処理では、DPCCH(Dedicated Physical Control Channel)の品質(測定SIR)と、受信信号の復号結果(CRC OK・NG)とに基づいてダイバーシチ受信制御部4が同期判定を行い、その同期判定結果を上位レイヤーに通知している。
図4に示すタイミングチャートを使用してダイバーシチ受信動作の切り替え例を説明する。この図4に示す例では、同期判定処理として、フィンガーレイク部合成部6が測定する測定SIRがQout閾値未満になると同期外れ、Qin閾値以上であれば同期と判断される。
Qout閾値、およびQin閾値は、装置内で通信チャネルのスロットフォーマットに応じて切り替えるものであってよい。すなわち、Qout閾値、Qin閾値は、TPCコマンドのエラー率に基づいてCPUなどの上位レイヤーにより算出される(閾値算出手段)。(参照:3GPP TS25.101 6.4.4 Out-of-synchronization handling of output power)
また、他の構成として、受信データの復号結果が一定量のNGであれば同期外れ、復号結果がOKであれば同期と判断する(図示せず)。すなわち、受信データの復号結果における復号不良の割合が所定閾値以上であれば同期外れ、その閾値未満であれば同期と判断する。
この構成である場合、フィンガーレイク部合成部6など、受信データの復号結果における復号不良の割合を測定する機能部分が、通信品質を測定する測定手段となる。
また、判断に用いる閾値は、予め定められたものであってもよく、所定の算出方法により算出されるものであってもよい。
以上の各構成により同期/非同期が判断されると、その判断結果はダイバーシチ受信制御部4に入力される。
ダイバーシチ受信制御部4は同期判定処理の結果を受信して同期外れを検出すると、ダイバーシチ動作を開始と判定する。また、同期判定処理の結果を受信して同期を検出したらダイバーシチ動作を停止と判定する。このことにより、ダイバーシチ受信制御部4は、アンテナ1B、RF部2B、パスサーチ部5、フィンガーレイク合成部6に、それぞれダイバーシチ動作の切り替え信号を出力する。
このように、上述した他の実施形態では、ダイバーシチ受信動作の開始・停止の切り替え制御方法に関して、個別チャネルでの通信状態において下り同期判定処理で検出している同期判定結果により同期外れを検出したらダイバーシチ受信動作を開始し、同期を検出したらダイバーシチ動作を停止するようにしている。
このように、上述した他の実施形態では、送信電力制御が適用される個別チャネル通信状態において、同期判定結果に基づいて、送信電力制御が効いている通常状態ではダイバーシチ受信を停止しておき、送信電力制御が効かないような通信環境になった場合にのみダイバーシチ受信動作を行い、受信性能を向上させて呼接続の切断確率を低減させる。
こうして、制御チャネル(共通チャネル)に関わらず、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を個別チャネル単独で同期判定結果に基づいて行うことにより、消費電流の低減と通信呼の維持性能の向上とを両立させることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、アンテナを備えた受信チャネルが2系統であることとして説明したが、複数系統の受信チャネルを備えていればこの構成に限定されず、3系統以上であってもよい。
また、各実施形態としてのCDMA受信装置は、図1に示される構成に加え、CPUなどの上位レイヤー(不図示)を備え、この上位レイヤーから目標SIRなどの情報を取得することで、図1に示す本装置の構成が各種動作として説明したが、目標SIRなどの情報が図1に示される構成に入力される構成であればこの構成に限定されるものではない。例えば、目標SIRを算出する上位レイヤーが他の装置として設けられるシステムであっても、本発明は同様に実現することができる。
また、目標SIRは、上述した実施形態のようにして算出されるものであってもよく、予め定められるものであってもよい。
また、常時、ダイバーシチ受信を行うのではなく通信条件に応じてダイバーシチ受信を一時停止/再開する制御を行うのであれば各種の制御方法であってよく、例えば、高速な送信電力制御が行われている個別チャネルではダイバーシチ受信を行わないといった制御であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明に係る無線通信装置がCDMA受信装置であることとして説明したが、複数の受信アンテナを用いてダイバーシチ受信を行う機能を備えた装置であればこのものに限定されず、各種携帯電話端末等、各種の無線通信装置であってよい。
また、上述した各実施形態としてのCDMA受信装置を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される無線通信装置に、上述した本発明に係る各実施形態としてのCDMA受信装置における各機能を実現させることができる。
本発明の実施形態としてのCDMA受信装置の主要部構成例を示すブロック図である。 ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を示すフローチャートである。 ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を示すタイミングチャートである。 他の実施形態によるダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 アンテナ
4 ダイバーシチ受信制御部
5 パスサーチ部
6 フィンガーレイク合成部
7 データ復号部

Claims (24)

  1. 通信品質を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定値および目標値の関係に基づいて、個別チャネルでの通信状態からダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御手段と、を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記切替制御手段は、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記目標値は、out閾値およびin閾値により定義され、
    前記切替制御手段は、
    前記測定値が前記out閾値未満になるとダイバーシチ受信動作を開始し、
    前記測定値が前記in閾値以上になるとダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記目標値は、所定の閾値以上であるか否かにより定義され、
    前記切替制御手段は、
    前記測定手段による測定結果が前記閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定手段による測定結果が前記閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 他の装置から受信した値に基づいて前記目標値を算出する目標値算出手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  6. 前記out閾値および前記in閾値をコマンドのエラー率に基づいて算出する閾値算出手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  7. 前記測定手段は、受信データの復号結果における復号不良の割合により前記通信品質を測定することを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  8. 前記測定手段は、前記通信品質をSIR(Signal to Interference Ratio)により測定することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の無線通信装置。
  9. 通信品質を測定する測定工程と、
    個別チャネルでの通信状態から前記測定工程による測定値および目標値の関係に基づいて、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御工程と、を備えたことを特徴とするダイバーシチ受信制御方法。
  10. 前記切替制御工程では、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項9記載のダイバーシチ受信制御方法。
  11. 前記目標値は、out閾値およびin閾値により定義され、
    前記切替制御工程では、
    前記測定値が前記out閾値未満になるとダイバーシチ受信動作を開始し、
    前記測定値が前記in閾値以上になるとダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項9記載のダイバーシチ受信制御方法。
  12. 前記目標値は、所定の閾値以上であるか否かにより定義され、
    前記切替制御工程では、
    前記測定工程による測定結果が前記閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定工程による測定結果が前記閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項9記載のダイバーシチ受信制御方法。
  13. 他の装置から受信した値に基づいて前記目標値を算出する目標値算出工程を備えたことを特徴とする請求項10記載のダイバーシチ受信制御方法。
  14. 前記out閾値および前記in閾値をコマンドのエラー率に基づいて算出する閾値算出工程を備えたことを特徴とする請求項11記載のダイバーシチ受信制御方法。
  15. 前記測定工程では、受信データの復号結果における復号不良の割合により前記通信品質を測定することを特徴とする請求項12記載のダイバーシチ受信制御方法。
  16. 前記測定工程では、前記通信品質をSIR(Signal to Interference Ratio)により測定することを特徴とする請求項9から14の何れか1項に記載のダイバーシチ受信制御方法。
  17. 複数の受信チャネルを備えた無線通信装置のコンピュータに、
    通信品質を測定する測定処理と、
    個別チャネルでの通信状態から前記測定処理による測定値および目標値の関係に基づいて、ダイバーシチ受信動作の開始/停止の切り替え制御を行う切替制御処理と、を実行させることを特徴とするダイバーシチ受信制御プログラム。
  18. 前記切替制御処理では、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定値および前記目標値の差が所定の閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項17記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  19. 前記目標値は、out閾値およびin閾値により定義され、
    前記切替制御処理では、
    前記測定値が前記out閾値未満になるとダイバーシチ受信動作を開始し、
    前記測定値が前記in閾値以上になるとダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項17記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  20. 前記目標値は、所定の閾値以上であるか否かにより定義され、
    前記切替制御処理では、
    前記測定処理による測定結果が前記閾値以上である場合にダイバーシチ受信動作を行い、
    前記測定処理による測定結果が前記閾値未満である場合にダイバーシチ受信動作を停止させることを特徴とする請求項17記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  21. 他の装置から受信した値に基づいて前記目標値を算出する目標値算出処理を備えたことを特徴とする請求項18記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  22. 前記out閾値および前記in閾値をコマンドのエラー率に基づいて算出する閾値算出処理を備えたことを特徴とする請求項19記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  23. 前記測定処理では、受信データの復号結果における復号不良の割合により前記通信品質を測定することを特徴とする請求項20記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
  24. 前記測定処理では、前記通信品質をSIR(Signal to Interference Ratio)により測定することを特徴とする請求項17から22の何れか1項に記載のダイバーシチ受信制御プログラム。
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