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JP2008195669A - スタイリング用エアゾール組成物 - Google Patents

スタイリング用エアゾール組成物 Download PDF

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JP2008195669A
JP2008195669A JP2007033856A JP2007033856A JP2008195669A JP 2008195669 A JP2008195669 A JP 2008195669A JP 2007033856 A JP2007033856 A JP 2007033856A JP 2007033856 A JP2007033856 A JP 2007033856A JP 2008195669 A JP2008195669 A JP 2008195669A
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Hidetoshi Miyamoto
英俊 宮本
Ariyoshi Toumine
有美 東峰
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Daizo Corp
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Abstract

【課題】本発明は、頭髪に塗布すると伸縮性を有する皮膜を形成して再整髪が可能になり、カール保持力を維持しながら、好みのセット力に調整することができ、皮膜が乾燥したときに白く析出するフレーキングを抑制することができ、かつ、べたつき感がないスタイリング用エアゾール組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および前記共重合体100重量部に対して10〜500重量部の多価アルコールを含む原液ならびに液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、特定の共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および多価アルコールを含む原液ならびに液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物に関する。
従来のスタイリング用エアゾール組成物としては、両性ポリマー、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマーなどのスタイリング成分をエタノールや水などの溶媒に配合した原液を、液化石油ガスなどの液化ガスと共にエアゾール容器に充填したものが知られている。
スタイリング剤の性能を評価する指標としては、カール保持力(Curl Retention)とセット力(Stiffness)が一般的に知られている。従来のスタイリング用エアゾール組成物は、カール保持力を高くしたい場合には分子量が大きい(重合度が大きい)ポリマーを使用する、または、ポリマーの配合量を多くするなどの方法により調整されていたが、カール保持力が高くなるにつれて頭髪は硬く仕上がるため、一旦乾燥すると修正しにくく、頭髪が乱れたときに再整髪がしにくいという問題があった。
また仕上がりに柔軟性を付与するために、シリコーンオイルやエステルオイル、ミネラルオイルなどの油性成分や界面活性剤などの可塑剤を配合されていたが、可塑剤の配合によりカール保持力とセット力の両方が低下するという問題があった。
このような問題を解決する手段として、特定の方法にて調整した水中油型エマルジョンと高分子樹脂化合物からなる頭髪用化粧料が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の化粧料は、油分の可塑性によるセット力、セット保持力の低下が少なく、高分子化合物による滑らかさの低減も少ない頭髪用化粧料が得られることが記載されており、カチオン樹脂とポリオールを配合したヘアムース、ヘアクリーム、ヘアスプレーが開示されている。しかし、特許文献1で使用されているカチオン性樹脂(ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物;商品名ガフコート755、ガフコート734)を多価アルコールと共に配合してスタイリング剤にすると、べたつき感が強くなり、くし通りが悪く、ほこりやゴミなどが付着しやすくなるなど、使用感が低下するという問題があった。
また、特定の界面活性剤、多価アルコールおよび毛髪用固定ポリマーを含有する原液と、噴射剤とからなる泡沫状整髪料が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の整髪料は、髪を強固に固めずに自由にスタイリングでき、経時での整髪力に優れていることが記載されている。しかし、特許文献2で使用されているカチオン性ポリマー(ビニルピロリドン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩;商品名H.C.ポリマー2L)を多価アルコールと共に配合してスタイリング剤にすると、べたつき感が強くなり、くし通りが悪く、ほこりやゴミなどが付着しやすくなるなど、使用感が低下するという問題があった。
したがって、カール保持力を維持しながら、セット力を調整でき、かつ、べたつき感がないスタイリング用エアゾール組成物はいまだないのが現状である。
特開平9−255534号公報 特開2000−204025号公報
本発明は、頭髪に塗布すると伸縮性を有する皮膜を形成して再整髪が可能になり、カール保持力を維持しながら、好みのセット力に調整することができ、皮膜が乾燥したときに白く析出するフレーキングを抑制することができ、かつ、べたつき感がないスタイリング用エアゾール組成物を提供することを目的とする。
本発明は、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および前記共重合体100重量部に対して10〜500重量部の多価アルコールを含む原液ならびに液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物に関する。
前記共重合体の配合量が、原液中に0.2〜12重量%であり、前記多価アルコールの配合量が、原液中に0.1〜30重量%であることが好ましい。
多価アルコールが、3価のアルコールであることが好ましい。
多価アルコールが、グリセリン、パンテノールであることが好ましい。
本発明は、特定の共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および多価アルコールを特定の割合で含む原液および液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物にすることで、頭髪に塗布すると伸縮性(復元力)を有する皮膜を形成して再整髪が可能になり、カール保持力を維持しながら、好みのセット力に調整することができ、皮膜が乾燥したときに白く析出するフレーキングを抑制することができ、かつ、べたつき感がないスタイリング用エアゾール組成物を提供することができる。
本発明は、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および前記共重合体100重量部に対して10〜500重量部の多価アルコールを含む原液ならびに液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物に関する。
本発明のスタイリング用エアゾール組成物は、カール保持力を維持しながら、好みのセット力に調整することができ、頭髪のスタイリングに好適に用いることができる。
ここで、カール保持力とは、毛束をカーラーに固定した状態でスタイリング剤を塗布して乾燥させ、カーラーから取り外した毛束を温度と湿度を一定にした試験室内に吊るし、所定時間後に毛束の長さを測定して、該測定値より算出されるものであり、セット力とは、毛束にスタイリング剤を塗布して乾燥させ、毛束の側面から荷重をかけて毛束が折れ曲がるのに要する力を測定して求められるものである。
ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体は、頭髪上で皮膜を形成してセットした形状を維持するためのスタイリング成分として用いられるカチオン性ポリマーである。
前記共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物としては、特に限定されるものではないが、前記共重合体に水を配合した組成物をあげることができる。
カチオン性ポリマー組成物中の共重合体の含有量は、10〜40重量%であることが好ましく、15〜30重量%であることがより好ましい。共重合体が10重量%未満であると所望の効果を得るためにカチオン性ポリマー組成物の配合量が多くなり、他の成分を配合できる量が少なくなる傾向があり、40重量%をこえるとカチオン性ポリマー組成物の粘度が高くなり、取り扱いにくくなる傾向がある。
前記カチオン性ポリマー組成物の配合量は、原液中2〜30重量%であることが好ましく、5〜25重量%であることがより好ましい。また、前記共重合体の配合量に換算すると、原液中0.2〜12重量%であることが好ましく、0.5〜10重量%であることがより好ましく、0.75〜7.5重量%であることがさらに好ましい。前記共重合体の配合量が0.2重量%未満であると皮膜に伸縮性が得られにくく、またカール保持力およびセット力が弱くなりスタイリング剤としての本来の効果が得られにくい傾向があり、12重量%をこえると原液の粘度が高くなり、取り扱い性が困難になる傾向があり、さらにエアゾールバルブや噴射部材の噴射孔で詰まりやすくなる傾向がある。
前記多価アルコールは、皮膜の乾燥性を調整すると共に、皮膜の伸縮性を調整して再整髪性を付与する、カール保持力を維持したまま好みのセット力にするための調整剤として、さらに、皮膜に透明感を付与してフレーキングを防止するために用いられるものである。
さらに、本発明においては、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物と共に多価アルコールを用いることで、柔軟で伸縮性を有する透明な皮膜を形成し、さらに皮膜の表面はべたつき感や粘着感がなく、さらっとした感触が得られる。
前記多価アルコールとしては、たとえば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの2価のアルコール、グリセリン、パンテノールなどの3価のアルコール、ペンタエリトリトールなどの4価のアルコール、ブドウ糖などの5価のアルコール、ソルビトール、マンニトールなどの6価のアルコールなどがあげられ、これらを単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。これらの中でも、皮膜の伸縮性を調整する効果が高く、高い伸縮性が得られ、手ぐしで再整髪可能になる、さらには透明な皮膜が得られやすい点から2価または3価のアルコールを用いることが好ましく、特に前記効果が得られやすい点から3価のアルコールが好ましく、グリセリン、パンテノールがより好ましい。
前記多価アルコールの配合割合は、前記共重合体100重量部に対して、10〜500重量部であり、20〜300重量部であることが好ましく、30〜250重量部であることがより好ましい。配合割合が10重量部未満であると皮膜の伸縮性を調整する効果が得られにくい傾向があり、500重量部をこえると皮膜の粘着性が強くなり、べたつきやすい傾向がある。
また、前記多価アルコールの配合量は、原液中0.1〜30重量%であることが好ましく、0.5〜20重量%であることがより好ましい。多価アルコールの配合量が0.1重量%未満であると皮膜の伸縮性が得られにくく、前述の効果が充分に発現できなくなる傾向があり、30重量%をこえると塗布した頭髪の乾燥性が悪くなり、使用感が低下し易くなる傾向がある。
本発明で用いる原液は、前記カチオン性ポリマー組成物、多価アルコール、前記カチオン性ポリマー組成物以外の他の有効成分などを、溶媒に、溶解、分散または乳化させて得られるものである。
前記溶媒としては、エアゾール組成物の吐出形態により適宜選択することができ、特に限定されるものではないが、たとえば、水、低級アルコールがあげられ、これらを単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
吐出形態としては、たとえば、フォームタイプ、スプレータイプ、霧状に噴射され塗布面で発泡するスプレーフォームタイプ、ジェルスプレータイプなどがあげられるが、本発明のエアゾール組成物は頭髪全体だけでなく、頭髪の先端部分などの所望の部分に塗布しやすい点からフォームタイプとして用いることが好ましい。
前記水は、たとえば、精製水、イオン交換水、海洋深層水、生理食塩水などを用いることができる。
エアゾール組成物をフォームタイプにする場合の水の配合量は、原液中40〜95重量%であることが好ましく、50〜90重量%であることがより好ましい。前記水の配合量が40重量%未満であると発泡し難くなる傾向があり、95重量%をこえるとカチオン性ポリマー組成物、多価アルコール、他の有効成分などの配合量が少なくなり、所望の効果を得るためには使用量が多くなる傾向がある。
エアゾール組成物をスプレータイプにする場合は、水を配合しなくてもよいが、噴霧粒子に引火しないように、また、頭髪に電荷が蓄積しないように、原液中30重量%以上配合することが好ましく、40重量%以上配合することがより好ましい。
前記低級アルコールは、たとえば、エタノール、イソプロパノールなどの炭素数が2〜3個の1価の脂肪族アルコールがあげられる。
エアゾール組成物をフォームタイプにする場合は、低級アルコールを配合しなくても良いが、塗布した頭髪の乾燥性を良くし使用感を向上させる、水に溶解しない有効成分を配合するなどの目的で、原液中40重量%以下配合することが好ましく、30重量%以下配合することがより好ましい。低級アルコールが、40重量%をこえると発泡しにくくなる傾向がある。
エアゾール組成物をスプレータイプにする場合も低級アルコールを配合しなくても良いが、液化ガスの溶解量を多くして液化ガスをスプレーに適した量(エアゾール組成物中30重量%以上)を配合できるようにする、噴霧粒子を細かくし均一に付着しやすくする、塗布した頭髪の乾燥性を良くし使用感を向上させる、などの目的で、原液中に20〜95重量%配合することが好ましく、30〜90重量%配合することがより好ましい。
前記他の有効成分としては、たとえば、ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル/ビニルピロリドン共重合体、ポリビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン/メタクリルアミド/N−ビニルイミダゾール共重合体などのノニオン性ポリマー、ビニルピロリドン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(ポリクオタニウム11)、塩化メチルビニルイミダゾリウム/ビニルピロリドン共重合体、メチルビニルイミダゾリウム/ビニルピロリドン共重合体メチル硫酸塩などの本発明で用いる共重合体の他のカチオン性ポリマーなどのスタイリング成分;ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、エチルヘキシルトリアゾン、オキシベンゼン、ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸、ジヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフェノンなどの紫外線吸収剤;酸化亜鉛、酸化チタン、オクチルトリメトキシシラン被覆酸化チタンなどの紫外線散乱剤;レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、パントテン酸カルシウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、dl−α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、ジベンゾイルチアミン、リボフラビンおよびこれらの混合物などのビタミン;アルミニウム粉末、シリカ、酸化鉄などの顔料;黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、赤色2号、赤色3号、青色1号、青色2号などの染料;フローラル、グリーン、シトラスグリーン、グリーンフローラル、シトラス、ローズ、ローズウッド、ハーバルウッド、レモン、ペパーミントなどの香料;パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノールなどの防腐剤などがあげられる。
前記他の有効成分の配合量は、原液中0.1〜20重量%であることが好ましく、0.5〜10重量%であることがより好ましい。前記有効成分の配合量が0.1重量%未満であると有効成分濃度が低くなるため、所望の効果を得るためには使用量が多くなる傾向があり、20重量%をこえると有効成分濃度が高くなりすぎ、使用上限をこえて塗布する傾向がある。
さらに原液には、艶を出す、肌触りを良くする、すべりやくし通りを良くする、保湿性を向上させるなど、使用感を向上させる目的で油性成分を配合することができる。
前記油性成分としては、たとえば、アジピン酸ジイソプロピル、コハク酸ジエトキシエチル、コハク酸ジオクチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシルなどのエステル油;メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイル;ジメチコンクロスポリマー、ジメチコン/ビニルジメチコンクロスポリマー、ジメチコン/フェニルジメチコンクロスポリマー、ジメチコン/コポリオールクロスポリマーなどのシリコーンエラストマー;スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、イソパラフィンなどの液状の炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸などの脂肪酸;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコールなどの高級アルコール;アボガド油、マカダミアナッツ油、シア脂、オリーブ油、ツバキ油などの油脂;ミツロウ、ラノリンロウなどのロウ類などがあげられる。
前記油性成分の配合量は、原液中0.1〜20重量%であることが好ましく、1〜10重量%であることがより好ましい。前記油性成分の配合量が0.1重量%未満であると前述の油性成分の効果が得られにくい傾向があり、20重量%をこえるとカール保持力やセット力が低下するなど、スタイリング剤の性能に影響が出やすい傾向がある。
本発明のスタイリング用エアゾール組成物をフォームタイプとする場合は、原液を発泡させるための界面活性剤を配合することが好ましい。またスプレータイプとする場合でも頭髪に柔軟性を付与するなどの目的で配合しても良い。
前記界面活性剤としては、たとえば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリ(ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、デカなど)グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、脂肪酸アルキロールアミド、アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレン/メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン/メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン/オキシプロピレン)/メチルポリシロキサン共重合体、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、脂肪酸石鹸、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルグルタミン酸、N-アシルグリシン塩、N-アシルアラニン塩、ベヘントリモニウムメトサルフェート/セタノール/イソアルキル(C10〜40)アミドプロピルエチルジモニウムメトサルフェートの混合物などがあげられる。
前記界面活性剤の配合量は、原液中0.1〜20重量%であることが好ましく、0.5〜10重量%であることがより好ましい。前記界面活性剤の配合量が0.1重量%未満であると、発泡性が弱く安定した泡を形成しにくくなる傾向があり、20重量%をこえるとべたつき感が強くなる、乾燥性が悪くなるなど、使用感が低下し易い傾向がある。
前記カチオン性ポリマー組成物、多価アルコール、その他の任意成分(前記カチオン性ポリマー組成物以外の他の有効成分、油性成分、発泡剤など)などを溶媒に配合することにより原液を調製することができる。
さらに、原液のpHを調整する、脂肪酸をケン化して脂肪酸石鹸を作り泡の保持性を調整するなどの目的でpH調整剤を配合してもよい。前記pH調整剤としては、たとえば、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1、3−プロパンジオールなどの有機アルカリ、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウムなどの無機アルカリなどがあげられる。
前記pH調整剤の配合量は、原液のpHを5〜9に調整する量であることが好ましく、5.5〜8に調整する量であることがより好ましい。原液のpHが5よりも低くなる、あるいは9よりも高くなると頭髪や頭皮に悪影響が出やすく、またエアゾール容器が腐食されやすくなる傾向がある。
また、原液の粘度を調整して泡の硬さや泡の保持性を調整するなどの目的で、また、スプレーの粒子を大きくするなどの目的で水溶性高分子を配合してもよい。前記水溶性高分子としては、たとえば、ゼラチン、寒天、カゼイン、デキストリン、ペクチン、デンプン、カルボキシメチルデンプン、コラーゲン、変性ポテトスターチ、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、キサンタンガムなどがあげられる。
前記水溶性高分子の配合量は、原液中0.05〜5重量%であることが好ましく、0.1〜3重量%であることがより好ましい。前記水溶性高分子の配合量が0.05重量%未満の場合は水溶性高分子を配合する前記効果が得られにくく、5重量%をこえると粘度が高くなりすぎ取り扱いにくくなるとともに、使用感が低下しやすい傾向がある。
原液の配合量は、エアゾール組成物をフォームタイプにする場合は、エアゾール組成物中60〜97重量%であることが好ましく、65〜95重量%であることがより好ましい。前記原液の配合量が60重量%未満であると泡が粗くなって頭髪に塗布しにくくなる傾向があり、97重量%をこえると発泡性が悪く頭髪に塗布しにくくなる傾向がある。
また、原液の配合量は、エアゾール組成物をスプレータイプにする場合は、エアゾール組成物中30〜70重量%であることが好ましく、40〜65重量%であることがより好ましい。前記原液の配合量が30重量%未満の場合は噴霧粒子が細かくなりすぎて、噴霧粒子が飛散しやすくなり、頭髪に付着しにくくなる傾向があり、70重量%をこえると噴霧粒子が粗くなって頭髪にべったりと付着しやすく使用感が低下しやすい傾向がある。
前記液化ガスは容器内部では蒸気圧を有する液体であり、大気中に放出されると気化して原液を泡状の吐出あるいは霧状に噴霧する噴射剤として作用する。
前記液化ガスとしては、たとえば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、およびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテルおよび液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物などがあげられる。なお、前記液化ガスに、ノルマルペンタンやイソペンタンなどの低沸点溶剤を配合してもよい。
前記液化ガスの配合量は、エアゾール組成物をフォームタイプにする場合は、エアゾール組成物中3〜40重量%であることが好ましく、5〜35重量%であることがより好ましい。前記液化ガスの配合量が3重量%未満であると発泡性が低下しやすい傾向があり、40重量%をこえると泡が粗くなって頭髪に塗布しにくくなる傾向がある。
また、エアゾール組成物をスプレータイプにする場合は、エアゾール組成物中30〜70重量%であることが好ましく、35〜60重量%であることがより好ましい。前記液化ガスの配合量が30重量%未満であると噴霧粒子が粗くなって頭髪にべったりと付着しやすく使用感が低下しやすい傾向があり、70重量%をこえると噴霧粒子が細かくなりすぎ、噴霧粒子が飛散しやすく頭髪に付着しにくくなる傾向がある。
さらに、エアゾール組成物をフォームタイプにする場合は低温時の発泡性を向上させる、フォームに艶を付与するなどの目的で、エアゾール組成物をスプレータイプにする場合は低温時の噴霧の勢いを保つなどの目的で圧縮ガスを配合しても良い。前記圧縮ガスとしては、たとえば、窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、圧縮空気などがあげられる。
また、圧縮ガスを配合する場合、エアゾール容器内部の圧力が35℃において0.8MPa以下となるように充填することが好ましく、0.75MPa以下となるように充填することがより好ましい。エアゾール容器内部の圧力が0.8MPaをこえると高温時に圧力が高くなりすぎ安全性の面から好ましくない。
このように構成される本発明のエアゾール組成物は、前記カチオン性ポリマー組成物、多価アルコール、および、任意で有効成分などを溶媒に配合して原液を調整し、得られた原液を液化ガスとともにエアゾール用容器に充填することにより調整することができる。
得られたエアゾール組成物はエアゾール容器から大気中に放出されると液化ガスが気化し、原液を発泡させて泡状あるいは原液を微細化して霧状になる。得られた泡を頭髪に塗布、あるいは霧を付着させることにより、頭髪を所望の形状にスタイリングすることができる。また本発明のエアゾール組成物は頭髪上で優れた伸縮性を有する皮膜を形成するため、頭髪が風などで乱れてもブラシや手ぐしなどで容易に元の形状に戻すことができるものである。さらに、高いカール保持力を維持したままセット力を調整することができるため、多様化する消費者のニーズに応えやすい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
参考例1〜13
カチオン性ポリマーであるビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を20重量%含む水溶液(Luviquat Supreme(商品名)、BASF製、以下ポリクオタニウム68水溶液とする)に、表1の添加剤を配合割合が、ポリクオタニウム68水溶液/添加剤=90/10(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤56重量部)となるように配合して混合物を作製し、該混合物をガラス板上に塗布してフィルムを形成して、該フィルムの特性を評価した。その結果を表1に示す。
参考例14
添加剤を添加せず、ポリクオタニウム68水溶液をガラス板上に塗布してフィルムを形成して、該フィルムの特性を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2008195669
<評価方法>
(透明性)
得られたフィルムの透明性を目視で、以下の基準により評価した。
◎:透明
○:わずかに濁りあり
×:白濁
(粘着性)
得られたフィルム表面を指先で触ったときの感触を、以下の基準により評価した。
◎:粘着感はまったくなく、さらさらしている。
○:粘着感はわずかにあるが、ほこりが付着しない程度。
×:指先がくっつくような粘着感がある。
(硬さ)
フィルムをガラス板から剥がして長さ30mm、幅10mmのフィルム片を作製し、フィルムを折り曲げたときの状態を、以下の基準により評価した。
◎:フィルム片は割れることなく柔軟に変形した。
○:フィルム片は割れなかったが、やや硬い。
×:フィルム片が割れた。
(伸長性)
引張圧縮試験機((株)今田製作所製)を用いて、長さ30mm、幅10mmのフィルム片の端を固定し、他端を引っ張ってフィルム片を伸ばした。
◎:長さが60mmになるまで伸ばすことができた。
○:長さが50mmになるまで伸ばすことができた。
×:長さが50mmになる前に破断した。
(復元性)
伸長性試験に用いたフィルムを室温にて放置し、24時間後のフィルムの長さを測定した。伸長試験前の長さ、伸長試験後の長さ、24時間後の長さからフィルム片の収縮率を算出した。
◎:収縮率が80%より大きい
○:収縮率が50〜80%
×:収縮率が50%未満
比較参考例1〜4
カチオン性ポリマーであるビニルピロリドン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体のジエチル硫酸塩を20重量%含む水溶液(HCポリマー1N(商品名)、大阪有機化学工業(株)製、以下、ポリクオタニウム11水溶液とする)に、表2の添加剤を配合割合が、ポリクオタニウム11水溶液/添加剤=90/10(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤56重量部)となるように配合して混合物を作製し、該混合物をガラス板上に塗布してフィルムを形成して、該フィルムの特性を評価した。その結果を表2に示す。
比較参考例5
添加剤を添加せず、ポリクオタニウム11水溶液をガラス板上に塗布してフィルムを形成して、該フィルムの特性を評価した。その結果を表2に示す。
Figure 2008195669
参考例15
ポリクオタニウム68水溶液/グリセリン=99/1(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤5重量部)となるように配合した以外は、参考例1と同様の試験を行った。結果を表3に示す。
参考例16
ポリクオタニウム68水溶液/パンテノール=99/1(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤5重量部)となるように配合した以外は、参考例1と同様の試験を行った。結果を表3に示す。
参考例17
ポリクオタニウム68水溶液/パンテノール=75/25(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤167重量部)となるように配合した以外は、参考例1と同様の試験を行った。結果を表3に示す。
参考例18
ポリクオタニウム68水溶液/パンテノール=40/60(重量比)(共重合体100重量部に対して添加剤750重量部)となるように配合した以外は、参考例1と同様の試験を行った。結果を表3に示す。
Figure 2008195669
実施例1〜5および比較例1〜3
表4に示す組成の水性原液を調製し、調製した水性原液138gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。次いで容器の開口部にエアゾールバルブを固着し、バルブから液化石油ガス12gを充填してフォームタイプのエアゾール組成物を製造した。得られたエアゾール組成物の頭髪の状態、再整髪性、カール保持力、セット力を評価した結果を表5に示す。
Figure 2008195669
<エアゾール組成物>
上記原液 92.0
液化石油ガス(蒸気圧:0.50MPa/25℃) 8.0
合計 100.0(重量%)
実施例6および比較例4
表5に示す組成の水性原液を調製し、調製した水性原液127.5gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。次いで容器の開口部にエアゾールバルブを固着し、バルブから液化石油ガス22.5gを充填し、ワックスフォームタイプのエアゾール組成物を製造した。得られたエアゾール組成物の頭髪の状態、再整髪性、カール保持力、セット力を評価した結果を表6に示す。
また、実施例6の水性原液のpHは6.7であり、比較例4の水性原液のpHは8.1であった。
Figure 2008195669
<エアゾール組成物>
上記原液 85.0
液化石油ガス(蒸気圧:0.35MPa/25℃) 15.0
合計 100.0(重量%)
実施例7
下記の水性原液を調整し、水性原液142.5gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。次いで容器の開口部にエアゾールバルブを固着し、バルブからジメチルエーテル7.5gを充填し、さらに炭酸ガスを充填して0.6MPaに調整し、クリームフォームタイプのエアゾール組成物を製造した。得られたエアゾール組成物の頭髪の状態、再整髪性、カール保持力、セット力を評価した結果を表6に示す。
<水性原液>
セタノール 1.0
ステアリルアルコール 1.0
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル(*7) 2.0
ポリオキシエチレン(15)オレイルエーテル(*12) 1.0
メチルパラベン 0.1
濃グリセリン 2.0
パンテノール(*1) 0.1
ポリクオタニウム68水溶液 20.0
精製水 72.8
合計 100.0(重量%)
*12:BO−15TX(商品名)、日光ケミカルズ(株)製
<エアゾール組成物>
上記原液 95.0
ジメチルエーテル 5.0
合計 100.0(重量%)
実施例8
下記の水性原液を調整し、水性原液138.0gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。次いで容器の開口部にエアゾールバルブを固着し、バルブから液化石油ガス12.0gを充填し、セット力をマイルドにしたソフトフォームタイプのエアゾール組成物を製造した。得られたエアゾール組成物の頭髪の状態、再整髪性、カール保持力、セット力を評価した結果を表6に示す。
<水性原液>
ポリクオタニウム68水溶液 10.0
パンテノール(*1) 0.1
エタノール 5.0
メチルパラベン 0.1
濃グリセリン 2.0
ポリオキシエチレン/メチルポリシロキサン共重合体(*6) 1.5
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル(*8) 1.5
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル(*7) 2.0
メチルフェニルポリシロキサン(*5) 2.0
メチルポリシロキサン(*9) 5.0
精製水 70.8
合計 100.0(重量%)
<エアゾール組成物>
上記原液 92.0
液化石油ガス(蒸気圧:0.50MPa/25℃) 8.0
合計 100.0(重量%)
実施例9
下記の水性原液を調整し、水性原液138.0gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。次いで容器の開口部にエアゾールバルブを固着し、バルブから液化石油ガス12.0gを充填し、頭髪にツヤを付与するフォームタイプのエアゾール組成物を製造した。得られたエアゾール組成物の頭髪の状態、再整髪性、カール保持力、セット力を評価した結果を表6に示す。
<水性原液>
ポリクオタニウム68水溶液 10.0
パンテノール(*1) 0.1
エタノール 3.0
メチルパラベン 0.1
濃グリセリン 1.0
ポリオキシエチレン/メチルポリシロキサン共重合体(*6) 1.5
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル(*8) 1.5
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル(*7) 3.0
メチルフェニルポリシロキサン(*5) 3.0
メチルポリシロキサン(*9) 6.0
ベヘントリモニウムメトサルフェート/セタノール/
イソアルキル(C10〜40)アミドプロピルエチル
ジモニウムメトサルフェートの混合物(*13) 0.3
精製水 70.5
合計 100.0(重量%)
*13:インクロクアットベヘニル18MEA(商品名)、クローダ製
<エアゾール組成物>
上記原液 92.0
液化石油ガス(蒸気圧:0.50MPa/25℃) 8.0
合計 100.0(重量%)
<試験方法>
(頭髪の状態)
得られたエアゾール組成物(フォーム)を頭髪に塗布し、ブラシとドライヤーを使ってスタイリングし、頭髪の状態を以下の基準により評価した。
◎:フレーキングもなく、滑らかで柔軟性がある。
○:わずかにフレーキングが認められるが、滑らかで柔軟性がある。
△:フレーキングはないが、硬くごわごわしている。
×:べたつきがある。
(再整髪性)
フォームを頭髪に塗布してスタイリングし、5時間後に風をあてて頭髪を乱し、手ぐしにて再度スタイリングし、以下の基準により評価した。
○:乱す前の形状に戻すことができた。
×:乱す前の形状に戻らなかった。
(カール保持力)
長さ15cmの毛束をカーラー(直径3cm)に巻き、フォームを毛束に塗布して乾燥させた。温度30℃、湿度90%の試験室に毛束を吊るし、5時間後のカール保持率を測定した。
(セット力)
長さ15cmの毛束にフォームを塗布して乾燥させた。毛束に横方向から荷重を掛けて、毛束が折れ曲がるのに要する荷重(g)を測定した。
Figure 2008195669
実施例1、2、4、5は、フレーキングもなく滑らかに仕上がり、再整髪性に優れていると共に、カール保持力およびセット力の高いスタイリング性能を有する。
実施例3、8、9は、フレーキングもなく滑らかに仕上がり、再整髪性に優れていると共に、カール保持力は高いが、セット力を押さえてよりナチュラルなスタイリング性能を有する。
実施例6は、実施例1と同様に再整髪性に優れていると共に、カール保持力およびセット力の高いスタイリング性能を有し、さらに指先で頭髪の所望の部分にのみ塗布するワックス感覚で使用することができる。
実施例7は、実施例1と同様に再整髪性に優れていると共に、カール保持力をより高くすることでき、セット力を押さえてよりナチュラルなスタイリング性能を有する。
なお、比較例4の「−」は、粘度が高くなりすぎ測定できなかったことを示す。

Claims (4)

  1. ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール/メチルビニルイミダゾリウムメチル硫酸塩共重合体を含むカチオン性ポリマー組成物および前記共重合体100重量部に対して10〜500重量部の多価アルコールを含む原液ならびに液化ガスからなるスタイリング用エアゾール組成物。
  2. 前記共重合体の配合量が、原液中に0.2〜12重量%であり、前記多価アルコールの配合量が、原液中に0.1〜30重量%である請求項1記載のスタイリング用エアゾール組成物。
  3. 多価アルコールが、3価のアルコールである請求項1または2記載のスタイリング用エアゾール組成物。
  4. 多価アルコールが、グリセリンおよび/またはパンテノールである請求項3記載のスタイリング用エアゾール組成物。
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