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JP5353072B2 - 無線通信方法、及び無線通信装置 - Google Patents

無線通信方法、及び無線通信装置 Download PDF

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JP5353072B2 JP2008150358A JP2008150358A JP5353072B2 JP 5353072 B2 JP5353072 B2 JP 5353072B2 JP 2008150358 A JP2008150358 A JP 2008150358A JP 2008150358 A JP2008150358 A JP 2008150358A JP 5353072 B2 JP5353072 B2 JP 5353072B2
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Description

本発明は、無線通信方法、及び無線通信装置に関する。
第3世代携帯電話の次世代通信方式として、LTE(Long Term Evolution)が検討されている。LTEでは、UE(User Equipment)とBS(Base Station)との間で通信を確立するためにRACH(Random Access Channel)と呼ばれるチャネルが規定される(例えば、以下の非特許文献1)。
図17及び図18はLTEにおけるRACHのアクセススロット番号の割当て例を示す図である。RACHはUEがBSに接続する状況に応じてアクセススロットが分割されている。
図17等に示すように、アクセススロット数が64個の場合、1〜32番目は初期同期用のスロットである。UEがBSと初期アクセスを行いたいとき、1〜32番目のアクセススロットをランダムに選択し、そのスロットを用いて通信確立に必要な信号を送信する。
一方、33〜44番目のアクセススロットはハンドオーバ(HO)用、45〜64番目は上りタイミング再同期用のスロットである。これらのアクセススロットは、BSがUE毎に割り当て、その情報をUEに送信する。そして、UEは、HOを行うときや上り方向で再同期を行うとき、そのアクセススロットを用いて通信確立に必要な信号をBSに送信する。33番目以降のアクセススロットは、LTEにおいてDedicated RACHと呼ばれる。
図19はLTEにおける初期同期シーケンスの例を示す図である。まず、UEは1〜32番の初期同期用のアクセススロットのうちランダムに番号を選んでそのスロットでNSRA(Non Synchronous Random Access)を送信する(S100)。
BSはNSRAを受信すると、NSRAの検出処理を行う。そしてBSは、NSRAを検出すると、NSRAを送信したスロット番号をUEの仮IDとし、この仮IDのC−RNTI(cell-specific radio network temporary identifier)と、上りタイミング同期のTA(Time Advance)と、メッセージ3(msg3)の送信機会の許可とを含むメッセージ2(msg2)を送信する(S101)。
UEはメッセージ2を受信すると、仮IDとRRC(Radio Resource Control)同期のための情報等を含むメッセージ3を生成し、TAを反映して上り同期が図れる送信タイミングでメッセージ3を送信する(S102)。
BSはメッセージ3を受信すると、仮IDのC−RNTIが一往復してUEへの送達を確認することで正式なIDと認識する。そして、BSはメッセージ4(msg4)でRRC接続の確立に必要なシグナリングを送信する(S103)。その後、BSとUEとの間で通信が開始される(S104)。
図20は、LTEにおけるハンドオーバ(HO)のシーケンス例を示す図である。HOの際にDedicated RACHが通知されるシーケンス例である。接続元の基地局であるSource BSから接続先の基地局であるTarget BSへのハンドオーバが決定すると、Source BSはハンドオーバ(HO)要求をTarget BSに送信する(S110)。Target BSは、HO要求を受信するとUE個別にDedicated RACHのアクセススロット(例えば、33〜44番目のアクセススロットのうちいずれか一つ)を割り当て、Source BSに送信する(S11)。Source BSは割り振られたアクセススロットをUEに通知する(S112)。UEはSource BSとの回線が切断された後、そのアクセススロットを用いてDedicated RACHを発信し、Target BSとの間で通信回線確立処理に移行する(S113)。
図21は、LTEにおける上りタイミング再同期のシーケンス例を示す図である。例えば、BSとUEとはRRC接続状態であるが、間欠的な下り通信が行われている場合(チャットやWeb Browsingの自動更新など)に、上りのタイミング同期が外れたときに行われる。Source BSは、上りタイミング同期が外れる可能性のあるUEに対してCN(Core Network)から下りパケットが送信されると、Dedicated RACHのアクセススロット(45〜64番目のアクセススロットのうちいずれか一つ)をUE個別に割り当てる。そして、Source BSは割り当てたアクセススロットをUEに送信する(S120)。UEはそのスロットを用いてDedicated RACHを発信する(S121)。以降、BSは同期タイミングを算出し、同期タイミング値を下りパケットに含めて送信することで、再同期が確立される。
3GPP TS 36.300 V8.3.0 (2007-12)
Dedicated RACHのアクセススロットは上述したようにBSが割り当てるものであり、他ユーザとの衝突が起こらない利点はあるものの、以下のような問題点もある。
すなわち、BSはDedicated RACHのうち、あるアクセススロット(図17の例では33番目以降)をUE毎に割り当て、UEが使用することになるが、UEとBSとの間の通信環境が良くない場合、UEは何度も割り当てられたDedicated RACHのスロット番号を使用して通信を確立しようとする。図22はそのシーケンス例を示す図である。そのため、限りのあるアクセススロット(図17の例では32個)のリソースを通信環境のよくないUEに割り当て、他のUEがそのスロットを使用できずにリソースが占有されてしまう。
また、図22に示すように、UEとBSとの間でタイムアウトが発生したとき、RRC releaseされてしまう問題もある。その場合、UEはNSRAの送信から通信回線確立のための処理を行う。従って、遅延が生じる。
そこで、本件の目的の一つは、アクセススロットのリソースを有効活用できるようにした無線通信方法、及び無線通信装置を提供することにある。
また、本件の他の目的は、通信の遅延を防止するようにした無線通信方法等を提供することにある。
上記目的を達成するために、一の実施態様によれば、端末装置と無線通信を行う基地局装置における無線通信方法において、前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用するアクセススロットのうち、第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当て、前記基地局装置は、前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信する。
また、上記目的を達成するために、他の実施態様によれば、端末装置と無線通信を行う基地局装置における無線通信方法において、前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して、前記第1及び第2のアクセススロットを開放するまでの期間を異なる値に指定し、前記第1又は第2のアクセススロットを前記端末装置に割り当て、前記指定した期間と前記割り当てたアクセススロットとの情報を前記端末装置に送信する。
さらに、上記目的を達成するために、他の実施態様によれば、端末装置と無線通信を行う基地局装置において、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用するアクセススロットのうち、第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当てる割り当て部と、前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信する送信部とを備える。
さらに、上記目的を達成するために、他の実施態様によれば、端末装置と無線通信を行う基地局装置において、前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して、前記第1及び第2のアクセススロットを開放するまでの期間を異なる値に指定する指定部と、前記第1又は第2のアクセススロットを前記端末装置に割り当てる割り当て部と、前記指定した期間と前記割り当てたアクセススロットとの情報を前記端末装置に送信する送信部とを備える。
アクセススロットのリソースを有効活用できる。また、通信の遅延を防止することができる。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1〜図5はRACH、とくにDedicated RACHにおけるアクセススロットの割り当て例とシーケンス例とを示す図である。
このうち、図1及び図2は、それぞれDedicated RACHの第1の割り当て例とそのシーケンス例とを示す図である。第1の割り当て例は、HO用のDedicated RACHについて、初段はUE毎にタイマ期間「A」で設定し、次段は初段でタイムアウトしたUEをUEグループとしてまとめてタイマ期間「B」で設定する例である。UEがBSに接続する状況(HOと再同期)に応じて、Dedicated RACHのアクセススロットも分割されおり、さらにDedicated RACHの領域を階層的にし、UE個別のスロットとUEグループのスロットとに分けて使用する。
ここで、タイマ期間である「A」と「B」とは同じ値でも異なる値でもよい。また、図1に示す例は、初段のアクセススロットを「15」個、次段のアクセススロットを「1」個用意した例を示しているが、「初段のアクセススロット数」>「次段のアクセススロット数」が成立すればその数は問わない。この場合、初段のアクセススロットのタイマ期間を短くできる。
この階層化されたDedicated RACHのうち次段のRACHを本実施例ではCommon RACHと呼ぶ。また、初期ランダムアクセスに使用するアクセススロット(1〜32番目のアクセススロット)をRandom RACHと呼ぶ。なお、図1に示すDedicated RACHのアクセススロットの割り当てはBSで行われるがその詳細は後述する。
図2はDedicated RACHを用いる場合のシーケンス例を示す図である。予め、BSからUEにDedicated RACHのアクセススロット(次段と初段のアクセススロット)が割り当てられている。
図2に示すように、UEは割り当てられたスロットを用いて何回かBSと通信確立しようと試みる(S1〜S2)。そして、UEはタイマ期間(例えば「A」)経過後、Common RACHを用いてBSと通信の確立を試みる(S3)。
このように、階層化されたDedicated RACHを用いることで、初段のアクセススロットを用いて通信が確立できない場合でも、次段のCommon RACHを利用することで、UEとBSは、RRC接続状態を維持したまま通信開始のための処理(S3以降)を行うことができる。この場合、初段のアクセススロットで通信が確立できない場合、初段において割り当てられたアクセススロットは解放される。よって、アクセススロットのリソースが占有されてしまう状況がなくなり、リソースの有効活用を図ることができる。このタイマ期間は、いわばアクセススロットのリソースを解放するまでの期間でもある。
また、Common RACHを用いることで、初段のDedicated RACHで通信確立ができないような伝搬路の良くないUEに対して、初段のアクセススロットを使用している状況を早めに解放し、伝播路の良くないUEグループを集約してその中から回復できるUEを救済できる。よって、Dedicated RACHの初段のタイマと次段のタイマとを適切に保つことで、UEがRRC releaseするようなリアルタイム通信で致命的な遅延を回避できる。
尚、図1及び図2はHO用のDedicated RACHを階層的に使用する例を示したが再同期用のDedicated RACHを階層的に使用してもよい。
図3及び図4はDedicated RACHの第2の割り当て例とシーケンス例とを示す図である。第2の割り当て例は、HO用のアクセススロットと上りタイミング再同期用のアクセススロットのタイマを別々に設定する例である。UEがBSに接続するときの個々の状況に応じて、別々のタイマを設定する例である。
HOは、BSとUEのみならずBS間どうしの通信処理(パケットの転送処理等)を含む。一方、再同期についてはBSとUEの間のみの通信である。よって、HO用のアクセススロットは再同期用のアクセススロットよりタイマ期間を長くしてBS間どうしの通信遅延も考慮したい。また、再同期用のアクセススロットはパケットの転送処理もないためHO用よりもタイマ期間は短くしてもよい。そこで、Dedicated RACHのHO用のアクセススロットのタイマ期間を「A」、再同期用のアクセススロットのタイマ期間を「B」とし、「A」>「B」の関係が成立つようにする。かかるタイマ期間の設定はBSで行われる。詳細は後述する。
図4はDedicated RACHのアクセススロットを用いたシーケンス例を示す図である。タイマ期間を延長させたことで、同図に示すように3回目の再送Dedicated RACHの送信が可能となる(S4)。よって、初段のアクセススロットを用いて通信が確立しやすくなる。なお、タイマ期間「A」があまり長すぎるとリソースを占有してしまうため、第1の割り当て例のように、Common RACHを利用するようにしてもよい。
図5はDedicated RACHの第3の割り当て例を示す図である。第3の割り当て例は第2の割り当て例と同様にタイマを適切に設定する例である。
同図に示す例は、HO用のアクセススロットの一部の領域をタイマ「A」、その他の領域をタイマ「A’」(タイマ期間は「A」>「A’」)と別々に設定する例である。例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)サービスは、数百ms程度のパケット伝送遅延までは品質として許容範囲のためタイマ期間「A」のアクセススロットを用いて長めのタイマ期間が設定される。一方、FTP(File Transfer Protocol)サービスは、パケット伝送遅延はVoIPほど問われないため、タイマ期間「A’」のアクセススロットを用いて短いタイマ期間が設定される。Dedicated RACHのリソースを有効活用できる。
また、パケット伝送遅延の原因の一つはBSのバッファにデータが蓄積され続けることである。この場合、UEの伝送レート(又は通信速度)が高いとバッファに蓄積したデータを一気に処理することができる。よって、UEスペックの低い(通信速度の低い)UEに対してはタイマ「A’」のアクセススロット、UEスペックの高いUEに対してはタイマ「A」のアクセススロットを割り当てる。この場合も、UE個別に割り当てるDedicated RACHのリソースを有効活用できる。
なお、第3の割り当て例ではHO用のみならず再同期用のアクセススロットを別々の領域に分け、それぞれ別々のタイマ期間を設定してもよい。
次にBSとUEの各構成例について説明する。図6はSource BS50、図7はSource BS50とTarget BS70、図8はUE10の各構成例を示す図である。なお、BS50,70とUE10は無線通信装置であり、BS50,70は基地局装置、UE10は端末装置である。
Source BS50は、図6に示すように、アンテナ51と、RF受信部52と、RACH受信部53と、RACH Res生成部54と、Next RA受信部55、RACH Res生成部56と、選択部57と、RF送信部58と、上り同期確認部60と、Timer指定部61と、Desicated/Timer割当て部(以下、「割り当て部」)62と、制御信号生成部63とを備える。
RF受信部52は、アンテナ51で受信したUE10からの信号をダウンコンバートし、RACH受信部53とNext RA受信部55に出力する。
RACH受信部53は、RF受信部52からの信号のうちNSRA(図2のS1等)を復調し、アクセススロット番号に対応する信号を受信すると、RACH Res生成部54にRACHの返答信号(RACH Res(図19のmsg2など))の生成を指示する。
RACH Res生成部54は、RACH受信部53からの指示に基づき、RACH Res信号を生成し、選択部57に出力する。
Next RA受信部55は、RF受信部52からの信号のうち、Next RA(図19のmsg3)を受信し、Next RAに対する返答信号(図19のmsg4)の生成をRACH Res生成部56に指示する。
RACH Res生成部56は、Next RA受信部55からの指示に基づき、返答信号を生成し、選択部57に出力する。
選択部57は、RACH Res生成部54,56の一方の出力を選択しRF送信部58に出力する。
RF送信部58は、選択部57からの出力信号または制御信号生成部63からの出力信号をアップコンバートしRF信号として出力する。RF信号はアンテナ51からUE10に送信される。
上り同期確認部60は、RRC接続状態のUE10に対して、上り同期の確認を行う。例えば、UE10から送信される定期的な信号を受信するか否かで判断してもよい。そして、上り同期確認部60は、UE10の同期が外れている場合に、Timer指定部61に上り再同期用のタイマの指定を指示する信号、割り当て部62にDedicated RACHのうち上り再同期用のアクセススロットの割り当てを指示する信号を夫々出力する。
Timer指定部61は、上り同期確認部60からの指示に基づき、Dedicated RACHのうち再同期のスロットに割り当てるタイマを指定する。第2の割り当て例のようにHO用のアクセススロットにおけるタイマ期間と異なるタイマ期間を指定しもよい。
割り当て部62は、上り同期確認部60からの指示と、Timer指定部61から指定されたタイマ期間とに基づき、Dedicated RACHのうち上り再同期用のアクセススロット(例えば、45〜64番目のアクセススロットのうちいずれか一つ)を払い出し、タイマ期間を割り当てる。そして、割り当て部62は割り当てたこれらの情報(以下、割り当て情報)を制御信号生成部63に出力する。
制御信号生成部63は、割り当て部62からの割り当て情報に基づき制御信号を生成し、RF送信部58に出力する。割り当て情報は制御信号としてUE10に送信される。
図7は、Target BS70とSource BS50の構成例を示す図である。Target BS70とSource BS50はネットワークにより接続される。 Target BS70はUE10がHOするときの接続先の基地局であり、Source BS50は接続元の基地局である。
Target BS70は、図6で示したSource BS50と同様にTimer指定部71と、Dedicated RACH/Timer割り当て部(以下、「割り当て部」)72とを備え、更にHO確認部73と転送部74とを備える。また、Source BS50は更に転送受信部64と制御信号生成部65を備える。
HO確認部73は、Source BS50から送信されるHO要求を検出すると、HO用のDedicated RACHのタイマ指定の指示と、アクセススロットの割り当て指示とを、Timer指定部71と割り当て部72に夫々出力する。
Timer指定部71は、HO確認部73からの指示に基づき、Dedicated RACHのうちHO用のアクセススロットにおけるタイマ期間を指定する。例えば、第1の割り当て例(図1)のように階層的に割り当てる場合は各アクセススロット領域のタイマ期間を指定したり、第2の割り当て例(図3)のように再同期用のアクセススロットと異なるタイマ期間を指定したり、第3の割り当て例(図5)のようにHO用のアクセススロットの一部の領域と他の領域とで異なるタイマ期間を指定する。Timer指定部71は、その情報を割り当て部72に出力する。
割り当て部72は、HO確認部73からの指示と、Timer指定部71からのタイマ情報とに基づき、UE10に対してDedicated RACHのHO用のアクセススロットを払い出し、指定されたタイマ情報をHO用のスロットに割り当てる。例えば、第1の割り当て例(図1)のようにHO用のアクセススロット(初段のアクセススロット)と、Common RACHのアクセススロット(次段のアクセススロット)とを割り当て、夫々のタイマを指定する。割り当て部72はこの割り当て情報を転送部74に出力する。
転送部74は割り当て情報をSource BS50に転送する。
Source BS50の転送受信部64は割り当て情報を受信し、制御信号生成部65に出力する。
制御信号生成部65は割り当て情報に基づき制御信号を生成し、RF送信部58に出力する。Dedicated RACHのうちHO用のアクセススロットとタイマ期間は制御信号としてUE10に送信される。
図7に示すSource BS50の他の構成は図6と同一である。また、図7に示すSource BS50は図6に示すように上り再同期用の処理部60〜63を備えるが説明の容易のため省略した。
図8はUE10の構成例を示す図である。同図に示すようにUE10は、上位レイヤ部11と、アクセススロット選定部12と、NSRA送信部13と、選択部14と、RF送信部15と、送信アンテナ16と、受信アンテナ21と、RF受信部22と、RACH Res受信部23と、Next RA/Next Signal生成部(以下、「Next RA生成部」)24と、制御信号受信部25と、Dedicated RACH/Timer抽出部(以下、「抽出部」)26とを備える。
上位レイヤ部11は、Random RACHかDedicated RACHかを判断する。例えば、上位レイヤ部11はBS50,70にHO以外で初めて接続する場合はRandom RACH、予定されたHOや上り再同期処理を行う場合はDedicated RACHと判断する。上位レイヤ部11は、初期アクセスの場合、その旨をアクセススロット選定部12に出力する。また、上位レイヤ部11はDedicated RACHの場合は抽出部26からのDedicated RACHのアクセススロットをNSRA送信部13に出力する。さらに、上位レイヤ部11は、抽出部26から出力されたDedicated RACHのタイマ期間を保持し、管理する。この上位レイヤ部11により、図2や図4等に示すタイマ期間においてDedicated RACH等の信号の送出が制御される。
アクセススロット選定部12は、Random RACHのアクセススロット(例えば、1〜32番目のアクセススロット)をランダムに選択し、NSRA送信部13に出力する。
NSRA送信部13は、上位レイヤ部11からのアクセススロット(Dedicated RACHのアクセススロット)、又はアクセススロット選定部12からのアクセススロット(Random RACHのアクセススロット)に合わせた符号化を行い、選択部14に出力する。
選択部14は、NSRA送信部13からの出力、またはNext RA生成部24からの出力のいずれか一方を選択しRF送信部15に出力する。
RF送信部15は、選択部14からの出力信号をアップコンバートしRF信号として出力する。NSRA送信部13から出力される、Dedicated RACHまたはRandom RACH(NSRA)等は送信アンテナ16を介してBS50(70)に送信される。
RF受信部22は、受信アンテナ21で受信した信号をダウンコンバートし、RACH Res受信部23と制御信号受信部25に出力する。
RACH Res受信部23は、RF受信部22からの信号のうち、Random RACH(NSRA)に対するRACH Res信号(図19のmsg2やmsg4)を復調する。
Next RA生成部24は、RACH Res受信部23からのRACH Res信号が入力されると、Next RA信号(図10のmsg3)やNext Signal(RRC_connect後の信号)を生成する。Next RA生成部24は生成したこれらの信号を選択部14に出力する。Next RA信号等は送信アンテナ16を介してBS50(70)に送信される。
制御信号受信部25は、BS50から送信された制御信号を復調し、抽出部26に出力する。
抽出部26は、制御信号から割り当て情報(Dedicated RACHのアクセススロットとタイマ期間)を抽出し、上位レイヤ部11に出力する。
次に動作について説明する。図9及び図10はシーケンス例を示し、図11〜図14はタイマ指定等の例を示すフローチャートを夫々示す図である。
図9は、Dedicated RACHを用いたHOのシーケンス例を示す図である。UE10はSource BS50と通信中(S10)、Source BS50はHO判定によりHOを検出する(S11)。
次いで、Source BS50はHO要求をTarget BS70に通知する(S12)。また、Source BS50はバッファに蓄積したデータをTarget BS70に送信する(S13)。
次いで、Target BS70は、HO要求を受信すると、Dedicated RACHにおけるHO用のアクセススロットのタイマを指定する(S14)。例えば、第2の割り当て例(図3)のように再同期用と異なるタイマ期間を指定したりする。
次いで、Target BS70は、アクセススロットの払い出し(割り当て)を行う(S15)。例えばCommon RACHを用いて階層的に割り当ててもよいし(図1)、サービス種別毎に異なるアクセススロットを割り当ててもよい(図5)。
次いで、Target BS70は割り当て情報をSource BS50に通知する(S16)。さらに、Source BS50は割り当て情報をUE10に送信する(S17)。
次いで、UE10は割り当てられたアクセススロットを用いてDedicated RACHを発信し(S18)、Target BS70との間で通信確立の処理を行う。Dedicated RACHの発信は指定されたタイマ期間内で行う。その後、UE10とTarget BS70とで通信が開始される。
図10は、Dedicated RACHを用いた上り再同期シーケンスの例を示す図である。例えば、UE10はSource BS50との間でRRC接続しているもののデータ通信が暫くなかったため上り同期外れの状態(S20)になり、さらにCN(Core Network)からパケットが転送された場合(S21)の例である。
BS50は、上り同期の確認を行い(S22)、同期が外れたことを検出すると、Dedicated RACHの上り再同期用のアクセススロットにおけるタイマを指定し(S14)、そのアクセススロットを払いだす(割り当てる)(S15)。BS50は、例えば図1に示すように再同期用のアクセススロットを割り当てたり、図3に示すようにHO用のアクセススロットとは異なるタイマの指定等を行う。
次いで、BS50は、割り当て情報をUE10に送信する(S23)。
次いで、UE10は、割り当てられたアクセススロットを用いてDedicated RACHを発信し(S24)、上り方向の再同期処理を行う。Dedicated RACHの発信は指定されたタイマ期間内で行う。
そして、UE10とBS50とは上り方向で再同期し(S25)、パケットの送信が行われる(S26)。
図11〜図14はBS50(又は70)におけるタイマ指定等のフローチャートである。これらの処理は、Timer指定部61,71や割り当て部62,72で行われる。
図11は階層的にアクセススロットを割り当てる場合(図1)のタイマ指定の例である。
同図に示すように、BS70は、初段のアクセススロットにおけるタイマを決定する(S141)。
次いで、BS70は、次段のアクセススロットにおけるタイマを決定する(S142)。
次いで、BS70は、初段と次段の各アクセススロットの割り当てを行い(S15)、対応するUE10へ通知する(S16,S23)。
BS70(又は50)は、Dedicated RACHを階層的に使用する場合、初段のアクセススロット及びタイマと、次段のアクセススロット及びタイマとを夫々UE10に通知することになる。
図12は、HOか上りタイミング再同期かの機能処理の分別を行い、夫々に対応したタイマ期間を決定する例である。
BS50,70は、HO要求の受信(S12)または上り同期外れを確認(S22)することで、Dedicated RACH利用の要求を検出する(S143)。
次いで、BS50,70は機能処理を分別し(S144)、HOの場合はHO用のアクセススロットのタイマを決定し(S145)、アクセススロットを払い出し(S15)、対応するUE10に通知する(S16)。
一方、BS50,70は、上りタイミング同期の場合、上りタイミング用のアクセススロットの決定等を行い(S146,S15)、対応するUE10に通知する(S23)。
タイマ期間の決定(S145,S146)は、例えば図3で示したように夫々異なるタイマ期間となるように決定する。
図13は、サービスの種別に応じてタイマを指定する例である。本例は、図5で示したようにHO用のアクセススロット領域のうち、一部の領域と他の領域とで異なるタイマを指定するような場合に有効である。
BS50,70は現在通信中のサービスは何であるかによりサービス種別の分別を行い(S147)、例えばVoIPの場合、短いタイマ期間となるように決定し(S145)、Web Browseの場合、長いタイマ期間とする(S146)。Dedicated RACHのうち、それぞれサービス種別に応じたタイマ期間が設定される。
尚、このサービス種別はBS50がUE10と通信中に取得できる情報であり、この情報に基づいてサービス種別の分別(S145)を行うことができる。
図14はUEスペックに応じてDedicated RACHのタイマを指定する場合のフローチャートである。この例も図5で示したように一部の領域と他の領域とで異なるタイマを指定するような場合に有効である。
BS50,70はHO前やUE10と上り同期が取れている場合、UEスペックの情報を取得できる。このUEスペック(各UE10の通信速度など)の情報に基づいて、BS50,70は分別を行い(S148)、例えばカテゴリ1のUE10に対しては短いタイマ期間、カテゴリ2のUE10に対しては長いタイマ期間を割り当てる(S145,S146)。UEスペックに対応したアクセススロットとタイマ期間が設定される。
次に他の例について説明する。図15及び図16はSource BS50とTarget BS70とで異なるタイマを指定する例である。例えば、BS50がSource BSの場合は短いタイマ期間を指定し、BS50がTarget BSの場合は長いタイマ期間を指定する。BS50がUE10にとって自局の基地局の場合、UE10はBS50と直接通信する。この場合、通信確立処理のための手順が少ないので、タイマ期間は短めに指定して通信確立処理のための期間を最適化することができる。一方、BS50がTarget BSの場合は通信確立処理のための手順が多いので、長いタイマ期間により通信確立処理のための期間を最適化することができる。
図16は、Dedicated RACHにおいてタイマを指定する場合のフローチャートである。
BS50(70)は、HO前や上り方向の再同期前にUE10と通信を行うことで、自局がSource BSか否かを識別でき、さらにHOを行うときにHO要求により自局がTarget BSか否かを識別できる。これらの情報を用いて、BS50(70)は自局がSource BSかTarget BSかの分別を行い(S148)、それぞれに応じてアクセススロットを払い出し、タイマ期間を決定する(S145,S146,S15)。そして、BS50(70)は割り当て情報をUE10に通知する(S16,S23)。
上述したいずれの例においても、RACHのアクセススロット数は全部で64個の場合で説明した。これ以外のスロット数でも実施可能である。スロット数が変化しても、BS50,70が割り当てるアクセススロット(Dedicated RACH)を階層化したり、HO用と再同期用とで異なるタイマに設定等することが可能だからである。
なお、Dedicated RACHを使用する例としてHO用と再同期用を取り上げているが、上りデータ送信要求や下りデータ送信要求を行う場合等を含め、特に限定せずに様々な用途で使用することができる。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
端末装置と基地局装置が無線通信を行う無線通信方法において、
前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用するアクセススロットのうち、第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当て、
前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記基地局装置から送信された前記割り当てられたアクセススロットの情報を受信し、前記受信したアクセススロットの情報に基づいて接続確立のための信号を前記基地基地局装置に送信する、
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記2)
更に、前記基地局装置は、前記第1アクセススロットを開放するまでの期間と前記第2のアクセススロットを開放するまでの期間とを異なる値に指定し、
前記アクセススロットの情報とともに前記期間の情報を前記端末装置に送信することを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記3)
前記第1及び第2のアクセススロットは、前記端末装置がハンドオーバするとき又は前記端末装置が前記基地局装置と再同期を行うときに使用されるアクセススロットであることを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記4)
端末装置と基地局装置が無線通信を行う無線通信方法において、
前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して前記第1及び第2のアクセススロットを開放するまでの期間を異なる値に指定し、
前記第1又は第2のアクセススロットを前記端末装置に割り当て、
前記指定した期間と前記割り当てたアクセススロットとの情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記基地局装置から送信された前記指定した期間と前記割り当てられたアクセススロットとの情報を受信し、前記受信した情報に基づいて接続確立のための信号を前記基地局装置に送信する
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記5)
前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときの状況に応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする付記4記載の無線通信方法。
(付記6)
前記端末装置が前記基地局装置に接続するときの状況とは、前記端末装置がハンドオーバするとき又は前記端末装置が前記基地局装置と再同期を行うときであることを特徴とする付記5記載の無線通信方法。
(付記7)
前記基地局装置は、前記端末装置に提供されるサービスに応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする付記4記載の無線通信方法。
(付記8)
前記基地局装置は、前記端末装置の通信速度に応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする付記4記載の無線通信方法。
(付記9)
前記基地局装置は、前記端末装置が接続している自局の前記基地局装置か否かに応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴する付記4記載の無線通信方法。
(付記10)
端末装置と無線通信を行う基地局装置において、
前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用するアクセススロットのうち、第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当てる割り当て部と、
前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とする基地局装置。
(付記11)
端末装置と無線通信を行う基地局装置において、
前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して、前記第1及び第2のアクセススロットを開放するまでの期間を異なる値に指定する指定部と、
前記第1又は第2のアクセススロットを前記端末装置に割り当てる割り当て部と、
前記指定した期間と前記割り当てたアクセススロットとの情報を前記端末装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とする基地局装置。
図1はRACHのアクセススロットの割り当て例を示す図である。 図2はDedicated RACHを用いたシーケンス例を示す図である。 図3はRACHのアクセススロットの割り当て例を示す図である。 図4はDedicated RACHを用いたシーケンス例を示す図である。 図5はRACHのアクセススロットの割り当て例を示す図である。 図6はSource BSの構成例を示す図である。 図7はTarget BSとSource BSの構成例を示す図である。 図8はUEの構成例を示す図である。 図9はDedicated RACHを用いたHOのシーケンス例を示す図である。 図10はDedicated RACHを用いたのぼり同期のシーケンス例を示す図である。 図11は階層的にアクセススロットを割り当てる処理の例を示すフローチャートである。 図12は機能処理に応じたタイマ指定を行う処理の例を示すフローチャートである。 図13はサービス優先度に応じたタイマ指定を行う処理の例を示すフローチャートである。 図14はUEスペックに応じたタイマ指定を行う処理の例を示すフローチャートである。 図15はRACHのアクセススロットの割り当て例を示す図である。 図16は基地局に応じたタイマ指定を行う処理の例を示すフローチャートである。 図17はアクセススロット番号の用途例を示す図である。 図18はRACHのアクセススロットの割り当て例を示す図である。 図19は初期同期を行う場合のシーケンス例を示す図である。 図20はHOを行う場合のシーケンス例を示す図である。 図21は上り方向で再同期を行う場合のシーケンス例を示す図である。 図22はDedicated RACHを用いた場合のシーケンス例を示す図である。
符号の説明
10 UE、 11 上位レイヤ部、 12 アクセススロット選定部、 13 NSRA送信部、 14 選択部、 23 RACH Res受信部、 24 Next RA/Nest Signal生成部、 25 制御信号受信部、 26 Dedicated RACH/Timer抽出部、 50 Source BS、 53 RACH受信部、 54 RACH Res生成部、 55 Next RA受信部、 56 RACH Res生成部、 57 選択部、 60 上り同期確認部、 61 Timer指定部、 62 Dedicated RACH/Timer割り当て部、 63 制御信号生成部、 64 転送受信部、 65 制御信号生成部、 70 Target BS、 71 Timer指定部、 72 Dedicated RACH/Timer割り当て部、 73 HO確認部、 74 転送部

Claims (6)

  1. 端末装置と基地局装置が無線通信を行う無線通信方法において、
    前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して、前記第1のアクセススロットを解放するための期間と前記第2のアクセススロットを解放するまでの期間を異なる値に指定し、
    前記第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、前記第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当て、
    前記指定した期間の情報と前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記基地局装置から送信された前記指定された期間の情報と前記割り当てられたアクセススロットの情報を受信し、受信した前記期間の情報と前記アクセススロットの情報に基づいて接続確立のための信号を前記基地局装置に送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記基地局装置は、前記端末装置が前記基地局装置に接続するときの状況に応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする請求項記載の無線通信方法。
  3. 前記基地局装置は、前記端末装置に提供されるサービスに応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする請求項記載の無線通信方法。
  4. 前記基地局装置は、前記端末装置の通信速度に応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴とする請求項記載の無線通信方法。
  5. 前記基地局装置は、前記端末装置が接続している自局の前記基地局装置か否かに応じて、前記第1又は第2のアクセススロットを割り当てることを特徴する請求項記載の無線通信方法。
  6. 端末装置と無線通信を行う基地局装置において、
    前記端末装置が前記基地局装置に接続するときに利用する第1及び第2のアクセススロットに対して、前記第1のアクセススロットを解放するための期間と前記第2のアクセススロットを解放するまでの期間を異なる値に指定する指定部と、
    前記第1のアクセススロットを前記端末装置毎に割り当て、前記第2のアクセススロットを複数の前記端末装置に割り当てる割り当て部と、
    前記指定した期間の情報と前記割り当てたアクセススロットの情報を前記端末装置に送信する送信部と
    を備えることを特徴とする基地局装置。
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