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JP2008255968A - 車両の制御装置 - Google Patents

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JP2008255968A
JP2008255968A JP2007102013A JP2007102013A JP2008255968A JP 2008255968 A JP2008255968 A JP 2008255968A JP 2007102013 A JP2007102013 A JP 2007102013A JP 2007102013 A JP2007102013 A JP 2007102013A JP 2008255968 A JP2008255968 A JP 2008255968A
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Takanori Moriya
孝紀 守屋
Takuya Yoshiyama
拓也 善山
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】所定の自動停止条件が成立したときにエンジン1を自動停止させて、該自動停止したエンジン1を所定の再始動条件が成立したときに再始動させるアイドルストップ機能と、エンジン1の運転中の油圧異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行わせる油圧監視機能とを有する車両の制御装置3において、エンジン1の運転中に油圧異常が発生して報知動作を行っている途中でアイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止を行っても、運転者に油圧異常に関する情報を正確に伝達可能とする。
【解決手段】車両に搭載されるエンジン1は、その内部の潤滑用および作動用の油をクランクシャフト1aにより駆動されるオイルポンプ9で循環する構成である。車両の制御装置3による前記油圧監視機能は、前記油圧異常の報知動作中にアイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止が行われても、前記報知動作を継続させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、内部の潤滑用および作動用の油をクランクシャフトにより駆動されるオイルポンプで循環するエンジンが搭載される車両の制御装置に関する。
この制御装置は、所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させて、該自動停止したエンジンを所定の再始動条件が成立したときに再始動させるアイドルストップ機能と、前記エンジン運転中の油圧異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行わせる油圧監視機能とを有する構成であって、特に、前記油圧監視機能を改良している。
従来から、車両には、燃料消費量の抑制ならびに排気ガスの放出量の低減を図るため、アイドルストップ機能(あるいはエコラン機能とも言う)を装備したものがある(例えば特許文献1参照。)。
このアイドルストップ機能は、例えばガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン等を搭載した一般的な車両において、例えば信号待ち等で一時停車したとき(所定の自動停止条件が成立したとき)にエンジンを自動停止させて、その後で発進するとき(所定の再始動条件が成立したとき)にエンジンを再始動させるような処理を行うものである。
ところで、エンジンの油圧が所定以下に低下するような異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行う油圧監視機能を装備することが考えられている(例えば特許文献1,2参照。)。
参考までに、エンジン内で潤滑用や作動用の油を循環させるオイルポンプをクランクシャフトで駆動するようにしている場合、このオイルポンプの吐出側の油圧を検出し、この検出値が所定の閾値以下であるか否かによって油圧の異常の有無を判断するようにしている。そのため、エンジンの停止中は、オイルポンプが駆動されない関係上、エンジンの油圧が発生されない。
ここで、上述したアイドルストップ機能を有する車両に搭載されるエンジンにおいて、前記油圧監視機能を行うようにすると、次のような状況が起こりうる。
例えば、アイドルストップ機能によってエンジンを自動停止させたときに、オイルポンプをクランクシャフトで駆動している関係よりエンジンの油圧が発生しないので、エンジンの自動停止直前に油圧が正常であったとしても油圧異常が発生していると判断してしまい、油圧異常の報知動作を行うことが懸念される。この場合、油圧異常を報知することが間違いとなる。
これに対し、特許文献1の従来例では、エンジン運転中にのみ作動油の油圧異常の有無を監視するとともに、油圧異常を認識したときにエンジン運転中のみ油圧警告ランプを鳴らして、その状態のままエンジンを自動停止させたときに前記警報動作を中断させるようにしている。
この場合、当然ながら、エンジン運転中に油圧異常を認識して警報動作を行っていても、その後でエンジンが自動停止されたときに、前記警報動作を中断してしまうことになる。
実公平4−14301号公報 特開2001−140619号公報
上記特許文献1の従来例では、例えばエンジンの運転中に油圧異常を検出して報知動作を実行している場合に、エンジンを自動停止させると、油圧異常の報知動作を中断するようになる。そのため、運転者は、油圧異常が発生しているのかどうかに確信が持てなくなるだけでなく、油圧異常の監視系が誤作動したのかといった疑念を抱かせることになりうる。このように、運転者を混乱させるおそれがあって、運転者に油圧異常に関する情報を正確に伝達できなくなっていると言える。
特に、上記特許文献1の従来例では、エンジン自動停止中に油圧異常に関する警報動作を中断する代わりに、わざわざサイドブレーキの引き忘れ用の油圧警告ランプを鳴らすようにしているが、そのようなことを行うと、余計に、運転者を混乱させてしまうことが懸念される。
本発明は、エンジンの自動停止・再始動を可能とするアイドルストップ機能と、エンジン運転中の油圧異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行わせる油圧監視機能とを有する車両の制御装置において、エンジン運転中に油圧異常が発生して報知動作を行っている途中で前記アイドルストップ機能によるエンジンの自動停止を行っても、運転者に油圧異常に関する情報を正確に伝達可能とすることを目的としている。
本発明は、内部の潤滑用および作動用の油をクランクシャフトにより駆動されるオイルポンプで循環するエンジンが搭載される車両の制御装置であって、所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させて、該自動停止したエンジンを所定の再始動条件が成立したときに再始動させるアイドルストップ機能と、前記エンジン運転中の油圧異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行わせる油圧監視機能とを有し、かつ、前記油圧監視機能においては、前記報知動作中に前記アイドルストップ機能によるエンジンの自動停止が行われても前記報知動作を継続させる、ことを特徴としている。
そもそも、上述したようなエンジンでは、その運転が停止されると、オイルポンプが駆動されなくなるために、油圧が発生しなくなる。したがって、アイドルストップ機能によってエンジンが自動停止されたときに、油圧監視していると、油圧異常を検出することになるために、エンジン自動停止中における油圧異常を判断すること自体が無意味であると言える。その点を考慮し、油圧監視を実質的にエンジン運転中のみに行うのが好ましいと知見した。
このような知見を考慮した本発明の上記構成によれば、エンジンの運転中にエンジン内部の油圧異常を検出すると油圧異常の報知動作を行わせるが、仮に、この報知動作中にアイドルストップ機能によってエンジンが自動停止されたとしても、前記報知動作を意図的に継続させるようにしている。
これにより、運転者に前記油圧異常の報知動作が間違いでないとアピールできるようになる。そのため、従来例のように報知動作をエンジン自動停止中に中断することによって運転者を混乱させるといった心配がなくなる。
好ましくは、前記油圧監視機能は、前記エンジン運転中における油圧検出要素の出力に基づき油圧が所定以下に低下する異常の有無を判定する手段と、前記手段で油圧異常有と判定したときに、前記油圧異常の報知動作を行わせるとともに、報知動作の実行履歴を有りとする手段と、エンジンが前記アイドルストップ機能により自動停止された場合、当該自動停止前における前記報知動作の状態を継続させる手段とを有する。
この構成では、油圧監視機能を実現する手段を特定しており、その特定によって車両の制御装置の構成が明確になる。
本発明によれば、エンジン運転中の油圧異常の発生に伴い報知動作を行っている途中で、エンジンをアイドルストップ機能により自動停止させても、運転者に油圧異常に関する情報を正確に伝達することが可能になり、運転者に余計な不安を抱かせずに済む。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1から図6に本発明の一実施形態を示している。まず、本発明の特徴を適用した部分の説明に先立ち、本発明の適用対象となる車両のドライブトレーンの概略構成について、図1を参照して説明する。
図中、1は動力源としてのエンジン、2は自動変速機、3は車両制御装置である。
エンジン1は、例えばガソリンエンジンとされ、電子制御スロットル5で調整された吸入空気とインジェクタ6から噴射される燃料とを適宜の比率で混合した混合気を燃焼室に供給し、イグナイタ7で点火プラグを点火して前記混合気を燃焼させることにより、回転動力を発生するものである。このエンジンは、ディーゼルエンジンでもよい。
エンジン1の始動には、クランクシャフト1aに連結されているフライホイール(図示省略)を始動装置としてのスタータモータ8で回転駆動することによりクランキングされる。また、エンジン1内で潤滑用や作動用の油を循環させるオイルポンプ9は、クランクシャフト1aで駆動されるようになっている。
この電子制御スロットル5は、詳細に図示していないが、アクセルペダル11の踏み込み量(アクセル開度)や制御上の必要条件に基づきスロットルモータを駆動することによりインテークマニホールドに設置されるスロットルバルブの開度を適宜に調整する構成である。
自動変速機2は、エンジン1で発生した回転動力を適宜変速して駆動系へ出力するもので、トルクコンバータ、変速機構部や油圧制御装置等を含んだ一般的に公知の構成である。この変速機構部は、遊星歯車機構、複数の歯車を有する歯車列機構、あるいはCVT等の無段変速機構等のいずれであってもよい。
車両制御装置3は、一般的に公知のエンジンECU(Electronic Control Unit)31、トランスミッションECU32、アイドルストップECU33等を含み、各種の検出要素から入力される情報に基づいてエンジン1の運転に関連する各種制御や自動変速機2の変速制御等を統括的に行うように構成されている。
各ECU31〜33は、それぞれCPU、ROM、RAM及びバックアップRAM等を含む構成であり、必要に応じて互いの内部保存データを送受信することが可能になっている。このデータの送受信には、例えばCAN(Controller Area Network)が用いられる。
ROMは、各種の制御プログラムや、それら各種の制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種の制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。RAMは、CPUでの演算結果や各種の検出手段から入力された情報等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMは、エンジン1の停止時等に各種の保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
なお、車両制御装置3に情報を入力するための検出要素としては、少なくとも、図2に示すように、エンジン回転数センサ71、車速センサ72、アクセル開度センサ73、シフトポジションセンサ74、フットブレーキスイッチ75、油圧検出要素としてのオイルプレッシャスイッチ76等が挙げられる。
エンジン回転数センサ71は、エンジン1の回転数を検出するもので、車速センサ72は、車両の速度を検出するもので、アクセル開度センサ73は、アクセルペダル11の開度を検出するものである。シフトポジションセンサ74は、自動変速機2のシフトレバー12により選択されるシフトポジションを検出するものである。フットブレーキスイッチ75は、車両の運転者によりフットブレーキペダル13が操作されたか否かを検知するものである。オイルプレッシャスイッチ76は、オイルポンプ9の吐出側の油圧が所定の閾値以下であるか否かによってオン・オフするものである。
このような車両制御装置3は、少なくとも、アイドルストップ機能を実行する他、油圧監視機能を実行するようになっている。
前記アイドルストップ機能は、基本的に公知の手法と同様であるが、要するに、所定の自動停止条件が成立したときにエンジン1を自動停止させて、該自動停止したエンジン1を所定の再始動条件が成立したときに再始動させるものであって、例えば主としてアイドルストップECU33によって制御される。
なお、エンジン1の自動停止条件は、例えば車速、アクセル開度、フットブレーキの状態等とされ、アイドルストップECU33が、例えば車速センサ72、アクセル開度センサ73ならびにフットブレーキスイッチ75からの出力に基づいて、車速がゼロ、アクセルオフ、フットブレーキがオンであると判断したときに、自動停止条件が成立したと判断し、エンジンECU31に停止指令を送信して、エンジン1の燃料噴射系や点火系等を強制的に停止させることにより、エンジン1の運転を停止させる。
一方、エンジン1の再始動条件とは、シフトポジションまたはフットブレーキの状態等とされ、アイドルストップECU33が、シフトポジションセンサ74およびフットブレーキスイッチ75からの出力に基づいて、シフトポジションがドライブレンジD、またはフットブレーキスイッチ75がオフであると判断したときに、再始動条件が成立したと判断し、エンジンECU31に再始動指令を送信し、スタータモータ8を駆動することによりエンジン1のクランクシャフト1aを回転させる(クランキング)一方で、このクランキングのタイミングに応じてエンジン1の燃料噴射系や点火系統等を駆動させることにより、エンジン1の運転を再始動させる。
また、前記油圧監視機能は、要するに、エンジン1の運転中における油圧異常を検出したときに油圧異常報知要素としての油圧警告ランプ15による報知動作を行わせるものであって、例えば主としてエンジンECU31によって制御される。なお、この油圧監視機能は、例えばダイアグノーシスによる診断の一つとして組み込み、専用のECUによって制御することが可能である。
なお、油圧警告ランプ15は、例えば車両室内のメーターパネルなどに設置される。但し、この油圧警告ランプ15の代わりに、例えば警報ブザーとしたり、あるいは車両室内のメーターパネルなどに設けられるメッセージ表示部に油圧異常を知らせるメッセージやマーク等を表示したりすることも可能である。
ここで、本発明の特徴を適用した部分について詳細に説明する。
すなわち、この実施形態では、前記油圧監視機能において、エンジン1の運転中のみ油圧異常を実質的に検出する処理を行うようにしたうえで、例えば前記アイドルストップ機能によってエンジン1を自動停止させたときに、当該自動停止前における油圧異常の報知動作の状態を継続させるように工夫している。
例えば、エンジン1をアイドルストップ機能によって自動停止させたときに、当該自動停止前に油圧異常の報知動作を行っている場合には、この報知動作を継続させるようにするが、エンジン1を自動停止させたときに、当該自動停止前に油圧異常の報知動作を行っていない場合には、報知動作を行わない状態を継続させるようにする。
以下、油圧監視機能に関する動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明することにする。
このフローチャートは、一定周期毎にエントリーされ、ステップS1において、エンジン1が運転中か否かを判定する。この判定は、例えばイグニッションスイッチ(図示省略)の状態と、エンジン回転数センサ71の出力とに基づいて行える。要するに、エンジン運転中とは、アイドリング状態や走行状態のことである。
ここで、エンジン1が運転中である場合には、前記ステップS1で肯定判定して、ステップS2〜S6の流れに移行するが、エンジン1が運転中でない場合には、前記ステップS1で否定判定して、ステップS11,12の流れに移行する。
先に、前記ステップS2では、油圧が異常か否かを判定する。この判定は、オイルプレッシャスイッチ76がオンかオフかを調べることによって行える。オイルプレッシャスイッチ76は、オイルポンプ9の吐出側の油圧が所定の適正範囲内である場合に、オフとなり、前記適正範囲外である場合にオンとなる。
ここで、オイルプレッシャスイッチ76がオフの場合には、油圧が正常であるので、前記ステップS2で否定判定して、ステップS3において油圧異常フラグを「0」にして続くステップS4で油圧警告ランプ15を消灯状態にしてから、このフローチャートを抜ける。
一方、オイルプレッシャスイッチ76がオンの場合には、油圧が異常であるので、前記ステップS2で肯定判定して、ステップS5において油圧異常フラグを「1」にして続くステップS6で油圧警告ランプ15を点灯状態にしてから、このフローチャートを抜ける。
ところで、前記ステップS11では、エンジン1の停止がアイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止期間であるか否かを判定する。この判定は、アイドルストップECU33の例えば自動停止フラグの状態を参照することにより行える。例えば自動停止フラグは、アイドルストップ機能によりエンジン1を自動停止させたときに「1」とされ、再始動したときに「0」とされる。
ここで、エンジン1の停止がアイドルストップ機能による自動停止と異なる場合には、前記ステップS11で否定判定して、このフローチャートを抜ける。しかし、エンジン1の停止がアイドルストップ機能により行われている場合には、前記ステップS11で肯定判定して、続くステップS12に移行する。
このステップS12では、油圧異常フラグが「1」であるか否かを判定する。ここではつまり、エンジン1の自動停止前に油圧異常の報知動作を行っているか否かを調べているのである。
ここで、油圧異常フラグが「0」である場合、つまりエンジン1の自動停止前に油圧異常の報知動作を行っていない場合には、前記ステップS12で否定判定して、前記ステップS4に移行して油圧警告ランプ15の消灯状態を継続させてから、このこのフローチャートを抜ける。
しかし、油圧異常フラグが「1」である、つまりエンジン1の自動停止前に油圧異常の報知動作を行っている場合には、前記ステップS12で肯定判定して、前記ステップS6に移行して油圧警告ランプ15の点灯状態を継続させてから、このこのフローチャートを抜ける。
次に、上述した動作説明に関連して、車両の走行状況に応じたアイドルストップ機能による自動停止と油圧異常の有無との関係について、図4から図6に示すタイムチャートを参照して説明する。
なお、図4は、本実施形態において油圧正常時の動作説明に用いるタイムチャート、図5は、本実施形態において油圧異常時の動作説明に用いるタイムチャート、図6は、比較例において油圧異常時の動作説明に用いるタイムチャートである。これらの図において、(a)は、エンジン回転数を、(b)はオイルプレッシャスイッチ76の出力を、(c)は油圧警告ランプ15の状態をそれぞれ示している。
(1)まず、エンジン1が運転されている期間(図4の時刻t0からt1)においてエンジン1の油圧が正常である状況では、図4(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力がオフになっていて、図4(c)に示すように、油圧警告ランプ15が消灯状態になっている。
ここで、図4の時刻t1においてアイドルストップ機能によりエンジン1が自動停止されたとすると、図4(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力はオンになる。これは、エンジン1の自動停止によってオイルポンプ9が非駆動状態になる関係より、オイルプレッシャスイッチ76が正常であることを示している。
このエンジン1の自動停止中には、図4(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76がオンになっているが、上述しているように制御上はオイルプレッシャスイッチ76からの出力に関係なく、図4(c)に示すように、この自動停止前における油圧警告ランプ15の状態、つまり消灯状態を継続させるようになる。
そして、図4の時刻t2において、アイドルストップ機能によってエンジン1が再始動されると、図4(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力がオフになっており、図4(c)に示すように、油圧警告ランプ15が消灯状態になる。
このように、エンジン1の油圧が正常な場合には、アイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止を行っても油圧警告ランプ15は消灯状態が継続されるようになる。
(2)次に、図5の時刻t0でエンジン1の運転が開始された後、エンジン1の運転途中における図5の時刻tnでエンジン1の油圧が所定の適正範囲より低下したとする。その場合には、図5(b)に示すように時刻tnにおいてオイルプレッシャスイッチ76からの出力がオンになるので、図5(c)に示すように、油圧警告ランプ15が点灯状態とされる。
ここで、図5の時刻t1においてアイドルストップ機能によりエンジン1が自動停止されると、図5(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力はオンのまま継続されるようになる。
この場合も、エンジン1の自動停止中は、上述しているように制御上においてオイルプレッシャスイッチ76からの出力に関係なく、図5(c)に示すように、この自動停止前における油圧警告ランプ15の状態、つまり点灯状態が継続されるようになる。
そして、アイドルストップ機能によって図5の時刻t2でエンジン1を再始動しても、前記油圧異常が発生したままであるとすると、図5(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力がオンのまま継続されるようになり、図5(c)に示すように、油圧警告ランプ15が点灯されたままになる。
このように、エンジン1の運転中において油圧の異常が発生すると、アイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止を行っても、油圧警告ランプ15は異常になった時点から点灯状態が継続されるようになる。
(3)参考までに、比較例について、図6に示すように、エンジン1のアイドルストップ機能による自動停止のタイミングやオイルプレッシャスイッチ76の出力状態についても上記(2)で説明した状況と全く同じとして説明する。
この場合、図6の時刻t0でエンジン1の運転が開始されてから、エンジン1の運転途中における図6の時刻tnでエンジン1の油圧が所定の適正範囲より低下したとする。その場合には、図6(b)に示すように時刻tnにおいてオイルプレッシャスイッチ76からの出力がオンになるので、図6(c)に示すように、油圧警告ランプ15が点灯状態とされる。
ここで、図6の時刻t1においてアイドルストップ機能によりエンジン1が自動停止されると、図6(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力はオンのまま継続されるものの、エンジン1の自動停止中は制御上においてオイルプレッシャスイッチ76からの出力を無視して、図6(c)に示すように油圧警告ランプ15が消灯状態にされる。
そして、アイドルストップ機能によって図6の時刻t2でエンジン1を再始動しても、前記油圧異常が発生したままであるとすると、図6(b)に示すように、オイルプレッシャスイッチ76からの出力がオンのまま継続されるので、図6(c)に示すように、油圧警告ランプ15が点灯状態とされる。
このように、エンジン1の運転中において油圧の異常が発生すると、油圧警告ランプ15を点灯するが、アイドルストップ機能によるエンジン1の自動停止を行うと、油圧警告ランプ15を消灯するために、運転者は油圧の異常の警報が正しいのかどうかに疑念を持つようになり、好ましくない。
以上説明したように、この実施形態では、エンジン1の運転中にエンジン1内の油圧が低下するといった異常を検出すると油圧異常の報知動作を行わせるが、仮に、この報知動作中にアイドルストップ機能によってエンジン1が自動停止されたとしても、前記報知動作を意図的に継続させるようにしている。
これにより、運転者に前記油圧異常の報知動作が間違いでないとアピールできるようになるため、従来例のように報知動作をエンジン自動停止中に中断することによって運転者を混乱させるといった心配がなくなる。
このことは、運転者が油圧異常の報知動作に関する規則的な予備知識を持たせる必要がなくなる等、運転者にとって使い勝手のよい車両を提供するうえで有利となる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲で包含されるすべての変形や応用が可能である。
(1)上記実施形態では、動力源としてエンジン1のみを用いるタイプの車両を例に挙げているが、図示していないが、動力源としてエンジンに加えてモータを搭載したハイブリッド車両にも本発明を適用することが可能である。
つまり、ハイブリッド車両は、一般的に、アイドルストップ機能(エンジン自動停止・再始動機能)を備えているので、本発明の上記実施形態で開示した油圧監視機能を組み込むことが可能である。その場合、上記実施形態と同様の作用、効果が得られる。
(2)上記実施形態では、エンジン1の油圧検出についてオイルプレッシャスイッチ76で検出してオン・オフ信号を出力する形態にしているが、例えば油圧センサを用い、適宜のECUで油圧センサの出力を所定の閾値と比較して正常、異常の判断を行う形態としてもよい。
本発明に係る車両の制御装置の使用対象となる車両のパワートレーンを示す概略構成図である。 図1の車両制御装置の概略構成図である。 図2の車両制御装置の油圧監視機能に関する動作説明に用いるフローチャートである。 本実施形態において油圧正常時の動作説明に用いるタイムチャートである。 本実施形態において油圧異常時の動作説明に用いるタイムチャートである。 比較例において油圧異常時の動作説明に用いるタイムチャートである。
符号の説明
1 エンジン
1a エンジンのクランクシャフト
3 制御装置
5 電子制御スロットル
6 インジェクタ
7 イグナイタ
8 スタータモータ
9 エンジンのオイルポンプ
11 アクセルペダル
12 シフトレバー
13 フットブレーキペダル
15 油圧警告ランプ
71 エンジン回転数センサ
72 車速センサ
73 アクセル開度センサ
74 シフトポジションセンサ
75 フットブレーキスイッチ(油圧検出要素)
76 オイルプレッシャスイッチ

Claims (2)

  1. 内部の潤滑用および作動用の油をクランクシャフトにより駆動されるオイルポンプで循環するエンジンが搭載される車両の制御装置であって、
    所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させて、該自動停止したエンジンを所定の再始動条件が成立したときに再始動させるアイドルストップ機能と、前記エンジン運転中の油圧異常を検出したときに油圧異常の報知動作を行わせる油圧監視機能とを有し、
    かつ、前記油圧監視機能においては、前記報知動作中に前記アイドルストップ機能によるエンジンの自動停止が行われても前記報知動作を継続させる、ことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記油圧監視機能は、
    前記エンジン運転中における油圧検出要素の出力に基づき油圧が所定以下に低下する異常の有無を判断する手段と、
    前記手段で油圧異常有と判定したときに、前記油圧異常の報知動作を行わせるとともに、報知動作の実行履歴を有りとする手段と、
    エンジンが前記アイドルストップ機能により自動停止された場合、当該自動停止前における前記報知動作の状態を継続させる手段とを実行する、ことを特徴とする車両の制御装置。
JP2007102013A 2007-04-09 2007-04-09 車両の制御装置 Pending JP2008255968A (ja)

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