JP2008217924A - 光ディスク装置及びその情報記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、情報を記録した光ディスク装置以外の装置においては光ディスクそのものを識別できなくして光ディスクに記録された情報の機密を保護することができる光ディスク装置及びその記録再生方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、記録動作の際に前記指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて所定の領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録する。
【選択図】図3
【解決手段】光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、記録動作の際に前記指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて所定の領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録する。
【選択図】図3
Description
本発明は光ディスクに記録したデータの機密を保護することができる光ディスク装置及びその記録再生方法に関するものである。
パーソナルコンピュータなどの外部記録装置として光学的に記録又は再生ができる光ディスクに記録する光ディスク装置が用いられることが多い。この光ディスクは光ディスク装置に着脱可能であり、必要なとき必要な情報を記録して他の人に配布したり、所望に応じてデータのバックアップとして個人的利用のために記録して保管することができる。また、記録された情報は、配布された情報を再生し利用したり、データが破損したりしたときなど必要に応じてバックアップデータを再生してデータを復元することができて非常に便利である。この光ディスクに記録された情報は、記録した光ディスク装置での再生だけでなく他の光ディスク装置でも再生できるように互換性をもたせて記録するのが一般的である。
これらの光学的に記録可能な光ディスクの種類は複数の種類があり追記型の光ディスクであるCD−R、DVD−Rなどや書換型の光ディスクであるCD−RW、DVD±RW、DVD−RAMなどが使用されている。
なお、光ディスクにはその内周領域に光ディスクの固有情報を予め記録している固有情報領域があり、この領域に光ディスク自体の媒体IDなどが格納されている。
一方、記録された光ディスクが盗難にあったときには情報の流出や漏洩が生じるので、機密保護が必要な情報を保存したディスクは施錠ができる場所に保存するか、光ディスクに記録するときに記録した情報にパスワードなどで保護する方法を用いることがあった。
また、装置IDと媒体IDとを暗号化して記録し、再生のときに暗号を復号する鍵を入力して復号する方法があった(例えば、特許文献1)。
特開平9−134311号公報
しかしながら従来の技術では、光ディスクに記録されている固有情報は残したまま暗号化などによってデータの機密を保護するものであり光ディスクそのものの種類は識別できるので、暗号の鍵を入手して改竄されたら、最悪のときには機密データが復元できる可能性もあり情報を流出する危険性を有する課題があった。
本発明は、情報を記録した光ディスク装置以外の装置においては光ディスクそのものを識別できなくして光ディスクに記録された情報の機密を保護し記録した装置でのみ情報を再生することができる光ディスク装置及びその記録再生方法を提供することを目的とする。
かかる問題を解決するため、本発明は、光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、記録動作の際に、前記指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて固有情報領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録し、一方、再生動作の際、固有情報領域から第1固有情報を読出せない場合、所定領域から第2固有情報を読出し、第2固有情報が本装置を示す場合、所定領域から第1固有情報を読出し、光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、光ディスクに記録された情報を再生する制御手段と、を具備するものである。
本発明は、光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録及び読出し手段と、光ディスクの基板厚情報を識別する手段と、基板厚情報に基づいて前記光ディスクの固有情報領域を読出し読出した固有情報領域にランダムデータを記録して光ディスクを識別できなくするとともに、光ディスクの所定の記録領域に装置の固有情報とともに前記固有情報を記録することにより、従来の装置においては光ディスクの識別をできなくすることができる。また、情報を記録した装置では、光ディスクを識別できないときに所定の記憶領域を読取、読取った情報により光ディスクの固有情報及び情報を記録した装置を識別するので、情報を記録した光ディスク装置でのみ情報を再生するようにすることができるようになる。従って、情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
また、本装置に接続されたパーソナルコンピュータで動作するソフトウェアを動作させてユーザが機密を要する情報を記録するときだけ本装置でのみ再生可能とする指示を本装置に送ることにより、本装置以外では光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を読出せなくする光ディスクとすることができるので、機密保護を必要とする光ディスクだけに適用し、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項1記載の発明は、光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、記録動作の際に本装置でのみ再生可能とする指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて所定の領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録する制御手段を備えたものである。
この構成によれば、光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録及び読出し手段と、光ディスクの基板厚情報を識別する手段と、基板厚情報に基づいて光ディスクの固有情報領域を読出し、読出した固有情報領域にランダムデータを記録して光ディスクを識別できなくするとともに、光ディスクの所定の記録領域に装置の固有情報とともに光ディスクの固有情報を記録することにより、従来の装置においては光ディスクの識別をできなくすることができる。また、情報を記録した装置では、光ディスクを識別できないときに所定の記憶領域を読取、読取った情報により光ディスクの固有情報及び情報を記録した装置を識別するので、情報を記録した光ディスク装置でのみ情報を再生するようにすることができるようになる。従って、情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
また、本装置に接続されたパーソナルコンピュータで動作するソフトウェアを動作させてユーザが機密を要する情報を記録するときだけ本装置でのみ再生可能とする指示を本装置に送ることにより、本装置以外では光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を読出せなくする光ディスクとすることができるので、機密保護を必要とする光ディスクだけに適用し、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項2記載の発明は、光ディスクの種類を示す第1固有情報及び光ディスクに情報を記録した装置を示す第2固有情報を規格で定められた第1固有情報を記録する固有情報領域とは異なる所定領域に格納した光ディスクの情報を再生する再生手段と、再生動作の際、固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出せない場合、所定領域から第2固有情報を読出し、第2固有情報が本装置を示す場合、所定領域から第1固有情報を読出し、光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、光ディスクに記録された情報を再生する制御手段とを具備するものである。
この構成によれば、固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出せない場合、光ディスクの所定領域から第2固有情報を読出し、第2固有情報が本装置を示す場合、光ディスクの所定領域から第1固有情報を読出し、光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、光ディスクに記録された情報を再生することにより、再生しようとする光ディスクが、固有情報を読取れず機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクと判別しかつ本光ディスクが本装置で記録したものであると識別したときだけ光ディスクの情報を再生できるようになるので、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項3記載の発明は、光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、記録動作の際に、本装置でのみ再生可能とする指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて固有情報領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録し、一方、再生動作の際、固有情報領域から第1固有情報を読出せない場合、所定領域から第2固有情報を読出し、第2固有情報が本装置を示す場合、所定領域から第1固有情報を読出し、光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、光ディスクに記録された情報を再生する制御手段とを具備したものである。
この構成によれば、光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録及び読出し手段と、光ディスクの基板厚情報を識別する手段と、基板厚情報に基づいて光ディスクの固有情報領域を読出し読出した固有情報領域にランダムデータを記録して光ディスクを識別できなくするとともに、光ディスクの所定の記録領域に装置の固有情報とともに固有情報を記録することにより、従来の装置においては光ディスクの識別をできなくすることができる。また、情報を記録した装置では、再生しようとする光ディスクが、固有情報を読取れず機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクと判別しかつ本光ディスクが本装置で記録したものであると識別したときだけ光ディスクの情報を再生できるようになるので、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
また、本装置に接続されたパーソナルコンピュータで動作するソフトウェアを動作させてユーザが機密を要する情報を記録するときだけ本装置でのみ再生可能とする指示を本装置に送ることにより、本装置以外では光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を読出せなくする光ディスクとすることができるので、機密保護を必要とする光ディスクだけに適用し、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載の発明において、光ディスクは、追記型の光ディスクであることを特徴とするものである。
この構成によれば、光ディスクを追記型の光ディスクとすることにより、光ディスクの識別情報が格納された固有情報領域を記録再生手段で識別不能、例えばレーザ光の照射によって記録された固有情報領域を爆縮することで読取できなくできるので、本光ディスクを装着して情報を再生するときに、固有情報を読取れず機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクと判別しかつ本光ディスクが本装置で記録したものであると識別したときだけ光ディスクの情報を再生できるようになるので、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載の発明において、制御手段は、コンピュータから入力した所定のインターフェースコマンドを検出したときに本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とするものである。
この構成によれば、コンピュータから入力した所定のインターフェースコマンドを検出したときに本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とすることにより、ユーザが本装置に接続されたパーソナルコンピュータで動作するアプリケーションソフトなどから機密保護を必要とする情報を記録するときにだけ本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とするように光ディスクを記録し、また再生するときには、自動的に再生しようとする光ディスクが、固有情報を読取れず機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクと判別しかつ本光ディスクが本装置で記録したものであると識別したときだけ光ディスクの情報を再生できるようになるので、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
請求項6記載の発明は、光ディスクが書換型の光ディスクのとき、制御手段は、ホストコンピュータからの光ディスクを初期化するコマンドを入力したら、所定の記録領域に記録した光ディスクの固有情報を光ディスクの固有情報領域に再記録することを特徴とするものである。
この構成によれば、相変化型のような書換型の光ディスクのとき、ホストコンピュータからの光ディスクを初期化するコマンドを入力したら、所定の記録領域に記録した光ディスクの固有情報を光ディスクの固有情報領域に再記録することにより、光ディスクに記録した機密保護情報を消去するときに光ディスクの固有情報領域を初期状態に戻すことができるので、本光ディスクを初期化して再利用することができるようになる。
請求項7記載の発明は、光ディスクに情報を記録又は再生するとき、記録動作の際に、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力し、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、記録再生手段を用いて所定の領域を識別不能とし、退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録し、一方、再生動作の際、固有情報領域から第1固有情報を読出せない場合、所定領域から第2固有情報を読出し、第2固有情報が本装置を示す場合、所定領域から第1固有情報を読出し、光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、光ディスクに記録された情報を再生することを特徴とするものである。
この方法によれば、光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録及び読出し手段と、光ディスクの基板厚情報を識別する手段と、基板厚情報に基づいて光ディスクの固有情報領域を読出し読出した固有情報領域にランダムデータを記録して光ディスクを識別できなくするとともに、光ディスクの所定の記録領域に装置の固有情報とともに固有情報を記録することにより、従来の装置においては光ディスクの識別をできなくすることができる。また、情報を記録した装置では、再生しようとする光ディスクが、固有情報を読取れず機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクと判別しかつ本光ディスクが本装置で記録したものであると識別したときだけ光ディスクの情報を再生できるようになるので、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
また、本装置に接続されたパーソナルコンピュータで動作するソフトウェアを動作させてユーザが機密を要する情報を記録するときだけ本装置でのみ再生可能とする指示を本装置に送ることにより、本装置以外では光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から光ディスクの種類を読出せなくする光ディスクとすることができるので、機密保護を必要とする光ディスクだけに適用し、機密保護を必要とする情報を記録した光ディスクを紛失したり盗用されても光ディスクに記録した情報の機密保護を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置の外観図で、筐体の天部を除去した図である。
図1は本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置の外観図で、筐体の天部を除去した図である。
図1および図2において光ディスク装置1には筐体2及びトレイ3があり図1、図2は筐体2からトレイ3を引き出した状態を示している。
筐体2は天部2aと底部2bから構成されている。トレイ3には光ピックアップモジュール4が設けられている。光ピックアップモジュール4には光学系を構成した光ピックアップ5と光ディスクを回転させるスピンドルモータ4a及び制御回路を構成する回路基板4cが構成されている。
光ピックアップモジュール4に設けられた光ピックアップ5はスピンドルモータ4aに対して近づいたり離れたりし、即ち光ディスクの半径方向に移動する。スピンドルモータ4aには光ディスク装着部4bがあり、光ディスク装着部4b装着された光ディスクを回転させる。
トレイ3の両側部にはレール部6があり、両側部共にレール7と光ディスク引き出し方向に摺動自在に嵌合している。また、レール7は筐体2両側部内面に設けられたレールガイド8とも光ディスク引き出し方向に摺動自在に嵌合しており、トレイ3は筐体2に対し挿抜自在である。トレイ3は筐体2から所定の長さだけ引き出されると筐体2に対して係止する。このときトレイ3に設けられた光ディスク装着部4bに光ディスクを装着もしくは取り外すことが可能である。トレイ3には押出部12が設けられており、排出(イジェクト)動作時に押出部12が筐体2を押すことにより、トレイ3は筐体2から飛び出す。
光ディスク装置1は、光ディスクがCD−ROM、CD−R/RWの高速タイプもしくはDVD等に対応しており、データ転送速度が速いもので、20Mbps以上のデータ転送速度を有するものである。
筐体2の底部2bには制御回路を備える回路基板9が設けられており、トレイ3には制御回路を備える回路基板4cが設けられている。回路基板9と回路基板4cとは、フレキシブルプリント基板(FPCとも呼ぶ)10で接続されており、このFPC10によって回路基板9と回路基板4cとの電気的導通が図られる。
電力系としては、スピンドルモータ4aや、光ピックアップモジュール4に設けられ光ピックアップ5を光ディスクの径方向に駆動するフィードモータ(図示せず)への電力供給及び光ピックアップ5に設けられたレーザ(図示せず)への電力供給が有り、信号としては、光ディスクから読取りまたは光ディスクに書き込むデータの信号や、スピンドルモータ4a、フィードモータ、レーザを制御する信号がある。
図3は、本発明の実施の形態に係わる光ディスク装置のブロック図である。
図3において、111はパーソナルコンピュータ、1は光ディスク装置、15はインターフェースケーブル、20はインターフェース、11は光ディスク、4は光ピックアップモジュール、5は光ピックアップ、4aはスピンドルモータ、205はフォーカス駆動手段、31は対物レンズ、207はレーザ発光手段であるレーザ、208は反射光受光手段である検出器、209はキャリッジ、212はデジタルサーボコントローラ、213はデータ処理部、214はフォーカス制御手段、215はコマンド判別手段、217はレーザ制御手段、218は回転制御手段、219はスピンドルモータ駆動手段、220は記憶手段、222はディスク判別手段である。
パーソナルコンピュータ111と光ディスク装置1はインターフェースケーブル15で接続され、インターフェース23を介して光ディスク11に記録されたデータをパーソナルコンピュータ111に出力したり、パーソナルコンピュータ111のデータを光ディスク11出力する。
光ピックアップ手段である光ピックアップモジュール4は、レーザ207を有し、光ディスク11へのデータの記録および光ディスク11の情報の再生時にレーザ光を照射し、記録および再生を行う。
スピンドルモータ4aは、光ディスク11の回転を行う。
光ピクアップモジュール4はキャリッジ209が備えられ、移動手段であるフィードモータ(図示せず)によって光ピックアップモジュール4をスピンドルモータ4aに近づいたり離れたりするように光ディスク11の半径方向に移動させる。
レーザ207で出力されたレーザ光は、光ディスク11の所定のフォーカス位置にフォーカスが合うようにフォーカスコイル制御手段214で制御されフォーカス駆動手段205でフォーカスを合わせられる。
光ディスク11からのレーザ光の反射光は、反射光受光手段である検出器208で受光して光ディスク11の情報がデジタルサーボコントローラ212に送られ、トラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号が求められる。
ディスク判別手段222は、検出器208で検出した信号に基づいて、光ディスク11の記録層までの距離を求める基板厚によって、光ディスク11がCDかDVDかなどの判別を行う。その結果に基づいて光ディスク11の内周部に設けた光ディスク11に関する固有情報領域により光ディスク11の種類を確定して記録や再生の条件を設定する。
コマンド判別手段215は、パーソナルコンピュータ111から送られてくるコマンドを入力し、入力したコマンドが本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示するコマンドかどうかなどを判別する。
パーソナルコンピュータ111と光ディスク装置1とは、インターフェース20で接続されており、パーソナルコンピュータ111からの制御信号たとえばATAPIパケットコマンドを基に光ディスク装置1はパーソナルコンピュータ111に応答し、光ディスク11の情報を読み込んだり、光ディスク11に情報を記録したりする。パーソナルコンピュータ111と光ディスク装置1はインターフェースケーブル15で接続されている。また、インターフェース20は、SCSIインターフェースや、IDEインターフェース等である。
光ディスク11に記録する情報が機密保護を必要とする情報のときには、ホストコンピュータ111から光ディスク装置1にATAPIパケットインターフェースやユーザユニークコマンドなどのコマンドで指示する。
記録する情報が機密を必要とする情報のときは、光ディスク11に関する固有情報領域を読取ったら、読取った情報を記憶手段220に一時記憶し、光ディスク11に関する情報を格納されている固有情報領域をレーザ光の照射によって記録面を乱し、本装置以外では、光ディスクを識別できなくする。
また、本装置の固有情報とともに、光ディスク11の別の領域に光ディスク11に関する固有情報を記録する。
この構成について図を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係わる光ディスクの外観図及び物理的領域を示した図である。
図4(a)、図4(b)に示すように光ディスク11はセンターホール401から外周に向かって順に内周側非記録領域402、データ記録領域403、外周側非記録領域404の3つの領域がある。
図4(c)に示すようにデータ記録領域403は、光ディスク11に情報を記録するときにレーザ光のパワーを調整するパワー調整領域(PCA)405、光ディスクへの記録に関する記録管理情報領域(RMA)406、リードイン領域(LI)407、ユーザデータ領域408、代替領域409、リードアウト領域(LO)410を有している。
代替領域409は、前述の本装置の固有情報とともに、光ディスク11の別の領域に光ディスク11に関する固有情報を記録する領域である。
図4(d)に示すようにRMA406には記録管理情報RMD411を含み、光ディスク11の記録状態を記録している。また、リードイン領域407には光ディスク11の固有情報である物理フォーマット情報が記録されている。
例えば、ディスクカテゴリでは、DVD−Rに対してはレコーダブルディスクを示す(0010)を、DVD−RWに対しては再記録可能なディスクを示す(0011)が記録されている。
従って、本発明の一例として物理フォーマット情報領域412の領域を読取って記憶手段220に読取った物理フォーマット情報領域402を退避し、物理フォーマット情報領域402の領域をレーザ光の照射で読めなくして、記憶手段220に退避した情報を光ディスクの別の領域である代替領域409に格納し、本装置以外の他の装置では情報を読めなくして秘密を要する情報を記録できるようにしている。
なお、RMA406の領域は光ディスク内の複数の領域に配置してもよい。また、代替領域409も複数の領域を設けてよい。情報のセキュリティのレベルに応じてどの代替領域を利用するかの選択をする構成としてもよい。
図5は、本発明の実施の形態に係わる基板厚を求める説明図である。
図5(a)に示すように光ディスク11の記録面は、DVDタイプ記録面502の表面からの基板厚は略0.6mmであり、CDタイプ記録面501の表面からの基板厚は略1.2mmである。
この基板厚を求めるのに、フォーカス駆動手段205によって対物レンズ31を光ディスク11から離れたところから記録面502または501に向かって近づけていき、図5(b)に示すように、フォーカス誤差信号(FE)のS字カーブのゼロクロス点の差であるFC駆動差FCD1、FCD2を求めることで、CDタイプの基板厚かDVDタイプの基板厚かを判断する。
基板厚を求めるとそれぞれ規格に決められた位置の光ディスク11に対応する記録位置を読取り記録または再生の動作が可能となる。
図6は、本発明の実施の形態に係わるパーソンルコンピュータと光ディスク装置のシーケンス図である。
パーソナルコンピュータ111に接続された光ディスク装置1に光ディスク11が装着されると(S101)、光ディスク11の判別を行い(S102)、パーソナルコンピュータ111に光ディスク識別情報を送る(S103)。
パーソナルコンピュータ111で動作するソフトウェアがデータの機密記録処理をするときは(S104)、機密記録をするコマンドとともにデータを送り(S105)、光ディスク装置1では機密記録をするコマンドを受信すると送られたデータを機密記録処理での記録を行う(S106)。
パーソナルコンピュータ111で動作するソフトウェアがデータの通常記録処理をするときは(S107)、記録をするコマンドとともにデータを送り(S108)、光ディスク装置1では通常記録をするコマンドを受信すると送られたデータを通常記録処理での記録を行う(S109)。
パーソナルコンピュータ111で動作するソフトウェアがデータの再生処理をするときは(S110)、再生をするコマンドを送り(S111)、光ディスク装置1では再生をするコマンドを受信すると、光ディスク11から情報を読取り(S112)、読取った再生データをパーソナルコンピュータ111に送り(S113)、パーソナルコンピュータでは再生データを受信する(S114)。
パーソナルコンピュータ111が光ディスク装置1に装着された光ディスク11を初期化するときには(S115)、初期化コマンドを光ディスク11に送り(S116)、光ディスク装置1では、初期化コマンドを受信すると初期化処理を行い(S117)、初期化処理が正常に行ったか異常処理となったかをパーソナルコンピュータ111に応答し(S118)、パーソナルコンピュータ111は返答結果を受信する(S119)。
光ディスク装置1の処理が終了するときは(S120)、終了コマンドをパーソナルコンピュータ111に送り、パーソナルコンピュータ111では光ディスク装置1の終了の応答を受けて処理を終了する(S121)。
図7は、本発明の実施の形態に係わる記録処理のフローチャートである。
図7において、パーソナルコンピュータ111の指示で光ディスク装置1に装着された光ディスク1にデータの記録処理が開始されると(S301)、光ディスク装置1に光ディスク11が有るか。即ち装着されているかどうかを判別し(S302)、光ディスク11が装着されていなければ光ディスク11が装着されるのを待つ。
光ディスク11が有ると判断したら、装着された光ディスク11の基板厚を判別し、基板厚がおよそ1.2mmに相当すると判断したらCD系の光ディスクと、また0.6mmに相当すると判断したらDVD系の光ディスクと判別して(S303)、それぞれに相当する光ディスク内の規格で定められた固有情報領域を読出し、光ディスク11であるメディアの固有情報を読込んで(S304)、光ディスク11の種類を識別する(S305)。
パーソナルコンピュータ(以下PCとも呼ぶ)111からのコマンドの入力が有るかどうか監視し(S306)、入力コマンドがあれば入力したコマンドが記録に関係したコマンドかどうかを判別し(S307)、記録に関係したコマンドが秘密記録処理かどうかを判別し(S308)、秘密記録処理をするときは、光ディスク11の固有情報を記憶手段220に一時記憶格納し(S309)、次に本光ディスク装置1の装置ID情報を取得する(S310)。
読込んだ装置ID及び光ディスク装置1の固有情報は、光ディスク11の所定の記録領域409に格納し(S311)、光ディスク11の固有情報領域406は、レーザ光の照射によって記録面を乱し読取できなくする(S312)。
その後、所定のデータ記録をし(S313)、記録が終了したかどうかを判別して(S314)、全てのデータの記録が終了したかどうかを判別し(S315)、記録を続けるときは(S313)に戻り処理を続け、処理を終了するときは、秘密記録処理の終了処理を行う(S316)。
(S308)で秘密記録処理をせず通常処理を行うときは、所定のデータ記録をし(S317)、記録が終了したかどうかを判別して(S318)、全てのデータの記録が終了したかどうかを判別し(S319)、記録を続けるときは(S318)に戻り処理を続け、処理を終了するときは、通常記録処理の終了処理を行う(S320)。
パーソナルコンピュータ111から入力したコマンドが記録に関するコマンドでなければ(S307)、記録関連の処理を終了する(S321)。
図8は、本発明の実施の形態に係わる再生処理のフローチャートである。
図8において、パーソナルコンピュータ111の指示で光ディスク装置1に装着された光ディスク11にデータの記録処理が開始されると(S201)、光ディスク装置1に光ディスク11が有るか。即ち装着されているかどうかを判別し(S202)、光ディスク11が装着されていなければ光ディスク11が装着されるのを監視する。
光ディスク11が有ると判断したら、装着された光ディスク11の基板厚を判別し、基板厚がおよそ1.2mmに相当すると判断したらCD系の光ディスクと、また0.6mmに相当すると判断したらDVD系の光ディスクと判別して(S203)、それぞれに相当する光ディスク内の規格で定められた固有情報領域を読み光ディスク11が識別可能かどうか判別し(S204)、光ディスク11の固有情報領域が読み出せずに識別できないときは、光ディスク11の所定の記録領域409を読み込み(S205)、所定の記録領域409が読めるかどうか判別する(S206)。所定の記録領域409が読めないときには、秘密記録処理した光ディスク11ではなく、破損した光ディスク11と判断して異常処理として終了する(S207)。所定の記録領域409が読めるときには、秘密記録処理した光ディスク11と判別して、読み出したデータから記録した記録装置の固有情報を取得し(S208)、記録した記録装置の固有情報と、本装置の固有情報を比較し(S209)、装置情報が一致しなければ装置不一致処理を行い(S211)、装置情報が一致したら(S209)、所定の記録領域のデータから光ディスク11に関する情報を取得する(S210)。
そして、パーソナルコンピュータ(PC)111からのコマンド入力を監視し(S212)、コマンド入力があればコマンドが再生コマンドかどうか判別し(S213)、再生コマンドであれば、光ディスク装置1を再生条件に設定し(S214)、所定のデータ再生し(S215)、所定のデータの再生が終了したかどうかを判別し(S216)、所定のデータの再生が終了していなければ(S215)に戻り処理を続ける。
所定のデータの再生が終了すれば(S216)、全てのデータの再生が終了したかどうか判別し(S217)、終了していなければ(S215)に戻り処理を続ける。全てのデータの再生が終了すれば(S217)、再生処理を終了する(S218)。
(S213)で入力したコマンドが再生コマンドでなければ再生処理を終了する(S219)。
図9は、本発明の実施の形態に係わる初期化処理のフローチャートである。
光ディスク11が相変化型である書換型の光ディスクのときは、光ディスク11の情報を読取ったあと光ディスク11の情報を消去して光ディスク11を再度利用することができるように初期化処理を行う。
パーソナルコンピュータ111の指示で光ディスク装置1に装着された光ディスク11にデータの初期化処理が開始されると(S401)、光ディスク装置1に光ディスク11が有るか、即ち装着されているかどうかを判別し(S402)、光ディスク11が装着されていなければ光ディスク11が装着されるのを監視する。
光ディスク11が有ると判断したら、装着された光ディスク11の基板厚を判別し、基板厚がおよそ1.2mmに相当すると判断したらCD系の光ディスクと、また0.6mmに相当すると判断したらDVD系の光ディスクと判別して(S403)、それぞれに相当する光ディスク内の規格で定められた固有情報領域を読み光ディスク11が識別可能かどうか判別し(S404)、光ディスク11の固有情報領域が読み出せずに識別できないときは、光ディスク11の所定の記録領域409を読み込み(S405)、所定の記録領域409が読めるかどうか判別する(S406)。所定の記録領域409が読めないときには、秘密記録処理した光ディスク11ではなく、破損した光ディスク11と判断して異常処理として終了する(S407)。所定の記録領域409が読めるときには、秘密記録処理した光ディスク11と判別して、読み出したデータから記録した記録装置の固有情報を取得し(S408)、記録した記録装置の固有情報と、本装置の固有情報を比較し(S409)、装置情報が一致しなければ装置不一致処理を行い(S410)、装置情報が一致したら(S409)、所定の記録領域のデータから光ディスク11に関する情報を取得する(S411)。
そして、パーソナルコンピュータ(PC)111からのコマンド入力を監視し(S412)、コマンド入力があればコマンドが初期化処理コマンドかどうか判別し(S413)、初期化処理コマンドであれば、光ディスク11の種類が書換型光ディスクかどうか判別し(S414)、光ディスク11の種類が書換型光ディスクのときは記録及び再生条件を設定し)S415)、所定の領域に記録した固有情報を光ディスクの固有情報記録領域に記録する(S416)。そして、データ領域を消去処理し(S417)、初期化処理を終了する(S418)。光ディスクの種類が書換型光ディスクではなかったら(S414)、初期化できないと判断してエラー処理をし(S409)、初期化処理を終了する(S418)。
PCから入力したコマンドが初期化処理コマンドでなければ(S413)、処理を終了する(S418)。
なお、本発明の実施の形態においては、物理フォーマット情報領域412を本装置以外の装置では読取できなくする構成で説明したが、他の領域、例えばRMD411を読取できなくする構成でも他の装置で光ディスクを認識できなくなり有効である。
本発明に係わる光ディスク装置及びその情報記録再生方法は、セキュリティを要する情報を記録した光ディスクは記録した装置でのみ情報の再生ができるようになるので、特にパーソナルコンピュータなどの外部記憶装置として情報を記録再生する光ディスク装置に有用である。
1 光ディスク装置
2 筐体
3 トレイ
4 光ピックアップモジュール
4a スピンドルモータ
4b 光ディスク装着部
5 光ピックアップ
9 回路基板
10 FPC
11 光ディスク
31 対物レンズ
111 パーソナルコンピュータ
205 フォーカス駆動手段
207 レーザ
208 検出器
214 フォーカス制御手段
215 コマンド判別手段
217 レーザ制御手段
220 記憶手段
222 ディスク判別手段
403 記録領域
407 リードイン領域
412 物理フォーマット情報領域
2 筐体
3 トレイ
4 光ピックアップモジュール
4a スピンドルモータ
4b 光ディスク装着部
5 光ピックアップ
9 回路基板
10 FPC
11 光ディスク
31 対物レンズ
111 パーソナルコンピュータ
205 フォーカス駆動手段
207 レーザ
208 検出器
214 フォーカス制御手段
215 コマンド判別手段
217 レーザ制御手段
220 記憶手段
222 ディスク判別手段
403 記録領域
407 リードイン領域
412 物理フォーマット情報領域
Claims (7)
- 光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、
本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、
記録動作の際に前記指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から前記光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、前記記録再生手段を用いて前記固有情報領域を識別不能とし、前記退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を前記固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録する制御手段を備えた光ディスク装置。 - 光ディスクの種類を示す第1固有情報及び前記光ディスクに情報を記録した装置を示す第2固有情報を規格で定められた第1固有情報を記録する固有情報領域とは異なる所定領域に格納した光ディスクの情報を再生する再生手段と、
再生動作の際、前記固有情報領域から前記光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出せない場合、前記所定領域から前記第2固有情報を読出し、前記第2固有情報が本装置を示す場合、前記所定領域から前記第1固有情報を読出し、前記光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、前記光ディスクに記録された情報を再生する制御手段と、を具備する光ディスク装置。 - 光ディスクに情報を記録又は再生する記録再生手段と、
本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力する入力手段と、
記録動作の際に、前記指示を入力した場合、光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から前記光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、前記記録再生手段を用いて前記固有情報領域を識別不能とし、前記退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を前記固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録し、
一方、再生動作の際、前記固有情報領域から前記第1固有情報を読出せない場合、前記所定領域から前記第2固有情報を読出し、前記第2固有情報が本装置を示す場合、前記所定領域から前記第1固有情報を読出し、前記光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、前記光ディスクに記録された情報を再生する制御手段と、を具備する光ディスク装置。 - 前記光ディスクは、追記型の光ディスクであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光ディスク装置。
- 前記制御手段は、前記コンピュータから入力した所定のインターフェースコマンドを検出したときに本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光ディスク装置。
- 前記光ディスクが書換型の光ディスクのとき、
前記制御手段は、ホストコンピュータからの前記光ディスクを初期化するコマンドを入力したら、所定の記録領域に記録した光ディスクの固有情報を前記光ディスクの固有情報領域に再記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の光ディスク装置。 - 光ディスクに情報を記録又は再生するとき、
記録動作の際に、本装置で記録した情報を本装置でのみ再生可能とする指示をコンピュータから入力し、
前記光ディスク内の規格で定められた固有情報領域から前記光ディスクの種類を示す第1固有情報を読出して退避し、前記記録再生手段を用いて前記所定の領域を識別不能とし、前記退避した第1固有情報及び本装置を示す第2固有情報を前記固有情報領域とは異なる光ディスクの所定領域に記録し、
一方、再生動作の際、前記固有情報領域から前記第1固有情報を読出せない場合、前記所定領域から前記第2固有情報を読出し、前記第2固有情報が本装置を示す場合、前記所定領域から前記第1固有情報を読出し、前記光ディスクの種類に応じて再生条件を設定して、前記光ディスクに記録された情報を再生することを特徴とする光ディスク装置の記録再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007055605A JP2008217924A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 光ディスク装置及びその情報記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007055605A JP2008217924A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 光ディスク装置及びその情報記録再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008217924A true JP2008217924A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39837780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007055605A Pending JP2008217924A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 光ディスク装置及びその情報記録再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008217924A (ja) |
-
2007
- 2007-03-06 JP JP2007055605A patent/JP2008217924A/ja active Pending
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