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JP2008217395A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

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JP2008217395A
JP2008217395A JP2007053727A JP2007053727A JP2008217395A JP 2008217395 A JP2008217395 A JP 2008217395A JP 2007053727 A JP2007053727 A JP 2007053727A JP 2007053727 A JP2007053727 A JP 2007053727A JP 2008217395 A JP2008217395 A JP 2008217395A
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Masahiro Ishii
雅弘 石井
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Abstract

【課題】従来のRAIDシステムとしての可用性を確保しつつ、より高速なアクセスを実現可能なディスクアレイ装置を提供する。
【解決手段】アレイ状に備えた複数のハードディスクドライブ51、52、53の他に、高速アクセスが可能な半導体メモリからなる高速メモリモジュール7を備え、RAIDコントローラ4は、ハードディスクドライブ51、52、53に格納するデータごとに、2種のパリティ情報を生成し、前記データと生成した一方のパリティ情報とを、あらかじめ定めた順番に複数のハードディスクドライブ51、52、53のいずれかに分散して順次格納するとともに、生成した他方のパリティ情報を高速メモリモジュール7に格納し、ハードディスクドライブ51、52、53からデータを読み出す際に、当該データに関するパリティ情報を高速メモリモジュール7から読み出して、読み出したデータの正常性をチェックする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスクアレイ装置に関し、特に、高可用性を確保しつつ、高速アクセスが可能なディスクアレイ装置に関する。
従来のサーバ装置等に用いるコンピュータシステムのディスクアレイ装置においては、一般に、ハードディスクドライブの信頼性、可用性の向上とアクセスの高速化を図るために、RAID(Redundant
Arrays of Inexpensive Disks)機構を組み込むことが多い。周知のように、RAID機構のレベルには何種類かがあるが、信頼性・可用性と経済性とのバランスに優れていることから、RAID5方式のディスクアレイ装置が多くのユーザで採用されている。
RAID5方式は、各ハードディスクドライブにパリティ情報を分散配置する方式であり、1台のハードディスクドライブが故障した際のデータの保証と、平常時の読み出し性能としてのストライピングによる高速性、並びに、1台分のハードディスクドライブを余分に持つだけで良いという経済性を有している。しかし、現実には、同時に、2台のハードディスクドライブの故障が発生することが、比較的頻繁であり、ユーザとしては、予想外の事態が生じたことになり、混乱が大きくなることが多かった。また、ハードディスクドライブの縮退(1台故障)時には、読み出しの処理性能が大幅に低下するという問題もあった。
かくのごときRAID5の可用性上の問題を解決するために、RAID6が開発されたが、このRAID6は、2種のパリティ(ダブルパリティ)情報を異なるハードディスクドライブに分散配置することにより、2台のハードディスクドライブの同時故障まで救済可能とした方式であるが、アクセス性能上の問題に関しては、RAID5とほとんど変わりがないし、書き込み性能については、2種のパリティ情報を書き込む必要があるため、むしろ、RAID5方式よりも悪化してしまう。
また、特許文献1の特開2006−260446号公報「ディスクアレイ装置」には、パリティを各ハードディスクドライブにできるだけ均一に分散させ、均一にアクセスさせることによってアクセス性能の改善を図る方式が提案されている。しかし、二重障害が発生した際にRAID6方式としてのデータ復旧時のデータ読み出し時間の短縮を図るためのものであり、前述のRAID6方式と全く同様に、平常時にハードディスクドライブへデータを書き込む際に、パリティを生成し、生成したパリティを2台分のハードディスクドライブに余分に書き込む必要があることから、平常時の書き込み性能は、比較的遅く、如何なるアクセス時においても根本的な性能の改善を図ろうとする技術ではない。
特開2006−260446号公報(第4−6頁)
前述したように、RAID6方式を適用した従来の技術では、読み書き双方のアクセス時において、アクセス性能の向上を図るという課題が、依然として解決されないまま残っている。
本発明は、かかるRAID5やRAID6の問題に鑑みてなされたものであり、従来のRAIDシステムとしての可用性を確保しつつ、より高速なアクセスを実現することが可能なディスクアレイ装置を提供することに、その目的がある。
つまり、前述の課題を解決するために、本発明においては、RAID5方式相当を実現する複数のハードディスクドライブと、パリティ情報のみを格納するハードディスクドライブと同容量の高速メモリモジュールとにより、RAID6相当のディスクアレイ装置を構成することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明によるディスクアレイ装置は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)複数のハードディスクドライブをアレイ状に備えて、ディスクコントローラの制御によりデータを異なるハードディスクドライブに順次格納するディスクアレイ装置において、高速アクセスが可能な半導体メモリからなる高速メモリモジュールを前記ディスクコントローラから読み書きの制御が可能な形態で備え、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納するデータごとに、2種のパリティ情報を生成し、前記データと生成した一方のパリティ情報とを、あらかじめ定めた順番に格納するハードディスクドライブが異なるように複数の前記ハードディスクドライブのいずれかに順次格納するとともに、生成した他方のパリティ情報を前記高速メモリモジュールに格納するディスクアレイ装置。
(2)前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出す際に、当該データに関するパリティ情報を前記高速メモリモジュールから読み出すことにより、前記ハードディスクドライブから読み出した前記データの正常性をチェックする上記(1)のディスクアレイ装置。
(3)前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出した際に前記高速メモリモジュールから読み出したパリティ情報を用いて前記データの正常性をチェックした際に、異常を検出した場合、前記ハードディスクドライブに格納されている当該データのパリティ情報を読み出して前記データの正常性をチェックする上記(2)のディスクアレイ装置。
(4)前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納されている前記データのパリティ情報を用いて前記データの正常性をチェックした際に、前記データが正常であることを検知した場合、前記高速メモリモジュールに格納されているパリティ情報を、前記ハードディスクドライブに格納されているパリティ情報により再書き込みする上記(3)のディスクアレイ装置。
(5)前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、当該ディスクアレイ装置の電源切断後の電源再投入時に、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納されているパリティ情報により、前記高速メモリモジュールに格納すべきパリティ情報を再書き込みする上記(1)ないし(4)のいずれかのディスクアレイ装置。
(6)前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、電源切断時に前記高速メモリモジュールの記憶情報を保護するための電源バックアップ機構をさらに備えている上記(1)ないし(4)のいずれかのディスクアレイ装置。
(7)前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが不揮発性の半導体メモリからなっている上記(1)ないし(4)のいずれかのディスクアレイ装置。
(8)複数のハードディスクドライブをアレイ状に備えて、ディスクコントローラの制御によりデータを異なるハードディスクドライブに順次格納するディスクアレイ装置において、高速アクセスが可能な半導体メモリからなる高速メモリモジュールを前記ディスクコントローラから読み書きの制御が可能な形態で備え、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納するデータごとに、パリティ情報を生成し、前記データを、あらかじめ定めた順番に格納するハードディスクドライブが異なるように複数の前記データ格納用ハードディスクドライブのいずれかに順次格納するとともに、生成したパリティ情報を前記高速メモリモジュールに格納するディスクアレイ装置。
(9)前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出す際に、当該データに関するパリティ情報を前記高速メモリモジュールから読み出すことにより、前記ハードディスクドライブから読み出した前記データの正常性をチェックする上記(8)のディスクアレイ装置。
(10)前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、電源切断時に前記高速メモリモジュールの記憶情報を保護するための電源バックアップ機構をさらに備えている上記(8)または(9)のディスクアレイ装置。
(11)前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが不揮発性の半導体メモリからなっている上記(8)または(9)のディスクアレイ装置。
本発明のディスクアレイ装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1に、各データに対して2種のパリティ情報を有することによって、RAID6方式と同等の高い可用性を確保することができる。具体的には、2台のハードディスクドライブが同時に故障したような場合であっても、データの回復が可能である。
第2に、一般的に、半導体メモリからなる高速メモリモジュールのアクセス速度の方がハードディスクドライブのアクセス速度よりも圧倒的に速いことから、一方のパリティデータを高速メモリモジュールに格納する本発明に係るディスクアレイ装置は、通常アクセス時および1台のハードディスクドライブ故障時において、RAID6方式のディスクアレイ装置におけるパリティ格納ハードディスクドライブ1台分に対する読み書き速度の分だけ、RAID6方式のディスクアレイ装置よりもアクセスを高速化することが可能である。
以下、本発明によるディスクアレイ装置の好適な実施例について添付図を参照して説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施例の説明に先立って、まず、本発明の特徴について、その概要を説明する。本発明は、既存のRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成において、従来のRAID構成のディスクアレイ装置と同等の高可用性を実現すると同時に、従来よりも高速アクセスが可能な性能を実現したことを特徴としている。
つまり、本発明に係るディスクアレイ装置は、1つのデータごとに2種のパリティ情報を格納するとともに、一方のパリティ情報をデータとともに格納することによりRAID5相当の高可用性を実現する複数のハードディスクドライブと、さらに、他方のパリティ情報のみを格納するハードディスクドライブと同容量の高速メモリモジュールとによって構成されることに、その特徴がある。なお、高速メモリモジュールとしては、高速アクセスが可能な半導体メモリ等からなり、半導体メモリの場合、SDRAM等の揮発性メモリのみならず、フラッシュメモリのような不揮発性メモリであっても良い。
(実施例の構成)
本発明に係るディスクアレイ装置の構成の一例を図1に示す。図1におけるディスクアレイ装置10は、SCSI/FC等により、ホストサーバ側とのインタフェース制御を行うインタフェースコントローラ1と、全体の制御を行うCPU2と、最新の読み書きデータを格納するキャッシュメモリ3と、ディスクアレイを構成する複数のハードディスクドライブ51、52、53と、複数のハードディスクドライブ51、52、53のRAID制御を行うディスクコントローラであるRAIDコントローラ4と、1台のハードディスクドライブと同容量以上の容量を持つ高速メモリモジュール7と、高速メモリモジュール7を制御するメモリコントローラ6と、を少なくとも含んで構成される。
ハードディスクドライブ51、52、53は、RAID5機能を備えるように構成し、ハードディスクドライブ51、52、53のボリューム全体のうち、1台分のハードディスクドライブを占める容量分には、他の複数のハードディスクドライブに格納されるデータ部分から生成されるパリティ情報が記録される。なお、RAID5方式の特徴として、パリティ情報は、特定のハードディスクドライブにだけではなく、各ハードディスクドライブ51、52、53に分散して記録される。
かくのごとく、ハードディスクドライブ51、52、53は、RAID5同等のハードディスクドライブ構成であり、さらに、高速メモリモジュール7を配置して、高速メモリモジュール7にはもう1種類のパリティ情報を格納することによって、RAID6相当の高可用性を付与した構成となっている。すなわち、ハードディスクドライブ51、52、53と高速メモリモジュール7とを備えることにより、RAID6方式のディスクアレイ装置と同等の可用性を確保した上で、半導体メモリ等の高速アクセスが可能な高速メモリモジュール7を併用することにより、RAID6方式のディスクアレイ装置よりも高速なアクセス性能を実現する構成となっている。
RAIDコントローラ4は、ハードディスクドライブ51、52、53へ書き込むデータを分割し、かつ、パリティ情報を生成した上で、各ハードディスクドライブ51、52、53に書き込む機能と、さらに、パリティ情報のみをメモリコントローラ6を介して高速メモリモジュール7へ転送する機能とを備えている。また、RAIDコントローラ4は、平常時には、各ハードディスクドライブ51、52、53からデータ部分のみを読み出し、メモリコントローラ6を介して高速メモリモジュール7から転送されてくるパリティ情報を用いて、読み出したデータの正常性を確認する機能を備えている。なお、パリティ情報の生成やパリティチェックは、RAIDコントローラ4自身で実施するのではなく、パリティ情報生成に専用に設けられている別の専用コントローラで行うように構成しても良い。
また、高速メモリモジュール7としては、高速アクセスが可能な汎用の半導体メモリ(例えば、SDRAM等)が利用され、RAIDコントローラ4で生成されたRAID5方式(例えば「P+Q方式」)のパリティ情報をメモリコントローラ6を介して転送して格納する専用のメモリである。つまり、RAIDコントローラ4と連結されているメモリコントローラ6の制御の下、パリティ情報は、ハードディスクドライブ51、52、53のみならず、高速メモリモジュール7にも書き込まれる。この結果、RAID6方式のディスクアレイ装置と同等の可用性を確保しつつ、高速メモリモジュール7の併用による高速性をも達成可能としている。なお、高速メモリモジュール7は、前述したように、揮発性の半導体メモリのみに限るものではなく、フラッシュメモリのような不揮発性メモリを用いても良い。
(実施例の動作の説明)
次に、本発明の一例として図1に示したディスクアレイ装置10の動作について、既存の各RAIDレベルの動作を参考にしながら、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3を備えたディスクアレイ装置の動作として説明する。
まず、図2に、RAID4方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す。図2に示すように、RAID4方式においては、アクセス単位を任意のサイズのブロック単位として、データ部分については、データ1、データ2、データ3、データ4、…と、2台のハードディスクドライブHDD1、HDD2に順番に分散して格納されていくが、各データ情報から生成されるパリティ情報は、パリティハードディスクドライブとして特定される特定の1台のハードディスクドライブHDD3にのみ格納される。このため、ハードディスクドライブHDD3のパリティハードディスクドライブに負荷が集中し易く、性能上のデメリットとなっている。
次に、図3は、RAID4方式の前述の問題点を解決したRAID5方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す概念図である。図3に示すように、RAID5方式においては、アクセス単位を、RAID4方式の場合と同様、任意のサイズのブロック単位とするとともに、データ部分のみならずパリティ情報も含めて、データ1、データ2、パリティ(1、2)、パリティ(3、4)、データ3、データ4、…と、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3に順番に分散して格納していく。ここで、パリティ(1、2)は、データ1、データ2からそれぞれ生成されるパリティ情報であり、パリティ(3、4)は、データ3、データ4からそれぞれ生成されるパリティ情報である。
図3のように、パリティ情報自身も、データと同様に、複数のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3に分散して格納されるため、各ハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3にかかる負荷が均等となり、RAID4のような性能低下は起こらない。一方、2台のハードディスクドライブが同時に故障すると、データの回復は不可能となる。さらに、1台のハードディスクドライブの故障時には、アクセスの都度、パリティ情報から元のデータを生成することが必要になるため、動作が非常に遅くなるという欠点がある。
かくのごときRAID5方式の問題を解決したRAID6方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を図4に示す。図4に示すように、RAID6方式においては、2種類のパリティ情報を格納する容量を確保するために、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3の他に、さらに、1台のハードディスクドライブHDD4が追加されて、合計4台で構成される。生成される2種類のパリティ情報は、2台のハードディスクドライブに格納される。
図4には、パリティ情報とデータとが同一サイズになる「P+Q方式」を採用して、パリティPi(i=1、2、3、…)、パリティQi(i=1、2、3、…)の2種類の系列とし、データ1、データ2、パリティP1、パリティQ1、パリティP2、データ3、データ4、パリティQ2、…と、4台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3、HDD4に順番に分散して格納していく。この結果、図3のRAID5方式の場合に対して、図4のRAID6方式のディスクアレイ装置においては、2台のハードディスクドライブが故障しても、データの回復が可能となる。
なお、RAID6方式の場合、2種類のパリティ情報を生成するその方式の違いにより、いくつかの方式が存在する。しかし、いずれの場合も、パリティ情報を2種類生成して、異なるハードディスクドライブにそれぞれ格納し、読み取りを行うこと等の影響により、RAID5方式と同等以下に性能が低下する場合があり、また、1台のハードディスクドライブが故障した時のアクセス性能も、RAID5方式の場合とほとんど変わらなく、改善されていない。
以上のように、従来のRAID6方式では、可用性の向上を図ることは可能になったものの、性能に関しては、ほとんど、RAID5方式と同等であり、アクセス性能に対する問題が解決されていない。
図5は、本発明の一例である図1のディスクアレイ装置10におけるデータ格納形式を示す概念図である。図1のディスクアレイ装置10は、前述したように、3台のハードディスクドライブ51、52、53に関する通常のRAID5方式のディスクアレイ装置の構成に加えて、さらに、RAID4方式のようなパリティ専用ハードディスクドライブを仮に追加した構成として、RAID6方式相当の2種類のパリティ情報(P系列およびQ系列)を格納する構成とした上で、当該パリティ専用ハードディスクドライブを高速メモリモジュール7で代替する構成としている。
すなわち、図5に示すように、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3のRAID5方式のディスクアレイ構成に、さらに、もう1つのパリティ情報専用の高速メモリモジュール7を備えて構成される。この結果、図3のRAID5方式の場合と全く同様に、アクセス単位を任意のサイズのブロック単位として、P系列側のパリティ情報も含めて、データ1、データ2、パリティP1、パリティP2、データ3、データ4、…と、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3(図1のハードディスクドライブ51、52、53)に順番に分散して格納していく一方、もう1つのQ系列側のパリティ情報は、パリティQ1、パリティQ2、…と、例えばSDRAM等の半導体メモリからなる高速メモリ(図1の高速メモリモジュール7)に順次格納していく。
したがって、図5に示すように、本実施例のディスクアレイ装置10の場合、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3は、図3に示すRAID5方式における場合と同等の構成であるものの、読み出しの際のパリティ情報は、高速メモリモジュール7側にアクセスすれば良く、ハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3にアクセスする必要はない。つまり、データ情報のみ、該当するデータが格納されているハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3にアクセスして、データを読み出すようにすれば良い。この結果、パリティ情報については、ハードディスクドライブよりも圧倒的に高速な高速メモリ(図1の高速メモリモジュール7)から読み出されるので、複数のハードディスクドライブに分散して配置されたデータを並列に読み出すRAID0方式相当のストライピング効果により、高速にデータを読み出すことができる。
また、3台のハードディスクドライブHDD1、HDD2、HDD3のうち、いずれか1台のハードディスクドライブが故障した場合には、図3に示したRAID5方式のディスクアレイ装置の場合には、故障していない残りのハードディスクドライブからデータやパリティ情報を読み出し、故障したハードディスクドライブに格納されていたデータを再生成する必要があり、アクセス速度が遅くなってしまうが、図5のような本実施例においては、パリティ情報は高速メモリモジュール7から読み出すことができ、アクセス速度の大幅な低下が生じることはない。
なお、図1の高速メモリモジュール7をSDRAMのような揮発性メモリによって構成している場合、高速メモリモジュール7に格納されるパリティ情報は、ディスクアレイ装置10の電源切断や停電等によってクリアされてしまう。しかしながら、図1のようなディスクアレイ装置10の構成においては、前述したように、パリティ専用の高速メモリモジュール7が存在していない状態であっても、RAID5方式相当の冗長性が保たれていることから、電源切断後においては、たとえ、パリティ専用の高速メモリモジュール7に格納されたパリティ情報がクリアされたとしても可用性に大きな支障はない。
さらには、電源切断後の電源再投入によって、ディスクアレイ装置10が起動された後で、毎回、3台の各ハードディスクドライブ51、52、53に分散されて格納されているパリティ情報を、パリティ専用の高速メモリモジュール7にコピーする処理を組み込むことによって対応することが可能である。
なお、前述のように、図1の高速メモリモジュール7をフラッシュメモリのような不揮発性メモリによって構成している場合には、電源切断後であっても、高速メモリモジュール7に格納されるパリティ情報がクリアされることはないので、電源再投入時のコピー処理は不要である。
また、高速メモリモジュール7のメモリ媒体として採用する半導体メモリは、磁気ディスクとは異なり、α線や中性子線によってメモリセル内の電荷が変化してデータが化けてしまう現象が発生する可能性がある。しかし、高速メモリモジュール7に格納されているデータに異常が発生したとしても、ハードディスクドライブ51、52、53はRAID5方式相当の冗長性を有しているので、正常にデータの読み出しを行うことが可能である。
また、RAIDコントローラ4におけるパリティチェック動作として、高速メモリモジュール7に格納されているパリティ情報を用いたパリティチェック結果が異常であった場合に、各ハードディスクドライブ51、52、53に分散されて格納されているパリティ情報を用いてパリティチェックを行う動作が実施されるので、例えば、高速メモリモジュール7に格納されているパリティ情報を用いたパリティチェック結果が異常であり、各ハードディスクドライブ51、52、53に分散されて格納されているパリティ情報を用いたパリティチェックが正常であった場合、高速メモリモジュール7に格納されているパリティ情報が異常と判定して、その都度、3台の各ハードディスクドライブ51、52、53に分散されて格納されているパリティ情報を、パリティ専用の高速メモリモジュール7に書き込む処理を組み込むことにしても良い。
(本実施例の効果の説明)
以上説明したように、本発明の実施例においては、以下に記載するような効果を奏することができる。
第1の効果は、1つのデータに対して2種類のパリティ情報を有することによって、RAID6方式のディスクアレイ装置と同等の高い可用性を確保することができることである。具体的には、同時に、2台のハードディスクドライブが故障したとしても、データを回復することが可能となることである。
第2の効果は、一般的に、ハードディスクドライブのアクセス性能よりも高速メモリモジュールのアクセス性能の方が圧倒的に速いことから、RAID6方式のディスクアレイ装置の場合に比し、パリティ情報が格納されているハードディスクドライブ1台分の読み書き分だけ、通常アクセス時および1台のハードディスクドライブ故障時においてアクセスを高速化することができることである。
(本発明の他の実施例)
高速メモリモジュール7をSDRAM等の揮発性の半導体メモリで構成していた場合について、本発明の他の実施例についてまず説明する。本実施例においては、基本的構成は、図1のディスクアレイ装置10の場合と同様であるが、ディスクアレイ装置10にさらに電源バックアップ機能を組み込み、電源切断時であっても、パリティ専用の高速メモリモジュール7に対して電力を供給し続ける構成を採用するようにする。これにより、電源切断があっても、高速メモリモジュール7に格納されたパリティ情報はクリアされないので、揮発性メモリの場合であっても、ディスクアレイ装置10の起動後に各ハードディスクドライブ51、52、53に格納されたパリティ情報を高速メモリモジュール7にコピーする処理は不要である。
あるいは、高速メモリモジュール7を、前述したように、揮発性のメモリではなく、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリで構成することにより、同様に、電源切断や停電があっても、高速メモリモジュール7に格納されたパリティ情報はクリアされなくなるので、ディスクアレイ装置10の起動後に各ハードディスクドライブ51、52、53に格納されたパリティ情報を高速メモリモジュール7にコピーする処理は必要がなくなる。ただし、不揮発性メモリを採用した場合は、一般的に、揮発性モジュールに比べて、アクセス性能が低くなるが、ハードディスクドライブに比しては、圧倒的に高速であり、RAID6方式に比し、アクセス性能を大幅に改善することができる。
また、可用性の点を他の手段でカバーすることができる場合など、ディスクアレイ装置を設置する環境条件によっては、RAID3またはRAID4方式のディスクアレイ装置を設置する場合もある。かくのごとく、RAID3またはRAID4方式のディスクアレイ装置を設置する場合には、図1のディスクアレイ装置10の代わりに、RAID3またはRAID4方式のディスクアレイ装置におけるパリティ専用ハードディスクドライブを、図1に示すような半導体メモリ等からなる高速メモリモジュール7に置き換えるという構成を採用することも可能である。
かくのごとき構成により、RAID3方式やRAID4方式の欠点であったパリティ専用のハードディスクドライブへのアクセス集中による性能低下を抑えることが可能であり、1台のハードディスクドライブが故障したとしても、データが回復できる可用性と、RAID0方式相当のストライピング機能と同等のアクセス性能上の効果を得ることができる。ただし、本構成の場合、電源切断時や停電時のパリティ専用の高速メモリモジュール7の保護対策がより重要となってくるので、電源バックアップ機能や不揮発性メモリの採用などの対応が不可欠である。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明に係るディスクアレイ装置の構成の一例を示すブロック構成図である。 RAID4方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す概念図である。 RAID5方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す概念図である。 RAID6方式のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す概念図である。 本発明の一例である図1のディスクアレイ装置におけるデータ格納形式を示す概念図である。
符号の説明
1 インタフェースコントローラ
2 CPU
3 キャッシュメモリ
4 RAIDコントローラ
6 メモリコントローラ
7 高速メモリモジュール
10 ディスクアレイ装置
51、52、53 ハードディスクドライブ

Claims (11)

  1. 複数のハードディスクドライブをアレイ状に備えて、ディスクコントローラの制御によりデータを異なるハードディスクドライブに順次格納するディスクアレイ装置において、高速アクセスが可能な半導体メモリからなる高速メモリモジュールを前記ディスクコントローラから読み書きの制御が可能な形態で備え、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納するデータごとに、2種のパリティ情報を生成し、前記データと生成した一方のパリティ情報とを、あらかじめ定めた順番に格納するハードディスクドライブが異なるように複数の前記ハードディスクドライブのいずれかに順次格納するとともに、生成した他方のパリティ情報を前記高速メモリモジュールに格納することを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出す際に、当該データに関するパリティ情報を前記高速メモリモジュールから読み出すことにより、前記ハードディスクドライブから読み出した前記データの正常性をチェックすることを特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。
  3. 前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出した際に前記高速メモリモジュールから読み出したパリティ情報を用いて前記データの正常性をチェックした際に、異常を検出した場合、前記ハードディスクドライブに格納されている当該データのパリティ情報を読み出して前記データの正常性をチェックすることを特徴とする請求項2に記載のディスクアレイ装置。
  4. 前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納されている前記データのパリティ情報を用いて前記データの正常性をチェックした際に、前記データが正常であることを検知した場合、前記高速メモリモジュールに格納されているパリティ情報を、前記ハードディスクドライブに格納されているパリティ情報により再書き込みすることを特徴とする請求項3に記載のディスクアレイ装置。
  5. 前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、当該ディスクアレイ装置の電源切断後の電源再投入時に、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納されているパリティ情報により、前記高速メモリモジュールに格納すべきパリティ情報を再書き込みすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のディスクアレイ装置。
  6. 前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、電源切断時に前記高速メモリモジュールの記憶情報を保護するための電源バックアップ機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のディスクアレイ装置。
  7. 前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが不揮発性の半導体メモリからなっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のディスクアレイ装置。
  8. 複数のハードディスクドライブをアレイ状に備えて、ディスクコントローラの制御によりデータを異なるハードディスクドライブに順次格納するディスクアレイ装置において、高速アクセスが可能な半導体メモリからなる高速メモリモジュールを前記ディスクコントローラから読み書きの制御が可能な形態で備え、前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブに格納するデータごとに、パリティ情報を生成し、前記データを、あらかじめ定めた順番に格納するハードディスクドライブが異なるように複数の前記データ格納用ハードディスクドライブのいずれかに順次格納するとともに、生成したパリティ情報を前記高速メモリモジュールに格納することを特徴とするディスクアレイ装置。
  9. 前記ディスクコントローラは、前記ハードディスクドライブからデータを読み出す際に、当該データに関するパリティ情報を前記高速メモリモジュールから読み出すことにより、前記ハードディスクドライブから読み出した前記データの正常性をチェックすることを特徴とする請求項8に記載のディスクアレイ装置。
  10. 前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが揮発性の半導体メモリからなっている場合、電源切断時に前記高速メモリモジュールの記憶情報を保護するための電源バックアップ機構をさらに備えていることを特徴とする請求項8または9に記載のディスクアレイ装置。
  11. 前記高速メモリモジュールを構成する半導体メモリが不揮発性の半導体メモリからなっていることを特徴とする請求項8または9に記載のディスクアレイ装置。
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