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JP2008194192A - 電動車いす - Google Patents

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JP2008194192A
JP2008194192A JP2007031558A JP2007031558A JP2008194192A JP 2008194192 A JP2008194192 A JP 2008194192A JP 2007031558 A JP2007031558 A JP 2007031558A JP 2007031558 A JP2007031558 A JP 2007031558A JP 2008194192 A JP2008194192 A JP 2008194192A
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Japan
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operation member
armrest
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electric wheelchair
horizontal
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JP2007031558A
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English (en)
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Tamotsu Furukawa
保 古川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】
操作部材が肘掛の周辺物と干渉し難く、ユーザがより乗降しやすく、且つより幅広いユーザが使用可能な電動車いすを提供すること。
【解決手段】
ユーザの座席2が設けられるフレーム3と、フレーム3に取り付けられる駆動装置4と、駆動装置4によって駆動される車輪5と、座席2の幅方向の両側に設けられ、水平方向に延在する水平面61と、水平面61の前端から下方に傾斜するように延在する傾斜面62とを備える肘掛6と、肘掛6の傾斜面62に設けられ、その上端71が肘掛6の水平面61の高さ以下に位置し、ユーザの手のひらによって操作可能な操作部材7と、操作部材7の操作状況に応じて駆動装置4を制御する制御装置8と、を電動車いす1が備える構成としたこと。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電動車いすに関する。
公知の電動車いすが、後述の特許文献1及び特許文献2に記載されている。これらの車いすは、ユーザの座席が設けられるフレームと、フレームに取り付けられる駆動装置と、駆動装置によって駆動される車輪と、座席の幅方向の両側(片側)に設けられ、水平方向に延在する水平面を有する肘掛と、ユーザによって操作される操作部材と、を備える。操作部材の操作状況に応じて車輪が駆動され、車いすが電動で走行する。
操作部材は、いわゆるジョイスティック型のものである。操作部材は、特許文献1に記載の車いすでは、肘掛の水平面に設けられ、特許文献2に記載の車いすでは、肘掛に回動可能に取り付けられたアームに設けられている。
特開2003−153964号公報 特開平7−265361号公報
特許文献1に記載の車いすでは、肘掛の水平面に操作部材が設けられるので、肘掛のうち操作部材がある部分にはユーザは手を置くことができず、ユーザは肘掛に手を自由に置くことができない。特に、車いすの乗降時(移乗時)には、ユーザが肘掛に手を置いて肘掛につかまることが多いので、肘掛上でのユーザの手の置き場に制約があると、ユーザの乗降時の体勢が不安定となって、肘掛上の操作部材が大きな障害(妨げ)となりうる。さらに、特許文献1に記載の車いすでは、操作部材の上端が肘掛(水平面)より高い位置にあって、操作部材が肘掛から上方に突出している。この構造では、肘掛上に設けられる操作部材が、肘掛の周辺で且つ上方に位置する物(周辺物)と干渉するおそれがある。例えば、車いすを机に近づけるような場合には、車いすの肘掛と机の天板(周辺物)との間で十分なスペースを上下方向に確保できないことも多い。このような場合、ユーザは車いすを机に十分に近づけることができず、机に向かっての作業や食事のしやすさを阻害していた。
一方、特許文献2に記載の車いすでは、肘掛に回動可能に取り付けられたアームに操作部材が設けられるので、車いすの乗降の妨げにならないように、アームを肘掛に対して回動させることで、操作部材の肘掛に対する位置を必要に応じて変えることができる。しかし、アームをその都度動かすことは手間がかかり、身体の不自由なユーザにとっては負担の軽くない作業でもあった。
また、特許文献1及び2に記載の車いすにおいて、操作部材はジョイスティック型のものであるが、ジョイスティック型の操作部材は、ユーザが握ること、掴むことが前提となっているので、これらの動作を行えないユーザにとっては操作が困難で、使用できるユーザが実質的には限られてしまっていた。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、操作部材が肘掛の周辺物と干渉し難く、ユーザがより乗降しやすく、且つより幅広いユーザが使用可能な電動車いすを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、ユーザの座席が設けられるフレームと、前記フレームに取り付けられる駆動装置と、前記駆動装置によって駆動される車輪と、前記座席の幅方向の両側に設けられ、水平方向に延在する水平面と、該水平面の前端から下方に傾斜するように延在する傾斜面とを備える肘掛と、前記肘掛の傾斜面に設けられ、その上端が前記肘掛の水平面の高さ以下に位置し、ユーザの手のひらによって操作可能な操作部材と、前記操作部材の操作状況に応じて前記駆動装置を制御する制御装置と、を電動車いすが備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記操作部材は上端が球状に形成されたジョイスティックであると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記操作部材は上端が上下方向にU字状に形成されたジョイスティックであると良い。
好ましくは、請求項4に記載の様に、前記操作部材はトラックボールであると良い。
好ましくは、請求項5に記載の様に、前記操作部材はタッチパッドであると良い。
好ましくは、請求項6に記載の様に、前記制御装置は前記肘掛に内蔵されると良い。
請求項1に記載の発明によれば、肘掛は、水平方向に延在する水平面と、水平面の前端から下方に傾斜するように延在する傾斜面とを備える。操作部材は、肘掛の傾斜面に設けられ、その上端が肘掛の水平面の高さ以下に位置し、ユーザの手のひらによって操作可能である。
以上のような構造では、肘掛の水平面にユーザが手を自由に置くことができるので、車いすの乗降時(移乗時)に、ユーザが肘掛の水平面上の好適な位置に手を置いて肘掛にしっかりと確実につかまることができ、ユーザの乗降時の体勢がより安定し、ユーザがより乗降しやすい電動車いすを実現できる。
さらに、操作部材の上端が肘掛の水平面の高さ以下に位置するので、肘掛の周辺で且つ上方に位置する物(周辺物)が肘掛の水平面の高さ以上に位置する場合であれば、肘掛の傾斜面に設けられた操作部材は当該周辺物と干渉することがなく、操作部材が肘掛の周辺物と干渉し難い構造となっている。
さらに、操作部材はユーザの手のひらによって操作可能なので、握る動作や掴む動作を行えないユーザも操作できる可能性が高く、より幅広いユーザが使用可能な電動車いすを実現できる。
請求項2に記載の発明によれば、球状の部分がユーザの手のひらにフィットするので、ユーザが操作部材を手のひらでより操作しやすい。
請求項3に記載の発明によれば、U字状の部分にユーザが指を入れることで、ユーザが操作部材上に手のひらを置いた時に、指の微妙な動きが操作部材に適切に伝わり、操作部材の手のひらによる操作性がさらに向上する。
請求項4・5に記載の発明によれば、操作部材の高さを上下方向により抑えることができ、操作部材が肘掛の周辺物とさらに干渉し難い。
請求項6に記載の発明によれば、制御装置が外部からは見えないので、意匠性の面で好ましく、電動車いすの意匠性向上の効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係る電動車いす1の斜視図である。
電動車いす1は、ユーザの座席2が設けられるフレーム3と、フレーム3に取り付けられる駆動装置4と、駆動装置4によって駆動される車輪5と、座席2の幅方向(左右方向)の両側に設けられる肘掛6と、肘掛6に設けられる操作部材7と、駆動装置4を制御する制御装置8と、を備える。駆動装置4は、モータや減速機構等で構成される公知のものである。
図2は、肘掛6の斜視図である。図3は、操作部材7の斜視図である。
肘掛6は、水平方向に延在する水平面61と、水平面61の前端から下方に傾斜するように延在する傾斜面62とを備える。肘掛6の側面63には、各種スイッチ64や、LED65(インジケータ)が設けられる。肘掛6は内部が空洞となっており、制御装置8が内蔵されている。肘掛6は、フレーム3(図1参照)に取り付けられる。肘掛6のフレーム3に対する取り付け位置は上下方向や前後方向等に調整可能で、ユーザの体格等に応じて肘掛6の位置を好適に設定できる。
操作部材7は、ユーザによって操作される部材である。操作部材7は、肘掛6の傾斜面62に設けられる。操作部材7は、いわゆるジョイスティック型のものであって、本実施形態では、上端71が球状に形成されている。操作部材7は、肘掛6に内蔵された制御装置8と電気的に接続されている。制御装置8は、車輪5(図1参照)を駆動するための駆動装置4と電気的に接続されている。操作部材7は、上端71が肘掛6の水平面61の高さを越えないように肘掛6上に配置される。つまり、操作部材7が肘掛6上に配置された状態で、操作部材7の上端71は肘掛6の水平面61の高さ以下に位置する。
操作部材7がある方向に(例えば、前方に傾けるように)操作されると、その操作に対応する電気信号が操作部材7から制御装置8に入力される。制御装置8は、入力される電気信号に応じて、車輪5の駆動に係る電気信号を駆動装置4に送る。これにより、車輪5が駆動装置4によって駆動され、電動車いす1が走行する。つまり、制御装置8は、操作部材7の操作状況に応じて駆動装置4を制御し、駆動装置4に車輪5を駆動させる。
図4は、ユーザ9が肘掛6を使用する時の態様を示す図である。
本発明では、操作部材7が肘掛6の傾斜面62に設けられるので、ユーザ9は、肘掛6の水平面61に前腕部91と手首92を置き、手首92を支点として操作部材7を手のひら93によって操作できる(パーム操作)。ユーザ9は操作部材7を手のひら93で押さえて動かすことになり、操作部材7の微妙な操作が可能となる。
本実施形態に係る電動車いす1によれば、肘掛6の水平面61にユーザが手を自由に置くことができるので、電動車いす1の乗降時(移乗時)に、ユーザが肘掛6の水平面61上の好適な位置に手を置いて肘掛6にしっかりと確実につかまることができる。これにより、ユーザの乗降時の体勢がより安定するので、ユーザが電動車いす1により乗降しやすく、電動車いす1の乗降性(移乗性)をさらに向上できる。
さらに、操作部材7の上端71が肘掛6の水平面61の高さ以下に位置するので、肘掛6の周辺で且つ上方に位置する物(周辺物10、図2参照)が肘掛6の水平面61の高さ以上に位置する場合であれば、肘掛6の傾斜面62に設けられた操作部材7は当該周辺物10と干渉することがなく、操作部材7が肘掛6の周辺物10と干渉し難い。例えば、電動車いす1を机に近づけるような場合において、電動車いす1の肘掛6(水平面61)が机の天板(周辺物10)の高さ以下であれば、操作部材7は机の天板(周辺物10)と干渉することがなく、ユーザは電動車いす1を机に十分に近づけることができ、電動車いす1の使い勝手が損なわれない。なお、より好ましくは、操作部材7の上端71が肘掛6の水平面61の高さより低い位置にあったほうがよい。この場合、操作部材7が肘掛6の周辺物10とさらに干渉し難い構造となる。
さらに、操作部材7はユーザの手のひらによって操作可能なので(図4参照)、握る動作や掴む動作を行えないユーザも操作できる可能性が高く、より幅広いユーザが電動車いす1を使用可能である。また、肘掛6に手を置く状態としてはより楽な形(自然な形)になり、操作部材7を長い時間操作しても疲れない。
さらに、操作部材7の上端71が球状に形成されるので、操作部材7がユーザの手のひらにフィットし、ユーザが操作部材7を手のひらでより操作しやすい。
さらに、制御装置8が肘掛6に内蔵されるので、制御装置8が外部からは見えず、電動車いす1の意匠性(デザイン性)の面で好ましく、電動車いす1の意匠性がより向上する。また、操作部材7が肘掛6と一体化しているので、見た目がすっきりしてデザイン的にも良い。
図5は、操作部材7の他の実施形態(操作部材17)を示す図である。
操作部材17は、上述した操作部材7と同様なジョイスティック型のものであって、本実施形態では、上端18が上下方向にU字状に形成されている。この構造では、操作部材17のU字状の部分(上端18)にユーザが指を入れることで、ユーザが操作部材17上に手のひらを置いた時に、指の微妙な動きが操作部材17に適切に伝わり、操作部材17の手のひらによる操作性がさらに向上する。
図6は、操作部材7の他の実施形態(操作部材27)を示す図である。
操作部材27は、いわゆるトラックボール型のものである。この構造では、ジョイスティック型の操作部材7、操作部材17と比べて、操作部材27の高さを上下方向により抑えることができるので、操作部材27が肘掛6の周辺物10(図2参照)とさらに干渉し難い。
具体的な図示は省略するが、図1の操作部材7として、肘掛6の傾斜面62に面一的に埋設したタッチパッドであっても良い。
本発明に係る電動車いす1の斜視図。 肘掛6の斜視図。 操作部材7の斜視図。 ユーザ9が肘掛6を使用する時の態様を示す図。 操作部材7の他の実施形態を示す図。 操作部材7の他の実施形態を示す図。
符号の説明
1 電動車いす
2 座席
3 フレーム
4 駆動装置
5 車輪
6 肘掛
7 操作部材
8 制御装置
9 ユーザ
17 操作部材
18 上端
27 操作部材
61 水平面
62 傾斜面
71 上端
93 手のひら

Claims (6)

  1. ユーザの座席が設けられるフレームと、
    前記フレームに取り付けられる駆動装置と、
    前記駆動装置によって駆動される車輪と、
    前記座席の幅方向の両側に設けられ、水平方向に延在する水平面と、該水平面の前端から下方に傾斜するように延在する傾斜面とを備える肘掛と、
    前記肘掛の傾斜面に設けられ、その上端が前記肘掛の水平面の高さ以下に位置し、ユーザの手のひらによって操作可能な操作部材と、
    前記操作部材の操作状況に応じて前記駆動装置を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする電動車いす。
  2. 前記操作部材は上端が球状に形成されたジョイスティックであることを特徴とする請求項1に記載の電動車いす。
  3. 前記操作部材は上端が上下方向にU字状に形成されたジョイスティックであることを特徴とする請求項1に記載の電動車いす。
  4. 前記操作部材はトラックボールであることを特徴とする請求項1に記載の電動車いす。
  5. 前記操作部材はタッチパッドであることを特徴とする請求項1に記載の電動車いす。
  6. 前記制御装置は前記肘掛に内蔵されることを特徴とする請求項1乃至請求項5何れかに記載の電動車いす。
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