JP2008509796A - 構造的に可撓性を有する人工爪 - Google Patents
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Abstract
着用者の天然の指爪の形状に合致するよう設計された成形人工爪を提供する。この人工爪は、指の甘皮に当接することを意図した近位端(120)と、着用者の指先を越えて延びることを意図した遠位端(122)との間に延びる長尺状の爪本体(110)を有する。爪本体を天然の指爪のカーブの形状に側部間で合致させるために、爪本体の厚みが近位端から遠位端へと大きくなっている。比較的薄い近位端は固有の可撓性を有する爪本体の領域を提供し、当該爪本体が湾曲して天然の指爪の形状に適合することを可能にする。比較的厚い遠位端は固有の剛性を有する領域を提供し、これに関連して指先を越えて延びることを意図した爪本体の部分に更なる強度を提供する。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
[0001]本発明は、広く人間の指爪の装飾に関するものであり、より詳細には、人の天然の指爪に接着されることを意図とした人工爪に関するものである。
[0002]様々な審美的理由から、多くの人々が、長尺状の(細長い)指爪、若しくは、より洗練された又はつやのある外観を有する指爪を欲している。しかしながら、自分自身の天然爪を所望の長さまで伸ばせないか、又は伸ばしたくない者もいる。或いは、マニキュアがなされた、及び/又は磨かれた爪によってもたらされ得るより洗練された外観を維持又は得るために必要な時間、技術、又は資金がない場合もある。その結果、産業全体が天然爪の人工的な補足及び拡張を中心に発展してきている。このような拡張は、天然の指爪をマニキュアしたり磨いたりすることから、天然爪上に個々に人工爪を形成したり、爪表面に化学的に結合するアクリル系パウダー及び液体からネイルフォームを人工爪が形成されたかのように形成することにまで及んでいる。これらの両極端の間にあるものが、その人自身の天然に発生した指爪に接着又は別の方法で結合される成形人工爪(予め成形された人工爪)である。このような爪は、ドラッグストアやデパートを通して広範囲のユーザが容易に入手できるものである。このような成形人工爪は、所望の外観を提供するように、透明であっても不透明であってもよく、並びに/若しくは、予め研磨されていてもよく及び/又は装飾されていてもよい。
[0003]人工爪は、通常は、モールド成形された熱可塑性プラスチックから作られており、広範囲の長さ及び型で入手可能である。人工爪の型の一つの広いカテゴリーは、フルネイル形状である。その名称が示すように、フルネイル形状は人の指爪全体を擬態するものであり、爪床の略全体を覆うことを意図した近位端と、着用者の指先を越えて延びることを意図した遠位自由端とを有している。近位端は、指の甘皮にほぼ隣接するか、又は当接するような形状になっている。遠位自由端は、所望の外観に応じて、楕円形、角形、又はフレアー形状等といったように、多様な長さ及び形の何れかを有することができる。加えて、天然の指爪に更に似せるために、人工爪は、通常、第1の側端部と第2の側部の間に曲率を、また、近位端と遠位端の間に曲率をもって形成されている。好ましくは、人工爪は、その使用に特有の危険に耐える十分な耐久性及び剛性を有している。
[0004]製造者は、通常、様々な爪のサイズ、例えばサイズ番号0〜9で特定されるようなサイズをユーザに提供して、大半の爪のサイズに対応している。一般に、購入者が異なる指用に異なる人工爪を入手するよう、人工爪は様々な異なるサイズを含むセットで同梱されている。パッケージには、異なるサイズの人工爪のセットに加えて、購入者の天然の指爪に人工爪を結合するための液状接着剤及び/又は粘着パッド(ピールオフ・パッド)も含まれている。
[0005]しかしながら、周知のように、天然の指爪の外形は、人によって大きく異なり、また同じ人の異なる指でも大きく異なる。第1の側端部と第2の側端部の間、並びに、近位端と遠位端の間において、全ての天然の指爪に対応する曲率を有する人工爪を生産することは、不可能ではないにしても困難であった。製造者は様々なカーブをもつ多数の人工爪を生産することはできるが、これに伴って製造コストが増加するため、この解決法は望ましくなく、且つ実用的ではない。その結果、製造者は、通常、様々な幅を有し、設定された様々な曲率を有する成形人工爪のセットを生産する。
[0006]しかしながら、成形人工爪の曲率と天然爪の曲率の間の変動は、天然爪に固定された際の爪への取り付けの完全性、着用者の快適さ、及び、爪の美観に影響を及ぼすことがある。例えば、一以上の比較的平坦な爪床を有する者もいる。天然の爪床よりも湾曲した人工爪を取り付けると、人工爪と天然の爪床との間にギャップが生じることになる。人工爪を天然の爪床に十分に結合させるには、それに比例してより多くの量の接着剤を塗布しなくてはならない。しかしながら、最良の結合は、隣接配置された人工爪の表面と天然爪の表面との間の薄層の接着剤によって得られる。多量の接着剤は、接着剤の体積内にエアポケットを形成し、結合を弱めることがある。その結果、多量の接着剤の使用によって、実際には人工爪と天然爪の間の結合の耐久性が低下し、着用の時間が短縮することになる。さらに、ユーザがよりアーチ状の人工爪をより平坦な天然の爪床に対して押し付けて結合を行うと、人工爪は、その自然な、よりアーチ状の自由姿勢に戻ろうとする。その結果、このように天然の爪床が引っ張られることによって、ユーザに相当の痛みと不快感がもたらされることがある。
[0007]本発明は、成形人工爪を提供する。この人工爪は、従来の爪の強度及び耐久性を維持しつつ、屈曲し、爪床部分に沿って天然の指爪の爪床のカーブ形状に適合ように設計されている。この人工爪は、爪本体を有しており、当該爪本体は、ユーザの甘皮に当接するか略隣接するように配置することを意図した近位端と、離間した遠位端であって着用者の天然の指爪の先を越えて延びることを意図した遠位端と、を有している。第1の側端部と略平行な第2の側端部が、近位端と遠位端の間に延びている。天然の指爪に似せるために、人工爪は、第1の側端部と第2の側端部の間、通常は、近位端と遠位端の間に延在するカーブ又は弧をもって形成されている。
[0008]人工爪を着用者の爪床の形状に合致させるために、人工爪本体の厚みが近位端と遠位端の間で連続的に大きくなっている。したがって、爪本体の近位端に対応する部分はある程度の可撓性を示すよう十分に薄く、遠位端に対応する部分は人工爪に強度を与えるよう十分に厚い。このように、人工爪の可撓性は比較的剛性の高い遠位端の部分から比較的可撓性を有する近位端の部分までの爪の長さに沿って大きくなる。よって、人工爪の近位端に対応する部分に関連した可撓性によって、人工爪の当該部分を爪床に隣接して押し付けることが可能になる。より具体的には、人工爪の可撓性を有する部分が、着用者自身の天然の指爪の第1の側部と第2の側部の間で爪床のカーブを反映するように変形することができる。その結果、本発明の爪は、アーチ状の爪がその自由状態に戻ろうとして上向きの力を平坦な天然の爪床又はより多く湾曲した天然の爪床に及ぼすことによってユーザに生じることがしばしばある痛みを軽減し、又は、無くすことができる。
[0009]特に、本発明は、人工爪と天然爪の間の接着剤の層内にエアポケットが形成される可能性を最小限に抑える。よって、本発明の利点は、人工爪と天然の指爪の間により強固な結合をもたらすことであり、ユーザの不快感を軽減することである。別の利点は、本発明が人工爪と爪床との間のより自然な外観の移行部をもたらし、したがって、より美観に優れることである。本発明のこれら及び他の利点は、本発明の更なる特徴と同様に、本明細書における本発明の説明から明らかとなる。
[0021]以下、図面を参照する。図面においては、同様の参照番号によって同様の要素を指す。図1に、本発明の教示に従って設計された人工爪100を示す。人工爪100は、上面112及び下面114を有する爪本体110を備えている。理解されるように、下面114は着用者の天然の指爪を覆うようになっている。人工爪を天然の指爪に接着又は結合するために、通常、液状接着剤又は接着剤パッドを下面114と天然の指爪の爪床との間に置き、爪本体と天然の指爪を押し付け合う。本出願の目的のために、「結合される」との語には、一時的な接着、及び、より永久的な接着も含まれる。好ましくは、この接着剤又は接着剤パッドは、少なくとも天然爪との接触面に沿って分解可能であり、適切且つ安全な溶液で人工爪を容易に取り外すことを可能とする。
[0022]爪本体110は、長尺状の(細長い)形状を有し、近位端120と離間された遠位端122との間に延びている。近位端120は、爪本体110の対応の近位領域124の境界を画成し、遠位端120は対応の遠位領域126の境界を同様に画成している。人工爪100が着用者の天然爪に意図したとおりに接着又は結合されると、近位領域124は天然爪床に隣接して配置され、遠位領域126は通常、着用者の指爪の自由端を越えて延びる。近位端120と遠位端122の間には、第1の側端部130、及び略対向する第2の側端部132が延びている。
[0023]図3及び図4を参照する。近位端120が甘皮に当接して甘皮を略なぞることができるように、近位端120は、通常、第1の側端部130と第2の側端部132の間に延在する丸みのあるカーブ形状とされている。図3及び図4に示した実施の形態では、遠位端122は、近位端120とは対照的に、略角形にされている。しかしながら、遠位端122の形状はファッション的な役割であって、角形の外観は遠位端122が採りうる形状の一例に過ぎない。例えば、この形状は、代替的に自由端で、又は自由端に沿って広げたり平らにしたりすることもできる。爪本体110の長さは、近位端120と遠位端122の間で規定され、爪本体の幅は第1の側端部130と第2の側端部132の間で規定される。
[0024]様々な爪のサイズは、通常、サイズを区別する方法としての数字表示に従っている。単なる一例として、決して限定するものではないが、数字表示に対応するサイズは以下のようなものであってもよい。
爪番号 長さ 幅
0 22.5mm 16mm
1 22mm 15.6mm
1.5 21.4mm 14.6mm
2 21mm 13.8mm
2.5 20mm 12.6mm
3 19.5mm 11.9mm
3.5 18.5mm 10.9mm
4 17.4mm 10.5mm
4.5 17.1mm 10.5mm
5 16.9mm 9.8mm
5.5 16.5mm 9.9mm
6 16mm 9.6mm
6.5 14.9mm 9.1mm
7 15mm 8.7mm
7.5 14.4mm 8.5mm
8 13.4mm 7.9mm
8.5 13mm 7.6mm
9 11.9mm 6.7mm
爪番号 長さ 幅
0 22.5mm 16mm
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8 13.4mm 7.9mm
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9 11.9mm 6.7mm
[0025]以下、図3及び図4を参照する。人工爪100が自然に見え、且つ着用者の指に適切に載るように、爪本体110は、第1の側端部130と第2の側端部132の間で湾曲した形状又はアーチ状の形状をもって形成されている。具体的には、上面112が略凸面であり、下面114が略凹面である。水平面に置いたときに、爪本体110の頂部が、第1の側端部130及び第2の側端部132よりも上になる。次に、図7を参照する。長尺状の(細長い)天然の指爪が有する湾曲した又は上に反ったプロファイルに似せるために、爪本体110は、近位端120と遠位端の間のその長さにわたって略湾曲している。しかしながら、例えば比較的短い「スポーツ」ネイル、又は、本出願の譲受人に譲渡された米国出願第29/197354号に開示されたもののような、広がった形状を有する爪等の代替的な形状を提供してもよいことを理解されたい。
[0026]本発明によれば、使用者の天然爪により自在に適合させるために、爪100の近位領域124は、ある程度の可撓性を有しており、これによって、成形人工爪が平らになるか、又は、より大きなアーチを備え、人工爪100が使用者の天然の指爪の形状により一致するようになる。ここで、図8を参照する。人工爪に変化する可撓性を与えるために、第1の表面112と第2の表面114の間に画成された爪本体110の厚みが、近位端120から遠位端122までの爪本体の長さにわたって大きくなっている。したがって、図9及び図10と比較すると、近位領域124内で測定した爪本体110の厚みは、遠位領域126内で測定した厚みよりも実質的に小さくなっている。理解されるように、爪本体110が、その可撓性の度合いが対応する厚みの度合いに少なくとも部分的に依存する材料からできている場合に、より薄い近位領域124は、相対的にある程度の剛性を示すより厚い遠位領域126に比べて実質的により大きな程度の可撓性を示す。
[0027]近位領域124が遠位領域126よりも可撓性を有するために、近位領域124は「平ら」になって、より平らな天然の爪床の天然の形状に合致することができ、又は、第1の側端部130及び第2の側端部132が更に互いに向かって引っ張られ、左右により大きいアーチをもつ天然爪により合致することができる。具体的には、モールド成形中に爪本体110内に形成される曲率が天然の指爪の曲率よりも大きいか又は小さい場合であっても、天然の爪床の形状に合致するように配置して人工爪を利用できる。より平坦な天然の指爪の爪床に対して押し付けると、近位端120から延びる第1の側端部130及び第2の側端部132の部分が、最初に爪床に接触し、近位領域124に対応する爪本体110の下面114が天然の指爪に隣接するまでの間、湾曲して離れる。逆に、よりアーチ状に曲がった天然の指爪の爪床に対して押し付けると、近位端120から延びる第1の側端部130及び第2の側端部132の部分が、手動で下向きにアーチ状に曲がり、爪本体110の下面114の近位部分が天然の指爪の近位領域124の形状に合致するまで爪床に接触する。
[0028]近位領域124の形状を爪床に隣接して接触するよう合致させることによって、人工爪100と天然の指爪の間により強い結合が生じる。具体的には、液状接着剤又は接着剤パッドを用いて人工爪100を天然の指爪に結合させる場合に、下面114と天然の指爪の間の接着ボンドが、天然の指爪のカーブに沿ってより均一なプロファイルを有するようになる。加えて、近位領域124に与えられた可撓性により、爪本体110は、爪本体材料の弾性力によって天然の指爪から自身を引き離すことが少なくなる。このことは、人工爪110が天然の指爪に隣接して押し付けられているが塗布された接着剤又は接着剤パッドが未だ完全には硬化していない場合の取付け中には特に有利である。さらに、近位領域124の形状を爪床に合致させることによって、この2者間により自然な外観及び美観に優れた接合が得られる。
[0029]遠位領域128が可撓性を有する近位領域124よりも剛性を有するために、天然の指爪の自由端を越えて延びることを意図した人工爪100の部分は、近位領域124に対して強度が高められている。故に、人工爪は外部の物体との衝突による変形に対して更なる耐性を有している。したがって、人工爪100はより耐久性が高く、一旦取り付けられれば略連続的に厚みを減らした人工爪よりも長く持続することができる。
[0030]好ましくは、爪本体110の厚みは、近位端120と遠位端122の間で連続的に大きくなっている。したがって、可撓性を有する領域と剛性を有する領域の間での移行が徐々に生じ、近位端120で最も可撓性があり遠位端122で最も剛性が高くなる。可撓性を有する領域と剛性を有する領域の間で徐々に移行することによって、爪本体110は、様々な形状、長さ、及びサイズの爪床に対応することが可能となり、これによって人工爪100がより汎用的なものとなる。例えば、人工爪の近位部が一定の厚みを与えられ、遠位部がより大きい別の一定の厚みを与えられており、この2者の間に段差が設けられるのであれば、この段差はユーザの天然爪の遠位端に、又は遠位端を越えて配置されることになる。結果として、所与の成形人工爪は非常に限定された範囲の長さの爪のみに適合することになる。対照的に、徐々に近位端から遠位端へと移行する成形人工爪100は、実質的に任意の長さの爪に利用可能である。
[0031]近位端120から遠位端122までの爪本体110の厚みを大きくすることの別の利点は、人工爪の製造の際に現実のものとなる。ここで、図1及び図2を参照する。爪本体110用の型は、溶融熱可塑性プラスチックを導入するためのゲートが遠位端122に対応する側に近いモールドキャビティにアクセスするように設計可能であることが当業者には理解されよう。射出成形又は類似の成形方法によって、溶融熱可塑性プラスチックは、上側表面112及び下側表面114に対応する2個の収束する表面間のモールドキャビティ内へ、近位端に対応する側へと流れ込む。この金異端には、追いやられた空気のための排気口が設けられている。爪本体110をこのような方法で成形することによって、爪体内に空隙が形成される可能性が減少する。しかしながら、任意の他の適切な方法を利用して爪本体110を作製し得ることが理解されよう。
[0032]可撓性と剛性の望ましい組み合わせは、近位端120と遠位端122間の爪本体110の厚みを少なくとも0.020インチ(0.51mm)、より好ましくは0.022インチ(0.55mm)だけ大きくすることによって達成することができる。好ましい例としては、爪本体110が、0.009インチ(0.23mm)の厚みを持った近位端120と0.035インチ(0.89mm)の厚みを持った遠位端122を有することができる。したがって、本例では、爪本体の長さにおける厚みのトータルの変化が0.026インチ(0.66mm)である。別の表現をすると、爪本体の厚みが遠位端122から近位端120まで少なくとも約70%だけ、より好ましくは約75%だけ小さくなる。
[0033]厚みの好ましい変化を有する爪本体110の例を図11に示す。図示した例では、厚みの変化が、爪本体110の長さにわたって略連続的に、且つ、略一貫して生じている。例えば、爪本体の近位端120で測定した厚みは約0.009インチ(0.23mm)であり、近位端からの爪本体の全長の1/8で測定された厚みは約0.012インチ(0.30mm)であり、爪本体の全長の1/4で測定された厚みは約0.015インチ(0.38mm)であり、爪本体の全長の3/8で測定された厚みは約0.018インチ(0.46mm)であり、爪本体の全長の1/2で測定された厚みは約0.021インチ(0.53mm)であり、爪本体の全長の5/8で測定された厚みは約0.024インチ(0.61mm)であり、爪本体の全長の3/4で測定された厚みは約0.027インチ(0.69mm)であり、爪本体の全長の7/8で測定された厚みは約0.031インチ(0.78mm)であり、遠位端122で測定した厚みは約0.035インチ(0.89mm)である。したがって、爪本体110の厚みは、爪本体の長さの1/8ごとに略0.003〜0.004インチ(0.07〜0.09mm)の間で大きくなっている。しかしながら、別の厚みが同様に本発明の範囲内にあることが当業者には理解されよう。単なる一例として、これらの同じ位置、すなわち近位端、1/8インチ、1/4インチ、3/8インチ、1/2インチ、5/8インチ、3/4インチ、及び7/8インチについて、それぞれ0.009インチ(0.23mm)、0.012インチ(0.30mm)、0.013又は0.0135インチ(0.30又は0.34mm)、0.015インチ(0.38mm)、0.016又は0.018インチ(0.41〜0.46mm)、0.0195又は0.021インチ(0.50〜0.53mm)、0.022又は0.023インチ(0.55又は0.58mm)、0.025又は0.026インチ(0.63又は0.0.66mm)、及び0.0312インチ(0.80mm)等の代替の測定値とすることができる。
[0034]少なくとも0.022インチ(0.55mm)の好ましい厚み変化、より好ましくは約0.026インチ(0.66mm)の厚み変化は、様々な爪本体の長さに対して同じにすることができる。小さい人工爪ほど、それに伴って、より小さい可撓性近位領域とより小さい剛性遠位領域を有することが理解されよう。しかしながら、様々な爪本体サイズの長さにわたって相対的に可撓性を有する領域と剛性を有する領域の間の同様の移行を達成するには、各爪本体の厚みはなおも、少なくとも0.022インチ(0.55mm)、好ましくは約0.026インチ(0.66mm)で変化すべきである。故に、販売用にパッケージングされる場合に、異なる指に装着されるように意図された異なる長さの人工爪本体の各々全てが、近位端と遠位端の間で好ましくは少なくとも約0.022インチ(0.55mm)、好ましくは約0.026インチ(0.66mm)に厚みを大きくするべきである。
[0035]爪本体110は、任意の適切な材料から作ることができるが、熱可塑性プラスチックから作られることが好ましい。単なる一例として、適切な熱可塑性プラスチック材料には、共押し出し又は別の方法による、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)ポリスチレン、及びポリエチレンテレフタレート(PET)、並びに、これら材料の組み合わせが含まれる。さらに、爪本体の材料の組成は、全体に一貫して均一とすることもできるが、異なる材料又は材料の組み合わせによる略不連続領域を有していてもよい。
[0036]種々の実施の形態では、人工爪が不透明、半透明、又は透明の何れであってもよい。加えて、人工爪は、ペイントした指爪に似せた様々な色及び光沢で提供可能であり、ネイルタトゥー又はチャームを有していてもよい。さらに、人工爪を、異なる色及びパターンでペイント又は形成して、縞模様又は花等の装飾を模擬してもよい。更なる実施の形態では、人工爪が、例えば装飾用の花に似せて形成される突出した隆起部を持って形成されてもよい。
[0037]刊行物、特許出願、及び特許を含む本明細書で引用した全ての参考文献を参照することによって本明細書に援用し、それぞれの参考文献を個別に且つ具体的に参照することによって援用することを示したかのように、また、その全体を本明細書に説明したかのような程度にまで、援用する。
[0038]本発明を説明する文脈における(特に特許請求の範囲の文脈における)用語「一つの」及び「前記」並びに類似の指示対象は、特に本明細書に指示がないか文脈で明確に矛盾しない限りは、単数及び複数の両方を含むように解釈されるべきである。「備える」、「有する」、「含む」及び「含有する」との用語は、特に断りのない限りはオープンエンドの用語(すなわち「含むがこれに限定されない」を意味する)として解釈されるべきである。本明細書の値の範囲の記載は、特に本明細書に指示がない限りは、その範囲内に収まるそれぞれ別個の値を個々に言及することの簡潔な方法としての役立てることを意図したに過ぎなく、それぞれ別個の値が個々に記載されたかのように本明細書に組み込まれる。特に本明細書に指示がないか特に文脈で明確に矛盾しない限りは、本明細書に記載の全ての方法を任意の適当な順序で行うことができる。任意及び全ての例示、又は、本明細書の例示的な言葉(例えば「のような」)の使用は、特に特許請求の範囲に記載がない限り、単に、本発明をより良く解明することを意図したものであり、本発明の範囲に制限を課すものではない。本明細書の言葉は何れも、本発明の実施に不可欠な特許請求の範囲に記載のない要素を指示するものとして解釈されるべきではない。
[0039]本発明の好ましい実施形態を、本発明を実施するための発明者が知っている最良の形態を含めて、本明細書中に説明した。これらの好ましい実施形態のバリエーションは、前述の説明を読めば、当業者には明らかである。本発明者は、当業者がこのようなバリエーションを必要に応じて採用することを予期しており、本発明が具体的に本明細書に記載されたものとは別の方法で実施されることを意図している。したがって、本発明には、適用される法律が認めるように、添付の特許請求の範囲に列挙した本発明の全ての変形態様及び均等の態様が含まれる。さらに、特に本明細書に指示がないか特に文脈で明確に矛盾しない限りは、その全ての可能なバリエーションにおける前述の要素のいかなる組み合わせも本発明に含まれる。
Claims (20)
- 近位端と遠位端との間に延びる長尺状の爪本体を備え、該爪本体の厚みが前記近位端から前記遠位端へと略連続的に大きくなっている、成形人工爪。
- 前記厚みが、前記近位端から前記遠位端へと少なくとも0.020インチ(0.51mm)だけ大きくなっている、請求項1に記載の成形人工爪。
- 前記厚みが、前記近位端から前記遠位端へと少なくとも0.022インチ(0.55mm)だけ大きくなっている、請求項2に記載の成形人工爪。
- 前記爪本体の前記厚みが、前記近位端と前記遠位端の間において略一定の割合で変化している、請求項1〜3の何れか一項に記載の成形人工爪。
- 前記爪本体の前記厚みが、該爪本体の全長の略1/8ごとに約0.001〜0.006インチ(0.025〜0.16mm)だけ変化している、請求項4に記載の成形人工爪。
- 前記爪本体の前記厚みが、該爪本体の全長の略1/8ごとに約0.003〜0.004インチ(0.07〜0.09mm)だけ変化している、請求項4に記載の成形人工爪。
- 前記厚みが、前記遠位端と前記近位端での前記爪の厚みの差を前記遠位端での厚みで除して100を乗じた値によって評価した場合に、少なくとも約70%だけ、前記遠位端と前記近位端の間で小さくなっている、請求項1〜6の何れか一項に記載の成形人工爪。
- 前記厚みが、少なくとも約75%だけ小さくなっている、請求項7に記載の成形人工爪。
- 前記爪本体が、モールド成形された熱可塑性プラスチックから構成されている、請求項1〜8の何れか一項に記載の成形人工爪。
- 熱可塑性プラスチックが、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン、及びポリエチレンテレフタレート、並びにこれら材料の任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項9に記載の成形人工爪。
- それぞれが近位端と遠位端の間に延びる長尺状の爪本体を有する複数の人工爪を備え、少なくとも前記複数の人工爪の半数以上について、各爪本体の厚みが、少なくとも0.022インチ(0.55mm)、又は、前記遠位端と前記近位端の厚みの差を前記遠位端の厚みで除して100を乗じた値によって評価した場合に少なくとも約70%の少なくともいずれか一方の分だけ、前記遠位端から前記近位端へと略連続的に小さくなっている、成形人工爪のパッケージ。
- 前記複数の人工爪を天然爪に固定するための接着剤を更に備える、請求項11に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、前記近位端と前記遠位端の間で少なくとも0.020インチ(0.51mm)だけ大きくなっている、請求項11又は12に記載のパッケージ。
- 前記接着剤が、液体接着剤及び接着剤パッドからなる群から選択される、請求項12又は13に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、前記近位端から前記遠位端へと少なくとも0.022インチ(0.55mm)だけ大きくなっている、請求項11〜14の何れか一項に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、前記近位端と前記遠位端の間で略一定の割合で変化している、請求項11〜15の何れか一項に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、前記爪本体の全長の略1/8ごとに約0.001〜0.006インチ(0.025〜0.16mm)だけ変化している、請求項11〜16の何れか一項に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、前記爪本体の全長の略1/8ごとに約0.003〜0.004インチ(0.07〜0.09mm)だけ変化している、請求項17に記載のパッケージ。
- 前記厚みが、少なくとも約75%だけ小さくなっている、請求項11〜18の何れか一項に記載のパッケージ。
- 前記爪本体が、モールド成形された熱可塑性プラスチックから構成されている、請求項11〜19の何れか一項に記載のパッケージ。
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