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JP2008296730A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Kazuki Sakuraba
一樹 櫻庭
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Bridgestone Corp
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Abstract

【課題】耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させる。
【解決手段】トレッド部11に、タイヤ周方向Sに延びる縦溝12a、12b、12c、12d、12eとタイヤ幅方向Hに延びる横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fとが形成されてこれらの縦溝および横溝により複数の陸部14が区画された空気入りタイヤ10であって、陸部14においてタイヤ幅方向Hにおける両側部にはそれぞれ、タイヤ幅方向Hに延び、かつ互いに独立した切欠き溝15が形成され、これらの各切欠き溝15は、一端が当該陸部14を区画する縦溝に開口し、かつ他端15bが当該陸部14内に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる縦溝とタイヤ幅方向に延びる横溝とが形成されてこれらの縦溝および横溝により複数の陸部が区画された空気入りタイヤに関するものである。
一般に、空気入りタイヤの走行中に1つの陸部が地面に接地した後離間する際には、この陸部において、タイヤ回転方向の後側部分が地面に接地し、かつタイヤ回転方向の前側部分が地面から離れた状態になる。この際に、当該陸部の前記後側部分には、前記前側部分からタイヤ回転方向前方に向けた引張力が作用し、この後側部分がタイヤ回転方向前方に向けて地面上を滑ることにより、トラクション性能を低下させるおそれがあった。特に、ウェット路面上での走行中にこのトラクション性能を大きく低下させるおそれがあった。
そこで、このような問題を解決するために、従来では例えば下記特許文献1に示されるように、陸部の大きさを小さくしたり、あるいは縦溝および横溝の各深さを深くしたりして、陸部の剛性を低下させることにより、前述したような陸部の前記前側部分から前記後側部分に作用するタイヤ回転方向前方に向けた引張力を低減させている。
特開2006−143019号公報
しかしながら、前記従来の空気入りタイヤでは、トレッド部に区画された各陸部の剛性が低下するため、耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させるおそれがあった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる縦溝とタイヤ幅方向に延びる横溝とが形成されてこれらの縦溝および横溝により複数の陸部が区画された空気入りタイヤであって、前記陸部においてタイヤ幅方向における両側部にはそれぞれ、タイヤ幅方向に延び、かつ互いに独立した切欠き溝が形成され、これらの各切欠き溝は、一端が当該陸部を区画する縦溝に開口し、かつ他端が当該陸部内に位置していることを特徴とする。
この発明では、陸部の両側部にそれぞれ前記切欠き溝が形成されているので、空気入りタイヤの走行中に1つの陸部が地面に接地した後離間するまでの過程で、この陸部において、タイヤ回転方向の後側部分が地面に接地し、かつタイヤ回転方向の前側部分が地面から離れた状態になったときに、当該陸部において前記各切欠き溝の他端同士の間に位置する中間部分がタイヤ回転方向に延ばされることにより、前記前側部分から前記後側部分に作用するタイヤ回転方向前方に向けた引張力を吸収して低減することが可能になる。
したがって、陸部の前記後側部分がタイヤ回転方向前方に向けて地面上を滑るのを抑制することが可能になり、この陸部の大きさを小さくしてその剛性を低下させなくても、トラクション性能を向上させることができる。
以上より、耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させることができる。
ここで、1つの前記陸部に形成された前記各切欠き溝は、前記トレッド部の平面視で同一直線上に位置してもよい。
この場合、前記各切欠き溝がトレッド部の平面視で同一直線上に位置しているので、陸部の前記中間部分におけるタイヤ周方向のばね定数を効率良く低減することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されることになる。
また、前記各切欠き溝は、前記陸部にタイヤ周方向に間隔をあけて2組形成されてもよい。
この場合、前述の作用効果を陸部のタイヤ周方向における全域にわたって奏功させることが可能になる。
さらに、1つの前記陸部に形成された前記各切欠き溝の長さは、この陸部においてタイヤ幅方向における大きさが最も大きい最大幅部分の大きさの5%以上30%以下となってもよい。
1つの陸部に形成された各切欠き溝の長さが、この陸部の最大幅部分のタイヤ幅方向における大きさの5%未満の場合には、陸部の両側部において切欠き溝が形成された部分に局所的に応力が集中してこの陸部が偏摩耗し易くなるおそれがあるとともに、陸部の前記中間部分におけるばね定数を低下させることができず、前述の作用効果を奏功させるのが困難になる。
一方、1つの陸部に形成された各切欠き溝の長さが、この陸部の最大幅部分のタイヤ幅方向における大きさの30%よりも大きくなると、陸部の前記中間部分の幅が小さくなりすぎ、この中間部分が偏摩耗し易くなるおそれがある。
また、前記各切欠き溝の溝幅は、これらの切欠き溝が形成された陸部のタイヤ周方向における大きさの5%以上20%以下となってもよい。
各切欠き溝の溝幅が、これらの切欠き溝が形成された陸部のタイヤ周方向における大きさの5%未満の場合には、陸部の前記中間部分におけるばね定数を低減することができず、前述の作用効果を奏功させるのが困難になるとともに、この陸部の基端部において切欠き溝に連なる部分に応力が集中して亀裂が生じ易くなる。
一方、各切欠き溝の溝幅が、これらの切欠き溝が形成された陸部のタイヤ周方向における大きさの20%よりも大きくなると、陸部において前記中間部分に限定してばね定数を低減することができず、前述の作用効果を奏功させるのが困難になる。
この発明によれば、耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させることができる。
以下、本発明に係る空気入りタイヤの一実施形態を図1から図3を参照しながら説明する。この空気入りタイヤ10のトレッド部11には、タイヤ周方向Sに延びる縦溝12a、12b、12c、12d、12eとタイヤ幅方向Hに延びる横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fとが形成されてこれらの縦溝12a、12b、12c、12d、12eおよび横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fにより複数の陸部14が区画されている。
なお、縦溝12a、12b、12c、12d、12eおよび横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fの各深さは同等になっている。また、トレッド部11のタイヤ径方向内側には図示されないカーカスプライやスチールベルト等が埋設されている。
さらに、図示の例では、縦溝12a、12b、12c、12d、12eは、タイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数形成されており、これらのうち、トレッド部11のタイヤ幅方向Hにおける中央部に位置する中央縦溝12aは、トレッド部11の平面視でタイヤ幅方向Hに凸の角部がタイヤ周方向Sに沿って複数連なるようなジグザグ状にタイヤ周方向Sに沿って延在している。
トレッド部11のタイヤ幅方向Hにおける両外側に位置する外側縦溝12b、12c、およびこれらの外側縦溝12b、12cと中央縦溝12aとの間にそれぞれ位置する内側縦溝12d、12eは、トレッド部11の平面視でタイヤ幅方向Hに凸の曲面部をなすようにタイヤ周方向Sに沿って蛇行している。なお、この蛇行の周期および振幅は、外側縦溝12b、12cおよび内側縦溝12d、12eそれぞれで互いに同等となっている。
また、トレッド部11に形成された複数の横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fのうち、トレッド部11のタイヤ幅方向Hにおける両端部に位置する端横溝13a、13bはそれぞれ、互いにタイヤ周方向Sにおける位置がずらされて配置されるとともに、外側縦溝12b、12cに連通している。
外側縦溝12b、12cと内側縦溝12d、12eとの間にはそれぞれ、タイヤ幅方向Hに対して傾斜する方向(図示の例では右上がり)に延びる外側横溝13c、13dが形成されている。これらの外側横溝13c、13dそれぞれの傾斜方向および傾斜角度は互いに同等とされ、かつタイヤ周方向Sにおける配置位置は互いに異なっている。
内側縦溝12d、12eと中央縦溝12aとの間にはそれぞれ、タイヤ幅方向Hに対して傾斜する方向(図示の例では左上がり)に延びる内側横溝13e、13fが形成されている。これらの内側横溝13e、13fそれぞれの傾斜方向および傾斜角度は互いに同等とされ、かつタイヤ周方向Sにおける配置位置は互いに異なっている。
そして、本実施形態では、陸部14においてタイヤ幅方向Hにおける両側部にはそれぞれ、タイヤ幅方向Hに延び、かつ互いに独立した切欠き溝15が形成されている。各切欠き溝15は、一端が当該陸部14を区画する縦溝12a、12b、12c、12d、12eに開口し、かつ他端15bが当該陸部14内に位置するようにタイヤ幅方向Hに延びている。
なお、前述のように1つの陸部14に形成された各切欠き溝15が互いに独立していることにより、各切欠き溝15はこの陸部14内で互いに連通しておらず、かつこれらの切欠き溝15がこの陸部14を分断していない構成となっている。また、各切欠き溝15、縦溝12a、12b、12c、12d、12eおよび横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fの各深さは互いに同等となっている。切欠き溝15は、複数の陸部14のうちトレッド部11のタイヤ幅方向Hにおける両端部に位置する陸部14には形成されていない。
さらに、本実施形態では、1つの陸部14に形成された各切欠き溝15は、トレッド部11の平面視で同一直線上に位置している。なお、図示の例では、1つの陸部14に形成された各切欠き溝15は、トレッド部11の平面視でこの陸部14を画成する横溝13c、13d、13e、13fの延びる方向と平行に延在している。また、各切欠き溝15の他端15bは、トレッド部11の平面視で陸部14の内方に向けて凹の曲面状に形成されている。さらにまた、各切欠き溝15は、陸部14におけるタイヤ周方向Sの中央部に形成されている。
さらに、本実施形態では、1つの陸部14に形成された各切欠き溝15の長さは、この陸部14においてタイヤ幅方向Hにおける大きさが最も大きい最大幅部分の大きさの5%以上30%以下となっている。
また、各切欠き溝15の溝幅は、これらの切欠き溝15が形成された陸部14のタイヤ周方向Sにおける大きさの5%以上20%以下となっている。
以上説明したように、本実施形態による空気入りタイヤ10によれば、陸部14の両側部にそれぞれ切欠き溝15が形成されているので、空気入りタイヤ10の走行中に1つの陸部14が地面に接地した後離間するまでの過程で、図2および図3に示されるように、この陸部14において、タイヤ回転方向Rの後側部分14aが地面Lに接地し、かつタイヤ回転方向Rの前側部分14bが地面Lから離れた状態になったときに、当該陸部14において各切欠き溝15の他端15b同士の間に位置する中間部分14cがタイヤ回転方向Rに延ばされることにより、前記前側部分14bから前記後側部分14aに作用するタイヤ回転方向Rの前方に向けた引張力を吸収して低減することが可能になる。
したがって、陸部14の前記後側部分14aがタイヤ回転方向Rの前方に向けて地面L上を滑るのを抑制することが可能になり、この陸部14の大きさを小さくしてその剛性を低下させなくても、トラクション性能を向上させることができる。
以上より、耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、1つの陸部14に形成された各切欠き溝15は、トレッド部11の平面視で同一直線上に位置しているので、陸部14の前記中間部分14cにおけるタイヤ周方向Sのばね定数を効率良く低減することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されることになる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態に代えて、図4に示されるように、各切欠き溝15を、1つの陸部14にタイヤ周方向Sに間隔をあけて2組形成してもよい。
この場合、前述の作用効果を陸部14のタイヤ周方向Sにおける全域にわたって奏功させることが可能になる。
なお、図示の例では、複数の陸部14のうちタイヤ幅方向Hの中央部に位置する2列の陸部14には、前記実施形態と同様に1つの陸部14について1組の切欠き溝15が形成され、これら2列の陸部14とトレッド部11のタイヤ幅方向Hにおける両端部に配置された陸部14との間に位置する陸部14には、1つの陸部14についてタイヤ周方向Sに間隔をあけて2組の切欠き溝15が形成されている。
また、前記実施形態に代えて、縦溝12a、12b、12c、12d、12eは、タイヤ周方向Sに平行に延在させてもよいし、横溝13a、13b、13c、13d、13e、13fは、タイヤ幅方向Hに平行に延在させてもよい。
さらに、切欠き溝15の寸法は前記実施形態で示した範囲に限らず、適宜変更してもよい。
また、1つの陸部14に形成した各切欠き溝15は、トレッド部11の平面視で同一直線上に配置しなくてもよい。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
まず、この試験に供する空気入りタイヤについて説明する。
実施例の空気入りタイヤ10として図1で示したトレッドパターンを備えたタイヤを採用し、比較例の空気入りタイヤとして図1で示した空気入りタイヤ10において各陸部14の両側部に形成された切欠き溝15のうち、トレッド部11におけるタイヤ幅方向Hの外側に位置する切欠き溝15を有しないトレッドパターンを備えたタイヤを採用し、さらに従来例の空気入りタイヤとして、図1で示した空気入りタイヤ10において切欠き溝15を有しないトレッドパターンを備えたタイヤを採用した。
さらに、実施例、比較例および従来例それぞれについて、陸部のタイヤ周方向における大きさを異ならせて陸部のピッチ数を異ならせた3種類の空気入りタイヤを採用した。
これらの実施例、比較例および従来例それぞれの空気入りタイヤのサイズはともに11R22.5、リム幅は7.5インチ、内圧は900kPaとした。
そして、これらの実施例、比較例および従来例の各空気入りタイヤをトレーラタイプの車両に装着して、水膜厚さが約2mmの鉄板路面上を、初速度を5km/hとしてその後エンジン回転数を2000rpmとして15m走行させたときの加速度を測定した。この測定結果を、従来例の前記3種類の空気入りタイヤのうち、陸部のタイヤ周方向における大きさが最も小さい、つまりピッチ数が最も多い空気入りタイヤの加速度を100として指数で評価した。なお、この指数が大きいほどトラクション性能が優れていることを表している。
結果を表1に示す。
Figure 2008296730
この結果、実施例、比較例および従来例全てにおいて、陸部のタイヤ周方向における大きさが大きいほど、つまりピッチ数が少ないほど、トラクション性能が低下することが確認されるが、実施例では、前記3種類の空気入りタイヤのうちピッチ数が最も少なくトラクション性能が劣る空気入りタイヤでも、従来例および比較例それぞれにおける前記3種類の空気入りタイヤのうちピッチ数が最も多くトラクション性能に優れる空気入りタイヤのトラクション性能と同等になっていることが確認される。すなわち、実施例の空気入りタイヤ10では、陸部14の大きさを小さくしてその剛性を低下させなくても、トラクション性能を向上できることが確認された。
次に、前述した実施例、比較例および従来例の空気入りタイヤをトレーラタイプの車両に装着して、乾燥路面上を平均速度60km/hで2万km走行させたとき、および4万km走行させたときのそれぞれにおいて、タイヤ幅方向Hの中央部に位置する各陸部においてタイヤ回転方向の前側部分と後側部分との段差、つまりヒールアンドトウ摩耗を測定した。
なお、実施例、比較例および従来例それぞれについて、陸部のタイヤ周方向におけるピッチ数は63個に統一した。
結果を表2に示す。
Figure 2008296730
この結果、実施例では、比較例および従来例と比べて、ヒールアンドトウ摩耗を抑制できることが確認された。
耐摩耗性や耐偏磨耗性を低下させることなくトラクション性能を向上させることができる。
本発明に係る一実施形態において、空気入りタイヤのトレッド部の一部平面図である。 図1に示す空気入りタイヤが走行している状態を示す一部縦断面図である。 図2に示す空気入りタイヤの陸部の1つにおいて、タイヤ回転方向の後側部分が接地し、前側部分が地面から離間しているときを示す拡大平面図である。 本発明に係る他の実施形態において、空気入りタイヤのトレッド部の一部平面図である。
符号の説明
10 空気入りタイヤ
11 トレッド部
12a、12b、12c、12d、12e 縦溝
13a、13b、13c、13d、13e、13f 横溝
14 陸部
15 切欠き溝
15b 切欠き溝の他端
H タイヤ幅方向
S タイヤ周方向

Claims (5)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に延びる縦溝とタイヤ幅方向に延びる横溝とが形成されてこれらの縦溝および横溝により複数の陸部が区画された空気入りタイヤであって、
    前記陸部においてタイヤ幅方向における両側部にはそれぞれ、タイヤ幅方向に延び、かつ互いに独立した切欠き溝が形成され、これらの各切欠き溝は、一端が当該陸部を区画する縦溝に開口し、かつ他端が当該陸部内に位置していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1記載の空気入りタイヤであって、
    1つの前記陸部に形成された前記各切欠き溝は、前記トレッド部の平面視で同一直線上に位置していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 請求項1または2に記載の空気入りタイヤであって、
    前記各切欠き溝は、前記陸部にタイヤ周方向に間隔をあけて2組形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤであって、
    1つの前記陸部に形成された前記各切欠き溝の長さは、この陸部においてタイヤ幅方向における大きさが最も大きい最大幅部分の大きさの5%以上30%以下となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤであって、
    前記各切欠き溝の溝幅は、これらの切欠き溝が形成された陸部のタイヤ周方向における大きさの5%以上20%以下となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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