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JP2008180094A - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械 Download PDF

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JP2008180094A JP2007012344A JP2007012344A JP2008180094A JP 2008180094 A JP2008180094 A JP 2008180094A JP 2007012344 A JP2007012344 A JP 2007012344A JP 2007012344 A JP2007012344 A JP 2007012344A JP 2008180094 A JP2008180094 A JP 2008180094A
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祐治 武井
Akiyoshi Higashiyama
彰良 東山
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Abstract

【課題】高い耐久性を有する自転阻止装置を備えたスクロール型流体機械を安価にて提供する。
【解決手段】スクロール型流体機械は、ハウジング内に固定スクロールに対し旋回可能に収容された可動スクロール34と、可動スクロール34の自転を阻止する自転阻止装置とを備える。自転阻止装置は、可動スクロール34の周方向に互いに離間して配置され、可動スクロール34の自転を互いに協働して阻止する5つ以上のユニット58を含む。ユニット58の各々は、少なくとも1本のピン54と、可動スクロール34の旋回に伴いピン54と摺動する内周面とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクロール型流体機械に関する。
スクロール型流体機械は、例えば冷媒の圧縮に使用され、ハウジング内に固定スクロールに対し旋回可能に配置された可動スクロールを備える。可動スクロールは固定スクロールとの間に圧力室を形成し、可動スクロールの旋回運動に伴い、圧力室は、冷媒の吸入、圧縮及び吐出工程を実行する。
可動スクロールの旋回中、自転阻止機構(装置)によって、可動スクロールの自転は阻止される(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1のスクロール圧縮機の自転阻止装置は、ピンと当該ピンと摺動する案内凹所とからなるユニットを4つ有し、これらのユニットは、可動スクロールの周方向に90度おきに配置されている。
また、特許文献2のスクロール圧縮機の自転阻止装置も可動スクロールの周方向に90度おきに配置された4つのユニットを有し、各ユニットのピンは、リング穴に配置されたリングと摺動する。
特開2000-27774号公報 特開2005-240700号公報
特許文献1及び特許文献2のスクロール圧縮機においては、自転阻止装置の4つのユニットが、可動スクロールの周方向に90度おきに配置されているため、可動スクロールの旋回角度が特定の値になると、可動スクロールから自転阻止装置に加わる荷重を1つのユニットで支持しなければならない。このため、各ユニットにおけるピンと案内凹所やリングの内周面との接触圧力が一時的に極めて高くなり、ピン及び内周面の摺動条件が厳しい。
特に、密閉型のスクロール圧縮機でCOを圧縮する場合、スクロール圧縮機が高回転数で使用されることから、摺動条件が非常に厳しくなる。
このような厳しい摺動条件下でピンや案内凹所等の内周面の摩耗を防止するには、ピンや案内凹所等を構成する部材(摺動部材)の材料として軸受綱を用いたり、ピンや摺動部材に対し硬度を高めるべく窒化処理等の前処理を施す必要がある。しかしながら、軸受綱は高価であり、窒化処理は工程を追加することになるため、スクロール圧縮機の生産コストを押し上げている。
本発明は上述した事情に基づいてなされ、その目的とするところは、高い耐久性を有する自転阻止装置を備えたスクロール型流体機械を安価にて提供することにある。
上記の目的を達成するべく、本発明によれば、ハウジング内に固定スクロールに対し旋回可能に収容された可動スクロールと、前記可動スクロールの自転を阻止する自転阻止装置とを備えるスクロール型流体機械において、前記自転阻止装置は、前記可動スクロールの周方向に互いに離間して配置され、前記可動スクロールの自転を互いに協働して阻止する5つ以上のユニットを含み、前記ユニットの各々は、少なくとも1本のピンと、前記可動スクロールの旋回に伴い前記ピンと摺動する内周面とを有することを特徴とするスクロール型流体機械が提供される(請求項1)。
具体的には、前記ピンのうち、周方向でみて隣り合う2つ以上のユニットのピンが、可動スクロールの旋回角度が何れの値でも前記内周面と接する(請求項2)。
好ましくは、前記内周面は、前記可動スクロールの鏡板と対向する部材に形成された穴の側壁である(請求項3)。
好ましくは、上記スクロール型流体機械は、COガスを圧縮するのに用いられる(請求項4)。
本発明のスクロール型流体機械では、自転阻止装置が5つ以上のユニットを有する(請求項1)。具体的には、ピンのうち、周方向でみて隣り合う2つ以上のユニットのピンが、可動スクロールの旋回角度が何れの値でも内周面と接する(請求項2)。従って、本発明のスクロール型流体機械では、可動スクロールの旋回角度に係わらず、可動スクロールから自転阻止装置に加わる荷重が2つ以上のユニットに常に分配される。このため、各ユニットにおけるピンと内周面との間の接触圧力が低減され、ピン及び内周面の摩耗が抑制される。一方、接触圧力が低減されたことで、ピン及び内周面を構成する部材に特別な材料や前処理を用いる必要がない。この結果として、このスクロール型流体機械は、高い耐久性を有する自転阻止装置を備えながらも安価である。
請求項3のスクロール型流体機械では、ピンは、可動スクロールの鏡板と対向する部材に形成された穴の側壁に摺動する。各ユニットが、ピン及び穴により構成された極めて簡単な構成を有するため、このスクロール型流体機械は特に安価である。
請求項4のスクロール型流体機械は、COガスの圧縮に用いられ、高回転数で使用されても、ピンと内周面との間の摺動条件が緩和されているので、ピンや内周面の摩耗が抑制される。
図1は、本発明の一実施形態のスクロール型流体機械を示す。この流体機械は、例えば冷凍システム、空調システムや給湯システム等に適用され、作動流体としての冷媒等を圧縮する。
このスクロール型流体機械は、ハウジング(密閉容器)2を備えている。ハウジング2は、円筒部4と、円筒部4の上端及び下端に気密にそれぞれ嵌合された上蓋6及び下蓋8とからなる。円筒部4にはハウジング2内に冷媒を導入するための吸入管10が接続され、上蓋6には、ハウジング2内で圧縮された冷媒を吐出するための吐出管12が接続されている。
円筒部4内には電動モータ14が収容され、電動モータ14は円筒状のステータ14aを有する。ステータ14aは円筒部4に固定され、ステータ14aの内側には円柱状のロータ14bが回転可能に同心上に配置されている。
ロータ14bは回転軸16によって軸線方向に貫通され、回転軸16はロータ14bと一体に回転可能である。従って、回転軸16は電動モータ14への通電によって回転駆動される。なお、回転軸16は、自身を軸線方向に貫通する内部流路16aを有する。
回転軸16の下端は仕切り壁18の中央孔まで達している。仕切り壁18の中央孔には、回転軸16の下端を囲む鍔付きのスリーブ20が配置され、スリーブ20と回転軸16との間にニードルベアリング21が介挿されている。
仕切り壁18は、ハウジング2内を上下に区画し、仕切り壁18と下蓋8との間には、潤滑油を貯留する貯油室24が区画される。仕切り壁18には、スリーブ20の下端を閉塞するようにエンドプレート22も固定され、スリーブ20の鍔に形成された凹みには、内歯を有するアウタロータ23aと外歯を有するインナロータ23bとが収容されている。
アウタロータ23aは凹みの外周面に固定され、インナロータ23bは回転軸16の下端に一体的に回転可能に嵌合している。すなわち、スリーブ20及びエンドプレート22はトロコイドポンプ26のケーシングを構成し、エンドプレート22の上面に形成されたトロコイドポンプ26の出口は、回転軸16の内部流路16aと連通している。エンドプレート22の下面に開口したトロコイドポンプ26の入口は、貯油室24を望み、仕切り壁18に固定されたノズル28を通じて、貯油室24の底近傍と連通している。
なお、仕切り壁18には潤滑油の導入孔18aが形成され、円筒部4内を上方から流下してきた潤滑油は、導入孔18aを通じて貯油室24に流入する。
一方、回転軸16の上端部は、偏心ブッシュ30に成形され、偏心ブッシュ30は、すべり軸受32を介して可動スクロール34のボス部34aに囲まれている。可動スクロール34は上ブロック36と下ブロック(センタフレーム)38との間に形成されたスペース内に旋回可能に配置され、上ブロック36及びセンタフレーム38は、それぞれ円筒部4に溶接により固定されている。
上ブロック36の下端部には、可動スクロール34の渦巻き壁34bと噛み合う渦巻き壁40が形成されており、上ブロック36と可動スクロール34との間には圧力室42が形成される。つまり上ブロック36は、固定スクロールとしての機能を有する。このため以下では、上ブロック36を固定スクロール36とも称する。
可動スクロール34の旋回に伴って、圧力室42の位置は、可動スクロール34の径方向外側から渦巻き壁34bに沿って径方向内側に移動し、且つ、圧力室42の容積は減少する。つまり、圧力室42は、径方向外側にて吸入した作動流体を圧縮することができ、圧力室42に作動流体を供給するべく、固定スクロール36には、径方向外側の圧力室42と吸入管10の内端とを繋ぐ連通路(図示せず)が形成されている。
そして、固定スクロール36には吐出孔44が形成され、吐出孔44は固定スクロール36の略中央部を軸線方向に貫通している。吐出孔44は、吐出弁46としてのリード弁によって開閉され、吐出弁46はカバー48によって覆われている。
カバー48内の空間は、固定スクロール36、センタフレーム38及びロータ14bにそれぞれ形成された、作動流体及び作動流体に含まれる潤滑油のための下降流路(図示せず)や、ステータ14aにおけるスロット間の隙間を通じて仕切り壁18まで繋がっている。そして、ステータ14a、センタフレーム38及び固定スクロール36の外周には、仕切り壁18から上蓋6、即ち吐出管12まで達する作動流体のための上昇流路が形成されている。
センタフレーム38の上端部には、可動スクロール34の鏡板34cを旋回可能に収容する凹所が形成され、凹所の底面50の中央には、可動スクロール34のボス部34aを受け入れる中間孔が開口している。中間孔の底面とセンタフレーム38の下端との間にはシャフト孔が延び、シャフト孔と回転軸16との間には、すべり軸受52が介挿されている。
ここで、可動スクロール34の鏡板34cと凹所の底面50とは、回転軸16の軸線方向にて所定の隙間を存して対向しており、これらの間には、可動スクロール34の旋回中、可動スクロール34の自転を阻止する自転阻止装置が設けられる。
より詳しくは、自転阻止装置は、6本のピン54を有し、各ピン54の根元は、鏡板34cの背面に開口したピン穴に圧入されている。各ピン54の先端部は、凹所の底面50に開口した有底穴56に受け入れられている。
図2に示したように、ピン54は、可動スクロール34の周方向に互いに離間し、60度おきに配置されている。そして、ピン54の配列周期に対応して、有底穴56も60度おきに配置されている。換言すれば、支持装置は、1本のピン54と1つの有底穴56とからなるユニット58を6個有する。
各ユニット58では、ピン54の外周面は、有底穴56の側壁、すなわち内周面に対して、可動スクロール34の周方向位置(旋回角度)に対応する所定の周方向位置にて接触している。そして、ユニット58間で比較してみたときに、有底穴56内におけるピン54の周方向位置は揃っている。
なお、図2中、円筒部4は省略した。
以下では、上述したスクロール型流体機械の動作(使用方法)について説明する。
電動モータ14に電力を供給すると、ロータ14b及び回転軸16が回転駆動され、回転軸16の回転は、偏心ブッシュ30及びすべり軸受32により、可動スクロール34の旋回運動に変換される。可動スクロール34が固定スクロール36に対して旋回するのに伴い、圧力室42は、吸入管10を通じて作動流体を吸入し、吸入した作動流体を圧縮し、そして、吐出管12へ圧縮した作動流体を吐出する一連のプロセスを実行する。
可動スクロール34が旋回している間、可動スクロール34の旋回運動は自転阻止装置によって阻止される。
具体的には、可動スクロール34の旋回中、ピン54は有底穴56の内周面に沿って旋回し、ピン54の外周面は、有底穴56の内周面に対し摺動する。図3は、可動スクロール34の旋回角度と、ピン54の外周面から有底穴56の内周面に加わる荷重との関係を示しており、曲線A,B,C,D,E,Fは、各ピン54から加わる荷重を相対値にてそれぞれ示している。
図3からわかるように、ピン54の外周面から有底穴56の内周面に加わる荷重は、可動スクロール34の旋回角度に対応して、6つのユニット58の全てにおいて同一の周期で変動し、各ユニット58間では60度の位相差がある。この位相差に基づいて、可動スクロール34の旋回角度が何れの値であっても、隣り合う少なくとも2つ以上のピン54から、有底穴56に正の荷重が加わっている。
すなわち、上述したスクロール型流体機械では、可動スクロール34の旋回角度に係わらず、可動スクロール34から自転阻止装置に加わる荷重が2つ以上のユニット58に常に分配されている。このため、各ユニット58におけるピン54と有底穴56の内周面との間の接触圧力(ヘルツ面圧)が低減され、ピン54及び有底穴56の内周面の摩耗が抑制される。また、荷重が分配されることで、各ユニットにおける安全率(許容応力/荷重)が大きくなり、自転阻止装置の信頼性が高くなる。
一方、接触圧力が低減されたことで、ピン54及び有底穴56が形成されたセンタフレーム38に特別な材料や前処理を用いる必要がない。この結果として、このスクロール型流体機械は、高い耐久性を有する自転阻止装置を備えながらも安価である。
なお、図4は、比較例のスクロール型流体機械の断面を示し、この流体機械は、4つのユニット58を有する。図5の曲線V,W,X,Yは、比較例のスクロール型流体機械において、各ユニット58に加わる荷重をそれぞれ示し、例えば旋回角度90度では、1つのユニットのみに荷重が加わっているのがわかる。
本発明は、上述した一実施形態に限定されることはなく、種々の変形が可能である。
例えば、上述したスクロール型流体機械の支持装置は、6つのユニット58を有していたけれども、ユニット58の数は、少なくとも5つ以上であればよい。
上述したスクロール型流体機械の支持装置の各ユニット58は、ピン54と有底穴56とから構成されていたけれども、各ユニット58の構成は特に限定されない。
ただし、摺動特性の観点から、ピン54の素材としては軸受鋼が好ましく、センタフレーム36が鋳鉄の場合、有底穴56の内周面には、窒化処理等の表面処理を施すのが好ましい。或いは、ピン54や有底穴56の内周面のHRC硬さは60以上であるのが好ましい。また、ピン54の素材は、構造用合金鋼であっても良い。
例えば、図6は変形例に係るユニット60を示し、ユニット60はより大径の有底穴62を有し、有底穴62内に摺動リング64が固定されている。この場合、可動スクロール34の旋回に伴い、摺動リング64の内周面に対してピン54が摺動する。
また、図7は他の変形例に係るユニット66を示し、ユニット66は、更に大径の有底穴68を有する。有底穴68の中央には第2のピン70が立てられ、ピン(第1のピン)54と第2のピン70とを囲む摺動リング72が有底穴68内に旋回可能に配置される。この場合、第1のピン54及び第2のピン70の外周面が、摺動リング72の内周面に対してそれぞれ摺動するとともに、摺動リング72の外周面が、有底穴68の内周面に対して摺動する。
ただし、一実施形態のように、各ユニット58が、ピン54及び有底穴56により構成された極めて簡単な構成を有していれば、スクロール型流体機械が特に安価になる。
上述したスクロール型流体機械は、種々の作動流体の圧縮に適用可能であるが、好ましい使用例として、COガスの圧縮に用いられる。なぜならば、このスクロール型流体機械では、高回転数で使用されても、ピン54と有底穴56の内周面との間の摺動条件が緩和されているので、ピン54や有底穴56の内周面の摩耗が抑制されるからである。
本発明の一実施形態のスクロール型流体機械の縦断面図である。 図1のII-II線に沿う横断面図である。 図1のスクロール型流体機械において、可動スクロールの旋回角度と自転阻止装置の各ユニットに加わる荷重との関係を示すグラフである。 比較例のスクロール型流体機械の横断面図である。 図4のスクロール型流体機械において、可動スクロールの旋回角度と自転阻止装置の各ユニットに加わる荷重との関係を示すグラフである。 変形例に係る支持装置のユニット近傍の断面図である。 他の変形例に係る支持装置のユニット近傍の断面図である。
符号の説明
34 可動スクロール
54 ピン
58 ユニット

Claims (4)

  1. ハウジング内に固定スクロールに対し旋回可能に収容された可動スクロールと、前記可動スクロールの自転を阻止する自転阻止装置とを備えるスクロール型流体機械において、
    前記自転阻止装置は、前記可動スクロールの周方向に互いに離間して配置され、前記可動スクロールの自転を互いに協働して阻止する5つ以上のユニットを含み、
    前記ユニットの各々は、少なくとも1本のピンと、前記可動スクロールの旋回に伴い前記ピンと摺動する内周面とを有する
    ことを特徴とするスクロール型流体機械。
  2. 前記ピンのうち、周方向でみて隣り合う2つ以上のユニットのピンが、可動スクロールの旋回角度が何れの値でも前記内周面と接することを特徴とする請求項1に記載のスクロール型流体機械。
  3. 前記内周面は、前記可動スクロールの鏡板と対向する部材に形成された穴の側壁であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクロール型流体機械。
  4. COガスを圧縮するのに用いられることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスクロール型流体機械。
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