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JP2009038077A - プリモールドパッケージ型半導体装置及びその製造方法、モールド樹脂体、プリモールドパッケージ、マイクロフォンチップパッケージ - Google Patents

プリモールドパッケージ型半導体装置及びその製造方法、モールド樹脂体、プリモールドパッケージ、マイクロフォンチップパッケージ Download PDF

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JP2009038077A JP2007198674A JP2007198674A JP2009038077A JP 2009038077 A JP2009038077 A JP 2009038077A JP 2007198674 A JP2007198674 A JP 2007198674A JP 2007198674 A JP2007198674 A JP 2007198674A JP 2009038077 A JP2009038077 A JP 2009038077A
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Hiroshi Saito
博 斉藤
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Yamaha Corp
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Abstract

【課題】簡単な構造で、さらなるコスト低減を図る。
【解決手段】リードフレーム5の少なくとも一部を埋設した状態のモールド樹脂体6が、半導体チップ2,3を搭載する底壁部31と、該底壁部31の周縁部から立設した周壁部32とを備える箱型に形成されるとともに、前記リードフレーム5に、半導体チップ2,3の裏側に配置されるシールド板部12と、該シールド板部12又は前記半導体チップ2,3のいずれかに接続状態で前記底壁部31の裏面に露出する複数の実装用外部端子部とを備え、前記周壁部32の上端面32aに半導体チップ2,3の上方を覆う蓋体7が固着されてなり、前記蓋体7が導電性材料により構成されるとともに、前記周壁部32の上端面32aに、前記シールド板部12から周壁部32内を経由して立ち上げられたアーム部13の先端部13aが露出され、その露出端部に前記蓋体7が電気接続状態に固定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、箱型をなすモールド樹脂体の底壁部にリードフレームが埋設されたプリモールドパッケージ型半導体装置に関する。
プリモールドパッケージ型半導体装置は、リードフレームに樹脂をモールドすることにより、平板状あるいは箱型等のモールド樹脂体をリードフレームに一体に形成し、そのモールド樹脂体に半導体チップを搭載して蓋体等を取り付けてなるものである。
このようなプリモールドパッケージ型半導体装置として、従来、特許文献1に示すものがある。この半導体装置は、圧力センサやマイクとして使用されるもので、リードフレームの中央部分に配置したステージ部に半導体チップが搭載されるとともに、このステージ部の裏側にステージ部よりも大きいモールド樹脂体が一体に設けられ、このモールド樹脂体においてステージ部からはみ出している周壁部の上面にステージ部から張り出した吊りリードの途中部分が露出状態に配置されている。一方、このモールド樹脂体に被せられる蓋体が金属製のカップ状に形成され、その周縁部をモールド樹脂体の周壁部に接合して被せられることにより、半導体チップの周囲に空間を形成するとともに、金属製蓋体と吊りリードの露出部分とが電気的に接続状態とされている。
そして、この蓋体の外側が樹脂封止されてモールド樹脂体と一体化され、また、吊りリードの先端部及びステージ部の外側方位置に配置されるリード部の各先端部は、モールド樹脂体の裏面にそれぞれ露出し、基板に実装したときに基板の回路に接続されるようになっている。
特開2007−66967号公報
このプリモールドパッケージ型半導体装置は、リードフレームのステージ部と金属製蓋体とを吊りリードの露出部分で接続状態とすることにより、半導体チップの周囲を金属部分で囲ってシールド性を高めたものであり、リードフレームに樹脂をモールドするという簡単な方法であるため、安価に生産することができるものであるが、吊りリードを立ち上げて、その途中部分をモールド樹脂体の周壁部上面に露出させた上で、先端側の部分を折り返すように再び下方に向け、その先端部をモールド樹脂体の裏面に露出させるという構造であるため、吊りリードが長くなるとともに、屈曲状態の吊りリードを埋設するため周壁部の厚さが大きくなる傾向にある。
本発明は、簡単な構造で、さらなるコスト低減を図ることができるプリモールドパッケージ型半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、リードフレームの少なくとも一部を埋設した状態のモールド樹脂体が、半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを備える箱型に形成され、前記周壁部の上端面に半導体チップの上方を覆う蓋体が固着されてなるプリモールドパッケージ型半導体装置において、前記リードフレームに、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、該シールド板部から延びるアーム部と、シールド板部又は前記半導体チップのいずれかに接続状態で前記底壁部の裏面に露出する複数の実装用外部端子部とを備え、前記蓋体が導電性材料により構成されるとともに、前記周壁部の上端面に、前記アーム部の先端部が露出され、その露出端部に前記蓋体が電気接続状態に固定されていることを特徴とする。
この半導体装置は、モールド樹脂体の周壁部の上端面にはアーム部の先端部を露出させるようにしたことから、このアーム部の長さはシールド板部から周壁部の上端面まで立ち上がるのに足りる寸法で十分であり、また、モールド樹脂体の周壁部は、一方向に立ち上がるアーム部を保持し得るもので足りるから、その厚さを小さいものとすることが可能である。
この場合、前記アーム部は前記周壁部内を経由している構成とするとよく、周壁部内に設けられることにより、ボンディングワイヤ等の内部配線との短絡発生が防止される。
また、アーム部を複数設けた構成とすることにより、これらアーム部の先端部がモールド樹脂体の周壁部上端面における複数個所に露出することになり、蓋体との電気接続状態を確実にしてシールド性を高めることができる。
これら複数のアーム部は、前記シールド板部を介して反対側に延びるように配置されている構成とするとよい。
この半導体装置の製造方法としては、リードフレームを射出成形金型のキャビティ内に配置して前記モールド樹脂体を成形する際に、前記シールド板部の一部を一方の金型の内面に部分的に接触させた状態とし、その接触状態でアーム部の先端部を他方の金型の内面で押さえてアーム部を弾性変形させながら型締めした後、前記キャビティ内に樹脂を射出して前記モールド樹脂体を成形することを特徴とする。
つまり、射出成形金型の一方の金型にリードフレームのシールド板部の一部を接触させ、他方の金型にアーム部の先端部を接触させた状態として型締めすることにより、弾性変形させられるアーム部の先端部は金型の内面に押圧した状態となる。この状態で樹脂を射出すると、アーム部の先端部は金型の内面に押圧されているので、その隙間に樹脂が侵入することが少なく、バリ等を生じることなく確実にアーム部先端部をモールド樹脂体から露出させることができる。
特にアーム部がシールド板部を介して反対側に延びるように複数配置されている場合には、各アーム部間が押し広げられるように弾性変形させられるので、各アーム部の先端部を確実に金型の内面に押圧させた状態とすることができる。
なお、シールド板部の一部も金型に接触した状態で射出成形されるため、モールド樹脂体から露出した状態となるが、部分的な露出であるので、実装時にはんだに触れないようにすることができる。
また、本発明のモールド樹脂体は、リードフレームの少なくとも一部を埋設するとともに、半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを備え、前記リードフレームは、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、前記シールド板部と接続して前記底壁部の裏面に露出する接地用外部端子部と、前記半導体チップと電気接続し前記底壁部の裏面に露出する実装用外部端子部と、前記シールド板部から立ち上げられ前記周壁部の上端面に先端部を露出するアーム部とを有することを特徴とする。
また、本発明のプリモールドパッケージは、半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを有し、リードフレームの少なくとも一部を埋設して箱型に形成されたモールド樹脂体と、前記周壁部の上端面に固着され半導体チップの上方を覆う蓋体とを備え、前記リードフレームは、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、前記シールド板部と接続して前記底壁部の裏面に露出する接地用外部端子部と、前記半導体チップと電気接続し前記底壁部の裏面に露出する実装用外部端子部と、前記シールド板部から立ち上げられ前記周壁部の上端面に先端部を露出するアーム部とを有し、前記蓋体が導電性材料で形成されるとともに、前記アーム部の先端部に電気接続状態に固定されていることを特徴とする。
この場合、前記アーム部は前記周壁部内を経由している構成とするとよい。
そして、本発明のマイクロフォンパッケージは、前記プリモールドパッケージを用いたマイクロフォンチップパッケージであって、 前記プリモールドパッケージはハウジングを形成し、該ハウジング内部を外方へ連通する音響孔を有し、ハウジング内部にマイクロフォンチップを備えることを特徴とする。
この場合、前記音響孔は、前記モールド樹脂体に設けられている構成としてもよい。このモールド樹脂体に音響孔を設ける場合は、このマイクロフォンパッケージを実装する場合の高さを抑えることができる。
本発明によれば、モールド樹脂体の周壁部の上端面にはアーム部の先端部を露出させるようにしたから、このリードフレームのアーム部の長さはシールド板部から周壁部の上端面まで立ち上がるのに足りる寸法で十分であるとともに、このアーム部を保持するモールド樹脂体の周壁部は、その厚さを小さいものとすることが可能であり、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、その製造方法によれば、金型によってアーム部を弾性変形させながら型締めすることにより、アーム部の先端部を金型内面に押圧させた状態として射出成形するので、この先端部をモールド樹脂体の周壁部の上端面に確実に露出させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1から図10は本発明の第1の実施形態を示している。この実施形態のプリモールドパッケージ型半導体装置1は、マイクロフォンチップパッケージであり、半導体チップとしてマイクロフォンチップ2と回路チップ3との二つのチップが設けられている。
このプリモールドパッケージ型半導体装置1のプリモールドパッケージ4は、図4及び図5に示すように、リードフレーム5と、このリードフレーム5に一体成形された箱型のモールド樹脂体6と、このモールド樹脂体6の上方を閉塞する蓋体7とを備える構成とされている。
リードフレーム5は、金属帯板に、図7に示す単位を1個のものとして1列で又は複数列並んでプレス加工により連続して形成されるものである。この明細書中では、図7に示す1個単位のものをリードフレームと称しており、以下では図7の上下方向を縦方向、左右方向を横方向というものとする。このリードフレーム5は、縦方向の中間部の二箇所に設けられている内枠11によって隣接するリードフレームとの間が接続状態とされている。
また、リードフレーム5の横方向の中央部には、全体として縦方向に延びるシールド板部12が形成されており、このシールド板部12の縦方向の両端部に、その縦方向を延長するように延びる主アーム部13と、この主アーム部13に直交する横方向の両方向に延びる一対の副アーム部14との3本ずつのアーム部がそれぞれ形成されている。そのうち、副アーム部14はその幅寸法が全長にわたって同一とされていることから、先端部14aも同じ幅で形成されているが、主アーム部13は、先端部13aがアーム部13に対してT字状をなすように形成されている。そして、これらアーム部13,14の基端部、つまり各アーム部13,14の分岐部の裏側表面に、これらアーム部13,14における他の部分よりも肉厚とされていることにより板厚方向に突出する突起部15がそれぞれ形成されている。すなわち、シールド板部12の両端部にそれぞれ突起部15が形成されており、これらの各突起部15を介して対をなすように2本の副アーム部14が両方向にそれぞれ突出しているとともに、両主アーム部13においては、その間に二つの突起部15を配置した状態とされている。
一方、これらアーム部13,14の間に位置するシールド板部12の中間部には、縦方向に延びる幹部16に対して横方向に突出する張り出し部17が複数個所に設けられるとともに、その張り出し部17の一つに実装用の外部端子部18、具体的には接地用外部端子部18が形成され、この接地用外部端子部18に接続状態にインナーリード部19が一体に形成されている。
また、このシールド板部12の各張り出し部17の間に、相互に接続状態とされたインナーリード部21と実装用の外部端子部22との組み合わせになるものが、前記接地用外部端子部18が設けられている側に1組、シールド板部12を介して反対側に2組配設され、それぞれ内枠11に連結されている。つまり、接地用も含めて外部端子部18,22とインナーリード部19,21との組み合わせが、シールド板部12の左右に2組ずつ、合計4組配置されており、それぞれ内枠11に連結されている。
この場合、各外部端子部18,22は、前記突起部15と同様に他の部分よりも肉厚とされて裏側に突出して形成されている。これら各外部端子部18,22及び前記突起部15は、この実施形態では、リードフレーム5の他の部分を裏側からハーフエッチングすることにより形成されている。図8は、図7に示すリードフレームの裏面を示しており、この図8においてハッチングした領域がハーフエッチングされる。
図7の一点鎖線はアーム部13,14及びインナーリード部19,21に対する折り曲げ線を示している。各アーム部13,14は、その折り曲げ線に沿って途中の二箇所で折り曲げられることにより、図1に示すようにクランク状に形成されており、シールド板部12から立ち上げられ先端部13a,14aの部分でさらに折り曲げられることにより、各先端部13a,14aがシールド板部12と平行になるように配置されている。この場合、各アーム部13,14の先端部13a,14aはそれぞれ外側に向けて折り曲げられているとともに、これら先端部13a,14aの表面とリードフレーム5の反対側の前記突起部15の表面(又はシールド板部12の外部端子部18,22の表面)との間の高さ寸法hが、このリードフレーム5単体の状態においては、モールド樹脂体6の高さ寸法Hよりも若干大きく設定されている(図4及び図9参照)。
また、各インナーリード部19,21もアーム部13,14と同様にクランク状に折り曲げられており、その先端部19a,21aがシールド板部12と平行に配置されている。この場合、インナーリード部19,21の高さはパッケージ4の高さの半分程度とされている。
このように構成されるリードフレーム5にモールド樹脂体6が一体に成形されている。このモールド樹脂体6は、図4及び図5に示すように、底壁部31と、この底壁部31の周縁部から立設した周壁部32とを備える箱型に形成されている。
底壁部31は、その裏面に、リードフレーム5における突起部15の表面及び外部端子部18,22の表面を露出させた状態で、シールド板部12、各アーム部13,14の基端部、及びインナーリード部19,21の基端部等を埋設している。周壁部32は、底壁部31の周縁部にほぼ垂直に立ち上げられており、内部に前記アーム部13,14の中間部分が埋設されているとともに、その上端面32aに各アーム部13,14の先端部13a,14aが露出している。この場合、図2に示すように、周壁部32の対向する二辺(図2では上下に配置される二辺)には、6本のアーム部13,14のうち、先端部がT字状をなしている2本のアーム部13の先端部13aがそれぞれ露出され、他の対向する二辺(図2の左右に配置される二辺)には、残りの4本のアーム部14の先端部14aが各辺の両端部付近に露出している。
また、このモールド樹脂体6には、底壁部31の中心位置を中心としてほぼ点対称位置の二箇所に、周壁部32の内面から底壁部31の上面にかけて棚部35が形成されている。これら棚部35は、周壁部32の高さのほぼ半分程度の高さに設定されており、その上面にインナーリード部19,21の先端部19a,21aが露出している。これらインナーリード部19,21は、前述したようにシールド板部12の左右に2本ずつ、図示例では、シールド板部12の一方側にインナーリード21が2本、他方側にインナーリード19とインナーリード21が1本ずつ配置されており、棚部35の一方(図2及び図3に示す例では左側の棚部)に、インナーリード部21の先端部21aが二つ露出され、棚部35の他方(図2及び図3に示す例では左側の棚部)には、インナーリード部19の先端部19aとインナーリード21の先端部21aとが一つずつ露出している。
そして、これら棚部35の側方空間における底壁部31の上面にマイクロフォンチップ2と回路チップ3との半導体チップがダイボンドによってそれぞれ固着されており、これら半導体チップ2,3間、及び回路チップ3と両棚部35上のインナーリード部19,21との間がボンディングワイヤ36によって接続されている。マイクロフォンチップ2は、音響等の圧力変動に応じて振動するダイヤフラム電極と固定電極とが対向配置され、ダイヤフラム電極の振動に伴う静電容量変化を検出するものである。また、回路チップ3は、マイクロフォンチップ2への電源の供給回路、マイクロフォンチップ2からの出力信号の増幅器等を備える構成とされている。
前記蓋体7は、銅、ステンレス、洋白等の導電性金属材料により、周壁部32の上端面32aの外形と同じ長方形状に形成されており、モールド樹脂体6に被せたときに内部空間37に連通する音響孔38が貫通状態に形成されている。そして、周壁部32の上端面32aに導電性接着材39を介して接着されることにより、この周壁部32に囲まれた空間37を覆うとともに、周壁部32の上端面32aに露出している各アーム部13,14の先端部13a,14aに電気的接続状態とされ、また、その音響孔38によって内部空間37を外部に連通させた状態としている。
なお、リードフレーム5における前記内枠11は、モールド樹脂体6の周縁において切断されている。
次に、このように構成される半導体装置1の製造方法について説明する。
まず、リードフレームとなる金属帯板をプレス加工によって打ち抜いた後、突起部15及び各外部端子部18,22となる部分をマスキングしてハーフエッチングすることにより、これら突起部15及び各外部端子部18,22を形成し、その後、曲げ加工等を施すことにより、リードフレーム5を形成する。
このとき、前述したように、各アーム部13,14の先端部13a,14aの表面と突起部15の表面との間の高さ寸法hが、モールド樹脂体6の高さ寸法Hよりも若干大きくなるように設定しておく。
次いで、このリードフレーム5を射出成形金型41のキャビティ42内に配置する。この射出成形金型41は、相対的に接近離間させられる一組の金型43,44を有しており、リードフレーム5の内枠11を両金型43,44の間に挟んだ状態とするとともに、この内枠11の間のインナーリード部19,21やシールド板部12等の成形部分をキャビティ42内に配置して、このリードフレーム5を埋設するように樹脂を射出成形してモールド樹脂体6を成形するものである。
この射出成形金型41を図9に示すように開いた状態として、その一方の金型43上にリードフレーム5を配置すると、リードフレーム5の裏側の突起部15及び外部端子部18,22(図9には不図示)はシールド板部12の他の部分の表面よりも突出して形成されていることから、これら突起部15及び外部端子部18,22の表面が一方の金型43の内面に接触した状態となる。この状態から他方の金型44を接近させていくと、各アーム部14(13)(図9にはアーム部13は不図示)の先端部14a(13a)の表面とリードフレーム5の反対側の突起部15の表面との間の高さ寸法hが、モールド樹脂体6の高さ寸法Hよりも若干大きく設定されていることから、まず、各アーム部14(13)の先端部14a(13a)が他方の金型44の内面に接触し、これを押さえながら型締めすることになる。
これらアーム部14(13)は、シールド板部12の両側に反対方向に向けて配置されているから、金型に44よって先端部14a(13a)が押されると、突起部15を支点として図9の鎖線で示すように両アーム部14(13)が押し広げられるようにして弾性変形させられる。そして、図10に示す型締め状態となると、弾性変形したアーム部14(13)の復元力によって先端部14a(13a)の上面が金型44の内面に押圧した状態となる。併せて、突起部15の表面及び外部端子部18,22の表面もアーム部13,14の復元力が作用して、金型43の内面に押圧した状態となる。なお、金型44の内面には棚部35を形成するための凹部45が形成されており、この凹部45の天面(棚部35の上面となる金型内面)にインナーリード部19,21(図9には不図示)の上面が接触した状態とされる。
この型締め状態でキャビティ42内に樹脂を射出してモールド樹脂体6を成形するのであるが、金型43,44内面に接触しているアーム部13,14の先端部13a,14a、突起部15、各外部端子部18,22がアーム部13,14の復元力によってそれぞれ金型43,44に押圧状態とされていることから、溶融樹脂の射出圧力によってリードフレーム5が金型43,44内で動くことがないとともに、アーム部13,14の先端部13a,14a上面と金型43内面との間、突起部15表面と金型44内面との間、各外部端子部18,22表面と金型44内面との間にそれぞれ溶融樹脂が流れ込むことがない。したがって、モールド樹脂体6の中にリードフレーム5の大部分が埋設状態とされるとともに、モールド樹脂体6の周壁部32の上端面32aに各アーム部13,14の先端部13a,14aが、またモールド樹脂体6の底壁部31の裏面に各外部端子部19,22がそれぞれ確実に露出した状態とされる。また、周壁部32の内側に形成される棚部35の上面にもインナーリード部19,21が露出させられる。
そして、このモールド樹脂体6の底壁部31の上に半導体チップ2,3をダイボンドにより固着し、棚部35上面のインナーリード部19,21とワイヤボンディングして接続状態とした後、各アーム部13,14の先端部13a,14aが露出している周壁部32の上端面32aに、別に製作しておいた蓋体7を導電性接着材39を介して接着する。
この状態では、パッケージ4はリードフレーム5の内枠11に接続された状態とされており、最後に、この内枠11をモールド樹脂体6の周縁から切断することにより、半導体装置1として完成する。
このように構成した半導体装置1は、そのパッケージ4の裏面に図6に示すように4個の外部端子部18,22が露出され、これら外部端子部18,22を基板(図示略)にはんだ付けすることにより実装される。この実装状態において、モールド樹脂体6の底壁部31を縦断するように埋設されているシールド板部12が、半導体チップ2,3の下方に配置され、このシールド板部12に接続状態の各アーム部13,14の先端部13a,14aが周壁部32の上端面32aにおいて蓋体7に導電性接着材39を介して電気的接続状態とされ、この蓋体7が半導体チップ2,3の上方を覆っているので、半導体チップ2,3はその周囲をシールド板部12や蓋体7等によって囲まれた状態となり、このシールド板部12に接続状態の外部端子部18を接地状態とすることにより、半導体チップ2,3を外部磁界からシールドすることができる。
そして、このシールド構造とするためのアーム部13,14は、その先端部13a,14aまでの部分が立ち上げられて、先端部13a,14aのみがモールド樹脂体6から露出した形状であり、アーム部13,14の大部分がモールド樹脂体6の周壁部32内に埋設された状態であるから、ボンディングワイヤ等の内部配線と短絡することがなく、また、従来技術の吊りリードのように、途中部分を屈曲状態として露出する構造と比べて、その長さが大幅に短くなるものである。このため、このアーム部13,14を埋設状態とするモールド樹脂体6の周壁部32も、アーム部13,14の立ち上げ部分のみが埋設されればよいだけであるから、薄く形成することが可能になり、もって、パッケージ全体の小型化及びコスト低減を図ることができる。
なお、前記実施形態では、リードフレーム5における各アーム部13,14の分岐部の裏側に形成した突起部15を射出成形金型41の内面に接触させて、型締め時におけるアーム部13,14の弾性変形の支点とする構成としたが、リードフレームに突起部15を設けるのではなく、図11及び図12に示すように、アーム部14の分岐部分の裏側表面をフラットとしたリードフレーム51としておき、金型52内面に突起部53を設けて、その突起部53をリードフレーム51におけるアーム部14の分岐部分に接触させる構成としてもよい。この場合は、金型52の突起部53の部分がモールド樹脂体6では図12に示すように凹部54となり、リードフレーム51の露出部が凹部54の奥の方に配置されるので、実装時にはんだが付着して短絡するおそれを極めて少なくすることができる。
また、図13から図は本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態において、第1の実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を簡略化する。
この実施形態におけるプリモールドパッケージ型半導体装置61もマイクロフォンチップパッケージであるが、前記第1の実施形態のプリモールドパッケージにおいては音響孔38が蓋体7に形成されていたのに対して、この実施形態のプリモールドパッケージ62では、図18に示すように蓋体63は孔のない平板とされ、モールド樹脂体64に、内部に埋設されているリードフレーム65を貫通するように音響孔66が設けられている構成である。
すなわち、リードフレーム65は、図13及び図14に示すように、シールド板部12の張り出し部17のうち、一方の主アーム部13が配置されている端部側の張り出し部17が、比較的大きな面積に形成されて相互に連結状態とされた平板部67とされており、この平板部67の幅方向の中央部に貫通孔68が形成されている。この場合、このリードフレーム65の裏面の外部端子部18,22は、前記第1の実施形態の場合と同様、他の部分をハーフエッチングすることによって形成されるが、このときに、貫通孔68の周辺部にも、該貫通孔68の周縁からわずかな間隔をおいて複数の突起部69が貫通孔68を囲むように形成される。図15においてハッチングした領域がハーフエッチングされる領域を示している。
そして、このリードフレーム65にモールド樹脂体64が一体に成形されており、このモールド樹脂体64の底壁部31に前記音響孔66が貫通状態に形成されている。この音響孔66は、モールド樹脂体64の底壁部31に埋設されているリードフレーム65の貫通孔68よりも小径に形成されるとともに、この貫通孔68と同心上に配置されており、この貫通孔68の内側に樹脂が筒状に形成され、その筒状の樹脂部分は、底壁部31の上面に突出していることにより、音響孔66を内部空間37に向けて延長する筒状突起部71とされている。
このように構成されたプリモールドパッケージ62を製造する場合、金属帯板にプレス加工、ハーフエッチング加工等を施すことにより、図13に示すようなリードフレーム65を形成する。この場合も前記第1の実施形態の場合と同様、各アーム部13,14の先端部13a,14aの表面と突起部15,69の表面との間の高さ寸法h(図19参照)が、モールド樹脂体64の高さ寸法H(図18参照)よりも若干大きくなるように設定しておく。
次いで、このリードフレーム65を射出成形金型72のキャビティ73内に配置する。この射出成形金型72は、一組の金型74,75の一方にピン76が突出状態に設けられるとともに、他方に、型締め時にピン76の先端部を挿入する穴77と、この穴77より若干大径の座ぐり部78とが同心上に形成され、ピン76を穴77に挿入状態としたときにピン76の回りで座ぐり部78が筒状の空所を形成するようになっている。
そして、このピン76をリードフレーム65の貫通孔63内に配置した状態として両金型74,75を閉じると、ピン76がキャビティ73内を貫通するように配置されることになり、そのピン76の部分が音響孔66になるものである。また、この型締め状態において、リードフレーム65の貫通孔68の周囲の突起部69が金型74の内面に接触することから、この貫通孔66の位置とは反対側の端部に設けられている突起部15と同様に、他方の金型75によりアーム部13(14)の先端部13a(14a)が押さえられる際に突起部69が支点となってアーム部13(14)を弾性変形させ、その先端部13a(14a)を金型75内面に強固に押圧した状態とすることができる。
そして、この型締め状態でキャビティ73内に樹脂を射出することによりモールド樹脂体64が形成され、その底壁部31上に半導体チップ2,3をダイボンドにより固着し、ワイヤボンディング後、周壁部32の上端面32aに蓋体63を固着する。この場合、音響孔66の周囲に形成されている筒状突起部71は、ダイボンド時の接着剤をせき止め、音響孔66内に流れ込むことを防止することができる。
この実施形態のように音響孔66をモールド樹脂体64に設けたことにより、この半導体装置61を基板に実装して携帯電話機等に内蔵する場合に、その実装状態の高さを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の具体的構成については、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、前記実施形態では半導体装置としてマイクロフォンパッケージに適用した例を示したが、マイクロフォン以外にも、圧力センサ、加速度センサ、磁気センサ、流量センサ、風圧センサ等にも適用することが可能である。この場合、前記実施形態のマイクロフォンにおいては、音響孔のような内部空間と外部とを連通させる連通孔が必要であったが、センサの種類によっては連通孔が不要になる場合や、流量センサのように二つの連通孔が必要になる場合がある。
また、前記外部端子部は、前記実施形態では4端子の構成とし、例えば電源用、出力用、ゲイン用、接地用にそれぞれ供されるようにしたが、少なくとも電源用、出力用、接地用の端子部があればよい。その場合、接地用外部端子部を2個設けるようにしてもよい。また、内部に格納される半導体チップによっては端子数が実施形態のものより増えることもある。
さらに、前記アーム部も実施形態ではシールド板部を介して両側に対をなすように設けたが、必ずしも両側に配置されていなくてもよく、射出成形金型内に配置した際にアーム部の先端部が押圧されてアーム部が弾性変形し得るものであればよい。さらに、突起部や外部端子部をハーフエッチングにより形成したが、エンボス加工、コイニング加工等により形成してもよい。
本発明の第1の実施形態の半導体装置においてモールド樹脂体に埋設されているリードフレームの一部を省略した斜視図である。 リードフレームに一体化されているモールド樹脂体の平面図である。 図2に示す状態から半導体チップを搭載した状態を示す平面図である。 蓋体を固着した組み立て状態における縦断面図であり、図3のA−A線に沿う部分に相当する。 図4の組み立て状態における横断面図であり、図3のB−B線に沿う部分に相当する。 図4の組み立て状態におけるプリモールドパッケージの裏面図である。 図1のリードフレームを展開した平面図である。 図7に示す展開したリードフレームの裏面図である。 プレス加工されたリードフレームを射出成形金型の一方の金型に設置した状態を示す断面図である。 図9に示す状態から型締めした状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態の半導体装置を製作する際の図5同様の断面図である。 図11に示す状態からモールド樹脂体を一体成形した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置においてモールド樹脂体に埋設されているリードフレームの一部を省略した斜視図である。 図13のリードフレームを展開した平面図である。 図14に示す展開したリードフレームの裏面図である。 リードフレームに一体化されているモールド樹脂体に半導体チップを搭載した状態を示す平面図である。 図16に示すプリモールドパッケージの裏面図である。 蓋体を固着した組み立て状態のプリモールドパッケージの縦断面図であり、図17のC−C線に沿う部分に相当する。 プレス加工されたリードフレームを射出成形金型の一方の金型に設置した状態を示す断面図である。 図19に示す状態から型締めした状態を示す断面図である。
符号の説明
1 プリモールドパッケージ型半導体装置(マイクロフォンチップパッケージ)
2 マイクロフォンチップ(半導体チップ)
3 回路チップ(半導体チップ)
4 プリモールドパッケージ
5 リードフレーム
6 モールド樹脂体
7 蓋体
12 シールド板部
13 主アーム部
13a 先端部
14 副アーム部
14a 先端部
15 突起部
18 接地用外部端子部
19 インナーリード部
21 インナーリード部
22 外部端子部
31 底壁部
32 周壁部
36 ボンディングワイヤ
37 内部空間
38 音響孔
39 導電性接着材
41 射出成形金型
42 キャビティ
43,44 金型
51 リードフレーム
52 金型
53 突起部
61 プリモールドパッケージ型半導体装置(マイクロフォンチップパッケージ)
62 プリモールドパッケージ
63 蓋体
64 モールド樹脂体
65 リードフレーム
66 音響孔
68 貫通孔
69 突起部
71 筒状突起部
72 射出成形金型
73 キャビティ
74,75 金型
76 ピン
77 穴
78 座ぐり部

Claims (9)

  1. リードフレームの少なくとも一部を埋設した状態のモールド樹脂体が、半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを備える箱型に形成され、前記周壁部の上端面に半導体チップの上方を覆う蓋体が固着されてなるプリモールドパッケージ型半導体装置において、
    前記リードフレームに、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、該シールド板部から延びるアーム部と、シールド板部又は前記半導体チップのいずれかに接続状態で前記底壁部の裏面に露出する複数の実装用外部端子部とを備え、
    前記蓋体が導電性材料により構成されるとともに、前記周壁部の上端面に、前記アーム部の先端部が露出され、その露出端部に前記蓋体が電気接続状態に固定されていることを特徴とするプリモールドパッケージ型半導体装置。
  2. 前記アーム部は前記周壁部内を経由していることを特徴とする請求項1記載のプリモールドパッケージ型半導体装置。
  3. 前記アーム部は複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリモールドパッケージ型半導体装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプリモールドパッケージ型半導体装置の製造方法であって、
    前記リードフレームを射出成形金型のキャビティ内に配置して前記モールド樹脂体を成形する際に、前記シールド板部の一部を一方の金型の内面に部分的に接触させた状態とし、その接触状態でアーム部の先端部を他方の金型の内面で押さえてアーム部を弾性変形させながら型締めした後、前記キャビティ内に樹脂を射出して前記モールド樹脂体を成形することを特徴とするプリモールドパッケージ型半導体装置の製造方法。
  5. リードフレームの少なくとも一部を埋設するとともに、半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを備え、
    前記リードフレームは、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、前記シールド板部と接続して前記底壁部の裏面に露出する接地用外部端子部と、前記半導体チップと電気接続し前記底壁部の裏面に露出する実装用外部端子部と、前記シールド板部から立ち上げられ前記周壁部の上端面に先端部を露出するアーム部とを有することを特徴とするモールド樹脂体。
  6. 半導体チップを搭載する底壁部と、該底壁部の周縁部から立設した周壁部とを有し、リードフレームの少なくとも一部を埋設して箱型に形成されたモールド樹脂体と、
    前記周壁部の上端面に固着され半導体チップの上方を覆う蓋体とを備え、
    前記リードフレームは、前記底壁部内に埋設されるシールド板部と、前記シールド板部と接続して前記底壁部の裏面に露出する接地用外部端子部と、前記半導体チップと電気接続し前記底壁部の裏面に露出する実装用外部端子部と、前記シールド板部から立ち上げられ前記周壁部の上端面に先端部を露出するアーム部とを有し、
    前記蓋体が導電性材料で形成されるとともに、前記アーム部の先端部に電気接続状態に固定されていることを特徴とするプリモールドパッケージ。
  7. 前記アーム部は前記周壁部内を経由していることを特徴とする請求項6記載のプリモールドパッケージ。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のプリモールドパッケージを用いたマイクロフォンチップパッケージであって、
    前記プリモールドパッケージはハウジングを形成し、
    該ハウジングの内部空間を外方へ連通する音響孔を有し、ハウジング内部にマイクロフォンチップを備えることを特徴とするマイクロフォンチップパッケージ。
  9. 前記音響孔は、前記モールド樹脂体に設けられていることを特徴とする請求項8記載のマイクロフォンチップパッケージ。
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