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JP2008311211A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池 Download PDF

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JP2008311211A JP2008032504A JP2008032504A JP2008311211A JP 2008311211 A JP2008311211 A JP 2008311211A JP 2008032504 A JP2008032504 A JP 2008032504A JP 2008032504 A JP2008032504 A JP 2008032504A JP 2008311211 A JP2008311211 A JP 2008311211A
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Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
Akihiro Suzuki
章弘 鈴木
Hiroyuki Fujimoto
洋行 藤本
Katsuaki Takahashi
勝昭 高橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 非水電解質二次電池に用いる負極活物質と非水電解液とを改良し、高容量でサイクル特性に優れると共に、高温下において充電状態で保存させた場合にも電池が膨化するのが抑制される非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】 リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を含む正極11と、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を含む負極12と、非水電解液とを備えた非水電解質二次電池において、負極活物質に、黒鉛材料からなる第1材料と、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料とを用いると共に、非水電解液に、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と環状構造を有する硫黄含有化合物とを添加させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を含む正極と、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解質二次電池に係り、特に、負極活物質と非水電解液とを改良し、高容量でサイクル特性に優れると共に、高温下において充電状態で保存させた場合に電池が膨化するのが抑制されるようにした点に特徴を有するものである。
近年、携帯電子機器や電力貯蔵用等の電源として、非水電解液を用い、リチウムイオンを正極と負極との間で移動させて、充放電を行うようにした非水電解質二次電池が利用されている。
そして、このような非水電解質二次電池においては、その負極における負極活物質として黒鉛材料が広く利用されている。
ここで、黒鉛材料の場合、放電電位が平坦であると共に、リチウムイオンがこの黒鉛結晶層間に挿入・脱離されて充放電されるため、針状の金属リチウムの発生が抑制され、充放電による体積変化も少ないという利点がある。
一方、近年においては、携帯電子機器等の多機能化・高性能化に対応させるために、さらに高容量の非水電解質二次電池が要望されているが、上記の黒鉛材料の場合、層間化合物のLiC6の理論容量は372mAh/gと小さく、上記のような要望に十分に対応す
ることができないという問題があった。
このため、近年においては、高容量の負極活物質として、リチウムイオンと合金を形成するケイ素、スズ、アルミニウム等を用いることが検討され、特に、ケイ素の場合、単位重量あたりの理論容量が約4200mAh/gと非常に大きいため、実用化に向けて種々の検討がなされている。
しかし、リチウムイオンと合金を形成するケイ素等は、リチウムイオンの吸蔵・放出に伴う体積変化が大きく、非水電解質二次電池のサイクル特性が悪くなるという問題があった。
このため、特許文献1に示されるように、負極活物質として、炭素粒子の表面にケイ素を担持させ、さらにこの炭素粒子の表面を炭素材で被覆した炭素質材料を用い、リチウムイオンの吸蔵・放出に伴うケイ素の体積変化を上記の炭素粒子により吸収させて、非水電解質二次電池のサイクル特性を向上させるようにしたものが提案されている。
しかし、このように負極活物質として、炭素粒子の表面にケイ素を担持させ、さらにこの炭素粒子の表面を炭素材で被覆した炭素質材料を用いた場合、充放電によって非水電解液が上記の負極活物質と反応して分解し、また繰り返して充放電させると、上記の炭素質材料中におけるケイ素の体積変化により次第に容量が低下するという問題があった。
さらに、上記のような炭素質材料だけでは、負極活物質の充填密度が低くなって、十分な電池容量が得られなくなり、また黒鉛材料を用いた場合と比べて初期の充放電効率が低くなるという問題もあった。
また、近年においては、特許文献2に示されるように、4−フルオロエチレンカーボネート等のハロゲン原子を有する炭酸エステル誘導体を含有させた非水電解液を用い、非水電解液が充放電によってリチウムイオンと合金を形成するケイ素等の負極活物質と反応して分解するのを抑制するようにしたものが提案されている。
しかし、負極活物質に、上記のように炭素粒子の表面にケイ素を担持させ、さらにこの炭素粒子の表面を炭素材で被覆した炭素質材料を用いた非水電解質二次電池において、このように4−フルオロエチレンカーボネート等のハロゲン原子を有する炭酸エステル誘導体を含有させた非水電解液を使用すると、この非水電解質二次電池を高温下において充電状態で保存させた場合に、上記のハロゲン原子を有する炭酸エステル誘導体が上記の炭素質材料と反応して分解し、電池が膨化するという問題が生じた。
特開2003−263986号公報 特開2005−228565号公報
本発明は、非水電解質二次電池における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものであり、負極活物質と非水電解液とを改良し、高容量でサイクル特性に優れた非水電解質二次電池が得られると共に、高温下において充電状態で保存させた場合に、この非水電解質二次電池が膨化するのを抑制することを課題とする。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を含む正極と、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解質二次電池において、上記の負極活物質に、黒鉛材料からなる第1材料と、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料とを用いると共に、上記の非水電解液に、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と環状構造を有する硫黄含有化合物とを添加させた。
本発明における非水電解質二次電池においては、上記のように負極活物質に、黒鉛材料からなる第1材料と、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料と用いるようにしたため、上記の黒鉛材料からなる第1材料により、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体単独で用いた場合よりも、負極活物質の充填密度が向上されて、十分な電池容量が得られるようになると共に、初期の充放電効率も向上されるようになる。
また、本発明における非水電解質二次電池においては、上記のように非水電解液に、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と環状構造を有する硫黄含有化合物とを添加させたため、このように添加させたフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体によって充放電時に前記の負極活物質の表面に安定な被膜が形成されるようになり、非水電解液が充放電時に前記の負極活物質と反応して分解するのが抑制され、非水電解質二次電池におけるサイクル特性が向上する。
また、上記のように非水電解液に環状構造を有する硫黄含有化合物を添加させると、この非水電解質二次電池を高温下において充電状態で保存させた場合に、前記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体が、上記の負極活物質と反応して分解するのが抑制されて、電池が膨化するのが防止されるようになる。
なお、このように非水電解質二次電池を高温下において充電状態で保存させた場合に、前記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体が、上記の負極活物質と反応するのが抑制される理由は明確ではないが、高温下において充電状態で保存させた場合に上記の環状構造を有する硫黄含有化合物が分解し、これにより黒鉛材料からなる第1材料や黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料の表面に安定した保護被膜が形成されるためであると考えられる。
次に、本発明の実施形態に係る非水電解質二次電池の実施形態について具体的に説明する。なお、本発明における非水電解質二次電池は、下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この発明の非水電解質二次電池において、上記のように負極活物質に、黒鉛材料からなる第1材料と、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料とを用いるにあたり、この負極活物質中におけるケイ素又はケイ素化合物の量が多くなると、充放電時における体積変化が大きくなって、非水電解質二次電池のサイクル特性が低下するため、負極活物質中におけるケイ素又はケイ素化合物の量を20重量%未満にすることが好ましい。
また、上記の負極活物質中において、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料の割合が多くなると、充放電サイクル時に、この複合体からなる第2材料の表面で非水電解液の分解が生じて、サイクル特性が低下するため、負極活物質中における第2材料の割合を20重量%以下にすることが好ましい。
また、上記の第1材料や第2材料に用いる黒鉛材料としては、充放電特性等に優れたものを用いることが好ましく、X線回折法により測定した格子面間隔d002が0.337nm以下、c軸方向の結晶子の大きさLcが30nm以上の黒鉛を用いることが好ましい。
また、前記の複合体としては、黒鉛材料の表面にケイ素又はケイ素化合物を付着させ、これを非晶質炭素材料によって被覆させたものを用いることができる。
そして、上記のような負極活物質を用いて負極を作製するにあたっては、上記の負極活物質とバインダー等を含む負極合剤を負極集電体の表面に塗布させるようにすることができる。
ここで、上記の負極集電体の材料は、耐還元性に優れた導電性材料であればよく、例えば、銅、ニッケル及びこれらを含む合金等を用いることができる。
また、この発明の非水電解質二次電池において、その正極に用いる正極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵・放出することができ、その電位が貴な材料であれば特に限定されず、一般に使用されている公知の正極活物質を用いることができる。例えば、LiCoO2等のリチウム・コバルト複合酸化物、LiNiO2等のリチウム・ニッケル複合酸化物、LiMn24,LiMnO2等のリチウム・マンガン複合酸化物、LiNi1-xCox2(0<x<1)等のリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物、LiMn1-xCox2(0<x<1)等のリチウム・マンガン・コバルト複合酸化物、LiNixCoyMnz2(x+y+z=1)等のリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物、LiNixCoyAlz2(x+y+z=1)等のリチウム・ニッケル・コバルト・アルミニウム複合酸化物等のリチウム含有遷移金属酸化物や、MnO2等のマンガン酸化物、V25等のバナジウム酸化物等の金属酸化物や、その他の酸化物や硫化物を用いることができる。
そして、上記のような正極活物質を用いて正極を作製するにあたっては、例えば、上記の正極活物質と導電剤とバインダー等を含む正極合剤を正極集電体の表面に塗布させるようにすることができる。
ここで、上記の正極集電体の材料は、耐酸化性に優れた導電性材料であればよく、例えば、アルミニウム、ステンレス、チタン等を用いることができる。
また、上記の導電剤としては、例えば、アセチレンブラック、黒鉛、カーボンブラック等を用いることができる。また、上記のバインダーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、EPDM、SBR、NBR、フッ素ゴム等を用いることができる。
また、この発明の非水電解質二次電池における非水電解液としても、一般に使用されている非水系溶媒に溶質を溶解させたものを用いることかできる。
また、上記の非水系溶媒についても特に限定されず、一般に使用されているものを用いることができ、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート等の環状カーボネートと、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等の鎖状カーボネートとの混合溶媒や、環状カーボネートと1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン等のエーテル系溶媒との混合溶媒を使用することができる。
また、上記の溶質についても特に限定されず、一般に使用されているものを用いることができ、例えば、LiPF6,LiBF4,LiCF3SO3,LiN(CF3SO22,LiN(C25SO22,LiN(CF3SO2)(C49SO2),LiC(CF3SO23,LiC(C25SO23,LiAsF6,LiClO4,Li210Cl10,Li212Cl12や、これらの混合物等を用いることができる。
そして、上記の非水電解液に添加させるフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体としては、例えば、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、4,4−ジフルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、4,5−ジフルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、4−(フルオロメチル)−1,3−ジオキソラン−2−オン、4−(トリフルオロメチル)−1,3−ジオキソラン−2−オンを用いることができ、好ましくは、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを用いるようにする。
そして、このようなフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体を非水電解液に添加させるにあたり、非水電解液に対する添加量が0.1重量%未満であると、非水電解質二次電池のサイクル特性を十分に向上させる効果が得られない一方、その添加量が30重量%以上になると、高温下において充電状態で保存させた場合に、前記の負極活物質と反応して分解し、電池が膨化しやすくなる。このため、このようなフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体を、非水電解液に対して0.1重量%以上30重量%未満の範囲で添加させることが好ましい。
また、上記の非水電解液に添加させる前記の環状構造を有する硫黄含有化合物としては、例えば、1,3−プロパンスルトン、スルホラン、1,3−プロペンスルトン、1,4−ブタンスルトン、1,4−チオキサン等を用いることでき、特に、上記の負極活物質の上により安定な被膜を形成するために、スルホニル基(−SO2−)を有する1,3−プロパンスルトン、スルホラン、1,3−プロペンスルトン、1,4−ブタンスルトンを用いることが好ましい。
そして、このような環状構造を有する硫黄含有化合物を非水電解液に添加させるにあたり、非水電解液に対する添加量が0.1重量%未満であると、非水電解質二次電池を高温下において充電状態で保存させた場合に、前記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と負極活物質とが反応するのを十分に抑制することができず、電池が膨化しやすくなる一方、その添加量が30重量%以上になると、非水電解質二次電池における初期充放電効率が大きく低下して、高容量の電池が得られなくなる。このため、このような環状構造を有する硫黄含有化合物を、非水電解液に対して0.1重量%以上30重量%未満の範囲で添加とすることが好ましい。
次に、この発明に係る非水電解質二次電池について実施例を挙げて具体的に説明すると共に、この実施例に係る非水電解質二次電池においては、高温下において充電状態で保存させた場合に電池が膨化するのが防止されると共に、サイクル特性が向上することを、比較例を挙げて明らかにする。
(実施例1)
実施例1においては、下記のようにして作製した正極と負極と非水電解液とを用いるようにした。
[正極の作製]
正極を作製するにあたっては、Li2CO3とCo34とを、LiとCoとのモル比が1:1になるようにして石川式らいかい乳鉢において混合した後、これを空気雰囲気中において850℃で20時間熱処理し、その後、これを粉砕させて、正極活物質のLiCoO2からなるリチウム・コバルト複合酸化物を得た。
そして、この正極活物質と、導電剤の炭素と、バインダーのポリフッ化ビニリデンとの重量比が95:2.5:2.5になるようにし、これに分散媒のN−メチル−2−ピロリドンを加え、これらを混練して正極合剤スラリーを作製した。
次いで、この正極合剤スラリーをアルミニウム箔からなる正極集電体の両面に塗布し、これを乾燥させた後、これを圧延させて正極を作製し、この正極に正極集電タブを取り付けた。なお、このように作製した正極における正極合剤の充填密度は3.60g/cm3であった。
[負極の作製]
負極を作製するにあたっては、ケイ素原料を湿式粉砕してスラリー状にした後、これに黒鉛と炭素ピッチとを加えて混合し、この混合物を炭化させて分級した後、これに炭素ピッチを加えて被覆し、これをさらに炭化させて、黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料を得た。なお、この複合体中のケイ素含有量は、18重量%であった。
そして、第1材料の黒鉛と、上記の複合体からなる第2材料とを、重量比が83:17になるように混合して負極活物質を得た。なお、上記の黒鉛としては、X線回折法により測定した格子面間隔d002が0.3355nm、c軸方向の結晶子の大きさLcが116.1nmの黒鉛を用いた。なお、上記の負極活物質中に占めるケイ素の割合は3重量%であった。
そして、増粘剤のカルボキシメチルセルロースを水に溶かした水溶液中に、上記の負極活物質と、バインダーのスチレン−ブタジエンゴムとを、負極活物質とバインダーと増粘剤との重量比が97.5:1.5:1.0になるように加えて混練し、負極合剤スラリーを作製した。
次いで、この負極合剤スラリーを銅箔からなる負極集電体の両面に塗布し、これを乾燥させた後、圧延させて負極を作製し、この負極に負極集電タブを取り付けた。なお、このように作製した負極における負極合剤の充填密度は1.60g/cm3であった。
[非水電解液の作製]
非水電解液を作製するにあたっては、エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートとを3:7の体積比で混合させた混合溶媒に、溶質としてヘキサフルオロリン酸リチウムLiPF6を1mol/lの濃度になるように溶解させた非水電解液に対して、添加剤として、ビニレンカーボネートVCを2.0重量%添加させ、さらにフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体である4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを10.0重量%、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンを2.0重量%添加させた。
そして、実施例1の非水電解質二次電池を作製するにあたっては、図1(A),(B)に示すように、上記の正極11と負極12とを、ポリプロピレン製の微多孔膜からなるセパレータ13を介して対向するようにして巻回し、これをプレスして扁平電極体10を作製し、上記の正極11と負極12とに設けた正極集電タブ11aと負極集電タブ12aとをこの扁平電極体10から突出させた。
次いで、図2に示すように、上記の扁平電極体10をアルミニウムラミネートフィルムで構成された電池容器20内に収容させると共に、この電池容器20内に上記の非水電解液を加え、上記の正極11に設けた正極集電タブ11aと負極12に設けた負極集電タブ12aとを外部に取り出すようにして、上記の電池容器20の開口部を封口させ、縦6.2cm,横3.5cm,厚み3.6mmになった非水電解質二次電池を作製した。
(実施例2)
実施例2においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記の1,3−プロパンスルトンに代えて、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物であるスルホランを2重量%添加させるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例2の非水電解質二次電池を作製した。
(実施例3)
実施例3においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記の1,3−プロパンスルトンに代えて、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロペンスルトンを2重量%添加させるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例3の非水電解質二次電池を作製した。
(実施例4)
実施例4においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記の1,3−プロパンスルトンに代えて、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,4−ブタンスルトンを2重量%添加させるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例4の非水電解質二次電池を作製した。
(実施例5)
実施例5においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記の1,3−プロパンスルトンに代えて、スルホニル基を有していない環状構造の硫黄含有化合物である1,4−チオキサンを2重量%添加させるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例5の非水電解質二次電池を作製した。
(比較例1)
比較例1においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記のスルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンを添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例1の非水電解質二次電池を作製した。
(比較例2)
比較例2においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体である4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンと、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンとを添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例2の非水電解質二次電池を作製した。
(比較例3)
比較例3においては、上記の実施例1における負極の作製において、黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料に、複合体中のケイ素含有量が8重量%になったものを用い、実施例1と同じ第1材料の黒鉛と、上記の複合体からなる第2材料とを重量比が77:23になるように混合して得た負極活物質を使用し、また上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記のスルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンを添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例3の非水電解質二次電池を作製した。なお、上記の負極活物質中に占めるケイ素の割合は2重量%であった。
(比較例4)
比較例4においては、上記の実施例1における負極の作製において、黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料に、複合体中のケイ素含有量が4重量%になったものを用い、実施例1と同じ第1材料の黒鉛と、上記の複合体からなる第2材料とを重量比が45:55になるように混合して得た負極活物質を使用し、また上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記のスルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンを添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例4の非水電解質二次電池を作製した。なお、上記の負極活物質中に占めるケイ素の割合は2重量%であった。
(比較例5)
比較例5においては、上記の実施例1における負極に代えて、下記のようにして作製した負極を用いると共に、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の非水電解液に対して、上記のスルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物である1,3−プロパンスルトンを添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例5の非水電解質二次電池を作製した。
ここで、比較例5において、負極を作製するにあたっては、錫とコバルトとチタンとインジウムとを45:45:9:1の原子比で混合させて溶融し、これを急冷法によってこれらの合金を作製した。そして、この合金78重量部と炭素材料のアセチレンブラック22重量部とを、アルゴン雰囲気中において遊星ボールミルを用いて15時間メカニカルアロイング処理を行って複合合金の粒子を得た後、これを大気中に取り出し、目開き150μmのふるいにより粗粒子を取り除いた。
そして、このように粗粒子を取り除いた上記の複合合金の粒子を、実施例1における上記の複合体からなる第2材料に代えて用いるようにした。
また、第1材料としては、X線回折法により測定した格子面間隔d002が0.336nm、c軸方向の結晶子の大きさLcが40nm、平均粒径が20μmになった鱗片状の人造黒鉛を用いるようにした。
そして、この第1材料となる人造黒鉛と第2材料となる上記の複合合金の粒子とを6:4重量比になるように混合させて負極活物質を得た。
次いで、上記の負極活物質を98.4重量部、バインダーである真密度が1.78g/cm3のポリフッ化ビニリデン(PVdF)を1.6重量部の割合にして、これらを溶媒であるN−メチル2−ピロリドンと混練して負極合剤スラリーを調製し、この負極合剤スラリーを銅箔からなる負極集電体の両面に塗布し、これを乾燥させた後、圧延させて負極を作製し、この負極に負極集電タブを取り付けた。なお、このように作製した負極における負極合剤の充填密度は2.90g/cm3であった。
次に、上記のようにして作製した実施例1及び比較例1〜4の各非水電解質二次電池について、それぞれ室温条件の下で、800mAの定電流で電池電圧が4.2Vになるまで充電させ、さらに4.2Vの定電圧で電流値が40mAになるまで充電させた後、800mAの定電流で電池電圧が2.75Vに達するまで放電させ、これを1サイクルとして充放電を繰り返して行い、放電容量が初回の放電容量の60%に低下するまでのサイクル数をサイクル寿命として求め、その結果を下記の表1に示した。なお、下記の表においては、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体である4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをFECと略して記載した。
Figure 2008311211
この結果、非水電解液に対して、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体を添加させた実施例1及び比較例1,3,4の各非水電解質二次電池は、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体を添加させていない比較例2の非水電解質二次電池に比べて、サイクル寿命が向上していた。
また、非水電解液に対して、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と共に環状構造の硫黄含有化合物を添加させた実施例1の非水電解質二次電池は、環状構造の硫黄含有化合物を添加させていない比較例1,3,4の非水電解質二次電池よりもさらにサイクル寿命が向上していた。
また、負極活物質中に含まれる黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料の量については、負極活物質中における上記の複合体からなる第2材料の量が20重量%以下になった比較例1の非水電解質二次電池は、上記の複合体からなる第2材料の量が20重量%を越える比較例3,4の非水電解質二次電池に比べてサイクル寿命が大きく向上していた。
この結果、負極活物質中に含まれる黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料の量を20重量%以下にすることが好ましいということが分かった。
次に、上記のようにして作製した実施例1〜5及び比較例1,5の各非水電解質二次電池を、それぞれ室温条件の下で、800mAの定電流で電池電圧が4.2Vになるまで充電させ、さらに4.2Vの定電圧で電流値が40mAになるまで充電させた後、800mAの定電流で電池電圧が2.75Vに達するまで放電させて、初回放電容量Qoを求めた。
次いで、上記の各非水電解質二次電池を、それぞれ室温条件の下で、800mAの定電流で電池電圧が4.2Vになるまで充電させ、さらに4.2Vの定電圧で電流値が40mAになるまで充電させて、各非水電解質二次電池における充電状態での保存前の電池厚みを測定した。
そして、このように充電させた状態にある各非水電解質二次電池を85℃の恒温槽中で3時間保存させた後、各非水電解質二次電池を取り出して室温で1時間放冷させて、保存後における各非水電解質二次電池の電池厚みを測定し、保存前の電池厚みに対する保存後の電池厚みの増加分を求め、その結果を下記の表2に示した。
また、上記のように保存させた後の実施例1〜5及び比較例1、5の各非水電解質二次電池を800mAの定電流で電池電圧が2.75Vに達するまで放電させて、保存後の放電容量Qaを求め、下記の式により、各非水電解質二次電池における保存後の容量残存率(%)を求め、その結果を下記の表2に示した。
容量残存率(%)=(Qa/Qo)×100
Figure 2008311211
この結果、負極活物質中に第2材料として黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料を含有させると共に、非水電解液に対して、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と環状構造の硫黄含有化合物とを添加させた実施例1〜5の各非水電解質二次電池は、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体だけを添加させて、環状構造の硫黄含有化合物を添加させていない比較例1の非水電解質二次電池に比べて、高温下において充電状態で保存させた場合における電池の膨化が抑制されて、電池厚みの増加が少なくなっていた。
なお、負極活物質中における第2材料として、前記のような複合合金の粒子を用いた比較例5の非水電解質二次電池においては、非水電解液に、環状構造の硫黄含有化合物を添加させなくても、電池厚みの増加が少なくなっており、非水電解液に環状構造の硫黄含有化合物を添加させて電池厚みの増加を抑制するという効果は、負極活物質中における第2材料に黒鉛とケイ素とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体を用いた場合における特有の効果であることが分かった。
また、上記の環状構造の硫黄含有化合物として、スルホニル基を有する環状構造の硫黄含有化合物を用いた実施例1〜4の各非水電解質二次電池においては、スルホニル基を有していない環状構造の硫黄含有化合物を用いた実施例5の非水電解質二次電池や上記の比較例1の非水電解質二次電池に比べて、上記の容量残存率が大きく向上しており、高温下において充電状態で保存させた後における容量の低下も少なくなっていた。
本発明の実施例1〜5及び比較例1〜5において作製した扁平電極体の部分断面説明図及び概略斜視図である。 上記の実施例1〜5及び比較例1〜5において作製した非水電解質二次電池の概略平面図である。
符号の説明
10 扁平電極体
11 正極
11a 正極集電タブ
12 負極
12a 負極集電タブ
13 セパレータ
20 電池容器

Claims (8)

  1. リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を含む正極と、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解質二次電池において、上記の負極活物質に、黒鉛材料からなる第1材料と、黒鉛材料とケイ素又はケイ素化合物とが非晶質炭素材料によって被覆された複合体からなる第2材料とを用いると共に、上記の非水電解液に、フッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体と環状構造を有する硫黄含有化合物とを添加させたことを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 請求項1に記載の非水電解質二次電池において、前記の負極活物質中におけるケイ素又はケイ素化合物の量が20重量%未満であることを特徴とする非水電解質二次電池。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非水電解質二次電池において、前記の複合体は、黒鉛材料の表面にケイ素又はケイ素化合物が付着された状態で非晶質炭素材料により被覆されていることを特徴とする非水電解質二次電池。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の非水電解質二次電池において、前記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体として、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを添加させたことを特徴とする非水電解質二次電池。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の非水電解質二次電池において、前記の非水電解液に対して、前記のフッ素原子を有する環式炭酸エステル誘導体が0.1重量%以上30重量%未満の範囲で添加されていることを特徴とする請求項1〜4に記載の非水電解質二次電池。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の非水電解質二次電池において、前記の環状構造を有する硫黄含有化合物がスルホニル基を有することを特徴とする非水電解質二次電池。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の非水電解質二次電池において、前記の非水電解液に対して、前記の環状構造を有する硫黄含有化合物が0.1重量%以上30重量%未満の範囲で添加されていることを特徴とする請求項1〜6に記載の非水電解質二次電池。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の非水電解質二次電池において、前記の負極活物質中における第2材料の量が20重量%以下であることを特徴とする非水電解質二次電池。
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