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JP2008303757A - 冷媒圧縮機 - Google Patents

冷媒圧縮機 Download PDF

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JP2008303757A JP2007150216A JP2007150216A JP2008303757A JP 2008303757 A JP2008303757 A JP 2008303757A JP 2007150216 A JP2007150216 A JP 2007150216A JP 2007150216 A JP2007150216 A JP 2007150216A JP 2008303757 A JP2008303757 A JP 2008303757A
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Abstract

【課題】吸入マフラーのリサイクル化が可能で、資源を有効活用できる冷媒圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器101内に、オイル102と、冷媒121を圧縮する圧縮要素105と、圧縮要素105を駆動する電動要素104とを収容し、圧縮要素105に取り付けられた吸入マフラー112を備えた冷媒圧縮機において、吸入マフラー112を形成する樹脂材料に含有される熱分解した樹脂材料の比率を3重量%以下としたもので、吸入マフラー112の強度低下が防止でき吸入マフラーのリサイクル化が進むため、資源を有効活用する冷媒圧縮機を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に家庭用の電気冷凍冷蔵庫などに使用される圧縮機に関するものである。
近年、地球環境保護の観点からリサイクル等による資源を有効的に活用する圧縮機の開発が進められている。
従来、この種の圧縮機は、樹脂製の吸入マフラーとしては、熱分解していない材料を用い、複数の器体を成型後、超音波溶着で接合されている。従来の技術としては、例えば特許文献1ならびに特許文献2がある。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図3は、特許文献1に記載された従来の圧縮機の縦断面図である。
図3において、密閉容器1にはオイル2が収納されるとともに、密閉容器1内に開口する吸入管3が固定されている。また、密閉容器1内には、電動モータ4によって駆動される圧縮要素5が収容される。
圧縮要素5は、コンロッド6を介してシャフト7に連結されたピストン8が往復動するシリンダ9と、シリンダ9の開口端に配設されシリンダ9内と連通する吸入バルブ10を有するバルブプレート11と、吸入マフラー12とを備えている。
吸入マフラー12は、圧縮要素5に固定され、それぞれ別体として熱分解していない樹脂材料を用いて成型された樹脂製部材13と樹脂製部材14が拡散溶着等で接合され、消音空間15と、吸入バルブ10に連通し圧縮要素5に固定する連通管16と、密閉容器1内に開口する吸入口17とを有するとともに、吸入口17は吸入マフラー12の密閉容器1側の側面に開口しており、吸入管3は吸入口17に近接対向し開口している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動モータ4によってシャフト7の回転がコンロッド6に伝わり、ピストン8が往復運動することで、冷却回路(図示せず)から流れてきた冷媒は、吸入管3を介して一旦密閉容器1内に開放されてから吸入口17を通って吸入マフラー12内に吸入される。
吸入された冷媒は、消音空間15に開放された後、連通管16、吸入バルブ10を通ってシリンダ9内に間欠的に吸入される。シリンダ9内に吸入された冷媒は、ピストン8で圧縮され、再び外部冷却回路(図示せず)へと吐出される。
特開平10−318136号公報 特開2006−250067号公報
しかしながら、特許文献1ならびに特許文献2の仕様の吸入マフラー12は熱分解していない未使用品のPBTを用いて成型されていることから、資源の有効活用ができないという課題を有していた。一方、吸入マフラー12を粉砕したPBTペレットを樹脂材料として用いた場合においては、樹脂製部材13と樹脂製部材14の接合部での超音波溶着により温度が450℃以上となり熱分解を起こした部分のPBTが混入することにより、成型後の強度が低下し、吸入マフラー12の圧縮要素5に固定する連通管16が破損する可能性があった。さらに、熱分解を起こした部分のPBTが混入することにより、運転時の冷媒とオイルが存在する環境下ではスラッジ等のPBTの劣化物が生成する可能性があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、吸入マフラーのリサイクル化が可能で、資源を有効活用できる冷媒圧縮機を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷媒圧縮機は、吸入マフラーを形成するPBT等の樹脂材料に含有される熱分解した同樹脂材料の比率を3重量%以下としたもので、これによって、熱分解を起こした部分のPBTを含む吸入マフラーを粉砕して樹脂材料として用いた場合でも樹脂の強度低下並びにスラッジ等の樹脂の劣化物の生成が防止できることから、吸入マフラーのリサイクル化が進み資源の有効活用が可能となるという作用を有する。
本発明の冷媒圧縮機は、熱分解を起こした部分の樹脂部分を含む吸入マフラーを粉砕して樹脂材料として用いた場合でも樹脂の強度低下並びにスラッジ等の樹脂の劣化物の生成が防止できるので吸入マフラーのリサイクル化が可能となり、資源を有効活用する冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に、オイルと、冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記圧縮要素を駆動する電動要素とを収容し、前記圧縮要素に取り付けられた吸入マフラーを備え、前記吸入マフラーを形成する樹脂材料に含有される熱分解した同樹脂材料の比率が3重量%以下としたもので、一度拡散溶着等で接合により成型された吸入マフラー粉砕して作成した樹脂ペレットを用いて成型した吸入マフラーにおいて、成型後の樹脂の強度低下がなく、今まで廃棄してきた使用後の樹脂材料のリサイクル化が進むため、新規に製造される樹脂製のペレットの量が削減でき、資源を有効活用した冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、吸入マフラーは熱分解を利用した溶着により複数の器体を接合して形成したもので、拡散溶着等の溶着を用いて樹脂が熱分解してもスラッジ等の発生を防止することができ、システム内へのスラッジの析出を抑制することができるため、システムでの詰まりや冷媒圧縮機での圧縮不良を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、吸入マフラーの複数の器体が接合された接合部で圧縮要素に固定されていないもので、圧縮要素へ吸入マフラーを固定する力が吸入マフラーの接合部に作用しないため、吸入マフラーの接合部が外れたり破損したりすることを防止することができ、吸入マフラーの消音効果が低下することのない低騒音の冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、吸入マフラーを形成する樹脂材料がPBTとしたもので、PBTの持つ化学安定性の作用により吸入マフラーの熱劣化を抑制することができ、熱劣化によるスラッジ等の発生を防止できるため、さらにシステムでの詰まりや冷媒圧縮機での圧縮不良を防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、冷媒にHFC系冷媒を使用し、オイルにアルキルベンゼン、鉱油、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールのいずれかひとつとしたもので、オゾン破壊係数(ODP)が低いHFC系冷媒を用いてオゾン層の破壊を防止することができる冷媒圧縮機においても、使用後の樹脂材料のリサイクル化が進み、資源を有効活用した冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、冷媒にR600a、R290のいずれかひとつ、またはこれらの混合物を使用し、オイルにアルキルベンゼン、鉱油、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールのいずれかひとつとしたもので、オゾン破壊係数(ODP)並びに地球温暖化係数(GWP)が低いHC系冷媒を用いてオゾン層破壊および地球温暖化を防止することができる冷媒圧縮機においても、使用後の樹脂材料のリサイクル化が進み、資源を有効活用した冷媒圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷媒圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における吸入マフラーの分解図である。
図1、図2において、密閉容器101には冷媒121とオイル102が収納されるとともに、密閉容器101内に開口する吸入管103が固定されている。また、密閉容器101内には、電動要素104によって駆動される圧縮要素105が収容される。
圧縮要素105は、コンロッド106を介してシャフト107に連結されたピストン108が往復動するシリンダ109と、シリンダ109の開口端に配設されシリンダ109内と連通する吸入バルブ(図示せず)を有するバルブプレート111と、吸入マフラー112とを備えている。
吸入マフラー112は、別の器体である樹脂製部材113と樹脂製部材114とを超音波溶着により接合して形成されており、消音空間115と吸入バルブ(図示せず)に連通する連通管116で圧縮要素105に固定されている。
連通管116は樹脂製部材114にのみ形成されているため、2つの器体である樹脂製部材113と樹脂製部材114が接合されていないところで圧縮要素105に固定されることになり、逆に言えば、2つの器体である樹脂製部材113と樹脂製部材114が接合されている接合部120では圧縮要素105に固定されていない。
また、吸入マフラー112は、密閉容器101内に開口する吸入口117を有するとともに、吸入口117は吸入マフラー112の密閉容器101側の側面に形成されており、吸入管103と近接対向し開口している。
吸入マフラー112を構成する樹脂製部材113と樹脂製部材114とは、それぞれPBT樹脂材料にて別器体として形成され、しかも両樹脂製部材113、114とも460℃以上の温度で熱分解したPBT樹脂材料を3重量%以下の比率で含有している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動モータ104によってシャフト107の回転がコンロッド106に伝わり、ピストン108が往復運動することで、冷却回路(図示せず)から流れてきた冷媒は、吸入管103を介して一旦密閉容器101内に開放され、その後吸入口117を通って吸入マフラー112内に吸入される。
吸入された冷媒は、消音空間115に開放された後、連通管116、吸入バルブ110を通ってシリンダ109内に間欠的に吸入される。シリンダ109内に吸入された冷媒は、ピストン108で圧縮され、再び外部冷却回路(図示せず)へと吐出される。
次に、吸入マフラー112を形成するPBT樹脂材料について説明する。
熱分解していないPBTに、熱分解したPBTを少量含有させた場合の機械的性質を(表1)に示す。
Figure 2008303757
(表1)に示す試験結果より、熱分解していないPBTに、熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBTでは、引張強さ、曲げ強さ、シャルピー衝撃強さの機械的性質が熱分解したPBTを一切含有していないPBTと同等であり、熱分解していないPBTに、熱分解したPBTを5重量%および10重量%の比率で含有させたPBTでは、機械的性質が低下していることがわかる。
従って、熱分解していないPBTと同等の機械的性質を維持するためには、熱分解していないPBTに含有させる熱分解したPBTの含有比率は3重量%以下とする必要があることがわかる。
このことから、一度超音波溶着といった熱分解を利用した溶着を行った吸入マフラーを再利用し、熱分解していないPBTに3重量%以下の比率で含有させて新たに吸入マフラー112を形成することで、熱分解していないPBTのみで形成した吸入マフラーと同等の機械的性質、機械強度を確保しすることができるとともに、吸入マフラーを形成する樹脂材料のリサイクル化が進み、資源を有効活用する冷媒圧縮機を提供することができる。
さらに、樹脂製部材113と樹脂製部材114は連通管116を以外の部位で接合され、接合部120では圧縮要素102に固定されてはいないため、樹脂製部材113と樹脂製部材114とを成型し接合することにより、接合部120の機械的性質、機械強度が低下しても、吸入マフラー112を圧縮要素105に固定する力が吸入マフラー112の接合部120に作用しない。
そのため、吸入マフラー112の接合部120が外れたり破損したりすることを防止することができる。接合部120を介して消音空間150と密閉容器101内の空間が連通すると、吸入マフラー112の消音効果が低下するが、これを防止することができる。
次に、オリゴマの抽出についての評価結果を説明する。
具体的には、熱分解していないPBTに、熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBTと、熱分解したPBTを一切含有していないPBTを対象に、炭化水素系の有機溶媒であるヘキサンを用いてオリゴマの抽出を行った。その結果を(表2)にて示す。
Figure 2008303757
試験は、十分に乾燥させた試験片の重量を測定後、ソックスレー抽出器に試験片を入れ、24時間ヘキサンを用いて抽出操作を行い、その後十分に乾燥をさせた後に重量を測定し、重量変化によりオリゴマの抽出量とした。
(表2)より、抽出試験において、熱分解したPBTを一切含有していないPBTと、熱分解していないPBTに、熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBTとを比べると、オリゴマの抽出量はと同等であると言える。
また、ヘキサンの分子量は86.17であり、HFC系冷媒であるR134aの分子量の102.03に比較して小さいことから、オリゴマを抽出させる能力はR134aに比較してヘキサンの方が高い。
従って、ヘキサンを用いた抽出試験において、オリゴマの抽出量が熱分解したPBTを一切含有していないPBTと同等である、熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBTにおいてもオリゴマの抽出量は、HFC系冷媒雰囲気においてもオリゴマの抽出量は熱分解したPBTを一切含有していないPBTと同等であり、密閉容器101内でのオリゴマの抽出、スラッジ等の発生を防止することができる。
なお、HFC系冷媒としてR134a以外の冷媒を用い、HFC系冷媒とともに用いるオイルとしてアルキルベンゼン、鉱油、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールを用いても、これらのオイルは高分子材料でありHFC系冷媒よりも分子量が大きいことから、HFC系冷媒とともに使用してもスラッジ等の発生に寄与しないことは言うまでもない。
なお、樹脂材料としてPBTを例に説明したが、他の樹脂材料においても同様に実施可能である。例えば、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルクロライド樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
以上のことから、オゾン破壊係数(ODP)が低いHFC系冷媒を用いてオゾン層の破壊を防止することができる冷媒圧縮機においても、使用済みの樹脂材料のリサイクル化が進み、資源を有効活用した冷媒圧縮機を提供することができる。
次に、熱分解していないPBTへ熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBT樹脂材料により成型した吸入マフラー112を用いた冷媒圧縮機を用い、冷媒をR600aとしオイル102を鉱油とした信頼性試験を行った。その結果を(表3)に示す。なお、HC冷媒のR600aの分子量は58.1であり、機械的性質、機械強度を確保しつつ、オリゴマの抽出量は熱分解したPBTを一切含有していないPBTと同等と言える。
Figure 2008303757
試験は、凝縮温度が51℃、蒸発温度が−25℃の運転条件で500時間運転を行い、試験後の吸入バルブ110へのペットオリゴマの付着の有無を目視ならびにFTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)による分析により確認を行った。
(表3)より、熱分解していないPBTへ熱分解したPBTを3重量%の比率で含有させたPBT樹脂材料により成型した吸入マフラー112を用いても吸入バルブ110にペットオリゴマの付着は無く、R600a冷媒雰囲気においてもスラッジ等の発生を防止できるといえる。
なお、今回はR600aと鉱油との組み合わせで評価を行ったが、同じHC系冷媒で分子量が同等であるR290ならびにR600aとR290の混合物を冷媒としても同等の効果が得られることは言うまでもない。
さらに、使用するオイルをアルキルベンゼン、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールとしてもこれらのオイルは高分子材料であり、R600aとR290よりも分子量が大きいことからスラッジ等の発生に寄与しないことは言うまでもない。
以上のことから、オゾン破壊係数(ODP)並びに地球温暖化係数(GWP)が低いHC系冷媒を用いてオゾン層破壊および地球温暖化を防止することができる冷媒圧縮機においても、使用後の樹脂材料のリサイクル化が進み、資源を有効活用した冷媒圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる冷媒圧縮機は、熱分解していないPBTへ熱分解したPBTを3重量%以下の比率で含有した樹脂材料により成型した吸入マフラーを用いることにより、吸入マフラーの強度低下が防止でき吸入マフラーのリサイクル化が進むという作用を有することにより、資源を有効活用する冷媒圧縮機を提供することが可能となるので、冷凍サイクルを用いた機器に幅広く適用することができる。
本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の縦断面図 同実施の形態における吸入マフラーの分解図 従来の圧縮機の縦断面図
符号の説明
101 密閉容器
102 オイル
103 吸入管
104 電動要素
105 圧縮要素
112 吸入マフラー
113 樹脂製部材
114 樹脂製部材
120 接合部
121 冷媒

Claims (6)

  1. 密閉容器内に、オイルと、冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記圧縮要素を駆動する電動要素とを収容し、前記圧縮要素に取り付けられた吸入マフラーを備え、前記吸入マフラーを形成する樹脂材料に含有される熱分解した同樹脂材料の比率が3重量%以下である冷媒圧縮機。
  2. 吸入マフラーは、熱分解を利用した溶着により複数の器体を接合して形成される請求項1に記載の冷媒圧縮機。
  3. 吸入マフラーは、複数の器体が接合された接合部で圧縮要素に固定されていない請求項2に記載の冷媒圧縮機。
  4. 吸入マフラーを形成する樹脂材料がPBTである請求項1から3のいずれか一項に記載の冷媒圧縮機。
  5. 冷媒にHFC系冷媒を使用し、オイルにアルキルベンゼン、鉱油、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールのいずれかひとつである請求項1から4のいずれか一項に記載の冷媒圧縮機。
  6. 冷媒にR600a、R290のいずれかひとつ、またはこれらの混合物を使用し、オイルにアルキルベンゼン、鉱油、エステル、ポリビニルエーテル、ポリアルキレングリコールのいずれかひとつである請求項1から4のいずれか一項に記載の冷媒圧縮機。
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