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JP2008252059A - シール構造体 - Google Patents

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JP2008252059A
JP2008252059A JP2007248848A JP2007248848A JP2008252059A JP 2008252059 A JP2008252059 A JP 2008252059A JP 2007248848 A JP2007248848 A JP 2007248848A JP 2007248848 A JP2007248848 A JP 2007248848A JP 2008252059 A JP2008252059 A JP 2008252059A
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JP
Japan
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gasket
cable
flexible tube
sealing
insertion hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2007248848A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hayashi
隆浩 林
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Abstract

【課題】シール部材をフレキシブル配線基板等に一体成形することなく、ケーブルと前記挿通孔との間を密閉するためのシール手段を備えたシール構造体を安価に提供する。
【解決手段】電子機器の複数のハウジングと、前記ハウジングにそれぞれ形成した挿通孔と、前記挿通孔を介してハウジング内の回路を接続するケーブルと、前記ケーブルと前記挿通孔との間を密閉するためのシール手段1とよりなるシール構造体において、前記シール手段が、前記ケーブルを挿通するフレキシブルチューブ12の両端部に、前記挿通孔に装着されるガスケット13を挿入し、前記フレキシブルチューブの両端部を前記ガスケットの外周面の一部を覆う形に折り返して、前記フレキシブルチューブと前記ガスケットとを一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール構造体に関するものである。
更に詳しくは、電子機器やコネクタの防水構造を提供するシール構造体に関する。
近時、携帯電話等の電子機器や自動車用ワイヤーハーネス等に使用される防水コネクタは小型化が進むと同時に、高い防水機能が求められるようになってきた。
複数の空間からなる電子機器に防水機能を持たせるには、それぞれの空間を構成するハウジングに気密性をもたせ、各空間の間をフレキシブル基板などで電気的に接続する必要がある。
この場合、各空間を仕切るハウジングの壁面に端子を設け、これらの端子間を配線材で接続する方法や、ハウジングの壁面に配線材を通して、配線材とハウジングの間に生じる隙間を接着剤等で埋める方法が提案された。
しかしながら、端子をハウジング壁面に設ける態様は、機器が大型化する問題があった。
配線材とハウジングの間に生じる隙間を接着剤等で埋める方法は、分解、再度の組み立てが困難となる問題を招来した。
そこで、図5に示すように、フレキシブル配線基板にガスケットを一体的に成形する態様が提案された(特開2004−214927号公報)。
この態様は、ブッシュ形状のガスケット303が、フレキシブル配線基板100と一体成形されている。
このガスケット303は、各ハウジング(図示せず)に設けた挿通孔に装着される。
そして、フレキシブル配線基板100の両端に設けたコネクタ304は、ハウジング内の電気部品と電気的に接続する。
しかしながら、この種従来技術は、以下の問題を惹起した。
通常、フレキシブル配線基板は、以下の構造を備えている。
すなわち、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、液晶ポリマー等の弾性材料よりなるベース基板の一面に、銅箔によるプリント配線層(回路パターン)が接着固定される。
ついで、このプリント配線層の表面には、表面を保護するために、ベース基板に用いられる弾性材料と同様の材料からなるカバーフィルムが形成される。
この結果、プリント配線層は、ベース基板とカバーフィルムとによりサンドイッチされる構成となっている。
このため、ガスケットをフレキシブル配線基板に一体成形する際に、フレキシブル配線基板を損傷する危険性があった。
また、この損傷を避けるために、成形金型の締め付け圧力を低くすると、バリが発生する問題を惹起していた。
更に、ケーブルが細線同軸ケーブルや光ケーブルの場合は、非常に細いケーブルが多数束ねられた隙間全てに、ガスケットを行き渡らせることは、非常に困難であった。
また、ケーブルの皮膜としてフッ素樹脂を使用する傾向があるが、ゴム状弾性材製のガスケットとの接着性が悪く、一体成形が困難であった。
そこで、図3及び図4に示す態様のシール構造体が提案された。
図4は図3のA−A断面図である。
すなわち、電子機器の複数のハウジングと、このハウジングにそれぞれ形成した挿通孔と、該挿通孔を介してハウジング内の回路を接続するケーブルと、このケーブルと挿通孔との間を密閉するためのシール手段1とよりなるシール構造体において、このシール手段1は、図3、4に示す様に、ケーブルを挿通するフレキシブルチューブ12の両端に、挿通孔に装着されるガスケット13を一体成形し構成としている。
しかし、フレキシブルチューブ12にガスケット13を一体成形するためには、フレキシブルチューブ12内に中子を挿入して、一品ごと製作するため、製造費用が嵩まざるを得なかった。
特開2004−214927号公報
本発明は以上の点に鑑みて、シール部材をフレキシブル配線基板等に一体成形することなく、ケーブルと前記挿通孔との間を密閉するためのシール手段を備えたシール構造体を安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、電子機器の複数のハウジングと、前記ハウジングにそれぞれ形成した挿通孔と、前記挿通孔を介してハウジング内の回路を接続するケーブルと、前記ケーブルと前記挿通孔との間を密閉するためのシール手段とよりなるシール構造体において、前記シール手段が、前記ケーブルを挿通するフレキシブルチューブの両端部に、前記挿通孔に装着されるガスケットを挿入し、前記フレキシブルチューブの両端部を前記ガスケットの外周面の一部を覆う形に折り返して、前記フレキシブルチューブと前記ガスケットとを一体化してなることを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のシール構造体によれば、ケーブルにガスケットを一体成形することなく、ケーブルと挿通孔との間を十分に密閉するシール構造体を、安価に提供することが出来る。
また、請求項2記載の発明のシール構造体によれば、ハウジングに設けた挿通孔とケーブルとの間のシールが確実に行える。
更に、請求項3記載の発明のシール構造体によれば、ガスケットの折り返し部の密封性が良好で、防水性能を高めることがきる。
更に、請求項4記載の発明のシール構造体によれば、フレキシブルチューブをより安価に製造できる。
更に、請求項5記載の発明のシール構造体によれば、非常に細いケーブルが多数束ねられた隙間が存在してもシールが確実に行える。
更に、請求項6記載の発明のシール構造体によれば、ガスケットの材質と接着性がわるい材料でケーブルが被覆されていても、問題なくシールを行える。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1及び図2に基づき発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明が適用されるシール構造体を完成する前段階の状態を示す図であり、図2は本発明に係るシール構造体をハウジングに装着した状態を示した断面図である。
本発明は、特許文献1の図3に示されるように、電子機器の複数のハウジングと、このハウジングにそれぞれ形成した挿通孔と、該挿通孔を介してハウジング内の回路を接続するケーブルと、このケーブルと挿通孔との間を密閉するためのシール手段1とよりなるシール構造体において、新規な、安価に製作出来るシール手段を提供するものである。
そして、このシール手段1は、図1に示す様に、ケーブルを挿通するフレキシブルチューブ12の両端部4、4に、挿通孔に装着されるガスケット13を挿入する。
ついで、このフレキシブルチューブ12の両端部4、4をガスケット13の外周面の一部を覆う形に折り返して、フレキシブルチューブ12とガスケット13とを一体化する構成としている。
フレキシブルチューブ12は、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、天然ゴム等の各種のゴム状弾性体、樹脂等の柔軟性材料が使用出来るが、柔軟性・成形性の観点から、ウレタンゴム、シリコーンゴムが好ましい。
フレキシブルチューブ12の形状は、中空形状であればよく、挿通されるケーブルの形状に合わせて決められる。
また、フレキシブルチューブ12は、押し出し成形により、長く製作したものを、仕様に応じて、切断して製作すると、安価に製作出来る。
ガスケット13の材質は、フレキシブルチューブ12と同様に、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、天然ゴム等の各種のゴム状弾性体、樹脂等の柔軟性材料が使用出来るが、接着性・成形性の観点から、フレキシブルチューブ12と同一材料とすることが望ましい。
ガスケット13の形状は、図1に示す様な、挿通孔に装着されるブッシュ形状シールが一般的に使用される。
また、フレキシブルチューブ12内を挿通するケーブルは、フレキシブル配線基板の他に、細線同軸ケーブルや光ケーブル等各種のケーブルに対応できる。
特に、細線同軸ケーブルや光ケーブルに好適である。
そして、この様な構造のシール構造体は、図2に示す様に、複数のハウジング5、5間に装着される。
フレキシブルチューブ12の端4、4はハウジング5、5によりガスケット13の外周面上に押圧されるため、フレキシブルチューブ12とガスケット13との間から漏洩することは無い。
特に、ガスケットの折り返し部に接着剤を介在させた場合は、密封性が良好で、防水性能を高めることがきる。
また、フレキシブルチューブ12の端4、4は、ガスケット13外周面に設けた突起部14との間で挟持されることが、シール機能上好ましい。
この様な構成とすることにより、一種類のシール手段1により、複数種類のケーブルに対応できるばかりでなく、ケーブルの形状・材質に左右されること無く、安定した密封性能を発揮出来る。
また、フレキシブルチューブの両端部をガスケットの外周面の一部を覆う形に折り返して、フレキシブルチューブとガスケットとを一体化しているため、安価に製作することが出来る。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明が適用されるシール構造体を完成する前段階の状態を示す図である。 本発明に係るシール構造体をハウジングに装着した状態を示した断面図である。 従来のシール構造体を示した平面図である。 図3のA−A断面図である。 従来例に係るシール構造体を示す平面図である。
符号の説明
1・・・シール手段
4・・・端部
5・・・ハウジング
12・・・フレキシブルチューブ
13・・・ガスケット
14・・・突起部

Claims (6)

  1. 電子機器の複数のハウジングと、前記ハウジングにそれぞれ形成した挿通孔と、前記挿通孔を介してハウジング内の回路を接続するケーブルと、前記ケーブルと前記挿通孔との間を密閉するためのシール手段(1)とよりなるシール構造体において、前記シール手段(1)が、前記ケーブルを挿通するフレキシブルチューブ(12)の両端部(4)に、前記挿通孔に装着されるガスケット(13)を挿入し、前記フレキシブルチューブ(12)の両端部(4)を前記ガスケット(13)の外周面の一部を覆う形に折り返して、前記フレキシブルチューブ(12)と前記ガスケット(13)とを一体化してなることを特徴とするシール構造体。
  2. 前記ガスケット(13)が、前記ハウジングに設けた前記挿通孔に装着されるブッシュ形状シールであることを特徴とする請求項1記載のシール構造体。
  3. 前記ガスケット(13)の折り返し部が、接着剤で接着されていることを特徴とする請求項1または2記載のシール構造体。
  4. 前記フレキシブルチューブ(12)が、押し出し成形により長く成形されたものから切断して製作されたものであることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項記載のシール構造体。
  5. 前記ケーブルが細線同軸ケーブルであることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項請求項記載のシール構造体。
  6. 前記ケーブルが光ケーブルであることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項記載のシール構造体。
JP2007248848A 2007-03-08 2007-09-26 シール構造体 Withdrawn JP2008252059A (ja)

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