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JP2008227579A - 無線装置およびそれを備えた無線通信ネットワーク - Google Patents

無線装置およびそれを備えた無線通信ネットワーク Download PDF

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JP2008227579A
JP2008227579A JP2007058532A JP2007058532A JP2008227579A JP 2008227579 A JP2008227579 A JP 2008227579A JP 2007058532 A JP2007058532 A JP 2007058532A JP 2007058532 A JP2007058532 A JP 2007058532A JP 2008227579 A JP2008227579 A JP 2008227579A
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Abstract

【課題】送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な無線装置を提供する。
【解決手段】無線装置1は、無線装置9へパケットを送信するとき、自己に隣接する無線装置2〜5との間で自己から隣接無線装置までの距離が相対的に長く、かつ、隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択してパケットを送信する。無線装置2〜8の各々は、無線装置1と同様な方法によってパケットを送信する隣接無線装置を決定し、その決定した隣接無線装置へパケットを中継して送信先の無線装置9へパケットを送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、無線装置およびそれを備えた無線通信ネットワークに関し、特に、自律的、かつ、即時的に構築されるアドホックネットワークを構成する無線装置およびそれを備えた無線通信ネットワークに関するものである。
アドホックネットワークは、複数の無線装置が相互に通信を行なうことによって自律的、かつ、即時的に構築されるネットワークである。アドホックネットワークでは、通信する2つの無線装置が互いの通信エリアに存在しない場合、2つの無線装置の中間に位置する無線装置がルータとして機能し、データパケットを中継するので、広範囲のマルチホップネットワークを形成することができる。
このようなアドホックネットワークは、被災地での無線通信網やITS(Intelligent Transport Systems)車車間通信でのストリーミングなど、様々な方面に応用されようとしている(非特許文献1)。
マルチホップ通信をサポートする動的なルーティングプロトコルとしては、テーブル駆動型プロトコルとオンデマンド型プロトコルとがある。テーブル駆動型プロトコルは、定期的に経路に関する制御情報の交換を行ない、予め経路表を構築しておくものであり、GSR(Global State Routing)、FSR(Fish−eye State Routing)、OLSR(Optimized Link State Routing)およびDSDV(Destination Sequenced Distance Vector)等が知られている。
また、オンデマンド型プロトコルは、データ送信の要求が発生した時点で、初めて宛先までの経路を構築するものであり、DSR(Dynamic Source Routing)およびAODV(Ad Hoc On−Demand Distance Vector Routing)等が知られている。
そして、従来のアドホックネットワークにおいては、送信元から送信先へデータ通信を行なう場合、送信元から送信先までのホップ数ができる限り少なくなるように経路が決定される(非特許文献2)。
渡辺正浩"無線アドホックネットワーク",自動車技術会春季大会ヒューマトロニクスフォーラム,pp18−23,横浜,5月2003年. Guangyu Pei, at al, "Fisheye state routing: a routing scheme for ad hoc wireless networks", ICC2000. Commun., Volume 1, pp70-74, L.A., June 2000.
しかし、無線通信環境は、随時、変化するため、ホップ数ができる限り少ない経路を選択しても、送信元から送信先までの通信時間を最短にすることが困難であるという問題がある。
即ち、無線通信環境が変化すれば、受信信号強度が変化し、送信レートも変化するため、ホップ数が少なくても、その経路上におけるパケットの送信レートが低下すれば、送信元から送信先までの通信時間が相対的に長くなる。
そして、この問題は、フェージングが発生する無線通信環境においては、特に顕著である。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な無線装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な無線装置を備える無線通信ネットワークを提供することである。
この発明によれば、無線装置は、自律的に確立され、送信元と送信先との間で無線通信が行なわれる無線通信ネットワークを構成する無線装置であって経路選択手段を備える。経路選択手段は、当該無線装置から隣接無線装置までの距離が相対的に長く、かつ、隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択する経路選択処理を行なう。
好ましくは、経路選択手段は、パケットの送信側の無線装置に搭載される。
好ましくは、無線装置は、通信手段を更に備える。通信手段は、経路選択手段によって選択された経路に沿ってパケットを送信する。
好ましくは、経路選択手段は、パケットごとに経路選択処理を行なう。
好ましくは、経路選択手段は、パケットのサイズが変化すれば、異なる経路を選択する。
好ましくは、経路選択手段は、演算手段と、選択手段とを含む。演算手段は、距離が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、送信レートが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標を演算する経路指標演算処理を当該無線装置に隣接するn(nは正の整数)個の隣接無線装置との間で実行する。選択手段は、演算手段によって演算されたn個の経路指標のうち、最も大きい経路指標を有する経路をパケットを送信するための経路として選択する。
好ましくは、演算手段は、当該無線装置の位置およびn個の隣接無線装置のn個の位置に基づいてn個の距離を演算し、n個の隣接無線装置におけるn個の受信信号強度に基づいてn個の送信レートを演算するとともに、その演算したn個の距離およびn個の送信レートを用いてn個の経路指標を演算する。
好ましくは、経路選択手段は、受信手段を更に含む。受信手段は、n個の位置およびn個の受信信号強度をn個の隣接無線装置から受信する。そして、演算手段は、受信手段によって受信されたn個の位置を用いてn個の距離を演算し、受信手段によって受信されたn個の受信信号強度を用いてn個の送信レートを演算する。
好ましくは、経路選択手段は、パケットの受信側の無線装置に搭載される。
好ましくは、経路選択手段は、受信手段と、演算手段と、送信手段とを含む。受信手段は、パケットの送信側の無線装置から無線通信要求を受信する。演算手段は、無線通信要求に応じて、距離が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、送信レートが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標を演算する。送信手段は、演算手段によって演算された経路指標の値が相対的に大きくなれば、相対的に早いタイミングで無線通信許可をパケットの送信側の無線装置へ送信する。
好ましくは、経路選択手段は、検出手段を更に含む。検出手段は、当該無線装置における受信信号強度を検出する。そして、受信手段は、パケットの送信側の無線装置の位置を含む無線通信要求を受信する。演算手段は、無線通信要求に含まれるパケットの送信側の無線装置の位置を用いて距離を演算し、検出手段によって検出された受信信号強度を用いて送信レートを演算するとともに、その演算した距離および送信レートを用いて経路指標を演算する。
好ましくは、受信手段は、パケットのサイズを更に含む無線通信要求を受信する。演算手段は、無線通信要求に含まれるパケットのサイズが異なれば、異なる経路指標を演算する。
好ましくは、送信手段は、演算手段によって演算された経路指標が得られたときの送信レートを無線通信許可に含めて送信する。
好ましくは、送信手段は、他の無線装置が無線通信許可を送信側の無線装置へ送信しているとき、無線通信許可の送信を停止する。
また、この発明によれば、無線通信ネットワークは、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線装置を備える。
この発明においては、各無線装置は、自己と隣接無線装置との間の距離が相対的に長く、かつ、隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択してパケットを送信する。その結果、送信元から送信先までのホップ数が相対的に少なくなり、かつ、パケットを送信または中継する無線装置における送信レートが相対的に高くなる。
従って、この発明によれば、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮できる。また、チャネルの効率を向上できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による無線通信ネットワークの概略図である。無線通信ネットワーク10は、無線装置1〜9を備える。無線装置1〜9の各々は、移動体からなる。無線装置1〜9は、無線通信空間に配置され、自律的にネットワークを構成している。そして、無線装置1から無線装置9へデータを送信する場合、無線装置2〜8は、無線装置1からのデータを中継して無線装置9へ届ける。
この場合、無線装置1は、各種の経路を介して無線装置9との間で無線通信を行なうことができる。例えば、無線装置1は、無線装置2,6を介して無線装置9との間で無線通信を行なうことができ、無線装置3,7を介して無線装置9との間で無線通信を行なうこともでき、無線装置4,5,8を介して無線装置9との間で無線通信を行なうこともできる。
無線装置2,6または無線装置3,7を介して無線通信を行なう場合、ホップ数が“3”と相対的に少なく、無線装置4,5,8を介して無線通信を行なう場合、ホップ数が“4”と相対的に多い。
従って、無線装置2,6または無線装置3,7を介して無線通信を行なう経路を選択すると、ホップ数が“3”と相対的に少なくなるので、一般的には、無線装置1から無線装置9への無線通信時間が短くなる。
しかし、無線通信環境の変化によって、無線装置6または無線装置7における送信レートが著しく低下している場合、無線装置2,6または無線装置3,7を介してパケットを無線装置9へ送信すると、送信元から送信先までの無線通信時間が長くなってしまう。
そこで、以下においては、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な方法について説明する。
[実施の形態1]
図2は、図1に示す無線装置1の実施の形態1における構成を示す概略ブロック図である。無線装置1は、アンテナ11と、GPS(Global Positioning System)アンテナ12と、無線LAN(Local Area Network)カード13と、MAC(Media Access Control)モジュール14と、GPS受信機15と、GPSモジュール16と、キュー17と、位置テーブル18と、TCP/IPモジュール19と、ルーティングモジュール20と、アプリケーション21とを備える。
アンテナ11は、無線LANカード13から受けたパケットを送信するとともに、他の無線装置からパケットを受信して無線LANカード13へ出力する。
GPSアンテナ12は、衛星(図示せず)から送信された信号を受信してGPS受信機15へ出力する。
無線LANカード13は、MACモジュール14からパケットを受け、その受けたパケットのヘッダを参照してパケットの中継先(=隣接無線装置)を検知する。そして、無線LANカード13は、アンテナ11を介してパケットを中継先(=隣接無線装置)へ送信する。また、無線LANカード13は、アンテナ11から受けたパケットをMACモジュール14へ出力する。更に、無線LANカード13は、アンテナ11がパケットを受信したときの瞬時受信信号強度RSSIを検出し、その検出した瞬時受信信号強度RSSI(以下、「受信信号強度RSSI」と言う)をMACモジュール14へ出力する。
MACモジュール14は、キュー17からパケットを取り出す。また、MACモジュール14は、無線LANカード13から受信信号強度RSSIを受け、その受けた受信信号強度RSSIをTCP/IPモジュール19へ出力する。また、MACモジュール14は、パケットPKTを送信するとき、送信要求RTSを送信し、送信先から送信許可CTSを受信する。更に、MACモジュール14は、ルーティングモジュール20から送信レートを受ける。そして、MACモジュール14は、キュー17から取り出したパケット(データ)をルーティングモジュール20から受けた送信レートで送信先へ送信する。その後、MACモジュール14は、送信先から確認応答ACK(Acknowledge)を受信する。更に、MACモジュール14は、送信要求RTSを受信すると、その送信要求RTSを送信した無線装置と無線通信が可能であるか否かを判定し、無線通信が可能であれば、送信許可CTSを送信する。更に、MACモジュール14は、無線LANカード13を介してパケット(データ)を受信し、その受信したパケット(データ)をTCP/IPモジュール19へ出力する。そして、MACモジュール14は、パケット(データ)を受信すると、確認応答ACKを送信する。
GPS受信機15は、GPSアンテナ12を介して無線装置1の経緯度を計測し、その計測した経緯度をGPSモジュール16へ出力する。
GPSモジュール16は、GPS受信機15から経緯度を受け、その受けた経緯度に基づいて、後述する方法によって、無線装置1の位置を演算する。そして、GPSモジュール16は、無線装置1の位置をTCP/IPモジュール19およびルーティングモジュール20へ出力する。
キュー17は、TCP/IPモジュール19からパケットを受け、その受けたパケットを保持する。そして、キュー17は、MACモジュール14からの要求に応じて、保持しているパケットをMACモジュール14へ出力する。位置テーブル18は、各無線装置1〜9の位置を格納する。
TCP/IPモジュール19は、アプリケーション21からデータを受け、その受けたデータをTCPデータ部に格納してTCPパケットを作成する。そして、TCP/IPモジュール19は、その作成したTCPパケットをIPデータ部に含め、ルーティングモジュール20から受けた送信先をTCPパケットの送信先(=中継先または最終的な送信先)としてヘッダに含めてIPパケットを作成し、その作成したパケットをキュー17へ格納する。
また、TCP/IPモジュール19は、MACモジュール14からパケットを受け、その受けたパケットからデータ、他の無線装置の位置情報および隣接無線装置における自己が搭載された無線装置に対する受信信号強度RSSIを取り出す。そして、TCP/IPモジュール19は、その取り出した他の無線装置の位置情報および隣接無線装置における自己が搭載された無線装置に対する受信信号強度RSSIをルーティングモジュール20へ出力し、その取り出したデータをアプリケーション21へ出力する。
更に、TCP/IPモジュール19は、MACモジュール14から無線装置1における隣接無線装置に対する受信信号強度RSSIを受け、GPSモジュール16から無線装置1の位置を受ける。そして、TCP/IPモジュール19は、無線装置1における隣接無線装置に対する受信信号強度RSSI、無線装置1の位置、および他の無線装置の位置を含む制御パケットPKT_Dを作成してキュー17へ出力する。
ルーティングモジュール20は、GPSモジュール16から無線装置1の位置を受け、TCP/IPモジュール19から無線装置1における隣接無線装置に対する受信信号強度RSSI、隣接無線装置における自己が搭載された無線装置に対する受信信号強度RSSIおよび他の無線装置の位置を受ける。そして、ルーティングモジュール20は、その受けた無線装置1の位置および他の無線装置の位置に基づいて、後述する方法によって、位置テーブル18を作成する。なお、ルーティングモジュール20は、位置テーブル18を作成した後に無線装置1の位置および他の無線装置の位置を受けると、位置テーブル18を更新する。
また、ルーティングモジュール20は、隣接無線装置における自己が搭載された無線装置に対する受信信号強度および位置テーブル18を参照して、後述する方法によって、ネイバーテーブルを作成する。なお、ルーティングモジュール20は、ネイバーテーブルを作成した後に無線装置1の位置、および隣接無線装置における自己が搭載された無線装置に対する受信信号強度RSSIを受けると、ネイバーテーブルを更新する。
そうすると、ルーティングモジュール20は、位置テーブル18およびネイバーテーブルに基づいて、後述する方法によって、パケットの送信先(=中継先または最終的な送信先)を決定し、その決定した送信先をTCP/IPモジュール19へ出力する。また、ルーティングモジュール20は、パケットの送信先を決定する過程において演算する送信レートをMACモジュール14へ出力する。
アプリケーション21は、送信先へ送信するデータを生成し、その生成したデータをTCP/IPモジュール19へ出力する。また、アプリケーション21は、TCP/IPモジュール19から自己宛てのデータを受ける。
なお、図1に示す無線装置2〜9の各々は、図2に示す無線装置1と同じ構成からなる。
図3は、専用パケットの構成を示す概念図である。専用パケットPKT_Dは、パケットヘッダと、自己の位置情報と、自己の受信信号強度(RSSI)と、位置情報1,2とからなる。パケットヘッダは、専用パケットPKT_Dをブロードキャストするためのアドレスと、専用パケットPKT_Dを生成した無線装置のIPアドレスとを含む。自己の位置情報は、専用パケットPKT_Dを生成する無線装置の位置からなる。自己の受信信号強度は、専用パケットPKT_Dを生成した無線装置における周辺端末に対する受信信号強度からなる。
位置情報1は、専用パケットPKT_Dを生成する無線装置に隣接する隣接無線装置の位置からなる。位置情報2は、専用パケットPKT_Dを生成する無線装置から一定距離以上の位置に存在する無線装置の位置からなる。そして、パケットヘッダ、自己の位置情報、自己の受信信号強度および位置情報1からなる専用パケットPKT_Dは、例えば、2秒ごとに生成されてブロードキャストされる。また、パケットヘッダ、自己の位置情報、自己の受信信号強度、位置情報1、および位置情報2からなる専用パケットPKT_Dは、例えば、6秒ごとに生成されてブロードキャストされる。
図4は、位置テーブル18の構成を示す図である。位置テーブル18は、インデックスと、IPアドレスと、位置と、時刻とからなる。そして、インデックス、IPアドレス、位置、および時刻は、相互に対応付けられる。
インデックスは、1,2,3,・・・等の数字からなる。IPアドレスは、各無線装置1〜9のIPアドレスからなる。位置は、各無線装置1〜9の位置<x,y>(i=1〜9)からなる。時刻は、各無線装置1〜9の位置<x,y>が計測された時刻からなる。そして、時刻は、YYYY/MMMM/DDDD/HHHH/MMMM/SSSS(年/月/日/時間/分/秒)によって表される。
図5は、ネイバーテーブルの構成を示す図である。ネイバーテーブルNBTは、隣接無線装置と、RSSIと、インデックスとからなる。
隣接無線装置、RSSIおよびインデックスは、相互に対応付けられる。隣接無線装置は、各無線装置に隣接する無線装置の装置名からなる。RSSIは、隣接無線装置における当該無線装置(=ネイバーテーブルNBTを作成する無線装置)に対する受信信号強度からなる。インデックスは、図4において説明したインデックスと同じである。
次に、GPS受信機15が計測した経緯度λEX,φEXに基づいて、位置<x,y>を求める方法について説明する。GPSモジュール16は、GPS受信機15から受けた経緯度λEX,φEXをそれぞれ次式のλ,φに代入して無線装置の位置<x,y>を求める。
Figure 2008227579
引き続いて、位置テーブル18およびネイバーテーブルNBTの作成方法について説明する。図6は、専用パケットPKT_Dの例を示す図である。また、図7は、位置テーブル18の例を示す図である。更に、図8は、ネイバーテーブルNBTの例を示す図である。
無線装置1のTCP/IPモジュール19は、GPSモジュール16から無線装置1の位置<x,y>を受け、無線LANカード13からMACモジュール14を介して無線装置1における隣接無線装置2,3,4,5に対する受信信号強度RSSI21,RSSI31,RSSI41,RSSI51を受ける。そして、無線装置1のTCP/IPモジュール19は、無線装置1のIPアドレスIPadd1とブロードキャストアドレスadd_BCとをパケットヘッダに格納し、位置<x,y>および時刻tを自己の位置情報に格納し、無線装置1にける隣接無線装置2,3,4,5に対する受信信号強度RSSI21,RSSI31,RSSI41,RSSI51を自己の受信信号強度に格納して専用パケットPKT1_D1を作成する(図6の(a)参照)。そして、無線装置1のTCP/IPモジュール19は、その作成した専用パケットPKT1_D1をブロードキャストする。なお、受信信号強度RSSI21の“21”における数字“1”は、受信信号強度を検出した無線装置を表し、“21”における数字“2”は、受信信号強度を検出される対象の無線装置を表す。
無線装置3のTCP/IPモジュール19は、同様にして専用パケットPKT3_D2(図6の(b)参照)を作成してブロードキャストし、無線装置7のTCP/IPモジュール19は、同様にして専用パケットPKT7_D3(図6の(c)参照)を作成してブロードキャストする。他の無線装置2,4〜6,8,9も、同様にして専用パケットPKT_Dを作成してブロードキャストする。
無線装置1のTCP/IPモジュール19は、無線装置1に隣接する無線装置3から専用パケットPKT3_D2を受信し、その受信した専用パケットPKT3_D2をルーティングモジュール20へ出力する。また、無線装置1のTCP/IPモジュール19は、無線装置1に隣接する無線装置2,4,5から無線装置2,4,5の位置および無線装置2,4,5における無線装置1に対する受信信号強度RSSI12,RSSI14,RSSI15を含む専用パケットを受信し、その受信した専用パケットをルーティングモジュール20へ出力する。
そして、無線装置1のTCP/IPモジュール19は、無線装置1のIPアドレスIPadd1と、ブロードキャストアドレスadd_BCとをパケットヘッダに格納し、無線装置1の位置<x,y>および時刻tを自己の位置情報に格納し、無線装置1における隣接無線装置2,3,4,5に対する受信信号強度RSSI21,31,41,51を自己の受信信号強度に格納し、無線装置2〜5のIPアドレス、位置および時刻を位置情報1に格納して専用パケットPKT1_D4(図6の(d)参照)を作成し、その作成した専用パケットPKT1_D4をブロードキャストする。
また、無線装置3のTCP/IPモジュール19は、無線装置3に隣接する無線装置7から専用パケットPKT7_D3を受信し、その受信した専用パケットPKT7_D3をルーティングモジュール20へ出力する。また、無線装置3のTCP/IPモジュール19は、無線装置3に隣接する無線装置1,2,4,6から無線装置1,2,4,6の位置、無線装置1,2,4,6における無線装置3に対する受信信号強度RSSI31,RSSI32,RSSI34,RSSI36および時刻を含む専用パケットを受信し、その受信した専用パケットをルーティングモジュール20へ出力する。
そして、無線装置3のTCP/IPモジュール19は、無線装置3のIPアドレスIPadd3と、ブロードキャストアドレスadd_BCとをパケットヘッダに格納し、無線装置3の位置<x,y>および時刻tを自己の位置情報に格納し、無線装置3における隣接無線装置1,2,4,6,7に対する受信信号強度RSSI13,23,43,63,73を自己の受信信号強度に格納し、無線装置1,2,4,6,7のIPアドレス、位置および時刻を位置情報1に格納して専用パケットPKT3_D5(図6の(e)参照)を作成し、その作成した専用パケットPKT3_D5をブロードキャストする。
無線装置1のTCP/IPモジュール19は、専用パケットPKT3_D5を無線装置3から受信し、その受信した専用パケットPKT3_D5をルーティングモジュール20へ出力する。これによって、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1に隣接する無線装置2〜5の位置、無線装置2〜5における無線装置1に対する受信信号強度および時刻のみならず、無線装置1から2ホップの位置に存在する無線装置7の位置を取得する。
上述した動作を繰り返すことによって、無線通信ネットワーク10を構成する無線装置1〜9の各々は、無線装置1〜9の時刻tにおける位置と、隣接無線装置における自己に対する受信信号強度RSSIとを取得する。
無線装置1のルーティングモジュール20は、時刻tにおける無線装置1〜9の位置を取得すると、その取得した位置に基づいて、位置テーブル18−1(図7参照)を作成する。
このように、各無線装置1〜9がGPS受信機15を用いて時刻tにおける自己の位置を計測するとともに、その計測した位置をブロードキャストすることによって、各無線装置1〜9は、同期して位置テーブル18−1を作成できる。
無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置2〜5のIPアドレス、無線装置2〜5の位置、および無線装置2〜5における無線装置1に対する受信信号強度を含む専用パケットPKT_Dを無線装置2〜5から受信することによって、無線装置2〜5が無線装置1に隣接する隣接無線装置であることを認識する。
そうすると、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置2〜5の名称N2〜N5を隣接無線装置の欄に格納する。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置2〜5からそれぞれ受信した専用パケットPKT2_D,PKT3_D,PKT4_D,PKT5_Dに含まれる受信信号強度RSSI12,RSSI13,RSSI14,RSSI15を検出し、その検出した受信信号強度RSSI12,RSSI13,RSSI14,RSSI15をそれぞれ無線装置2〜5の名称N2〜N5に対応付けてRSSIの欄に格納する。これによって、無線装置1におけるネイバーテーブルNBT1が完成する(図8参照)。
無線装置1のルーティングモジュール20は、上述した方法によって、位置テーブル18−1およびネイバーテーブルNBT1を作成した後、無線装置1〜9の位置情報を新たに受けると、その受けた新たな位置情報に基づいて位置テーブル18−1およびネイバーテーブルNBT1を更新する。
なお、無線装置2〜9のルーティングモジュール20も、無線装置1のルーティングモジュール20と同じ方法によって位置テーブル18およびネイバーテーブルNBTを作成および更新する。
次に、各無線装置1〜9における送信レートの決定方法について説明する。図9は、パケット到達率と受信信号強度との関係を示す図である。図9において、縦軸は、パケット到達率を表し、横軸は、受信信号強度(RSSI)を表す。また、曲線k1〜k4は、それぞれ、送信レートが1Mbps,2Mbps,5.5Mbps,11Mbpsであるときのパケット到達率と受信信号強度との関係を示す。
各無線装置1〜9において、ルーティングモジュール20は、ネイバーテーブルNBTから自己に隣接する隣接無線装置における受信信号強度RSSIを抽出し、その抽出した受信信号強度RSSIに対応するパケット到達率を図9に示す関係から検出する。この場合、ルーティングモジュール20は、しきい値TH_PDR以上のパケット到達率を検出する。そして、ルーティングモジュール20は、しきい値TH_PDR以上のパケット到達率が得られる送信レートのうち、最大の送信レートを隣接無線装置における送信レートとして決定する。
例えば、受信信号強度RSSIが−85dBmであるとき、ルーティングモジュール20は、−85dBmの受信信号強度に対応し、かつ、しきい値TH_PDR以上である1.0のパケット到達率を検出する。そして、ルーティングモジュール20は、受信信号強度が−85dBmであるときに1.0のパケット到達率が得られる送信レートとして1Mbpsおよび2Mbps(曲線k1,k2参照)を検出し、その検出した1Mbpsおよび2Mbpsのうち、2Mbpsの送信レートを隣接無線装置における送信レートして決定する。
このように、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、隣接無線装置における受信信号強度RSSIに基づいて送信レートを決定する。
引き続いて、この発明における隣接無線装置間の距離を求める方法について説明する。図10は、この発明における隣接無線装置間の距離を求める方法を説明するための図である。無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置2が送信先である場合、無線装置1から無線装置2までの直線距離をProgress1,2として求める(図10の(a)参照)。この場合、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、無線装置2の位置<x,y>とを用いてProgress1,2を演算する。
また、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置9が送信先である場合、無線装置1から無線装置9までの直線Lへ無線装置2から垂線H1を下ろしたときの直線Lと垂線H1との交点X1と無線装置1との距離をProgress1,2として求める。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1から無線装置9までの直線Lへ無線装置3から垂線H2を下ろしたときの直線Lと垂線H2との交点X2と無線装置1との距離をProgress1,3として求める。
なお、無線装置2〜9の各々も、上述した方法によって、自己と隣接無線装置との間の距離Progressを演算する。
以下、パケットの送信先の決定方法について説明する。図11は、パケットを送信するときの送信時間を説明するための図である。パケットを送信するとき、トータル時間thopは、RTS(Request To Send)、CTS(Clear To Send)、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)プリアンブル、PLCPヘッダ、MACヘッダ、データ(DATA)、FCS(Frame Check Sequence)およびACKを送信する時間からなる。
そして、データ(DATA)以外をオーバーヘッドとし、オーバーヘッドを送信する時間をtoverheadとし、データ(DATA)を送信する時間をtDATAとすると、thop=toverhead+tDATAが成立する。従って、データ(DATA)の長さをDとすると、データ(DATA)の1ビット当たりの送信時間であるbit transfer timeは、次式によって表される。
Figure 2008227579
なお、式(2)において、Rは、送信レートである。
この発明においては、隣接無線装置間における経路指標としてBTS(Bit Transfer Speed)を定義する。そして、このBTSが大きい方が隣接無線装置間における経路のチャネル効率が良いことを意味し、BTSは、次式によって表される。
Figure 2008227579
各無線装置1〜9において、ルーティングモジュール20は、ネイバーテーブルNBTから各隣接無線装置における受信信号強度RSSIを抽出し、その抽出した受信信号強度RSSIに基づいて、上述した方法によって、送信レートRを決定する。また、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、オーバーヘッドを送信するための時間toverheadおよびデータ(DATA)のサイズDをTCP/IPモジュール19から受ける。
そうすると、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートRを式(2)に代入してbit transfer timeを演算する。また、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、位置テーブル18に登録された各無線装置の位置情報およびネイバーテーブルNBTに基づいて、パケットを送信先の無線装置へ送信するときの隣接無線装置を検出し、その検出した隣接無線装置の位置情報と自己の位置情報とに基づいて、上述した方法によってProgressを演算する。
そして、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、その演算したbit transfer timeおよびProgressを式(3)に代入して経路指標BTSを演算する。
各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、各隣接無線装置について経路指標BTSを演算し、その演算したn(nは正の整数)個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTSを検出する。
そうすると、各無線装置1〜9のルーティングモジュール20は、その検出した最大の経路指標BTSが得られたときの隣接無線装置をパケットを送信する隣接無線装置として決定し、その決定した隣接無線装置のIPアドレスをTCP/IPモジュール19へ出力する。
パケットを送信先へ送信するときの隣接無線装置の選択方法を具体的に説明する。図12および図13は、それぞれ、パケットを送信先へ送信するときの隣接無線装置の選択方法を具体的に説明するための第1および第2の図である。
無線装置1が無線装置9へパケットを送信する場合を例にして隣接無線装置の選択方法を具体的に説明する。
無線装置1のルーティングモジュール20は、位置テーブル18−1に登録された各無線装置1〜9の位置情報およびネイバーテーブルNBT1に基づいて、無線装置9を送信先とした場合の無線装置1に隣接する隣接無線装置として無線装置2〜5を抽出する。
そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、ネイバーテーブルNBT1から無線装置2における無線装置1に対する受信信号強度RSSI12を抽出し、その抽出した受信信号強度RSSI12に対応する送信レートR2を上述した方法によって決定する。同様にして、無線装置1のルーティングモジュール20は、ネイバーテーブルNBT1から無線装置3〜5における無線装置1に対する受信信号強度RSSI13〜RSSI15を抽出し、その抽出した受信信号強度RSSI13〜RSSI15にそれぞれ対応する送信レートR3〜R5を上述した方法によって決定する。
その後、無線装置1のルーティングモジュール20は、TCP/IPモジュール19から時間toverheadおよびデータサイズDを受け、送信レートR2、時間toverheadおよびデータサイズDを式(2)に代入してbit transfer time2を演算する。
1つのパケットに対しては、時間toverheadおよびデータサイズDは、同じであるため、無線装置1のルーティングモジュール20は、同様にして、送信レートR3〜R5にそれぞれ対応するbit transfer time3〜bit transfer time5を演算する。
そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1,2,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置1の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線Lを描き、無線装置2の位置<x,y>から直線Lに対して下ろした垂線H3と直線Lとの交点X3の位置<xX3,yX3>を求める。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、交点X3の位置<xX3,yX3>との距離をProgress1,2として求める。
また、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1,3,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置1の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線Lを描き、無線装置3の位置<x,y>から直線Lに対して下ろした垂線H4と直線Lとの交点X4の位置<xX4,yX4>を求める。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、交点X4の位置<xX4,yX4>との距離をProgress1,3として求める。
更に、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1,4,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置1の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線Lを描き、無線装置4の位置<x,y>から直線Lに対して下ろした垂線H5と直線Lとの交点X5の位置<xX5,yX5>を求める。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、交点X5の位置<xX5,yX5>との距離をProgress1,4として求める。
更に、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1,5,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置1の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線Lを描き、無線装置5の位置<x,y>から直線Lに対して下ろした垂線H6と直線Lとの交点X6の位置<xX6,yX6>を求める。そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、交点X6の位置<xX6,yX6>との距離をProgress1,5として求める(図12参照)。
そうすると、無線装置1のルーティングモジュール20は、bit transfer time2およびProgress1,2を式(3)に代入して、無線装置1と無線装置2との間の経路指標BTS2を演算する。同様にして、無線装置1のルーティングモジュール20は、bit transfer time3,Progress1,3;bit transfer time4,Progress1,4;bit transfer time5,Progress1,5を式(3)に代入して、無線装置1と無線装置3との間の経路指標BTS3、無線装置1と無線装置4との間の経路指標BTS4および無線装置1と無線装置5との間の経路指標BTS5を演算する。
そして、無線装置1のルーティングモジュール20は、演算した4個の経路指標BTS2〜BTS5のうち、最大の経路指標BTS(=BTS3)を選択する。
無線装置1のルーティングモジュール20は、最大の経路指標BTS3を選択すると、最大の経路指標BTS3が得られたときの隣接無線装置(=無線装置3)のIPアドレスIPadd3をTCP/IPモジュール19へ出力する。また、無線装置1のルーティングモジュール20は、最大の経路指標BTS3が得られたときの送信レートR3をMACモジュール14へ出力する。
無線装置1のTCP/IPモジュール19は、ルーティングモジュール20からIPアドレスIPadd3を受ける。そして、無線装置1のTCP/IPモジュール19は、最終的な送信先である無線装置9のIPアドレスIPadd9と、パケットの中継先である無線装置3のIPアドレスIPadd3と、送信元(=無線装置1)のIPアドレスIPadd1とを含むパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]を作成し、その作成したパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]をキュー17へ格納する。
無線装置1のMACモジュール14は、ルーティングモジュール20から送信レートR3を受ける。また、無線装置1のMACモジュール14は、キュー17からパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]を読み出す。そして、無線装置1のMACモジュール14は、送信要求RTSを送信し、無線装置3から送信許可CTSを受信すると、キュー17から読み出したパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]を無線LANカード13およびアンテナ11を介して送信レートR3で無線装置3へ送信する。その後、無線装置1のMACモジュール14は、無線装置1から確認応答ACKを受信する。
無線装置3のTCP/IPモジュール19は、無線装置1から送信されたパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]を受信し、その受信したパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]をルーティングモジュール20へ出力する。
そうすると、無線装置3のルーティングモジュール20は、TCP/IPモジュール19から受けたパケットPKT=[IPadd9/IPadd3/DATA/IPadd1]に基づいて、送信先が無線装置9であり、中継先が無線装置3であることを検知する。
そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、パケットPKTを無線装置9へ中継するための無線装置を隣接無線装置1,2,4,6,7から選択する。
より具体的には、無線装置3のルーティングモジュール20は、位置テーブル18−1に登録された無線装置1〜3,4,6,7の位置<x,y>〜<x,y>,<x,y>,<x,y>,<x,y>およびネイバーテーブルNBTに基づいて、パケットPKTを送信先(=無線装置9)へ送信するときの隣接無線装置として無線装置6,7を選択する。
そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、自己が作成したネイバーテーブルNBTから無線装置6,7における無線装置3に対する受信信号強度RSSI36,RSSI37を抽出し、その抽出した受信信号強度RSSI36,RSSI37に基づいて、上述した方法によって、それぞれ、送信レートR6,R7を決定する。
その後、無線装置3のルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートR6を式(2)に代入してbit transfer time6を演算する。また、無線装置3のルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートR7を式(2)に代入してbit transfer time7を演算する。
更に、無線装置3のルーティングモジュール20は、無線装置3,6,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置3の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線L’を描き、無線装置6の位置<x,y>から直線L’に対して下ろした垂線H7と直線L’との交点X7の位置<xX7,yX7>を求める。そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、無線装置3の位置<x,y>と、交点X7の位置<xX7,yX7>との距離をProgress3,6として求める。
更に、無線装置3のルーティングモジュール20は、無線装置3,7,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置3の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線L’を描き、無線装置7の位置<x,y>から直線L’に対して下ろした垂線H8と直線L’との交点X8の位置<xX8,yX8>を求める。そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、無線装置3の位置<x,y>と、交点X8の位置<xX8,yX8>との距離をProgress3,7として求める(図13参照)。
そうすると、無線装置3のルーティングモジュール20は、bit transfer time6およびProgress3,6を式(3)に代入して、無線装置3と無線装置6との間の経路指標BTS6を演算する。同様にして、無線装置3のルーティングモジュール20は、bit transfer time7およびProgress3,7を式(3)に代入して、無線装置3と無線装置7との間の経路指標BTS7を演算する。
そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、演算した2個の経路指標BTS6,BTS7のうち、最大の経路指標BTS(=BTS7)を選択する。
無線装置3のルーティングモジュール20は、最大の経路指標BTS7を選択すると、最大の経路指標BTS7が得られたときの隣接無線装置(=無線装置7)のIPアドレスIPadd7をTCP/IPモジュール19へ出力するとともに、最大の経路指標BTS7が得られたときの送信レートR7をMACモジュール14へ出力する。
無線装置3のTCP/IPモジュール19は、ルーティングモジュール20からIPアドレスIPadd7を受ける。そして、無線装置3のTCP/IPモジュール19は、パケットの中継先を無線装置3から無線装置7へ変えたパケットPKT=[IPadd9/IPadd7/DATA/IPadd1]を作成し、その作成したパケットPKT=[IPadd9/IPadd7/DATA/IPadd1]をキュー17へ格納する。
また、無線装置3のMACモジュール14は、ルーティングモジュール20から送信レートR7を受ける。そして、無線装置3のMACモジュール14は、キュー17からパケットPKT=[IPadd9/IPadd7/DATA/IPadd1]を読み出す。そうすると、無線装置3のMACモジュール14は、送信要求RTSを送信し、無線装置7から送信許可CTSを受信すると、キュー17から読み出したパケットPKT=[IPadd9/IPadd7/DATA/IPadd1]を送信レートR7で無線装置7へ送信する。そして、無線装置3のMACモジュール14は、無線装置7から確認応答ACKを受信する。
無線装置7のルーティングモジュール20は、パケットPKTを送信先(=無線装置9)へ送信するとき、無線装置7よりも無線装置9側に存在する無線装置としては無線装置9のみが存在するだけであるので、パケットPKTを無線装置9へ直接送信する。
このように、各無線装置1,3,7は、自己と隣接無線装置との間の距離(=Progress)が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、送信レートRが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標BTSを隣接するn個の隣接無線装置との間で演算し、その演算したn個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTSが得られる隣接無線装置へパケットPKTを送信する。つまり、各無線装置1,3,7は、自己から隣接無線装置までの距離(=Progress)が相対的に長く、かつ、隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択してパケットPKTを送信する。
従って、この発明によれば、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮でき、チャネル効率を向上できる。
図14は、実施の形態1における通信方法を説明するためのフローチャートである。一連の動作が開始されると、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、位置テーブル18に登録された各無線装置1〜9の位置情報およびネイバーテーブルNBTに基づいて、送信先へのパケットの送信に適した隣接無線装置を選択する(ステップS1)。
そして、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、その選択した隣接無線装置の個数をN(Nは正の整数)と設定し(ステップS2)、n=1を設定する(ステップS3)。
その後、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、隣接無線装置nにおける受信信号強度RSSInに基づいて、上述した方法によって、隣接無線装置nにおける送信レートRnを決定する(ステップS4)。
そして、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートRnを式(2)に代入して、bit transfer time_nを演算する(ステップS5)。
引き続いて、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、上述した方法によって、自己と隣接無線装置nとの間のProgress_nを演算し(ステップS6)、その演算したProgress_nおよびbit transfer time_nを式(3)に代入して経路指標BTSnを演算する(ステップS7)。
そして、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、n=Nであるか否かを判定し(ステップS8)、n=Nでないとき、n=n+1を設定する(ステップS9)。その後、一連の動作は、ステップS4へ戻り、ステップS8において、n=Nであると判定されるまで、上述したステップS4〜ステップS9が繰り返し実行される。
そして、ステップS8において、n=Nであると判定されると、パケットの送信側の無線装置のルーティングモジュール20は、N個の経路指標BTS1〜BTSNから最大の経路指標BTS_maxを選択し(ステップS10)、最大の経路指標BTS_maxが得られたときの隣接無線装置のIPアドレスIPadd_maxをTCP/IPモジュール19へ出力するとともに、最大の経路指標BTS_maxが得られたときの送信レートR_maxをMACモジュール14へ出力する。
そうすると、パケットの送信側の無線装置のTCP/IPモジュール19は、IPアドレスIPadd_maxをルーティングモジュール20から受け、その受けたIPアドレスIPadd_maxをヘッダに設定してパケットPKTを作成する。そして、パケットの送信側の無線装置のTCP/IPモジュール19は、その作成したパケットPKTをキュー17へ格納する。
パケットの送信側の無線装置のMACモジュール14は、ルーティングモジュール20から送信レートR_maxを受けるととともに、キュー17からパケットPKTを読み出す。そして、パケットの送信側の無線装置のMACモジュール14は、送信要求RTSを送信し、IPアドレスIPadd_maxを有する無線装置から送信許可CTSを受信すると、パケットPKTを送信レートR_maxで最大の経路指標BTS_maxが得られたときの隣接無線装置(=IPアドレスIPadd_maxを有する無線装置)へパケットを送信する(ステップS11)。これによって、一連の動作は終了する。
このように、各無線装置は、自己と隣接無線装置との間の距離(=Progress)が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、送信レートRが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標BTSを隣接するN個の隣接無線装置との間で演算し、その演算したN個の経路指標BTS1〜BTSNのうち、最大の経路指標BTS_maxが得られる隣接無線装置へパケットPKTを送信する。つまり、各無線装置は、自己から隣接無線装置までの距離(=Progress)が相対的に長く、かつ、隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択してパケットPKTを送信する。
従って、この発明によれば、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮できる。また、チャネル効率を向上できる。
また、各無線装置は、ステップS1〜S11に従って、各パケットごとにパケットの中継先(=隣接無線装置)を選択する。そして、データサイズDが変われば、経路指標BTSも変わるので、各無線装置は、データサイズDが異なれば、ステップS1〜S11に従って、異なる経路を選択する。
上述したように、実施の形態1においては、パケットPKTの送信側の無線装置が経路指標BTSを用いて隣接無線装置の中からパケットPKTの中継先を選択し、その選択した隣接無線装置へパケットPKTを送信する。
この場合、経路指標BTSを演算するときに用いる送信レートRは、上述したように、隣接無線装置における受信信号強度RSSIに基づいて決定されるため、パケットPKTの送信側の無線装置が経路指標BTSを用いてパケットPKTの中継先を選択する方法は、フェージングが基準値以下である無線通信環境において適用される。
受信信号強度が最大値に対して15dB以上低下すると、フェージングが発生したと判定できるので、例えば、受信信号強度が最大値に対して15dB未満の範囲で低下しているとき、フェージングが基準値以下である無線通信環境と判定し、上述したパケットPKTの送信側の無線装置が経路指標BTSを用いてパケットPKTの中継先を選択する方法が適用される。
なお、実施の形態1においては、N個の経路指標BTSを演算し、その演算したN個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTS_maxが得られるときの無線装置への経路を選択するルーティングモジュール20は、「経路選択手段」を構成する。
また、実施の形態1においては、N個の経路指標BTSを演算し、その演算したN個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTS_maxが得られるときの無線装置への経路を選択する処理は、「経路選択処理」を構成する。
更に、ルーティングモジュール20によって選択された無線装置へパケットを送信するTCP/IPモジュール19は、「通信手段」を構成する。
更に、N個の経路指標BTSを演算するルーティングモジュール20は、「演算手段」を構成する。
更に、演算されたN個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTS_maxが得られるときの無線装置への経路を選択するルーティングモジュール20は、「選択手段」を構成する。
自己が搭載された無線装置に隣接する隣接無線装置から位置および受信信号強度を受信するルーティングモジュール20は、「受信手段」を構成する。
[実施の形態2]
図15は、実施の形態2における無線装置1〜9の構成を示す概略ブロック図である。実施の形態2においては、無線装置1〜9は、図15に示す無線装置1Aからなる。
無線装置1Aは、図2に示す無線装置1のMACモジュール14をMACモジュール14Aに代えたものであり、その他は、無線装置1と同じである。
MACモジュール14Aは、位置テーブル18から各無線装置1〜9の位置情報を取り出す。また、MACモジュール14Aは、無線装置1Aがパケットの送信側の無線装置であるとき、送信要求MRTSを無線装置1Aの隣接無線装置へマルチキャストし、隣接無線装置から送信許可MCTSを受信すると、送信許可MCTSを送信した隣接無線装置へパケットを送信する。
更に、MACモジュール14Aは、無線装置1Aがパケットの受信側の無線装置であるとき、パケットの送信側の無線装置から送信要求MRTSを受信し、その受信した送信要求MRTSと、受信信号強度RSSIとをルーティングモジュール20へ出力する。そして、MACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTSを受けると、その受けた経路指標BTSの大きさに応じて決定された待ち時間WTを内蔵したタイマーに設定し、その設定した待ち時間WTが満了すると、送信許可MCTSを生成して送信要求MRTSの送信元へ送信する。
この場合、待ち時間WTは、次式によって表される。
Figure 2008227579
式(4)において、BTS_MAXは、無線通信ネットワーク10における経路指標BTSの最大値であり、各無線装置1〜9に初期設定される。また、最大スロット数は、例えば、20からなる。更に、cは、定数であり、例えば、0〜4の中から任意に選択された値からなる。
MACモジュール14Aは、その他、MACモジュール14と同じ機能を果たす。
なお、実施の形態2においては、ルーティングモジュール20は、MACモジュール14Aから送信要求MRTSと、受信信号強度RSSIとを受けると、上述した方法によって、経路指標BTSを演算し、その演算した経路指標BTSをMACモジュール14Aへ出力する。
図16は、実施の形態2における送信要求MRTSおよび送信許可MCTSの構成を示す概略図である。送信要求MRTSは、ノーマルRTSに追加して、自己の位置情報、送信先の位置情報およびデータサイズを含む。また、送信許可MCTSは、ノーマルCTSに追加して、送信レートを含む。この送信レートは、受信信号強度RSSIに基づいて、上述した方法によって決定される送信レートである。
図17は、パケットを送信先へ送信するときの実施の形態2における隣接無線装置の選択方法を説明するための図である。無線装置1のMACモジュール14Aは、パケットを無線装置9へ送信するとき、無線装置1の位置<x,y>および無線装置9の位置<x,y>を位置テーブル18から読み出す。
そして、無線装置1のMACモジュール14Aは、位置テーブル18から無線装置1の位置<x,y>および無線装置9の位置<x,y>を読み出すと、送信要求MRTSをマルチキャストするためのマルチキャストアドレスを送信要求MRTSのヘッダに格納し、無線装置1の位置<x,y>を自己の位置情報に格納し、無線装置9の位置<x,y>を送信先の位置情報に格納し、パケットに含まれるデータのデータサイズDをデータサイズに格納して送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を作成し、その作成した送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を隣接無線装置2〜5へマルチキャストする。
無線装置2のMACモジュール14Aは、無線装置1から送信された送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を受信し、その受信した送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとをルーティングモジュール20へ出力する。
無線装置2のルーティングモジュール20は、MACモジュール14Aから送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとを受け、その受けた送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]から無線装置1の位置<x,y>、送信先の位置<x,y>およびデータサイズDを検出する。そして、無線装置2のルーティングモジュール20は、位置テーブル18から無線装置2の位置<x,y>を検出する。
そうすると、無線装置2のルーティングモジュール20は、受信信号強度RSSIに基づいて、上述した方法によって送信レートR2を決定する。そして、無線装置2のルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートR2を式(2)に代入してbit transfer time2を演算する。
また、無線装置2のルーティングモジュール20は、無線装置1,2,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置1の位置<x,y>から無線装置9の位置<x,y>までの直線Lを描き、無線装置2の位置<x,y>から直線Lに対して下ろした垂線H3と直線Lとの交点X3の位置<xX3,yX3>を求める。そして、無線装置2のルーティングモジュール20は、無線装置1の位置<x,y>と、交点X3の位置<xX3,yX3>との距離をProgress1,2として求める(図17参照)。
そうすると、無線装置2のルーティングモジュール20は、演算したProgress1,2およびbit transfer time2を式(3)に代入して経路指標BTS2を演算し、その演算した経路指標BTS2および送信レートR2をMACモジュール14Aへ出力する。そして、無線装置2のMACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTS2および送信レートR2を受信し、その受信した経路指標BTS2を式(4)のBTSに代入して待ち時間WT2を演算し、その演算した待ち時間WT2を内蔵したタイマーに設定する。
また、無線装置3のMACモジュール14Aは、無線装置1から送信された送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を受信し、その受信した送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとをルーティングモジュール20へ出力する。
そして、無線装置3のルーティングモジュール20は、MACモジュール14Aから送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとを受け、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、bit transfer time3を演算する。
また、無線装置3のルーティングモジュール20は、無線装置1,3,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、無線装置1の位置<x,y>と、交点X4の位置<xX4,yX4>との距離であるProgress1,3を演算する(図17参照)。
そうすると、無線装置3のルーティングモジュール20は、演算したProgress1,3およびbit transfer time3を式(3)に代入して経路指標BTS3を演算し、その演算した経路指標BTS3および送信レートR3をMACモジュール14Aへ出力する。そして、無線装置3のMACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTS3および送信レートR3を受け、その受けた経路指標BTS3を式(4)のBTSに代入して待ち時間WT3を演算し、その演算した待ち時間WT3を内蔵したタイマーに設定する。
更に、無線装置4のMACモジュール14Aは、無線装置1から送信された送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を受信し、その受信した送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとをルーティングモジュール20へ出力する。
そして、無線装置4のルーティングモジュール20は、MACモジュール14Aから送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとを受け、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、bit transfer time4を演算する。
また、無線装置4のルーティングモジュール20は、無線装置1,4,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、無線装置1の位置<x,y>と、交点X5の位置<xX5,yX5>との距離であるProgress1,4を演算する(図17参照)。
そうすると、無線装置4のルーティングモジュール20は、演算したProgress1,4およびbit transfer time4を式(3)に代入して経路指標BTS4を演算し、その演算した経路指標BTS4および送信レートR4をMACモジュール14Aへ出力する。そして、無線装置4のMACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTS4および送信レートR4を受け、その受けた経路指標BTS4を式(4)のBTSに代入して待ち時間WT4を演算し、その演算した待ち時間WT4を内蔵したタイマーに設定する。
更に、無線装置5のMACモジュール14Aは、無線装置1から送信された送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]を受信し、その受信した送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとをルーティングモジュール20へ出力する。
そして、無線装置5のルーティングモジュール20は、MACモジュール14Aから送信要求MRTS=[ヘッダ/<x,y>/<x,y>/D]と、受信号強度RSSIとを受け、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、bit transfer time5を演算する。
また、無線装置5のルーティングモジュール20は、無線装置1,5,9の位置<x,y>,<x,y>,<x,y>に基づいて、無線装置2のルーティングモジュール20と同じ方法によって、無線装置1の位置<x,y>と、交点X6の位置<xX6,yX6>との距離であるProgress1,5を演算する(図17参照)。
そうすると、無線装置5のルーティングモジュール20は、演算したProgress1,5およびbit transfer time5を式(3)に代入して経路指標BTS5を演算し、その演算した経路指標BTS5および送信レートR5をMACモジュール14Aへ出力する。そして、無線装置5のMACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTS5および送信レートR5を受け、その受けた経路指標BTS5を式(4)のBTSに代入して待ち時間WT5を演算し、その演算した待ち時間WT5を内蔵したタイマーに設定する。
無線装置2〜5のMACモジュール14Aは、それぞれ、設定した待ち時間WT2〜WT5が満了すると、ルーティングモジュール20が受信信号強度RSSIに基づいて演算した送信レートR2〜R5を含む送信許可MCTSを生成して送信要求MRTSの送信元へ送信する。
待ち時間WTは、式(4)から明らかなように、経路指標BTSが相対的に大きくなると、相対的に短くなる。従って、経路指標BTS2〜BTS5のうちで最大の経路指標BTSを演算した無線装置(例えば、無線装置3)において、待ち時間WTが最も早く満了し、無線装置3のMACモジュール14Aは、最も早く送信レートR3を含む送信許可MCTS3を作成して無線装置1へ送信する。
この場合、無線装置2,4,5は、それぞれ、待ち時間WT2,WT4,WT5が満了してそれぞれ送信許可MCTS2,MCTS4,MCTS5を送信する前にキャリアセンスを行ない、無線通信空間が使用状態(無線装置3が送信許可MCTS3を無線装置1へ送信している)であることを検出するので、それぞれ、送信許可MCTS2,MCTS4,MCTS5をキャンセルする。
従って、無線装置1のMACモジュール14Aは、無線装置3からの送信許可MCTS3を受信し、送信許可MCTS3のヘッダに含まれる送信許可MCTS3の送信元(=無線装置3)のアドレスを検出する。そして、無線装置1のMACモジュール14Aは、キュー17から取り出したパケットを送信許可MCTSに含まれる送信レートR3で無線装置3へ送信する。その結果、パケットは、最も大きい経路指標BTSが得られた隣接無線装置(=無線装置3)へ送信される。
無線装置1からパケットを受信した無線装置3も、上述した方法によって、パケットを送信先(=無線装置9)へ送信するときの隣接無線装置を選択し、その選択した無線装置へパケットを送信する。
図18は、実施の形態2における通信方法を説明するためのフローチャートである。一連の動作が開始されると、送信側の無線装置txのMACモジュール14Aは、無線装置txの位置および送信先の無線装置dstの位置を位置テーブル18から取り出す。
送信側の無線装置txのMACモジュール14Aは、送信要求MRTSを隣接無線装置へマルチキャストするためのマルチキャストアドレスをヘッダに設定し、位置<xtx,ytx>を自己の位置情報に格納し、位置<xdst,ydst>を送信先の位置情報に格納し、パケットのデータサイズDをデータサイズに格納して送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]を作成する。そして、無線装置txのMACモジュール14Aは、送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]をマルチキャストする(ステップS21)。
そして、受信側の無線装置Rx(隣接無線装置のうちの1つの無線装置)のMACモジュール14Aは、無線装置txから送信された送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]を受信する(ステップS22)。
その後、無線装置RxのMACモジュール14Aは、その受信した送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]と、受信号強度RSSI_Rxとをルーティングモジュール20へ出力する。無線装置Rxのルーティングモジュール20は、送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]と、受信号強度RSSI_RxとをMACモジュール14Aから受け、その受けた送信要求MRTS=[ヘッダ/<xtx,ytx>/<xdst,ydst>/D]から位置<xtx,ytx>,<xdst,ydst>およびデータサイズDを検出する。
そして、無線装置txのルーティングモジュール20は、受信信号強度RSSI_Rxに基づいて、上述した方法によって送信レートR_Rxを演算する(ステップS23)。
引き続いて、無線装置Rxのルーティングモジュール20は、時間toverhead、データサイズDおよび送信レートR_Rxを式(2)に代入してbit transfer time_Rxを演算する(ステップS24)。
その後、無線装置Rxのルーティングモジュール20は、無線装置Rxの位置<xRx,yRx>を位置テーブル18から検出し、無線装置tx、無線装置Rxおよび無線装置dstの位置<xtx,ytx>,<xRx,yRx>,<xdst,ydst>に基づいて、上述した方法によって、無線装置txと無線装置Rxとの間のProgresstx,Rxを演算する(ステップS25)。
そうすると、無線装置Rxのルーティングモジュール20は、bit transfer time_RxおよびProgress_Rxを式(3)に代入して経路指標BTS_Rxを演算し(ステップS26)、その演算した経路指標BTS_Rxおよび送信レートR_RxをMACモジュール14Aへ出力する。
無線装置RxのMACモジュール14Aは、ルーティングモジュール20から経路指標BTS_Rxおよび送信レートR_Rxを受け、その受けた経路指標BTS_Rxを式(4)に代入して経路指標BTS_Rxに応じて決定される待ち時間WT_Rxを演算する(ステップS27)。そして、無線装置RxのMACモジュール14Aは、その演算した待ち時間WT_Rxを内蔵したタイマーに設定し、待ち時間WT_Rxが満了したか否かを判定する(ステップS28)。
待ち時間WT_Rxが満了すると、無線装置RxのMACモジュール14Aは、送信要求MRTSの送信元のMACアドレスMACaddress_txおよび無線装置RxのMACアドレスMACaddress_Rxをヘッダに設定し、送信レートR_Rxを送信レートに格納して送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]を作成する。そして、無線装置RxのMACモジュール14Aは、その作成した送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]を無線LANカード13へ出力する。
無線装置Rxの無線LANカード13は、送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]をMACモジュール14Aから受けると、キャリアセンスを行ない、無線通信空間が空いていれば、送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]を送信し(ステップS29)、キャリアセンスの結果、他の無線装置が無線通信を行なっていれば、送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]を破棄する。
なお、無線装置txに隣接する受信側の他の無線装置Rxも、上述したステップS22〜ステップS29を実行する。従って、最も短い待ち時間WT_Rxが設定された無線装置Rxだけが送信許可MCTSを無線装置txへ送信する。
送信側の無線装置txのMACモジュール14Aは、無線装置Rxから送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]を受信し(ステップS30)、その受信した送信許可MCTS=[ヘッダ/R_Rx]から送信許可MCTSの送信元のMACアドレスMACadd_Rxおよび送信レートR_Rxを検出する。
そして、無線装置txのMACモジュール14Aは、MACアドレスAMCadd_Rxをヘッダに設定してパケットPKTを作成する。その後、無線装置txのMACモジュール14Aは、その作成したパケットPKTを送信レートR_Rxで無線装置Rxへ送信する(ステップS31)。これによって、一連の動作は終了する。
パケットPKTを受信した無線装置は、パケットPKTを送信先の無線装置dstへ送信(中継)するとき、図18に示すフローチャートに従って、自己に隣接する隣接無線装置のうちからパケットPKTを送信すべき隣接無線装置を選択し、その選択した隣接無線装置へパケットPKTを送信する。
上述したように、送信側の無線装置txは、距離Progressが相対的に大きく、かつ、送信レートRが相対的に高い経路を選択し、その選択した経路に沿ってパケットPKTを送信する。
従って、この発明によれば、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮できる。
上述したように、実施の形態2においては、パケットPKTの受信側のn個の無線装置が自己における受信信号強度を用いて送信レートを決定するとともに、その決定した送信レートを用いてn個の経路指標BTSを演算し、その演算したn個の経路指標BTSのうち、最大の経路指標BTSを演算した無線装置が最も早く送信許可MCTSを送信要求MRTSの送信元へ送信する。そして、送信側の無線装置は、最も早く送信許可MCTSを送信した無線装置へパケットを送信する。従って、パケットの受信側の無線装置は、送信側の無線装置がパケットを送信先へ送信するときの経路を選択することになる。
この場合、受信側の無線装置において経路指標BTSを演算するときに用いられる送信レートRは、上述したように、受信側の無線装置における瞬時受信信号強度RSSIに基づいて決定されるため、パケットPKTの受信側の無線装置が経路指標BTSを用いてパケットPKTを送信する経路を選択する方法は、フェージングが発生する無線通信環境において適用される。フェージングが発生する無線通信環境においては、受信信号強度が変動するため、受信信号強度を検出する受信側の無線装置においてパケットを送信するときの経路を選択する方が経路を正確に選択できるからである。
なお、実施の形態2においては、送信要求MRTSは、「無線通信要求」を構成し、無線LANカード13、MACモジュール14Aおよびルーティングモジュール20は、「経路選択手段」を構成する。
また、送信要求MRTSを受信するMACモジュール14Aは、「受信手段」を構成し、送信要求MRTSに応じて、経路指標BTSを演算するルーティングモジュール20は、「演算手段」を構成する。
更に、経路指標BTSに応じて決定された待ち時間WTをタイマーに設定し、その設定した待ち時間WTが満了すると送信許可MCTSを送信するMACモジュール14Aは、「送信手段」を構成する。
更に、受信信号強度RSSIを検出する無線LANカード13は、「検出手段」を構成する。
その他は、実施の形態1と同じである。
上記においては、無線装置1〜9の各々は、移動体からなると説明したが、この発明においては、これに限らず、無線装置1〜9の各々は、静止していてもよい。この場合、各無線装置1〜9の位置<x,y>は、各時刻における位置ではなく、いずれかの時刻において計測された位置からなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な無線装置に適用される。また、この発明は、送信元から送信先までの無線通信時間を短縮可能な無線装置を備える無線通信ネットワークに適用される。
図1に示す無線装置の実施の形態1における構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す無線装置の構成を示す概略ブロック図である。 専用パケットの構成を示す概念図である。 位置テーブルの構成を示す図である。 ネイバーテーブルの構成を示す図である。 専用パケットの例を示す図である。 位置テーブルの例を示す図である。 ネイバーテーブルの例を示す図である。 パケット到達率と受信信号強度との関係を示す図である。 この発明における隣接無線装置間の距離を求める方法を説明するための図である。 パケットを送信するときの送信時間を説明するための図である。 パケットを送信先へ送信するときの隣接無線装置の選択方法を具体的に説明するための第1の図である。 パケットを送信先へ送信するときの隣接無線装置の選択方法を具体的に説明するための第2の図である。 実施の形態1における通信方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2における無線装置の構成を示す概略ブロック図である。 実施の形態2における送信要求および送信許可の構成を示す概略図である。 パケットを送信先へ送信するときの実施の形態2における隣接無線装置の選択方法を説明するための図である。 実施の形態2における通信方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1〜9 無線装置、10 無線通信ネットワーク、11 アンテナ、12 GPSアンテナ、13 無線LANカード、14,14A MACモジュール、15 GPS受信機、16 GPSモジュール、17 キュー、18 位置テーブル、19 TCP/IPモジュール、20 ルーティングモジュール、21 アプリケーション。

Claims (8)

  1. 自律的に確立され、送信元と送信先との間で無線通信が行なわれる無線通信ネットワークを構成する無線装置であって、
    当該無線装置から隣接無線装置までの距離が相対的に長く、かつ、前記隣接無線装置における送信レートが相対的に高い経路を選択する経路選択処理を行なう経路選択手段を備える無線装置。
  2. 前記経路選択手段は、パケットの送信側の無線装置に搭載される、請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記経路選択手段によって選択された経路に沿って前記パケットを送信する通信手段を更に備える、請求項2に記載の無線装置。
  4. 前記経路選択手段は、
    前記距離が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、前記送信レートが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標を演算する経路指標演算処理を当該無線装置に隣接するn(nは正の整数)個の隣接無線装置との間で実行する演算手段と、
    前記演算手段によって演算されたn個の経路指標のうち、最も大きい経路指標を有する経路を前記パケットを送信するための経路として選択する選択手段とを含む、請求項2または請求項3に記載の無線装置。
  5. 前記経路選択手段は、前記パケットの受信側の無線装置に搭載される、請求項1に記載の無線装置。
  6. 前記経路選択手段は、
    前記パケットの送信側の無線装置から無線通信要求を受信する受信手段と、
    前記無線通信要求に応じて、前記距離が相対的に長くなれば、値が相対的に大きくなり、前記送信レートが相対的に高くなれば、値が相対的に大きくなる経路指標を演算する演算手段と、
    前記演算手段によって演算された経路指標の値が相対的に大きくなれば、相対的に早いタイミングで無線通信許可を前記パケットの送信側の無線装置へ送信する送信手段とを含む、請求項5に記載の無線装置。
  7. 前記経路選択手段は、当該無線装置における受信信号強度を検出する検出手段を更に含み、
    前記受信手段は、前記パケットの送信側の無線装置の位置を含む前記無線通信要求を受信し、
    前記演算手段は、前記無線通信要求に含まれる前記パケットの送信側の無線装置の位置を用いて前記距離を演算し、前記検出手段によって検出された受信信号強度を用いて前記送信レートを演算するとともに、その演算した距離および送信レートを用いて前記経路指標を演算する、請求項6に記載の無線装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線装置を備える無線通信ネットワーク。
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