JP2008265731A - 自転車用の制御装置およびその装置を有する自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車に乗る人が、最も厳しい状況を含むあらゆる競走の状況において、手の大きさに関係なく、自転車の制御装置の支持体を快適かつ効果的に把持できるようにする。
【解決手段】自転車用の制御装置(1)が、自転車のハンドルバーに取り付けられるように構成された本体(2)と、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材(30、50、60)とを有している。本体(2)は、第1の側壁(4)と、中央基準面(P)に関して第1の側壁(4)の反対側に配置された第2の側壁(5)とを有している。第1の側壁(5)が、第1の表面(12)を有する第1の部位(22)と、第2の表面(11)を有する第2の部位(21)とを有している。第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)と第2の部位(21)の表面(11)の領域(11’)との間の距離よりも大きい中央基準面(P)からの距離を有する領域(12’)を有している。
【選択図】図1
【解決手段】自転車用の制御装置(1)が、自転車のハンドルバーに取り付けられるように構成された本体(2)と、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材(30、50、60)とを有している。本体(2)は、第1の側壁(4)と、中央基準面(P)に関して第1の側壁(4)の反対側に配置された第2の側壁(5)とを有している。第1の側壁(5)が、第1の表面(12)を有する第1の部位(22)と、第2の表面(11)を有する第2の部位(21)とを有している。第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)と第2の部位(21)の表面(11)の領域(11’)との間の距離よりも大きい中央基準面(P)からの距離を有する領域(12’)を有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、自転車用の制御装置に関する。特に、本発明は、自転車に乗って、例えば、ディレイラー(前側または後側)、ブレーキ(前輪用または後輪用)、サーボ補助付き変速機、サイクルコンピュータなどの自転車の装備のうち、少なくとも1つの装備を操作/制御するために使用される制御装置に関する。
さらに具体的には、本発明の制御装置は、競走用自転車、すなわちハンドルバーが両端に湾曲した自由端部を有している自転車において使用されるように構成されている。
さらに、本発明は、上述の制御装置を有する自転車に関する。
さらに、本発明は、上述の制御装置の組み立てのための部品のキットに関する。
競走用自転車のための公知の制御装置は、ハンドルバーの湾曲部に設けられる伝統的な把持部を把持する代わりに、人が自転車に乗って把持することができ、かつ、例えば、ブレーキ(前輪または後輪)、ディレイラー(前側または後側)、サイクルコンピュータなどの自転車の装備のうち、1つ以上を同時に操作/制御することができるよう、自転車のハンドルバーの湾曲部に(1つが右側に、1つが左側に)取り付けられている。
本明細書の全体および特許請求の範囲において、特別な用語、特に前、後、側方、上、下、鉛直、水平という用語が、自転車のハンドルバーに取り付けられた状態の制御装置に関して使用される。他方で、内側および外側という用語は、中立位置(右にも左にも切らず、まっすぐ前に向けた状態)にあるハンドルバーに関して、制御装置を実質的に鉛直に通る中央基準面に対して、ハンドルバーの真ん中に向かう領域およびハンドルバーの真ん中とは反対側の領域を指す。
公知の制御装置が、例えば、本出願と同一出願人のEP 0 504 118およびEP 1 264 765に説明および図示されている(特許文献1、2参照)。
公知の制御装置は、一般的に、例えばクリップなどの従来の接続手段によってハンドルバーの湾曲部に固定されるように構成された支持体を有している。
支持体は、一般的に、外側壁、外側壁に実質的に平行な内側壁、外側壁および内側壁を互いに接続する上壁、ならびに上壁に対向する下壁によって形成されている。すべての壁は、一般的に、被覆によって覆われている。
支持体は、自転車のハンドルバーに、ハンドルバーから前方に突き出すように取り付けられ、特に競走において自転車に乗る人による把持がより容易になるように形作られている。したがって、支持体は、一般的に前方領域に上向きの突起がある人間工学的形状を有している。
自転車の各装備に対応した1つ以上の制御部材が、支持体に取り付けられている。そのような制御部材は、通常は、レバーおよび/またはボタンで構成されている。特に、ブレーキ操作レバーと、ディレイラーを操作するためのレバーまたはボタンと、場合によってはさらにサイクルコンピュータを制御するためのレバーまたはボタンとを有する制御装置が、公知である。一般的に、ディレイラーを一変速方向に動作させるためのレバーまたはボタン、さらにはサイクルコンピュータを制御するためのレバーまたはボタンが、制御装置の支持体の内側壁に設けられる。
欧州特許出願公開第0504118号明細書
欧州特許出願公開第1264765号明細書
本出願人は、上述の形式の制御装置において、とりわけ、登坂や短距離の全力疾走などの特に激しい競走の状況の際に、自転車に乗る人にとって安全かつ効果的な把持が保証されているわけではないという欠点に気が付いた。この欠点は、基本的には、すでに述べたように、実質的に平行な両側壁(外側壁および内側壁)を有するという支持体の特定の構成に起因している。
実際、上述の競走の状況において、自転車に乗って制御装置の支持体を把持する人が、手のひらの大部分を、支持体の突起の付近の上部横断壁および外側壁に載せる一方で、指(上からの親指および下からの他の指)で支持体を握り、支持体の内側壁にその表面に実質的に直交する方向に力を作用させる。
とりわけ手の大きい人が自転車に乗る場合に、指の端部が支持体の内側壁において重なり合い、親指が他の指に乗り上げるか、その反対の状況になりうる。このような指の重なり合いの結果として、支持体の把持が、あまり効果的または快適でなくなる。
さらに、支持体の内側壁にディレイラー操作レバーが存在している場合には、このレバーを自転車に乗る人が親指で操作するときに、他の指の端部にぶつかるおそれがある。このような状況において、自転車に乗る人にとって不快な状態が生じ、結果として把持の効率が損なわれる。
本発明の基礎をなす技術的課題は、自転車に乗る人が、最も厳しい状況を含むあらゆる競走の状況において、手の大きさにかかわらず、自転車の制御装置の支持体を快適かつ効果的に把持できるようにすることである。
したがって、本発明は、その第1の構成において、自転車のハンドルバーに取り付けられる(組み合わせられる)ように構成された本体と、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材とを有しており、前記本体が、外側壁と、中央基準面に関して前記外側壁の反対側に配置された内側壁とを有している自転車用の制御装置であって、前記外側壁および前記内側壁の少なくとも1つが、第1の表面を有する第1の部位および第2の表面を有する第2の部位を有しており、前記第1の表面が、前記中央基準面からの距離が前記中央基準面と前記第2の表面の領域との間の距離よりも大きい少なくとも1つの領域を有していることを特徴とする制御装置に関する。
本明細書の全体および特許請求の範囲において、「中央基準面」という表現は、制御装置の本体(または、支持体)を通過する任意の実質的に鉛直な平面を指して使用され、必ずしも本体の対称面または中央面を指すわけではない。
有利な点として、本発明の制御装置の本体は、側壁の一部分の表面の一領域が、側壁の別の一部分の表面の一領域に比べて中央基準面から遠くなるように形作られているため、自転車に乗る人の手を置くための表面を大きくすることができ、結果として指が重なり合うおそれを少なくすることができる。これにより、公知の制御装置における把持に比べ、より効果的かつ快適な把持を得ることができる。これは、登坂や短距離の全力疾走などの厳しい競走の状況にも当てはまり、さらには特に自転車に乗る人の手が大きい場合に当てはまる。
好ましくは、本体が、側壁第1の部位の表面と側壁の第2の部位の表面との間に中間面を有している。
好ましくは、側壁の第1の部位の表面および中間面が、下方から上方に向かう方向において、側壁の第2の部位の表面の広がりよりも大きい広がりを有する本体の拡大部を形成している。
好ましくは、上述の側壁の第1の部位が、本体の下部に形成され、上述の側壁の第2の部位が、本体の上部に形成されている。この場合、有利な点として、指を載せる表面が、側壁における自転車に乗る人の手の指が置かれる部位において大きくなる。
さらにより好ましくは、上述の側壁の第1の部位の表面および上述の側壁の第2の部位の表面が、本体の内側壁に形成されている。この場合、有利な点として、指を載せる表面が、本体のまさに自転車に乗る人の手の指の端部が置かれる方の側壁において大きくなる。
しかしながら、上述の側壁の第1の部位の表面および上述の側壁の第2の部位の表面が、本体の外側壁に形成される本発明の装置の実施形態も実現できる。いずれの場合も、自転車に乗る人の手を載せる表面が大きくなり、したがって従来の装置に比べて把持が改善される。
本発明の制御装置の特に好ましい実施形態においては、側壁の第1の部位の表面が、前記中央基準面に対して少なくとも1つの所定の角度だけ傾けられている。好ましくは、側壁の第1の部位の表面が、側壁の当該部位に沿って第1の部位から第2の部位へ移動するにつれて中央基準面から遠ざかる。
これにより、有利な点として、きわめて効果的な把持が達成される。これは、基本的には、本発明の制御装置の本体の把持が、自転車に乗る人の手の指によって、より快適な方向に力を加えて支持体を握りしめることによって行われるためである。
好ましくは、上述の角度が、20°〜60°である。より好ましくは、上述の角度が30°〜50°であり、さらにより好ましくは、実質的に40°に等しい。
本発明の制御装置の特定の実施形態においては、側壁の第1の部位の表面が、中央基準面に実質的に平行である。本発明によれば、そのような表面が、その少なくとも1つの領域において、いずれの場合も側壁の第2の部位の表面の領域よりも中央基準面から遠く位置している。側壁の第2の部位の表面は、中央基準面に実質的に平行にすることができる。とすると、このような場合においては、本発明の制御装置の本体は、側壁において、従来技術に関して上述した制御装置の側壁の該当する部位と実質的に同一の側壁の部位(好ましくは、本体の上部に形成される)を有している。
本発明の制御装置のさらなる特定の実施形態においては、本体が、好ましくは、中央基準面に関して側壁の第1の部位と反対側に、少なくとも1つの拡大部を有している。この場合にも、自転車に乗る人の手を載せる表面が大きくなり、結果として把持が改善される。
好ましくは、上述の側壁の第1の部位が、前記本体と一緒に1部品にて(一体に)製作される。
しかしながら、側壁の第1の部位が、本体とは別個の部品にて(別体に)製作される実施形態も実現できる。
この後者の場合には、側壁の第1の部位が、例えば、スナップ式の結合、ねじ留め、接着剤などによって、好ましくは本体に着脱可能に取り付けられる。
本発明の制御装置の一実施形態においては、側壁の第1の部位が、本体に、合致する形状を有するそれぞれの結合面において取り付けられ、被覆によって本体に当接した状態に保たれる。
本発明の制御装置のさらなる実施形態においては、側壁の第1の部位を、本体に対して調節可能に位置させることができ、制御装置が、側壁の第1の部位と本体との間の相対位置の調節部材を有している。これにより、任意の従来の制御装置を、上述の指が重なり合うという問題や、親指以外の指にディレイラー操作レバーがぶつかりうるという問題が生じないよう、自転車に乗る人の手の大きさに合わせることが可能である。
本発明の制御装置のさらなる実施形態においては、側壁の第1の部位の表面が、側壁の前記第1の部位から片持ち梁状に突き出すとともに前記中央基準面に対して所定の角度だけ傾けられている指休め部材に形成される。
この場合、好ましくは、指休め部材は、側壁の第1の部位と一緒に1部品にて製作されるが、代案として、指休め部材を、側壁の前記第1の部位とは別個の部品で製作し、さまざまな動作位置をとるように側壁の第1の部位に、場合によっては着脱式に取り付けることが可能である。指休め部材がどのように側壁の第1の部位に取り付けられるかにかかわらず、自転車に乗る人が自身の必要に応じて制御装置の本体の把持を変更できるように、上述の指休め部材の中央基準面に対する角度位置を調節するための手段を設けることができる。
上述の本発明の制御装置のすべての実施形態において、自転車の少なくとも1つの装備の前記少なくとも1つの制御部材は、ブレーキ操作部材を含んでいる。
好ましくは、ブレーキ操作部材は、ブレーキケーブル操作レバーを含んでいるが、代案として、電気または油圧によって操作されるブレーキの操作ボタンを含んでもよい。
さらに、本発明の制御装置は、その好ましい実施形態において、第1の変速方向の第1のディレイラー操作部材と、前記第1の変速方向と反対の変速方向の第2のディレイラー操作部材とをさらに含んでいる。
上述の第1および第2のディレイラー操作部材は、どちらもディレイラー操作レバーまたはボタンを含むことができる。本発明の制御装置の好ましい実施形態においては、ディレイラーを第1の変速方向に操作するためのレバーと、ディレイラーを反対の変速方向に操作するためのボタンとが設けられる。
本発明の制御装置は、その好ましい実施形態において、サイクルコンピュータの少なくとも1つの制御部材をさらに含んでいる。
好ましくは、前記少なくとも1つのサイクルコンピュータ制御部材が、サイクルコンピュータとのやり取り(interacting )のための少なくとも1つのボタンを含んでいる。
つまり、本発明の制御装置の好ましい実施形態においては、本体が、ディレイラー操作ボタンおよびサイクルコンピュータとのやり取りのためのボタンの両方を有する領域が形成されてなる本体部を有している。この場合、側壁の第1の部位が、本体において、上述の領域の長さ以上の長さである少なくとも一部分を覆って広がっている。
この場合、好ましくは、側壁の第1の部位の表面が、中央基準面に対して、ディレイラー操作ボタンにおいて第1の傾きを有し、サイクルコンピュータとのやり取りのためのボタンにおいて、第1の傾きと異なる第2の傾きを有している。
好ましくは、第1の傾きが、第2の傾きよりも大きい。
本発明は、その第2の構成において、上述の制御装置を有する自転車に関する。
好ましくは、この自転車は、本発明の制御装置に関して上述した構造的および機能的特徴のすべてを単独でまたは組み合わせて有しており、したがって上述のすべての利点を有している。
本発明は、その第3の構成において、自転車用の制御装置を組み立てるための部品のキットであって、自転車のハンドルバーに取り付けられるように構成され、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材が設けられている本体と、本体に選択可能に取り付けられるように構成された少なくとも2つの指休め部材とを含んでおり、前記少なくとも2つの指休め部材のそれぞれの側壁の一部位の表面が、指休め部材が本体に取り付けられたときに、中央基準面からの距離が中央基準面と前記側壁の第2の部位の表面の領域との間の距離よりも大きい少なくとも1つの領域を有しており、そのような距離が、前記少なくとも2つの指休め部材の1つの指休め部材またはもう1つの指休め部材のいずれが使用されるかに応じて相違するキットに関する。
有利な点として、上述の部品キットによれば、自転車に乗る人が、上述の指が重なり合うという問題や、親指以外の指にディレイラー操作レバーがぶつかりうるという問題が生じないよう、制御装置を自身の手の大きさに合わせることが可能である。
本発明の制御装置のさらなる特徴および利点が、添付の図面を参照しつつ行われる本発明のいくつかの好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
以下の説明は、右側の制御装置、すなわち自転車のハンドルバーにおいて自転車に乗る人にとって右側(中立位置にあるハンドルバーを走行時の自転車に乗る人の視点と同様の視点から眺めた場合)に位置するハンドルバーの湾曲端部において取り付けられるように構成されている制御装置に関して行われる。しかしながら、説明される内容が、左側の制御装置の場合にも同様に当てはまることは明らかである。
図1〜5において、本発明による制御装置が、符号1で指し示されている。
制御装置1は、後面3(図2)において競走用自転車のハンドルバーの湾曲した端部(不図示)に固定され、特に競走の状況(例えば、登坂や短距離の全力疾走など)において自転車に乗る人によって把持されるべくハンドルバーから前方に突き出すように構成された本体2(または、支持体)を有している。
自転車のハンドルバーへの本体2の取り付けは、例えばクリップなど、従来の接続手段(不図示)によって行われる。
本体2は、後面3のほか、外側壁4、本体2を鉛直方向に通る中央基準面Pに関して外側壁4の反対側に配置された内側壁5、外側壁4と内側壁5とを一体に接続する上部横断壁6、および上部横断壁6に対向する下部横断壁7によって形成されている。
本体2のすべての壁は、被覆Gによって覆われている。
本体2は、自転車に乗る人にとって把持を容易にするように形作られている。したがって、本体2は、前部10に上向きの突起100を有している。そのため、本体2の上壁6は、図2に示されているように、実質的に鞍状の輪郭を有している。
本体2の外側壁4は、小さな凸状部および丸みを除き、中央基準面Pに実質的に平行な表面を有している。
内側壁5は、本体2の上部に位置する上部21および本体2の下部に位置する下部22を有している。
上部21は、やはり小さな凸状部および丸みを除き、中央基準面Pに対して、したがって外側部4の表面に対して実質的に平行な表面11を有している。他方で、下部22は、平面Pに対して角度αだけ傾けられた表面12を有している。上部21の表面11と下部22の表面12との間に、中間面13が形成されている。したがって、このような中間面13は、本体2の内側壁5の中間部23に形成されており、その中間部23は、内側壁5の上部21と下部22との間に形成されている。
内側壁5の下部22の表面12の向きは、内側壁5に沿って下部22から上部21に向かって(すなわち、下部から上部に向かって)移動するにつれて、表面12が中央基準面Pから(すなわち、外側壁4から)離れていくような向きである。
傾きの角度αは、20°〜60°の範囲において選択可能である。
本発明の制御装置1の好ましい実施形態においては、角度αが、いずれの場合も、30°〜50°の範囲にあり、好ましくは実質的に40°に等しい。
他方で、中間面13の向きは、内側壁5に沿って下部22から上部21に向かって移動するにつれて、表面13が中央基準面P(すなわち、外側壁4)に近づくような向きである。
したがって、図1〜5に示した制御装置1の本体2の側壁5の表面の輪郭は、内側壁5の下部22の表面12の領域12’と中央基準面Pとの間の距離が、内側壁5の上部21の表面11の領域11’と中央基準面Pとの間の距離よりも大きいような輪郭である。換言すると、本体2の内側壁5の下部22の表面12が、少なくともその一領域12’において、内側壁5の上部21の表面11の領域11’よりも大きい中央基準面Pからの(したがって、外側壁4からの)距離を有している。このように、本体2が、その下部において、上部よりも大きな厚さを有している。
さらに、側壁5の下部22の表面12および中間面13が、下方から上方に向かう方向において、側壁5の上部21の表面11の広がりよりも大きな広がりを有する本体2の拡大部を形成している。
制御装置1は、本体2の前部10に、ブレーキケーブル操作レバー30を有している。レバー30は、まったく従来と同様に、本体2の上部において本体2に回動可能に取り付けられている。
さらに制御装置1は、ディレイラー(特に、後部ディレイラー)を第1の変速方向に操作するためのレバー40(図2)を有している。レバー40は、ブレーキレバー30に対して後方に配置され、まったく従来と同様に本体2に連結されている。
さらに、制御装置1は、本体2の内側壁5に形成される中間面13に、上述のディレイラーを第1の変速方向とは反対の第2の変速方向に操作するためのボタン50、ならびにサイクルコンピュータの制御/サイクルコンピュータとのやり取りのためのボタン60を有している。
図2および3に見られるように、ボタン50および60は、内側壁5の中間部23に形成されるボタン操作領域A(図2においては破線で、図3においては実線で示されている)に設けられている。本体2の内側壁5の下部22の表面12が、本体2の前部10と後面3との間において、少なくともボタン操作領域Aの長さLに等しい長さを有する部位にわたって広がっている。詳しくは、図4および5に示されているように、ボタン50における内側壁5の下部22の表面12の傾斜角αが、ボタン60における内側壁5の下部22の表面12の傾斜角α’よりもわずかに大きい。例えば、αが約40°に等しい場合、α’は約35°に等しい。
自転車に乗る人が本体2を把持するとき、手のひらの一部が上部横断壁6に置かれ、一部が外側壁4に置かれる。一方で、手の指は、外側壁4の一部と、下部横断壁7と、内側壁5とに置かれる。親指が、上部21の表面11または中間部23の中間面13に置かれつつ、上方から本体2を囲む一方で、残りの指は、端部を内側壁5の下部22の表面12に位置させつつ、下方から本体2を囲む。有利な点として、これらの指の端部が、本体2の内側壁5の下部22の表面12に接することで、内側壁がその広がりの全体にわたって外側壁と平行である従来技術の制御装置における把持に比べ、より安全かつより効果的な把持が可能になる。さらに、自転車に乗る人の手が本体2を把持するとき、内側壁5の下部22の表面12が傾いている(したがって、内側壁5の下部22の表面12が、従来技術の装置の場合よりも大きく中央基準面Pから離れる)がゆえに、指を載せる表面が大きくなっているため、指の端部が親指と干渉することが防止され、指の端部が本体2の内側壁5の中間部23に配置されているボタン50および60を誤って動作させてしまうことが防止される。
上述した制御装置1は、レバー40およびボタン50が本体2の内側に配置されたそれぞれのスイッチに作用して、ディレイラーを2つの反対の変速方向に制御する電子装置を動作させる場合において使用するために、特に適している。
図1〜5に示して上述した制御装置1の実施形態においては、本体2の内側壁5の下部22および上部21が、本体2と一緒にただ1つの部品にて製作されている。しかしながら、図11a、11b、および11cに示されている別の実施形態を作製することができ、それらの実施形態においては、本体2の内側壁5の下部22および中間部23が、本体2とは別個の部品(特に、これらの図において符号70で指し示されている部材)で製作され、場合によっては着脱可能に本体2に取り付けられる。
図11a、11b、および11cにおいて、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図11aは、特に本発明の制御装置1の実施形態であって、部材70(本体2の内側壁5の下部22および中間部23を形成している)と本体2との結合が、合致する形状を有するそれぞれの結合面にて行われる実施形態を示している。2つの結合面は、被覆Gによって互いに当接した状態に保たれる。図示の例では、傾斜角αが、実質的に40°に等しいが、その値は、当然ながら20°〜60°の範囲内でよい。
他方で、図11bは、部材70(本体2の内側壁5の下部22および中間部23を形成している)と本体2との結合が、スナップ式の結合である本発明の制御装置1の実施形態を示している。図示の例では、傾斜角αが、実質的に60°に等しいが、その値は、当然ながら20°〜60°の範囲内でよい。
図11cは、部材70(本体2の内側壁5の下部22および中間部23を形成している)と本体2との結合が、ねじ留め71によって行われる本発明の制御装置1のさらなる実施形態を示している。図示の例では、傾斜角αが、実質的に20°に等しいが、その値は、当然ながら20°〜60°の範囲内でよい。
本発明の制御装置1のさらなる実施形態、または図11a、11b、11cに示した実施形態において、部材70および本体2の結合面の間に、例えば接着剤などの粘着物質を充填してもよい。
このように、部材70と本体2との結合は、着脱可能にすることができる。この場合、部材70と本体2との間の相対位置の調節部材を、これら2つの部材の相対位置を所望のとおりに調節するために設けることができる。例えば、調節部材は、一端が本体に回転可能に取り付けられ、他端が部材70に固定接続された雌ねじに取り付けられて(螺合されて)いる調節雄ねじを有している。または、雄ねじを部材70に取り付けて、雌ねじを本体2に固定接続してもよい。
図6は、本発明の制御装置1の別の実施形態を示している。この図において、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図6の実施形態は、本体2の内側壁5の下部22の表面12aが、図1〜5に示されているように中央基準面Pに対して傾けられているのではなく、中央基準面Pに実質的に平行である点においてのみ、図1〜5に示した実施形態と相違している。しかしながら、この場合にも、本体2の内側壁5の下部22の表面12aは、同じ内側壁5の上部21の表面11よりも、中央基準面Pからの距離が大きい。
図7は、本発明の制御装置1のさらに別の実施形態を示している。この図において、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図7の実施形態は、本体2が、下部外側壁4の下部22aにおいて、外側壁4の凸状部によって形成される拡大部41を有している点においてのみ、図1〜5に示した実施形態と相違している。当然ながら、拡大部41の大きさは、図7に示したものと相違していてもよい。このような拡大部41のおかげで、拡大部41における外側壁4の下部22aの表面と中央基準面Pとの間の距離が、外側壁4の上部21aの表面と中央基準面Pとの間の距離よりも大きくなる。したがって、自転車に乗る人の手を載せる表面が、外側壁がその広がりの全体にわたって中央基準面Pに平行である従来技術の装置に比べ、大きくなる。
本発明の制御装置の他の実施形態(不図示)においては、本体の内側壁の下部の表面が、中央基準面に対して平行である一方で、外側壁の下部の表面が、拡大部を有している。
図8は、本発明の制御装置1のさらに別の実施形態を示している。この図において、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図8に示した実施形態は、制御装置1が、ボタン50の代わりにディレイラー操作レバー51を有している点においてのみ、図1〜5に示した実施形態と相違している。この場合、レバー40およびレバー51が、本体2の内側に配置される機械式の制御装置(例えば、参照によって本明細書に組み込まれる本出願と同一出願人のUS 6,792,826に記載されているような制御装置)に作用する。
図9は、本発明の制御装置1のさらに別の実施形態を示している。この図において、図1〜5および8に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図9の実施形態は、内側壁5の下部22の表面12が、本体2の下部に取り付けられた指休め部材120に形成されている点においてのみ、図1〜5および8に示した実施形態と相違している。指休め部材120は、中央基準面Pに対して角度αだけ傾けられた方向に沿って延びており、本体2と一緒に1部品にて製作されている。しかしながら、指休め部材120が、本体2とは別個の部品で製作されて、本体2に着脱可能に取り付けられる図10に示した別の実施形態も実現できる。この場合には、図10に示されているように、制御装置1は、指休め部材120の本体2に対する傾きの調節部材を有することができる。図示の例では、調節部材が、一端が本体2に取り付けられ、他端が指休め部材120に固定接続された雌ねじ82に取り付けられている調節雄ねじ81を有している。または、雄ねじを指休め部材120に取り付けて、雌ねじ82を本体2に固定接続してもよい。
図12aは、本発明の制御装置1のさらに別の実施形態を示している。この図において、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図12aの実施形態は、内側壁5の上部21の表面11の領域11’が、内側壁5の下部22の表面12の領域12’よりも大きく中央基準面Pから離れるように、内側壁5の上部21が角度αだけ傾けられている点においてのみ、図1〜5に示した実施形態と相違している。この場合、ボタン50および60は、上部21に設けられる。
図12bは、本発明の制御装置1のさらに別の実施形態を示している。この図において、図1〜5に示した実施形態に関して上述した構成要素に対応する構成要素は、同じ符号によって指し示されている。
図12bの実施形態は、内側壁5の表面が、その広がりの全体にわたって中央基準面Pに対して実質的に平行である一方で、外側壁4の上部21の表面11が、凸状部によって形成される拡大部41を有する点で、図1〜5に示した実施形態と相違している。この場合にも、図7に示した実施形態と同様に、拡大部41の大きさが、図12bに示した大きさと異なっていてもよい。このような拡大部41のおかげで、拡大部41における外側壁4の上部21aの表面と中央基準面Pとの間の距離が、外側壁4の下部22aの表面と中央基準面Pとの間の距離よりも大きくなる。
当業者であれば、上述した実施形態のさまざまな特徴を取り付けてさらなる実施形態を得ることが可能であり、そのような実施形態のすべてが、いかなる場合も特許請求の範囲によって形成される本発明の保護の範囲に包含されることを、理解できるであろう。
さらに、本出願人は、本発明の制御装置1を組み立てるための部品のキットの商品化も提供する。キットは、本体2と、例えば、図11a、11b、および11cに示した形式の複数(例えば、3つ)の部材70とを含んでおり、部材70の下部22の表面12の傾きが、他の部材70の下部22の表面12の傾きと相違している。このキットは、自転車に乗る人が自身の手の大きさに最も適する部材70を選択できるよう、自転車に乗る人に提供される。当然ながら、部材70は、図6に示したような表面12aを有することもでき、ある部材70の下部22の表面12aの中央基準面Pからの距離が、他の部材70の表面12aの中央基準面Pからの距離と相違している。
Claims (40)
- 自転車のハンドルバーに取り付けられる本体(2)と、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材(30、31、40、50、51、52、60)とを有しており、前記本体(2)が、外側壁(4)と、中央基準面(P)に関して前記外側壁(4)の反対側に配置された内側壁(5)とを有している自転車用の制御装置(1)において、
前記外側壁(4)および内側壁(5)の少なくとも1つが、第1の表面(12)を有する第1の部位(22)と、第2の表面(11)を有する第2の部位(21)とを有しており、
前記第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)からの距離が前記中央基準面(P)と前記第2の表面(11)の領域(11’)との間の距離よりも大きい少なくとも1つの領域(12’)を有していることを特徴とする装置(1)。 - 請求項1において、
前記本体(2)が、前記第1の部位(22)の第1の表面(12)と前記第2の部位(21)の第2の表面(11)との間の中間面(13)を有している装置(1)。 - 請求項2において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)および中間面(13)が、下方から上方に向かう方向において、前記第2の部位(21)の第2の表面(11)の広がりよりも大きい広がりを有する前記本体(2)の拡大部を形成している装置(1)。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)の下部に形成され、前記第2の部位(21)が、前記本体(2)の上部に形成されている装置(1)。 - 請求項1〜4のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)および前記第2の部位(21)の第2の表面(11)が、前記内側壁(5)に形成されている装置(1)。 - 請求項1〜4のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)および前記第2の部位(21)の第2の表面(11)が、前記外側壁(4)に形成されている装置(1)。 - 請求項1〜6のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)が、前記外側壁(4)および/または内側壁(5)に沿って移動するにつれて、前記中央基準面(P)から遠ざかる装置(1)。 - 請求項7において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)に対して少なくとも1つの所定の角度(α)だけ傾けられている装置(1)。 - 請求項8において、
前記少なくとも1つの所定の角度(α)が、20°〜60°である装置(1)。 - 請求項9において、
前記少なくとも1つの所定の角度(α)が、30°〜50°である装置(1)。 - 請求項10において、
前記少なくとも1つの所定の角度(α)が、40°である装置(1)。 - 請求項1〜6のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)に平行である装置(1)。 - 請求項2〜12のいずれか一項において、
前記中間面(13)が、前記外側壁(4)および/または内側壁(5)に沿って前記第1の部位(22)から前記第2の部位(21)へ移動するにつれて、前記中央基準面(P)に近づく装置(1)。 - 請求項1〜13のいずれか一項において、
前記本体(2)が、前記中央基準面(P)に関して前記第1の部位(22)の反対側に、少なくとも1つの拡大部(41)を有している装置(1)。 - 請求項1〜14のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)と一体に形成されている装置(1)。 - 請求項1〜14のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)とは別体に形成されている装置(1)。 - 請求項16において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)に着脱可能に取り付けられている装置(1)。 - 請求項16または17において、
前記第1の部位(22)が、スナップ式の結合によって前記本体(2)に取り付けられている装置(1)。 - 請求項16または17において、
前記第1の部位(22)が、ねじ留めによって前記本体(2)に取り付けられている装置(1)。 - 請求項16または17において、
前記第1の部位(22)が、接着剤によって前記本体(2)に取り付けられている装置(1)。 - 請求項16または17において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)に、合致する形状を有するそれぞれの結合面において取り付けられ、被覆によって前記本体(2)に当接した状態に保たれている装置(1)。 - 請求項16または17において、
前記第1の部位(22)を前記本体(2)に対して調節可能に位置させることができ、
前記第1の部位(22)と前記本体(2)との間の相対位置の調節部材が備えられている装置(1)。 - 請求項1〜14のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)が、前記第1の部位(22)から片持ち梁状に突き出すとともに前記中央基準面(P)に対して所定の角度(α)だけ傾けられている指休め部材(120)に形成されている装置(1)。 - 請求項23において、
前記指休め部材(120)が、前記第1の部位(22)と一体に形成されている装置(1)。 - 請求項23において、
前記指休め部材(120)が、前記第1の部位(22)とは別体に形成されている装置(1)。 - 請求項25において、
前記指休め部材(120)が、前記第1の部位(22)に着脱可能に取り付けられている装置(1)。 - 請求項25または26において、
前記指休め部材(120)の前記中央基準面(P)に対する角度位置の調節部材を有している装置(1)。 - 請求項1〜27のいずれか一項において、
前記少なくとも1つの制御部材が、ブレーキ操作部材(30、31)を含んでいる装置(1)。 - 請求項28において、
前記ブレーキ操作部材が、ブレーキケーブル操作レバー(30)を含んでいる装置(1)。 - 請求項1〜29のいずれか一項において、
前記少なくとも1つの制御部材が、ディレイラーを第1の変速方向に操作するための第1の部材(40、52)と、ディレイラーを前記第1の変速方向と反対の変速方向に操作するための第2の部材(50、51)とを含んでいる装置(1)。 - 請求項30において、
前記第1および第2のディレイラー操作部材が、ディレイラー操作レバー(40、51)を含んでいる装置(1)。 - 請求項30において、
前記第1および第2のディレイラー操作部材が、ディレイラー操作ボタン(50、52)を含んでいる装置(1)。 - 請求項30において、
前記第1および第2のディレイラー操作部材の一方が、ディレイラー操作レバー(40)を含んでおり、前記第1および第2のディレイラー操作部材の他方が、ディレイラー操作ボタン(50)を含んでいる装置(1)。 - 請求項1〜33のいずれか一項において、
前記少なくとも1つの制御部材が、少なくとも1つのサイクルコンピュータ制御部材(60)を含んでいる装置(1)。 - 請求項34において、
前記少なくとも1つのサイクルコンピュータ制御部材が、サイクルコンピュータとのやり取りのための少なくとも1つのボタン(60)を含んでいる装置(1)。 - 請求項32、33および35のいずれか一項において、
前記第1の部位(22)が、前記本体(2)において、長さLである少なくとも一部分にわたって広がっており、
前記長さLは、前記本体(2)において前記ディレイラー操作ボタン(50)と前記サイクルコンピュータとのやり取りのための少なくとも1つのボタン(60)とを有している領域の長さ以上である装置(1)。 - 請求項36において、
前記第1の部位(22)の第1の表面(12)が、前記中央基準面(P)に対して、前記ディレイラー操作ボタン(50)において第1の傾きを有し、前記サイクルコンピュータとのやり取りのための少なくとも1つのボタン(60)において、前記第1の傾きと異なる第2の傾きを有している装置(1)。 - 請求項37において、
前記第1の傾きが前記第2の傾きよりも大きい装置(1)。 - 請求項1〜38のいずれか一項に記載の制御装置(1)を有している自転車。
- 自転車用の制御装置(1)を組み立てるための部品のキットであって、
自転車のハンドルバーに取り付けられ、自転車の少なくとも1つの装備の少なくとも1つの制御部材(30、31、40、50、51、52、60)が設けられている本体(2)と、
前記本体(2)に選択的に取り付けられる少なくとも2つの指休め部材(70、120)とを含んでおり、
前記少なくとも2つの指休め部材(70)のそれぞれにおける側壁(5)の第1の部位(22)の第1の表面(12)が、指休め部材(70)が前記本体(2)に取り付けられたときに、中央基準面(P)からの距離が前記中央基準面(P)と前記側壁(5)の第2の部位(21)の第2の表面(11)の領域(11’)との間の距離よりも大きい少なくとも1つの領域(12’)を有しており、
前記第1の表面(12)の中央基準面(P)からの距離が、前記少なくとも2つの指休め部材(70)の1つの指休め部材またはもう1つの指休め部材のいずれが使用されるかに応じて異なるキット。
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