JP2008252889A - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法及び装置 - Google Patents
無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法及び装置を提供する。
【解決手段】UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。本発明による方法は、前記UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階を含む。
【選択図】図3
【解決手段】UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。本発明による方法は、前記UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階を含む。
【選択図】図3
Description
本発明は無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法及び装置に関し、特にタイミングアラインメントと資源要求を有効に実現することで、システム動作を確保してシステム効率を向上させる方法及び装置に関する。
第三世代移動通信技術は高スペクトル利用効率、高カバー率、優れた通話品質と高速伝送を実現するとともに、QoS(サービス品質)の確保、柔軟性のある双方向通信の実現、通話中断率の低減に大きく寄与する。しかし、高速データ伝送とマルチメディアアプリケーションに対する市場の要求に鑑みて、業界では次世代の通信技術を開発し、規格制定機構も業界の需要に合わせて通信プロトコルを改定している。
現在のLTE無線通信システムでは、RACH(ランダムアクセスチャネル)はUE(ユーザー端末)から基地局までのアップリンクチャネルに配置される。このチャネルはタイミングアラインメント、RNTI(無線ネットワーク一時識別子)の割り当て、及び資源要求に用いられるように設計されている。基地局のUEが初期接続状態にあるとき、基地局とUEの間ではダウンリンクのみタイミングの同期が得られ、アップリンクでは未だに同期しておらず、RACHのシグナリングはアップリンクのタイミングでアラインメントすることができる。UEでアップリンクのタイミングアラインメントを行う前に、UEはダウンリンク信号の中のSCH(同期チャネル)または基準信号を用いて、タイミングとフレームの同期を実行する。しかし、送信端と受信端の間の距離によりシグナリングには伝送遅延が生じるので、UEでは、基地局に送信されたシグナリングがその基地局にとって受信フレームの開始点にあたるかどうかは、判明できない。また、1つの基地局で複数のUEに対してサービスを提供した場合、UEごとに基地局との距離が異なるので、ラウンドトリップ遅延が生じ、それによりタイミングオフセットが発生する。したがって、時間上の同期を得るためには、基地局はUEから送信されたRACHシグナリングを用いて両者間のタイミングオフセット量を評価し、更にDL−SCH(ダウンリンク共用チャネル)を通してシグナリングの上り送信時間を調整するようにUEに通報することが必要である。前記RACHシグナリングは主としてプリアンブルから構成される。プリアンブルは、アップリンクのタイミング同期とUE ID(UE識別)の検出に用いられ、短いシグナリングまたは署名データを搬送することもできる。
一方、複数のUEから送信されるRACHシグナリングは、コンテンション方式または非コンテンション方式で基地局と接続することができる。すなわち、UEはRACHの中で特定の無線チャネル資源を選び、更にプリアンブルメッセージをランダムに選ぶか、またはネットワークで割り当てられたプリアンブルメッセージをシグナリングに組み入れて送信する(この場合、チャネル中の特定の無線チャネル資源はネットワークで割り当てられるか、またはUEで選択される)。送信されたRACHシグナリングが他UEのシグナリングと衝突(コリジョン)したか、または送信電力が低すぎるなどの理由で基地局により識別できないか、またはランダムに選ばれたプリアンブルメッセージのせいでランダムアクセスプロセスで回線争奪(コンテンション)に失敗した場合、UEは、RACHシグナリングを送信できる次の無線チャネル資源の電力が増加された後に、基地局の応答または送信失敗の基準に達する(例えば送信失敗の最大回数または最大送信電力に達する)まで、シグナリングを再送する(それに用いられるプリアンブルメッセージは状況によって再選択することもできる)。
LTE(long term evolution)無線通信システムは、第三世代移動通信システム(例えばUMTS(汎用移動通信システム))をもとに確立されたアドバンスド高速無線通信システムである。LTE無線通信システムはパケット交換のみサポートし、そのRLC(無線リンク制御)層とMAC(媒体アクセス制御)層は基地局(ノードB)とRNC(無線ネットワークコントローラ)に別々に設けるのでなく、同一のネットワークエンティティー(例えば基地局)に統合されているので、構造が比較的に簡単である。
LTE無線通信システムにとって、RACHの送信機会は時間資源または周波数資源のいずれかに関係するのでなく、時間−周波数資源に関係している。したがって、RACHの物理資源が選ばれたとき、その時間域と周波数帯域もそれに伴って決定される。もっとも、特定の時点に、選べる周波数帯が1本以上存在することもありうる。一方、LTE無線通信システムでは、プリアンブルはUEによってランダムに選ばれたランダムアクセスプリアンブル、またはネットワークによって割り当てられた専用プリアンブルである。あるUEがランダムアクセスプリアンブルを利用した(ランダムに選択した)場合、他のUEも同一のプリアンブルを利用し、同一のRACH送信機会で送信することができる。そのため、ネットワークは受信したメッセージが1または1以上のUEから送信されたものであるかを判断することができず、コンテンションが発生する。このコンテンションは、UEからUE IDを含んだアップリンクメッセージを出力した後に解消される。それに反して、ネットワークが特定のUEに専用プリアンブルを割り当てた場合、その専用プリアンブルは当該UEに専用されるので、コンテンションは発生しない。
LTE無線通信システムでは、ランダムアクセスプロセスの性能は主として、コリジョンとコンテンションの確率、時間−周波数資源、UEの数量(負荷)、プリアンブル署名の数量、チャネル品質、UE ID、アクセス理由などにより影響される。性能のほか、システム設計上の要求、例えば、異なった非同期ランダムアクセスプロセスに対応するIDの寿命(ライフスパン)を一致させて、基地局のサービスエリア(セルとも称する)と関係しないようにさせることか、接続状態にあるUEの最適化なども、考慮すべきである。UEがRACHにアクセスする理由としては、初期アクセス、同期要求、ハンドオーバーアクセス、スケジューリング要求など4種類がある。そのうち初期アクセスは、UE発呼、ネットワーク発呼、トラッキングエリア更新、または初期セルアクセスであることが可能で、NAS(非アクセスストラタム)プロセス(サービス要求、ネットワークアタッチ、またはルーティング/トラッキングエリア更新など)に用いられる初期NASシグナリングを含む。したがって、システム要求とRACHのアクセスに鑑みて、従来の技術では下記4段階のランダムアクセスプロセスが提供されている。
(1)アップリンクRACHでのランダムアクセスプリアンブル(Random Acess Preamble on RACH in uplink)段階:メッセージ1に対応する。アップリンク資源を効率よく割り当てるために、メッセージ1は6ビットを搬送し、ランダムIDを指示するか、または他のメッセージ、例えばアクセス原因、伝送メッセージサイズ、優先順位、パスロス、CQI(チャネル品質指示子)などの情報を指示する。
(2)DL−SCHでのランダムアクセス応答(Random Access Response on DL−SCH)段階:メッセージ2に対応する。メッセージ2はメッセージ1と半同期しており(すなわち、特定TTI(送信時間間隔)の可変長受信ウィンドウに位置する)、HARQ(ハイブリッド自動リピート要求)プロセスを利用せず、第一層インターフェイス、第二層インターフェイス、及びDL−SCHで伝送される。メッセージ2は第一層インターフェイスと第二層インターフェイスの制御チャネルを通してRA−RNTI(ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子)に指定され、少なくともランダムアクセスプリアンブル識別子、タイミングアラインメント情報、初期アップリンクグラント、T−CRNTI(一時セル無線ネットワーク一時識別子)の割り当てを搬送し、同一のDL−SCHメッセージの中で1個または複数のUEに対応しうる。
(3)UL−SCH(アップリンク共用チャネル)での第1回スケジューリングされたアップリンク送信(First Scheduled UL transmission on UL−SCH)段階:メッセージ3に対応する。メッセージ3はHARQプロセスを利用し、セグメント化を実行しないRLC TM(無線リンク制御トランスペアレントモード)で動作し、少なくともUE IDと、C−RNTI(セル無線ネットワーク一時識別子)が既に利用可能になったかどうかを示す情報(明示的または暗黙的)を搬送する。UEがRACHにアクセスする理由が初期アクセスで、かつメッセージ3のサイズが許容する場合では、初期NASメッセージ(またはその他初期NASメッセージの確立に用いられるデータ)をメッセージ3に組み入れることができる。メッセージ3のサイズは可変である。
(4)DL−SCHでのコンテンション解消(Contention Resolution on DL−SCH)段階:メッセージ4に対応する。メッセージ4はメッセージ3と同期せず、その内容については研究中(for further study)である。メッセージ4はHARQプロセスをサポートし、第一層インターフェイスと第二層インターフェイスの制御チャネルを通して一時C−RNTI(T−CRNTI)に指定される。T−CRNTIの割り当てを受けたUEはメッセージ4(RRCコンテンション解消メッセージ)を受信する。HARQフィードバックは、自己のUE IDを検出したUEのみ伝送することができる。このUE IDは、UEがメッセージ3に組み入れたUE IDと一致し、RRCコンテンション解消メッセージの中でエコーバックされる。
従来の技術では、初期アクセスの4つの段階としてはそれぞれ、RACHでのランダムアクセスプリアンブル(Random Access Preamble on RACH)段階、DL−SCHでのCCCH(共通制御チャネル)を通したランダムアクセス応答(Random Access Response via CCCH on DL−SCH)段階、UL−SCHでのCCCHを通したRRC接続要求(RRC Connection Request via CCCH on UL−SCH)段階、及びDL−SCHでのDCCH(専用制御チャネル)を通したRRCコンテンション解消(RRC Contention Resolution via DCCH on DL−SCH)などである。
したがって、LTE無線通信システムについて、従来の技術ではランダムアクセスプロセスの関連段階が提供されている。しかし、前記段階には以下の問題が生じうる。
メッセージ2の送信にはHARQプロセスが適用されないので、ランダムアクセスプロセスまたはRACHにアクセスする過程では、専用プリアンブルを割り当てられたUEでメッセージ2を正常に受信しなければ、その専用プリアンブルは無用となる。しかし、従来の技術では、ネットワークがいつまたはいかなる条件でUEに割り当てられた専用プリアンブルの使用権を撤収すべきか、または専用プリアンブルを効率よく使用する方法について何も掲示していない。専用プリアンブルをもつUEでランダムアクセス応答信号を正常に受信しなければ、そのUEは次のランダムアクセスに同一の専用プリアンブルを使用するか、または当該専用プリアンブルが解放されたと認定してランダムアクセスプリアンブルを使用することが可能である。言い換えれば、UEとネットワークの間では規則が定められていないので、UEとネットワークで専用プリアンブルを使用・割り当てるときに不一致が発生することにより、専用プリアンブルを適時に解放してコンテンション確率を向上させることができない。
また、特定の状況、例えばUEが同期を失うかUEで発呼した場合では、ネットワークは同期要求またはスケジューリング要求に応じて、UEに予め専用プリアンブルを割り当てることができる。しかし、専用プリアンブルは保留すべきであって、必要時に限ってUEに動的に割り当てなければならない。もちろん、非コンテンションのランダムアクセスを接続状態にある大量のUEに提供することは非効率的で、資源の浪費である。また、UEにおいて相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHアクセスが必要な場合、専用プリアンブルの割り当てを効率よくさせることを考慮すれば、時間域と周波数帯域資源を費やして専用プリアンブルをUEに出力することも非効率的である。特に2つのUEで優先順位が同じランダムアクセスプロセスまたはRACHアクセスを同時に起動する場合、専用プリアンブルを重複利用するか後に解放することができる。
一方、LTE無線通信システムのRACHアクセスにおいて、特定の場合では専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存が求められ、特に利用可能なプリアンブルが十分であるか、または同時に起動されたプロセスが同一のUEで実行される場合ではそうである。
本発明の主な目的は、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法及び装置を提供することにある。
本発明では、無線通信システムのUE(ユーザー端末)においてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。当該方法は、前記UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階を含む。
本発明では更に、無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、RACH(ランダムアクセスチャネル)のアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信する段階と、メッセージ2を通して前記UEに応答する段階と、特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、前記UEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなかった場合に、前記UEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断する段階とを含む。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。当該方法は、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをネットワークに出力する段階と、ネットワークからメッセージ2を通して出力された応答を受信する段階と、ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階とを含む。
本発明では更に、無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、UEから送信されたメッセージ3を受信する段階と、確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答する段階と、標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決める段階とを含む。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行する段階と、標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行する段階とを含む。前記第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている。
本発明では更に、無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、ランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てる段階と、標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断する段階とを含む。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。当該方法は、上位層エンティティーから出力された制御メッセージにより指示された設定に基づいて、前記専用プリアンブルをRACHのアクセスに用いる段階を含む。
本発明では更に、無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合に、ダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てる段階を含む。
本発明では更に、無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容する段階を含む。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法を掲示する。当該方法は、専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いる段階を含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPU(中央処理装置)と、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、前記通信装置でダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めるコードを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、RACHのアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信するコードと、メッセージ2を通して前記UEに応答するコードと、特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、前記UEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなかった場合に、前記UEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断するコードとを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをネットワークに出力するコードと、ネットワークからメッセージ2を通して出力された応答を受信するコードと、ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めるコードとを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、UEから送信されたメッセージ3を受信するコードと、確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答するコードと、標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決めるコードとを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行するコードと、標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行するコードとを含む。前記第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、ランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てるコードと、標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断するコードとを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、上位層エンティティーから出力された制御メッセージにより指示された設定に基づいて、前記専用プリアンブルをRACHのアクセスに用いるコードとを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合に、ダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てるコードを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容するコードを含む。
本発明では更に、無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置を掲示する。当該通信装置は、通信装置の機能を実現する制御回路と、制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含む。前記プログラムコードは、専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いるコードを含む。
かかる方法及び装置の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照にして以下に説明する。
図12を参照する。図12は無線通信システム1200を表す説明図である。無線通信システム1200は望ましくはLTE無線通信システムであり、概してネットワークと複数のUEから構成される。図12では、ネットワークとUEは無線通信システム1200の構造を説明するに用いられ、実際、ネットワークは要求に応じて複数の基地局、RNC(無線ネットワークコントローラー)を含みうる。UEは携帯電話またはコンピュータシステムなどの装置である。
図1を参照する。図1は無線通信システムの無線通信装置100のブロック図である。無線通信装置100は図8に示すUEまたはネットワークを実施するものである。説明を簡潔にするため、図1では無線通信装置100の入力装置102、出力装置104、制御回路106、CPU(中央処理装置)108、記憶装置110、プログラムコード112及びトランシーバー114のみ示している。無線通信装置100では、制御回路106はCPU108を通して記憶装置110に記録されたプログラムコード112を実行することで、無線通信装置100の動作を制御し、入力装置102(例えばキーボード)でユーザーが入力した信号を受信し、出力装置104(スクリーン、スピーカーなど)で映像、音声などの信号を出力する。無線信号を受発信するトランシーバー114は受信した信号を制御回路106に送信し、または制御回路106による信号を無線で出力する。言い換えれば、通信プロトコルの構造に当てはめれば、トランシーバー114は第一層の一部とみなされ、制御回路106は第二層と第三層の機能を実現する。
図2を参照する。図2は図1に示すプログラムコード112を表す説明図である。プログラムコード112はNASインターフェイス200と、第三層インターフェイス202と、第二層インターフェイス206を備え、第一層インターフェイス218と接続されている。NASインターフェイス200ではNASメッセージを生成してノンアクセスアプリケーションを実行する。第三層インターフェイス202はRRC層インターフェイスを備え、これで資源制御を実行する。第二層インターフェイス206はリンク制御を実行し、第一層インターフェイス218は実体接続を実現する。PDCP(パケットデータコンバージェンスプロトコル)層インターフェイスは第三層インターフェイス202または第二層インターフェイス206に属するとみなすことができ、本発明とは無関係である。
タイミングアラインメントと資源要求を実現するために、無線通信装置100にはランダムアクセスプロセスの動作に合わせるためにRACHが設けられている。それに鑑みて、本発明の実施例では、ランダムアクセスプロセスを処理して従来の技術の問題を回避するために、ランダムアクセス処理プログラムコード220を提供する。後掲記述では、メッセージ1、メッセージ2、メッセージ3、及びメッセージ4の定義はいずれも前記に準ずる。すなわち、メッセージ1はアップリンクRACHでのランダムアクセスプリアンブル段階に対応し、メッセージ2はDL−SCHでのランダムアクセス応答段階に対応し、メッセージ3はUL−SCHでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信段階に対応し、メッセージ4はDL−SCHでのコンテンション解消段階に対応する。
図3を参照する。図3は本発明の実施例による方法30のフローチャートである。下記方法30は無線通信システム1200のUEでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ300:開始。
ステップ302:UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、またはランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める。
ステップ304:終了。
以上のように、UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、またはランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、本発明の実施例では専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める。望ましくは、前記ダウンリンクメッセージはメッセージ2である。また、本発明の実施例では、アップリンクメッセージを送信したが、ダウンリンクメッセージを正常に受信していない場合に、UEでダウンリンクメッセージを正常に受信したかどうかを判断する。このアップリンクメッセージは望ましくはメッセージ1またはメッセージ3である。
更に、UEでダウンリンクメッセージを正常に受信せずに、次のランダムアクセスアテンプトを実行した場合、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて前記専用プリアンブルを再使用するか、または他の専用プリアンブルを要求するか、または他の専用プリアンブルの割り当てを待つか、または前記専用プリアンブルを解放してランダムアクセスプリアンブルを使用する。
従来の技術では、メッセージ2はHARQプロセスをサポートしないので、ランダムアクセスプロセスまたはRACHにアクセスする過程では、専用プリアンブルを割り当てられたUEでメッセージ2を正常に受信しなければ、その専用プリアンブルは無用となる。それと比べて、本発明の実施例では、メッセージ2を正常に受信していない場合、UEは標準化された規則または設定に基づいて専用プリアンブルを再使用することができる。言い換えれば、本発明の実施例は専用プリアンブルを効率よく利用し、専用プリアンブルの浪費を防止することができる。
したがって、前記方法30によれば、メッセージ2を正常に受信していないか、またはランダムアクセスプロセスが失敗した場合、UEは専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めることができる。
図4を参照する。図4は本発明の実施例による方法40のフローチャートである。下記方法40は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ400:開始。
ステップ402:RACHのアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信する。
ステップ404:メッセージ2を通してUEに応答する。
ステップ406:特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、UEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなかった場合に、このUEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断する。
ステップ408:終了。
以上のように、RACHのアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信すると、ネットワークはメッセージ2を出力してUEに応答する。その後、ネットワークで、特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中でUEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなければ、本発明の実施例ではこのUEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断する。言い換えれば、UEでメッセージ2を正常に受信したかどうかがネットワークで確認できないとき、ネットワークでは、そのUEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断する。
望ましくは、UEで次のランダムアクセスアテンプトに前記専用プリアンブルを再使用する場合、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて、UEに割り当てられた前記専用プリアンブルを廃棄か撤収するか、または標準化された規則もしくは設定に基づいて、UEで前記専用プリアンブルを再使用することを許容し、または他の専用プリアンブルを当該UEに割り当てる。
従来の技術では、メッセージ2はHARQプロセスをサポートしないので、ランダムアクセスプロセスまたはRACHにアクセスする過程では、専用プリアンブルを割り当てられたUEでメッセージ2を正常に受信しなければ、その専用プリアンブルは無用となる。それと比べて、本発明の実施例では、UEでメッセージ2を正常に受信していない場合、ネットワークは専用プリアンブルをUEに割り当てることを諦め、または標準化された規則もしくは設定に基づいて、UEで前記専用プリアンブルを再使用することを許容し、または他の専用プリアンブルを当該UEに割り当てる。言い換えれば、本発明の実施例は専用プリアンブルを効率よく利用し、専用プリアンブルの浪費を防止することができる。
したがって、前記方法40によれば、メッセージ2を正常に受信していなかった場合、ネットワークは、UEで次のランダムアクセスアテンプトを実行するときに専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断することができる。
図5を参照する。図5は本発明の実施例による方法50のフローチャートである。下記方法50は無線通信システム1200のUEでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、当該UEにはそのランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられている。下記方法50は、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ500:開始。
ステップ502:RACHのアクセスについて専用プリアンブルをネットワークに出力する。
ステップ504:ネットワークからメッセージ2を通して出力された応答を受信する。
ステップ506:ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める。
ステップ504:終了。
以上のように、UEがRACHのアクセスに基づいて専用プリアンブルをネットワークに出力した後、ネットワークはメッセージ2を通して対応する応答を出力する。その後、ネットワークはメッセージ3を出力する。このとき、ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合、本発明の実施例では専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める。
望ましくは、本発明の実施例では、ネットワークでメッセージ3を正常に受信せずに、次のランダムアクセスアテンプトを考慮するか試行した場合、UEは標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを解放するか、または他の専用プリアンブルを要求するか、または他の専用プリアンブルの割り当てを待つか、または前記専用プリアンブルを再使用する。言い換えれば、本発明の実施例は専用プリアンブルを効率よく利用し、専用プリアンブルの浪費を防止することができる。
したがって、前記方法50によれば、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していなかった場合、UEは専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めることができる。
図6を参照する。図6は本発明の実施例による方法60のフローチャートである。下記方法60は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
図6を参照する。図6は本発明の実施例による方法60のフローチャートである。下記方法60は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ600:開始。
ステップ602:ネットワークでUEから送信されたメッセージ3を受信する。
ステップ604:確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答する。
ステップ606:標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決める。
ステップ608:終了。
以上のように、UEから送信されたメッセージ3を受信した後、ネットワークは確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答する。同時に、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決める。
望ましくは、前記標準化された規則または設定とは、特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、判断方法、またはUEが他のランダムアクセスプロセスに対応して他のRACHのアクセスを含むかどうかを定義するものである。言い換えれば、メッセージ3の受信状態を応答した後、ネットワークは前記標準化された規則または設定で定義された特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、または判断方法に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決めることができる。前記特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、または判断方法は、送信されたコンテンション解消段階に対応するメッセージ4がUEのメッセージ3への応答であるかどうかの判断、UEが他のランダムアクセスプロセスに対応して他のRACHのアクセスを含むかどうかの判断、コンテンション解消段階に対応するメッセージ4を送信してUEのメッセージ3に応答した後に、UEに割り当てられた専用プリアンブルを解放か撤収するか、またはその専用プリアンブルの再使用を許容するかどうかの判断、コンテンション解消段階に対応するメッセージ4を正常に送信か再送してUEのメッセージ3に応答したかどうの判断、または他のRACHのアクセスには前記専用プリアンブルが必要であるかどうかの判断を含む。この場合、本発明の実施例は専用プリアンブルを効率よく利用し、専用プリアンブルの浪費を防止することができる。
したがって、前記方法60によれば、メッセージ3の受信状態を応答した後、ネットワークは標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決める。
図7を参照する。図7は本発明の実施例による方法70のフローチャートである。下記方法70は無線通信システム1200のUEでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ700:開始。
ステップ702:専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行する。
ステップ704:標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行する。第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている。
ステップ706:終了。
以上のように、UEで専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行した後、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行する。第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている。言い換えれば、本発明の実施例では少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに同一の専用プリアンブルを使用することができる。
従来の技術では、UEにおいて相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHアクセスが必要な場合、専用プリアンブルの割り当てを効率よくさせるために、時間域と周波数帯域資源を費やして専用プリアンブルをUEに出力しなければならない。それと比べて、UEで相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHのアクセスを実行するとき、本発明の実施例では同一の専用プリアンブルを再使用することで、時間域と周波数帯域資源を節減することができる。
望ましくは、本発明の実施例では、前記第一ランダムアクセスプロセスは同期要求またはハンドオーバープロセスであり、第二ランダムアクセスプロセスはスケジューリング要求、ハンドオーバープロセス、同期要求、無線リンク障害応答、または専用プリアンブルを割り当てるネットワークに対して専用プリアンブルの再使用を指示・通報するプロセスであって、専用プリアンブルの使用を許容するので専用プリアンブルの使用が必要である。第二ランダムアクセスプロセスの検出と起動は第一ランダムアクセスプロセスの実行時または完了後に起こる。なお、前記標準化された規則または設定とは、特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、判断方法を定義するものであり、前記第一ランダムアクセスプロセスと第二ランダムアクセスプロセスが一定の期間内に相互に分離しているかの判断、または前記第一ランダムアクセスプロセスの資源グラントが第二ランダムアクセスプロセスをサポートするために十分であるかどうかの判断、または高い優先順位のRACHアクセスに専用プリアンブルを用いる必要の有無の判断を含む。
したがって、前記方法70によれば、UEにおいて相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHアクセスが必要な場合、UEは専用プリアンブルを再使用して時間域と周波数帯域資源を節減することができる。
図8を参照する。図8は本発明の実施例による方法80のフローチャートである。下記方法80は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ800:開始。
ステップ802:ランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てる。
ステップ804:標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断する。
ステップ806:終了。
以上のように、ネットワークでランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てた後、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断する。言い換えれば、本発明の実施例では少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに同一の専用プリアンブルを使用することができる。
従来の技術では、UEにおいて相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHアクセスが必要な場合、専用プリアンブルの割り当てを効率よくさせるために、時間域と周波数帯域資源を費やして専用プリアンブルをUEに出力しなければならない。それと比べて、UEで相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHのアクセスを実行するとき、本発明の実施例では標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断することで、時間域と周波数帯域資源を節減することができる。
望ましくは、前記他のRACHアクセスが、ネットワーク発呼により起動された同期プロセスまたはハンドオーバーアクセスである場合、本発明の実施例では前記他のRACHアクセスを予期、起動もしくは確認時に、または前記他のRACHアクセスの発生時に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかをUEに指示する。例えば、専用プリアンブルを再使用するか、専用プリアンブルを解放するか、または新しい専用プリアンブルもしくはランダムアクセスプリアンブルを使用するかをUEに指示する。
したがって、前記方法80によれば、UEにおいて相違した2つのランダムアクセスプロセス、または連続したRACHアクセスが必要な場合、ネットワークは標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断することで、時間域と周波数帯域資源を節減することができる。
図9を参照する。図9は本発明の実施例による方法90のフローチャートである。下記方法90は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ900:開始。
ステップ902:UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合に、ダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てる。
ステップ904:終了。
以上のように、UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合、本発明の実施例ではダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てる。
望ましくは、前記ランダムアクセスプロセスは同期要求、ネットワーク発呼、またはハンドオーバーアクセスプロセスである。前記ダウンリンクメッセージまたはシグナリングはRRC(無線資源制御)、MAC(媒体アクセス制御)、またはNASメッセージもしくはシグナリングである。前記初期メッセージまたはシグナリングは、ハンドオーバーアクセスに対応する制御メッセージもしくはシグナリングか、またはネットワーク発呼もしくはサービスに対応する制御もしくはページングメッセージもしくはシグナリングである。前記指示または情報フィールドは専用プリアンブルの割り当てを示すフラグ、または所用の専用プリアンブルがどれかを示すフラグ、または所用の専用プリアンブルがどれかを示すプリアンブルフィールドである。
したがって、前記方法90によれば、UEのランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合、ネットワークはダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示または情報フィールドを通して、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てる。
図10を参照する。図10は本発明の実施例による方法1000のフローチャートである。下記方法1000は無線通信システム1200のネットワークでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ1002:開始。
ステップ1004:標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容する。
ステップ1006:終了。
以上のように、ネットワークは標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容する。
前述のように、LTE無線通信システムのRACHアクセスにおいて、特定の場合では専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存が求められ、特に利用可能なプリアンブルが十分であるか、または同時に起動されたプロセスが同一のUEで実行される場合ではそうである。この場合、本発明の実施例によれば、ネットワークは標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存を許容することができる。
前述のように、LTE無線通信システムのRACHアクセスにおいて、特定の場合では専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存が求められ、特に利用可能なプリアンブルが十分であるか、または同時に起動されたプロセスが同一のUEで実行される場合ではそうである。この場合、本発明の実施例によれば、ネットワークは標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存を許容することができる。
したがって、前記方法1000によれば、ネットワークはUEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容することができる。
図11を参照する。図11は本発明の実施例による方法1100のフローチャートである。下記方法1100は無線通信システム1200のUEでのランダムアクセスプロセスの処理に用いられ、ランダムアクセス処理プログラムコード220としてコンパイルすることができる。
ステップ1102:開始。
ステップ1104:専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いる。
ステップ1106:終了。
以上のように、UEは専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いる。
前述のように、LTE無線通信システムのRACHアクセスにおいて、特定の場合では専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存が求められ、特に利用可能なプリアンブルが十分であるか、または同時に起動されたプロセスが同一のUEで実行される場合ではそうである。この場合、本発明の実施例によれば、UEは専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いることができる。
望ましくは、本発明の実施例では、UEはランダムアクセスの原因、優先順位、サービス品質に基づいて、専用プリアンブルを前記少なくとも2つのランダムアクセスプロセスのうち第一ランダムアクセスプロセスに用いることを決める。第一ランダムアクセスプロセスが専用プリアンブルを保つ時間がより短い。
したがって、前記方法1100によれば、UEは専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いることができる。
まとめていえば、本発明の実施例では種々のランダムアクセスプロセスの処理方法を提供することで、タイミングアラインメントと資源要求を効率よく実行し、システム効率を向上させる。
以上は本発明に好ましい実施例であって、本発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本発明の精神の下においてなされ、本発明に対して均等の効果を有するものは、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
100 無線通信装置
102 入力装置
104 出力装置
106 制御回路
108 CPU
110 記憶装置
112 プログラムコード
114 トランシーバー
200 NASインターフェイス
202 第三層インターフェイス
206 第二層インターフェイス
218 第一層インターフェイス
220 ランダムアクセス処理プログラムコード
1200 無線通信システム
102 入力装置
104 出力装置
106 制御回路
108 CPU
110 記憶装置
112 プログラムコード
114 トランシーバー
200 NASインターフェイス
202 第三層インターフェイス
206 第二層インターフェイス
218 第一層インターフェイス
220 ランダムアクセス処理プログラムコード
1200 無線通信システム
Claims (48)
- 無線通信システムのUE(ユーザー端末)においてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられており、当該方法は、
前記UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階を含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記ダウンリンクメッセージは、ダウンリンク共用チャネルでのランダムアクセス応答(Random Access Response on DL−SCH)段階に対応するメッセージ2、ダウンリンク共用チャネルでのコンテンション解消(Contention Resolution on DL−SCH)段階に対応するメッセージ4、またはアップリンク共用チャネルでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信(First Scheduled UL transmission on UL−SCH)段階に対応するメッセージ3の応答メッセージである、請求項1に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記UEでダウンリンクメッセージを正常に受信していなかった場合に専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階は、アップリンクメッセージを送信したが、ダウンリンクメッセージを正常に受信していない場合に、ダウンリンクメッセージを正常に受信したかどうかを判断する、請求項1に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記アップリンクメッセージは、アップリンクランダムアクセスチャネルでのランダムアクセスプリアンブル(Random Acess Preamble on RACH in uplink)段階に対応するメッセージ1、またはアップリンク共用チャネルでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信段階に対応するメッセージ3である、請求項1に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記方法は更に、UEでダウンリンクメッセージを正常に受信せずに次のランダムアクセスアテンプトを実行した場合に、標準化された規則または設定に基づいて前記専用プリアンブルを再使用するか、または他の専用プリアンブルを要求するか、または他の専用プリアンブルの割り当てを待つか、または前記専用プリアンブルを解放してランダムアクセスプリアンブルを使用する段階を含む、請求項1に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
RACH(ランダムアクセスチャネル)のアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信する段階と、
メッセージ2を通して前記UEに応答する段階と、
特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、前記UEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなかった場合に、前記UEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断する段階とを含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記方法は、前記特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、メッセージ3を検出していないか、受信していないか、または検出したが正常に受信していなかった場合に、メッセージ3を受信していないと判断する、請求項6に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記メッセージ3は、アップリンク共用チャネルでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信段階に対応する、請求項6に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記方法は更に、UEで次のランダムアクセスアテンプトに前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断するときに、標準化された規則または設定に基づいて、UEに割り当てられた前記専用プリアンブルを廃棄か撤収するか、または標準化された規則もしくは設定に基づいて、前記UEで前記専用プリアンブルを再使用することを許容し、または他の専用プリアンブルを前記UEに割り当てる段階を含む、請求項6に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられており、当該方法は、
RACHのアクセスについて専用プリアンブルをネットワークに出力する段階と、
ネットワークからメッセージ2を通して出力された応答を受信する段階と、
ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決める段階とを含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記メッセージ3は、アップリンク共用チャネルでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信段階に対応する、請求項10に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記方法は更に、ネットワークでメッセージ3を正常に受信せずに次のランダムアクセスアテンプトを考慮するか試行した場合に、標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを解放するか、または他の専用プリアンブルを要求するか、または他の専用プリアンブルの割り当てを待つか、または前記専用プリアンブルを再使用する段階を含む、請求項10に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
UEから送信されたメッセージ3を受信する段階と、
確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答する段階と、
標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決める段階とを含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記メッセージ3は、アップリンク共用チャネルでの第1回スケジューリングされたアップリンク送信段階に対応する、請求項13に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記標準化された規則または設定は、特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、判断方法を定義する、請求項13に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、または判断方法は、送信されたコンテンション解消段階に対応するメッセージ4がUEのメッセージ3への応答であるかどうかの判断、UEが他のランダムアクセスプロセスに対応して他のRACHのアクセスを含むかどうかの判断、コンテンション解消段階に対応するメッセージ4を送信してUEのメッセージ3に応答した後に、UEに割り当てられた専用プリアンブルを解放か撤収するか、またはその専用プリアンブルの再使用を許容するかどうかの判断、コンテンション解消段階に対応するメッセージ4を正常に送信か再送してUEのメッセージ3に応答したかどうの判断、または他のRACHのアクセスには前記専用プリアンブルが必要であるかどうかの判断を含む、請求項15に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行する段階と、
標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行する段階とを含み、前記第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記第一ランダムアクセスプロセスは同期要求またはハンドオーバープロセスである、請求項17に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記第二ランダムアクセスプロセスはスケジューリング要求、ハンドオーバープロセス、同期要求、無線リンク障害応答、または専用プリアンブルを割り当てるネットワークに対して専用プリアンブルの再使用を指示・通報するプロセスである、請求項17に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記標準化された規則または設定は、特定の条件のもとでのフロー、規則、処理方法、判断方法を定義するものであり、前記第一ランダムアクセスプロセスと第二ランダムアクセスプロセスが一定の期間内に相互に分離しているかの判断、または前記第一ランダムアクセスプロセスの資源グラントが第二ランダムアクセスプロセスをサポートするために十分であるかどうかの判断、または高い優先順位のRACHアクセスに専用プリアンブルを用いる必要の有無の判断を含む、請求項17に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記第二ランダムアクセスプロセスは専用プリアンブルの使用を許容するので、専用プリアンブルの使用を必要とする、請求項17に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記第二ランダムアクセスプロセスの検出と起動は、第一ランダムアクセスプロセスの実行時または完了後に起こる、請求項17に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
ランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てる段階と、
標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断する段階とを含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記方法は更に、前記他のRACHアクセスを予期、起動もしくは確認した場合、または前記他のRACHアクセスが発生した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかをUEに指示する段階を含む、請求項23に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記他のRACHのアクセスは、ネットワーク発呼により起動された同期プロセスまたはハンドオーバーアクセスである、請求項24に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記専用プリアンブルを再使用するかどうかをUEに指示する段階は、専用プリアンブルを再使用するか、専用プリアンブルを解放するか、または新しい専用プリアンブルもしくはランダムアクセスプリアンブルを使用するかをUEに指示する段階を含む、請求項24に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、当該UEには既に当該ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられており、当該方法は、
上位層エンティティーから出力された制御メッセージにより指示された設定に基づいて、前記専用プリアンブルをRACHのアクセスに用いる段階を含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記上位層エンティティーは、前記制御メッセージにより指示された設定に基づいて、前記専用プリアンブルを使用するように少なくとも1つの下位層エンティティーに指示する、請求項27に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記制御メッセージにより指示された設定は、専用プリアンブルの割当信号またはシグナリングの中で運ばれる、請求項27に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合に、ダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てる段階を含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記ランダムアクセスプロセスは同期要求、ネットワーク発呼、またはハンドオーバーアクセスプロセスである、請求項30に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記ダウンリンクメッセージまたはシグナリングはRRC(無線資源制御)、MAC(媒体アクセス制御)、またはNAS(非アクセスストラタム)メッセージもしくはシグナリングである、請求項30に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記初期メッセージまたはシグナリングは、ハンドオーバーアクセスに対応する制御メッセージもしくはシグナリングか、またはネットワーク発呼もしくはサービスに対応する制御もしくはページングメッセージもしくはシグナリングである、請求項30に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記指示または情報フィールドは専用プリアンブルの割り当てを示すフラグ、または所用の専用プリアンブルがどれかを示すフラグ、または所用の専用プリアンブルがどれかを示すプリアンブルフィールドである、請求項30に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムのネットワークにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容する段階を含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 無線通信システムのUEにおいてランダムアクセスプロセスを処理する方法であって、
専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いる段階を含む、ランダムアクセスプロセスの処理方法。 - 前記方法は更に、ランダムアクセスの原因、優先順位、サービス品質に基づいて、専用プリアンブルを前記少なくとも2つのランダムアクセスプロセスのうち第一ランダムアクセスプロセスに用いることを決める段階を含む、請求項36に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 前記第一ランダムアクセスプロセスが専用プリアンブルを保つ時間がより短い、請求項37に記載のランダムアクセスプロセスの処理方法。
- 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPU(中央処理装置)と、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、
前記通信装置でダウンリンクメッセージを正常に受信していないか、または前記ランダムアクセスプロセスが失敗した場合に、前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めるコードを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
RACHのアクセスについてUEから出力された専用プリアンブルを受信するコードと、
メッセージ2を通して前記UEに応答するコードと、
特定の期間内または特定のスケジューリング資源の中で、前記UEのUE IDを含んだメッセージ3を受信していなかった場合に、前記UEで次のランダムアクセスアテンプトの実行前に前記専用プリアンブルを再使用するかどうかを判断するコードとを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、
RACHのアクセスについて専用プリアンブルをネットワークに出力するコードと、
ネットワークからメッセージ2を通して出力された応答を受信するコードと、
ネットワークの応答メッセージまたはネットワークの応答メッセージの受信有無に基づいて、ネットワークでメッセージ3を正常に受信していないと判断した場合に、専用プリアンブルを再使用するかどうかを決めるコードとを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
UEから送信されたメッセージ3を受信するコードと、
確認メッセージを出力してメッセージ3の受信状態を応答するコードと、
標準化された規則または設定に基づいて、UEで専用プリアンブルを再使用するかまたは解放するかを決めるコードとを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
専用プリアンブルを用いて第一ランダムアクセスプロセスを実行するコードと、
標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルを再使用して第二ランダムアクセスプロセスを実行するコードとを含み、前記第二ランダムアクセスプロセスは第一ランダムアクセスプロセスより遅れている、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
ランダムアクセスプロセスについて、専用プリアンブルを対応するUEに割り当てるコードと、
標準化された規則または設定に基づいて、前記専用プリアンブルが前記UEの他のRACHアクセスに再使用できるかどうかを判断するコードとを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
前記通信装置に既に前記ランダムアクセスプロセスに対応する専用プリアンブルが割り当てられているコードと、
上位層エンティティーから出力された制御メッセージにより指示された設定に基づいて、前記専用プリアンブルをRACHのアクセスに用いるコードとを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
UEに対応するランダムアクセスプロセスがネットワークで起動、確認、または予期された場合に、ダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドを通して、またはそのランダムアクセスプロセスの初期メッセージかシグナリングに含まれたダウンリンクメッセージ、シグナリング、または指示もしくは情報フィールドをトリガー・駆動することで、RACHのアクセスについて専用プリアンブルをUEに割り当てるコードを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
標準化された規則または設定に基づいて、UEに対応する専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルの共存または同時使用を許容するコードを含む、通信装置。 - 無線通信システムにおいてランダムアクセスプロセスを正確に処理する通信装置であって、
通信装置の機能を実現する制御回路と、
制御回路の中に設けられ、プログラムコードを実行して制御回路を制御するCPUと、
制御回路の中にCPUと結合するように設けられ、プログラムコードを記録する記憶装置とを含み、前記プログラムコードは、
専用プリアンブルとランダムアクセスプリアンブルを同時に保存し、少なくとも2つのランダムアクセスプロセスに用いるコードを含む、通信装置。
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