JP2008221977A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】空気入りタイヤの両端が陸部列内で終端する周方向短溝から発生する気柱管共鳴音を低減し、高周波騒音の発生を抑制する。
【解決手段】空気入りタイヤ1の外側主溝11とトレッド端TEとの間に挟まれたショルダ陸部列22に、両端がショルダ陸部列22のブロック22B内で終端する周方向短溝15を複数形成し、各周方向短溝15に細溝16を配設する。細溝16は、一端が周方向短溝15に開口して他端がショルダ陸部列22のブロック22B内で終端する溝であり、略タイヤ幅方向に形成されている。この細溝16の一端を、高周波数の気柱管共鳴音を発生する周方向短溝15の両端のそれぞれに開口させ、それらの溝内同士を連通させる。
【選択図】 図1
【解決手段】空気入りタイヤ1の外側主溝11とトレッド端TEとの間に挟まれたショルダ陸部列22に、両端がショルダ陸部列22のブロック22B内で終端する周方向短溝15を複数形成し、各周方向短溝15に細溝16を配設する。細溝16は、一端が周方向短溝15に開口して他端がショルダ陸部列22のブロック22B内で終端する溝であり、略タイヤ幅方向に形成されている。この細溝16の一端を、高周波数の気柱管共鳴音を発生する周方向短溝15の両端のそれぞれに開口させ、それらの溝内同士を連通させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トレッド部のタイヤ周方向に延びる主溝により区画された陸部列内に、両端が陸部列内で終端する周方向短溝を備えた空気入りタイヤに関し、特に、周方向短溝で発生する気柱管共鳴音を低減して、高速走行時等の高周波騒音を低下させた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、一般に、トレッド部の路面と接する外周面(踏面)に、要求させるタイヤ性能等に応じて、各種の溝やサイプ等からなるトレッドパターンが形成されている。このトレッドパターンの代表的なものとして、従来、タイヤ周方向に延びる複数の主溝により複数の陸部列を形成し、その陸部列の一部にタイヤ幅方向に延びる複数のラグ溝を設けてブロック状に区画したブロックパターンが知られている。
図3は、特許文献に記載されたものではないが、このような従来の空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を展開して示す平面図であり、そのタイヤ周方向の一部を模式的に示す。
この空気入りタイヤ90は、図示のように、タイヤ周方向(図では上下方向)に延びる4本の主溝10、11と、それらにより区画された5つ(5列)の陸部列20、21、22と、陸部列21、22内に配置されたタイヤ幅方向(図では左右方向)に傾斜等して延びる複数のラグ溝12、13と、を備えている。
この空気入りタイヤ90は、図示のように、タイヤ周方向(図では上下方向)に延びる4本の主溝10、11と、それらにより区画された5つ(5列)の陸部列20、21、22と、陸部列21、22内に配置されたタイヤ幅方向(図では左右方向)に傾斜等して延びる複数のラグ溝12、13と、を備えている。
主溝10、11は、タイヤ周方向に略平行に延びる平行部分と、タイヤ周方向に傾斜して延びる傾斜部分とが交互に配置されるとともに、その平行部分の位置が、タイヤ周方向に沿って、タイヤ幅方向の両側に交互にずらせて互い違いに配置された屈曲形状(以下、このような形状をクランク状という)に形成されている。
この空気入りタイヤ90では、タイヤ赤道面CLを挟んで両側に中央側主溝10を、そのタイヤ幅方向両外側に外側主溝11をそれぞれ配置し、これらにより区画して、タイヤ赤道面CL上のセンタ陸部列20、そのタイヤ幅方向両外側の中間陸部列21、及びタイヤ幅方向最外側(ショルダ部側)のショルダ陸部列22を形成している。また、中間陸部列21に、タイヤ幅方向に略傾斜して延びる複数のラグ溝12を形成して、タイヤ周方向に配列された複数のブロック21Bに区画し、同様に、ショルダ陸部列22に、タイヤ幅方向に略湾曲して延びる複数のラグ溝13を形成して、タイヤ周方向に配列された複数のブロック22Bに区画している。
更に、これら各ブロック21B、22Bのそれぞれに、略タイヤ幅方向や周方向に傾斜又は湾曲して延びる複数のサイプ19を形成するとともに、ショルダ陸部列22の各ブロック22B内に、タイヤ周方向に傾斜して延びる1本の周方向短溝15を配置している。この周方向短溝15は、両端がショルダ陸部列22(ブロック22B)内で終端する、長手方向(タイヤ周方向)の長さが短い溝であり、主に、周囲の各溝11、13等に開口させないことで、ショルダ陸部列22の剛性低下を抑制しつつ、そのタイヤ幅方向のエッジ成分を増やすため等に設けられる。
このような空気入りタイヤ90のトレッドパターンは、排水性能が高く操縦安定性能等に優れるため、例えば乗用車用タイヤや、トラックやバス等の重荷重用タイヤ等、種々の空気入りタイヤに広く採用されている。ところが、このようなトレッドパターンを備えた空気入りタイヤ90では、接地時に主溝10、11や周方向短溝15等の溝部分から比較的大きな音が発生し、走行時における騒音が問題になることがある。
この騒音は、主に、トレッド部の各溝10、11、15部分が接地する際に、路面との間に形成される溝内の管状の空洞(気柱管)における共鳴現象に起因して発生するため気柱管共鳴音と呼ばれており、転動・接地による外力で気柱管内の空気が振動及び共鳴することで発生する。そのため、この気柱管共鳴音は、気柱管の長さ(各溝の接地長)と音速とにより共鳴周波数がほぼ決定し、各溝形状等に応じて特定の周波数帯の共鳴音が大きくなる等して、車内又は車外において騒音として認識される。例えば、両端がショルダ陸部列22内で終端する周方向短溝15は、主溝10、11に比べて気柱管の長さが短くなるため、高速走行(例えば100km/h以上)時等に、より周波数の高い高周波の騒音が発生する傾向がある。これは、空気入りタイヤ90が高速転動する際に、転動・接地による外力で周方向短溝15の溝幅等が急変動して、その容積が変化する等し、これにより、高周波振動が発生して閉じた気柱管内の空気が振動及び共鳴等することで発生するものであり、特に、約4500Hz付近の周波数帯を中心に音圧レベルが大きくなる。従って、この従来の空気入りタイヤ90では、走行時に、主溝10、11等から発生する相対的に低周波数の騒音に加えて、周方向短溝15からの高周波騒音の発生も問題となる。
このような問題に対処するため、従来、トレッドパターンのタイヤ周方向に沿った繰り返し模様の間隔(ピッチ)等を、所定のパターンで順次変化させる等して不規則化(イレギュラー化)し、走行時の騒音をホワイトノイズ化して低下させる、いわゆるピッチバリエーション手法が広く利用されている(特許文献1参照)。
このピッチバリエーション手法では、トレッドパターンにタイヤ周方向に沿って繰り返し配置される所定の模様(トレッド構成要素)を、タイヤ周方向の長さ等の異なる相似形の複数のものから構成し、この複数の模様をタイヤ周方向に沿ってランダムに配列させる等してトレッドパターンを形成する。この手法では、このようなランダム配列により、主溝10、11等から発生する共鳴音の周波数を分散させて感知し難くするとともに、各周波数の音圧レベルを平滑化させて走行時に発生する騒音を低減させている。
しかしながら、この手法は、主に主溝10、11等のトレッドパターン全体から発生する騒音を、全体として低減することを目的とするものであり、比較的短い気柱管から発生する特定の高周波数帯の共鳴音等、特定の騒音に対しては充分な低減効果が得難いという問題がある。従って、この手法では、上記した両端がショルダ陸部列22内で終端する周方向短溝15から発生する気柱管共鳴音を効果的に低減できず、空気入りタイヤ90の高速走行時等の高周波騒音を低下させるのは難しい。
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、タイヤ周方向に延びる主溝により区画された陸部列を備えた空気入りタイヤの、両端が陸部列内で終端する周方向短溝から発生する気柱管共鳴音を低減し、高周波騒音の発生を抑制することである。
請求項1の発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、該主溝により区画された複数の陸部列と、該陸部列内に配置された前記主溝と交差する方向に延びる複数のラグ溝と、を備えた空気入りタイヤであって、前記ラグ溝が配置された少なくとも1つの前記陸部列内に、タイヤ周方向に延び(ここでは、タイヤ周方向に平行な場合に加えて、同方向に対して所定の角度で傾斜又は湾曲して延びる等、タイヤ周方向の要素を含んで延びることをいう)、両端が該陸部列内で終端する複数の周方向短溝を有し、該周方向短溝に、一端が該周方向短溝に開口して他端が前記陸部列内で終端する少なくとも1つの細溝を連通させたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された空気入りタイヤにおいて、前記周方向短溝の両端のそれぞれに、前記細溝を連通させたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝が、前記周方向短溝に開口する一端から前記他端に向かってタイヤ幅方向に形成(ここでは、タイヤ幅方向に平行な場合に加えて、同方向に対して所定の角度で傾斜又は湾曲して延びる等、タイヤ幅方向の要素を含んで形成されていることをいう)されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝のタイヤ半径方向の深さが、前記周方向短溝のタイヤ半径方向の深さよりも浅いことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝の溝幅が、1〜2mmの範囲内にあることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記周方向短溝及び前記細溝が、タイヤ幅方向最外側の前記陸部列に配置されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された空気入りタイヤにおいて、前記周方向短溝の両端のそれぞれに、前記細溝を連通させたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝が、前記周方向短溝に開口する一端から前記他端に向かってタイヤ幅方向に形成(ここでは、タイヤ幅方向に平行な場合に加えて、同方向に対して所定の角度で傾斜又は湾曲して延びる等、タイヤ幅方向の要素を含んで形成されていることをいう)されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝のタイヤ半径方向の深さが、前記周方向短溝のタイヤ半径方向の深さよりも浅いことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記細溝の溝幅が、1〜2mmの範囲内にあることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記周方向短溝及び前記細溝が、タイヤ幅方向最外側の前記陸部列に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、タイヤ周方向に延びる主溝により区画された陸部列を備えた空気入りタイヤの、両端が陸部列内で終端する周方向短溝から発生する気柱管共鳴音を低減でき、高周波騒音の発生を抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の空気入りタイヤは、例えば乗用車用タイヤや重荷重用タイヤ等の空気入りタイヤであり、一対のタイヤビード部に配置されたビードコアや、その間に渡ってトロイダル状に延びる少なくとも一層のカーカス層、トレッド部のカーカス層の外周側に配置されたベルト層、及び所定のトレッドパターンが形成されたトレッドゴムを備える等、公知の空気入りタイヤの構造を有する。
本実施形態の空気入りタイヤは、例えば乗用車用タイヤや重荷重用タイヤ等の空気入りタイヤであり、一対のタイヤビード部に配置されたビードコアや、その間に渡ってトロイダル状に延びる少なくとも一層のカーカス層、トレッド部のカーカス層の外周側に配置されたベルト層、及び所定のトレッドパターンが形成されたトレッドゴムを備える等、公知の空気入りタイヤの構造を有する。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1のトレッドパターンを展開して示す平面図であり、そのタイヤ周方向の一部を模式的に示す。
空気入りタイヤ1は、図示のように、トレッド部2に、タイヤ周方向(図では上下方向)に延びる複数(ここでは4本)の主溝10、11と、それらにより区画されたタイヤ周方向に延在する複数(ここでは5つ)の陸部列20、21、22と、陸部列(ここでは陸部列21、22)内に配置された主溝10、11と交差する方向、例えば略タイヤ幅方向(図では左右方向)に傾斜又は湾曲等して延びる複数のラグ溝12、13と、を備えている。
空気入りタイヤ1は、図示のように、トレッド部2に、タイヤ周方向(図では上下方向)に延びる複数(ここでは4本)の主溝10、11と、それらにより区画されたタイヤ周方向に延在する複数(ここでは5つ)の陸部列20、21、22と、陸部列(ここでは陸部列21、22)内に配置された主溝10、11と交差する方向、例えば略タイヤ幅方向(図では左右方向)に傾斜又は湾曲等して延びる複数のラグ溝12、13と、を備えている。
主溝10、11は、タイヤ赤道面CLを挟んで配置された2本の中央側主溝10と、中央側主溝10とトレッド部2のタイヤ幅方向外側端(トレッド端)TEとの間にそれぞれ配置された2本の外側主溝11と、からなる。これら主溝10、11は、それぞれタイヤ赤道面CLを挟んで所定の略対称なタイヤ幅方向位置に配置されており、中央側主溝10は、タイヤ赤道面CLに比較的近い位置に配置されて互いのタイヤ幅方向の間隔(距離)が短くなっている。一方、外側主溝11は、中央側主溝10とトレッド端TEとの略中間位置付近に配置されて、中央側主溝10及びトレッド端TEとの間のタイヤ幅方向の距離が、中央側主溝10同士の距離よりも長くなっている。
これら各主溝10、11は、要求されるタイヤ性能等に応じて、例えば直線状や、又はジグザグ状、波状、クランク状に屈曲等しつつタイヤ周方向に延びるように形成されるが、この空気入りタイヤ1では、全ての主溝10、11が、上記したクランク状の屈曲形状に形成されている。また、主溝10、11は、外側主溝11が僅かに幅広に形成されているが、そのタイヤ半径方向の深さや、クランク形状のタイヤ幅方向のずれ幅及びピッチ等が同程度に形成されており、共にタイヤ接地長よりも短い長さで屈曲して、互いに位相(屈曲位置)をタイヤ周方向に所定のパターンでずらせて配置されている。
陸部列20、21、22は、2本の中央側主溝10間に配置されたタイヤ赤道面CL上に位置するセンタ陸部列20と、中央側主溝10と外側主溝11との間に配置された2つの中間陸部列21と、外側主溝11のタイヤ幅方向外側に配置されたタイヤ幅方向最外側(ショルダ部側)に位置する2つのショルダ陸部列22と、からなる。
これら各陸部列20、21、22は、タイヤ幅方向のエッジ部及び溝壁が、それらを区画する各主溝10、11の形状等に対応してクランク状に、タイヤ幅方向に屈曲しながらタイヤ周方向に延びるように形成されている。即ち、センタ陸部列20と中間陸部列21は、タイヤ幅方向の両側(中央側主溝10及び外側主溝11側)が、ショルダ陸部列22は、タイヤ幅方向の内側(外側主溝11側)のみが、それぞれクランク状に形成されている。また、これら各陸部列20、21、22のタイヤ幅方向の幅は、それらを区画する主溝10、11等の配置に対応して、センタ陸部列20が最も狭く、中間陸部列21、ショルダ陸部列22の順に広くなっている。
この中間陸部列21には、僅かに湾曲しつつ略タイヤ幅方向に傾斜して延びる複数のラグ溝12が、主溝10、11の溝幅よりも狭い溝幅に形成されて、タイヤ周方向に繰り返し配置されている。各ラグ溝12は、タイヤ赤道面CLを挟んだ両側の中間陸部列21間で、タイヤ幅方向に対して略同一方向に傾斜するように形成され、それぞれ両端が、中間陸部列21を挟む中央側主溝10及び外側主溝11に開口して、中間陸部列21をタイヤ幅方向に横断している。また、このラグ溝12は、各主溝10、11のタイヤ周方向に対して傾斜して延びる各傾斜部分に開口し、それらに対応する中間陸部列21の両タイヤ幅方向の傾斜したエッジ部及び溝壁同士を連結して、中間陸部列21をタイヤ周方向に分断している。その結果、中間陸部列21は、タイヤ周方向に配列された複数のブロック状部分(以下、ブロックという)21Bに区画される。
同様に、ショルダ陸部列22には、略タイヤ幅方向に湾曲して延びる複数のラグ溝13が、主溝10、11の溝幅よりも狭い溝幅に形成されて、タイヤ周方向に繰り返し配置されている。各ラグ溝13は、両トレッド端TE側のショルダ陸部列22間で、逆方向に湾曲するように形成され、それぞれ両端が、ショルダ陸部列22を挟む外側主溝11及びトレッド端TEに開口して、ショルダ陸部列22をタイヤ幅方向に横断している。また、このラグ溝13は、一端が外側主溝11のタイヤ周方向と略平行に延びる各平行部分に、かつ、そのタイヤ周方向の略中間位置に開口し、ショルダ陸部列22をタイヤ周方向に分断して、タイヤ周方向に配列された複数のブロック22Bに区画している。
本実施形態の空気入りタイヤ1では、これらブロック状に区画された陸部列21、22に対し、センタ陸部列20には、タイヤ幅方向に横断するラグ溝等の溝を配置せず、センタ陸部列20をタイヤ周方向に連続して延びる連続陸部列にしている。また、中間陸部列21(ブロック21B)とショルダ陸部列22(ブロック22B)には、ラグ溝12、13に加えて、略タイヤ幅方向や周方向に傾斜又は湾曲等して延びる複数のサイプ19を、それぞれ所定位置に配置している。
更に、この空気入りタイヤ1では、ラグ溝12、13が配置された少なくとも1つの陸部列21、22内に、タイヤ周方向に延び、その両端が陸部列21、22内で終端する複数の周方向短溝15を有し、その各周方向短溝15に少なくとも1つの細溝16を連通させている。本実施形態では、両トレッド端TE側のショルダ陸部列22内に、複数の周方向短溝15を、それぞれタイヤ周方向に略平行に、又は傾斜や湾曲(ここでは傾斜)して延びる等、タイヤ周方向に形成し、かつタイヤ周方向に繰り返し配置している。また、これら各周方向短溝15に2つの細溝16の一端を開口させて、それら各溝15、16の内部を互いに連通させている。
周方向短溝15は、溝幅が、主溝10、11及びラグ溝12、13の溝幅よりも狭く形成され、ショルダ陸部列22の各ブロック22B内に1本ずつ、それぞれ略同一のタイヤ幅方向位置に配置されている。各周方向短溝15は、タイヤ周方向に傾斜して延びるとともに、各ショルダ陸部列22内及び、両トレッド端TE側のショルダ陸部列22間で、タイヤ周方向に対して略同一方向に傾斜するように形成されている。この周方向短溝15は、両端が、各ブロック22Bを区画する外側主溝11、タイヤ周方向に隣接する一対のラグ溝13、及びトレッド端TEのいずれにも開口せずに、ショルダ陸部列22(ブロック22B)内で終端する、長手方向(タイヤ周方向)の長さが短い溝であり、周囲の各溝11、13等に開口させないことでショルダ陸部列22の剛性低下を抑制しつつ、そのタイヤ幅方向のエッジ成分を増やすために設けられている。
細溝16は、溝幅が、他の主溝10、11、ラグ溝12、13、及び周方向短溝15の溝幅よりも細く(狭く)形成された、一端が周方向短溝15に開口し、他端が周方向短溝15と同様にショルダ陸部列22(ブロック22B)内で終端する、例えばタイヤ幅方向や周方向に略平行に、又は傾斜や湾曲等して延びる溝である。
この空気入りタイヤ1では、各周方向短溝15のタイヤ周方向の両端に、それぞれ1つの細溝16の一端を開口させ、周方向短溝15の両端のそれぞれに細溝16を連通させている。また、細溝16は、周方向短溝15に開口する一端から他端(終端)に向かって、タイヤ幅方向に略平行に、又は傾斜や湾曲(ここでは僅かに傾斜)して延びる等、タイヤ幅方向に形成され、周方向短溝15の一端側ではタイヤ幅方向内側(外側主溝11側)に向かって、他端側ではタイヤ幅方向外側(トレッド端TE側)に向かって、それぞれ所定長さに形成されている。加えて、この細溝16は、タイヤ半径方向の深さが連通する周方向短溝15のタイヤ半径方向の深さよりも浅く、かつ溝幅が1〜2mmの範囲内に形成されるとともに、端部間の長さが、周方向短溝15の長さよりも短く形成されている。
本実施形態の空気入りタイヤ1では、以上説明した各トレッド構成要素を、上記したピッチバリエーション手法により、タイヤ周方向に沿って所定のパターンで順次変化させる等して、トレッドパターンの模様をタイヤ周方向等に沿って不規則化させている。即ち、各主溝10、11のクランク状の各部のタイヤ周方向長さを所定のパターンで変化させ、かつ、それに合わせて各ラグ溝12、13のタイヤ周方向の配置間隔や形状、及び周方向短溝15の長さ等を変化させて、各ブロック21B、22Bのタイヤ周方向の長さや形状(大きさ)、及び各主溝10、11の溝壁のタイヤ周方向長さやタイヤ幅方向位置等、各トレッド構成要素をタイヤ周方向に沿って順次変化させている。これにより、タイヤ周方向に沿って繰り返し配置される所定の模様を、タイヤ周方向の間隔(長さ)や形状等の異なる相似形の複数のものから構成し、この複数の模様を、タイヤ周方向に沿ってランダムに配列させる等してトレッドパターンを形成している。
その結果、この空気入りタイヤ1では、主溝10、11等から発生する共鳴音の周波数が分散されてホワイトノイズ化するため、特定の周波数の音が大きくなるのを抑制して感知し難くできるとともに、各周波数の音圧レベルを平滑化することもでき、走行時にトレッドパターン全体から発生する騒音を、全体的に低減することができる。
また、この空気入りタイヤ1では、高周波数の気柱管共鳴音を発生する周方向短溝15のそれぞれに細溝16を連通させたため、その気柱管の容積を増加させることができ、高速走行(例えば100km/h以上)時等に、閉じた気柱管内に生じる急激な容積変化及び、それに伴い発生する高周波振動を相対的に小さくすることができる。このように、気柱管(周方向短溝15)内の空気に作用する高周波振動が緩和されると同時に、細溝16により、周方向短溝15部分に形成される気柱管の形状が不規則になる等して共鳴が生じ難くなるため、その空気の振動及び共鳴を低減することができる。その結果、周方向短溝15から発生する気柱管共鳴音、特に約4500Hz付近の周波数帯を中心とした高周波数の共鳴音の音圧レベルを低下させることができる。
従って、本実施形態の空気入りタイヤ1によれば、両端がショルダ陸部列22内で終端する周方向短溝15から発生する高周波数の気柱管共鳴音を効果的に低減でき、高速走行時等に高周波騒音が発生するのが抑制されて、より快適な高速走行等を実現することができる。
また、この空気入りタイヤ1では、細溝16を、周方向短溝15の両端のそれぞれに連通させたため、上記した気柱管内の空気の振動及び共鳴を低減する効果を、周方向短溝15の長手方向の両側から略均等に作用させることができ、気柱管共鳴音を、より効果的に低減することができる。更に、細溝16をタイヤ幅方向に、即ち、連通する周方向短溝15の延びる方向と略直交する方向に形成したため、ブロック22B内で延びる溝の延在方向が分散される等して、ブロック22Bの剛性低下が抑制され、必要なブロック剛性を確保することができる。
ここで、タイヤ幅方向最外側のショルダ陸部列22には、転動時に大きな負荷や外力等が作用する傾向があるため、本実施形態のように、ショルダ陸部列22に周方向短溝15が形成されている場合には、そこから大きな高周波振動及び気柱管共鳴音が発生する恐れがある。従って、このような周方向短溝15には、少なくとも1つの細溝16を連通させるのが望ましい。
また、細溝16のタイヤ半径方向の深さは、連通する周方向短溝15のタイヤ半径方向の深さよりも浅く形成するのが望ましく、このようにすることで、高周波騒音を低減しつつ、ショルダ陸部列22(ブロック22B)の剛性低下も極力抑制することができる。更に、細溝16の溝幅が、1mmよりも狭い場合には、その気柱管共鳴音を低減する効果が低下して高周波騒音が発生し易くなる恐れがあり、逆に、2mmよりも広い場合には、ブロック22Bの剛性が低下する恐れがある。従って、細溝16の溝幅は、1〜2mmの範囲内に形成するのが望ましく、このようにすることで、高周波騒音を低減しつつ、ブロック22Bの剛性低下も極力抑制することができる。加えて、細溝16の長さを長くした場合には、ブロック22Bの剛性が低下する恐れがあるため、細溝16は、周方向短溝15よりも短く形成する等、その気柱管共鳴音を抑制し得る充分な長さに形成すればよい。
なお、本実施形態では、周方向短溝15がショルダ陸部列22に形成された空気入りタイヤ1を例に採り説明したが、中間陸部列21等の他の陸部列に周方向短溝15が形成されている場合には、それらに細溝16を設けることで、上記と同様の効果を得ることができる。また、細溝16は、周方向短溝15の長さ等に応じて、1本の周方向短溝15に1本、又は3本以上連通させてもよく、周方向短溝15の両端以外に、例えば長手方向の略中間位置等の他の位置に開口させてもよい。更に、本実施形態では、ショルダ陸部列22のエッジ成分を増やすための周方向短溝15を例に採り説明したが、例えば陸部列やブロックの剛性を調節するためのものや、偏摩耗を抑制するためのもの等、この周方向短溝15と同様に、両端が陸部列内で終端する他の目的の周方向短溝に細溝16を設けてもよい。
(タイヤ試験)
本発明の効果を確認するため、以上説明したトレッドパターン(図1参照)を備えた実施例の空気入りタイヤ1(以下、実施品という)と、その周方向短溝15に細溝16を設けていない従来例(比較例)(図3参照)の空気入りタイヤ90(以下、従来品という)とを試作して、以下の条件で騒音の比較試験を行った。
本発明の効果を確認するため、以上説明したトレッドパターン(図1参照)を備えた実施例の空気入りタイヤ1(以下、実施品という)と、その周方向短溝15に細溝16を設けていない従来例(比較例)(図3参照)の空気入りタイヤ90(以下、従来品という)とを試作して、以下の条件で騒音の比較試験を行った。
実施品と従来品は、ともにJATMA YEAR BOOK(2006、日本自動車タイヤ協会規格)で定めるタイヤサイズ235/60R16 99Tの乗用車用ラジアルプライタイヤである。これらは、細溝16以外は全て略同一に形成し、その周方向短溝15は、ともに溝幅3mm、長さ10mm、深さ5mmに形成した。また、実施品の細溝16は、溝幅1.5mm、長さ3mm、深さ2mmに形成した。
騒音試験は、実施品と比較品から発生する全周波数領域における音圧分布を以下の条件で測定し、その結果を比較して評価した。試験では、16×6.5Jのリムを使用し、これに実施品と比較品をリム組みしてタイヤ空気圧を210kPaに調節した。また、これら各タイヤをそれぞれ車両に装着し、1名乗車した荷重条件で、テストコース内を速度60mph(mile per hour)で走行させて路面ノイズ(騒音)を測定した。
図2は、この騒音試験の結果を示す線図(グラフ)であり、それぞれ図の横軸は周波数(単位、Hz)、縦軸は音圧レベル(単位、dB(A))である。また、図中、実施品の測定結果は実線Xで、従来品の測定結果は点線Yで示す。
測定の結果、図示のように、従来品(点線Y)では、約4500Hz付近(図のK領域)を中心とする高周波数領域で、音圧レベルが急上昇してピーク状の大きな騒音が発生していた。これに対し、実施品(実線X)では、全体としての音圧レベルの分布は従来品と同様に変化していたが、約4500Hz付近の音圧レベルが低下してピークが消滅しており、高周波数領域の騒音が大きく低減したことが分かった。
また、これら実施品と比較品を実車に装着し、100km/hの高速度で走行して官能評価を行った結果、従来品で感じられた「シャー、シャー、シャー」という高周波数の連続音が実施品では感じられず、高周波騒音を抑制できることが確認できた。
以上の結果から、本発明により、タイヤ周方向に延びる主溝により区画された陸部列を備えた空気入りタイヤの、両端が陸部列内で終端する周方向短溝から発生する気柱管共鳴音を低減でき、高周波騒音の発生を抑制できることが証明された。
1・・・空気入りタイヤ、2・・・トレッド部、10・・・中央側主溝、11・・・外側主溝、12・・・ラグ溝、13・・・ラグ溝、15・・・周方向短溝、16・・・細溝、19・・・サイプ、20・・・センタ陸部列、21・・・中間陸部列、21B・・・ブロック、22・・・ショルダ陸部列、22B・・・ブロック、CL・・・タイヤ赤道面、TE・・・トレッド端。
Claims (6)
- トレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、該主溝により区画された複数の陸部列と、該陸部列内に配置された前記主溝と交差する方向に延びる複数のラグ溝と、を備えた空気入りタイヤであって、
前記ラグ溝が配置された少なくとも1つの前記陸部列内に、タイヤ周方向に延び、両端が該陸部列内で終端する複数の周方向短溝を有し、
該周方向短溝に、一端が該周方向短溝に開口して他端が前記陸部列内で終端する少なくとも1つの細溝を連通させたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1に記載された空気入りタイヤにおいて、
前記周方向短溝の両端のそれぞれに、前記細溝を連通させたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1または2に記載された空気入りタイヤにおいて、
前記細溝が、前記周方向短溝に開口する一端から前記他端に向かってタイヤ幅方向に形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
前記細溝のタイヤ半径方向の深さが、前記周方向短溝のタイヤ半径方向の深さよりも浅いことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
前記細溝の溝幅が、1〜2mmの範囲内にあることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
前記周方向短溝及び前記細溝が、タイヤ幅方向最外側の前記陸部列に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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