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JP2008195385A - 自転車のディレイラ用制御装置 - Google Patents

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JP2008195385A
JP2008195385A JP2008028682A JP2008028682A JP2008195385A JP 2008195385 A JP2008195385 A JP 2008195385A JP 2008028682 A JP2008028682 A JP 2008028682A JP 2008028682 A JP2008028682 A JP 2008028682A JP 2008195385 A JP2008195385 A JP 2008195385A
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Campagnolo SRL
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Abstract

【課題】自転車に乗る状態を改善する制御装置を提供すること。
【解決手段】上記の課題は、自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ブレーキ操作ならびに互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向へのディレイラ操作の両方を実行すべく、支持体に対して可動である単一レバーとを有する制御装置であって、前記単一レバーが、ブレーキおよびディレイラのどちらも操作されていない休止位置を有しており、ブレーキを操作すべく第1の方向に可動であり、前記単一レバーは、前記第1の方向と異なる第2の方向に、第1の量を動いて、ディレイラを第1移動方向に移動させ、第1の量とは異なる第2の量を動いて、ディレイラを第2の移動方向に移動させることができる、自転車用の一体型制御装置によって解決される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自転車のディレイラとブレーキを作動させるのに適した制御装置に関する。
以下では、特にカーブ・ハンドルバー(競争用自転車の典型である)を備える自転車用に構成された装置に関して説明を行うが、説明される制御装置は、ストレート・ハンドルバー(マウンテンバイクの典型である)にも適用可能である。
自転車は、通常は、2つのディレイラ、すなわちクランクセットに組み合わせられたフロント・ディレイラおよびスプロケット・アセンブリに組み合わせられたリア・ディレイラを備えている。どちらの場合も、ディレイラが伝達チェーンに係合し、種々の直径および歯数の歯車の間で伝達チェーンを移動させ、さまざまな伝達比を得る。ディレイラは、リア・ディレイラであっても、あるいはフロント・ディレイラであっても、通常は、伸びないシース・ケーブル[一般に、ボーデン(Bowden)ケーブルとして知られている]によって加えられる引張り作用によって一方向に動かされ、ディレイラそのものに設けられた弾性復帰部材(典型的には、ばね)の弾性復帰作用によって反対方向に動かされる。通常は、復帰部材によって決定される移動の方向が、チェーンが大径の歯車から小径の歯車へと移動する方向、すなわちいわゆる下り変速(downward gear-shifting)の方向であり、反対に、制御ケーブルの引張り作用は、チェーンが小径の歯車から大径の歯車へと移動するいわゆる上り変速(upward gear-shifting)の方向に生じる。フロント・ディレイラにおいては、下り変速がより小さな伝達比への移行に相当する一方で、リア・ディレイラにおいては、下り変速がより大きな伝達比に相当することに注意すべきである。
ディレイラの制御ケーブルの2方向への移動は、サイクリストにとって容易に操作可能であるように取り付けられる(通常はハンドルバーにおいて把持部の付近に取り付けられる)制御装置によって得られるが、この場所には、前輪または後輪のブレーキ作動ケーブルを操るためのブレーキ・レバーも位置している。2方向へのディレイラ制御およびブレーキ制御の両方を可能にする制御装置が、一体型制御装置として一般に知られている。通例では、フロント・ディレイラの制御装置および前輪のブレーキ・レバーが、左手の把持部近傍に位置する一方で、リア・ディレイラの制御装置および後輪のブレーキ・レバーが、右手の把持部近傍に位置している。
制御装置においては、制御ケーブルが、回転部材(一般に、ケーブル巻き取りブシュとして知られている)への巻き取りおよび巻き戻しによって引張りまたは弛緩状態で操作され、回転部材の回転は、適切な制御レバーによってサイクリストによって制御される。
2つの別個のラチェット・レバーによってケーブル巻き取りブシュの2方向の回転を操る一体型制御装置が、本出願人に係る特許文献1に記載されている。
そのような種類の装置は、自転車のハンドルバーに固定される支持体を有しており、この支持体に、ブレーキ・ケーブルの引張りのための第1のレバー(すなわち、ブレーキ・レバー)、上り変速を実行すべくブレーキ・レバーに沿って隣接配置された第2のレバー(すなわち、上りシフト・レバー)、および下り変速を実行すべく支持体の内側から突き出している第3のレバー(すなわち、下りシフト・レバー)が連接されている。ブレーキ・レバーは、自転車の移動の方向にほぼ直交する第1の軸の周りで回転でき、レバーがサイクリストによってハンドルバーの方に引かれたときに、ブレーキ・ケーブルを引張ることが可能である。第2のレバーは、制動時にブレーキ・レバーの動きに追従できるよう、第1の軸にほぼ平行である第2の軸に連接されるとともに、さらにブシュの回転軸および自転車の移動の軸にほぼ平行な第3の軸に連接され、ケーブルを巻き取って上り変速を達成すべく、適切なラチェットを介してケーブル巻き取りブシュを第1の回転方向に回転させることができる。第3のレバーは、ケーブル巻き取りブシュの回転軸に関して、第2の上りシフト・レバーの第1の回転方向と反対の第2の回転方向に回転し、適切なラチェットを介してケーブル巻き取りブシュからケーブルを巻き戻し、下り変速を達成する。
他の一体型制御装置が、特許文献2に記載されている。
そのようなタイプの装置は、自転車のハンドルバーに固定された支持体を有しており、ブレーキ・ケーブルの引張りのための第1のレバー(すなわち、ブレーキ・レバー)、および下り変速を実行すべくブレーキ・レバーに沿って隣接配置された第2のレバー(すなわち、下りシフト・レバー)が、支持体に連接されている。第1のレバーは、自転車の移動の方向にほぼ直交する第1の軸の周りで回転でき、レバーがサイクリストによってハンドルバーの方に引かれたときに、ブレーキ・ケーブルを引張ることが可能である。この場合には、第1のレバーが、ブレーキ・レバーとして作動する。第1のレバーは、自転車の移動の方向にほぼ平行でありかつブシュの回転軸にほぼ平行である第2の軸の周りで回転することも可能であり、ケーブルを巻き取って上り変速を達成すべく、適切なラチェットを介してケーブル巻き取りブシュを第1の回転方向に回転させることができる。第2のレバーは、制動時にブレーキ・レバーの動きに追従できるよう、第1の軸にほぼ平行な軸の周りで回転できるとともに、さらにブシュの回転軸および自転車の移動の軸にほぼ平行な第3の軸に連接され、適切なラチェットを介してケーブル巻き取りブシュからケーブルを巻き戻して下り変速を達成するために、適切なラチェットを介してケーブル巻き取りブシュを、第2の上りシフト・レバーの第1の回転方向と反対の第2の回転方向に回転させることができる。
上述の制御装置は、上り変速および下り変速の操作を連続して実行するため、または制動に引き続いて下り変速を実行するために、手(とくには、指)を上りシフト・レバーまたはブレーキ・レバーから下りシフト・レバーに届くように移動させて下りシフト・レバーを操作する必要があるという事実に内在する欠点を有している。これにより、制御部の把持を失う可能性があり、したがって自転車に乗る時の安定性が低下する可能性がある。
他の一体型制御装置が、特許文献3に記載されている。この装置は、ディレイラの制御ケーブルを作動させるためのレバーを1つだけ備えており、このレバーがただ1つの方向に操作され、レバーを小さく押すことによって第1の方向の変速がもたらされる一方で、レバーを同じ方向に大きく押すことによって、第2の方向の変速がもたらされる。この機能は、協調した方法で歯車の歯に作用する2つのレバーを駆動および保持のそれぞれのために具備しているラチェット・システムによって得られている。
欧州特許公開504118号公報[対応日本特許第3224847号公報] 欧州特許公開371254号公報[対応日本特許第2732116号公報] 欧州特許公開1698550号公報
本発明の根底にある課題は、自転車に乗る状態をさらに改善することができる制御装置を作り出すことにある。
したがって、本発明の第1の構成は、請求項1によって規定される装置に関し、その第2の構成は、請求項31によって規定される装置に関し、その第3の構成は、請求項34によって規定される装置に関し、その第4の構成は、自転車の制御のための請求項41によって規定される方法に関する。好ましい特性が、従属請求項に示される。
より具体的には、第1の構成の本発明による自転車用の一体型制御装置は、自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ブレーキ操作および、互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向へのディレイラ操作の両方を行うために、前記支持体に対して可動である単一レバーとを有しており、
前記単一レバーが、ブレーキおよびディレイラのどちらも操作されていない休止位置を有し、かつ、ブレーキを操作すべく第1の方向に可動であり、前記単一レバーを、前記第1の方向と異なる第2の方向に第1の量を動かして、ディレイラをディレイラの第1移動方向に移動させ、第1の量とは異なる第2の量を動かして、ディレイラをディレイラの第2移動方向に移動させることができる。
このやり方で、サイクリストは、制動、上り変速、または下り変速といった操作のいずれを実行しなければならない場合でも、決して手による把持を移動させる必要がない。したがって、あらゆる操作をより迅速かつより安全に実行することができる。必要であれば、さらにサイクリストは、制動および変速を、一方の完了を待ってから他方を開始する必要なく、同時に実行することができ、そのようにするために、単純に単一レバーを第1および第2の両方向に動かすだけでよい。
前記第2の方向が、前記第1の方向に対してほぼ直交していることが好ましく、したがって操作の動きが互いに明確に相違し、制動操作によって予期せずに変速操作が生じてしまう可能性がなく、および/または、変速操作によって予期せずに制動操作が生じてしまう可能性がない。
第1移動方向へのディレイラの移動が下り変速に相当し、反対の方向へのディレイラの移動が上り変速に相当するのが好ましい。したがって単一レバーの第1の動きによって、下り変速が生じる一方で、第2のさらなる動きによって、上り変速が生じる。この操作のやり方が、サイクリストにとってより直感的である。しかしながら、代案として、反対も可能である。
支持体が、サイクリストの手によって握られるのが好ましい。
この装置は、第1の回転軸の周りで支持体に対して回転運動できるように支持された中間体を有しているのが好ましく、単一レバーが、第1の回転軸と異なる第2の回転軸の周りで中間体に対して回転運動可能である。
このような中間体を設けることによって、装置の強度を損なうことなく、2つの方向の運動の可能性を、簡潔かつ安全な様式で備えることができる。
単一レバーが休止位置にあるとき、前記第2の回転軸が、ほぼ自転車の移動の方向を向き、前記第1の回転軸が、ほぼ自転車の移動の方向に対する横断方向を向いているのが好ましい。このやり方で、カーブ・ハンドルバーを備えている競争用の自転車の場合に、第1の回転軸がほぼ水平となる一方で、ストレート・ハンドルバーを備えているマウンテンバイクの場合には、第1の回転軸がほぼ垂直になる。
中間体が、ブレーキ制御ケーブルの幅広ヘッドを収容するための着座部を、前記第1の回転軸から離れた位置に有しているのが好ましい。これにより、第1の回転軸の周りで中間体が回転し、ブレーキ制御ケーブルが引張られ、したがって制動がなされる。
この装置は、第2の回転軸の周りで中間体に対して回転運動できるように取り付けられた接続ロッドを有しているのが好ましく、可動の単一レバーが、第2の回転軸と異なりかつ第2の回転軸に平行である第3の回転軸に従って接続ロッドへと枢動可能に取り付けられ、単一レバーが、第3の回転軸の周りで、接続ロッドに対して、休止位置と変位位置との間を角度運動可能であり、接続ロッドが、第2の回転軸の周りで、中間体に対して、休止位置と少なくとも1つの変位位置との間を角度運動可能である。
単一レバーを接続ロッドに回転運動可能に取り付け、これら2つの回転軸を平行にすることによって、さらに詳しく後述されるとおり、単一レバーに与えられる動きの大きさに応じて区別される所望の作動を得ることができるようになる。
接続ロッドを休止位置の方へ押すために、接続ロッドと中間体との間に第1の弾性部材が設けられ、単一レバーを休止位置へと押すために、単一レバーと接続ロッドとの間に第2の弾性部材が設けられるのが好ましい。典型的には、ばねであるこれらの弾性部材が、サイクリストの押しの操作が終了したときに、接続ロッドおよびレバーの所定の位置への復帰を決定する。
第1の弾性部材が、第2の弾性部材よりも優勢な押しを前記接続ロッドに作用させるのが好ましい。これにより、単一レバーを押すことによって、最初に単一レバーが接続ロッドを動かすことなく変位位置へと移動し、次いで接続ロッドが移動する。同じやり方で、単一レバーが押されなくなったとき、最初に接続ロッドが中間体に対して所定の位置に復帰し、次いで単一レバーが接続ロッドに対して所定の位置に復帰する。
上記に概説した内容に沿った装置は、機械式の変速機およびサーボ補助付きの変速機(すなわち、ディレイラが制御ケーブルによって動かされるのではなく、電気または油圧システムによって動かされる)の両者において使用可能である。
機械式の変速機の場合において、この装置は、制御ケーブルによって駆動されるディレイラの操作に適しており、そして、この装置は、
支持体上に回転運動可能に支持され、ディレイラの制御ケーブルを巻き取るケーブル巻き取りブシュ、
ディレイラの所望の位置に対応する所定数の所定の角度位置の間を、中間体上で第2の回転軸の周りに回転運動できるように支持されている歯車を具備するインデキシング機構、および歯車の回転がケーブル巻き取りブシュの回転に対応するよう、ケーブル巻き取りブシュとインデキシング機構の歯車との間に位置する伝達機構を有している。
上記伝達機構によって、インデキシング機構の歯車を中間体上に位置させつつ、ケーブル巻き取りブシュを支持体上に位置させることができ、インデキシング機構およびケーブル巻き取りブシュの両方の操作を簡潔に、したがって信頼できるものとすることができる。
伝達機構が、前記ケーブル巻き取りブシュに対する前記インデキシング機構の運動を可能にするのに適したスライド接続を有しているのが好ましく、また、伝達機構が、前記第1の軸の周りでの前記中間体の回転を可能にするのが好ましい。
前記スライド接続が、前記ケーブル巻き取りブシュおよび/または前記歯車に組み合わせられた突き出し部材をスライド可能に収容する少なくとも1つのスロットを有しているのが好ましい構成である。このような構成は、きわめて簡潔でありながら、中間体と支持体との間のきわめて大きな相対変位を可能にする。
前記伝達機構が、中間シャフト、第1の自在継手(Hooke’s joint)、および第2の自在継手を有しているのが好ましい。前記第1の自在継手が、中間シャフトをインデキシング機構の歯車へと接続し、前記第2の自在継手が、中間シャフトをケーブル巻き取りブシュへと接続している。この2重の自在継手を備える構成によって、歯車の回転とケーブル巻き取りブシュの回転との間の完璧な対応が保証される。
好ましい構成のインデキシング機構は、
前記歯車が、第1および第2セクタを有しており、そのセクタ内に第1および第2の歯がそれぞれ形成され、前記第1および第2の歯が、間に所定の数の前記角度位置に少なくとも等しい数の歯間空間を形成しており、
単一レバーが、第1セクタに面する被駆動アームを有しており、前記被駆動アームに、第1セクタの空間の形状に準拠した形状の第1ラチェットが設けられており、
さらに前記装置は、
第2および第3の回転軸に平行な第4の回転軸に従って中間体へと枢動可能に取り付けられ、単一レバーの被駆動アームに向かって面する第1のアームと、第2セクタに向かって面し、前記第2セクタの空間の形状に準拠した形状の第2ラチェットを備えている第2のアームとを有しているロッカー・アーム、および
ロッカー・アームの第2のアームを第2セクタに向かって押すべく、中間体とロッカー・アームとの間に位置する第3の弾性部材を有しており、
単一レバーが休止位置から変位位置に向かって動かされるときに、単一レバーの被駆動アームが、ロッカー・アームの第1のアームを第3の弾性部材に逆らって押している。
この構成によれば、比較的簡潔に、したがって信頼性のあるやり方で、所望の機能を達成することができる。
第1および第2セクタの空間が、有効面および非有効面によって形成されているのが好ましく、前記有効面が、前記空間に対して、ケーブル巻き取りブシュのディレイラ制御ケーブルを巻き取る方向の回転に相当する歯車の第1の回転方向に面している。
レバーおよび接続ロッドがそれらの休止位置にあるとき、第1ラチェットが、第1セクタのいずれの空間にも係合しない一方で、第2ラチェットが、第2セクタの空間のうちの1つに係合し、前記空間の有効面に当接して、第1の回転方向と反対の第2の回転方向への歯車の回転を防止しているのが好ましい。
接続ロッドが休止位置から動かされることなく、レバーが休止位置から変位位置へと動かされるとき、第1ラチェットが、有効面から隙間をおいて、第1セクタの空間のうちの1つに、部分的に係合する一方で、第2ラチェットが、前記空間の反対側の第2セクタの空間との係合から外れるのがより好ましい。結果として、歯車が、ディレイラ制御ケーブルの引張りゆえに、第2の回転方向に少量回転し、その回転は、第2ラチェットが係合していた空間に対向する位置から第2ラチェットが隣の空間に対向する位置へ移動する一方で、第1ラチェットが、前記第1ラチェットが係合している空間の有効面に向かって移動するために充分な量である。
接続ロッドを休止位置から動かすことなく、レバーが変位位置から休止位置へと戻されるとき、前記第1ラチェットが、係合している空間との係合から外れる一方で、第2ラチェットが、前記第2ラチェットが対向していた空間に係合するのが、さらにより好ましい。
接続ロッドに対して、レバーが変位位置を維持しながら、接続ロッドが休止位置から変位位置へと動かされるとき、第1ラチェットが、空間に係合したままで、前記空間の有効面を押して、歯車を第1の方向に回転させる一方で、第2ラチェットが、第3の弾性部材によって歯車に押し付けられ、前記歯車の回転を妨げることなく空間の非有効面をスライドするのがさらにより好ましい。
接続ロッドおよびレバーがそれらの休止位置へと戻されるとき、第1ラチェットが、歯車との係合から外れる一方で、第2ラチェットが、空間のうちの1つに係合したままであって、歯車の第2の方向の回転を防止するのが、さらにより好ましい。
サーボ補助付きの変速機の場合において、本発明の装置は、サーボ補助付きのシステムによって駆動されるディレイラの操作に適しており、前記単一レバーと前記接続ロッドとの間の第1移動検出器、および前記接続ロッドと前記中間体との間の第2移動検出器を有している。
このやり方で、単一レバーの同じ方向の大小の動きを容易に検出し、良好な信頼性にてそれを区別することができる。
好ましくは、第1移動検出器が、単一レバーが変位位置に達するときの接続ロッドと単一レバーの被駆動アームとの間の接触によって作動する第1接触検出器であり、第2移動検出器が、接続ロッドが変位位置に達するときの接続ロッドの突起と前記中間体との間の接触によって作動する第2接触検出器である。
接触検出器を選択することで、構成が簡潔になるだけでなく、動きが完了したときに確実に動き(大小の動きの両方)を認識して、不完全な動きの場合の誤った作動を防止することができる。
第1接触検出器が接続ロッド上の着座部に設けられるのが好ましく、第2接触検出器が中間体上の着座部に設けられるのが好ましい。
サーボ補助付きのシステムが、電動モータを具備しているのが好ましい。
第2の構成の本発明によれば、自転車用の一体型制御装置が、自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ブレーキ操作のために、ならびに、サーボ補助付きシステムを介して互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向にディレイラを操作するために、支持体に対して可動である単一レバーとを有しており、単一レバーが、ブレーキおよびディレイラのどちらも操作されていない休止位置を有し、ブレーキを操作すべく第1の方向に可動であり、レバーを第1の方向と異なる第2の方向に動かして、ディレイラを第1移動方向に移動させ、第1の方向と異なる第3の方向に動かして、ディレイラを第2移動方向に移動させることができる。
第3の構成の本発明によれば、サーボ補助付きシステムを介して、ディレイラを互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向に操作するために適している自転車用の電子制御装置が、特に、自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ディレイラを操作すべく前記支持体に対して可動であるレバーとを有しており、レバーを、ディレイラを操作しない休止位置から、ただ1つの方向に、第1の量を動かして、ディレイラを第1移動方向に移動させ、第1の量とは異なる第2の量を動かして、ディレイラを第2移動方向に移動させることができる。
このやり方で、サイクリストは、上り変速または下り変速のどちらを実行しなければならない場合でも、手の握りを移動させる必要がなく、かつ行わなければいけない移動は常に同じ方向である。したがって、すべての変速を迅速かつ安全に実行することが可能である。
第1の量が第2の量よりも小さいのが好ましく、すなわち単一レバーの第1の比較的控えめな動きによって下り変速が生じる一方で、第2の比較的大きな動きによって上り変速が生じる。この操作のやり方が、サイクリストにとってより直感的である。しかしながら、代案として反対も可能である。
この装置は、休止位置と少なくとも1つの変位位置との間で、前記接続ロッドの回転軸の周りで、支持体に回転運動できるように取り付けられた接続ロッドを有しており、可動の単一レバーが、接続ロッドの回転軸と異なりかつ接続ロッドの回転軸に平行である前記単一レバーの回転軸に従って、休止位置と変位位置との間で、接続ロッドに枢動可能に取り付けられているのが好ましい。
単一レバーを接続ロッドに回転運動可能に取り付け、これら2つの回転軸を平行にすることによって、詳しく後述するとおり、単一レバーへと与えられる動きの大きさに応じて、所望の区別された作動を得ることができるようになる。
この装置は、接続ロッドを休止位置へと押すための接続ロッドと支持体との間の第1の弾性部材、および単一レバーを休止位置へと押すための単一レバーと接続ロッドとの間の第2の弾性部材を有しているのが好ましい。典型的には、ばねであるこれらの弾性部材が、サイクリストによる押しの操作が終了したときに、接続ロッドおよびレバーの所定の位置への復帰の決め手となる。
第1の弾性部材が、第2の弾性部材よりも優勢な押しを接続ロッドに作用させるのが好ましく、これにより、単一レバーを押すことによって、最初に単一レバーが接続ロッドを動かすことなく変位位置へと移動し、次いで接続ロッドが移動する。同じやり方で、単一レバーが押されなくなったとき、最初に接続ロッドが中間体に対して所定の位置に復帰し、次いで単一レバーが接続ロッドに対して所定の位置に復帰する。
第4の構成の本発明によれば、制動システムと、反対向きである第1および第2の2つの移動方向に可動であるディレイラを有する少なくとも1つのシフト・レバーとを具備している自転車を制御するための方法であって、前記方法が、
制動を得るべく制動システムを操作するためにレバーを第1の方向に動かすこと、
ディレイラを第1移動方向に移動させるため、前記レバーを第1の方向とは異なる第2の方向に動かすこと、および
ディレイラを第2移動方向に移動させるため、前記レバーを第1の方向とは異なる第3の方向に動かすことを含んでいる。
以下では、制御装置についての説明を、競争用自転車のカーブ・ハンドルバーのための右側の制御装置、すなわちハンドルバーのカーブした右側端に取り付けられる制御装置に関して行うが、同じ本発明の考え方を、ハンドルバーのカーブした左側端に取り付けられる左側の制御装置、ならびにマウンテンバイクのストレート・ハンドルバーの右側端または左側端に取り付けられる制御装置にも適用できることは明らかである。
本発明のさらなる特徴および利点が、添付の図面を参照しつつ行われる本発明のいくつかの好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
図1は、制御装置1を示している。制御装置1は、競争用自転車のための右側の制御装置であり、したがって、後ろブレーキのブレーキ動作およびリア・ディレイラの変速動作を操るために、ハンドルバー2のカーブした右端に取り付けられている。(また、この図は、第2および第3の構成に係る本発明の右側制御装置も表わしており、括弧の中の参照番号がそのような装置を指し示している。)
以下の説明は、このような右側の制御装置1について行われるが、本発明が、ハンドルバー2の左端に取り付けられて、ブレーキおよびフロント・ディレイラに組み合わせられる左側の制御装置にも適用可能であり、さらにはマウンテンバイクなどのストレート・ハンドルバーに取り付けられる右側または左側の制御装置にも適用可能であることは明らかである。
制御装置1は、ハンドルバー2への接続のための面5と、面5に対して突き出しており、サイクリストが乗車時に保持することができる部位7とを備える支持体4を有している。
支持体4は、例えばストラップ(図示されていない)によって、それ自身は公知のやり方でハンドルバー2に接続されている。
インデキシング機構(indexing mechanism)12とインデキシング機構12に機械的に協働するレバー9とを有する制御グループ8が、支持体4に取り付けられている。支持体は、中間体11をさらに有しており、中間体11は、ほぼ水平かつ自転車の移動の方向Xに直交する第1の回転軸X1に沿って配置されたピボット14において、支持体4に枢動可能に取り付けられている。
第2の軸X2の周りで回転できるレバー9と、インデキシング機構12とが、中間体11に取り付けられている。インデキシング機構12は、さらに詳しく後述されるとおり、サイクリストによって選択されるリア・ディレイラの位置に応じた所定の角度位置をとる主軸27を有している。中間体11は、上述のピボット14において支持体4へと枢動可能に取り付けられたプレート13から形成されている。プレート13には、開放円柱形の着座部15が、ブレーキ・ケーブル16の広幅ヘッド16aを取り付けるべく形成されている。公知のやり方で、ブレーキ・ケーブル16の外鞘(図示されていない)は、その端部が支持体4に形成された円柱形の凹所(図示されていない)に当接して、位置づけられている。
支持体4において、ハンドルバー2に面する面5に近接して、ディレイラ制御ケーブル20のケーブル巻き取りブシュ19が収容されている。ケーブル巻き取りブシュ19は、自転車の移動の方向Xにほぼ一致する自身の回転軸X3の周りで回転運動できるように取り付けられている。
ケーブル巻き取りブシュ19は、シャフト21およびシャンク22を有しており、その外表面に、ディレイラ制御ケーブル20の巻き取り/巻き戻しのためのスロート23が設けられている。ディレイラ制御ケーブル20の広幅ヘッド20aを収容するための着座部23aがスロート23に形成されている。制御ケーブル20の外鞘24は、その端部24aが、ハンドルバー2に面する面5の付近において支持体4に形成された円柱形の凹所25に当接して、位置づけられている。
制御ケーブル20には、ディレイラの弾性復帰部材[実際には、ばね(図示されていない)]によってもたらされる引張り力が加わっており、そのような力が、次にケーブル巻き取りブシュ19に加わって、ケーブル巻き取りブシュ19を方向S’(図5〜16における時計方向)に押し続けている。
アンチフリクション・ブシュ26が、ケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21と支持体4との間に配置されている。
ケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21およびインデキシング機構12の主軸27は、伝達機構(全体が、参照番号28によって示されている)によって相互に接続されている。
伝達機構28は、図4に見られるように、第1の端部30が第1の自在継手32を介して主軸27の自由端31に接続され、第2の端部33が第2の自在継手90を介してケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21に接続されている中間シャフト29を有している。
第1の自在継手32に関しては、それ自身は公知のやり方であるが、主軸27の自由端31および中間シャフト29の第1の端部30にそれぞれ形成された駆動フォークおよび被駆動フォークに、4つのリンクによって接続された4点クロス39によって構成されている。
第2の自在継手90は、それ自身は公知のやり方であるが、中間シャフト29の第2の端部33およびケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21の自由端に、4つのリンクによって接続された4点クロス91から構成されている。
中間シャフト29とケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21との間には、スライド接続80が形成されている。このようなスライド接続80は、中間シャフト29の第2の端部33の方に面する部位に設けられた2つのスロット34、35を有しており、これらのスロット34、35が、4点クロス91の2つの突き出し端36、37をスライド可能に受け入れている。
図2および3の2つの異なる操作状態に見られるように、スライド接続80によれば、中間シャフト29がケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21に対して軸方向にスライドできる。
このように、伝達機構28は、中間シャフトとスライド接続とを備える2重自在継手で構成され、変速の際に生じる状況である、主軸27とケーブル巻き取りブシュ19の軸21との間の回転運動の伝達、および制動の際に生じる状況である、前記の軸の互いに傾いた方向への配置(図3)の両方を可能にしている。
他の変形した実施形態(図面には示されていない)においては、スライド接続を別のやり方で設けることができる。例えば、中間シャフト29において第1の端部30に面する部位に、第1の自在継手32の4点クロスの突き出し端をスライド可能に収容する2つのスロットを設けることによってスライド接続を形成することができ、あるいはスロット34、35に代えて、主軸27、中間シャフト29、およびケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21のうちの1つ以上を、一体に回転する2つの伸縮自在なハーフ・シャフトへと分割することによって形成することができる。
サイクリストが、レバー9をハンドルバー2の方に引くことによって制動を行おうとするとき、中間体11が、図3に見られるようにピボット14の周りで回転し、制御グループ8を回転させて、ブレーキ・ケーブル16の広幅ヘッド16aを引張り、制動が行われる。
特に図5〜16を参照して説明されるが、制御グループ8は、上述のように、レバー9、インデキシング機構12、および中間体11(プレート13から形成されている)を有している。カバー18が、前部においてレバー9に取り付けられ、インデキシング機構12をカバーしている。
後述されるように、インデキシング機構12により、主軸27は自転車の移動の方向Xにほぼ平行な軸X2の周りで一連の所定の角度位置をとる。インデキシング機構12は、Sで示されている第1の方向に比較的小さな角度でレバー9を回転させることによって、主軸27を第1の方向に回転させ、シフト・レバー9を同じ方向Sに比較的大きな角度で回転させることによって、主軸27が反対の方向に回転させられるようにする。
インデキシング機構12は、上述の主軸27と一体に回転し、かつ、第2の回転軸X2の周りで中間体11に対して回転できる歯車45を有している。図2の動作状態においては、軸X2は、ケーブル巻き取りブシュ19のシャフト21の回転軸X3に一直線になっている。
したがって、歯車45は、ケーブル巻き取りブシュ19に作用する引張りによって、ディレイラの引張りケーブル20の巻き戻しの方向Uに回転するように付勢されている。
接続ロッド46が、主軸27の周りで回転できるように取り付けられ、孔13において支持プレート13によって回転可能に保持されるシャンク42を備えている。接続ロッド46が支持プレート13から滑り出ることがないよう、ロックナット43が、シャンク42の外側にねじ込まれている。ロックナット43の代わりに、シャンク42の外側に接続されるシーガー・リング(Seeger ring)の使用も可能である。接続ロッド46は、復帰手段[ 例えば、支持プレート13と接続ロッド46の突起46a(appendix)との間を延びている圧縮コイルばね47]によって、支持プレート13に対して、巻き戻しの方向Uに押されている。圧縮コイルばね47を、一端が接続ロッド46の一点に接続され、他端が支持プレート13に接続されている、らせんばねによって置き換えることも可能であり、その場合には、接続ロッド46に突起46aがなくてよい。
レバー9は、図5〜16においては一部しか見ることができないが、回転軸X4に沿って延びるピボット48を介して、接続ロッド46に枢動可能に接続されている。復帰手段(例えば、図5〜16において概略的に示されている、らせんばね49の形態)が、自転車に乗るときに生じる振動に抗して、レバー9を接続ロッド46に対する所定の角度位置(図5においては、ほぼ垂直)へと付勢している。
第1ラチェット50が、歯車45の第1歯付きセクタ45aの複数の第1の歯51と協働すべく、レバー9の駆動アーム9bの端部に設けられている。さらに具体的には、方向Uについて見たとき、第1の歯51が、歯車45の接線に対する傾きが比較的小さい面と、歯車45の接線に対する傾きが比較的大きい面とを有している。第1ラチェット50は、2つの隣り合う歯51の間の空間52の形状に合致する形状を有しており、したがって第1の歯51の比較的大きな傾きの面に当接してこれを押すために適した面を有している。このため、第1の歯51の比較的大きな傾きの面は、歯の「有効面」と称される。さらに、第1ラチェット50は、第1の歯51の比較的小さな傾きの面上をスライドするために適した面を有している。このため、第1の歯51の比較的小さな傾きの面は、歯の「非有効面」と称される。図5に示したインデキシング機構12の休止状態においては、第1ラチェット50が、第1の歯51との係合から外れた位置にある。
第2ラチェット53が、ピボット55を介して支持プレート13へと枢動可能に取り付けられたロッカー・アーム54の被駆動アーム54aの端部に設けられている。第2ラチェット53は、歯車45の第2歯付きセクタ45bの複数の第2の歯56と協働する。方向Uについて見たとき、第2の歯56は、やはり歯車45の接線に対する傾きが比較的小さい面と、歯車45の接線に対する傾きが比較的大きい面とを有している。第2ラチェット53は、2つの隣り合う歯56の間の空間57の形状に合致する形状を有しており、したがって第2の歯56の比較的大きな傾きの面に対して当接部として機能するために適した面を有している。このため、第2の歯56の比較的大きな傾きの面は、歯の「有効面」と称される。さらに、第2ラチェット53は、第2の歯56の比較的小さな傾きの面上をスライドするのに適した面を有している。このため、第2の歯56の比較的小さな傾きの面は、歯の「非有効面」と称される。
図示して説明した例では、ラチェット50および53が、それぞれの空間52および57に合致する形状を有しているが、本発明の目的のためには、ラチェット50および53の形状が、それぞれの空間52および57の形状に適合していれば充分であり、すなわち有効面に係合して押すことができる一方で、阻止されることなく非有効面を滑ることができる形状であればよいことに注意すべきである。
2つのラチェット50、53と係合するための歯51および56は、互いに異なっていてよいが、歯車を角度が180°異なる2つの位置に差別なく取り付けることができるよう、数および幾何学形状が同じであるのが好ましい。
歯51および56が、歯車45の2つの非隣接セクタ45aおよび45bに沿って設けられているのが示されているが、代案として、全体に歯が設けられた歯車を備えていてもよい。
支持プレート13とロッカー・アーム54の被駆動アーム54aの自由端との間を延びる圧縮ばね58によって表わされている復帰手段が、図5に示したインデキシング機構12の休止位置へとロッカー・アーム54を押し、第2ラチェット53が空間57のうちの1つと噛み合い、ロッカー・アーム54の駆動アーム54bの自由端がレバー9の被駆動アーム9bに接する
したがって、図5に示した休止位置において、歯車45(したがって、ケーブル巻き取りブシュ19)は、第2ラチェット53の参照番号57aで示されている空間への係合、すなわちケーブル20による巻き戻しの方向Uの引張り力に対抗する係合によって、所定の角度位置に保たれている。レバー9も、図示のとおりほぼ垂直な休止位置にある。
サイクリストがレバー9を図6のS方向にソフトに押すと、レバー9がピボット48の周りで接続ロッド46に対して回転する。この点について、ばね49が比較的弱く、したがって、ほぼ接続ロッド46を動かすことなく、レバー9の押しに対して、撓み圧縮されることを、強調しておかなければならない。
第1ラチェット50は、レバー9の被駆動アーム9bに設けられており、したがってピボット48の周りで回転して、第1の歯51の間の空間のうちの1つ(参照番号52aで示されている)に面するが、すぐに参照番号51aで示されている歯の有効面に接触するわけではない。
同時に、ロッカー・アーム54の駆動アーム54bが、レバー9の被駆動アーム9b上をスライドするように付勢され、したがってロッカー・アーム54が、圧縮ばね58の力に抗し、すなわち圧縮ばね58を圧縮して、矢印59によって示されている方向に振れる。こうして、第2ラチェット53が、それまで係合していた空間57aから外れる。
こうして、歯車45(および、ケーブル巻き取りブシュ19)が、一体となって引張りケーブルの巻き戻しの方向Uにわずかに回転できるようになる。したがって、図6に示されている状態は、静的な状態ではなく、インデキシング機構12は、ほぼ瞬時に、図7に示されている状態へと移行し、歯51aの有効面が第1ラチェット50に当接する。
歯車45の巻き戻しの方向Uの上述の小さな回転の結果として、第2ラチェット53が、歯56aの頂部を通り過ぎ、今や次の空間57bに面している。
この動作状態においてレバー9が解放された場合、らせんばね49によって図8に示されている方向S’(方向Sと反対である)に、レバー9は引き戻され、これにより、図8に示されているように、第1ラチェット50が空間52aから脱して、スライドする。同時に、ロッカー・アーム54の駆動アーム54bへの、レバー9の被駆動アーム9bによる押しの作用も停止する。その結果、ロッカー・アーム54が、ばね58の作用によって、ピボット55の周りで回転方向60(上述の方向59と反対である)に付勢される。その結果、空間57bの側で、第2ラチェット53が歯56aの非有効面との当接関係に達する。図8に示したこの静的でない段階において、ロッカー・アーム54の駆動アーム54bが、サイクリストがレバー9を解放する速度に応じて、レバーの被駆動アーム9bとの当接の関係を失っても、失わなくてもよいことに注意すべきである。
レバー9が休止位置へと戻るとき、第1ラチェット50が、第1の歯51による係合から外れた位置へと動かされ、静的でない状態も表わしている図9に示されているように、歯車45および歯車45に堅固に接続されたケーブル巻き取りブシュ19が、巻き戻しの方向Uに自由に回転できるようになる。このような回転の際に、第2ラチェット53が、歯56aの非有効面に沿って滑り、空間57bに係合する。
巻き戻し方向Uの回転は、第2ラチェット53が、図10に示されているように、次の歯56bの有効面との当接関係に至ったときに終了する。この状態において、歯車45およびケーブル巻き取りブシュ19は、第2ラチェット53が空間57bに係合することによって、静止した状態に保たれる。
このように、上述のとおりレバー9を比較的小さい範囲の角度偏位にて押すことによって、歯車45(したがって、ケーブル巻き取りブシュ19)が、ケーブルの巻き戻しの方向Uに、第2の歯56の間のピッチに相当する角度の角度回転を行う。このような回転が、スプロケット・セットまたはクランクセットのそれぞれの隣接する歯車において、ディレイラ(したがって、伝達チェーン)を移動させるような長さだけ、引張りケーブル20を解放することに対応する。このような解放の動きが、小径の歯車の方向、すなわち下り変速の方向であるのが好都合である。しかしながら、他の種類のシフト・レバーにおいては、解放の動きが、大径の歯車へと向かう変速、すなわち上り変速に向けられてもよい。
反対方向の変速を実行するためには、レバー9がサイクリストによって、図6に示した同じ方向Sに、しかし、さらに大きく回転させられる。インデキシング機構12の初期の動作は、図5〜7に関して上述した動作と同じである。換言すると、レバー9の回転の初期の段階において、第1ラチェット50が、歯51aの有効面に当接する関係で第1の歯51の間の空間52aに係合し、第2ラチェット53が第2の歯56の間の空間57aから外れ、歯車45が巻き戻しの方向Uに少し回転する。
図11を参照すると、レバー9が図7に示されている限界位置を超えて方向Sに押し続けられると、第1ラチェット50が歯51aの有効面を押すように作用して、ケーブルの巻き取り方向W(巻き戻し方向Uと反対である)への歯車45の回転、したがってケーブル巻き取りブシュの回転を決める。より具体的には、レバー9が、接続ロッド46と一体に、圧縮ばね47の作用に抗して主軸27の周りで回転する。実際、図11において、接続ロッド46の左側と支持プレート13との間にすき間51が存在することを、見て取ることができる。
同時に、レバー9の被駆動アーム9bによる、ロッカー・アーム54の駆動アーム54bに対する押しの作用も終了する。したがって、ロッカー・アーム54が、ばね58の作用によって、ピボット55の周りで回転方向60に付勢される。第2ラチェット53が、巻き取り方向Wへの歯車45の回転の結果として、再び歯56aの頂部を通過した後、自身が最初に係合していた空間57a(図5)に再び係合する。
レバー9が方向Sに押され続け、結果として第1ラチェット50を介して歯車45が巻き取り方向Wに回転を続けるとき、第2ラチェット53は、図12に示されているように参照番号56cで示されている歯(巻き取り方向Wにおける隣の歯である)の非有効面を滑り、図13に示されているように歯56cの頂部を過ぎ、図14に示されているように参照番号57cで示されている空間(巻き取り方向Wにおける次の空間である)に係合する。
レバー9が解放されると、レバー9は、らせんばね49によって図15に示されている方向S’(方向Sと反対である)に引き戻され、図15の非静止状態に示されているように、空間52aから第1ラチェット50を離脱させる。第2ラチェット53が、歯56cの有効面との当接関係にあって、引張りケーブルの引張り力および/またはディレイラのばねによって決定される巻き戻しの方向Uに、歯車45(したがって、ケーブル巻き取りブシュ19)が回転しようとすることに対抗する。すなわち、歯車45およびケーブル巻き取りブシュ19が、第2ラチェット53が空間57cに係合することによって、動かないように保持される。
レバー9をこの比較的大きく回転させた位置から解放する段階において、レバー9の動きが、主軸27の周りでの回転とピボット48の周りでの接続ロッド46に対する回転との同時の複合運動であってよいことに注意すべきである。
接続ロッド46およびレバー9は、それぞれ、ばね47および49の作用によって、図16に示されているとおり、最終的にそれぞれの休止位置へと復帰する。
このように、上述のとおり、レバー9を比較的大きい範囲の角度偏位にて押すことによって、歯車45、したがってケーブル巻き取りブシュ19が、引張りケーブルの巻き取りの方向Wに、第2の歯56の間のピッチに相当する程度の角度の角度回転を行う。このような回転が、スプロケット・セットまたはクランクセットのそれぞれの隣接する歯車において、ディレイラ(したがって、伝達チェーン)を移動させるような長さだけ、引張りケーブル20を巻き取ることに対応する。このような巻き取りの動きが、より大きな径の歯車への方向、すなわち上り変速の方向であるのが好都合である。しかしながら、他のタイプのレバー・シフトにおいては、巻き取りの動きが、小径の歯車へと向かう変速、すなわち下り変速に向けられてよい。
また、レバー9を図14に示されている位置を超えて押すことによって、歯51aの有効面が第1ラチェット50によって押され、第2ラチェット53が隣の歯の非有効面を滑り、巻き取りの方向Wにおける1つおいて隣の空間57dに係合し、以下同様であるため、ケーブルの巻き取りの方向Wの複数段の変速を好都合に実行できることに注目すべきである。
また、レバー9を方向Sに動かすことによって指令される上述の変速動作のすべてが、ピボット14に対する、レバー9および中間体11の位置にかかわらず生じることができる、すなわち制動の際に生じることもできることに注目すべきである。
次に、図17以降を参照すると、制御装置100が示されており、この制御装置100は、電気/電子または油圧式のサーボ補助付き変速システムを装備する自転車において使用するのに適している点で、図1〜16に関して説明した機械式の制御装置1とは相違している。
したがって、制御装置100は、ディレイラ制御ケーブルを引張り、あるいは解放するように機能するわけではなく、操作レバー109を動かすことによって、制御装置100が電気信号を出力し、それらの電気信号をシステムの電子ユニットが適切に処理し、電気アクチュエータを介してディレイラを操る。
ここで説明される操作装置の操作レバー109において実行される動きは、機械式の制御装置1について上述した動きに一致する。
特に、レバー109をハンドルバーの方に引くことによって、2つの図17および18に示されているように、ブレーキ制御ケーブル116が操作される。
第1の動きが、レバー109において方向Sに比較的小さな範囲の角度偏位にて実行されるときには、下り変速が生じ、レバー109においてやはり同じ方向Sに比較的大きな範囲の角度偏位にて実行されるときには、上り変速が生じる。
この2つの機能を反対にして、レバー109における方向Sの比較的小さな範囲の角度偏位での第1の移動を、上り変速に対応させ、レバー109におけるやはり同じ方向Sの比較的大きな範囲の角度偏位での移動を、下り変速に対応させることも可能である。
制御装置100は、ハンドルバー2への接続のための面105と、面105から突出して、サイクリストが走行時に把持することができる部位107とを備える支持体104を有している。
アクチュエータ・グループ112とアクチュエータ・グループ112と協働するレバー109とを有する制御グループ108が、支持体104に取り付けられている。支持体104は、さらに中間体111を有しており、中間体111は、ほぼ水平かつ自転車の移動方向Xに直交する第1の回転軸X1に沿って配置されたピボット114に、支持体104に枢動可能に取り付けられている。
第2の軸X2の周りで回転できるレバー109と、アクチュエータ・グループ112とが、中間体111に取り付けられている。中間体111は、上述のピボット114において支持体104に枢動可能に取り付けられたプレート113から形成されている。プレート113には、開放円柱形の着座部115が、ブレーキ・ケーブル116の広幅ヘッド116aを取り付けるべく形成されている。
サイクリストが、レバー109をハンドルバー2の方に引くことによって制動を行おうとするとき、中間体111が、図18に見られるようにピボット114の周りで回転し、制御グループ108を回転させて、ブレーキ・ケーブル116の広幅ヘッド116aを引張り、ブレーキをかける。
特に図19〜21を参照して説明されるが、制御グループ108は、上述のように、レバー109、アクチュエータ・グループ112、および中間体111(プレート113から形成されている)を有している。カバー118が、前部でレバー109に取り付けられ、アクチュエータ・グループ112をカバーしている。
アクチュエータ・グループ112は、接続ロッド146を備えており、接続ロッド146は、孔113aにおいて支持プレート113によって回転可能に保持される第1のシャンク142を備えており、第2の回転軸X2の周りで回転できるように取り付けられる。接続ロッド146が支持プレート113から滑り出ることがないよう、ロックナット143が、シャンク142の外側にねじ込まれている。接続ロッド146は、内側の円柱形の空洞148を有している。
接続ロッド146は、復帰手段(例えば、支持プレート113と接続ロッド146の突起146aとの間を延びている圧縮ばね147)によって、支持プレート113に対して方向Uに押されている。圧縮コイルばね147を、一端が接続ロッド146の一点に接続され、他端が支持プレート113に接続されているらせんばねによって置き換えることも可能であり、その場合には、接続ロッド146に突起146aがなくてよい。
接続ロッド146には、図19、20、および21に見られるように、第1スイッチ151と作動歯146dを外表面に有している第2のシャンク146cが設けられている。第1スイッチ151は、円柱形の空洞148の内側を通って配置されるケーブル152に電気的に接続され、このケーブルは、自転車の電子ユニット(図示せず)に達するようにハンドルバーの方に延びている
第2スイッチ153が、支持プレート113に取り付けられている。第2スイッチ153は、自転車の電子ユニットに達するようにハンドルバーの方に延びているケーブル154に電気的に接続されている。
レバー109は、図19、20、および21においては一部しか見ることができないが、軸X3に従って配置されたピボット148によって接続ロッド146に枢動可能に取り付けられている。例えばらせんばね149の形態である復帰手段が、自転車に乗る時に生じる振動に抗してレバー109を接続ロッド146に対する所定の角度位置(図19においては、ほぼ垂直)へと付勢している。
作動歯150が、接続ロッド146の第1のスイッチ151と協働するように、レバー109の被駆動アーム109bの端部に設けられている。図19に示したアクチュエータ・グループ112の休止状態においては、作動歯150が、スイッチ151に接触しない位置にある。
サイクリストがレバー109をSで示されている方向に少しだけ押すと、レバー109は、ピボット148の周りで接続ロッド146に対して回転する。この点に関し、ばね149が比較的弱く、したがってレバー109が押されたときに、実質的に接続ロッド146を動かすことなく、撓み圧縮されることを、強調しておかなければならない。
したがって、レバー109の被駆動アーム109bに設けられた作動歯150が、スイッチ151に接触してスイッチ151を動作させるまで、ピボット148の周りで回転する(図20)。そのような時点T1において、電子ユニットが、ケーブル152を通って送られる信号によって、このようなスイッチ151の動作を検出する。代案として、他のタイプの伝送が、このような信号の代わりに、例えば高周波無線伝送を備えることが可能で、この場合には、ケーブル152をなくすことができる。
レバー109は、図20の動作状態から解放されるとき、らせんばね149によって図20に示されている方向S’(方向Sと反対である)に引き戻され、休止位置へと戻る。
上述のとおりレバー109を比較的小さい範囲の角度偏位にて押すことによって、電子ユニットが、時点T1において第1の信号を検出する。
反対方向の変速を実行するためには、レバー109がサイクリストによって同じ方向Sに押され、しかながらさらに大きく回転させられる。アクチュエータ・グループ112の初期の動作は、時点T1においてスイッチ151が作動する、図19および20を参照して説明した動作と同じである。レバー109が、図20に示されている限界位置を超えて方向Sに押し続けられるとき、作動歯150が、スイッチ151および接続ロッド146を押すように動作する。より具体的には、ここでレバー109が、接続ロッド146と一体に、圧縮ばね147の作用に抗して第2の軸X2の周りで回転する。
レバー109が方向Sに押され続け、結果として接続ロッド146が回転を続けると、作動歯146dが、スイッチ153に接触するに至る(図21)。このような時点T2において、電子ユニットが、ケーブル154を通って送られる信号によって、このようなスイッチの作動を検出する。代案として、他のタイプの伝送は、このような信号の代わりに、例えば無線高周波伝送などを備え、この場合、ケーブル154をなくすことができる。
レバー109が解放されると、レバー109は、らせんばね149によって方向S’(方向Sと反対である)に引き戻され、作動歯146dを第2のスイッチ153から離脱させる。
接続ロッド146およびレバー109は、それぞれ、ばね147および149の作用のもとでそれぞれの休止位置へと最終的に復帰し、作動歯150も第1のスイッチ151から離れる。
したがって、上述のとおりレバー109を比較的大きい範囲の角度偏位にて押すことによって、電子ユニットが、時点T1およびT2において2つの信号を検出する。
時点T1およびT2において検出される前記2つの信号を処理することによって、システムの電子ユニットによって、下りおよび上り変速が達成される。
スイッチ151および153から来る2つの信号を扱うための方法は、以下のとおりであってよい。
時点T1においてスイッチ151の作動を検出したとき、電子ユニットは、所定の時間(例えば、Td=200ms)の間、待機する。このような遅延時間Tdの間にスイッチ153からの第2の信号が検出されなかった場合、制御ユニットは、下り変速を実行する。一方、遅延時間Tdの間にスイッチ153からの第2の信号が検出された場合には、制御ユニットは、上り変速を実行する。
再度の下りまたは上り変速を実行するために、電子ユニットは、レバー109が解放されるのを待つが、レバー109の解放は、2つのスイッチ151および153が非作動となる時点において検出できる。このやり方で、レバー109の大小のあらゆる角度偏位が、1つの変速(下りまたは上り)に対応する。
2つの信号の別の取り扱いにおいては、サイクリストがレバーを図20または図21の位置に充分に長い時間にわたって保持する場合に、論理制御ユニットが、レバー109が解放されるまで複数段の変速を実行することができる。
当然ながら、ここに示した実施形態において、上りおよび下り変速を、2つの信号の取り扱いを変えることによって容易に反転させることができ、すなわちレバー109の小さな偏位(図20)において上り変速を実行し、より大きな偏位(図21)において下り変速を実行することができる。
次に図22および23を参照すると、制御装置100と同様に、サーボ補助付き変速システムを装備する自転車において使用するのに適した制御装置200が示されている。
制御装置200は、ハンドルバー2に接続のための面205と、面205から突き出して、サイクリストが乗る時に把持することができる部位207とを備える支持体204を有している。
アクチュエータ・グループ212と、アクチュエータ・グループ212と協働するレバー209とを有する制御グループ208が、支持体204に取り付けられている。支持体204は、さらに中間体211を有しており、中間体211は、ほぼ水平かつ自転車の移動方向Xに直交する第1の回転軸X1に沿って配置されたピボット214において、支持体204に枢動可能に取り付けられている。
第2の軸X3の周りで回転できるレバー209が、中間体211に取り付けられている。中間体211は、上述のピボット214において支持体204に枢動可能に取り付けられたプレート213から形成されている。
図23に示されている制御グループ208は、上述のように、レバー209、アクチュエータ・グループ212、および中間体211(プレート213から形成されている)を有している。カバー218が、前部においてレバー209に取り付けられ、アクチュエータ・グループ212をカバーしている。
支持プレート213には、第1スイッチ251および第2スイッチ253を外表面に有するシャンク246が設けられている。第1のスイッチ251は、支持プレート213の円柱形の空洞248の内側を通って配置されるケーブル252に電気的に接続され、このケーブルは、ハンドルバーの方に延びて、自転車の電子ユニット(図示されていない)に達している。第2のスイッチ253は、円柱形の空洞248の内側を通って配置されるケーブル254に電気的に接続され、このケーブルはハンドルバーの方に延びて、同様に自転車の電子ユニットに達する。
レバー209は、図23においては一部しか見ることができないが、軸X3に従って配置されたピボット248によって支持プレート213に枢動可能に取り付けられている。例えば1つ以上のらせんばね249の形態である復帰手段が、自転車の走行時に生じる振動に抗してレバー209を支持体213に対して所定の角度位置(図23においては、ほぼ垂直)に付勢している。
第1作動歯250が、第1スイッチ251と協働するように、レバー209の第1の被駆動アーム209bの端部に設けられている。
第2作動歯260が、第2スイッチ253と協働するように、レバー209の第2の被駆動アーム209cの端部に設けられている。
図23に示した休止状態においては、第1および第2の作動歯250および260が、スイッチ251および253に接触しない位置にある。
レバー209は、サイクリストによってSで示されている方向に押されると、ピボット248の周りで支持プレート213に対して回転する。その結果、レバー209の第1の被駆動アーム209bに設けられた第1の作動歯250が、ピボット248の周りで回転し、第1スイッチ251に接触して第1スイッチ251を作動させる。
電子ユニットが、ケーブル252を通って送られる信号によって、このようなスイッチ251の作動を検出する。
レバー209が解放されたとき、レバー209は、らせんばね249によって方向S’(方向Sと反対である)に引き戻され、休止位置へと戻る。
レバー209は、サイクリストによってS’で示されている方向に押されると、ピボット248の周りで支持プレート213に対して回転する。これにより、レバー209の第2の被駆動アーム209cに設けられた第2の作動歯260が、ピボット248の周りで回転し、第2のスイッチ253に接触して、第2のスイッチ253を作動させる。
電子ユニットが、ケーブル254を通って送られる信号によって、このようなスイッチ253の作動を検出する。
レバー209が解放されたとき、レバー209は、らせんばね249によって方向S(方向S’と反対である)に引き戻され、休止位置へと戻る。
2つのスイッチ251および253の作動によって検出される前記2つの信号を処理することによって、下りおよび上り変速が、システムの電子ユニットによって達成される。
自転車のハンドルバーに取り付けられた、第1の構成に係る本発明による右側の制御装置の不等角投影図である。 第1の非操作位置にある図1の制御装置の垂直断面に沿った側断面図である。 第2の制動の操作位置にある図1および2の制御装置の垂直断面に沿った側断面図である。 図2の詳細を下方から見た図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における、図1および2の装置の制御機構を示す図である。 変速時のさまざまな段階の中の1段階における図1および2の装置の制御機構を示す図である。 第1の非操作の位置にある、図1に示した第2の構成に係る本発明による制御装置の垂直断面に沿った側断面図である。 第2の制動の操作位置にある図1および17の制御装置の垂直断面に沿った側断面図である。 変速時のいくつかの操作段階の中の1段階における図1および17の制御装置を示す図である。 変速時のいくつかの操作段階の中の1段階における図1および17の制御装置を示す図である。 変速時のいくつかの操作段階の中の1段階における図1および17の制御装置を示す図である。 第1の非操作位置にある図1に示した、第3の構成に係る本発明による制御装置の垂直断面に沿った側断面図である。 変速時の或る操作段階における図1および22の制御装置を示す図である。
符号の説明
1 制御装置
2 ハンドルバー
4 支持体
9 レバー

Claims (45)

  1. 自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ブレーキ操作および、互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向へのディレイラ操作の両方を行うために、支持体に対して可動である単一レバーとを有しており、
    前記単一レバーが、ブレーキおよびディレイラのどちらも操作されていない休止位置を有し、かつ、ブレーキを操作すべく第1の方向に可動であり、前記単一レバーを、前記第1の方向と異なる第2の方向に第1の量を動かして、ディレイラをディレイラの第1移動方向に移動させ、第1の量とは異なる第2の量を動かして、ディレイラをディレイラの第2移動方向に移動させることができる、自転車用の一体型制御装置。
  2. 請求項1において、前記第2の方向が、前記第1の方向に対してほぼ直角である装置。
  3. 請求項1において、第1移動方向へのディレイラの移動が、下り変速に相当し、反対の方向へのディレイラの移動が、上り変速に相当する装置。
  4. 請求項1において、第1移動方向へのディレイラの移動が、上り変速に相当し、反対の方向へのディレイラの移動が、下り変速に相当する装置。
  5. 請求項1において、支持体を、手で把持することができる装置。
  6. 請求項1において、第1の回転軸の周りで支持体に対して回転運動できるように支持された中間体を有しており、前記単一レバーが、第1の回転軸と異なる第2の回転軸の周りで中間体に対して回転運動可能である装置。
  7. 請求項6において、単一レバーが休止位置にあるとき、前記第2の回転軸が、ほぼ自転車の移動方向を向き、前記第1の回転軸が、自転車の移動方向に対してほぼ横断方向を向いている装置。
  8. 請求項7において、前記第1の回転軸が、ほぼ水平である装置。
  9. 請求項7において、前記第1の回転軸が、ほぼ垂直である装置。
  10. 請求項6において、中間体が、ブレーキ制御ケーブルの幅広ヘッドを収容するための着座部を、前記第1の回転軸から離れた位置に有している装置。
  11. 請求項6において、第2の回転軸の周りで中間体に対して回転できるように取り付けられた接続ロッドを有しており、
    可動の単一レバーが、第2の回転軸と異なりかつ第2の回転軸に平行である第3の回転軸に従って接続ロッドへと枢動可能に取り付けられ、
    単一レバーが、第3の回転軸の周りで、接続ロッドに対して、休止位置と変位位置との間を角度運動可能であり、
    接続ロッドが、第2の回転軸の周りで、中間体に対して、休止位置と少なくとも1つの変位位置との間を角度運動可能である装置。
  12. 請求項11において、接続ロッドを休止位置へと押すための接続ロッドと中間体との間の第1の弾性部材、および単一レバーを休止位置へと押すための単一レバーと接続ロッドとの間の第2の弾性部材を有している装置。
  13. 請求項12において、単一レバーを押すことによって、最初に単一レバーが接続ロッドを動かすことなく変位位置へと運動し、次いで接続ロッドが運動するよう、第1の弾性部材が、第2の弾性部材よりも優勢な押しを接続ロッドに作用させる装置。
  14. 請求項11〜13の何れか一項において、
    支持体上に回転運動可能に支持され、ディレイラの制御ケーブルを巻き取るケーブル巻き取りブシュ、
    ディレイラの所望の位置に対応する所定数の所定角度位置の間を、中間体上で第2の回転軸の周りに回転運動できるように支持された歯車を有しているインデキシング機構、および
    歯車の回転がケーブル巻き取りブシュの回転に対応するよう、ケーブル巻き取りブシュとインデキシング機構の歯車との間に位置する伝達機構を有している、制御ケーブルによって駆動されるディレイラの操作に適している装置。
  15. 請求項14において、伝達機構が、前記ケーブル巻き取りブシュに対する前記インデキシング機構の運動を可能にするために適したスライド接続を有している装置。
  16. 請求項15において、伝達機構が、前記第1の軸(X1)の周りで、前記中間体の回転を可能にする装置。
  17. 請求項16において、前記スライド接続が、前記ケーブル巻き取りブシュおよび/または前記歯車に組み合わせられた突き出し部材をスライド可能に収容する少なくとも1つのスロットを有している装置。
  18. 請求項16において、前記伝達機構が、中間シャフト(29)、第1の自在継手(32)、および第2の自在継手(90)を有しており、前記第1の自在継手(32)が、前記中間シャフト(29)を前記インデキシング機構(12)の前記歯車へと接続し、前記第2の自在継手(90)が、前記中間シャフト(29)を前記ケーブル巻き取りブシュへと接続している装置。
  19. 請求項14において、前記歯車が第1および第2セクタを有して、そのセクタ内に第1および第2の歯がそれぞれ形成され、前記第1および第2の歯が、間に前記角度位置の所定の数に少なくとも等しい数の空間を形成しており、
    単一レバーが、第1セクタに面する被駆動アームを有しており、前記被駆動アームに、第1セクタの空間の形状に準拠した形状の第1ラチェットが設けられており、
    さらに前記装置が、第2および第3の回転軸に平行な第4の回転軸に従って中間体へと枢動可能に取り付けられ、単一レバーの被駆動アームに向かって面する第1のアームと、第2セクタに向かって面し、前記第2セクタの空間の形状に準拠した形状の第2ラチェットを備えている第2のアームとを有しているロッカー・アーム、および
    ロッカー・アームの第2のアームを第2セクタに向かって押すべく、中間体とロッカー・アームとの間に位置する第3の弾性部材を有しており、
    単一レバーが休止位置から変位位置に向かって動かされたときに、前記単一レバーの被駆動アームが、ロッカー・アームの第1のアームを第3の弾性部材に逆らって押している装置。
  20. 請求項19において、第1および第2セクタの空間が、有効面および非有効面によって形成されており、前記有効面が、前記空間に対して、ケーブル巻き取りブシュのディレイラ制御ケーブルを巻き取る方向の回転に相当する歯車の第1の回転方向に面している装置。
  21. 請求項20において、前記レバーおよび前記接続ロッドがそれらの休止位置にあるとき、
    第1ラチェットが、第1セクタのいずれの空間にも係合しない一方で、第2ラチェットが、第2セクタの空間のうちの1つに係合し、前記空間の有効面に当接して、第1の回転方向と反対の第2の回転方向の歯車の回転を防止している装置。
  22. 請求項21において、前記レバーが、接続ロッドを休止位置から動かすことなく、休止位置から変位位置へと動かされるとき、
    第1ラチェットが、第1セクタの空間のうちの1つに、有効面から隙間をおいて部分的に係合する一方で、第2ラチェットが、前記空間の反対側の第2セクタの空間との係合から外れ、歯車が、ディレイラ制御ケーブルの引張りゆえに、第2の回転方向に少量回転し、その量は、第2ラチェットが、前記第2ラチェットが係合していた空間に対向する位置から隣の空間に対向する位置まで移動する一方で、第1ラチェットが前記第1ラチェットが係合している空間の有効面に向かって移動するに充分である装置。
  23. 請求項22において、レバーが、接続ロッドを休止位置から動かすことなく、変位位置から休止位置へと戻されるとき、
    第2ラチェットが、対向している空間に係合する一方で、第1ラチェットが、係合している空間との係合から外れる装置。
  24. 請求項22において、接続ロッドに対して、レバーが変位位置を維持し、接続ロッドが休止位置から変位位置へと動かされるとき、
    第1ラチェットが、空間に係合したままであって、前記空間の有効面を押して前記歯車を第1の方向に回転させる一方で、第2ラチェットが、第3の弾性部材によって歯車に押し付けられ、前記歯車の回転を妨げることなく前記空間の非有効面をスライドする装置。
  25. 請求項24において、接続ロッドおよびレバーが、それらの休止位置へと戻されるとき、
    第1ラチェットが、歯車との係合から外れる一方で、第2ラチェットが、空間のうちの1つに係合を維持して、歯車の第2の方向の回転を防止している装置。
  26. 請求項11〜13の何れか一項において、サーボ補助付きのシステムによって駆動されるディレイラの操作に適しており、前記単一レバーと前記接続ロッドとの間の第1移動検出器、および前記接続ロッドと前記中間体との間の第2移動検出器を有している装置。
  27. 請求項26において、第1移動検出器が、単一レバーが変位位置に達するときの接続ロッドと単一レバーの被駆動アームとの間の接触によって作動する第1接触検出器であり、第2移動検出器が、接続ロッドが変位位置に達するときの接続ロッドの突起と前記中間体との間の接触によって作動する第2接触検出器である装置。
  28. 請求項27において、第1接触検出器が、接続ロッド上の着座部に設けられている装置。
  29. 請求項26において、第2接触検出器が、中間体上の着座部に設けられている装置。
  30. 請求項26において、前記サーボ補助付きのシステムが電動モータを具備している装置。
  31. 自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ブレーキを操作するため、ならびにサーボ補助付きシステムを介して、互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向に、ディレイラを操作するために、支持体に対して可動である単一レバーとを有しており、前記単一レバーが、ブレーキおよびディレイラのどちらも操作されていない休止位置を有し、ブレーキを操作すべく第1の方向に可動であり、かつ、前記レバーを第1の方向と異なる第2の方向に動かすことにより、ディレイラを第1移動方向に移動させ、第1の方向と異なる第3の方向に動かすことにより、ディレイラを第2移動方向に移動させることができる、自転車用の一体型制御装置。
  32. 請求項31において、第2および第3の方向が同じである装置。
  33. 請求項31において、第2および第3の方向が反対である装置。
  34. 自転車のハンドルバーへの固定に適した支持体と、ディレイラを操作すべく支持体に対して可動であるレバーとを有しており、
    前記レバーを、ディレイラを操作しない休止位置から、単一方向に、第1の量を動かして、ディレイラを第1移動方向に移動させ、かつ、第1の量とは異なる第2の量を動かして、ディレイラを第2移動方向に移動させることができる、
    ディレイラを、サーボ補助付きシステムを介して互いに反対向きである第1および第2の2つの移動方向に操作するのに適している、自転車用の電子制御装置。
  35. 請求項34において、第1移動方向へのディレイラの移動が、下り変速に相当し、反対方向へのディレイラの移動が、上り変速に相当する装置。
  36. 請求項34において、第1移動方向へのディレイラの移動が、上り変速に相当し、反対方向へのディレイラの移動が、下り変速に相当する装置。
  37. 請求項34において、休止位置と少なくとも1つの変位位置との間で、前記接続ロッドの回転軸の周りに支持体に回転運動できるように取り付けられた接続ロッドを有しており、
    可動の単一レバーが、接続ロッドの回転軸と異なりかつ接続ロッドの回転軸に平行である前記単一レバーの回転軸に従って、休止位置と変位位置との間を、接続ロッドに枢動可能に取り付けられている装置。
  38. 請求項37において、接続ロッドを休止位置へと押すための接続ロッドと支持体との間の第1の弾性部材、および単一レバーを休止位置へと押すための単一レバーと接続ロッドとの間の第2の弾性部材を有している装置。
  39. 請求項38において、単一レバーを押すことによって、最初に単一レバーが接続ロッドを動かすことなく変位位置へと運動し、次いで接続ロッドが運動するよう、第1の弾性部材が、第2の弾性部材よりも優勢な押しを接続ロッドに作用させる装置。
  40. 請求項34において、ブレーキを操作すべく支持体に対して動かすことができるレバーをさらに有している装置。
  41. 制動を得るべく制動システムを操作するためにレバーを第1の方向に動かすこと、
    ディレイラを第1移動方向に移動させるため、前記レバーを第1の方向とは異なる第2の方向に動かすこと、および
    ディレイラを第2移動方向に移動させるため、前記レバーを第1の方向とは異なる第3の方向に動かすことを含む、
    制動システムと、反対向きの第1および第2の2つの移動方向に可動であるディレイラを備える少なくとも1つのシフト・レバーとを有している自転車を制御するための方法。
  42. 請求項41において、第3の方向が、第2の方向と反対である方法。
  43. 請求項41において、第3の方向が、第2の方向と同じであり、ディレイラを第1移動方向に移動させるためにレバーを第2の方向に動かす程度が、ディレイラを第2移動方向に移動させるために前記レバーを同じ方向に動かす程度に比べて異なっている方法。
  44. 請求項41において、レバーの第1移動方向が、前記レバーの第2および第3移動方向に対してほぼ垂直である方法。
  45. 請求項41において、レバーを第1の方向に動かすことを、前記レバーを第2および/または第3の方向に動かすことと同時に行う方法。
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