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JP2009046298A - 紙葉類集積装置 - Google Patents

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Satoru Kobayashi
悟 小林
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Abstract

【課題】紙葉類収納部に集積する紙葉類に折れくせがあっても紙葉類を整列させて収納する手段を提供する。
【解決手段】分離ローラシャフト8と略並行する位置に、舌片11aないし11dの反りの程度を可変する反り発生シャフト9を設け、紙葉類Pの集積方向の前方に湾曲して形成された舌片11aないし11dが回転したとき、舌片11aないし11dを反り発生シャフト9に衝突させ、舌片11aないし11dへの反りの発生量を変化させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙幣や伝票等の紙葉類を搬送して紙葉類収納部に収納する紙葉類集積装置に関する。
従来の紙幣や伝票等を取り扱う紙葉類集積装置は、紙葉類収納部へ放出された紙葉類の後端を集積方向の前方に湾曲した舌片を有する舌片ローラにより叩き落して、後続する紙葉類の先端の追突を防ぎ、次々に搬送されてくる紙葉類を紙葉類収納部に収納している。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−168895号公報
一般に舌片ローラの舌片は紙葉類を叩き落した後、紙葉類のくせ等を押えるために舌片の先端により紙葉類収納部に収納した紙葉類の上面を押さえつけるようにして構成される。
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙葉類に強い折れくせがあった場合など、叩き落す力が不足し、叩き落した紙葉類が集積部に落下する前に後続の紙葉類が搬送されて、集積不良を起こす原因となる。
また、叩き落す力が相対的に強い場合は、集積した紙葉類の上面を押さえつけた後、紙葉類を集積面から巻き付けて集積不良を発生する場合があった。さらに、このような集積不良が生じた場合、分離機構を有する紙葉類集積装置の場合には集積した紙葉類を繰り出すときに繰り出し不良を起こす原因となる問題もあった。
本発明は、上述の問題を解決するために、紙葉類収納部に集積した紙葉類に折れくせ等があっても、それらの紙葉類を整列させて収納する手段を提供することを目的とする。
本発明は、前述の課題を解決するために次の手段を採用する。すなわち、紙葉類を積層し収納する紙葉類収納部と、前記紙葉類収納部内に積層された紙葉類を叩き、更に押さえつけることが可能な舌片を有する紙葉類集積装置であって、前記舌片を可撓性材料により形成すると共に、前記紙葉類を前記舌片により押さえつける際の力を増加させる手段を設ける。
本発明の紙葉類集積装置によれば、紙葉類を押さえつける際の力を変化させる手段を設けたので、紙葉類の状態に応じて整列して集積することができる。
以下、本発明に係る実施の形態例を、図面を用いて説明する。なお、図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図1は実施例の紙葉類集積装置の要部構成を示す側面図であり、図2は実施例の紙葉類集積装置における紙葉類の取込部の構成を示す正面図である。なお、本実施例では、収納されている紙葉類を1枚ずつ分離して繰り出すことも可能な紙葉類分離繰出機能を有する装置で説明する。
1は紙葉類集積装置であり、2は紙葉類収納部である。紙葉類収納部2はフロント板2aとこれに対応して設けられたリア板2b、フロント板2aとリア板2bの側方に設けられた一対の側面板2c、および下方に設けられた後述するステージ昇降用モータ23により昇降可能なステージ3より構成される箱体であって、ステージ3に紙葉類Pを集積して収納する。なお、図1は手前側の側面板2cを取り除いた状態を示している。
4は繰出ローラであり、紙葉類収納部2の入口に設けられた繰出ローラシャフト5に所定の間隔で設置されて正逆可能に回転する。そして、繰出ローラ4の外周面の一部に紙葉類Pの搬送のために充分な摩擦力を有する高摩擦部材6が取り付けられると共に、円周方向全域にわたるリング状の溝部Cが2本併設されている。
7は分離ローラであり、繰出ローラ4に対向配置されて繰出ローラシャフト5と略並行に配置された分離ローラシャフト8に軸支されている。そして、分離ローラ7の外周面の円周方向にリング状の溝部Dが一本設けられ、対向する繰出ローラ4の溝部Cと溝部Dの横に介在する凸部とが噛み合うように入れ子状に配置されている。この繰出ローラ4と分離ローラ7により、紙葉類収納部2に紙葉類Pを放出するためのローラ対が構成される。
また、分離ローラ7には一方向回転部材としての図示しないワンウェイクラッチが設けられており、図1の矢印Aで示す紙葉類Pの集積方向にのみ回転可能となっており、反集積(分離繰出)方向のときは回転しない。
10は舌片ローラであり、一方向回転部材としての図示しないワンウェイクラッチを介してそれぞれの分離ローラ7の外側(図2に示す左右)の分離ローラシャフト8に軸支されている。そして、紙葉類Pの集積方向へは分離ローラ7の回転と連動し、反集積方向には空転するように構成されている。
舌片ローラ10は、天然ゴムや合成ゴム又はポリイミド樹脂板等の可撓性材料により形成された4枚の舌片11aないし11dより構成され、該舌片11aないし11dはハブ10aの外周の接線方向に伸長し、図1に示すように紙葉類Pの集積方向の前方に湾曲させて形成され、積層された紙葉類P上を摺接可能な長さを有している。
12は搬送ローラであり、全周が高摩擦部材により形成され、図示するように繰出ローラシャフト5のそれぞれの繰出ローラ4の外側および繰出ローラ4の間の中央部に配置されている。
13はプレッシャローラであり、図示しないローラ軸により回転可能に軸支されると共に、分離ローラ7の集積方向の上流側に搬送ローラ12と対向して設置され、図示しない加圧手段により搬送ローラ12に押圧されている。
15はピックアップローラであり、繰出ローラ4の集積方向の下流側に所定の間隔で配置され、その外周の一部に紙葉類Pの搬送のために充分な摩擦力を有した高摩擦部材14が取り付けられており、図示しないベルト等によって繰出ローラ4と連動して回転する。
17は一対の搬送ガイドであり、舌片ローラ10が回転したときの舌片11aないし11dの動作軌跡空間としての回転軌跡空間T内に、舌片11aないし11dが通り抜けるための図示しない開口部が設けられている。
搬送ガイド17の一方は、分離ローラ7近傍の紙葉類収納部2寄りの位置から湾曲して紙葉類収納部2のフロント板2aと接続し、搬送ガイド17の他方は、天板18と接続するように設けられ、搬送される紙葉類Pを矢印A方向に案内する。
天板18は、紙葉類収納部2の下部のステージ3と対向するように設置され、ピックアップローラ15の外周の一部を紙葉類収納部2の内部に突出させるための図示しない開口部を備えている。
9は、分離ローラシャフト8と略並行に配置され、舌片11aないし11dの回転軌跡空間T内に配置された進退可能な障害物としての反り発生シャフトである。舌片11aないし11dが時計方向に回転したとき、図1に示すように先ずこの反り発生シャフト9に舌片11dが衝突し弾性変形され、そこを通過するとき舌片11bおよび11cのように反りが発生し、反り発生シャフト9との接触がなくなり、当接が解除されたとき、その復元力である反作用で反り発生シャフト9に当接しないときに比べて紙葉類Pを強く叩くようになっている。
また、反り発生シャフト9は図示しないフレーム等に支持され、後述するシャフト移動用モータ21により舌片11aないし11dの回転軌跡空間T内を矢印B方向に移動可能となっている。
反り発生シャフト9の初期位置は実線で示すように図中左側に位置し、破線で示すように図中右側すなわち、紙葉類集積部2側に移動させると、舌片11aないし11dへの反りの発生が大きくなり、より強い力で紙葉類Pを押さえつけるようになる。したがって、紙葉類Pの状態等に応じて反り発生シャフト9を矢印B方向に移動させる。
19は光学式の上面検知センサであり、紙葉類集納部2に集積された紙葉類Pの集積上面位置を検出するものである。なおその光軸は、舌片11aないし11dおよびピックアップローラ15と重ならないことは言うまでもない。
図3は、実施例の紙葉類集積装置の制御ブロック図である。シャフト移動用モータ21は反り発生シャフト9を矢印B方向に移動させるための駆動源としてのステッピングモータであり、集積用モータ22は紙葉類Pを紙葉類収納部2に集積するために各ローラを駆動させるためのDCモータであり、ステージ昇降用モータ23は紙葉類収納部2に集積された紙葉類Pの上面高さを規定位置に設定するためにステージ3を昇降させるステッピングモータである。
シャフトHPセンサ24は反り発生シャフト9が初期位置(例えば図1の実線に示す位置)にあるかどうかを検知するセンサであり、上面検知センサ19は前述した通り紙葉類集納部2に集積された紙葉類Pの上面位置の検出を行うセンサであり、通過枚数検知センサ25は搬送ガイド17の上流側に設けられ、通過する紙葉類Pの通過枚数をカウントするセンサである。なお、上述した各センサは光学式のセンサであり、光軸を紙葉類Pが遮ることにより受光素子が出力する電流値の変化により判定するものである。
鑑別部26は紙葉類Pごとに外形サイズや斜行、重送を識別すると共に紙葉類Pの通過を検出し、制御部20により計数を行わせるためのものである。制御部20は各部の動作プログラムを保有すると共に、各部の制御を行うようになっている。更には、集積した紙葉類Pの情報を記憶する記憶部等があるが、本願に関係がないので説明は省略する。
(動作)
以上の構成により実施例の紙葉類集積装置は、以下のように動作する。本動作を図4ないし図7の紙葉類集積装置の動作説明図、および図8の紙葉類集積装置の動作フローチャート図を用いて以下詳細に説明する。なお、本説明では上面検知センサ19が紙葉類Pを検出すると、ステージ3を紙葉類P20枚に相当する量(一定量)だけ降下することとし、すでに降下動作してから紙葉類Pが5枚集積されている状態からの動作例とする。
先ず、紙葉類Pを紙葉類集積装置1に挿入すると(ステップS1)、図示しない検出器がこれを検知し、制御部20は紙葉類Pの取り込み動作を開始させることになる。
先ず、シャフトHPセンサ24にて反り発生シャフト9が図中左側にあることを確認し、HPに位置していないときにはシャフト移動用モータ21を駆動して反り発生シャフト9の位置を図4に実線で示す図中左側の初期位置に設定する(ステップS2)。
次に、取り込み動作により紙葉類Pが搬送され、鑑別部26を通過すると、鑑別部26にて紙葉類Pの識別と枚数が計数され、更に紙葉類収納部2に向けて搬送される。なお、外形サイズ異常や斜行、重送と判断された紙葉類Pは図示しないリジェクト券収納部に搬送される。
搬送される紙葉類Pが搬送ガイド17の上流側に設けられた通過枚数検知センサ25を通過する毎に紙葉類Pの通過枚数をカウントし(ステップS3)、搬送ガイド17に導かれてくる。
そして、ローラ対を構成する繰出ローラ4を反時計方向に、分離ローラ7を時計方向に回転させ、繰出ローラ4と分離ローラ7との間に挟んだ紙葉類Pを矢印A方向に搬送して紙葉類収納部2に放出すると共に、図4に示すように舌片ローラ10の舌片11cが紙葉類Pの後端を叩き落して、紙葉類Pを紙葉類収納部2のステージ3上に集積する(ステップS4)。
ここで、舌片11aないし11dの動作について詳細に説明する。図4に示すように、舌片ローラ10が時計方向に回転すると、先ず舌片11dの先端部が繰出ローラシャフト5に衝突し、舌片ローラ10の回転と同期した回転が一時的に妨げられて変形する。
さらに舌片ローラ10が回転すると、舌片11dは繰出ローラシャフト5から外れ、舌片ローラ10の回転に伴って折れ曲がり、図4に示す舌片11cのように紙葉類Pの後端を叩きつける。そして、さらに回転が進むと、紙葉類Pを叩き落した舌片11dは集積した紙葉類Pの上面と摺接しつつ離れ、図4に示す舌片11bの位置に回転する。
その間に、後続の舌片11aが繰出ローラシャフト5に衝突し同様の動作を繰り返す。舌片11b、11cについても同様の動作を行うことは言うまでもない。
続けて集積が続けられると、紙葉類収納部2に設けられた上面センサ19により集積された紙葉類Pの集積上面位置を検知する(ステップS5)。
このとき、制御部20は上面センサ19がONとなった場合、集積された紙葉類Pの集積枚数を確認する(ステップS6)。
更に、規定枚数(20枚)の集積が完了したか否かの判定を行い(ステップS7)、規定枚数の集積が完了していない場合、すなわち、図5に示すように強い折れくせの多い紙葉類Pなどが集積され、隙間の空いた集積状態の可能性が高いと判断した場合は、規定枚数(20枚)に到らないうちに上面検知センサ19がONしたものと判断する。例えば、10枚でONしたときは折りくせの強い紙葉類Pが集積されたと判定する。
制御部20は、反り発生シャフト9を図6に実線で示す紙葉類収納部2側に移動させ、舌片11aないし11dの回転軌跡空間T内に位置づける(ステップS8)。すると、図6に示すように反り発生シャフト9と舌片11dが当接し、可撓性を有する舌片11dが撓められ、舌片11cに示すようにその反発力により強い力で紙葉類Pを押さえつけ紙葉類Pの集積を行いステップS4ないしステップS7の動作を繰り返す。但し、この繰り返し動作時にはステップS8の反り発生シャフト9の更なる移動はない。
なお、ステップS7において、規定枚数集積されていると判定された場合に、上面検知センサ19がONしているかチェックして、ONしている場合は次ステップS10へ移る(ステップS9)。上面検知センサ19がOFFの場合はステップS2に戻り、反り発生シャフト9を初期位置に戻して以降の動作を繰り返す。
制御部20は、反り発生シャフト9による強い力で押さえつけても上面検知センサ19がONしている場合は集積された紙葉類Pの上面高さが規定枚数以下(20枚)でも、これ以上の集積を行うとジャムする可能性があるとして、ステージ昇降用モータ23を駆動してステージ3を一定量降下させる(ステップS10)。
そして、制御部20は、ステージ3の一定量降下させる動作と並行して反り発生シャフト9を初期位置に戻す。そしてステップS3以降の動作を繰り返し、挿入された紙葉類Pがなくなると(ステップS11)集積動作を終了する。
次に、紙葉類Pを紙葉類収納部2から繰出す動作について図4を用いて説明する。紙葉類Pを紙葉類収納部2から繰出して反集積方向に搬送する場合は、ステージ昇降用モータ23の駆動により紙葉類収納部2のステージ3を上昇させ、集積している最上位の紙葉類Pをピックアップローラ15に押圧する。
続けて、制御部20は図示しない駆動源を制御して、繰出ローラ4とピックアップローラ15を図4における時計方向に回転させる。
押圧された最上位の紙葉類Pは、ピックアップローラ15に取り付けられている高摩擦部材14と紙葉類Pとの間に働く摩擦力により、繰出しローラ4の方向へ搬送される。
搬送された紙葉類Pは、繰出ローラ4と分離ローラ7との間に挟まれ、繰出ローラ4に取り付けられている高摩擦部材6との間に働く摩擦力により搬送ガイド17の上流方向に搬送される。
このとき、分離ローラ7は紙葉類Pの集積方向のみに回転可能となっているため紙葉類Pが反集積方向に搬送されるときは停止しており、複数枚重なった紙葉類Pが繰出ローラ4と分離ローラ7との間に挟まれた場合、繰出ローラ4に接している最上位の紙葉類Pのみ分離されて繰り出される。
また、繰り出された紙葉類Pの先端が舌片ローラ10の舌片11aないし11dに衝突したとき、舌片ローラ10は図示しないワンウェイクラッチにより紙葉類Pの反集積方向に空転するようになっているので、紙葉類Pにより回転させられるが紙葉類Pの繰り出しを妨げる程の負荷ではない。
以上の実施例の説明では、可撓性のある舌片の回転を一時的に反り変形させるため、反り発生のためのシャフトを設けるように説明したが、例えばシャフト自身を回転可能に支持したり、小径のローラを設けても同一の機能を実現できる。また、紙葉類の集積状態を検出するセンサとして上面高さを検出する光学式センサを設けるように説明したが、例えば機械式レバーを用いて検出することでも同様の機能が得られる。
また、反り発生シャフト9を初期位置から図中右方向に移動可能とし、舌片11aないし11dへの反りの発生を大きくしてより強い力で紙葉類Pを押さえつけるように説明したが、例えば完封券(未使用に近い紙幣など)のような表面の摩擦係数が高い紙葉類Pの場合、舌片11aないし11dが紙葉類Pを強く押さえつけると、図7に示すように舌片11cの先端で紙葉類Paをフロント板2a側面に巻き込んでしまう可能性もあるので、反り発生シャフト9の初期位置は回転軌跡空間T外にしてある。
なお、係員操作部や顧客操作部に完封券の集積を設定できるスイッチなどを設け、紙葉類Pの補充等の際に係員や顧客が該スイッチを押すことにより、反り発生シャフト9を図7に示す矢印B1のように実線で示した初期位置側に移動させることで、舌片11aないし11dへの反りの発生を小さくしてやや弱い力で紙葉類Pを押さえつけるようにしても良い。
また、紙葉類Pが紙幣の場合には、鑑別部26による金種判定結果により、例えば海外紙幣等で剛度(腰)差があると判定した場合には、シャフト移動用モータ21により反り発生シャフト9の位置を移動させ、叩く力を増減するようにしても良い。
以上のように、本実施例の紙葉類集積装置によれば、前記舌片ローラの回転軸跡空間の内側に、紙葉類を押さえつける際の力を増加させる手段を設け、強い折れくせのある紙葉類であっても集積紙葉類を叩く力を増すことができるため、安定した集積状態が期待できる。
本発明は、紙葉類を取り扱う紙葉類集積装置に広く用いることができ、特に紙葉類として紙幣を取り扱う現金自動預払機などの紙幣収納装置に利用できる。
実施例の紙葉類集積装置の要部構成を示す側面図である。 実施例の紙葉類集積装置における紙葉類の取込部の構成を示す正面図である。 実施例の紙葉類集積装置の制御ブロック図である。 実施例の紙葉類集積装置の動作を説明する図である。 実施例の紙葉類集積装置の動作を説明する図である。 実施例の紙葉類集積装置の動作を説明する図である。 実施例の紙葉類集積装置の動作を説明する図である。 実施例の紙葉類集積装置の動作フローチャート図である。
符号の説明
1 紙葉類集積装置
2 紙葉類収納部
3 ステージ
4 繰出ローラ
5 繰出しローラシャフト
6 高摩擦部材
7 分離ローラ
8 分離ローラシャフト
9 反り発生シャフト
10 舌片ローラ
11a〜11d 舌片
12 搬送ローラ
14 高摩擦部材
15 ピックアップローラ
16 ピックアップローラシャフト
17 搬送ガイド
19 上面検知センサ
24 シャフトHPセンサ
25 通過枚数検知センサ
P 紙葉類

Claims (6)

  1. 紙葉類を積層し収納する紙葉類収納部と、
    前記紙葉類収納部内に積層された紙葉類を叩き、更に押さえつけることが可能な舌片を有する紙葉類集積装置であって、
    前記舌片を可撓性材料により形成すると共に、
    前記紙葉類を前記舌片により押さえつける際の力を変化させる手段を設けたことを特徴とする紙葉類集積装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類集積装置であって、
    前記力を変化させる手段は、前記舌片の動作軌跡空間内に進退可能な障害物による紙葉類集積装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類集積装置であって、
    前記紙葉類収納部内に集積された紙葉類の集積状態により、前記障害物の進退量を制御する紙葉類集積装置。
  4. 請求項3記載の紙葉類集積装置であって、
    前記紙葉類の集積状態は、集積された紙葉類の上面位置を検知することにより判断される紙葉類集積装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の紙葉類集積装置であって、
    前記紙葉類収納部に積層される前に、前記紙葉類を識別する鑑別部を配し、
    該鑑別部を通過する前記紙葉類の識別結果により、前記紙葉類を押さえつける際の力を変化させる紙葉類集積装置。
  6. 紙葉類を積層し収納する紙葉類収納部と、
    該紙葉類収納部内に紙葉類を放出するためのローラ対により構成される取込部と、
    前記紙葉類収納部内に積層された紙葉類上を摺接可能な長さを有し、かつ回転動作可能な舌片を有する紙葉類集積装置であって、
    前記舌片を可撓性材料により形成すると共に、前記ローラ対の一方のローラ軸に軸支される舌片ローラを構築し、
    該舌片ローラの動作軌跡空間内に進退可能な障害物を配することにより、前記舌片が該障害物に当接した際にその撓み量を増減させ、続けての回転動作により当接解除されると、それまでの撓みエネルギーを前記紙葉類に加えることを特徴とする紙葉類集積装置。
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