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JP2009049708A - ネットワーク障害情報収集装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク障害情報収集装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

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JP2009049708A JP2007213954A JP2007213954A JP2009049708A JP 2009049708 A JP2009049708 A JP 2009049708A JP 2007213954 A JP2007213954 A JP 2007213954A JP 2007213954 A JP2007213954 A JP 2007213954A JP 2009049708 A JP2009049708 A JP 2009049708A
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Noriyuki Fukuyama
訓行 福山
Masanobu Morinaga
正信 森永
Hideaki Miyazaki
英明 宮崎
Sumiyo Okada
純代 岡田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】間欠的又は一時的に発生したネットワークの障害状況を適確に捉えてその時の障害情報を収集して障害の原因究明を効率化する。
【解決手段】パケット品質劣化検知部32はIPネットワーク10で定常的に送受信される音声パケット(VoIPパケット)を監視し、パケットの品質劣化を検知した際に、ノード検索部36がパケットの送受信端末までの経路上のルータやハブなどノードを検索する。情報収集部は検索された経路上の各ノードに対してSNMPパケットを発行してトラヒック流量を計測して記録する。これ以外に、サーバやゲートウェイのCPU負荷や同時接続セッション数などの稼動情報を計測して記録する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、IPネットワークの障害情報を収集するネットワーク障害情報収集装置、システム、方法及びプログラムに関し、特に、間欠的または一時的に発生したネットワーク障害を含む障害情報を効率的に収集するネットワーク障害情報収集装置、システム、方法及びプログラムに関する。
従来、IP(Internet Protocol)ネットワークの障害の早期発見と早期改修を実現するため、ネットワークにプローブ、または、サーバやエージェントとして知られた監視装置を配置し、予め設定した周期にて定期的にテストコマンドを発行して、ルータやゲートウェアなどのネットワーク機器からトラヒックなどネットワーク品質情報を収集したり、ネットワークに接続されたサーバからCPU負荷などのログ情報を収集し、ネットワーク機器の死活状態の監視や、稼働状況の監視を行ったりしている。
この場合に監視装置からの情報収集としては、SNMP(Simple Network Management Protocol)によるMIB(Management Information Base)情報取得や、CMIP(Common Manegement Information Protocol)のpingパケットの発行や、FTP(File Transfer Protocol)によるログ情報(ログファイル)の転送などによる情報収集を行い、ネットワークのトラヒックやCPU負荷を計測している。
特開平7−231325号公報
しかしながら、このような従来の定期的にネットワークの品質情報を収集する方法にあっては、ルータやゲートウェイなどのノードが計測するネットワーク品質情報やネットワークに接続されたサーバなどのコンピュータが計測するCPU負荷のログ情報は、一定の時間毎に記録されるため、ネットワークの障害が間欠的に発生した場合や一時的にトラヒックや負荷の増大が発生した場合などは、一定時間毎の記録では丸められてしまい、障害の原因となった現象を見逃してしまう。
この問題を回避するために計測間隔を短くして解像度を上げると、頻繁にネットワーク機器へのアクセスを必要するため、ノードの処理能力を低減させたり、ネットワークに計測用のトラヒックを多量に流してしまい、本来のトラヒックに影響を与えてしまったりするなど、計測精度と処理能力のトレードオフに係る問題がある。
その結果、障害が発生している状況でのネットワーク情報の収集に手間取り、障害の改修までの時間がかかることとなる。
本発明は、間欠的又は一時的に発生したネットワーク障害の状況を適確に捉えてその時の障害情報を収集して障害の原因究明に寄与するネットワーク障害情報収集装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
(装置)
本発明はネットワーク障害情報収集装置を提供する。本発明は、パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置であって、
パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部と、
品質劣化検知部においてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケットの送受信端末までの経路上のノードを検索するノード検索部と、
ノード検索部において検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、品質劣化検知部は、VoIP(Voice over InternetProtocol)の音声パケットを監視し、音声パケットの遅延時間の増加又は音声パケットの喪失を判別して品質劣化を検知する。
ノード検索部は、パケットの送受信端末に向けてノード探索コマンドを発行することにより送受信端末までの経路上のノードのIPアドレスを検索する第1ノード検索部と、
予め登録されているネットワークのトポロジ情報から送受信端末までの経路上のノードのIPアドレスを検索する第2ノード検索部と、
の少なくとも一方を備える。
情報収集部は、ノード検索部で検索された各ノードに対してSNMPコマンドを一定時間間隔で複数回発行して取得したノード管理情報(MIB)に含まれる累積パケット数から単位時間当りのトラヒック流量を求める。トラヒック流量は、ノードから取得した時間的に連続する複数の累積パケット数の隣接するパケット差の総和を、コマンド発生回数から1を減じた値に一定時間間隔を乗じた値で割ることにより求めた単位時間当りのパケット数である。
品質劣化検知部は、パケット品質の劣化を検知したことにより、パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
情報収集部は、品質劣化検知部において接続品質の劣化を検知したことにより、サーバから稼動情報を収集して記録する。
品質劣化検知部は、端末からサーバに情報要求パケットを送信してから応答パケットを受信するまでのパケット送受信間隔を計測し、パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大したこと又は所定のゆらぎ幅を超えて変動したことを判別して接続品質の劣化を検知する。
品質劣化検知部は、更に、サーバと任意の端末間のリクエストとレスポンスの関係のあるパケット送受信間隔を計測し、パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大したこと又は所定のゆらぎ幅を超えて変動したことを判別して接続品質の劣化を検知する。
サーバはSIP(Session Initiation Protcol)サーバであり、品質劣化検知部は、SIPサーバにSIPシグナリングパケットを送信してからその応答パケットを受信するまでのレスポンス時間をパケット送受信時間として計測して接続品質の劣化を検知する。
情報収集部は、稼動情報としてサーバのCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも一つを収集する。
情報収集部は、品質劣化検知部においてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケット網に配置した異なるネットワークを接続すると共に複数のセッションを同時に収容できるノードからCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録する。このノードは、ゲートウェイ又は無線LANのアクセスポイントである。
ゲートウェイには、PSTN(Public Swithced Telephone Network:回線交換網)とIP電話網との相互接続を行うPSTNゲートウェイの他、MCU(Multipoint Conference Unit:多地点会議ユニット)やプロキシーなどを含む。
(システム)
本発明はネットワーク障害情報収集システムを提供する。本発明のネットワーク障害情報収集システムは、
パケット網に配置された1又は複数の監視装置と、1又は複数の監視装置を管理する管理サーバとを備え、
監視装置に、パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部を設け、
管理サーバに、
品質劣化検知部においてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケットの送受信端末までの経路上のノードを検索するノード検索部と、
ノード検索部において検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部と、
を設けたことを特徴とする。
管理サーバの情報収集部は、複数の監視装置から品質劣化の検知通知を受けた複数の経路上のノードに情報収集パケットを発行することにより、複数の経路上の同一ノードを判別して1つの情報収集コマンドを発行してノード情報取得の重複を回避する。
監視装置の品質劣化検知部は、パケットの劣化を検知したことにより、パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
管理サーバの情報収集部は、品質劣化検知部で接続品質の劣化を検知したことにより、サーバから稼動情報を収集して記録する。
管理サーバの情報収集部は、監視装置の品質劣化検知部においてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置からCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも一つを含む稼動情報を収集して記録する。
この場合、管理サーバの情報収集部は、複数の監視装置でパケットの品質劣化を検知したことによりに、ゲートウェイ及びアクセスポイントから稼動情報を重複することなく収集して記録する。
(方法)
本発明はネットワーク障害情報収集方法を提供する。本発明は、パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集方法であって、
パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知ステップと、
品質劣化検知ステップにおいてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケットの送受信端末までの経路上のノードを検索するノード検索ステップと、
ノード検索ステップにおいて検索された各ノードに対してテストコマンドを発行してノード情報を収集して記録する情報収集ステップと、
を備えたことを特徴とする。
(プログラム)
本発明はネットワーク障害情報を収集するためのプログラムを提供する。本発明のプログラムは、パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置のコンピュータを、
パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部、
品質劣化検知部においてパケットの品質劣化を検知したことにより、パケットの送受信端末までの経路上のノードを検索するノード検索部、及び、
ノード検索部において検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部、
として機能させる。
本発明によれば、ネットワークで障害が発生した場合や一時的にトラヒックが増大した場合などに、最も影響を受けやすいトラヒックとして例えばIP電話の音声パケット(VoIPパケット)のパケットを監視し、パケットの遅延時間が増したり、パケットがロストしたりする品質劣化の検知を契機として、一時的に発生したネットワークの障害やトラヒックの増大の瞬間を捉え、その瞬間にルータを流れているトラヒック量を計測したり、SIPサーバ、ウェブサーバ、ゲートウェイなどの負荷状況や同時接続クライアント数などの稼動情報などを計測して収集したりすることで、見逃されやすい間欠的なネットワーク障害の原因や一時的なサーバ負荷の増加を検知するための障害情報を効率良く収集できる。
またパケットの品質劣化を検知した特定の端末装置間のルートに存在するルータやサーバを対象に情報を収集しているため、ネットワーク全体からの情報収集する必要がなく、障害が発生している可能性のあるネットワーク部分に絞り込んで情報を効率よく収集することができ、情報収集のための処理負担及びネットワークに対する影響も最小限に抑えることができる。
図1は本発明によるネットワーク障害情報収集装置を備えたネットワークを示した説明図である。図1において、本実施形態にあっては、パケット網としてIPネットワーク10を対象としており、IPネットワーク10にはゲートウェイ16及びPBX14を介して電話端末12−1〜12−2が接続され、さらに、IP電話端末12−3が接続されており、VoIPによりインタフェースプロトコルに乗せて音声パケットによる通話を行っている。もちろんIPネットワーク10には、通常のIPプロトコルによるデータのパケット転送が同時に行われている。
ネットワークの片側に位置した電話端末12−1,12−2側と反対側のIP電話端末12−3側の間のIPネットワーク10上には、ゲートウェイ16、ルータ18−1,18−2、WAN(Wide Area Network)20、及びルータ18−3,18−4が配置される。
電話端末12−1,12−2は、PBX14により交換接続された後にゲートウェイ16によるプロトコル変換を介してIPネットワーク10に接続され、またIP電話端末12−3はルータ18−4によりIPネットワーク10に直接接続されている。
またルータ18−3に対しては、VoIPによるIPネットワーク10上での電話の呼制御を行うSIP(Session Initiation Protocol)に対応したSIPサーバとして知られた呼制御サーバ22が接続されている。
このようなVoIPによるIP電話端末の音声パケット(VoIPパケット)のトラヒックを持つIPネットワーク10に対し、本発明によるネットワーク障害情報収集装置24がルータ18−2を介して接続されている。
ネットワーク障害情報収集装置24は、IPネットワーク10のゲートウェイ16〜12−3で送受信される音声パケットを監視し、音声パケットの品質劣化を検知した際に、ネットワーク障害情報収集装置24から送受信端末となる例えばゲートウェイ16と12−3間の通話であれば、両者間のネットワーク上に存在するノードである例えばルータ18−1〜18−4の1秒当りのトラヒック流量(以下、単に「トラヒック流量」という)を計測し、これをルータ情報として収集して記録し、記録したルータのトラヒック流量から、送受信間のネットワークに輻輳障害が発生しているか否かを解析することを可能とする。
図2は図1のネットワークに設けた本発明によるネットワーク障害情報収集装置24の実施形態を示したブロック図である。図2において、本実施形態のネットワーク障害情報収集装置24は、プローブとして機能する監視装置部26と管理サーバ部28で構成されている。
監視装置部26及び管理サーバ部28に対しては共通にネットワークインタフェース30が設けられる。監視装置部26側にはパケット品質劣化検知部32と接続品質劣化検知部34が設けられる。
パケット品質劣化検知部32は、図1に示したIPネットワーク10で定常的に送受信されているVoIPによる音声パケットを監視し、音声パケットの品質劣化を検知して管理サーバ部28側に出力する。
パケット品質劣化検知部32による劣化検知は、VoIPの音声パケットの遅延時間の増加、または音声パケットの喪失(パケットロスト)を判別して、品質劣化を検知する。
即ち、IPネットワークで障害が発生した場合や一時的にトラヒックが増大した場合には、最も影響を受け易いトラヒックとしてIP電話の音声パケットやビデオストリームなどがある。
例えばVoIPプロトコルによる音声パケットは、一方のIP電話端末から他方のIP電話端末に対し、20ms程度の短い時間ごとに音声パケットを送信しており、一時的に発生したネットワークの障害やトラヒックの増大により、音声パケットの遅延時間が増大したり音声パケットがロストしたりするネットワーク障害の発生や一時的なトラヒック増大に対し敏感なパケットである。
そこで、本実施形態にあっては、音声パケットを監視して品質劣化を検知するようにしている。なお、本実施形態は、音声パケットを監視しているが、ビデオストレームのパケットを監視しても良い。また、監視装置部26に設けた接続品質劣化検知部34については後の説明で明らかにする。
管理サーバ部28に設けたノード検索部36は、監視装置部26のパケット品質劣化検知部32より音声パケットの劣化検知の通知を受けた際に、劣化検知された音声パケットを送受信しているIPネットワーク10上の送受信端末までの経路上のノード、例えばルータ、ハブ、スイッチングハブなどのIPアドレスを検索する。
例えば図1のゲートウェイ16と12−3との間の送受信による音声パケットにつき品質劣化が検知された場合には、ネットワーク障害情報収集装置24を接続したルータ18−2から送信側のゲートウェイ16までの経路上のノード、及びルータ18−2から受信側となるIP電話端末12−3までの経路上のノードを検索する。
このノード検索部36による検索処理は、次の第1ノード検索部による処理と第2ノード検索部による処理のいずれかとする。
第1ノード検索部による処理は、音声パケットの送受信端末である例えばゲートウェイ16,12−3のそれぞれに向けて、ノード探索パケットとして一般的にtracertコマンドで使用されているICMPパケットのTTL(Time To Live)パラメータを1ずつ大きくしていきながら複数のパケットを送信する。TTLはルータを経由する毎に1減算され、TTLが0となった時点で、ICMPエラーパケットが返送されるため、途中経路のIPアドレスが判明する。
例えばルータ18−2側から送信側のゲートウェイ16に向けてノード探索パケットを送信すると、TTLが1の場合はルータ18−2が、TTLが2の場合はルータ18−1という具合に、TTLが0となるルータが自己のIPアドレスを送り返してくる。
同様にルータ18−2から受信側のIP電話端末12−3に対しノード探索パケットを送った場合には、ルータ18−3,18−4、それぞれがIPアドレスを送り返してくる。
このため、ネットワーク障害情報収集装置24側にIPネットワーク10の接続形態を表すトポロジ情報が存在しなくても、ルータやゲートウェイのIPアドレスからなる経路上のノード情報を取得することができる。
一方、第2ノード検索部は、ネットワーク障害情報収集装置24側に予めネットワークのトポロジ情報が登録されている場合である。この場合には、送受信端末となる例えばゲートウェイ16,12−3によりトポロジ情報を参照することで、ゲートウェイ16,12−3を結ぶ経路上に存在するルータ18−1〜18−4の各IPアドレスをノード情報として取得することができる。
図2の管理サーバ部28に設けたルータ情報収集部38は、ノード検索部36で取得された品質劣化を生じた音声パケットの送受信端末である例えばゲートウェイ16,12−3間の経路上に存在するルータ18−1〜18−4のそれぞれにおけるトラヒック流量を計測し、これをルータ情報として収集して収集情報ロギング部44に記録する。
ルータ情報収集部38によるルータ18−1〜18−4からのトラヒック流量の計測は、IPアドレスで指定したルータに対し数秒程度の一定間隔でSNMPパケット(SNMPコマンドパケットともいう)を複数回発行し、SNMPパケットの応答情報としてルータから送り返されてくるMIBと呼ばれる管理情報を取得し、MIBに含まれる累積パケット数を取得してトラヒック流量を求める。
具体的には、ルータ情報収集部38がSNMPマネージャとして機能し、ルータ側がSNMPエージェントとして機能することで、SNMPパケットに対しMIBを送り返すことになる。
SNMPパケットで取得した例えばN回分のMIBから得られた累積パケット数については、次のようにしてトラヒック流量を求める。
例えばT=5secで、例えばn=4回に亘りパケット累計数N1,N2,N3,N4を取得したとすると、1秒当たりのパケット数であるトラヒック流量を次式で算出する。
トラヒック流量={(N2−N1)+(N3−N2)+(N4−N3)}/[(n−1)×T]
このトラヒック流量の算出式は、隣接するパケット累計数の差の総和を、取得回数から1減じた値、すなわち、n−1とコマンド発行間隔5秒に乗じた値で割ったものである。
このようなルータに対するトラヒック流量の計測は、図1の送受信端末の経路上に存在する例えば4つのルータ18−1,18−2,18−3,18−4に対し順次行われ、それぞれにおけるトラヒック流量が計測され、これがルータ情報として収集されて収集情報ロギング部44に記録されることになる。
収集情報ロギング部44に記録されたルータごとのトラヒック流量は、例えば外部のネットワーク障害解析装置46に送られ、ネットワーク障害解析装置46において、収集されたルータ情報であるルータのトラヒック流量からネットワーク輻輳障害が発生しているか否かを的確に解析して把握することができる。
管理サーバ部28に設けたサーバ情報収集部40は、監視装置部26に設けた接続品質劣化検知部34と連携し、予め指定した特定のサーバ、例えば図1における呼制御サーバ22から稼動情報を収集して記録する。
サーバ情報収集部40と連携する監視装置部26に設けた接続品質劣化検知部34は、ゲートウェイ16から、呼制御サーバ22に対して送信されるSIPシグナリングパケットの送信時刻と、これに対する応答パケットを受信するまでのパケット送受信間隔を計測し、呼制御サーバ22における接続品質の劣化を検知する。
または、接続品質劣化検知部34は、監視装置部26からネットワークインタフェースを通じて、呼制御サーバ22に対してSIPシグナリングパケットを送信して、それに対する応答パケットを受信するまでのパケット送受信間隔を計測し、呼制御サーバ22における接続品質の劣化を検知しても良い。
SIPサーバとして知られた呼制御サーバ22にあっては、そのIPアドレスを指定してSIPシグナリングパケットによる問合せを行うと、問合せした相手先のIPアドレスなどを返すサービス機能を備えている。したがって、SIPシグナリングパケットの送信から相手先IPアドレスなどを示す応答パケットが返ってきて受信するまでの時間を、パケット送受信間隔として計測することになる。
呼制御サーバ22におけるパケット送受信間隔は、呼制御サーバ22においてCPU負荷が一時的に増大したり、複数のIP電話端末からのSIPシグナリングパケットを受信した結果、同時接続セッション数が増えたりすると、パケット送受信間隔が増大したり、最悪の場合、応答が返せなかったりする。
そこで接続品質劣化検知部34にあっては、指定した呼制御サーバ22において、SIPシグナリングパケットにより測定しているパケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大した場合、または所定の揺らぎ幅を超えて変動したことを判別した場合、呼制御サーバ22における接続品質の劣化を検知し、管理サーバ部28側に通知する。
管理サーバ情報収集部40は、接続品質劣化検知部34より指定された呼制御サーバ22の接続品質の劣化通知を受領すると、呼制御サーバ22のIPアドレスを指定してCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つをサーバ稼動情報として収集し、収集情報ロギング部44に記録する。
この収集情報ロギング部44に記録されたサーバ情報収集部40による例えば指定された呼制御サーバ22の稼動情報であるCPU負荷(CPU使用率)、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つをネットワーク障害解析装置46に出力して、SIPサーバの負荷が異常となっているかを解析結果として把握することができる。
更に、管理サーバ部28に設けたゲートウェイ情報収集部42は、監視装置部26に設けているパケット品質劣化検知部32で、図1の例えばゲートウェイ16,12−3間のネットワーク送受信端末の経路上の音声パケットの劣化検知の通知を受けた際に動作し、ノード検索部36で検索された経路上のゲートウェイ16のIPアドレスを指定して、サーバ情報収集部40による呼制御サーバ22の場合と同様、ゲートウェイ16におけるCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時セッション接続数の少なくとも1つをゲートウェイ稼動情報として収集し、収集情報ロギング部44に記録する。
収集情報ロギング部44に記録されたゲートウェイ稼動情報は、ネットワーク障害解析装置46に読み出されて解析することで、ゲートウェイ16の負荷が異常となっているかどうかを解析結果から把握することができる。
図2の実施形態にあっては、サーバ情報収集部40の情報収集対象として図1の呼制御サーバ22を例にとっているが、これ以外に、IPネットワーク10上に接続されている外部からの情報要求パケットに対し、対応する情報を返す例えばウェブサーバなどの適宜のサーバを対象としてもよい。
またゲートウェイ情報収集部42による稼動負荷の対象としては、ゲートウェイ以外に、プロキシサーバなど複数の通話セッションを同時に使用できる装置につき同様に、CPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時セッション接続数の少なくとも1つを取得して、収集情報として記録することができる。
図3は本実施形態のネットワーク障害情報収集装置の機能を実現するコンピュータのハードウェア環境を示したブロック図である。
図3において、本実施形態のネットワーク障害情報収集装置24を構成するコンピュータはCPU64を有し、CPU64のバス66に対し、RAM68、ROM70、ハードディスクドライブ72、キーボード76,マウス78,ディスプレイ80を接続するデバイスインタフェース74、更にネットワークアダプタ82を接続している。なお、キーボード76,マウス78及びディスプレイ80は必ずしも必要ではなく、必要に応じて選択的に設けることになる。
ハードディスクドライブ72には、図2の監視装置部26及び管理サーバ部28に示した各機能を実現するプログラムがアプリケーションプログラムとして格納されている。
コンピュータを起動すると、ROM70のブートコードの実行による初期化診断処理が行われた後、ハードディスクドライブ72からOSがRAM68にロードされて実行される。OSの実行により、ハードディスクドライブ72から本実施形態のネットワーク障害情報収集装置として機能するアプリケーションプログラムがRAM68にロードされ、CPU64により実行されることになる。
図4は図2の実施形態によるネットワーク障害情報収集処理を示したフローチャートであり、図1及び図2を参照して説明すると次のようになる。
図4(A)はルータ情報を収集するためのネットワーク障害情報収集処理を示したフローチャートである。図4(A)において、本実施形態のネットワーク障害情報収集処理は、ステップS1でIPネットワーク10上におけるVoIPの音声パケットを監視装置部26に設けたパケット品質劣化検知部32で監視している。
この監視中にステップS2で所定時間例えば数秒に亘りパケット品質劣化を検知すると、ステップS3に進み、管理サーバ部28に設けたルータ情報収集部38が送受信端末となっている例えばゲートウェイ16,12−3を結ぶ経路上に存在するルータ18−1〜18−4を対象に、ルータ情報としてトラヒック流量を計測して記録する。このようなステップS1〜S4の処理を、ステップS5で停止指示があるまで繰り返す。
図4(B)はサーバ情報を収集するためのネットワーク障害情報収集処理を示したフローチャートである。図4(B)において、ステップS1で指定サーバとして例えば呼制御サーバ22の接続品質を図2の装置監視部26に設けた接続品質劣化検知部34で監視し、ステップS2で接続品質劣化の検知を判別すると、ステップS3に進み、サーバ情報収集部40により指定した呼制御サーバ22のCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数や同時セッション数などのサーバ稼動情報をサーバ情報として収集して記録する。このようなステップS1〜S3の処理を、ステップS9で停止指示があるまで繰り返す。
図4(C)はゲートウェイ情報を収集するためのネットワーク障害情報収集処理を示したフローチャートである。図4(C)において、ステップS1でIPネットワーク10上におけるVoIPの音声パケットを監視装置部26に設けたパケット品質劣化検知部32で監視している。
この監視中にステップS2で所定時間例えば数秒に亘りパケット品質劣化を検知すると、ステップS3でゲートウェイ16を対象にCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数や同時接続セッション数などのゲートウェイ稼動情報を収集して記録する。このようなステップS1〜S3の処理を、ステップS4で停止指示があるまで繰り返す。
図5は図4のステップS3におけるノード情報収集処理の詳細を示したフローチャートである。図5のノード情報収集処理は、図2の管理サーバ部28に設けたノード検索部36により行われる。
まずステップS1で、図1のIPネットワーク10についてネットワークのトポロジ情報があるか否かチェックする。トポロジ情報がなければ、ステップS2で送受信端末である例えばゲートウェイ16,12−3の間の経路上のルータ18−1〜18−4及びゲートウェイ16などの機器を検索して、IPアドレスを取得する。
具体的には、送信側のゲートウェイ16及び受信側のIP電話端末12−3のそれぞれに向けて、ネットワーク障害情報収集装置24からルータ18−2を経由してノード探索パケットを送り、それぞれの機器でノード探索パケットのTTL(Time to Live)が0となった時点で、そのIPアドレスを返してくることから、これをステップS3で取得し、ネットワーク機器情報として検索結果を得る。
一方、ステップS1でネットワークのトポロジ情報が存在した場合には、ステップS4でトポロジ情報を対象に、送受信端末である例えばゲートウェイ16,12−3の間の経路上に存在するルータ18−1〜18−4のIPアドレスを検索して取得する。
図6は図4のステップS4におけるルータ情報収集処理の詳細を示したフローチャートである。図6のルータ情報収集処理は、図2の管理サーバ部28に設けたルータ情報収集部38が実行する。
まずステップS1で、ノード検索部36で検索された経路上のルータ、例えば図1のルータ18−1〜18−4を対象に、そのうちの1つ例えばルータ18−1を選択し、ステップS2でSNMPパケットを発行してルータ18−1からMIBを取得する。
続いてステップS3で、予め定めたn回処理したか否かチェックし、未処理であった場合には、予め定めた数秒程度例えば5秒の待ち時間を置いて、ステップS2で次のSNMPパケットを発行してMIBを取得する。
ステップS3でn回の処理の終了を判別すると、ステップS4に進み、取得しているn回分のMIBの中からパケット累計数を取得し、パケット累計数の隣接する差の総和を、SNMPコマンドの発行時間間隔に回数nから1減じた値を乗じた値で割って、1秒当たりのトラヒック流量を計測する。
続いてステップS5ですべてのルータが処理済か否かチェックし、未処理であればステップS1に進み、次のルータを選択して同様な処理を繰り返す。ステップS5で全てのルータ処理が済んだことが判別されると、ステップS6で、計測した各ルータについての単位時間当たりのトラヒック流量を収集情報として記録する。
図7は図4のステップS5におけるサーバ情報収集処理の詳細を示したフローチャートである。図7のサーバ情報収集処理は、図2のサーバ情報収集部40が監視装置部26に設けた接続品質劣化検知部34との連携により実行している。
接続品質劣化検知部34の処理は、図4のフローチャートのステップS5,S6に示したように、指定した例えば呼制御サーバ22に対しSIPシグナリングパケットを送信して、その応答パケットが得られるまでのパケット送受信間隔を計測し、パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大した場合や、あるいは所定の揺らぎ幅を超えて変動した場合に、指定した呼制御サーバ22の接続品質劣化を検知して、図7のサーバ情報収集処理を実行することになる。
図7のサーバ情報収集処理にあっては、ステップS1で、指定した接続品質劣化サーバ、即ち呼制御サーバ22のCPU負荷を取得する。続いてステップS2で、同じく接続品質劣化サーバである呼制御サーバ22の同時接続セッション数を取得する。そしてステップS3で、取得したサーバ稼動情報であるCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを記録する。
図8は図4のステップS8におけるゲートウェイ情報収集処理の詳細を示したフローチャートである。図8において、ゲートウェイ情報収集処理は、図2の管理サーバ部28に設けたゲートウェイ情報収集部42により実行される。
ステップS1でパケット品質劣化検知部32により劣化を検知した送受信間の経路上に存在するゲートウェイ16からCPU負荷を取得する。続いてステップS2で、同じゲートウェイ16から同時接続セッション数を取得する。ステップに図示はしていないが、同様にメモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数などの稼動情報を取得する。そしてステップS3で、取得したゲートウェイ稼動情報であるCPU負荷及び同時接続セッション数などを記録する。
図9は監視装置と管理サーバに分離した本発明によるネットワーク障害情報収集システムの説明図である。図9において、IPネットワーク10は図1と同じであり、本実施形態にあっては、IPネットワーク10に対しルータ18−2,18−3を使用して監視装置48−1,48−2を接続している。またルータ18−1を使用して管理サーバ50を接続している。管理サーバ50は監視装置48−1,48−2を管理している。
図10は図9の監視装置と管理サーバの実施形態を示したブロック図である。図10において、監視装置48−1は、ネットワークインタフェース38−1、パケット品質劣化検知部32−1及び接続品質劣化検知部34−1で構成される。
監視装置48−1に設けているパケット品質劣化検知部32−1及び接続品質劣化検知部34−1は、図2の実施形態に示したパケット品質劣化検知部32及び接続品質劣化検知部34と同じ機能を備えている。
ルータ18−3によりIPネットワーク10に接続した監視装置48−2も、ネットワークインタフェース30−2、パケット品質劣化検知部32−2及び接続品質劣化検知部34−2を持ち、それぞれの機能は監視装置48−1と同じである。
一方、監視装置48−1,48−2を管理する管理サーバ50には、ネットワークインタフェース30、ノード検索部36、ルータ情報収集部38、サーバ情報収集部40、ゲートウェイ情報収集部42及び収集情報ロギング部44が設けられており、この構成は図2の管理サーバ28側に示したものと同じである。
この図9,図10の実施形態にあっては、IPネットワーク10の経路上の異なった位置に複数の監視装置48−1,48−2を配置して、VoIPにおける音声パケットの劣化やパケット劣化検出後の指定サーバ例えば呼制御サーバ22における接続品質の劣化を検知し、これらの検知結果を管理サーバ50に通知して、管理サーバ50でネットワーク輻輳やサーバ側異常負荷に対するルータ情報、サーバ情報、ゲートウェイ情報の収集を行うようにしている。
図10の管理サーバ50にあっては、IPネットワーク10に配置した複数の監視装置48−1,48−2から同時に音声パケットの劣化検知を受ける場合がる。このような場合には、パケット劣化検知のそれぞれにつきノード検索部36でネットワーク送受信端末の経路上に存在するルータやゲートウェイなどのノードを検索することから、複数の経路のノード検索結果につき、同じノードに対し情報収集を重複して行う前に、重複ノードを判別して重複計測を回避する処理を行うようにしている。
具体的には、ノード検索部36でパケット品質劣化となった経路ごとにネットワーク機器のIPアドレスが得られることから、異なる経路につき同じIPアドレスがあった場合には、重複するIPアドレスを1つのIPアドレスにマージした後に情報収集を行うことで、重複した情報収集を回避することができる。
それ以外の点は、図2の監視装置部26と管理サーバ部28を一体化した実施形態と基本的に同じになる。
図11は図10の実施形態における監視装置48−1,48−2のそれぞれにおける監視装置処理を示したフローチャートである。
図11(A)はパケット品質劣化を検知するための監視装置処理を示したフローチャートである。図11(A)において、例えば図10の監視装置48−1を例にとると、ステップS1で監視装置48−1に設けたパケット品質劣化検知部32−1がVoIPにおける音声パケットの遅延時間及びパケット喪失を監視している。
この監視中に音声パケットの遅延時間が所定値を超えて増加したり、パケット喪失が発生したりすると、ステップS2でパケット品質劣化が判別され、ステップS3で管理サーバ50にパケット品質劣化検知を通知する。このようなステップS1〜S4の処理を、ステップS8で停止指示があるまで繰り返す。
図11(B)はサーバ接続品質劣化を検知するための監視装置処理を示したフローチャートである。図11(B)において、例えば図10の監視装置48−1を例にとると、ステップS1で管理サーバ50から指定サーバ例えば図9の呼制御サーバ22の接続品質監視要求を判別すると、ステップS2に進み、監視装置48−1の接続品質劣化検知部34−1が、指定サーバである呼制御サーバ22の接続品質を監視する。
具体的には、呼制御サーバに対しSIPシグナリングパケットを送り、その応答パケットまでのパケット受信間隔が所定値を超えて増大した場合、あるいは所定の揺らぎ幅を超えて変動した場合に、接続品質劣化を検知し、これがステップS3で判別されると、ステップS4に進み、指定サーバである呼制御サーバ22の接続品質劣化検知を管理サーバ50に通知する。このようなステップS1〜S4の処理を、ステップS8で停止指示があるまで繰り返す。
図12は図10の管理サーバ50による管理サーバ処理を示したフローチャートであり、図12(A)(B)(C)(D)に示すように、ノード検索、ルータ情報集、サーバ情報収集及びゲートウェイ情報収集を個別に処理している。
図11(A)の管理サーバ50による管理サーバ処理にあっては、ステップS1で監視装置48−1または48−2からパケット劣化検知通知があるか否かチェックしており、パケット劣化検知通知を判別すると、ステップS2に進み、ノード検索部36によるノード検索処理を実行する。このようなステップS1,S2の処理を、ステップS3で停止指示があるまで繰り返す。
図11(B)の管理サーバ50による管理サーバ処理にあっては、ステップS1で監視装置48−1または48−2からパケット劣化検知通知があるか否かチェックしており、パケット劣化検知通知を判別すると、ステップS2に進み、ルータ情報収集部38によりルータ情報を収集する。このようなステップS1,S2の処理を、ステップS3で停止指示があるまで繰り返す。
図11(C)の管理サーバ50による管理サーバ処理にあっては、ステップS1で監視装置48−1または48−2からパケット劣化検知通知があるか否かチェックしており、パケット劣化検知通知を判別すると、ステップS2に進み、サーバ情報収集処理部40によりサーバ情報収集処理を実行する。このようなステップS1,S2の処理を、ステップS3で停止指示があるまで繰り返す。
図11(D)の管理サーバ50による管理サーバ処理にあっては、ステップS1で監視装置48−1または48−2からパケット劣化検知通知があるか否かチェックしており、パケット劣化検知通知を判別すると、ステップS2に進み、ゲートウェイ情報収集部42による情報収集処理が実行される。このようなステップS1,S2の処理を、ステップS3で停止指示があるまで繰り返す。
ここで図12(A)におけるステップS2のノード検索処理、図12(B)におけるステップS2のルータ情報収集処理、及び図12(D)におけるステップS2のゲートウェイ情報収集処理は、図2の実施形態と同様、それぞれ図5,図6及び図8のフローチャートに示した内容となる。
これに対し図12(C)におけるステップS2のサーバ情報収集処理は、図13のフローチャートに示す処理となる。
図13のサーバ情報収集処理にあっては、ステップS1で音声パケットの劣化を検出して通知している監視装置例えば監視装置48−1に対し、指定サーバの接続品質の監視を指示する。この指示が、図11の監視装置処理におけるステップS4で判別され、ステップS5で指定サーバの接続品質監視処理が行われることになる。
続いてステップS2で監視装置48−1からのサーバ接続品質劣化検知通知があるか否かチェックしている。サーバ接続品質劣化検知の通知を判別すると、ステップS3に進み、接続品質劣化サーバのCPU負荷を取得し、またステップS4で接続品質劣化サーバの同時接続セッション数を取得し、ステップS5で取得したサーバ稼動情報であるCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを記録する。
図14は情報収集対象として更に、無線LANのアクセスポイントを備えた本発明によるネットワーク障害情報収集システムを示した説明図である。図4において、IPネットワーク10は基本的に図9の実施形態と同じであり、IPネットワーク10に対し、監視装置48−1,48−2を設けると共に、これに分離して、管理用の管理サーバ50を配置している。
IPネットワーク10に対しては、図9の実施形態に加え更に、ルータ18−3に対し無線LANで使用される無線アクセスポイント60を接続している。無線アクセスポイント60は携帯電話端末62−1,62−2との間の音声パケットの送受信を行い、IPネットワーク10に配置しているゲートウェイ16〜12−3との間で通話接続を確立する。
このようにIPネットワーク10に対し無線アクセスポイント60が配置されている場合には、例えばIP電話端末12−1と携帯電話端末62−1との間の通話における音声パケットにつき、監視装置48−1,48−2でパケット劣化検知が行われて管理サーバ50に通知された場合、管理サーバ50はノード検索処理により、ゲートウェイ16から携帯電話端末62−1までのネットワーク経路上に存在するネットワーク機器として、ルータ18−1〜18−3に加え、無線アクセスポイント60を検索し、無線アクセスポイント60に対しては、ゲートウェイ16と同様にしてCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、ハードディスクドライブのような外部メモリを持つ場合は空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数などの稼動情報を無線アクセスポイント情報として収集して記録する。
また本発明は図2の監視装置部26と管理サーバ部28を一体化したネットワーク障害情報収集装置24を構成するコンピュータで実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムは図4〜図8のフローチャートに示した内容となる。
また本発明は、図10に示した監視装置48−1,48−2と管理サーバ50を構成するコンピュータのそれぞれで実行されるプログラムを提供するものであり、この場合、監視装置48−1,48−2のプログラムは図11のフローチャートに示す内容となり、また管理サーバ50のコンピュータで実行されるプログラムは図12,図13のフローチャートに示す内容となる。
なお上記の実施形態はネットワーク障害の発生に対し敏感に影響が出るパケットとしてVoIPプロトコルにおける音声パケットを監視対象としているが、これ以外に、ネットワークの品質劣化に敏感なパケットとして、ビデオストリームのパケットを含むストリーム系のトラヒックにおけるパケットを監視しても良い。
また上記の実施形態にあっては、図2の監視装置部26と管理サーバ部28を一体化したネットワーク障害情報収集装置24以外に、その機能を分離した図10の監視装置48−1,48−2と管理サーバ50からなる装置構成としているが、この分離型の装置構成については図10の実施形態に限定されず、管理サーバ50側に設けている例えばノード検索部36の機能を監視装置48−1,48−2側に設けるようにしてもよく、一体化した図2の装置構成における監視装置と管理サーバへの機能の分け方は必要に応じて適宜に行うことができる。
また上記の実施形態にあっては、IPネットワークにおける情報収集対象として、ルータ、ゲートウェイ、呼制御サーバを例にとるものであったが、本発明はこれに限定されず、パケット劣化検知及び接続品質劣化の対象となる適宜のノード及びサーバにつき、同様に適用して、一時的な障害を判別するための情報を収集することができる。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで、本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記)

(付記1)(オリジナル1:装置)
パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置であって、
前記パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部と、
前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器を検索するノード検索部と、
前記ノード検索部において検索された各機器に対して情報収集パケットを発行して機器情報を収集して記録する情報収集部と、
を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。(1)
(付記2)(音声パケットの品質劣化検知)
付記1記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記品質劣化検知部は、VoIPプロトコルの音声パケットを監視し、前記音声パケットの遅延時間の増加又は前記音声パケットの喪失を判別して品質劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記3)(ノード探索の詳細)
付記1記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記ノード検索部は、
前記パケットの送受信端末に向けて機器探索コマンドを発行することにより前記送受信端末までの経路上のノードを検索する第1ノード検索部と、
予め登録されているネットワークのトポロジ情報から送受信端末までの経路上のノードを検索する第2ノード検索部と、
の少なくとも一方を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記4)(ノード情報収集の詳細)
付記1記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記情報収集部は、前記ノード検索部で検索された各ノードに対してSNMPコマンドを一定時間間隔で複数回発行して累積パケット数を取得してトラヒック流量を求めることを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記5)(トラヒック流量の詳細)
付記4記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記トラヒック流量は、前記ノードから取得した時間的に連続する複数の累積パケット数の隣接するパケット差の総和を、前記コマンド発生回数から1減じた値に一定時間間隔を乗じた値で割ることにより求めた単位時間当りのパケット数であることを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記6)(オリジナル1:サーバ負荷異常:装置)
付記1のネットワーク障害情報収集装置であって、
前記品質劣化検知部は、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
前記情報収集部は、前記品質劣化検知部において接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。(2)
(付記7)(音声パケットの接続品質劣化検知)
付記6記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記品質劣化検知部は、更に、前記サーバと任意の端末間のリクエストとレスポンスの関係のあるパケット送受信間隔を計測し、前記パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大したこと又は所定のゆらぎ幅を超えて変動したことを判別して前記接続品質の劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記8)(送受信間隔計測の詳細:SIPシグナリングパケット)
付記6記載のネットワーク障害情報収集装置であって、
前記サーバはSIP(Session Initiation Protcol)サーバであり、
前記品質劣化検知部は、前記SIPサーバにSIPシグナリングパケットを送信してからその応答パケットを受信するまでのレスポンス時間を前記パケット送受信時間として計測して接続品質の劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記9)(稼動情報収集の詳細:CPU負荷と同時接続セッション数)
付記6記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記情報収集部は、前記稼動情報として前記サーバのCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを収集することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記10)(オリジナル6:ゲートウェイなど)
付記1記載のネットワーク障害情報収集装置であって、
前記情報収集部は、前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置からCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。(3)
(付記11)(ゲートウェイと無線AP)
付記10記載のネットワーク障害情報収集装置であって、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置はゲートウェイ及び無線LANのアクセスポイントであることを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
(付記12)(オリジナル2:システム:監視装置+管理サーバ)
パケット網に配置された1又は複数の監視装置と、
前記1又は複数の監視装置を管理する管理サーバと、
を備え、
前記監視装置に、パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部を設け、
前記管理サーバに、
前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器を検索するノード検索部と、
前記ノード検索部において検索された各ノードに対してテストコマンドを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部と、
を設けたことを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。(4)
(付記13)(音声パケットの品質劣化検知)
付記12記載のネットワーク情報収集システムであって、前記監視装置の品質劣化検知部は、VoIPプロトコルの音声パケットを監視し、前記音声パケットの遅延時間の増加又は前記音声パケットの喪失を判別して品質劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記14)(ノード探索の詳細)
付記12記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記管理サーバのノード検索部は、
前記パケットの送受信端末に向けてノード探索コマンドを発行することにより前記送受信端末までの経路上のノードを検索する第1ノード検索部と、
予め登録されているネットワークのトポロジ情報から送受信端末までの経路上のノードを検索する第2ノード検索部と、
の少なくとも一方を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記15)(ノード情報収集の詳細)
付記12記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記管理サーバの情報収集部は、前記ノード検索部で検索された各ノードに対してSNMPコマンドを一定時間間隔で複数回発行して累積パケット数を取得してトラヒック流量を求めることを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記16)(トラヒック流量の詳細)
付記15記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記トラヒック流量は、前記ノードから取得した時間的に連続する複数の累積パケット数の隣接するパケット差の総和を、前記コマンド発生回数から1減じた値に一定時間間隔を乗じた値で割ることにより求めた単位時間当りのパケット数であることを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記17)(オリジナル3:情報取得の重複回避)
付記12記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記管理サーバの情報収集部は、前記複数の監視装置から品質劣化の検知通知を受けた複数の経路上のノードにテストコマンドを発行する際に、複数の経路上の同一ノードを判別して1つのテストコマンドを発行してノード情報取得の重複を回避することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記18)(オリジナル5:サーバ負荷異常:システム)
付記12記載のネットワーク障害情報収集システムであって、
前記監視装置の品質劣化検知部は、更に、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
前記管理サーバの情報収集部は、前記品質劣化検知部において接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。(5)
(付記19)(送受信間隔計測の詳細:SIPシグナリングパケット)
付記18記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記サーバはSIP(Session Initiation Protcol)サーバであり、
前記監視装置の品質劣化検知部は、前記SIPサーバにSIPシグナリングパケットを送信してからその応答パケットを受信するまでのレスポンス時間を前記パケット送受信時間として計測することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記20)(稼動情報収集の詳細:CPU負荷と同時接続セッション数)
付記18記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記管理サーバの情報収集部は、前記稼動情報として前記サーバのCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを収集することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記21)(オリジナル6:ゲートウェイなど)
付記12記載のネットワーク障害情報収集システムであって、
前記管理サーバの情報収集部は、前記監視装置の品質劣化検知部で前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置からCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害収集システム。(6)
(付記22)(ゲートウェイと無線AP:重複回避)
付記21記載のネットワーク障害情報収集システムであって、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置はゲートウェイ及び無線LANのアクセスポイントであり、
前記管理サーバの情報収集部は、前記複数の監視装置で前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記ゲートウェイ及びアクセスポイントから前記稼動情報を重複することなく収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
(付記23)(オリジナル1:方法)
パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集方法であって、
前記パケット網で定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知ステップと、
前記品質劣化検知ステップにおいて前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器であるノードを検索するノード検索ステップと、
前記ノード検索ステップにおいて検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。(7)
(付記24)(音声パケットの品質劣化検知)
付記23記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記品質劣化検知ステップは、VoIPプロトコルの音声パケットを監視し、前記音声パケットの遅延時間の増加又は前記音声パケットの喪失を判別して品質劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記25)(ノード探索の詳細)
付記24記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記ノード検索ステップは、
前記パケットの送受信端末に向けてノード探索パケットを送信することにより前記送受信端末までの経路上のノードのアドレスを検索する第1ノード検索ステップと、
予め登録されているネットワークのトポロジ情報から送受信端末までの経路上のノードのアドレスを検索する第2ノード検索ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記26)(ノード情報収集の詳細)
付記23記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記情報収集ステップは、前記ノード検索ステップにおいて検索された各ノードに対してSNMPパケットを一定時間間隔で複数回発行して取得したノード管理情報に含まれる累積パケット数からトラヒック流量を求めることを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記27)(トラヒック流量の詳細)
付記26記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記トラヒック流量は、前記ノードから取得した時間的に連続する複数の累積パケット数の隣接するパケット差の総和を、前記コマンド発生回数から1減じた値に一定時間間隔を乗じた値で割ることにより求めた単位時間当りのパケット数であることを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記28)(オリジナル1:サーバ負荷異常:方法)
付記23のネットワーク障害情報収集方法であって、
前記品質劣化検知ステップは、前記パケット品質の劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測して前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
前記情報収集ステップは、前記品質劣化検知ステップで接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記29)(音声パケットの接続品質劣化検知)
付記28記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記品質劣化検知ステップは、前記端末から前記サーバに情報要求パケットを送信してから応答パケットを受信するまでのパケット送受信間隔を計測し、前記パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大したこと又は所定のゆらぎ幅を超えて変動したことを判別して前記接続品質の劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記30)(送受信間隔計測の詳細:SIPシグナリングパケット)
付記28記載のネットワーク障害情報収集方法であって、
前記サーバはSIPサーバであり、
前記品質劣化検知ステップは、前記端末から前記SIPサーバにSIPシグナリングパケットを送信してからその応答パケットを受信するまでのレスポンス時間を前記パケット送受信時間として計測して接続品質の劣化を検知することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記31)(稼動情報収集の詳細:CPU負荷と同時接続セッション数)
付記28記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記情報収集ステップは、前記稼動情報として前記サーバのCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを収集することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記32)(オリジナル6:ゲートウェイなど)
付記23記載のネットワーク障害情報収集方法であって、
前記情報収集ステップは、前記品質劣化検知ステップで前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した異なるネットワークを接続すると共に複数のセッションを同時に収容できるノードからCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記33)(ゲートウェイと無線AP)
付記32記載のネットワーク障害情報収集方法であって、前記ノードはゲートウェイ又は無線LANのアクセスポイントであることを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
(付記34)(オリジナル1:プログラム)
パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置のコンピュータを、
前記パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部、
前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことによりに、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器であるノードを検索するノード検索部、及び
前記ノード検索部において検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部、
として機能させるためのプログラム。(8)
(付記35)(音声パケットの品質劣化検知)
付記34記載のプログラムであって、前記品質劣化検知部は、VoIPプロトコルの音声パケットを監視し、前記音声パケットの遅延時間の増加又は前記音声パケットの喪失を判別して品質劣化を検知することを特徴とするプログラム。
(付記36)(ノード探索の詳細)
付記34記載のプログラムであって、前記ノード検索部は、
前記パケットの送受信端末に向けてノード探索パケットを送信することにより前記送受信端末までの経路上のノードのアドレスを検索する第1ノード検索部と、
予め登録されているネットワークのトポロジ情報から送受信端末までの経路上のノードのアドレスを検索する第2ノード検索部と、
を備えたことを特徴とするプログラム。
(付記37)(ノード情報収集の詳細)
付記34記載のプログラムであって、前記情報収集部は、前記ノード検索部で検索された各ノードに対してSNMPパケットを一定時間間隔で複数回発行して取得したノード管理情報に含まれる累積パケット数からトラヒック流量を求めることを特徴とするプログラム。
(付記38)(トラヒック流量の詳細)
付記37記載のプログラムであって、前記トラヒック流量は、前記ノードから取得した時間的に連続する複数の累積パケット数の隣接するパケット差の総和を、前記コマンド発生回数から1減じた値に一定時間間隔を乗じた値で割ることにより求めた単位時間当りのパケット数であることを特徴とするプログラム。
(付記39)(オリジナル1:サーバ負荷異常:プログラム)
付記34記載のプログラムであって、
前記品質劣化検知部は、前記パケット品質の劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測して前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
前記情報収集部は、前記品質劣化検知部で接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするプログラム。
(付記40)(音声パケットの接続品質劣化検知)
付記39記載のプログラムであって、前記品質劣化検知部は、前記端末から前記サーバに情報要求パケットを送信してから応答パケットを受信するまでのパケット送受信間隔を計測し、前記パケット送受信間隔が所定の閾値を超えて増大したこと又は所定のゆらぎ幅を超えて変動したことを判別して前記接続品質の劣化を検知することを特徴とするプログラム。
(付記41)(送受信間隔計測の詳細:SIPシグナリングパケット)
付記39記載のプログラムであって、
前記サーバはSIPサーバであり、
前記品質劣化検知部は、前記端末から前記SIPサーバにSIPシグナリングパケットを送信してからその応答パケットを受信するまでのレスポンス時間を前記パケット送受信時間として計測して接続品質の劣化を検知することを特徴とするプログラム。
(付記42)(稼動情報収集の詳細:CPU負荷と同時接続セッション数)
付記39記載のプログラムであって、前記情報収集部は、前記稼動情報として前記サーバのCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを収集することを特徴とするプログラム。
(付記43)(オリジナル6:ゲートウェイなど)
付記34記載のプログラムであって、
前記情報収集部は、前記品質劣化検知部で前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した異なるネットワークを接続すると共に複数のセッションを同時に収容できるノードからCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするプログラム。
(付記44)(ゲートウェイと無線AP)
付記43記載のプログラムであって、前記ノードはゲートウェイ又は無線LANのアクセスポイントであることを特徴とするプログラム。
本発明によるネットワーク障害情報収集装置を備えたネットワークを示した説明図 本発明によるネットワーク障害情報収集装置の実施形態を示したブロック図 本実施形態の機能構成を実現するコンピュータのハードウェア環境を示したブロック図 図2の実施形態によるネットワーク障害情報収集処理を示したフローチャート 図4(A)のステップS3におけるノード検索処理の詳細を示したフローチャート 図4(A)のステップS4におけるルータ情報収集処理の詳細を示したフローチャート 図4(B)のステップS3におけるサーバ情報収集処理の詳細を示したフローチャート 図4(C)のステップS8におけるゲートウェイ情報収集処理の詳細を示したフローチャート 監視装置の管理サーバに分離した本発明によるネットワーク障害情報収集システムを示した説明図 図9の監視装置と管理サーバの実施形態を示したブロック図 図10の監視装置による処理を示したフローチャート 図10の管理サーバによる処理を示したフローチャート 図12(C)のステップS2におけるサーバ情報収集処理の詳細を示したフローチャート 情報収集対象として無線LANのアクセスポイントを備えた本発明によるネットワーク障害情報収集システムを示した説明図
符号の説明
10:IPネットワーク
12−1〜12−2:電話端末
12−3:IP電話端末
14:PBX
16:ゲートウェイ
18−1〜18−4:ルータ
20:WAN
22:呼制御サーバ
24:ネットワーク障害情報収集装置
26:監視装置部
28:管理サーバ部
30,30−1,30−2:ネットワークインタフェース
32,32−13,32−2:パケット品質劣化検知部
34,34−1,34−2:接続品質劣化検知部
36:ノード検索部
38:ルータ情報収集部
40:サーバ情報収集部
42:ゲートウェイ情報収集部
44:収集情報ロギング部
46:ネットワーク障害解析装置
48−1,48−2:監視装置
50:管理サーバ
60:無線アクセスポイント
62−1,62−2:携帯電話端末

Claims (8)

  1. パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置であって、
    前記パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部と、
    前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器を検索するノード検索部と、
    前記ノード検索部において検索された各機器に対して情報収集パケットを発行して機器情報を収集して記録する情報収集部と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
  2. 請求項1のネットワーク障害情報収集装置であって、
    前記品質劣化検知部は、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
    前記情報収集部は、前記品質劣化検知部において接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
  3. 請求項1記載のネットワーク障害情報収集装置であって、
    前記情報収集部は、前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置からCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペースやディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集装置。
  4. パケット網に配置された1又は複数の監視装置と、
    前記1又は複数の監視装置を管理する管理サーバと、
    を備え、
    前記監視装置に、パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部を設け、
    前記管理サーバに、
    前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知した際に、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器を検索するノード検索部と、
    前記ノード検索部において検索された各ノードに対してテストコマンドを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部と、
    を設けたことを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
  5. 請求項4記載のネットワーク障害情報収集システムであって、
    前記監視装置の品質劣化検知部は、更に、前記パケット網に配置された特定のサーバと任意の端末間のパケット送受信間隔を計測し、前記サーバにおける接続品質の劣化を検知し、
    前記管理サーバの情報収集部は、前記品質劣化検知部において接続品質の劣化を検知したことにより、前記サーバから稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害情報収集システム。
  6. 請求項4記載のネットワーク障害情報収集システムであって、
    前記管理サーバの情報収集部は、前記監視装置の品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケット網に配置した複数のセッションを同時に収容できる装置からCPU負荷、メモリ使用量または空きメモリ容量、空きディスクスペース、ディスクアクセス量、パケット送受信数、及び同時接続セッション数の少なくとも1つを含む稼動情報を収集して記録することを特徴とするネットワーク障害収集システム。
  7. パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集方法であって、
    前記パケット網で定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知ステップと、
    前記品質劣化検知ステップにおいて前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器であるノードを検索するノード検索ステップと、
    前記ノード検索ステップにおいて検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集ステップと、
    を備えたことを特徴とするネットワーク障害情報収集方法。
  8. パケット網に配置されるネットワーク障害情報収集装置のコンピュータを、
    前記パケット網において定常的に送受信されるパケットを監視し、前記パケットの品質劣化を検知する品質劣化検知部、
    前記品質劣化検知部において前記パケットの品質劣化を検知したことにより、前記パケットの送受信端末までの経路上の機器であるノードを検索するノード検索部、及び
    前記ノード検索部において検索された各ノードに対して情報収集パケットを発行してノード情報を収集して記録する情報収集部、
    として機能させるためのプログラム。
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