JP2008236291A - 電力線通信モデム - Google Patents
電力線通信モデム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008236291A JP2008236291A JP2007071935A JP2007071935A JP2008236291A JP 2008236291 A JP2008236291 A JP 2008236291A JP 2007071935 A JP2007071935 A JP 2007071935A JP 2007071935 A JP2007071935 A JP 2007071935A JP 2008236291 A JP2008236291 A JP 2008236291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power line
- outlet
- plc modem
- modem
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N Diethyl ether Chemical compound CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
【課題】2又プラグなどを用いることなく所望のコンセントへの接続を可能にするPLCモデムを提供する。
【解決手段】電力線にデータを重畳して通信を行うための電力線通信モデムM1。電力線通信のための回路部5を収納するハウジング1の一壁面に、コンセント差込口に差し込み可能なプラグ2が設けられるとともに、当該ハウジング1の他の壁面に、サービスコンセントの差込口4が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】電力線にデータを重畳して通信を行うための電力線通信モデムM1。電力線通信のための回路部5を収納するハウジング1の一壁面に、コンセント差込口に差し込み可能なプラグ2が設けられるとともに、当該ハウジング1の他の壁面に、サービスコンセントの差込口4が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は電力線通信モデムに関する。
電力線通信(PLC:Power Line Communication)は、変電所から各家庭に電力を送る配電線や家庭内に張り巡らされている屋内配電線などの電力線を信号伝送路として通信を行う技術であり、前記電力線にデータを重畳するとともに当該電力線からデータを取り出すために電力線通信モデム(以下、「PLCモデム」ともいう)が使用される。
このPLCモデムを屋内配電線に接続するに際しては、室内の壁コンセントなどのコンセント差込口(接続口)に、当該PLCモデムに付設されている電源プラグを差し込む必要があり、前記コンセント差込口の1つを専用することになる。
このとき、コンセントの接続口に余裕がある場合は特に問題とならないが、PLCモデムを接続したいコンセントに既に他の電気機器が接続されており接続口に余裕がない場合は、例えば2又プラグを増設して口数を増やすか、又は余裕のある他のコンセントに接続する必要があり、煩わしい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、2又プラグなどを用いることなく所望のコンセントへの接続を可能にするPLCモデムを提供することを目的としている。
本発明の第1の観点に係るPLCモデムは、電力線にデータを重畳して通信を行うためのPLCモデムであって、電力線通信のための回路部を収納するハウジングの一壁面に、コンセント差込口に差し込み可能なプラグが設けられるとともに、当該ハウジングの他の壁面に、サービスコンセントの差込口が設けられていることを特徴としている。
本発明の第1の観点に係るPLCモデムは、室内の壁コンセントなどに直接差込可能であり、また電力線通信のための回路部を収納するハウジングの壁面にサービスコンセントの差込口が設けられている。したがって、前記壁コンセントなどの接続口の1つを占有することなくPLCモデムを電力線に接続することができる。換言すれば、接続しようとするコンセントが既に他の電気機器で占有されている場合であっても、コンセント接続口の1つをPLCモデム用とし、この接続口の接続されていた電気機器を当該PLCモデムのサービスコンセントに接続し直すことにより、2又プラグなどを用いることなくPLCモデムを所望のコンセントに接続することができる。また、コンセントに直接差し込むことができるので、PLCモデムを電力線の直近で当該電力線に接続させることができ、テーブルタップなどを介して接続する場合よりも効率よくPLC信号を電力線に注入することができる。その結果、通信の品質を向上させるとともに、伝送距離の長距離化を実現させることができる。
また、本発明の第2の観点に係るPLCモデムは、電力線にデータを重畳して通信を行うためのPLCモデムであって、電力線通信のための回路部を収納するハウジングの一壁面から電源コードが延設されるとともに当該電源コードの先端に電源プラグが設けられており、且つ、前記ハウジングの他の壁面に、サービスコンセントの差込口が設けられていることを特徴としている。
本発明の第2の観点に係るPLCモデムは、電力線通信のための回路部を収納するハウジングから電源コードが延設されたテーブルタップ型のPLCモデムであり、当該ハウジングの壁面にサービスコンセントの差込口が設けられている。したがって、壁コンセントなどの接続口の1つを占有することなくPLCモデムを電力線に接続することができる。
前記サービスコンセントの差込口と電源との間に、電力線通信で使用する周波数帯のノイズを遮断又は減衰させるためのノイズフィルターが設けられているのが好ましい。この場合、サービスコンセントの差込口と電源との間にノイズフィルターが設けられているので、サービスコンセントに接続される電気機器からのノイズを前記ノイズフィルターで遮断又は減衰させることができる。これにより、PLC通信の品質に影響を与えることなく、電気機器を接続することができる。
本発明のPLCモデムによれば、2又プラグなどを用いることなく所望のコンセントへ接続することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明のPLCモデムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るPLCモデムM1の斜視説明図であり、図2は,このPLCモデムM1の内部回路の説明図である。PLCモデムM1は、室内の壁などに配設された電源コンセント(図示せず)に直接差し込まれて使用され、略直方体形状のモデム本体(ハウジング)1の一壁面に、前記電源コンセントの差込口に差し込まれる一対のプラグ(金具)2が配設されている。また、前記一対のプラグ2が設けられる面と反対側の壁面1aには、イーサネット側ケーブル(図示せず)が接続されるイーサコネクタ3が配設されている。さらに、前記モデム本体1の他の壁面1bには、サービスコンセントのプラグ差込口4が設けられている。
プラグ本体1の内部には、図2に示される構成の内部回路が設けられている。この内部回路には、PLC通信を行うためのPLCモデム回路部5が含まれており、このPLCモデム回路部5は、電源部及びPLCモデム部を備えている。電源部は、前記プラグ2を介して供給される100Vの商用電源を、PLCモデム部が動作するのに必要な電圧、例えば直流5Vに変換して当該PLCモデム部に出力している。また、PLCモデム部は、前記イーサコネクタ3から入力されたデータを変調して電力線の電圧・電流に重畳させて電力線側に送出するとともに、電力線から入力された、データ信号が重畳された商用電源に対して、データ信号を分離、復調して前記イーサコネクタ3を介してパソコンなどの情報処理装置に送信する。かかる電源部及びPLCモデム部としては、従来から用いられている構成を適宜採用することができる。
本実施の形態に係るPLCモデムM1の内部回路には、一般機器において発生するノイズが電源コンセントを介して電力線に流れるのを遮断するためのノイズフィルター6が設けられており、このノイズフィルター6は、一対のコイル7と、コンデンサ8とで構成されている。また、一方のコイルの入力側には、ヒューズ9が配設されている。このヒューズ9は、前記コイル7に定格以上の電流が流れて異常発熱しないようにするため、およびコンデンサ8が劣化によりブレークダウンするなどの障害が発生したときに、障害部分を電源系から切り離すことを目的としており、また、雷サージなどの侵入時にコンデンサ8がブレークダウンするのを防止することも目的としている。なお、前記ヒューズ9に代えて、ブレーカを用いることも可能であるが、ブレーカの場合、PLCモデムM1が大型化し、高価格化するという不都合がある。また、前記雷サージ対策として、一対のコイルの入力側線路にアレスタ10を挿入することも考えられるが、このアレスタ10は、大電流侵入時には破壊する可能性があることや、経年劣化が考えられるため、ヒューズ9を入れておくことで、アレスタ10に障害が発生したような場合にも障害発生部位を切り離し、PLC通信はそのまま機能するように維持することができる。
本実施の形態に係るPLCモデムM1は、モデム本体1の壁面にサービスコンセントの差込口が設けられていることから、壁コンセントなどの接続口の1つを占有することなくPLCモデムM1を電力線に接続することができる。また、コンセントに直接差し込むことができるので、PLCモデムM1を電力線の直近で当該電力線に接続させることができ、テーブルタップなどを介して接続する場合よりも効率よくPLC信号を電力線に注入することができる。その結果、通信の品質を向上させるとともに、伝送距離の長距離化を実現させることができる。
図3は本発明の他の実施の形態に係るPLCモデムM2の斜視説明図であり、図4は,このPLCモデムM2の内部回路の説明図である。PLCモデムM2は、電力線通信のための回路部を収納するハウジングから電源コードが延設されたテーブルタップ型のPLCモデムであり、略直方体形状のモデム本体(ハウジング)11の一壁面11aから電源コード12aが延設されるとともに当該電源コード12aの先端に電源プラグ12bが設けられている。また、前記モデム本体11の他の壁面11bには、イーサネット側ケーブル(図示せず)が接続されるイーサコネクタ13、及びサービスコンセントのプラグ差込口14が設けられている。
プラグ本体1の内部には、図4に示される構成の内部回路が設けられている。この内部回路には、PLC通信を行うためのPLCモデム回路部15が含まれており、このPLCモデム回路部15の構成は前記PLCモデム回路部5と同様であるので、その説明を省略する。
本実施の形態に係るPLCモデムM2の内部回路には、一般機器において発生するノイズが電源コンセントを介して電力線に流れるのを遮断するためのノイズフィルター16が設けられており、このノイズフィルター16は、前記ノイズフィルター6とは異なり、二対のコイル17a、17bと、各対のコイル間に挿入されたコンデンサ18とで構成されている。また、一方のコイルの入力側には、ヒューズ19が配設されている。このヒューズ19は、前記コイル17a、17bに定格以上の電流が流れて異常発熱しないようにするため、およびコンデンサ18が劣化によりブレークダウンするなどの障害が発生したときに、障害部分を電源系から切り離すことを目的としており、また、雷サージなどの侵入時にコンデンサ18がブレークダウンするのを防止することも目的としている。
本実施の形態に係るPLCモデムM2は、モデム本体11の壁面にサービスコンセントの差込口14が設けられていることから、壁コンセントなどの接続口の1つを占有することなくPLCモデムM2を電力線に接続することができる。
以上の実施の形態では、サービスコンセントの数を1としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2以上であってもよい。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点において単なる例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
1 モデム本体
3 イーサコネクタ
4 プラグ差込口
5 PLCモデム回路部
6 ノイズフィルター
7 コイル
8 コンデンサ
11 モデム本体
12 電源コード
13 イーサコネクタ
14 プラグ差込口
15 PLCモデム回路部
16 ノイズフィルター
17 コイル
18 コンデンサ
M1、M2 PLCモデム
3 イーサコネクタ
4 プラグ差込口
5 PLCモデム回路部
6 ノイズフィルター
7 コイル
8 コンデンサ
11 モデム本体
12 電源コード
13 イーサコネクタ
14 プラグ差込口
15 PLCモデム回路部
16 ノイズフィルター
17 コイル
18 コンデンサ
M1、M2 PLCモデム
Claims (3)
- 電力線にデータを重畳して通信を行うための電力線通信モデムであって、電力線通信のための回路部を収納するハウジングの一壁面に、コンセント差込口に差し込み可能なプラグが設けられるとともに、当該ハウジングの他の壁面に、サービスコンセントの差込口が設けられていることを特徴とする電力線通信モデム。
- 電力線にデータを重畳して通信を行うための電力線通信モデムであって、電力線通信のための回路部を収納するハウジングの一壁面から電源コードが延設されるとともに当該電源コードの先端に電源プラグが設けられており、且つ、前記ハウジングの他の壁面に、サービスコンセントの差込口が設けられていることを特徴とする電力線通信モデム。
- 前記サービスコンセントの差込口と電源との間に、電力線通信で使用する周波数帯のノイズを遮断又は減衰させるためのノイズフィルターが設けられている請求項1〜2のいずれかに記載の電力線通信モデム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071935A JP2008236291A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電力線通信モデム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071935A JP2008236291A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電力線通信モデム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008236291A true JP2008236291A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39908546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007071935A Pending JP2008236291A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電力線通信モデム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008236291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118929A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電力タップ |
JP2018044148A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-22 | ニッタ株式会社 | 感温性粘着シートおよびこれを用いるウエハの製造方法 |
JP2020005164A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | Necマグナスコミュニケーションズ株式会社 | Plcアダプタ及びこれを用いた電力線通信システム |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007071935A patent/JP2008236291A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118929A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電力タップ |
JP2018044148A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-22 | ニッタ株式会社 | 感温性粘着シートおよびこれを用いるウエハの製造方法 |
JP2020005164A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | Necマグナスコミュニケーションズ株式会社 | Plcアダプタ及びこれを用いた電力線通信システム |
JP7138272B2 (ja) | 2018-06-29 | 2022-09-16 | Necマグナスコミュニケーションズ株式会社 | Plcアダプタ及びこれを用いた電力線通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2584154C2 (ru) | Устройство связи по линии электропередачи, содержащее розетку электропитания переменного тока | |
US7503785B2 (en) | Separable electrical connector component having a voltage output branch and a direct access point | |
US8469730B2 (en) | Electrical connector and method of manufacturing same | |
AU2010279264B2 (en) | Electrical connector and method of manufacturing same | |
US20050185354A1 (en) | Protection of A/V components | |
US20100027599A1 (en) | Power Line Communications Adapter | |
JP2008236291A (ja) | 電力線通信モデム | |
US9065274B2 (en) | Connection apparatus circuit and high voltage surge protection method thereof | |
KR101277321B1 (ko) | 통신용 서지보호기 | |
US9190778B2 (en) | Grounding plug system for cables | |
US20140022682A1 (en) | Packaged chip integrated with a signal isolation transformer and a protective component | |
US8320095B2 (en) | Transformer module with multiple protections | |
JP7138272B2 (ja) | Plcアダプタ及びこれを用いた電力線通信システム | |
US20110175448A1 (en) | Combined wireless bridge and surge protected power strip | |
US6934138B2 (en) | Method and device for bonding AC utilities and HFC access networks for surge mitigation | |
CN115800140A (zh) | 电子装置和电涌处理 | |
JP2009011140A (ja) | 分電盤の改修工法、及び、電力線通信システムの構築方法 | |
JP3137934U (ja) | 配電装置 | |
JP4559018B2 (ja) | ケーブルモデムの電源供給装置及びケーブルモデム | |
JP4927065B2 (ja) | 電力タップ | |
JP3201062U (ja) | 配線器具 | |
JP2007201747A (ja) | 電力線アダプタ装置 | |
JP2008278015A (ja) | 配電装置 | |
JP2008099193A (ja) | 電源プラグおよび電力線搬送通信モデム | |
JP2005333223A (ja) | 電力線搬送通信用アダプタ装置 |