JP2009017905A - 遊技台 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技者が遊技操作に関する情報を見逃すおそれのない遊技台を提供する。
【解決手段】遊技台は、遊技者の遊技操作の指標となる情報が描かれた遊技操作指標図柄が変動表示される可変表示部と、可変表示部に表示される複数の図柄の変動および停止を制御する図柄変動制御手段を備えており、図柄変動制御手段は、可変表示部に遊技操作指標図柄を停止表示させる。
【選択図】図16
【解決手段】遊技台は、遊技者の遊技操作の指標となる情報が描かれた遊技操作指標図柄が変動表示される可変表示部と、可変表示部に表示される複数の図柄の変動および停止を制御する図柄変動制御手段を備えており、図柄変動制御手段は、可変表示部に遊技操作指標図柄を停止表示させる。
【選択図】図16
Description
本発明は、スロットマシンやパチンコ等に代表される遊技台に関する。
近年の遊技台は、メダルを投入してスタートレバーを操作することでリールが回転し、停止ボタンを操作することでリールを停止させ、内部抽選によって役を内部決定し、表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組合せが表示されると役が成立し、メダルの払出を伴う役が成立した場合には、規定数のメダルが払出されるようになっている。そして、このような遊技台の一つとして、所定の操作手順でなければ役に対応する図柄組合せを表示することができないように構成し、所定の条件を満たした場合に前記所定の操作手順を遊技者に報知するようにして、入賞役に対応する図柄組合せを表示させる、いわゆるAT機と呼ばれる遊技台が存在し、その報知方法としてストップボタンの電飾を使用した遊技台が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−42885号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の遊技台においては、ストップボタンという遊技者があまり注目しない箇所において操作手順を報知していたため、遊技者が報知に気づかずに役の入賞を逃してしまい、遊技者の遊技意欲を減退させてしまうといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、遊技者が遊技操作に関する情報を見逃すおそれのない遊技台を提供することを目的とする。
本発明は、複数の図柄が変動表示される可変表示部と、前記可変表示部に表示される前記複数の図柄の変動および停止を制御する図柄変動制御手段と、を備えた遊技台であって、前記複数の図柄は、少なくとも、遊技者の遊技操作の指標となる情報を含む遊技操作指標図柄を有し、前記図柄変動制御手段は、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、遊技台である。
本発明に係る遊技台によれば、遊技者が遊技中に最も注目する可変表示部によって遊技操作の指標となる情報を表示することができる上に、遊技者は可変表示部に視線を固定した状態で遊技を進行しつつ遊技操作の指標となる情報を取得することができる。そのため、遊技操作の分からない遊技者や、遊技操作に不慣れな初心者であっても、遊技操作の指標となる情報を確実に取得することが可能で、ストップボタンなどによって操作手順の報知を行っていた従来の遊技台に比べ、遊技者に対して遊技操作に関する情報を確実に報知することができ、遊技者が遊技操作に関する情報を見逃すおそれがない。
また、前記遊技者による遊技操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記遊技操作指標図柄は、前記操作部の操作の指標となる情報が描かれた図柄であれば、遊技者に対して操作部の操作に関する情報を確実に報知することができる。
また、前記遊技操作指標図柄は、前記遊技者の遊技操作の操作順序に関する情報が描かれた図柄であれば、遊技者に対して遊技操作の操作順序に関する情報を確実に報知することができる。
また、前記遊技操作指標図柄は、前記可変表示部に表示される所定の図柄の表示に関する情報が描かれた図柄であれば、遊技者に対して所定の図柄に関する情報を確実に報知することができる。
また、前記遊技操作指標図柄は、前記可変表示部による前記複数の図柄の変動表示を前記遊技者の遊技操作によらずに停止させる自動停止に関する情報が描かれた図柄であれば、遊技者に対して図柄の変動表示の自動停止に関する情報を確実に報知することができる。
また、前記遊技操作指標図柄は、予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せを構成するいずれの図柄にも含まれないブランク図柄であれば、役の内部当選の当否に関係なく遊技操作指標図柄を表示させることができる。
また、前記可変表示部は、前記複数の図柄が施され、回転駆動される複数のリールであり、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、をさらに備え、前記図柄変動制御手段は、前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させれば、遊技操作指標図柄の停止態様にバリエーションを持たせることができ、遊技者に対して遊技操作に関する複数の情報を提供することができる。
また、各種画像情報を表示する画像表示部と、前記画像表示部の画像表示の制御を行う画像表示制御手段と、をさらに備え、前記画像表示制御手段は、前記画像表示部に前記遊技操作指標図柄に関する画像を表示させれば、可変表示部に加えて画像表示部によっても遊技操作に関する情報を報知することが可能となるため、遊技者に対して遊技操作に関する情報をより確実に報知することができる。
また、予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せが描かれた役情報表示部をさらに備え、前記役情報表示部は、前記遊技操作指標図柄を前記役情報表示部に描かれた他の図柄よりも強調して表示可能であれば、可変表示部に加えて役情報表示部によっても遊技操作に関する情報を報知することが可能となるため、遊技者に対して遊技操作に関する情報をより確実に報知することができる。
また、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段をさらに備え、前記図柄変動制御手段は、前記抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて遊技状態が他の遊技状態に移行される際に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させれば、遊技者に対して遊技状態が移行する前に遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、遊技状態が不利な遊技状態に移行されてしまうような場合には遊技状態が移行しないように遊技操作を行うことが可能となる。
また、第1の抽選データを用いて再遊技役の内部抽選を行う第1の遊技状態、および前記第1の抽選データとは異なる第2の抽選データを用いて前記再遊技役の内部抽選を行う第2の遊技状態を少なくとも含む複数種類の遊技状態の設定を行う遊技状態設定手段をさらに備え、前記図柄変動制御手段は、前記抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて前記第1の遊技状態が前記第2の遊技状態に移行される場合に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させれば、遊技者に対して遊技状態が第1の遊技状態から第2の遊技状態に移行する前に遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、第1の遊技状態が不利な第2の遊技状態に移行されてしまうような場合には遊技状態が移行しないように遊技操作を行うことが可能となる。
また、所定の遊技媒体を獲得した場合に遊技状態が変化する遊技状態の設定を行う遊技設定手段をさらに備え、前記図柄変動制御手段は、前記遊技状態中に前記所定の遊技媒体の払出を伴う役が内部当選した場合に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させれば、ボーナス遊技中に遊技媒体の払出を伴う役が入賞する前に遊技者に対して遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、内部当選した役が入賞するように(または、入賞しないように)遊技操作を行うことが可能となる。
また、前記遊技操作指標図柄は、異なる複数の図柄に関する情報が描かれた図柄であれば、一つの遊技操作指標図柄によって複数の情報を報知することが可能となる。
また、前記遊技操作指標図柄は、前記異なる複数の図柄が一体的に描かれた図柄であれば、一体的に描かれた複数の図柄が関連していること、例えば、複数の役に同時に内部当選することが可能な重複役(同時当選役)を構成する図柄であることを間接的に示唆することができる。
なお、本発明に係る遊技台は、前記種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、前記リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて停止された前記リールによって表示される図柄組合せが、前記内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、前記図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、前記所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、をさらに備えたスロットマシンに好適である。
本発明はまた、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、前記リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて停止された前記リールによって図柄表示窓の入賞ライン上に表示される図柄組合せが、前記内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、前記図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、前記所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えた遊技台であって、前記複数種類の図柄には、遊技に関する遊技情報が描かれた遊技情報図柄が少なくとも含まれ、前記リール停止制御手段は、前記リールを停止制御して前記図柄表示窓に前記遊技情報図柄を停止表示させることを特徴とする、遊技台である。
本発明に係る遊技台によれば、遊技者が遊技中に最も注目するリールによって遊技操作の指標となる情報を表示することができる上に、遊技者はリールに視線を固定した状態で遊技を進行しつつ遊技操作の指標となる情報を取得することができる。そのため、遊技操作の分からない遊技者や、遊技操作に不慣れな初心者であっても、遊技操作の指標となる情報を確実に取得することが可能で、ストップボタンなどによって操作手順の報知を行っていた従来の遊技台に比べ、遊技者に対して遊技操作に関する情報を確実に報知することができる。
なお、従来の遊技台には、リールの前面に液晶表示装置を設け、この液晶表示装置によって遊技操作に関する情報を表示するものがあるが、液晶表示装置によってリールの視認性が阻害されて遊技者に不快感を与える場合がある。これに対して、本発明に係る遊技台は、リールの視認性を一切阻害することなく遊技操作に関する情報を提供することが可能である。また、遊技店には、遊技操作に関する情報を記載した小冊子が用意されている場合もあるが、遊技者の中には、このような小冊子を見ない者や、小冊子に気が付かない者がいる。これに対して、本発明に係る遊技台は、遊技者が遊技中に最も注目するリールによって遊技操作の指標となる情報を表示することができる。
また、前記遊技情報は、前記内部当選した役に関する情報であれば、遊技者に対して内部当選役に関する情報を確実に報知することができる。
本発明に係る遊技台によれば、遊技者が遊技操作に関する情報を見逃すおそれがない。
以下、図面を用いて、本発明の実施例1に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施例1に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、図1はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
まず、図1を用いて、本実施例1に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、図1はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施例1において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例1では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110〜112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。なお、このバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。
さらに、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
リール110〜112の前方には、リール前パネル161(詳細は後述)が配設されており、このリール前パネル161には、後述する入賞ライン表示ランプ120などの各種ランプや、後述する払出枚数表示器125などの各種表示器が設けられている。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。
払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナス遊技中(BB遊技中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例1においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130または131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110〜112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110〜112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137〜139を操作すると対応するいずれかのリール110〜112が停止することになる。チャンスボタン170は、LCD157を用いて実行している演出に所定の変化が現れるように演出を制御するためのボタンである。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出するための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例1では発光可能な受皿を採用しており、以下受皿ランプと呼ぶこともある。
スロットマシン100は、開閉自在な扉(シャッター)163が前面に取り付けられた液晶表示装置(LCD)157を備えており、このLCD157には、例えば小役告知等の各種の情報が表示される。また、上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ156は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
<リール前パネル>
図2は、上述のリール前パネル161を拡大して示した部分拡大図である。このリール前パネル161の上部には、リール前パネル161に向かって左側から、7図柄、カラ回し図柄、ベル図柄、リプレイ図柄、揃えるな図柄、チェリー図柄(各図柄については後述する)がそれぞれ施されており、リール前パネル161の裏面の各図柄の相当位置には、各図柄を裏側から照らして光らせ、他の図柄よりも強調するためのLED(図示省略)が配設されている。また、ベル図柄とチェリー図柄の右横には、払出枚数を示す数字(この例では1)が施されている。さらに、リール前パネル161の下部の各種表示器125〜127の両側には、後述する入賞役の図柄組合せと、各入賞役に対応する作動または払出枚数が施されている。なお、本実施例では、リール前パネル161の上部に各図柄を施す例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、リール前パネル161の側部に各図柄を施してもよく、また、リール前パネル161以外のパネル(例えばタイトルパネル162)に各図柄を施してもよい。また、遊技台においては、各遊技店に出荷した後にパネルやランプカバー等の装飾部品だけを交換することで遊技者に新鮮味を与えるようなサービスが慣例化しているが、出荷時には、入賞役を強調位置に配置しないパネルを使用し、交換時には、入賞役を強調位置に配置したパネルを使用するようにしてもよい。
図2は、上述のリール前パネル161を拡大して示した部分拡大図である。このリール前パネル161の上部には、リール前パネル161に向かって左側から、7図柄、カラ回し図柄、ベル図柄、リプレイ図柄、揃えるな図柄、チェリー図柄(各図柄については後述する)がそれぞれ施されており、リール前パネル161の裏面の各図柄の相当位置には、各図柄を裏側から照らして光らせ、他の図柄よりも強調するためのLED(図示省略)が配設されている。また、ベル図柄とチェリー図柄の右横には、払出枚数を示す数字(この例では1)が施されている。さらに、リール前パネル161の下部の各種表示器125〜127の両側には、後述する入賞役の図柄組合せと、各入賞役に対応する作動または払出枚数が施されている。なお、本実施例では、リール前パネル161の上部に各図柄を施す例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、リール前パネル161の側部に各図柄を施してもよく、また、リール前パネル161以外のパネル(例えばタイトルパネル162)に各図柄を施してもよい。また、遊技台においては、各遊技店に出荷した後にパネルやランプカバー等の装飾部品だけを交換することで遊技者に新鮮味を与えるようなサービスが慣例化しているが、出荷時には、入賞役を強調位置に配置しないパネルを使用し、交換時には、入賞役を強調位置に配置したパネルを使用するようにしてもよい。
<制御部>
次に、図3及び図4を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
次に、図3及び図4を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、図3を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、同図は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
まず、図3を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、同図は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
さらに、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口134に投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバーセンサ321はスタートレバー135の操作を検出するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検出するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検出するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダル及びベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検出するためのセンサである。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示省略。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
さらに、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110〜112の図柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、扉・液晶画面制御部490からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。さらに、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、受け皿ランプ156、払出口ストロボ171を制御する。払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置157及び扉163を制御する制御部である。
<図柄配列>
次に、図5を用いて、上述の各リール110〜112に施される図柄配列について説明する。なお、同図は、各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施される図柄の配列を平面的に展開して示した図である。
次に、図5を用いて、上述の各リール110〜112に施される図柄配列について説明する。なお、同図は、各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施される図柄の配列を平面的に展開して示した図である。
各リール110〜112には、複数種類の図柄が所定コマ数(本実施例では、番号0〜20の21コマ)だけ配置されている。また、同図の左端に示した番号0〜20は、各リール110〜112上の図柄の配置位置を示す番号(図柄番号)である。例えば、本実施例では、左リール110の番号1のコマには「REG図柄」、中リール111の番号0のコマには「リプレイ図柄」、右リール112の番号1のコマには「ベル図柄」がそれぞれ配置されている。
本実施例で採用する図柄には、いずれかの入賞役(詳細は後述)の図柄組合せを構成する入賞役図柄と、いずれの入賞役の図柄組合せも構成しないブランク図柄があり、入賞役図柄には、7図柄と、REG図柄と、ベル図柄と、リプレイ図柄と、揃えるな図柄と、チェリー図柄、カラ回し図柄がある。揃えるな図柄は、後述するRT1遊技において、右リール112に施されたチェリー図柄を入賞ライン114上に揃えないように示唆する図柄である。カラ回し図柄は、リール110〜112のカラ回し、すなわち、リール110〜112のうちの少なくとも1つのリールについて停止操作を行わずに自動停止させるように示唆する図柄である。なお、本実施例では、スタートレバー135の操作によるリール110〜112の回転開始から、ストップボタン137〜139の操作によるリール110〜112の停止までの時間が所定時間(例えば30秒)を経過した場合に、回転中のリールを自動停止させるように構成している。
一方、ブランク図柄には、順押し図柄と、挟み打ち図柄と、星図柄がある。順押し図柄は、リール110〜112を順押し、すなわち、左リール110→中リール111→右リール112の順番で操作することを示唆する図柄である。挟み打ち図柄は、リール110〜112を挟み打ち、すなわち、左リール110→右リール112→中リール111、または、右リール112→左リール110→中リール111の順番で操作することを示唆する図柄である。星図柄は、特に意味のない図柄である。
なお、本実施例では、入賞役図柄である、揃えるな図柄およびカラ回し図柄と、ブランク図柄である、順押し図柄および挟み打ち図柄を、遊技者の遊技操作の指標となる図柄として、「遊技操作指標図柄」と称する場合がある。これら遊技操作指標図柄の役割については後述する。
<入賞役の種類>
次に、図6および図7を用いて、スロットマシン100の入賞役の種類について説明する。
次に、図6および図7を用いて、スロットマシン100の入賞役の種類について説明する。
スロットマシン100では、遊技状態毎に以下に説明する入賞役が採用されている。なお、各遊技状態における入賞役の種類は、本実施例1で示す入賞役に限定されるものではなく、任意に採用できることは言うまでもない。
また、本実施例1における入賞役のうち、ビッグボーナス(BB)およびレギュラーボーナス(RB)はボーナス遊技に移行する図柄として、また、再遊技(リプレイ)は新たにメダルを投入することなく再遊技が可能となる図柄として、それぞれ入賞役とは区別され「作動役」と呼ばれる場合があるが、本実施例1における「入賞役」には、作動役である、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技が含まれる。
さらに、本発明に係る「入賞」には、メダルの配当を伴わない作動役の図柄組合せが、有効化された入賞ライン114上に表示される場合も含まれ、例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技への入賞が含まれる。
<通常遊技>
図7(a)は、通常遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
図7(a)は、通常遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
抽選値は、所定の乱数範囲(本実施例1では0〜65535)のうち、各入賞役の当選となる範囲の大きさを示したものである。各入賞役の当選確率は、各抽選値を前記所定の乱数範囲の大きさで除した値となる。乱数値は予めいくつかの数値範囲に分割され、その各数値範囲に各入賞役やハズレが対応付けられる。なお、図柄抽選データは、設定1〜設定6まで存在し(図7には設定1における図柄抽選データのみ示している)、遊技店の係員等はいずれかを任意に選択し、設定することができる。
通常遊技の入賞役には、ビッグボーナス(BB)と、レギュラーボーナス(RB)と、グループ役1(小役1、小役2)と、グループ役2(小役1、小役2、小役3)と、小役4と、再遊技(リプレイ)がある。
「ビッグボーナス(BB)」は、入賞により特別遊技であるビッグボーナス遊技(BB遊技)が開始される特別役(作動役)である。対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「7−7−7」である。
「レギュラーボーナス(RB)」は、入賞によりレギュラーボーナス遊技(RB遊技)が開始される特殊役(作動役)である。対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「REG−REG−REG」である。
「小役(小役1、小役2、小役3、小役4)」は、入賞により所定数のメダルが払い出される入賞役で、本実施例1の場合、対応する図柄組み合わせは、小役1が「ベル−リプレイ−ベル」、小役2が「ベル−ベル−リプレイ」、小役3が「7−REG−REG」、小役4が「リプレイ−揃えるな図柄−チェリー」である。対応する払出枚数は、図6に示す通りである。
「グループ役1」は、上述の小役1および小役2に同時に内部当選することが可能な重複役(同時当選役)である。詳細は後述するが、本実施例では、順押し図柄の表示に従ってリール110〜112の順押しを行った場合に小役1に入賞することが可能であり、順押し図柄の表示に逆らってリール110〜112の挟み打ちを行った場合に小役2に入賞することを可能としている。
「グループ役2」は、上述の小役1、小役2および小役3に同時に内部当選することが可能な重複役である。詳細は後述するが、本実施例では、挟み打ち図柄の表示に従ってリール110〜112の挟み打ちを行った場合に小役2に入賞することが可能であり、挟み打ち図柄の表示に逆らってリール110〜112の順押しを行った場合に小役1に入賞することを可能としている。なお、本実施例では、グループ役2に内部当選した場合でも小役3に入賞することが無いように構成している。
「再遊技(リプレイ)」は、入賞により、次回の遊技でメダルの投入を行うことなく遊技を行うことができる入賞役(作動役)であり、メダルの払出は行わない。なお、対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」である。
<BB一般遊技>
本実施例1におけるBB一般遊技の入賞役には、シフトレギュラーボーナス(SRB)と、小役(小役1〜小役4)がある。
本実施例1におけるBB一般遊技の入賞役には、シフトレギュラーボーナス(SRB)と、小役(小役1〜小役4)がある。
「シフトレギュラーボーナス(SRB)」は、入賞により特殊遊技であるシフトレギュラーボーナス遊技(SRB遊技)が開始される入賞役(作動役)である。入賞時には所定数(例えば3枚)のメダルの払い出しも行う。なお、対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」である。
「小役(小役1〜小役4)」は、通常遊技と同じである。なお、小役については、そのメダル払出枚数や抽選値を通常遊技とは異なるものとしてもよい。
<RB(SRB)遊技>
図7(b)は、RB(SRB)遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
図7(b)は、RB(SRB)遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
本実施例1におけるRB(SRB)遊技の入賞役には、グループ役1と、小役5がある。
「グループ役1」は、通常遊技と同じである。また、「小役(小役5)」は、入賞により所定数(この例では1枚)のメダルが払い出される入賞役で、本実施例1の場合、対応する図柄組み合わせは「7−カラ回し図柄−ベル」である。
<再遊技高確率遊技>
図7(c)は、再遊技高確率遊技(RT:リプレイタイム)1における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
図7(c)は、再遊技高確率遊技(RT:リプレイタイム)1における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、抽選値と、内部当選確率と、メダルの払出枚数(配当)とを示した図である。
本実施例1におけるRT1の入賞役は、通常遊技と同じであるが、リプレイの内部当選確率が異なっている。具体的には、通常遊技におけるリプレイの内部当選確率は1/7.3に設定しているのに対して、RT1におけるリプレイの内部当選確率は1/1.3に設定しており、RT1におけるリプレイの内部当選確率を、通常遊技におけるリプレイの内部当選確率よりも高く設定している。また、図示はしないが、本実施例では、再遊技高確率遊技として、RT1の他にRT2を設けており、RT2におけるリプレイの抽選値を、RT1におけるリプレイの抽選値48950よりも1だけ小さい48949に設定している。なお、ハズレの抽選値は、通常遊技が48950、RT1が9000、RT2が9001にそれぞれ設定している。
<遊技状態の種類>
次に、図8を用いて、スロットマシン100の遊技状態の種類について説明する。なお、同図はスロットマシン100の遊技状態の遷移を示す状態遷移図である。
次に、図8を用いて、スロットマシン100の遊技状態の種類について説明する。なお、同図はスロットマシン100の遊技状態の遷移を示す状態遷移図である。
スロットマシン100の遊技状態は、通常遊技と、ボーナス遊技(BB遊技と、RB(SRB)遊技)と、RT1遊技と、RT2遊技に大別される。
通常遊技において、入賞ライン114上に「7−7−7」の図柄組合せが表示された場合にはボーナス遊技(BB遊技)に移行し、入賞ライン114上に「REG−REG−REG」の図柄組合せが表示された場合にはボーナス遊技(RB遊技)に移行する。ボーナス遊技においてボーナス遊技が終了した場合(本実施例では所定枚数(例えば465枚)のメダルを獲得した場合)にはRT1に移行する。RT1において、所定の遊技回数(本実施例では150回)の遊技を行った場合、または、BB役もしくはRB役に内部当選した場合には通常遊技に移行し、入賞ライン114上に小役4の図柄組合せ「リプレイ−揃えるな図柄−チェリー」または小役2の図柄組合せ「ベル−ベル−リプレイ」が表示された場合にはRT2に移行する。RT2において所定の遊技回数(本実施例では1回)の遊技を行った場合には通常遊技に移行する。
なお、BB遊技は、本実施例では予め定めたメダル数を獲得した場合に終了するように構成したが、その他の条件を加えてBB遊技の終了条件としてもよく、例えば、SRB遊技を予め定めた遊技回数だけ行った場合(例えば、SRB遊技が3回終了した場合)にBB遊技が終了するようにしてもよい。また、RB(SRB)遊技の内容は、複数種類考えられるが、本実施例では、予め定めた回数(例えば12回)の遊技を行うか、あるいは、役物が予め定めた回数(例えば8回)入賞するかのいずれかの条件が成立することを終了条件とする遊技である。
<リール停止制御テーブル>
次に、スロットマシン100のROM312に予め記憶しているリール停止位置データについて説明する。図9(a)は通常遊技でハズレに内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図であり、同図(b)は通常遊技でグループ役1に内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図であり、同図(c)は通常遊技でグループ役2に内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図である。
次に、スロットマシン100のROM312に予め記憶しているリール停止位置データについて説明する。図9(a)は通常遊技でハズレに内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図であり、同図(b)は通常遊技でグループ役1に内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図であり、同図(c)は通常遊技でグループ役2に内部当選した場合に参照する左リール110の停止位置データの一例を示した図である。
リール停止位置データは、上述の図柄番号に対応する図柄位置と、停止位置情報と、引き込み情報と、取得IDを対応付けして記憶したデータである。停止位置情報は、図柄表示窓113の中段に停止させるリールの位置を記憶した情報であり、停止位置情報に黒丸が付されている図柄位置が、図柄表示窓113の中段に停止させるリールの位置であることを示している。また、停止位置情報の上向きの矢印は、リールの引き込み制御によって矢印方向の黒丸が付されている図柄位置が図柄表示窓113の中段に位置するようにリールを停止させることを示しており、リールの引き込み制御に用いる引き込みコマ数が引き込み情報に記憶されている。
例えば、図9(a)に示す図柄位置1(REG図柄)に対応する停止位置情報には黒丸が付されているため、後述するリール停止処理により同図(a)に示す左リール停止位置データが選択され、かつ、図柄位置1が左リール110の引き込み範囲内にある場合には、図柄位置1のREG図柄が図柄表示窓113の左側中段に表示されるようにリールの停止制御を行う。したがって、通常遊技でハズレに内部当選し、同図(a)に示すハズレ用の左リール停止位置データによってリールの停止制御を行う場合には、図柄位置4、9の挟み打ち図柄と、図柄位置8の順押し図柄は、左リール110によって図柄表示窓113上に表示されることがない。
一方、通常遊技でグループ役1に内部当選し、同図(b)に示すグループ役1用の左リール停止位置データによってリールの停止制御を行う場合には、図柄位置4、9の挟み打ち図柄は、左リール110によって図柄表示窓113上に表示されることがないが、図柄位置8の順押し図柄は、図柄位置7のリプレイが図柄表示窓113の左側中段に表示されるようにリールの停止制御を行った場合に、図柄表示窓113の左側下段に表示されることになる。また、通常遊技でグループ役2に内部当選し、同図(c)に示すグループ役2用の左リール停止位置データによってリールの停止制御を行う場合には、図柄位置8の順押し図柄は、左リール110によって図柄表示窓113上に表示されることがないが、図柄位置4の挟み打ち図柄は、図柄位置5の星図柄が図柄表示窓113の左側中段に表示されるようにリールの停止制御を行った場合に、図柄表示窓113の左側上段に表示され、図柄位置9の挟み打ち図柄は、図柄位置10のベル図柄が図柄表示窓113の左側中段に表示されるようにリールの停止制御を行った場合に、図柄表示窓113の左側上段に表示されることになる。
また、左リール停止位置データの取得IDは、次に参照するリール停止位置データのID番号を示している。例えば、同図(b)に示す左リール停止位置データの図柄位置7で左リール110を停止させた場合には、取得ID5に対応するリール停止位置データを参照して、2番目のリール(第2停止リール)および3番目のリール(第3停止リール)の停止制御を行い、同図(c)に示す右リール停止位置データの図柄位置5で左リール110を停止させた場合には、取得ID13に対応するリール停止位置データを参照して、2番目のリール(第2停止リール)およ3番目のリール(第3停止リール)の停止制御を行う。
図10(a)は取得ID5に対応する中リール111のリール停止位置データの一例を示した図であり、同図(b)は取得ID5に対応する右リール112のリール停止位置データの一例を示した図であり、同図(c)は取得ID13に対応する中リール111のリール停止位置データの一例を示した図であり、同図(d)は取得ID13に対応する右リール112のリール停止位置データの一例を示した図である。
後述するリール停止処理では、図9(b)に示す左リール停止位置データの図柄位置6〜8で左リール110を停止させ(図柄表示窓113の左側下段に順押し図柄が表示され)、かつ、次に中リール111を停止させる場合(リール110〜112が順押しされた場合)には、図10(a)に示す中リール停止位置データに基づいて中リール111の停止制御を行う。この場合、図柄表示窓113の中央上段には必ずリプレイ図柄が表示されるように中リール111の停止制御が行われるため、図柄表示窓113の上段水平ラインには「ベル−リプレイ−(回転中)」が表示され、小役1に対応する図柄組合せ「ベル−リプレイ−ベル」を揃えることができるテンパイ状態となり、小役2に対応する図柄組合せ「ベル−ベル−リプレイ」は揃えることができない状態となる。なお、この例では、第2停止リールの停止時に小役1のみをテンパイ状態としたが、本発明はこれに限定されず、第2停止リールの停止時に小役1と小役2の両者をテンパイ状態とし、第3停止リールの停止時に小役1のみを入賞させるようにリールの停止制御をおこなってもよい。
一方、図9(b)に示す左リール停止位置データの図柄位置6〜8で左リール110を停止させ(図柄表示窓113の左側下段に順押し図柄が表示され)、かつ、次に右リール112を停止させる場合(リール110〜112が挟み打ちされた場合)には、図10(b)に示す右リール停止位置データに基づいて右リール112の停止制御を行う。この場合、図柄表示窓113の右側上段には必ずリプレイ図柄が表示されるように右リール112の停止制御が行われるため、図柄表示窓113の上段水平ラインには「ベル−(回転中)−リプレイ」が表示され、小役2に対応する図柄組合せ「ベル−ベル−リプレイ」を揃えることができるテンパイ状態となり、小役1に対応する図柄組合せ「ベル−リプレイ−ベル」を揃えることができない状態となる。なお、この例では、第2停止リールの停止時に小役2のみをテンパイ状態としたが、本発明はこれに限定されず、第2停止リールの停止時に小役1と小役2の両者をテンパイ状態とし、第3停止リールの停止時に小役2のみを入賞させるようにリールの停止制御をおこなってもよい。
また、後述するリール停止処理では、図9(c)に示す左リール停止位置データの図柄位置4〜6で左リール110を停止させ(図柄表示窓113の左側上段に挟み打ち図柄が表示され)、かつ、次に中リール111を停止させる場合(リール110〜112が順押しされた場合)には、図10(c)に示す中リール停止位置データに基づいて中リール111の停止制御を行う。この場合、図柄表示窓113の中央下段には必ずベル図柄が表示されるように中リール111の停止制御が行われるため、図柄表示窓113の下段水平ラインには「ベル−ベル−(回転中)」が表示され、小役2に対応する図柄組合せ「ベル−ベル−リプレイ」を揃えることができるテンパイ状態となり、小役1に対応する図柄組合せ「ベル−リプレイ−ベル」は揃えることができない状態となる。
一方、図9(c)に示す左リール停止位置データの図柄位置4〜6で左リール110を停止させ(図柄表示窓113の左側上段に挟み打ち図柄が表示され)、かつ、次に右リール112を停止させる場合(リール110〜112が挟み打ちされた場合)には、図10(d)に示す右リール停止位置データに基づいて右リール112の停止制御を行う。この場合、図柄表示窓113の右側下段には必ずベル図柄が表示されるように右リール112の停止制御が行われるため、図柄表示窓113の下段水平ラインには「ベル−(回転中)−ベル」が表示され、小役1に対応する図柄組合せ「ベル−リプレイ−ベル」を揃えることができるテンパイ状態となり、小役2に対応する図柄組合せ「ベル−ベル−リプレイ」を揃えることができない状態となる。
<主制御部メイン処理>
次に、図11を用いて、主制御部300のメイン処理について説明する。なお、同図は、主制御部300のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図11を用いて、主制御部300のメイン処理について説明する。なお、同図は、主制御部300のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
遊技の基本的制御は、主制御部300のMainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、MainCPU310が同図の主制御部メイン処理を繰り返し実行する。
スロットマシン100に電源が投入されると、まず、各種の初期化処理が実行され、その後、主制御部メイン処理のステップS101では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。また、ステップS101では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定する。
ステップS102では、有効な入賞ライン114を確定し、ステップS103では、乱数発生器317で発生させた乱数を取得する。
ステップS104では、ステップS103で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、その入賞役のフラグを内部的にオンにする。
ステップS105では、ステップS104の内部抽選結果等に基づき、ROM312に予め記憶した、上述のリール停止位置データを参照し、いずれか一つのリール停止位置データを選択する。
ステップS106では、リール回転開始処理により、全リール110〜112の回転を開始させる。
ステップS107では、リール停止処理により、押されたストップボタン137〜139に対応するリール110〜112の回転を停止させる。詳細は後述するが、このリール停止処理では、各リール110〜112を、ステップS105で選択したリール停止位置データに基づいて停止させる。
ステップS108では、ストップボタン137〜139が押されることによって停止した図柄の入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した入賞役またはフラグ持越し中の入賞役に対応する入賞図柄組合せが揃った(表示された)場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が揃っていたならばリプレイ入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグをオフにする。
ステップS109では、メダル払出処理を行う。このメダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
ステップS110では、遊技状態制御処理を行う。詳細は後述するが、この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞やSRB入賞の場合に次回からBB遊技またはSRB遊技を開始できるよう準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。
以上により1遊技が終了し、以降、主制御部メイン処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<リール停止処理>
次に、図12を用いて、主制御部メイン処理におけるリール停止処理(ステップS107)について説明する。なお、同図は、リール停止処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図12を用いて、主制御部メイン処理におけるリール停止処理(ステップS107)について説明する。なお、同図は、リール停止処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、所定の期間(本実施例では30秒)が経過したか否かを判定し、所定の期間が経過している場合にはステップS206に進み、所定の期間が経過していない場合にはステップS202に進む。
ステップS202では、ストップボタン137〜139の停止操作があったか否かを判定し、ストップボタン137〜139の停止操作があった場合にはステップS203に進み、停止操作がなかった場合にはステップS201に戻る。
ステップS203では、ストップボタン137〜139の停止操作時におけるリール110〜112の図柄位置と、リール110〜112を停止させる図柄位置に基づいて、リール停止位置データの引き込み情報から引き込みコマ数を取得する。
ステップS204では、ステップS203で取得した引き込みコマ数に基づいて、ステップS202で検知したストップボタンに対応するリールの回転を停止する。
ステップS205では、停止したリールの情報、上述の取得IDなどを含む停止情報を設定する。
ステップS206では、リールの自動停止に対応する引き込みコマ数を取得する。具体的には、リールの自動停止開始時におけるリール110〜112の図柄位置と、入賞役に対応する図柄組合せが入賞ライン114上に揃わないようにリール110〜112を停止させることができる図柄位置に基づいて、リール停止位置データの引き込み情報から引き込みコマ数を取得する。
ステップS207では、ステップS206で取得した引き込みコマ数に基づいて、回転中のリールを全て停止する。
ステップS208では、全てのリール110〜112が停止したか否かを判定し、全てのリール110〜112が停止した場合にはステップS209に進み、そうでない場合には回転中のリールを停止させるべく、ステップS201に戻る。
ステップS209では、副制御部400に対して、リール停止関連コマンドを送信して処理を終了する。
<遊技状態更新処理>
次に、図13を用いて、主制御部メイン処理における遊技状態更新処理(ステップS110)について説明する。なお、同図は、遊技状態更新処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図13を用いて、主制御部メイン処理における遊技状態更新処理(ステップS110)について説明する。なお、同図は、遊技状態更新処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、ボーナス遊技(BB遊技、RB遊技)中であるか否かを判定し、ボーナス遊技中であればステップS302に進み、そうでない場合にはステップS304に進む。
ステップS302では、所定枚数以上のメダルを払い出したか否かを判定し、所定枚数以上の払出をした場合にはステップS303に進んで遊技状態をRT1遊技に更新し、所定枚数以上の払出を行っていない場合にはステップS304に進む。
ステップS304では、RT2遊技中であるか否かを判定し、RT2遊技中であればステップS305に進み、そうでない場合にはステップS307に進む。
ステップS305では、所定遊技数(本実施例では1回)を消化した否かを判定し、所定遊技数を消化した場合にはステップS306に進んで遊技状態を通常遊技に更新し、所定遊技数を消化していない場合にはステップS307に進む。
ステップS307では、RT1遊技中であるか否かを判定し、RT1遊技中であればステップS308に進み、そうでない場合にはステップS313に進む。
ステップS308では、所定遊技数(本実施例では150回)を消化した否かを判定し、所定遊技数を消化した場合にはステップS310に進み、所定遊技数を消化していない場合にはステップS309に進む。
ステップS309では、ボーナス(BB役、RB役)に内部当選したか否か判定し、ボーナスに内部当選した場合にはステップS310に進み、ボーナスに内部当選していない場合にはステップS311に進む。
ステップS310では、遊技状態を通常遊技に更新した後、ステップS313に進む。
ステップS311では、所定の図柄組合せ(本実施例では、小役2または小役4に対応する図柄組合せ)が入賞ライン114上に表示されたか否かを判断し、所定の図柄組合せが表示された場合にはステップS312に進んで遊技状態をRT2遊技に更新し、所定の図柄組合せが表示されていない場合にはステップS313に進む。
ステップS313では、ボーナスに入賞したか否か(ボーナスに対応する図柄組合せが入賞ライン114上に表示されたか否か)を判定し、ボーナスに入賞した場合にはステップS314に進んで遊技状態をボーナス遊技に更新し、ボーナスに入賞していない場合にはステップS315に進んで、その他の更新処理を行った後、処理を終了する。
<副制御部メイン処理>
次に、図14(a)を用いて、副制御部400のメイン処理について説明する。なお、同図は副制御部400のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図14(a)を用いて、副制御部400のメイン処理について説明する。なお、同図は副制御部400のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS401では、RAM413に設けた制御コマンド格納領域に主制御部300からの制御コマンドが格納されているか否か、すなわち、主制御部300から制御コマンドを受信したか否かを判定する。何らかの制御コマンドを受信した場合はステップS402に進み、制御コマンドを受信していない場合は処理を終了する。
ステップS402では、主制御部300から受信した制御コマンドを解析し、ステップS403では、演出処理(詳細は後述)を行う。
副制御部400のSubCPU410は、以上の処理を、電源断等を検知しないかぎり繰り返し実行する。
<副制御部割込み処理>
次に、図14(b)を用いて、副制御部400の割込み処理について説明する。なお、同図は副制御部400の割込み処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図14(b)を用いて、副制御部400の割込み処理について説明する。なお、同図は副制御部400の割込み処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501では、主制御部300から制御コマンドを受信したか否かを判定し、何らかの制御コマンドを受信した場合はステップS502に進み、制御コマンドを受信していない場合は処理を終了する。ステップS502では、主制御部300から受信した制御コマンドを、RAM413の制御コマンド格納領域に格納して処理を終了する。
<演出処理>
次に、図15を用いて、副制御部メイン処理における演出処理(ステップS403)について説明する。なお、同図は、演出処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図15を用いて、副制御部メイン処理における演出処理(ステップS403)について説明する。なお、同図は、演出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601では、所定の入賞役に内部当選したか否かを判定し、所定の入賞役に内部当選した場合にはステップS602に進み、所定の入賞役に内部当選していない場合にはステップS604に進む。
ステップS602では、所定の表示条件が成立しているか否かを判定し、所定の表示条件が成立している場合にはステップS603に進んで、遊技操作指標図柄の表示を行い、所定の表示条件が成立していない場合にはステップS604に進む。なお、本実施例では、遊技操作指標図柄の表示を行うための表示条件を設けたが、遊技操作指標図柄を常に表示するように構成してもよい。
ステップS604では、その他の演出処理を行った後、処理を終了する。
<順押し図柄、挟み打ち図柄>
次に、遊技操作指標図柄の1つである、順押し図柄、挟み打ち図柄の役割について説明する。図16はRT1遊技においてグループ役1に内部当選し、かつ、順押し図柄が表示された後に遊技者が順押しまたは挟み打ちを行った場合の遊技状態の変化と、RT1遊技においてグループ役2に内部当選し、かつ、挟み打ち図柄が表示された後に遊技者が順押しまたは挟み打ちを行った場合の遊技状態の変化を、それぞれ模式的に示した図である。
次に、遊技操作指標図柄の1つである、順押し図柄、挟み打ち図柄の役割について説明する。図16はRT1遊技においてグループ役1に内部当選し、かつ、順押し図柄が表示された後に遊技者が順押しまたは挟み打ちを行った場合の遊技状態の変化と、RT1遊技においてグループ役2に内部当選し、かつ、挟み打ち図柄が表示された後に遊技者が順押しまたは挟み打ちを行った場合の遊技状態の変化を、それぞれ模式的に示した図である。
RT1遊技においてグループ役1に内部当選した場合、ステップS105のリール停止制御データ選択では上記図9(b)に示したグループ役1用の左リール停止位置データを選択する。そして、遊技者が図柄番号8の順押し図柄付近で(図柄番号7のリプレイ図柄を引き込み可能な範囲内で)左リール110を停止させた場合に、ステップS107のリール停止処理では、ステップS105で選択した左リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の左側上段にベル図柄が、左側中段にリプレイ図柄が、左側下段に順押し図柄が、それぞれ表示されるように左リール110の停止制御を行う。次に、遊技者が、順押し図柄の表示(順押し操作を示唆する表示)に従って順押し操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、上記図10(a)に示した中リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の中央上段にリプレイ図柄が表示されるように中リール111の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の上段水平ラインには「ベル−リプレイ−(回転中)」が表示され、小役1には入賞可能であるが小役2には入賞不可能な状態となるため、小役2の入賞を回避することができ(RT2遊技への移行を回避することができ)、遊技者はRT1遊技を継続して楽しむことができる。
一方、遊技者が、順押し図柄の表示(順押し操作を示唆する表示)に逆らって挟み打ち操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、上記図10(b)に示した右リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の右側上段にリプレイ図柄が表示されるように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の上段水平ラインには「ベル−(回転中)−リプレイ」が表示され、小役2には入賞可能であるが小役1には入賞不可能な状態となる。そのため、中リール110の停止時に図柄表示窓113の中央上段にベル図柄が表示された場合には、図柄表示窓113の上段水平ラインに「ベル−ベル−リプレイ」が表示されて小役2に入賞し、RT1遊技が終了してRT2遊技に移行することになる。本実施例では、RT1遊技の最大遊技回数が150回、RT2遊技の最大遊技回数が1回であることから、遊技者は、順押し図柄に従って順押し操作を行ってRT1遊技を継続した方が、順押し図柄に逆らって挟み打ち操作を行ってRT2遊技に移行してしまうよりも有利となる。
また、RT1遊技においてグループ役2に内部当選した場合、ステップS105のリール停止制御データ選択では上記図9(c)に示したグループ役2用の左リール停止位置データを選択する。そして、遊技者が図柄番号4の挟み打ち図柄付近で(図柄番号5の星図柄を引き込み可能な範囲内で)左リール110を停止させた場合に、ステップS107のリール停止処理では、ステップS105で選択した左リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の左側上段に挟み打ち図柄が、左側中段に星図柄が、左側下段にベル図柄が、それぞれ表示されるように左リール110の停止制御を行う。次に、遊技者が、挟み打ち図柄の表示(挟み打ち操作を示唆する表示)に従って挟み打ち操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、上記図10(d)に示した右リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の右側下段にベル図柄が表示されるように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の下段水平ラインには「ベル−(回転中)−ベル」が表示され、小役1には入賞可能であるが小役2には入賞不可能な状態となるため、小役2の入賞を回避することができ(RT2遊技への移行を回避することができ)、遊技者はRT1遊技を継続して楽しむことができる。
一方、遊技者が、挟み打ち図柄の表示(挟み打ち操作を示唆する表示)に逆らって順押し操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、上記図10(c)に示した中リール停止位置データに基づいて、図柄表示窓113の中央下段にベル図柄が表示されるように中リール111の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の下段水平ラインには「ベル−ベル−(回転中)」が表示され、小役2には入賞可能であるが小役1には入賞不可能な状態となる。そのため、右リール112の停止時に図柄表示窓113の右側下段にリプレイ図柄が表示された場合には、図柄表示窓113の下段水平ラインに「ベル−ベル−リプレイ」が表示されて小役2に入賞し、RT1遊技が終了してRT2遊技に移行することになる。本実施例では、RT1遊技の最大遊技回数が150回、RT2遊技の最大遊技回数が1回であることから、遊技者は、挟み打ち図柄に従って挟み打ち操作を行ってRT1遊技を継続した方が、挟み打ち図柄に逆らって順押し操作を行ってRT2遊技に移行してしまうよりも有利となる。
なお、上記図16では、遊技操作指標図柄(順押し図柄や挟み打ち図柄)をリールに施し、主制御部300の制御によって図柄表示窓113に遊技指標図柄を表示する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。図17(a)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に順押し図柄を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて遊技操作指標図柄を表示するように構成すれば、遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。
また、図17(b)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に順押し図柄と挟み打ち図柄の両者を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて順押し図柄と挟み打ち図柄の両者を表示するように構成すれば、「順押し操作または挟み打ち操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。なお、図示はしないが、順押し図柄と挟み打ち図柄の表示に替えて、グループ役1またはグループ役2に内部当選した旨を表示するように構成してもよい。
また、図17(c)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に順押し図柄、挟み打ち図柄、ベル図柄、および文字情報を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて順押し図柄、挟み打ち図柄、ベル図柄を表示するとともに、「左リールに狙え!」といった文字情報を表示することによって、「順押し図柄、挟み打ち図柄、ベル図柄のいずれかを左リールに狙って停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。
また、図17(d)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に順押し図柄を示唆する図柄、挟み打ち図柄を示唆する図柄、ベル図柄、および文字情報を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて順押し図柄を示唆する図柄、挟み打ち図柄を示唆する図柄、ベル図柄を表示するとともに、「左リールに狙え!」といった文字情報を表示することによって、「順押し図柄、挟み打ち図柄、ベル図柄のいずれかを左リールに狙って停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。
<揃えるな図柄>
次に、遊技操作指標図柄の1つである、揃えるな図柄の役割について説明する。図18はRT1遊技中に小役4に内部当選し、かつ、揃えるな図柄が図柄表示窓113に表示された後に遊技者が右リールにチェリー図柄が停止しないように停止操作をいった様子と、通常遊技中に小役4に内部当選し、かつ、揃えるな図柄が図柄表示窓113に表示された後に遊技者が右リールにチェリー図柄を狙って停止操作を行った様子を模式的に示した図である。
次に、遊技操作指標図柄の1つである、揃えるな図柄の役割について説明する。図18はRT1遊技中に小役4に内部当選し、かつ、揃えるな図柄が図柄表示窓113に表示された後に遊技者が右リールにチェリー図柄が停止しないように停止操作をいった様子と、通常遊技中に小役4に内部当選し、かつ、揃えるな図柄が図柄表示窓113に表示された後に遊技者が右リールにチェリー図柄を狙って停止操作を行った様子を模式的に示した図である。
RT1遊技において小役4に内部当選した場合、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の中段に揃えるな図柄が表示されるように中リール111の停止制御を行う。次に、遊技者が、揃えるな図柄の表示(チェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行うように示唆する表示)に従って右リール112の停止操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の右側にチェリー図柄が表示されないように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113には小役4に対応する図柄組合せ「リプレイ−揃えるな図柄−チェリー」が表示されることはなく、小役4には入賞不可能な状態となるため、小役4の入賞を回避することができ(RT2遊技への移行を回避することができ)、遊技者はRT1遊技を継続して楽しむことができる。
一方、通常遊技において小役4に内部当選した場合、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の中段に揃えるな図柄が表示されるように中リール111の停止制御を行う。次に、遊技者が、現在の遊技状態が通常遊技状態であることを把握し、揃えるな図柄の表示(チェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行うように示唆する表示)に逆らって右リール112の停止操作を行った場合には、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の右側にチェリー図柄が表示されるように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113には小役4に対応する図柄組合せ「リプレイ−揃えるな図柄−チェリー」が表示されて小役4に入賞し、遊技者は所定枚数のメダルの払出を受けることができる。すなわち、遊技者は、現在の遊技状態が通常遊技であることを把握していれば、揃えるな図柄に逆らって停止操作を行うことで、所定の利益を得ることが可能となる。
なお、上記図18では、遊技操作指標図柄(揃えるな図柄)をリールに施し、主制御部300の制御によって図柄表示窓113に遊技操作指標図柄を表示する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。図19(a)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に揃えるな図柄を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて、入賞役に対応する図柄組合せのうち、遊技操作指標図柄のみを表示するように構成すれば、「チェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を、遊技操作指標図柄のみを表示することで強調することができ、遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。
また、図19(b)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に小役4を構成する各図柄を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて小役4を構成する各図柄、すなわち、リプレイ図柄、揃えるな図柄、およびチェリー図柄を表示するように構成すれば、「小役4に内部当選しているのでチェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。さらに、図19(c)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に小役4を構成する各図柄を表示するとともに、揃えるな図柄のみを他の図柄よりも強調して表示する例を示した図である。この例のように、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて揃えるな図柄のみを他の図柄よりも強調して表示するように構成すれば、「チェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して一層確実に報知することができる。
また、図19(d)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上に、揃えるな図柄と、信頼度の低いキャラクタと、キャラクタのセリフを表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて、揃えるな図柄と、信頼度の低いキャラクタと、「揃えたほうがいいんじゃないの−」といったセリフを表示するように構成すれば、「チェリー図柄が右リールに表示されないように停止操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して報知することができる一方で、「本当はチェリー図柄を右リールに表示させるように停止操作を行ったほうがよいかもしれない」といった含みを持たせることができ遊技者の興趣を高めることができる。なお、本実施例における「揃えるな図柄」は、少なくとも、遊技状態に関する情報(本実施例ではRT中)、揃えてはいけない図柄に関する情報(本実施例ではチェリー図柄)、揃えてはいけない箇所に関する情報(本実施例では右リール)の3種の情報を含んでいる。
<カラ回し図柄>
次に、遊技操作指標図柄の1つである、カラ回し図柄の役割について説明する。図20はSRB遊技中に小役5に内部当選し、かつ、カラ回し図柄が表示された後に遊技者がカラ回し図柄の表示に従ってリールのカラ回しを行った様子と、SRB遊技中に小役5に内部当選し、かつ、カラ回し図柄が表示された後に遊技者がカラ回し図柄の表示に逆らってリールの停止操作を行った様子をそれぞれ模式的に示した図である。
次に、遊技操作指標図柄の1つである、カラ回し図柄の役割について説明する。図20はSRB遊技中に小役5に内部当選し、かつ、カラ回し図柄が表示された後に遊技者がカラ回し図柄の表示に従ってリールのカラ回しを行った様子と、SRB遊技中に小役5に内部当選し、かつ、カラ回し図柄が表示された後に遊技者がカラ回し図柄の表示に逆らってリールの停止操作を行った様子をそれぞれ模式的に示した図である。
SRB遊技において小役5に内部当選した場合、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の中央にカラ回し図柄が表示されるように中リール111の停止制御を行う。次に、遊技者が、カラ回し図柄の表示(リールの停止操作を行わずにリールを自動停止させるように示唆する表示)に従ってリールのカラ回しを行った場合(リールの停止操作を所定時間行わなかった場合)には、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の右側中段にベル図柄が表示されないように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の中段水平ラインには小役5に対応する図柄組合せ「7−カラ回し図柄−ベル」は表示されず、メダルの払出枚数が少ない小役5の入賞を回避することができるため、遊技者は小役5よりもメダルの払出枚数の多いグループ役1の入賞を狙うことができる。
一方、遊技者が、カラ回し図柄の表示に逆らってカラ回しを行わなかった場合(自動停止前に右リール112の停止操作を行った場合)には、ステップS107のリール停止処理では、図柄表示窓113の右側中段にベル図柄が表示されるように右リール112の停止制御を行う。この結果、図柄表示窓113の中段水平ラインには小役5に対応する図柄組合せ「7−カラ回し図柄−ベル」が表示されて小役5に入賞し、遊技者には所定枚数(この例では1枚)のメダルの払出が行われる。すなわち、カラ回し図柄の表示に従ってリールのカラ回しを行った場合には、メダルの払出枚数が少ない小役5の入賞を回避し、メダルの払出枚数の多いグループ役1だけに入賞することができ、例えば、小役5の入賞無しでSRB遊技を消化して90枚のメダルを獲得し、さらに小役5の入賞無しでSRB遊技を消化すればメダルをさらに15枚獲得することができ全部で105枚のメダルを獲得してSRB遊技を終了することができる。しかしながら、カラ回し図柄の表示に逆らってリールのカラ回しを行った場合には、メダルの払出枚数が少ない小役5に入賞するため、例えば、小役5の入賞無しでSRB遊技を消化して90枚のメダルを獲得したとしても、小役5の入賞によりメダルは1枚だけしか獲得することができず全部で91枚のメダルを獲得してSRB遊技を終了することになり、カラ回し図柄の表示に従ってリールのカラ回しを行った場合に比べて、メダルの獲得枚数は14枚少なくなってしまう。
なお、上記図20では、遊技操作指標図柄(カラ回し図柄)をリールに施し、主制御部300の制御によって図柄表示窓113に遊技操作指標図柄を表示する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。図21(a)は遊技操作の指標としてLCD157の表示画面上にカラ回し図柄を表示する例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて遊技操作指標図柄を表示するとともに「カラ回ししなくてもいいぜ」といった表示を行うように構成すれば、「リールにはカラ回し図柄が表示されているがリールをカラ回しせずに停止させてもよいですよ」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。例えば、上述のSRB遊技の例では、一度、小役5に入賞してしまった場合には、グループ役1に入賞するよりも小役5に入賞させてメダルを1枚ずつ獲得した方が遊技者に有利となる場合があるため、この場合には、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて遊技操作指標図柄を表示するとともに「カラ回ししなくてもいいぜ」といった表示を行うように構成することが好ましい。
図21(b)はLCD157の表示画面上にリールの遊技操作指標図柄に従うことを勧める表示をする例を示した図である。この例のように、主制御部300によるリールを用いた遊技操作指標図柄の表示に加えて、副制御部400がLCD157などの表示手段を用いて「危険!!表示された図柄に描かれた操作に従って!」といった、リールの遊技操作指標図柄に従うことを勧める表示を行うように構成すれば、「リールの遊技指標図柄に従って操作を行ってください」といった情報を含む遊技操作の指標を遊技者に対して確実に報知することができる。
以上説明したように、本実施例1に係るスロットマシン100は、複数の図柄が変動表示される可変表示部(本実施例ではリール)110〜112と、可変表示部110〜112に表示される複数の図柄の変動および停止を制御する図柄変動制御手段(本実施例では主制御部)300と、を備えた遊技台であって、複数の図柄は、少なくとも、遊技者の遊技操作の指標となる情報を含む遊技操作指標図柄を有し、図柄変動制御手段300は、可変表示部110〜112に遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、遊技台である。
また、本実施例1に係るスロットマシン100は、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール110〜112と、リールの回転を指示するためのスタートレバー135と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン(ストップボタン)137〜139と、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(本実施例では入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(本実施例ではリール停止処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって図柄表示窓113の入賞ライン114上に表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(本実施例では入賞判定)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体(本実施例ではメダル)を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(本実施例ではメダル払出し)と、を備えた遊技台であって、複数種類の図柄には、遊技に関する遊技情報が描かれた遊技情報図柄(本実施例では遊技操作指標図柄)が少なくとも含まれ、リール停止制御手段は、リールを停止制御して図柄表示窓に遊技情報図柄を停止表示させることを特徴とする、遊技台である。
本実施例1に係るスロットマシン100によれば、遊技者が遊技中に最も注目する可変表示部(リール)によって遊技操作の指標となる情報を表示することができる上に、遊技者は可変表示部(リール)に視線を固定した状態で遊技を進行しつつ遊技操作の指標となる情報を取得することができる。そのため、遊技操作の分からない遊技者や、遊技操作に不慣れな初心者であっても、遊技操作の指標となる情報を確実に取得することが可能で、ストップボタンなどによって操作手順の報知を行っていた従来の遊技台に比べ、遊技者に対して遊技操作に関する情報を確実に報知することができる。
なお、従来の遊技台には、リールの前面に液晶表示装置を設け、この液晶表示装置によって遊技操作に関する情報を表示するものがあるが、液晶表示装置によってリールの視認性が阻害されて遊技者に不快感を与える場合がある。これに対して、スロットマシン100は、リールの視認性を一切阻害することなく遊技操作に関する情報を提供することが可能である。また、遊技店には、遊技操作に関する情報を記載した小冊子が用意されている場合もあるが、遊技者の中には、このような小冊子を見ない者や、小冊子に気が付かない者がいる。これに対して、スロットマシン100は、遊技者が遊技中に最も注目するリールによって遊技操作の指標となる情報を表示することができる。
また、遊技操作指標図柄は、遊技者の遊技操作の操作順序に関する情報が描かれた図柄(本実施例では、順押し図柄や挟み打ち図柄)であれば、遊技者に対して遊技操作の操作順序に関する情報を確実に報知することができる。なお、遊技者の遊技操作の操作順序に関する情報としては、他に、操作部の操作順序を示唆する矢印の画像、操作部の操作順序を示唆する操作部の画像、操作部の操作順序を示唆する番号、順押しや挟み打ちなどの文字情報、操作部の操作順序を示唆するキャラクタの画像などが挙げられる。
また、遊技操作指標図柄は、可変表示部に表示される所定の図柄の表示に関する情報が描かれた図柄(本実施例では、揃えるな図柄)であれば、遊技者に対して所定の図柄に関する情報を確実に報知することができる。なお、可変表示部に表示される所定の図柄の表示に関する情報としては、他に、図柄を揃えることを示唆する情報、図柄が揃った場合の効果(例えば、RT遊技が終了してしまうこと)を示唆する情報などが挙げられる。
また、遊技操作指標図柄は、可変表示部による複数の図柄の変動表示を遊技者の遊技操作によらずに停止させる自動停止に関する情報が描かれた図柄(本実施例では、カラ回し図柄)であれば、遊技者に対して図柄の変動表示の自動停止に関する情報を確実に報知することができる。なお、自動停止に関する情報としては、他に、自動停止させないことを示唆する情報、自動停止させた場合(または、自動停止させなかった場合)の効果(例えば、自動停止させるとメダルの獲得枚数が向上すること)を示唆する情報、自動停止が必要なことを間接的に示唆する情報(例えば、「〜秒間待て」などの表示)などが挙げられる。
また、遊技操作指標図柄は、予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せを構成するいずれの図柄にも含まれないブランク図柄(本実施例では、星図柄、順押し図柄、挟み打ち図柄)であれば、役の内部当選の当否に関係なく遊技操作指標図柄を表示させることができる。なお、入賞役にチェリー役(「any−any−チェリー」の図柄組合せ)を採用した場合、anyには全ての図柄が含まれるため本発明に係るブランク図柄が存在しないことになるが、チェリー役を構成するanyに含まれていてもチェリー役以外の役を構成するいずれの図柄にも含まれない図柄は、遊技者が狙う必要がない点および入賞役に対応して表示する必要がない点から、ブランク図柄に含まれるものとして扱う。
また、可変表示部は、複数の図柄が施され、回転駆動される複数のリール110〜112であり、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン(ストップボタン)137〜139と、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(本実施例では、入賞役内部抽選)と、をさらに備え、図柄変動制御手段は、抽選手段の抽選結果に基づいて可変表示部に遊技操作指標図柄を停止表示させれば、遊技操作指標図柄の停止態様にバリエーションを持たせることができ、遊技者に対して遊技操作に関する複数の情報を提供することができる。
また、各種画像情報を表示する画像表示部(本実施例ではLCD)157と、画像表示部157の画像表示の制御を行う画像表示制御手段(本実施例では、副制御部)400と、をさらに備え、画像表示制御手段は、画像表示部に遊技操作指標図柄に関する画像を表示させれば、可変表示部に加えて画像表示部によっても遊技操作に関する情報を報知することが可能となるため、遊技者に対して遊技操作に関する情報をより確実に報知することができる。
また、予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せが描かれた役情報表示部(本実施例では、リール前パネル)161をさらに備え、役情報表示部161は、遊技操作指標図柄を役情報表示部161に描かれた他の図柄よりも強調して表示可能であれば、可変表示部に加えて役情報表示部によっても遊技操作に関する情報を報知することが可能となるため、遊技者に対して遊技操作に関する情報をより確実に報知することができる。
また、予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(本実施例では、入賞役内部抽選)をさらに備え、図柄変動制御手段は、抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて遊技状態が他の遊技状態に移行される際に、可変表示部に遊技操作指標図柄を停止表示させれば、遊技者に対して遊技状態が移行する前に遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、遊技状態が不利な遊技状態に移行されてしまうような場合には遊技状態が移行しないように遊技操作を行うことが可能となる。
また、第1の抽選データを用いて再遊技役の内部抽選を行う第1の遊技状態(本実施例ではRT1遊技)、および第1の抽選データとは異なる第2の抽選データを用いて再遊技役の内部抽選を行う第2の遊技状態(本実施例ではRT2遊技)を少なくとも含む複数種類の遊技状態の設定を行う遊技状態設定手段(本実施例では、遊技状態更新処理)をさらに備え、図柄変動制御手段は、抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて第1の遊技状態が第2の遊技状態に移行される場合に、可変表示部に遊技操作指標図柄(本実施例では、揃えるな図柄)を停止表示させれば、遊技者に対して遊技状態が第1の遊技状態から第2の遊技状態に移行する前に遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、第1の遊技状態が不利な第2の遊技状態に移行されてしまうような場合には遊技状態が移行しないように遊技操作を行うことが可能となる。
また、所定の遊技媒体を獲得した場合に遊技状態が変化する遊技状態の設定を行う遊技設定手段(本実施例では、遊技状態更新処理)をさらに備え、図柄変動制御手段は、遊技状態中に所定の遊技媒体の払出を伴う役が内部当選した場合に、可変表示部に遊技操作指標図柄(本実施例では、カラ回し図柄)を停止表示させれば、ボーナス遊技中に遊技媒体の払出を伴う役が入賞する前に遊技者に対して遊技操作に関する情報を報知することができ、例えば、遊技者は、内部当選した役が入賞するように(または、入賞しないように)遊技操作を行うことが可能となる。
また、遊技操作指標図柄は、内部当選した役に関する情報であれば、遊技者に対して内部当選役に関する情報を確実に報知することができる。
なお、上記実施例では、遊技操作指標図柄を1つの図柄で構成したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図22(a)に示すように、「揃え」という文字を描いた図柄と、「る」という文字を描いた図柄と、「るな」という文字を描いた図柄をリールに施した上で、「揃え」という文字を描いた図柄と、「る」という文字を描いた図柄と、所定の図柄(この例ではチェリー図柄)の3つ図柄を入賞ライン114上に表示して、「所定の図柄(この例ではチェリー図柄)を揃えるように停止操作を行ってください」という意味合いの遊技操作の指標を行ったり、「揃え」という文字を描いた図柄と、「るな」という文字を描いた図柄と、所定の図柄(この例ではチェリー図柄)の3つ図柄を入賞ライン114上に表示して、「所定の図柄(この例ではチェリー図柄)を揃えないように停止操作を行ってください」という意味合いの遊技操作の指標を行ってもよい。
また、同図(b)に示すように、右方向を向いたキャラクタ(間接的に順押し操作を促すキャラクタ)の図柄と、所定の図柄(この例ではリール上に表示されると遊技者に不利な状態に移行するチェリー図柄)と、左方向を向いたキャラクタ(間接的に逆押し操作を促すキャラクタ)の図柄をリールに施した上で、右方向を向いたキャラクタの図柄と、所定の図柄(この例ではチェリー図柄)と、左方向を向いたキャラクタの図柄の3つ図柄を入賞ライン114上に表示して、「順押し操作または逆押し操作を行えばチェリー図柄の表示を回避できる」という意味合いの遊技操作の指標を行うとともに、LCD157などの表示手段を用いて、右方向を向いたキャラクタ、または左方向を向いたキャラクタのいずれか一方を表示することでチェリー図柄の表示の回避方法を遊技者に対して示唆するように構成してもよい。
また、遊技操作指標図柄は、上記実施例に示した図柄に限定されず、例えば、同図(c)に示すように、チャンスボタン170の押下操作を促すようなメッセージを描いた図柄をリールに施してもよい。なお、この例では、チャンスボタン図柄に従ってチャンスボタン170の押下操作を行った場合には、例えば、現にLCD157などの表示手段を用いて実行している演出に所定の変化が現れるように演出を制御するようなことが考えられる。このように、遊技者による遊技操作を受け付ける操作部(この例ではチャンスボタン)170をさらに備え、遊技操作指標図柄は、操作部170の操作の指標となる情報が描かれた図柄であれば、遊技者に対して操作部の操作に関する情報を確実に報知することができる。なお、このようなチャンスボタン図柄はスロットマシンのリールに施す例に限定されず、後述するパチンコが備える図柄変動表示装置などに適用することもできる。
また、1つの遊技操作指標図柄に複数の遊技操作の指標を持たせてもよく、例えば、図23(a)に示すように、ボーナス役を構成する7図柄と、リプレイ役を構成するリプレイ図柄を一体的に合成した図柄をリールに施して、ボーナス役とリプレイ役に同時に内部当選することが可能な重複役(同時当選役)に内部当選した場合に、この図柄を表示して重複役の内部当選を示唆するように構成してもよい。このように、遊技操作指標図柄は、異なる複数の図柄に関する情報が描かれた図柄であれば、一つの遊技操作指標図柄によって複数の情報を報知することが可能となる。また、遊技操作指標図柄は、異なる複数の図柄が一体的に描かれた図柄であれば、一体的に描かれた複数の図柄が関連していること、例えば、複数の役に同時に内部当選することが可能な重複役(同時当選役)を構成する図柄であることを間接的に示唆することができる。
また、同図(b)に示すように、ボーナス役を構成する7図柄を間接的に示唆する「ナナ」という文字と、ベル役を構成するベル図柄を合成した図柄をリールに施して、ボーナス役とベル役に同時に内部当選することが可能な重複役に内部当選した場合に、この図柄を表示して重複役の内部当選を示唆するように構成してもよい。さらに、同図(c)に示すように、ボーナス役を構成する7図柄と、チェリー役を構成するチェリー図柄を合成した図柄をリールに施して、ボーナス役とチェリー役に同時に内部当選することが可能な重複役に内部当選した場合に、この図柄を表示して重複役の内部当選を示唆するように構成してもよい。なお、この例では、リプレイ役よりもチェリー役の方がボーナス役と同時に内部当選する確率が高いことを間接的に示唆するために、7図柄を同図(a)に示す遊技指標図柄よりも大きく描いている。すなわち、遊技指標図柄の表示態様によって重複役における役の内部当選の確率を間接的に表現している。
また、遊技操作指標図柄による報知は、常に行わなくてもよく、特定の条件を満たした場合のみ行ってもよい。例えば、ボーナス中に小役5が内部当選した場合にはボーナス終了後のRTゲームにおいて、「順押し図柄」「逆押し図柄」の遊技操作指標図柄による報知を行い、小役5が成立しなかった場合は行わないようにしてもよい。また、小役5の内部当選数に応じて、遊技操作指標図柄による報知を行う回数を定めてもよい。これにより、特定の条件を満たしたか否かにより遊技者が獲得しうる利益を異ならせることができ、遊技者の興趣を高める遊技台を提供することができる場合がある。
なお、本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール110〜112と、リールの回転を指示するためのスタートレバー135と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン137〜137と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(実施例では入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(実施例ではリール停止処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(実施例では入賞判定)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(実施例ではメダル払出し)と、をさらに備えたスロットマシン」に好適であるが、上記実施例に示されるようなスロットマシンの構造等に限定されるものではない。
従って、例えば、上記実施例においては、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシンの例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技球(例えば、パチンコ玉)を遊技媒体としたスロットマシンやパチンコなどにも適用可能である。
ここで、本発明が適用されるパチンコとしては、例えば、図24に示すように、所定の遊技領域801に球を発射する発射装置802と、発射装置802から発射された球を入球可能に構成された入賞口803と、入賞口803に入球した球を検知する検知手段(図示省略)と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段(図示省略)と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置804を備え、入賞口803に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技状態の推移を告知するようなパチンコが一例として挙げられる。
このようなパチンコでは、遊技球が入賞口803に入球すると、抽選を行い、この抽選結果が当りであるか否かを判定する。そして、この抽選で大当たりに当選すると、可変表示装置804により、特定の図柄による組合せ(大当たり図柄;例えば、777など)が表示され、大当たり状態に移行する。大当たり状態では、大入賞口805が、例えば、所定の時間または所定の回数、開放され続けるので、遊技球は入球しやすい状態となり、遊技者にとって有利な状態が実現されるようになっている。また、特定の図柄による組合せ(大当たり図柄)が、確率変動を伴う大当たり図柄(確変図柄)である場合には、次に大当たりとなる確率が高くなり、遊技者にとってさらに有利な状態が実現される。
図25はパチンコの可変表示装置804によって行う図柄の変動表示の一例を示した図である。同図(a)に示すように、スーパーリーチという文字が描かれた図柄を可変表示装置804によって停止表示し、スーパーリーチが確定したことを示唆するように構成してもよい。また、図(b)に示すように、リプレイ図柄を可変表示装置804の水平中段ライン上に停止表示し、擬似連(特別図柄1回の変動につき装飾図柄が複数回変動すること)に突入するように構成してもよい。また、同図(c)に示すように、可変表示装置804に表示するキャラクタによって所定の図形(この例では、ひし形)を構成し、大当たりの確定を示唆するように構成してもよい。また、同図(d)に示すように、ボーナス確定という文字が描かれた図柄を可変表示装置804によって停止表示し、ボーナスが確定したことを示唆するように構成してもよい。また、図26に示すように、リーチ状態(同図(a))の後に、可変表示装置804に数値(この例では2)を描いた図柄を停止表示し(同図(b))、停止表示した図柄に描かれた数値に関連させて大入賞口805を所定の回数(この例では2回)開閉させるように構成してもよい。
また、本発明に係る遊技台は、図27(a)に示すような構成を有するスロットマシンやパチンコに限定されるものではなく、例えば、同図(b)に示すように、演算処理など、主としてゲームの進行を制御する制御部と、この制御部と通信可能に接続され、画像表示処理や可動物制御処理など、主としてゲームの演出を制御する演出装置を備えた、家庭用ゲーム機やアーケードゲーム機などに代表されるアミューズメントマシン(例えば、格闘ゲーム機、シューティングゲーム機など)においても、本発明を適用することができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
本発明は、スロットマシンや遊技機(パチンコ等)に代表される遊技台に適用することができる。
100 スロットマシン
110、111、112 リール
113 図柄表示窓
114 入賞ライン
135 スタートレバー
137、138、139 ストップボタン
157 液晶表示装置(LCD)
300 主制御部
400 副制御部
804 可変表示装置
110、111、112 リール
113 図柄表示窓
114 入賞ライン
135 スタートレバー
137、138、139 ストップボタン
157 液晶表示装置(LCD)
300 主制御部
400 副制御部
804 可変表示装置
Claims (18)
- 複数の図柄が変動表示される可変表示部と、
前記可変表示部に表示される前記複数の図柄の変動および停止を制御する図柄変動制御手段と、を備えた遊技台であって、
前記複数の図柄は、
少なくとも、遊技者の遊技操作の指標となる情報を含む遊技操作指標図柄を有し、
前記図柄変動制御手段は、
前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、
遊技台。 - 前記遊技者による遊技操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記遊技操作指標図柄は、
前記操作部の操作の指標となる情報が描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項1に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
前記遊技者の遊技操作の操作順序に関する情報が描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
前記可変表示部に表示される所定の図柄の表示に関する情報が描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
前記可変表示部による前記複数の図柄の変動表示を前記遊技者の遊技操作によらずに停止させる自動停止に関する情報が描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せを構成するいずれの図柄にも含まれないブランク図柄であることを特徴とする、
請求項1〜5のいずれか1項に遊技台。 - 前記可変表示部は、
前記複数の図柄が施され、回転駆動される複数のリールであり、
各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、
予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、をさらに備え、
前記図柄変動制御手段は、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技台。 - 各種画像情報を表示する画像表示部と、
前記画像表示部の画像表示の制御を行う画像表示制御手段と、をさらに備え、
前記画像表示制御手段は、
前記画像表示部に前記遊技操作指標図柄に関する画像を表示させることを特徴とする、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊技台。 - 予め定められた複数種類の役に対応する図柄組合せが描かれた役情報表示部をさらに備え、
前記役情報表示部は、
前記遊技操作指標図柄を前記役情報表示部に描かれた他の図柄よりも強調して表示可能であることを特徴とする、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の遊技台。 - 予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段をさらに備え、
前記図柄変動制御手段は、
前記抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて遊技状態が他の遊技状態に移行される際に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技台。 - 第1の抽選データを用いて再遊技役の内部抽選を行う第1の遊技状態、および前記第1の抽選データとは異なる第2の抽選データを用いて前記再遊技役の内部抽選を行う第2の遊技状態を少なくとも含む複数種類の遊技状態の設定を行う遊技状態設定手段をさらに備え、
前記図柄変動制御手段は、
前記抽選手段により内部当選した役に対応する図柄組合せが表示されて前記第1の遊技状態が前記第2の遊技状態に移行される場合に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、
請求項10に記載の遊技台。 - 所定の遊技媒体を獲得した場合に遊技状態が変化する遊技状態の設定を行う遊技設定手段をさらに備え、
前記図柄変動制御手段は、
前記遊技状態中に前記所定の遊技媒体の払出を伴う役が内部当選した場合に、前記可変表示部に前記遊技操作指標図柄を停止表示させることを特徴とする、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
異なる複数の図柄に関する情報が描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技台。 - 前記遊技操作指標図柄は、
前記異なる複数の図柄が一体的に描かれた図柄であることを特徴とする、
請求項13に記載の遊技台。 - 前記異なる複数の図柄は、
予め定められた複数種類の役のうちの少なくとも2つの役に同時に内部当選することが可能な重複役の内部当選を示唆する図柄であることを特徴とする、
請求項13または14に記載の遊技台。 - 前記種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
前記リールの回転を指示するためのスタートレバーと、
各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、
予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて停止された前記リールによって表示される図柄組合せが、前記内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、
前記図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、前記所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする、
請求項1〜15のいずれか1項に記載の遊技台。 - 複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
前記リールの回転を指示するためのスタートレバーと、
各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、
予め定められた複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて停止された前記リールによって図柄表示窓の入賞ライン上に表示される図柄組合せが、前記内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、
前記図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、前記所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えた遊技台であって、
前記複数種類の図柄には、
遊技に関する遊技情報が描かれた遊技情報図柄が少なくとも含まれ、
前記リール停止制御手段は、
前記リールを停止制御して前記図柄表示窓に前記遊技情報図柄を停止表示させることを特徴とする、
遊技台。 - 前記遊技情報は、
前記内部当選した役に関する情報であることを特徴とする、
請求項17に記載の遊技台。
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