JP2007300981A - 遊技台 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる遊技台を提供する。
【解決手段】遊技台の複数種類の役には、少なくとも、メダルの投入によらずに遊技を行うことができる再遊技1と、所定の条件が成立した場合に、再遊技1に対応する図柄組合せが入賞ライン上に表示可能となる割合が高くなるRT2を開始させる再遊技2と、予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与えるRB1遊技を開始させるRB1と、が含まれ、複数種類の遊技には、少なくとも、再遊技2に対応する図柄組合せが入賞ライン上に表示可能となる割合が高くなるRT1が含まれている。そして、RB1を設定する条件を満たした場合に、RT1を設定すると共に、このRT1を、RB1が終了したと判定するまでの遊技、および、RB1が終了した後に実行される通常遊技において、継続して設定する。
【選択図】図13
【解決手段】遊技台の複数種類の役には、少なくとも、メダルの投入によらずに遊技を行うことができる再遊技1と、所定の条件が成立した場合に、再遊技1に対応する図柄組合せが入賞ライン上に表示可能となる割合が高くなるRT2を開始させる再遊技2と、予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与えるRB1遊技を開始させるRB1と、が含まれ、複数種類の遊技には、少なくとも、再遊技2に対応する図柄組合せが入賞ライン上に表示可能となる割合が高くなるRT1が含まれている。そして、RB1を設定する条件を満たした場合に、RT1を設定すると共に、このRT1を、RB1が終了したと判定するまでの遊技、および、RB1が終了した後に実行される通常遊技において、継続して設定する。
【選択図】図13
Description
本発明は、スロットマシンに代表される遊技台に関する。
スロットマシンに代表される従来の遊技台では、例えば、複数種類のボーナス態様を用意し、当選したボーナスの種類によって遊技者が獲得可能な遊技媒体の数を変化させるなど、ボーナス遊技における興趣向上が図られている。しかしながら、このような従来の遊技台では、ボーナス遊技単独の工夫にとどまるものが多く、ボーナス遊技後に続く遊技とは何も関連性がないため、遊技者は、ボーナス入賞後は特別な期待感を感じることなく、ボーナス入賞後は設定された遊技を淡々と消化するのみであった。
そこで、このような問題を解決する遊技台として、ボーナスなどの特別遊技状態と、それに続く通常遊技との境界を遊技者が即座に理解できない状況を作り出すことで、ボーナス遊技の終了を遊技者に分かり難くし、通常遊技においてもボーナス遊技が継続されているものと錯覚させて遊技者を楽しませるようにした遊技台が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−296081号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の遊技台では、ボーナス遊技の終了時に決まった利益が得られることを遊技者が一旦理解してしまえば、ボーナス遊技中およびボーナス遊技終了後に続く通常遊技では1回1回の遊技に特別な期待感を抱いて挑む理由がなく、やはり淡々と遊技を消化するのみである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる遊技台を提供することを目的とする。
本発明は、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの入賞ライン上に停止表示された図柄組合せに基づいて入賞の有無を判定する入賞判定手段と、複数種類の遊技の中から所定の遊技を設定する遊技設定手段と、を備えた遊技台であって、前記複数種類の役には、少なくとも、遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる再遊技役と、所定の条件が成立した場合に、前記再遊技役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる再遊技役高確率遊技を開始させる特殊役と、予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与える特典遊技を開始させる特典役と、が含まれ、前記複数種類の遊技には、少なくとも、前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる特殊役高確率遊技が含まれ、前記遊技設定手段は、前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、前記特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、前記特典遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、前記特典遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、継続して設定することを特徴とする遊技台である。
本発明に係る遊技台によれば、ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる。
なお、前記複数種類の役には、さらに、前記特典遊技の設定が可能なことにより遊技者に有利な特典を与える特別遊技を開始させる特別役が含まれ、前記遊技設定手段は、前記特別遊技において前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、前記特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、前記特別遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、前記特別遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、継続して設定すれば、特別遊技中や、特別遊技終了後の遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる。
また、前記所定の条件は、前記遊技設定手段によって前記特定の遊技が設定され、且つ、前記抽選手段によって前記特殊役に内部当選したと判定された場合に成立するようにすれば、遊技者は、特典遊技の終了後の遊技においても、特殊役に内部当選することで再遊技役高確率遊技という継続的な利益を得ることができる。
また、前記遊技設定手段によって前記特定の遊技が設定され、且つ、前記入賞判定手段によって前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示された場合に成立するようにすれば、遊技者は、特典遊技の終了後の遊技においても、特殊役に入賞することで再遊技役高確率遊技という継続的な利益を得ることができる。
また、前記遊技設定手段は、前記特殊役高確率遊技を、前記所定の条件が成立して再遊技役高確率遊技が開始されるまで継続して設定すれば、再遊技役高確率遊技に対する遊技者の期待感を再遊技役高確率遊技の開始時点まで維持することができ、遊技者の興趣をさらに高めることができる。
また、前記遊技設定手段は、前記抽選手段によって前記特典役に内部当選したと判定された場合に、前記特殊役高確率遊技を設定すれば、再遊技高確率遊技に設定されるか否かは特典役の抽選結果に委ねられることになる。そのため、遊技者は特典役の内部当選への期待感を抱きつつ遊技を進行することになり、ボーナスの入賞によってボーナス終了後の遊技が一義的に決まってしまう従来の遊技台に比べ、遊技者の期待感を持続させることができる。
また、前記遊技設定手段は、前記入賞判定手段によって前記特典役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示されたと判定された場合に、前記特典遊技を設定すれば、再遊技高確率遊技の利益を得るためには特典役に対応する図柄組合せを入賞ライン上に揃えることが条件となる。そのため、特典役に対応する図柄組合せを入賞ライン上に揃えるという面白みを遊技者に与えることができ、遊技者の興趣をより高めることができる上に、遊技者は特典役の入賞への期待感を抱きつつ遊技を進行することになり、ボーナスの入賞によってボーナス終了後の遊技が一義的に決まってしまう従来の遊技台に比べ、遊技者の期待感を持続させることができる。
また、前記複数種類の役には、さらに、前記特典役に対応する図柄組合せとは異なる図柄組合せが対応付けされ、遊技者に前記特典遊技とは異なる有利な特典が与えられる第2特典遊技を開始させる第2特典役が含まれ、前記抽選手段は、前記特別遊技が設定されている遊技において前記第2特典役の内部当選の当否を判定すれば、遊技者は、特別遊技中に、特典遊技による利益に加えて、第2特典遊技による利益を得ることが可能となり、特に、前記特別遊技における前記第2特典役の当選確率が、前記特別遊技における前記特典役の当選確率よりも高く設定されていれば、再遊技高確率遊技に移行可能な特典役に希少価値を持たせることができ、遊技者の興趣を高めることができる。
また、前記特殊役は、前記再遊技役に対応する図柄組合せとは異なる図柄組合せが対応付けされ、前記入賞判定手段によって対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示されたと判定された場合に、遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる第2再遊技役であれば、遊技者は、再遊技役による利益に加えて、第2再遊技役による利益をも得ることができる。
また、前記遊技設定手段は、前記再遊技役高確率遊技を予め定めた遊技数だけ設定すれば、再遊技役高確率遊技は遊技回数の限られた特別な遊技であるという印象を遊技者に与えることができ、再遊技役高確率遊技の価値を高めることができる。
また、本発明は、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの入賞ライン上に停止表示された図柄組合せに基づいて入賞の有無を判定する入賞判定手段と、複数種類の遊技の中から所定の遊技を設定する遊技設定手段と、を備えた遊技台であって、前記複数種類の役には、少なくとも、遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる再遊技役と、所定の条件が成立した場合に、前記再遊技役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる再遊技役高確率遊技を開始させる特殊役と、予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与える特典遊技を開始させる特典役と、が含まれ、前記複数種類の遊技には、少なくとも、前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる特殊役高確率遊技が含まれ、前記遊技設定手段は、前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、少なくとも、前記特典遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、前記特殊役高確率遊技を設定することを特徴とする遊技台である。
本発明に係る遊技台によれば、ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる。
本発明に係る遊技台は、ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができるという優れた効果を奏し得る。
以下、図面を用いて、本発明の実施例1に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施例1に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、図1はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施例1において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例1では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、図柄表示窓113の外枠には、点滅や点灯などの点灯制御によって、後述する有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED(図示省略)が配置されている。
さらに、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナス遊技中(BB遊技中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例1においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130または131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110〜112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110〜112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137〜139を操作すると対応するいずれかのリール110〜112が停止することになる。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出するための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例1では発光可能な受皿を採用しており、以下受皿ランプと呼ぶこともある。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ156は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。演出装置157は、例えば開閉自在な扉(シャッター)163が前面に取り付けられた液晶表示装置を含み、この演出装置157には、例えば小役告知等の各種の情報が表示される。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
<制御部>
次に、図2及び図3を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、図2を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、同図は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
さらに、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口134に投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバーセンサ321はスタートレバー135の操作を検出するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検出するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検出するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダル及びベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検出するためのセンサである。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示省略。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。
乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図3を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、ライン表示LEDの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
さらに、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、図柄表示窓113の外枠に配設され、点滅や点灯などの点灯制御によって有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、扉・液晶画面制御部490からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。さらに、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ156、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置157及び扉163を制御する制御部である。
<図柄配列>
次に、図4を用いて、上述の各リール110〜112に施される図柄配列について説明する。なお、同図は、各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施される図柄の配列を平面的に展開して示した図である。
各リール110〜112には、複数種類の図柄が所定コマ数(本実施例1では、番号1〜21の21コマ)だけ配置されている。また、同図の左端に示した番号1〜21は、各リール110〜112上の図柄の配置位置を示す番号である。例えば、本実施例1では、左リール110の番号2のコマには「Rep(リプレイ)」の図柄、中リール111の番号1のコマには「ベル」の図柄、右リール112の番号3のコマには「白7」の図柄、がそれぞれ配置されている。
<入賞役の種類>
次に、図5を用いて、スロットマシン100の入賞役の種類について説明する。
スロットマシン100では、遊技状態毎に以下に説明する入賞役が採用されている。なお、各遊技状態における入賞役の種類は、本実施例1で示す入賞役に限定されるものではなく、任意に採用できることは言うまでもない。
また、本実施例1における入賞役の内、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス1(RB1)およびレギュラーボーナス2(RB2)はボーナス遊技に移行する図柄として、また、再遊技(リプレイ)1および再遊技(リプレイ)2は新たにメダルを投入することなく再遊技が可能となる図柄として、それぞれ入賞役とは区別され「作動役」と呼ばれる場合があるが、本発明に係る「入賞役」には、作動役である、BB、RB1、RB2、再遊技1、および再遊技2が含まれる。
さらに、本発明に係る「入賞」には、メダルの配当を伴わない作動役の図柄組合せが、有効化された入賞ライン(有効ライン)114上に表示される場合も含まれ、例えば、BB、RB1、RB2、再遊技1、および再遊技2への入賞が含まれる。
<通常遊技>
図5(a)は、通常遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、抽選データ(メダル3枚投入時)とを示した図である。
抽選データは、所定の遊技回数における各入賞役の出現回数を示すものである。実際の各入賞役の内部当選確率は、各抽選データの数値を、入賞役の内部抽選時に取得される乱数値の範囲の大きさ(本実施例1では65536)で除した値となる(抽選データの括弧内の数値を参照)。乱数値は予めいくつかの数値範囲(当選確率データ)に分割され、その各数値範囲に各入賞役やハズレが対応付けられる。なお、図柄抽選データは、設定1〜設定6まで存在し(図5には設定1における図柄抽選データのみ示している)、遊技店の係員等はいずれかを任意に選択し、設定することができる。
通常遊技の入賞役には、ビッグボーナス(BB)と、レギュラーボーナス1(RB1)と、小役(小役1、小役2、小役3)と、再遊技1と、再遊技2がある。
「ビッグボーナス(BB、本発明に係る「特別役」)」は、入賞により、本発明に係る「特別遊技」であるビッグボーナス遊技(BB遊技)が開始される作動役である。対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「赤7−赤7−赤7」である。また、本実施例1ではBBについてフラグ持越しを行う。すなわち、BBに内部当選すると、これを示すフラグが立つ(主制御部300のRAM313の所定のエリア内に記憶される)が、その遊技においてBBに入賞しなかったとしても、入賞するまでフラグが立った状態が維持され、次遊技以降でもBBに内部当選中とする。
「レギュラーボーナス1(RB1、本発明に係る「特典役」)」は、入賞により、本発明に係る「特典遊技」であるレギュラーボーナス1遊技(RB1遊技)が開始される作動役である。対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「白7−白7−白7」である。
「小役(小役1、小役2、小役3)」は、入賞により所定数のメダルが払い出される入賞役で、本実施例1の場合、小役1は「オレンジ−オレンジ−オレンジ」、小役2は「ベル−ベル−ベル」、小役3は「チェリー−any−any」である。対応する払出枚数は、同図に示す通りである。なお、「チェリー−any−any」の場合、左リール110の図柄が「チェリー」であればよく、中リール111と右リール112の図柄はどの図柄でもよい。
「再遊技1(本発明に係る「再遊技役」)」は、入賞により、次回の遊技でメダルの投入を行うことなく遊技を行うことができる作動役であり、メダルの払出は行わない。また、対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」である。
「再遊技2(本発明に係る「特殊役」、「第2再遊技役」)」は、入賞により、次回の遊技でメダルの投入を行うことなく遊技を行うことができる作動役であり、メダルの払出は行わない。また、入賞により、再遊技1に対応する図柄組合せ「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が有効化された入賞ライン114上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合よりも高い割合となる「再遊技役高確率遊技(詳細は後述)」を開始させる作動役である。なお、対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「リプレイ−リプレイ−ベル」である。
なお、再遊技1および再遊技2の抽選データ(当選確率)は、図6(a)に示されるように、遊技の状態(RT状態)に応じて異なる設定となっている。
より具体的には、RT0においては、再遊技1の抽選データは8977(当選確率は約1/7.3(=8977/65536))に設定されているのに対して、再遊技2の抽選データは131(当選確率は約1/500(=131/65536))に設定されており、再遊技1の当選確率が再遊技2の当選確率よりも高く設定されている。
また、RT1においては、再遊技1の抽選データは2978(当選確率は約1/22(=2978/65536))に設定されているのに対して、再遊技2の抽選データは9362(当選確率は約1/7.0(=9362/65536))に設定されており、再遊技2の当選確率が再遊技1の当選確率よりも高く設定されている。このように、RT1は、再遊技2(特殊役)に対応する図柄組合せが入賞ライン114上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる遊技であり、本発明では、このRT1を「特殊役高確率遊技」と称する。
さらに、RT2においては、再遊技1の抽選データは54613(当選確率は約1/1.2(=54613/65536))に設定されているのに対して、再遊技2の抽選データは131(当選確率は約1/500(=131/65536))に設定されており、再遊技1の当選確率が再遊技2の当選確率よりも極めて高く設定されている。このように、RT2は、再遊技1(再遊技役)に対応する図柄組合せが入賞ライン114上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる遊技であり、本発明では、このRT2を「再遊技役高確率遊技」と称する。
また、図6(b)は、RT0〜RT2の移行先と、移行契機を示した図である。
RT1には、RB1の内部当選によって移行する(同図(1)参照)。
RT2には、通常遊技において再遊技2の図柄組合せ(本実施例では「リプレイ−リプレイ−ベル」)が有効化された入賞ライン114上に表示された場合(再遊技2に入賞した場合)に移行する(同図(2)参照)。
RT0には、同図(2)の状態から50遊技が経過したとき(同図(3)参照)、または、BBの図柄組合せ(本実施例では「赤7−赤7−赤7」)が有効化された入賞ライン114上に表示された場合(BBに入賞した場合)に移行する(同図(4)参照)。
<BB一般遊技>
図5(b)に戻って、BB一般遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、図柄抽選データ(メダル3枚投入時)とを示した図である。
本実施例1におけるBB一般遊技の入賞役には、レギュラーボーナス1(RB1)と、レギュラーボーナス2(RB2)と、小役(小役1、小役2、小役3)と、再遊技1と、再遊技2がある。
なお、小役(小役1、小役2、小役3)および再遊技2は、通常遊技と同じであるが、レギュラーボーナス1(RB1)および再遊技1は、その内部当選確率が通常遊技とは異なる設定になっている。すなわち、RB1の内部当選確率は、通常遊技が約1/239.1であるのに対し、BB一般遊技では約1/100.0に設定されており、通常遊技よりも高い設定となっている。
また、「レギュラーボーナス(RB2、本発明に係る「第2特典役」)」は、入賞により、本発明に係る「第2特典遊技」であるレギュラーボーナス2遊技(RB2遊技)が開始される作動役である。対応する入賞図柄組合せは、本実施例1の場合、「ベル−リプレイ−リプレイ」である。
<RB1、RB2遊技>
図5(c)は、RB1、RB2遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、図柄抽選データ(メダル1枚投入時)とを示した図である。
RB1、RB2遊技における入賞役には、小役(小役1、小役2、小役3)と、再遊技1と、再遊技2がある。
なお、小役1、小役3、再遊技1および再遊技2は、BB一般遊技と同じであるが、小役2は、その内部当選確率がBB一般遊技とは異なる設定となっている。すなわち、小役2の内部当選確率は、BB一般遊技が約1/11.6であるのに対し、RB2遊技では約1/1.3に設定されており、BB一般遊技よりも高い設定となっている。
<遊技状態の種類>
次に、スロットマシン100の遊技状態の種類について説明する。
図7は、スロットマシン100の遊技状態の遷移条件を示した状態遷移図である。
スロットマシン100の遊技状態は、通常遊技と、BB遊技に大別される。
通常遊技には、さらに、通常遊技(RT0)と、通常遊技(RT1)と、通常遊技(RT2)の状態が存在する。なお、通常遊技におけるRT0、RT1、RT2の移行条件は、上述の通りである。
BB遊技には、さらに、BB一般遊技(RT0、RT1)と、RB1遊技(RT1)と、RB2遊技(RT0、RT1)の状態が存在する。このBB遊技は、本実施例1では予め定めたメダル数を獲得した場合(入賞により獲得したメダル数が465枚に達した場合)に終了する。なお、その他の条件を加えてBB遊技の終了条件としてもよく、例えば、RB2遊技を予め定めた遊技回数行った場合(例えば、RB2遊技が3回終了した場合)にBB遊技が終了するようにしてもよい。
BB一般遊技(RT0)には、通常遊技(RT0、RT1、RT2)においてBBに内部当選し、BBの図柄組合せ(本実施例では「赤7−赤7−赤7」)が有効化された入賞ライン114上に表示された場合(BBに入賞した場合)に移行する。
BB一般遊技(RT1)には、後述するRB1遊技(RT1)またはRB2遊技(RT1)が終了した場合に移行する。
RB1遊技(RT1)には、通常遊技、または、BB一般遊技(RT0)においてRB1に内部当選し、RB1の図柄組合せ(本実施例では「白7−白7−白7」)が有効化された入賞ライン114上に表示された場合(RB1に入賞した場合)に移行する。そして、予め定めた回数(本実施例1では12回)の遊技を行うか、入賞役に予め定めた回数(本実施例1では8回)入賞するかのいずれかの条件が成立した場合に終了し、通常遊技(RT1)、または、BB一般遊技(RT1)に移行する。
RB2遊技(RT0、RT1)には、BB一般遊技(RT0、RT1)においてRB2に内部当選し、RB2の図柄組合せ(本実施例では「ベル−リプレイ−リプレイ」)が有効化された入賞ライン114上に表示された場合(RB2に入賞した場合)に移行する。そして、予め定めた回数(本実施例1では12回)の遊技を行うか、入賞役に予め定めた回数(本実施例1では8回)入賞するかのいずれかの条件が成立した場合に終了し、BB一般遊技(RT0、RT1)に移行する。
<遊技実行処理>
次に、図8を用いて、主制御部300の遊技実行処理について説明する。なお、同図は、主制御部300の遊技実行処理の流れを示すフローチャートである。
遊技の基本的制御は、主制御部300のMainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、MainCPU310が同図の主制御部メイン処理を繰り返し実行する。
スロットマシン100に電源が投入されると、まず、ステップS101において各種の初期化処理が実行され、その後、主制御部メイン処理のステップS102では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。
ステップS103では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定する。
ステップS104では、有効な入賞ライン114を確定する。
ステップS105では、乱数発生器317で発生させた乱数を取得する。
ステップS106では、ステップS105で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、その入賞役のフラグが内部的にONになる。なお、ステップS105で取得した乱数値は、入賞役内部抽選のほかにも、リール停止制御テーブルを選択するときの抽選等にも使用してもよい。
ステップS107では、リール停止制御テーブル選択処理を行う。ここでは、ステップS106の入賞役の内部抽選結果等に基づき、停止位置データ選択テーブルを参照し、いずれか一つのリール停止制御テーブルを選択する。
ステップS108では、演出抽選を行う(詳細は後述)。
ステップS109では、全リール110〜112の回転を開始すると共に、押されたストップボタン135〜137に対応するリールを順次停止させる。この際、各リール110〜112を、ステップS107で選択したリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。
ステップS110では、ストップボタン137〜139が押されることによって停止した図柄の入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した役またはフラグ持越し中の役に対応する図柄組合せが揃った(表示された)場合にその役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が揃っていたならばリプレイ入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。
ステップS111では、メダル払出処理を行う。このメダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
ステップS112では、遊技状態制御処理を行う(詳細は後述)。
ステップS113では、RT遊技更新処理を行う(詳細は後述)。
以上により1遊技が終了し、以降、遊技実行処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<演出抽選処理>
次に、図9を用いて、主制御部メイン処理における演出抽選処理(ステップS108)について説明する。なお、同図は、演出抽選処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、現在の遊技状態を取得する。
ステップS202では、演出情報選択テーブルを参照する。
ステップS203では、副制御部400に対して、演出テーブル情報を示す演出コマンドを送信した後、処理を終了する。なお、図示はしないが、副制御部400では、この主制御部300からの演出コマンドに従って、各種の演出制御が行われる。
<遊技状態更新処理>
次に、図10を用いて、主制御部メイン処理における遊技状態更新処理(ステップS112)について説明する。なお、同図は、遊技状態更新処理の流れを示すフローチャートである。
この遊技状態更新処理では、上記図7に示される状態遷移図に従って、通常遊技、BB遊技、RB1遊技、RB2遊技の各遊技状態を移行するための制御が行われる。
より具体的には、ステップS301では、条件装置抽選コードが内部当り発生コードであるか否か、すなわち、所定の役に内部当選しているか否かを判断する。そして、所定の役に内部当選している場合はステップS302に進み、そうでない場合はステップS303に進む。
ステップS302では、条件装置抽選コードに応じて遊技設定を行う。ここでは、上述のBB一般遊技や、RB1遊技、RB2遊技などの設定を行う。
ステップS303では、RB遊技(本実施例ではRB1遊技またはRB2遊技)の残り遊技回数を取得する。
ステップS304では、RB遊技の残り遊技回数が0であるか否か(本実施例では、予め定めた回数である12回の遊技が終了しているか否か)を判断する。そして、RB遊技の残り遊技回数が0以外の場合はステップS305に進み、RB遊技の残り遊技回数が0の場合はステップS313に進む。
ステップS305では、RB遊技の残り回数を1つ減算する。
ステップS306では、RB1遊技(またはRB2遊技)における残りの遊技回数が0であるか否か(本実施例では、RB1遊技またはRB2遊技において12回の遊技が行われたか否か)を判断する。そして、RB1遊技(またはRB2遊技)における残りの遊技回数が0以外の場合はステップS307に進み、RB1遊技(またはRB2遊技)における残りの遊技回数が0の場合はステップS310に進む。
ステップS307では、入賞図柄組合せがあるか否かを判断する。そして、入賞図柄組合せがある場合はステップS308に進み、そうでない場合はステップS313に進む。
ステップS308では、RB1遊技(またはRB2遊技)における入賞の残り回数を1つ減算する。
ステップS309では、RB1遊技(またはRB2遊技)における入賞の残り回数が0であるか否か(本実施例では、RB1遊技またはRB2遊技において入賞役に8回入賞したか否か)を判断する。そして、RB1遊技(またはRB2遊技)における入賞の残り回数が0の場合はステップS310に進み、そうでない場合はステップS313に進む。
ステップS310では、RB遊技を終了すべく、RB遊技開始、RB遊技残り回数、および、RB入賞残り回数などのRB遊技に関する情報をクリア(初期化)する。
ステップS311では、BB遊技中であるか否かを判断する。そして、BB遊技中でなければステップS312に進み、そうでなければステップS313に進む。
ステップS312では、RB1遊技(またはRB2遊技)が終了したことを示すボーナス終了情報を設定する。
ステップS313では、入賞判定結果を取得する。
ステップS314では、入賞図柄組合せがあるか否かを判断する。そして、入賞図柄組合せがある場合はステップS315に進み、そうでない場合は処理を終了する。
ステップS315では、ボーナス(BB、RB1、RB2)に入賞しているか否かを判断する。そして、ボーナスに入賞している場合はステップS321に進み、そうでない場合はステップS316に進む。
ステップS316では、RB遊技中であるか否かを判断する。そして、そして、RB遊技中であればステップS317に進み、そうでなければ処理を終了する。
ステップS317では、ボーナス終了判定データを取得する。
ステップS318では、ボーナス中の獲得メダル枚数がボーナス終了判定データを超えたか否か(本実施例では、ボーナス中の獲得メダル枚数が465枚を超えたか否か)を判断する。そして、ボーナス中の獲得メダル枚数がボーナス終了判定データを超えていない場合は処理を終了し、ボーナス中の獲得メダル枚数がボーナス終了判定データを超えた場合はステップS319に進む。
ステップS319では、BB遊技を終了すべく、BB終了情報を設定する。
ステップS320では、全遊技状態および各RB遊技回数をクリアする。
ステップS321では、BB(RB)遊技中の情報をクリアする。
ステップS322では、入賞はBBであるか否かを判断する。そして、BBである場合はステップS324に進み、そうでない場合はステップS323に進む。
ステップS323では、RB遊技を開始すべく、RB開始、RB遊技残り回数、および、RB入賞残り回数などのRB遊技に関する情報を設定する。
ステップS324では、BB遊技を開始すべく、BB開始に関する設定を行う。
<RT遊技更新処理>
次に、図11を用いて、主制御部メイン処理におけるRT遊技更新処理(ステップS113)について説明する。なお、同図は、RT遊技更新処理の流れを示すフローチャートである。
このRT遊技更新処理では、上記図6(b)に示されるRT状態の移行契機を満たすか否かの判断を行い、移行契機の条件を満たす場合に、3つのRT状態(RT0、RT1、RT2)を移行するための制御が行われる。
ステップS401では、現在の遊技が通常遊技中であるか否かを判断する。そして、現在の遊技が通常遊技の場合はステップS402に進み、そうでない場合はステップS404に進む。
ステップS402では、RT2の更新情報を取得する。
ステップS403では、有効化された入賞ライン114上に表示された図柄組合せが再遊技2であるか否か(再遊技2に入賞しているか否か)を判断する。そして、再遊技2に入賞している場合は(RT2の更新情報を取得した状態で)ステップS408に進み、そうでない場合はステップS404に進む。
ステップS404では、RT0の更新情報を取得する。
ステップS405では、有効化された入賞ライン114上に表示された図柄組合せがBBであるか否か(BBに入賞しているか否か)を判断する。そして、BBに入賞している場合は(RT0の更新情報を取得した状態で)ステップS408に進み、そうでない場合はステップS406に進む。
ステップS406では、RT1の更新情報を取得する。
ステップS407では、RB1の作動に係る条件装置が作動したか否か(RB1に内部当選したか否か)を判断する。そして、RB1の作動に係る条件装置が作動した場合(RB1に内部当選した場合)は(RT1の更新情報を取得した状態で)ステップS408に進み、そうでない場合はステップS410に進む。
ステップS408では、取得したRT0〜RT2の更新情報と現在のRT状態が異なるか否かを判断する。そして、両者が異なる場合はステップS409に進み、両者が一致する場合はステップS410に進む。
ステップS409では、取得した更新情報でRT状態およびRT遊技残り回数を更新する。
ステップS410では、RT遊技の残り回数を取得する。
ステップS411では、RT遊技の残り回数が0であるか否か(本実施例では、RT遊技を50回行ったか否か)を判断する。そして、RT遊技の残り回数が0でない場合はステップS412に進み、RT遊技の残り回数が0の場合は処理を終了する。
ステップS412では、RT遊技の残り回数を1つ減算する。
ステップS413では、RT遊技の残り回数が0であるか否かを判断する。そして、RT遊技の残り回数が0の場合はステップS414に進み、そうでない場合は処理を終了する。
ステップS414では、RT状態をRT0に更新して、処理を終了する。
次に、本実施例1に係るスロットマシン100の遊技状態更新処理とRT遊技更新処理を具体的に説明する。
図12(a)はBB遊技中にRB1に内部当選した場合における、再遊技1および再遊技2の内部当選確率の変化を模式的に示した図である。
また、図13は、図12(a)におけるBB遊技中およびBB遊技終了後の再遊技1および再遊技2の内部当選確率の変化を詳細に示した図であり、図14は、図12(a)におけるBB遊技開始からRT遊技終了までの演出態様の一例を示した図である。
図13に示されるように、通常遊技(RT0)における再遊技1の内部当選確率は約1/7.3に設定されているのに対して、再遊技2の内部当選確率は約1/500に設定されており、通常遊技(RT0)においては再遊技2の内部当選確率よりも再遊技1の内部当選確率が高くなっている。
この通常遊技(RT0)中にBBに内部当選し、BBに入賞した場合(BBの図柄組合せである「赤7−赤7−赤7」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、BB一般遊技(RT0)が開始される。なお、BBに入賞した場合(BB遊技が開始された場合)には、副制御部400によって、液晶表示装置157に、図14に示されるような「BB当選!おめでとうございます!」などの表示が行われ、遊技者に対してBB遊技の開始が報知される。また、BB遊技中には、例えば「BB遊技中!」といった表示を行うことにより、遊技者にBB遊技中であることを報知してもよい。
このBB一般遊技(RT0)中にRB2に内部当選し、RB2に入賞した場合(RB2の図柄組合せである「ベル−リプレイ−リプレイ」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、RB2遊技(RT0)が開始される。このRB2遊技(RT0)は、上述の通り、12回の遊技を行うか、入賞役に8回入賞するかのいずれかの条件が成立した場合に終了し、BB一般遊技(RT0)に移行する。なお、図12(a)および図13には、BB遊技中にRB2遊技(RT0)が2回行われた例を示している。
このように、スロットマシン100の複数種類の役には、特典役(本実施例ではRB1)に対応する図柄組合せ(本実施例では「白7−白7−白7」)とは異なる図柄組合せ(本実施例では「ベル−リプレイ−リプレイ」)が対応付けされ、遊技者に特典遊技(本実施例ではRB1遊技)とは異なる有利な特典が与えられる第2特典遊技(本実施例ではRB2遊技)を開始させる第2特典役(RB2)が含まれ、抽選手段(本実施例では入賞役抽選)は、特別遊技(本実施例ではBB遊技)が設定されている遊技において第2特典役の内部当選の当否を判定するため、遊技者は、特別遊技中に、特典遊技による利益に加えて、第2特典遊技による利益も得ることができる。
しかも、上記図5(b)に示されるように、特別遊技における第2特典役の当選確率(本実施例では1/5.0)が、特別遊技における特典役の当選確率(本実施例では1/100.0)よりも高く設定されているため、再遊技高確率遊技に移行可能な特典役に希少価値を持たせることができ、遊技者の興趣を高めることができる。
一方、BB一般遊技(RT0)中にRB1に内部当選した場合には、BB一般遊技(RT0)はBB一般遊技(RT1)に移行する。その結果、図13に示されるように、再遊技1の内部当選確率が約1/7.3から約1/22に変更されるのに対して、再遊技2の内部当選確率は約1/500から約1/7.0に変更され、再遊技1の内部当選確率よりも再遊技2の内部当選確率が高くなる。なお、RB1に内部当選した場合には、液晶表示装置157に、図14に示されるような「白7図柄を揃えてください」などの表示が行われ、遊技者に対して、RB1に入賞可能な旨(RB1の図柄組合せである「白7−白7−白7」が有効化された入賞ライン114上に表示可能な旨)が報知される。さらに、RB1に内部当選した遊技以降の遊技においては、再遊技2の図柄組合せである「リプレイ−リプレイ−ベル」が、およそ7遊技に1回(内部当選確率約1/7.0)の頻度で有効化された入賞ライン114上に表示されることとなり、これは特別遊技が終了した後に実行される通常遊技においても維持されるので、通常遊技の少ない遊技数の間に再遊技2の図柄組合せが入賞可能であることを予期させ、遊技者の興趣を高める。
そして、RB1の内部当選後にRB1に入賞した場合(RB1の図柄組合せである「白7−白7−白7」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、RB1遊技(RT1)が開始される。このRB1遊技(RT1)は、上述の通り、12回の遊技を行うか、入賞役に8回入賞するかのいずれかの条件が成立した場合に終了し、BB一般遊技(RT1)に移行する。なお、RB1に入賞した場合には、液晶表示装置157に、図14に示されるような「BB遊技後にRT遊技あります!」などの表示が行われ、遊技者に対して、BB遊技後に通常遊技(RT2)が行われる可能性があることが報知される。
このように、スロットマシン100の遊技設定手段(本実施例では遊技状態更新処理やRT遊技更新処理が該当)は、入賞判定手段(本実施例では入賞判定)によって特典役(本実施例ではRB1)に対応する図柄組合せ(本実施例では「白7−白7−白7」)が入賞ライン114上に停止表示されたと判定された場合に、特典遊技(本実施例ではRB1遊技)を設定する。また、再遊技高確率遊技の利益を得るためには、通常遊技において再遊技2の図柄組合せである「リプレイ−リプレイ−ベル」が有効化された入賞ライン114上に表示されることが条件となるが、BB一般遊技においてRB1が内部当選することで、再遊技2の図柄組合せが、BB遊技が終了したと判定されるまでの遊技、および、BB遊技が終了した後に実行される通常遊技において、高い確率で入賞ライン114上に揃うようになる。そのため、特典役に対応する図柄組合せを入賞ライン上に揃えるという面白みを遊技者に与えることができ、遊技者の興趣をより高めることができる上に、遊技者は特典役の入賞への期待感を抱きつつ遊技を進行することになり、ボーナスの入賞によってボーナス終了後の遊技が一義的に決まってしまう従来の遊技台に比べ、遊技者の期待感を持続させることができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技設定手段は、BB一般遊技(RT0)中にRB1に内部当選した場合には、そのままBB一般遊技(RT0)を維持し、入賞判定手段(本実施例では入賞判定)によって特典役(本実施例ではRB1)に対応する図柄組合せ(本実施例では「白7−白7−白7」)が入賞ライン114上に停止表示されたと判定された場合に、RB1遊技を開始させると共に、RT1に移行(再遊技2の内部当選確率は約1/500から約1/7.0に変更)させてもよい。遊技者にとっては、RB1遊技による特典とRT1による特典とが同時に付与されるため、特典役に対応する図柄組合せを揃えることへの期待感を持続させることができる。そのため、遊技者は特典役の入賞への期待感を抱きつつ遊技を進行することになり、ボーナスの入賞によってボーナス終了後の遊技が一義的に決まってしまう従来の遊技台に比べ、遊技者の期待感を持続させることができる。
次に、BB遊技において、入賞により獲得したメダル数が465枚に達した場合には、BB遊技が終了し、通常遊技に移行するが、BB一般遊技(RT0)の状態でBB遊技を終了した場合は通常遊技(RT0)に移行し、BB一般遊技(RT1)の状態でBB遊技を終了した場合は通常遊技(RT1)に移行する。なお、BB遊技が終了した場合には、液晶表示装置157に、図14に示されるような「BB終了 またね」などの表示が行われ、遊技者に対してBB遊技が終了した旨が報知される。
そして、BB遊技終了後の通常遊技(RT0またはRT1)において、再遊技2に内部当選し、再遊技2に入賞した場合(再遊技2の図柄組合せである「リプレイ−リプレイ−ベル」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、通常遊技(RT2)に移行する。なお、通常遊技(RT2)は、通常遊技(RT0)または通常遊技(RT1)の両者から移行可能であるが、前者は再遊技2の内部当選確率が約1/500に設定されているのに対して、後者は再遊技2の内部当選確率が約1/7に設定されている。従って、通常遊技(RT2)へ移行する可能性は、通常遊技(RT0)よりも通常遊技(RT1)の方が格段に高くなっている。
通常遊技(RT2)に移行すると、図13に示されるように、再遊技1の内部当選確率が約1/22から約1/1.2に変更されるのに対して、再遊技2の内部当選確率は約1/7.0から約1/500に変更され、再遊技2の内部当選確率よりも再遊技1の内部当選確率が格段に高くなる。これにより、通常遊技(RT2)においては、再遊技1に入賞する可能性が極めて高くなり、遊技者は、通常遊技(RT2)中は再遊技1の入賞という利益を高い頻度で得ることができる。なお、通常遊技(RT2)が開始された場合には、液晶表示装置157に、図14に示されるような「RT遊技開始します」などの表示が行われ、遊技者に対して通常遊技(RT2)が開始された旨が報知される。また、通常遊技(RT2)中には、例えば「RT遊技中!」といった表示を行うことにより、遊技者に通常遊技(RT2)中であることを報知してもよい。
なお、本実施例1では、再遊技役高確率遊技(RT2)の開始条件を、遊技設定手段によって特定の遊技(本実施例では通常遊技)が設定され、且つ、入賞判定手段によって特殊役(本実施例では再遊技2)に対応する図柄組合せ(本実施例では「リプレイ−リプレイ−ベル」)が入賞ライン114上に停止表示された場合としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技設定手段によって通常遊技に設定され、且つ、抽選手段によって特殊役に内部当選したと判定された場合に再遊技役高確率遊技を開始するように構成してもよい。また、本発明に係る「特定の遊技」は、通常遊技に限定されるものではなく、例えばBB遊技であってもよい。
最後に、通常遊技(RT2)が50回行われると、通常遊技(RT2)は通常遊技(RT0)に移行する。なお、通常遊技(RT2)が終了した場合には、液晶表示装置157に、図14に示されるような「RT終了」などの表示が行われ、遊技者に対して通常遊技(RT2)が終了した旨が報知される。
このように、遊技設定手段は、再遊技役高確率遊技を予め定めた遊技数(本実施例では50回)だけ設定するため、再遊技役高確率遊技は遊技回数の限られた特別な遊技であるという印象を遊技者に与えることができ、再遊技役高確率遊技の価値を高めることができる。なお、本実施例では再遊技役高確率遊技の遊技回数を50回に設定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、再遊技役高確率遊技の遊技回数を500回に設定すれば、再遊技2の当選確率が約1/500であることから、この間に再遊技2を当選させ、対応する図柄組合せ(本実施例では「リプレイ−リプレイ−ベル」)を入賞ライン114上に停止表示させることにより、遊技回数の500回を上書きするような対応も可能となる。
以上説明したように、本実施例1に係るスロットマシン100は、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール110〜112と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(本実施例では入賞役抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリール110〜112の入賞ライン114上に停止表示された図柄組合せに基づいて入賞の有無を判定する入賞判定手段(本実施例では入賞判定)と、複数種類の遊技の中から所定の遊技を設定する遊技設定手段(本実施例では遊技状態更新処理やRT遊技更新処理が該当)と、を備えた遊技台であって、複数種類の役には、少なくとも、遊技媒体(本実施例ではメダル)の投入によらずに遊技を行うことができる再遊技役(本実施例では再遊技1)と、所定の条件が成立した場合に、再遊技役に対応する図柄組合せ(本実施例では「リプレイ−リプレイ−リプレイ」)が入賞ライン114上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる再遊技役高確率遊技(本実施例ではRT2)を開始させる特殊役(本実施例では再遊技2)と、予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与える特典遊技(本実施例ではRB1遊技)を開始させる特典役(本実施例ではRB1)と、が含まれ、複数種類の遊技には、少なくとも、特殊役に対応する図柄組合せ(本実施例では「リプレイ−リプレイ−ベル」)が入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる特殊役高確率遊技(本実施例ではRT1)が含まれ、遊技設定手段は、特典遊技を設定する条件を満たした場合に、特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、特典遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、前記特典遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、継続して設定する遊技台である。
本実施例1に係るスロットマシン100によれば、ボーナス遊技中のみならずボーナス遊技終了後に続く遊技においても遊技者に退屈感を与えることがなく、遊技者に期待感を抱かせつつ遊技を行わせることができる。
特に、複数種類の役には、さらに、特典遊技の設定が可能なことにより遊技者に有利な特典を与える特別遊技(本実施例ではBB遊技)を開始させる特別役(本実施例ではBB)が含まれ、遊技設定手段は、特別遊技において特典遊技を設定する条件を満たした場合に、特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、特別遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、特別遊技が終了した後に実行される特定の遊技(本実施例では通常遊技)において、継続して設定するため、特別遊技中や、特別遊技終了後の遊技における遊技者の期待感を、従来の遊技台に比べて高めることができる。
また、遊技設定手段は、特殊役高確率遊技(RT1)を、前記所定の条件が成立して再遊技役高確率遊技(RT2)が開始されるまで継続して設定するため、再遊技役高確率遊技に対する遊技者の期待感を再遊技役高確率遊技の開始時点まで維持することができ、遊技者の興趣をさらに高めることができる。
また、本発明に係る「特殊役」は、再遊技役(本実施例では再遊技1)に対応する図柄組合せ(本実施例1では「リプレイ−リプレイ−リプレイ」)とは異なる図柄組合せ(本実施例1では「リプレイ−リプレイ−ベル」)が対応付けされ、入賞判定手段によって対応する図柄組合せが入賞ライン114上に停止表示されたと判定された場合に、遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる第2再遊技役(本実施例では再遊技2)であるため、遊技者は、再遊技役による利益に加えて、第2再遊技役による利益をも得ることができる。
なお、上記実施例1では、特殊役高確率遊技を、BB遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、BB遊技が終了した後に実行される通常遊技において、継続して設定する
例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、特殊役高確率遊技を、BB遊技が終了した後に実行される特定の遊技のみにおいて設定してもよい。
また、上記実施例1では、BB遊技中にRB1に内部当選した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上記図12(b)および図15に示されるように、通常遊技中にRB1に内部当選した場合であっても同様の効果を得ることができる。
なお、図12(b)は通常遊技中にRB1に内部当選した場合における、再遊技1および再遊技2の内部当選確率の変化を模式的に示した図であり、図15は、図12(b)におけるRB1遊技中およびRB1遊技終了後の再遊技1および再遊技2の内部当選確率の変化を詳細に示した図である。
この例では、通常遊技(RT0)中にRB1に内部当選した場合には、通常遊技(RT0)は通常遊技(RT1)に移行する。その結果、図15に示されるように、再遊技1の内部当選確率が約1/7.3から約1/22に変更されるのに対して、再遊技2の内部当選確率は約1/500から約1/7.0に変更され、再遊技1の内部当選確率よりも再遊技2の内部当選確率が高くなる。
そして、RB1の内部当選後にRB1に入賞した場合(RB1の図柄組合せである「白7−白7−白7」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、RB1遊技(RT1)が開始される。このRB1遊技は、上述の通り、12回の遊技を行うか、入賞役に8回入賞するかのいずれかの条件が成立した場合に終了し、通常遊技(RT1)に移行する。
この通常遊技(RT1)において、さらに再遊技2に内部当選し、再遊技2に入賞した場合(再遊技2の図柄組合せである「リプレイ−リプレイ−ベル」が有効化された入賞ライン114上に表示された場合)には、通常遊技(RT2)に移行する。その結果、再遊技1の内部当選確率が約1/22から約1/1.2に変更されるのに対して、再遊技2の内部当選確率は約1/7.0から約1/500に変更され、再遊技2の内部当選確率よりも再遊技1の内部当選確率が格段に高くなる。これにより、通常遊技(RT2)においては、再遊技1に入賞する可能性が極めて高くなり、遊技者は、通常遊技(RT2)中は再遊技1の入賞という利益を高い頻度で得ることができる。
最後に、通常遊技(RT2)が50回行われると、通常遊技(RT2)は通常遊技(RT0)に移行する。
なお、上記図12(b)では、通常遊技中にRB1遊技に内部当選可能な例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。従って、例えば、上記図5(a)に示した抽選データのうち、入賞役RB1に対応する抽選データの設定が無く、通常遊技中にはRB1遊技へ移行できない仕様であってもよい。
また、上記実施例1では、RT0〜RT2の移行契機を上記図6(b)に示される条件としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図16に示されるような移行契機を適用してもよい。
この例では、RT1への移行契機が、上記実施例1の「RB1内部当選時」から「RB1入賞時(RB1の図柄組合せである「白7−白7−白7」が有効化された入賞ライン114上に表示された時)」に変更されている。従って、この例では、RB1に内部当選し、且つ、RB1に入賞した場合にRB1遊技が開始されることになる。
また、この例では、RT2への移行契機が、上記実施例1の「通常遊技において再遊技2の図柄組合せが表示」から「再遊技2の図柄組合せが表示」に変更されている。従って、この例では、通常遊技以外の遊技(例えば、BB遊技)において再遊技2の図柄組合せが有効化された入賞ライン114上に表示された場合にもRT2に移行可能である。
さらに、この例では、RT0への移行契機が、上記実施例1の「(2)から50遊技」から「(2)から通常遊技における50遊技」に変更されている。従って、この例では、BB遊技中に再遊技2の図柄組合せが表示された場合でも、その後に行われる通常遊技で50遊技が終了した場合にRT0へ移行することになる。
また、上記実施例1では、本発明に係る「特殊役」として再遊技2を採用し、この再遊技2の図柄組合せが表示された場合にRT2へ移行するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。
従って、例えば、本発明に係る特殊役として、図17(a)に示される「はずれ」を適用してもよい。再遊技役では、内部当選確率に関する制約が厳しく、遊技台の仕様に制限が生じてしまうおそれがあるが、「はずれ」では、内部当選確率に関する制約が緩いため、遊技台の仕様の幅を広げることができる。
さらに、この場合に、図17(b)に示されるように、はずれ(入賞なし)に対応するリールの停止位置データ選択テーブルを複数種類用意し、抽選によって、特殊役に対応する図柄組合せを表示させることができる1つの停止位置データ選択テーブルを選択するように構成してもよい。このように構成すれば、RT2への移行が可能なはずれの希少価値を高めることができ、遊技性をさらに向上させることができる。
なお、本発明に係る遊技台は、上記実施例に係るスロットマシンの構造等に限定されるものではない。従って、例えば、上記実施例においては、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシンの例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技球(例えば、パチンコ玉)を遊技媒体としたスロットマシン(いわゆるパロット)等にも適用可能である。
本発明は、スロットマシンに代表される遊技台に適用することができる。
100…スロットマシン
110、111、112…リール
113…図柄表示窓
114…入賞ライン
135…スタートレバー
137、138、139…ストップボタン
157…液晶表示装置
300…主制御部
400…副制御部
110、111、112…リール
113…図柄表示窓
114…入賞ライン
135…スタートレバー
137、138、139…ストップボタン
157…液晶表示装置
300…主制御部
400…副制御部
Claims (11)
- 複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの入賞ライン上に停止表示された図柄組合せに基づいて入賞の有無を判定する入賞判定手段と、
複数種類の遊技の中から所定の遊技を設定する遊技設定手段と、を備えた遊技台であって、
前記複数種類の役には、少なくとも、
遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる再遊技役と、
所定の条件が成立した場合に、前記再遊技役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる再遊技役高確率遊技を開始させる特殊役と、
予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与える特典遊技を開始させる特典役と、が含まれ、
前記複数種類の遊技には、少なくとも、
前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる特殊役高確率遊技が含まれ、
前記遊技設定手段は、
前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、前記特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、前記特典遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、前記特典遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、継続して設定することを特徴とする遊技台。 - 前記複数種類の役には、さらに、
前記特典遊技の設定が可能なことにより遊技者に有利な特典を与える特別遊技を開始させる特別役が含まれ、
前記遊技設定手段は、
前記特別遊技において前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、前記特殊役高確率遊技を設定すると共に、この特殊役高確率遊技を、前記特別遊技が終了したと判定するまでの遊技、および、前記特別遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、継続して設定することを特徴とする、
請求項1に記載の遊技台。 - 前記所定の条件は、
前記遊技設定手段によって前記特定の遊技が設定され、且つ、前記入賞判定手段によって前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示された場合に成立することを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技台。 - 前記遊技設定手段は、
前記特殊役高確率遊技を、前記所定の条件が成立して再遊技役高確率遊技が開始されるまで継続して設定することを特徴とする、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技設定手段は、
前記抽選手段によって前記特典役に内部当選したと判定された場合に、前記特殊役高確率遊技を設定することを特徴とする、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技設定手段は、
前記入賞判定手段によって前記特典役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示されたと判定された場合に、前記特典遊技を設定することを特徴とする、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記複数種類の役には、さらに、
前記特典役に対応する図柄組合せとは異なる図柄組合せが対応付けされ、遊技者に前記特典遊技とは異なる有利な特典が与えられる第2特典遊技を開始させる第2特典役が含まれ、
前記抽選手段は、
前記特別遊技が設定されている遊技において前記第2特典役の内部当選の当否を判定することを特徴とする、
請求項2〜6のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記特別遊技における前記第2特典役の当選確率が、前記特別遊技における前記特典役の当選確率よりも高く設定されていることを特徴とする、
請求項7に記載の遊技台。 - 前記特殊役は、
前記再遊技役に対応する図柄組合せとは異なる図柄組合せが対応付けされ、前記入賞判定手段によって対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に停止表示されたと判定された場合に、遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる第2再遊技役であることを特徴とする、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技設定手段は、
前記再遊技役高確率遊技を予め定めた遊技数だけ設定することを特徴とする、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技台。 - 複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールの入賞ライン上に停止表示された図柄組合せに基づいて入賞の有無を判定する入賞判定手段と、
複数種類の遊技の中から所定の遊技を設定する遊技設定手段と、を備えた遊技台であって、
前記複数種類の役には、少なくとも、
遊技媒体の投入によらずに遊技を行うことができる再遊技役と、
所定の条件が成立した場合に、前記再遊技役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる再遊技役高確率遊技を開始させる特殊役と、
予め定めた遊技期間だけ遊技者に有利な特典を与える特典遊技を開始させる特典役と、が含まれ、
前記複数種類の遊技には、少なくとも、
前記特殊役に対応する図柄組合せが前記入賞ライン上に表示可能となる割合が、それまでに設定される割合より高い割合となる特殊役高確率遊技が含まれ、
前記遊技設定手段は、
前記特典遊技を設定する条件を満たした場合に、少なくとも、前記特典遊技が終了した後に実行される特定の遊技において、前記特殊役高確率遊技を設定することを特徴とする遊技台。
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