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JP2008195142A - 車載機器の操作支援装置、操作支援方法 - Google Patents

車載機器の操作支援装置、操作支援方法 Download PDF

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JP2008195142A JP2007030432A JP2007030432A JP2008195142A JP 2008195142 A JP2008195142 A JP 2008195142A JP 2007030432 A JP2007030432 A JP 2007030432A JP 2007030432 A JP2007030432 A JP 2007030432A JP 2008195142 A JP2008195142 A JP 2008195142A
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Bunji Ogawa
文治 小川
Takayuki Miyajima
孝幸 宮島
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

【課題】運転者が車両の運転中にディスプレイを注視して車載機器を操作する行為は、運転操作に対する注意を散漫させるため、望ましくない。
【解決手段】車両が走行中であるか否かの情報を取得し、同一の操作対象に関するアイコンを、前記車両が走行中であるとき走行中でないときよりも大きくタッチパネルディスプレイに表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載機器の操作支援装置および操作支援方法に関する。
従来、車載機器の高機能化や多機能化に伴いこれを操作するためのスイッチの個数が増加する傾向にあった。そのためかえって、ユーザは所望のスイッチを見つけることに手間どったり、押し間違えたりするという問題があった。特許文献1には、運転席側のドアに設置されたタッチパネルディスプレイを、シートやミラーなど様々な車載機器の操作のための共用の操作装置として用いる構成が記載されている。この構成を採用することにより機械的なスイッチの個数を低減させることができる。また特許文献1には、乗車直前・停止中・走行中などの車両の動作状態に応じて、当該タッチパネルディスプレイに表示する操作項目を切り換えることが記載されている。
特開2005−153684号公報
ところで、運転者が車両の運転中にディスプレイを注視して車載機器を操作する行為は、運転操作に対する注意を散漫させるため、望ましくない。また、操作対象の物自体を見ながら操作する必要がある場合は、ディスプレイを注視しなければタッチ操作できないのは使い勝手が悪い。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ディスプレイを注視することなく車載機器を容易に操作することができる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明においては、車両が走行中であるか否かの情報を取得し、同一の操作対象に関する表示要素を、車両が走行中であるときは走行中でないときよりも大きくタッチパネルディスプレイに表示させる構成を採用している。同一の操作対象に関する表示要素が、車両走行中は走行中でないときよりも大きく表示されるので、運転者は運転中に画面を注視せずとも一見して画面に表示されている内容を把握しやすい。
車両情報取得手段は、車両が走行中であるか否かを示す情報を取得できればよく、種々の構成を採用可能である。例えば、車輪の回転数を検出し当該回転数から車両の走行速度を導出する車速センサや、車両の加速度を検出する加速度センサなどから車両の走行状態を示す情報を取得してもよい。走行中でない状態とは、車両が停止(停車、駐車)している状態、あるいは走行していても所定速度以下である状態を指す。
表示制御手段は、車両情報取得手段が取得した情報に基づいて、同一の操作対象に関する表示要素を、走行中であるときは走行中でないときよりも大きくタッチパネルディスプレイに表示させる。操作対象とは、車両に搭載されている種々の機器そのものや、それらの機器の特定の部位や、それらの機器に関する操作項目を指す。例えば、エアコン(温度・風向き調整)、オーディオシステム(音量調整)、ミラー(角度・位置調整)、シート(各部位の角度・位置・ヒータ調整)、ステアリング(角度・位置調整)、ガラス(結露防止機能オン・オフ、ウィンドウ開閉)などである。表示要素とは、文字や記号であってもよいし、図柄(アイコン)であってもよい。
本発明において、タッチパネルディスプレイにタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付手段を備えてもよい。また、この構成において、表示制御手段は、前記操作対象に関する操作を示すM個(Mは2以上の整数)の前記表示要素としてのアイコンを、前記タッチパネルディスプレイの表示領域を仮想的に分割した分割領域のうちのM個の分割領域にそれぞれに表示させ、タッチ操作受付手段は、アイコンあるいは分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付けてもよい。
この構成によると、アイコン自体に対するタッチ操作はもちろんのこと、アイコンを含む分割領域に対するタッチ操作も受け付けられるので、画面を見ずに行う操作、所謂ブラインド操作の容易性が向上する。なお、この構成において、M個の分割領域の面積の和は、表示領域の面積より小さくてもよいし同じであってもよい。各分割領域の形状や面積は、同じであってもよいし異なっていてもよい。操作対象に関する操作とは、操作対象に対して行われる種々の操作を指す。例えば、操作対象に対して行われる相反する操作(上/下、左/右、斜め左上/斜め右下、小/大、増/減、など)であってもよいし、操作対象に対して行われる段階的な操作(弱/中/強や、低/中/高、数値に対応付けられた操作)などであってもよい。
また、上記の構成において、分割領域のそれぞれは表示領域の縁に接していてもよい。ブラインド操作の工程の一例として、タッチパネルの検出面を触る前にまずタッチパネルディスプレイの縁を触り、当該縁を基準として検出面をタッチするという工程が考えられる。このような場合、各分割領域の少なくとも一部が表示領域の縁に接していると、縁部から指を大きく移動させることなく分割領域をタッチすることができる。すなわち、ブラインド操作の容易性が向上する。
また、上記の構成において、分割領域は表示領域を仮想的にM分割したM個の領域であり、タッチ操作受付手段は、分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付けてもよい。すなわち、タッチパネルディスプレイの画面全体をM個の領域(分割領域)に分割し、各分割領域の全体でタッチ操作を受け付ける。この構成によると、タッチ操作を受け付ける領域の面積が広く、また、表示領域のいずれかの位置がM個のアイコンのいずれかに対応しているため、ブラインド操作の容易性が向上する。なお、この構成において、いずれかの分割領域内に前記操作とは別の例外的な操作を示すアイコン(例えば、前画面に戻るための「戻る」アイコンなど)が含まれていてもよいし、その他の図柄が表示されていてもよい。
また、上記の構成において、前記Mは偶数であるとともに、分割領域は表示領域の中心を通るM/2本の仮想直線によって表示領域を仮想的に分割することによって得られる領域であり、タッチ操作受付手段は、分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付けてもよい。すなわち、タッチパネルディスプレイの画面全体をいくつかの領域(分割領域)に分割し、各分割領域の全体でタッチ操作を受け付ける。この構成によると、例えば、地図の表示範囲を移動させる際に矢印アイコンに対するタッチ操作を受け付ける従来より用いられている構成よりも、タッチ操作を受け付ける領域の面積が広いため、ブラインド操作の容易性が向上する。なお、この構成においても、いずれかの分割領域内に前記操作とは別の例外的な操作を示すアイコン(例えば、前画面に戻るための「戻る」アイコンなど)が含まれていてもよいし、その他の図柄が表示されていてもよい。
また、上記の目的を達成するため、本発明において、タッチパネルディスプレイによって操作対象を操作する際に操作対象を目視する必要があるか否かを示す情報を取得し、操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、操作対象に関する表示要素を大きくタッチパネルディスプレイに表示させる構成を採用してもよい。目視確認必要な操作対象に関する表示要素はディスプレイに大きく表示されることにより、一見してタッチパネルディスプレイ上に表示される表示要素が示す内容を把握しやすく、また操作もしやすい。そのため、目視確認必要な操作対象とディスプレイとの間で視線を頻繁に移動させる必要がなく、使い勝手が向上する。
目視確認情報取得手段は、操作対象が目視確認必要な操作対象であるか否かを示す情報を取得することができればよく種々の構成を採用可能である。例えば、操作対象ごとに目視確認が必要か不要かが予め設定され記憶媒体に記憶されており、それを参照する。目視確認必要な操作対象とは、操作対象の物の位置や角度を変動させる操作であって、その操作による操作結果は主に視覚によって操作者に確認される操作対象を指す。例えば、ドアミラーやフェンダーミラー(角度・位置調整)、操作者が着座しているシート以外のシート(各部位の角度・位置調整)などである。目視確認不要な操作対象とは、操作対象の操作結果は主に視覚以外の感覚によって操作者に確認される操作対象を指す。例えば、エアコン(温度・風向き調整)、オーディオシステム(音量調整)、操作者が着座しているシート(角度・位置・ヒータ調整)などである。
なお、本発明のように、車両が走行中であるか否かの情報を取得し、同一の操作対象に関するアイコンを、車両が走行中であるとき走行中でないときよりも大きくタッチパネルディスプレイに表示させる手法は、この操作支援を行うプログラムや方法としても適用可能である。また、タッチパネルディスプレイによって操作対象を操作する際に操作対象を目視する必要があるか否かを示す情報を取得し、操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、操作対象に関する表示要素を大きくタッチパネルディスプレイに表示させる手法も、この操作支援を行うプログラムや方法として適用可能である。また、以上のような操作支援装置および方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、操作支援装置を制御するプログラムやそのプログラムを記録する記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)第一実施形態:
(1−1)操作支援装置の構成:
(1−2)操作補助処理:
(2)第二実施形態:
(3)他の実施形態:
(1)第一実施形態:
(1−1)操作支援装置の構成:
図1は、本発明にかかる操作支援装置11の構成を示すブロック図である。本実施形態における操作支援装置11は、車速センサ40、タッチパネルディスプレイ41、ナビゲーション装置10が協働することによって実現される。
車速センサ40は、車輪の回転数を検出し当該回転数から車両の走行速度を導出し車速信号を出力するセンサである。車速センサ40の他に、車両の加速度を検出する加速度センサやその他の車両の走行状態を示す情報を出力する機器を備えていてもよい。
タッチパネルディスプレイ41は、画面に対する指の接触によって指示操作を受け付ける機能を備える表示装置である。本実施形態では、タッチパネルディスプレイ41は、インストルメントパネル中央部に設置されている。
ナビゲーション装置10と、車速センサ40・タッチパネルディスプレイ41とは、図示しないインタフェースで電気的に接続され、相互にデータのやりとりが可能である。
ナビゲーション装置10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20と図示しない記憶媒体とを備えており、記憶媒体やROMに記憶された種々のプログラムを制御部20で実行することができる。本実施形態においては、このプログラムの一つとして操作支援プログラム21を実施することができる。
車両情報取得部21aは、車速センサ40から車速信号を取得するモジュールであり、取得した車速信号に基づいて車両が現在走行中であるか否かを判定する。
表示制御部21bは、車載機器を操作するためのメニュー画面や、その他様々な情報を案内する画面を、タッチパネルディスプレイ41に表示させるモジュールである。車両情報取得部21aが判定した車両の走行状態を示す情報に基づいて、同一の操作対象に関する表示要素であっても当該表示要素の大きさを変えて表示する。操作対象とは、車両に搭載されている種々の機器そのものや、それらの機器の特定の部位や、それらの機器に関する操作項目を指す。例えば、エアコン(温度・風向き調整)、オーディオシステム(音量調整)、ミラー(角度・位置調整)、シート(各部位の角度・位置・ヒータ調整)、ステアリング(角度・位置調整)、ガラス(結露防止機能オン・オフ、ウィンドウ開閉)などである。表示要素とは、文字や記号であってもよいし、図柄(アイコン)であってもよい。これらの表示要素の描画データは、ROMや記憶媒体に予め記憶されている。
タッチ操作受付部21cは、タッチパネルディスプレイ41が検出した指のタッチ位置を示す情報を取得し、当該タッチ位置を示す情報と、表示制御部21bによってそのときタッチパネルディスプレイ41に表示されている画面の構成などに関する情報と、に基づいてタッチ操作を受け付けるモジュールである。
以上説明した構成要素の他に、車両の乗員が発する音声による指示を受け付けるためのマイクや、そのマイクによって集音された音声を解析する音声解析部、その他の機械的なスイッチやそれらからの入力信号を受け付ける処理部を備えていてもよい。
以上、操作支援装置11の構成を説明した。
(1−2)操作支援処理:
次に、以上の構成において本実施形態にかかる操作支援装置11が実施する操作支援処理について説明する。図2は、本実施形態における操作支援処理を示すフローチャートである。
はじめに、ナビゲーション装置10は、車両走行中に操作する操作対象の設定を受け付ける(ステップS100)。車両走行中に操作する操作対象の設定は、どのように行われてもよく、例えば車両停止中に乗員によって設定されてもよい。ナビゲーション装置10の購入時に既に設定されているものを利用してもよい。また、走行中であれば、乗員が発した音声によって操作対象が受け付けられてもよいし、運転者以外の乗員によるタッチパネルやその他の機械的なスイッチの操作によって受け付けられてもよい。本実施形態では、車両走行中に表示する操作対象を、車両停止中に乗員が設定するものとして、以降の説明を続ける。
図3Aは、タッチパネルディスプレイ41に表示される画面であり、ドライビングポジション設定画面400を示している。車両停止中に、所定の操作を行うことによって例えばこのドライビングポジション設定画面400を表示させ、このドライビングポジション設定画面400が表示されている状態で所定の操作を行うことによって、車両走行中に操作する操作対象をナビゲーション装置10に設定する。本実施形態ではこのとき、ステアリング、シート、ドアミラー、サイドサポートの中から、シートに関連する「リクライニング」450、「シート上下」451、「シート前後」452、「フロントバーチカル(座面前部の高さ)」453が、車両走行中に操作する操作対象として設定されたとして以降の説明を続ける。なお、図3Aにおいて451a、451bなどで示される三角形は、その図形に対応付けられた操作を、当該図形に対してタッチ操作がなされると実行するためのアイコンとして機能する。
次に、表示制御部21bは、操作対象の選択を受け付ける(ステップS101)。具体的には例えば、運転者が「シート上下」という言葉を発すると、図示しない音声解析部がその音声を解析し、表示制御部21bは「シート上下」が操作対象として選択されたことを受け付ける。
次に、車両情報取得部21aは、車速センサ40から車速信号を取得し(ステップS105)、車両が走行中であるか判定する(ステップS110)。車両が走行中である場合はステップS111に移行し、走行中でない場合はステップS125に移行する。走行中でない状態とは、車両が停止(停車、駐車)している状態、あるいは走行していても所定速度(例えば8km/h)以下である状態を指す。
車両が走行中であるとき、表示制御部21bは、ステップS101で受け付けた操作対象はステップS100で選択されたものであるか判定する(ステップS111)。ステップS100で選択されたものであるとき、表示制御部21bは、画面を走行中モードで表示させる(ステップS120)。車両が走行中でないとき表示制御部21bは、画面表示モードを非走行中モードで表示させる(ステップS125)。なお、ステップS120またはステップS125の処理が終了すると、ステップS101に戻り上記の処理を繰り返してもよい。
ここで、「画面表示を走行中モードで表示させる」とは具体的には、ステップS101で受け付けた操作対象に関する表示要素を、非走行中モードで表示する場合よりも大きく、タッチパネルディスプレイ41に表示させることを意味する。なお、「画面表示を非走行中モードで表示させる」とは、ここではドライビングポジション設定画面400を表示することである。ドライビングポジション設定画面400は、走行中でないときに表示される画面であり、車両走行中でないときは運転者であっても画面を見ながら操作するのが自然である。そのため、非走行中モードの画面は、複数の操作対象が一画面に表示されている方が、異なる操作対象を選択するたびに操作メニューの階層を行ったり来たりするよりも、操作者にとっては都合がよい。
次に、走行中モードの画面について説明する。
図3Bは、車両が走行中であるときに「シート上下」という音声が受け付けられたときに表示される画面(走行中モードの画面)を示している。画面400におけるアイコン451aおよび451bは、画面500に表示されているアイコン551aおよび551bとそれぞれ対応している。アイコン451aとアイコン551aはシートを上方向に変動させるためのアイコンであり、アイコン451bおよび551bはシートを下方向に変動させるためのアイコンであり、すなわちシートに対して相反する操作を行うための一対のアイコンである。「シート」という文字に関しても、非走行中モードの画面400と比べて走行中モードの画面500の方は大きく表示させる。
このように、同一の操作対象に関する表示要素が、車両走行中は走行中でないときよりも大きく表示されるので、運転者は運転中に画面を注視せずとも一見して画面に表示されている内容を把握しやすい。また、非走行中モードにおいて表示されるアイコンと相似の関係を保ったまま走行中モードでは大きく表示されるので、一見したときに違和感なくアイコンが指し示す意味を把握しやすい。なお、例えば「リクライニング」450が走行中モードで表示される場合は、非走行中モードの画面である画面400での2つのアイコンが指し示す角度(斜め左上と斜め右下の方向)と同じ角度を指し示すように表示してもよい(図示なし)、そうすると、一見したときに違和感なくアイコンが指し示す意味を把握しやすい。
図4は、画面500において、アイコン551aおよびアイコン551bと分割領域との位置関係を説明するための模式図である。アイコン551aおよびアイコン551bは、タッチパネルディスプレイ41の表示領域を仮想的に上下に2分割した2個の分割領域にそれぞれ表示されている。このように2つのアイコンを配置し、タッチ操作を受け付ける領域をアイコンそのもののみとしてもよい。この場合であっても、非走行中モードの画面400と比較すると、タッチ操作が受け付けられる領域の面積が広い(アイコンが大きい)ため、画面を見ずに行う操作、所謂ブラインド操作しやすい。
また、アイコン551aによって案内される操作は、アイコン551aのみならずアイコン551aを含む分割領域Aに対するタッチ操作で受け付け、アイコン551bによって案内される操作は、アイコン551bのみならずアイコン551bを含む分割領域Bに対するタッチ操作によって受け付ける構成にしてもよい。この構成の場合、アイコン自体に対するタッチ操作はもちろんのこと、アイコンを含む分割領域に対するタッチ操作も受け付けられる。すなわちタッチ操作を受け付ける領域がさらに広い。また、表示領域のいずれかの位置がM個のアイコンのいずれかに対応しているため、ブラインド操作の容易性がさらに向上する。
また、分割領域Aおよび分割領域Bはそれぞれタッチパネルディスプレイ41の縁(表示領域の外周)に接している。ブラインド操作の工程の一例として、タッチパネルの検出面を触る前にまずタッチパネルディスプレイ41の縁を触り、当該縁を基準として検出面をタッチするという工程が考えられる。このような場合、分割領域の少なくとも一部が表示領域の縁に接していると、縁部から指を大きく移動させることなく分割領域をタッチすることができる。そのため、ブラインド操作の容易性が向上する。
また、タッチパネルディスプレイ41が設置された状態において上方の分割領域Aにシートを上方に変動させるための操作を対応づけ、下方の分割領域Bにシートを下方に変動させるための操作を対応付ける構成は、各分割領域の位置関係と操作内容の意味が一致するので、わかりやすい。例えば、左右2分割された領域のそれぞれに上/下を指す操作を対応付ける構成などと比べてわかりやすい。
以上説明したように、この操作支援装置11によると、運転者が車両を運転中にタッチパネルディスプレイ41の画面を注視しなくても、所望の操作を容易に行うことができる。
(2)第二実施形態:
図5は本発明の第二実施形態にかかる操作支援装置の構成を示すブロック図である。第一実施形態と共通する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第二実施形態では、目視確認情報取得部21dが、タッチパネルディスプレイ41によって操作対象を操作する際に操作対象を目視する必要があるか否かを示す目視確認情報30aを記録媒体30から取得する。表示制御部21bは、操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、操作対象に関する表示要素を大きくタッチパネルディスプレイ41に表示させる。
操作対象ごとに目視確認が必要か不要かは目視確認情報30aとして予め設定されており、記憶媒体30に記憶されている。目視確認必要な操作対象とは、操作対象の物の位置や角度を変動させる操作であって、その操作による操作結果は主に視覚によって操作者に確認される操作対象を指す。例えば、ドアミラーやフェンダーミラー(角度・位置調整)、操作者が着座しているシート以外のシート(各部位の角度・位置調整)などである。目視確認不要な操作対象とは、操作対象の操作結果は主に視覚以外の感覚によって操作者に確認される操作対象を指す。例えば、エアコン(温度・風向き調整)、オーディオシステム(音量調整)、操作者が着座しているシート(角度・位置調整、ヒータ調整)などである。
図3Aおよび図6Aを用いて、具体的に説明する。ドライビングポジション設定画面400が表示されている状態で、右のドアミラーに関する操作を選択するRアイコン454がタッチされたとする。ドアミラーは前述のように目視確認必要な操作対象であるので、表示制御部21bは、図6Aに示す画面のように、タッチパネルディスプレイ41の表示領域を仮想的に9個の領域(分割領域)に分割し(点線で記載。実際は表示されない)、そのうちの5つの領域に上/下/左/右を示すアイコンと「OK」アイコンを表示させる。タッチ操作受付部21cは、各アイコンが含まれる分割領域全体でタッチ操作を受け付けてもよいし、アイコンのみに対するタッチ操作を受け付けてもよい。いずれにしても、画面400に比べて各アイコンは大きく表示されるためアイコンが示す内容を把握しやすいし、タッチ操作を受け付ける領域は広いため操作もしやすい。そのため、右のドアミラーとタッチパネルディスプレイ41との間で視線を頻繁に移動させる必要がなく、使い勝手が向上する。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、車両が走行中であるか否かの情報を取得し、同一の操作対象に関するアイコンを、前記車両が走行中であるとき走行中でないときよりも大きくタッチパネルディスプレイに表示させる限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。また、タッチパネルディスプレイによって操作対象を操作する際に操作対象を目視する必要があるか否かを示す情報を取得し、操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、操作対象に関する表示要素を大きくタッチパネルディスプレイに表示させる限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。
例えば、車両走行中に操作する操作対象は、シートに限定されず、ドアミラーやステアリングであってもよい。また、上記のようなドライビングポジション関連に限定されず、エアコンの温度(上/下)、効き具合調整(弱/中/強)、風量調整(5段階など)や、オーディオシステムの音量調整(小/大)などであってもよい。
また、表示制御手段は、操作対象に関する操作を示すM個(Mは2以上の整数)の表示要素としてのアイコンを、表示領域を仮想的に分割した分割領域のうちのM個の分割領域のそれぞれに表示させ、タッチ操作受付手段が、アイコンあるいは分割領域に対するタッチ操作によって操作を受け付ける構成において、M個の分割領域の面積の和は、表示領域の面積より小さくてもよいし同じであってもよい。各分割領域の形状や面積は、同じであってもよいし異なっていてもよい。操作対象に関する操作とは、操作対象に対して行われる種々の操作を指す。例えば、操作対象に対して行われる相反する操作(上/下、左/右、斜め左上/斜め右下、小/大、増/減、など)であってもよいし、操作対象に対して行われる段階的な操作(弱/中/強や、低/中/高、数値に対応付けられた操作)などを指す。
図6Bは、出力を弱/中/強の3段階で切り換える操作対象に関する表示要素を大きく表示する画面(簡易操作画面というものとする)の一例を示している。図6Bに示すように表示領域全体を横に3分割して各分割領域にそれぞれアイコンを表示させるようにしてもよい。なお、いずれかの分割領域内に前記操作(弱/中/強)とは別の例外的な操作を示すアイコン(例えば、前画面に戻るための「戻る」アイコンなど)やその他の図柄が表示されていてもよい。
また、上述の数Mは偶数であるとともに、分割領域は表示領域の中心を通るM/2本の仮想直線によって表示領域を仮想的に分割することによって得られる領域であってもよく、タッチ操作受付手段は、分割領域に対するタッチ操作によって操作を受け付けてもよい。すなわち、タッチパネルディスプレイの表示領域全体をいくつかの領域(分割領域)に分割し、各分割領域の全体でタッチ操作を受け付ける。この構成によると、例えば、地図の表示範囲を移動させる際に矢印アイコンに対するタッチ操作を受け付ける従来より用いられている構成よりも、タッチ操作を受け付ける領域の面積が広いため、ブラインド操作の容易性が向上する。
図6Cは、操作対象の物の位置や角度を調整する(上下左右の4方向)操作に関する表示要素を大きく表示する画面(簡易操作画面)の一例を示している。図6Cに示すように、表示領域の中心を通る2本の仮想直線(点線で記載)によって表示領域を仮想的に分割することによって得られる4つの領域を分割領域とし、各分割領域に対するタッチ操作によって操作を受け付けてもよい。なお、いずれかの分割領域内に前記操作(上下左右)とは別の例外的な操作を示すアイコン(例えば、前画面に戻るための「戻る」アイコンなど)が含まれていてもよいし、その他の図柄が表示されていてもよい。また図6Cも、各分割領域がタッチパネルディスプレイ41の縁(表示領域の外周)と接しているため、縁を基準としたブラインド操作がなされるとき、容易に所望の操作に対応する分割領域にタッチすることができる。
なお、簡易操作画面におけるアイコンまたは分割領域がタッチされ、その操作が受け付けられると、図示しないスピーカからタッチ操作が受け付けられた旨の音を発して操作者に報知してもよい。
第一実施形態にかかる操作支援装置のブロック図である。 第一実施形態にかかる操作支援処理を示すフローチャートである。 (3A)は車両走行中でないときに表示される画面の一例を示す図、(3B)は車両走行中に表示される画面の一例を示す図である。 アイコンと分割領域との位置関係を説明するための模式図である。 第二実施形態にかかる操作支援装置のブロック図である。 (6A)は第二実施形態にかかる簡易操作画面の一例を示す図、(6B)および(6C)は他の実施形態にかかる簡易操作画面の一例を示す図である。
符号の説明
10:ナビゲーション装置、11:操作支援装置、20:制御部、21:操作支援プログラム、21a:車両情報取得部、21b:表示制御部、21c:タッチ操作受付部、21d:目視確認情報取得部、30:記憶媒体、30a:目視確認情報、40:車速センサ、41:タッチパネルディスプレイ、400:ドライビングポジション設定画面。

Claims (8)

  1. 車両に搭載されたタッチパネルディスプレイと、
    前記車両が走行中であるか否かの情報を取得する車両情報取得手段と、
    同一の操作対象に関する表示要素を、前記車両が走行中であるときは走行中でないときよりも大きく前記タッチパネルディスプレイに表示させる表示制御手段と、
    を備える操作支援装置。
  2. 前記タッチパネルディスプレイへのタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記操作対象に関する操作を示すM個(Mは2以上の整数)の前記表示要素としてのアイコンを、前記タッチパネルディスプレイの表示領域を仮想的に分割した分割領域のうちのM個の分割領域にそれぞれ表示させ、
    前記タッチ操作受付手段は、前記アイコンあるいは前記分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付ける、
    請求項1に記載の操作支援装置。
  3. 前記分割領域のそれぞれは、前記表示領域の縁に接している、
    請求項2に記載の操作支援装置。
  4. 前記分割領域は前記表示領域を仮想的にM分割したM個の領域であり、
    前記タッチ操作受付手段は、前記分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付ける、
    請求項2または3に記載の操作支援装置。
  5. 前記Mは偶数であるとともに、前記分割領域は前記表示領域の中心を通るM/2本の仮想直線によって前記表示領域を仮想的に分割することによって得られるM個の領域であり、
    前記タッチ操作受付手段は、前記分割領域に対するタッチ操作によって前記操作を受け付ける、
    請求項2または3に記載の操作支援装置。
  6. 車両に搭載されたタッチパネルディスプレイと、
    前記タッチパネルディスプレイによって操作対象を操作する際に前記操作対象を目視確認する必要があるか否かを示す情報を取得する目視確認情報取得手段と、
    前記操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、前記操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、前記操作対象に関する表示要素を大きく前記タッチパネルディスプレイに表示させる表示制御手段と、
    を備える操作支援装置。
  7. 車両が走行中であるか否かの情報を取得する車両情報取得工程と、
    前記車両に搭載されたタッチパネルディスプレイに、同一の操作対象に関するアイコンを、前記車両が走行中であるときは走行中でないときよりも大きく表示させる表示制御工程と、
    を含む操作支援方法。
  8. 車両に搭載されたタッチパネルディスプレイによって操作対象を操作する際に前記操作対象を目視確認する必要があるか否かを示す情報を取得する目視確認情報取得工程と、
    前記操作対象が目視確認必要な操作対象であるときには、前記操作対象が目視確認不要な操作対象であるときよりも、前記操作対象に関する表示要素を大きく前記タッチパネルディスプレイに表示させる表示制御工程と、
    を含む操作支援方法。
JP2007030432A 2007-02-09 2007-02-09 車載機器の操作支援装置、操作支援方法 Withdrawn JP2008195142A (ja)

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