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JP2008170645A - フォーカス制御装置及び撮像装置 - Google Patents

フォーカス制御装置及び撮像装置 Download PDF

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JP2008170645A JP2007002769A JP2007002769A JP2008170645A JP 2008170645 A JP2008170645 A JP 2008170645A JP 2007002769 A JP2007002769 A JP 2007002769A JP 2007002769 A JP2007002769 A JP 2007002769A JP 2008170645 A JP2008170645 A JP 2008170645A
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Abstract

【課題】特に別の操作手段を設けることのない簡単な構成で、マニュアルフォーカスにおける被写体選択の容易さとオートフォーカスにおけるフォーカス調整の確実さとを併せ持つフォーカス調整装置及びそれを備える撮像装置を提供すること。
【解決手段】セミオートフォーカスモードに切り換えられると、AFコントローラ122によって各測距点におけるデフォーカス量が算出され、該算出されたデフォーカス量の情報がファインダに重畳表示される。ユーザがフォーカスリングを操作することにより、測距点の選択及びフォーカスレンズ102のフォーカス調整が行われる。その後、レリーズスイッチ128がオンされると、撮像が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の測距視野に対するフォーカス調整が可能なフォーカス制御装置及びそれを備える撮像装置に関する。
近年、カメラの高性能化や高機能化に伴って、撮影画面内の多くの測距点の焦点状態を検出できる測距センサを搭載したカメラが普及しつつある。
この種のカメラは、フォーカス調整の方法として、ユーザがファインダ像を覗きながら被写体の焦点状態を確認してフォーカス調整機構を操作する所謂マニュアルフォーカスと、測距センサにより各測距点における焦点状態を検出しカメラ側で任意の測距点にフォーカスを合わせる所謂オートフォーカスとの2種類のフォーカス調整モードを有しているものが多い。
ここで、マニュアルフォーカスモードにおいては、ユーザがファインダ像を観察してフォーカスの状態を判断して調整する。この場合、ユーザが所望する被写体にフォーカスを合わせることが容易な反面、確実にフォーカスを合わせるには高度な撮影技術が必要になる。したがって、アマチュアカメラマンが撮影する場合や、使い慣れていないカメラを使用した場合等では、微妙にピンぼけしている等、失敗撮影につながる場合がある。
また、オートフォーカスモードにおいては、確実にフォーカスを合わせることができる反面、ユーザが意図した被写体と異なった測距点が選択され、意図した被写体がピンぼけしてしまう等、失敗撮影につながる場合がある。
この様なオートフォーカスにおいて、誤った測距点を選択してしまう失敗撮影の防止方法として、ユーザが任意の測距点を選択して撮影を行えるようにした手法が、種々提案されている。
例えば、特許文献1において提案されているカメラは、カメラ本体に視野選択用の設定ダイヤル等を設け、この設定ダイヤル等を回動操作することによって、ファインダ視野内に重畳表示された測距視野を、設定ダイヤル等の駆動方向に沿って切換え得るように構成されている。このカメラによれば、設定ダイヤル等の駆動方向に沿って測距視野が順次切り換え選択されるようになされているため、設定ダイヤル等の操作と測距視野の切り換えとを直感的に関連付けて認識することができる等の利点を備えている。
また、特許文献2において提案されているカメラは、ファインダを覗き込んでいるユーザの視線を検出し、検出された視線の方向に合致した測距視野を選択するようにしている。
特開平1−288845号公報 特開平6−201984号公報
ここで、上述した従来のカメラでは、測距視野を切り換えるために、設定ダイヤル等の別の操作部材や視線検出手段等を必要とするため、その分だけ構成が複雑化し、且つコストアップにつながりやすい。
また、視野選択用の設定ダイヤル等を設けた場合、一度ファインダを覗き、フレーミングを確定した後に測距視野を選択して撮影に移る必要がある。このため、操作が煩雑になり、場合によってはシャッターチャンスを逃してしまうおそれがある。
ところで、一般に撮影を行うべく、カメラの撮影レンズを被写体に向けて撮影の機会を窺うような場合には、被写体の動向から視野を転じたり指を移動させたりすることなく測距視野を変更し得ることが望ましい。しかるに、上述した特許文献1のように、カメラ本体に設定ダイヤル等の別の操作部材を設けた場合には、操作を行う毎に操作部材の位置等を確認しなければならないため、撮影動作の集中が妨げられる可能性がある。また、特許文献2のように、ユーザの視線を検出して測距視野を選択するものでは、ユーザ毎に視線の個人差を調整しなければならない。即ち、視線検出を正しく行うためには準備操作が必要であり、操作が煩雑になり、相応の習熟が必要となる。
本発明は、上記の事情に着目してなされたものであり、特に別の操作手段を設けることのない簡単な構成で、マニュアルフォーカスにおける被写体選択の容易さとオートフォーカスにおけるフォーカス調整の確実さとを併せ持つフォーカス調整装置及びそれを備える撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様のフォーカス調整装置は、光学系のフォーカスを調整するフォーカス制御装置であって、複数の測距視野の各々における、被写体に対する前記光学系のデフォーカス量を検出する測距手段と、前記検出された各測距視野における前記デフォーカス量を記憶する記憶手段と、前記記憶された前記各測距視野におけるデフォーカス量に応じた順序で測距視野を切り換えるための測距視野切換手段と、前記測距視野切換手段による切り換え後の前記測距視野に係るデフォーカス量に応じたフォーカス位置に前記光学系を移動させる駆動制御手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の撮像装置は、受光面を有し、該受光面に形成された被写体像を画像信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子の受光面に前記被写体像を結像させる光学系と、前記光学系のフォーカスを調整する第1の態様に記載のフォーカス制御装置と、前記撮像素子からの画像信号を格納する格納手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、特に別の操作手段を設けることのない簡単な構成で、マニュアルフォーカスにおける被写体選択の容易さとオートフォーカスにおけるフォーカス調整の確実さとを併せ持つフォーカス調整装置及びそれを備える撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタル一眼レフレックスカメラ(以下、適宜カメラと略記する)の構成を示す図である。ここで、図1に示すカメラは、光学系のフォーカス調整に係る処理を全て自動で行うオートフォーカスモード、光学系のフォーカス調整をユーザが手動で行うマニュアルフォーカスモード、ならびにセミオートフォーカスモードが選択可能なカメラを想定している。ここで、セミオートフォーカスモードとは、オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとの中間的なモードであり、ユーザのフォーカス調整操作に応じてデフォーカス量の小さい順に順次測距点を切り換えて、切り換えられた測距点へのフォーカス調整は自動で行うモードである。
以下、本発明の第1の実施形態を詳細に説明するに先立ち、カメラにおけるフォーカス調整機構について説明する。
まず、図1のカメラは、交換レンズ101とカメラボディ110とから構成されている。
交換レンズ101は、カメラボディ110の前面に設けられた図示しないカメラマウントを介してカメラボディ110に着脱自在に構成されている。そして、この交換レンズ101は、フォーカスレンズ102及びズームレンズ103等からなる撮影光学系と、レンズ駆動部104と、レンズCPU105と、フォーカス調整機構106と、エンコーダ107とから構成されている。
フォーカスレンズ102は、撮影光学系に含まれるフォーカス調整のためのレンズである。フォーカスレンズ102は、レンズ駆動部104によってその光軸方向(図1の矢印A方向)に駆動され、撮影光学系のフォーカス位置調整を行う。これにより、撮影光学系を通過した図示しない被写体からの光束は、カメラボディ110内の撮像素子124にピントの合った像を結ぶ。また、ズームレンズ103は、撮影光学系に含まれるズーム調整のためのレンズである。ズームレンズ103は、レンズ駆動部104によってその光軸方向(図1の矢印B方向)に駆動され、撮影光学系の焦点距離調整を行う。これにより、撮影光学系を通過した図示しない被写体からの光束に基づく像を変倍する。
レンズ駆動部104は、例えばドライバ104aと圧電素子104bとからなる超音波アクチュエータとして構成されている。そして、ドライバ104aからの信号により圧電素子104bが振動し、フォーカスレンズ102又はズームレンズ103が圧電素子104bとの摩擦により駆動される。
ここで、レンズ駆動部104に超音波アクチュエータを用いることは必須ではないが、超音波アクチュエータを用いた場合には、ギヤによる駆動力の伝達がないため、フォーカスレンズ102やズームレンズ103の駆動方向が変化した場合でも、バックラッシュが発生せず、フォーカシング精度の低下を防止することができる。
レンズCPU105は、レンズ駆動部104の制御等を行う制御回路である。このレンズCPU105は、通信コネクタ108を介してカメラボディ110内のシステムコントローラ123と通信可能になされている。レンズCPU105からシステムコントローラ123へは、例えばレンズCPU105に予め記憶された、フォーカスレンズの製造ばらつき情報やフォーカスレンズの収差情報等の後述するデフォーカス量の演算の際に用いられる各種レンズデータが通信される。
測距視野切換手段及びマニュアル設定手段の一例としてのフォーカス調整機構106は、マニュアルフォーカスモード及びセミマニュアルフォーカスモードにおいて、ユーザが直接フォーカスレンズ102の駆動を制御するための操作機構である。このフォーカス調整機構106は、至近側(フォーカスレンズ102の焦点距離が短くなる側。図では右側)又は無限遠側(フォーカスレンズ102の焦点距離が長くなる側。図では左側)への駆動方向と駆動量を与えることができる。エンコーダ107は、フォーカス調整機構106の駆動方向及び駆動量を電気信号として検出してレンズCPU105に伝達する。レンズCPU105は、エンコーダ107からの信号に応じた駆動方向及び駆動量でフォーカスレンズ102が駆動されるようにレンズ駆動部104を制御する。
カメラボディ110は、メインミラー111と、フォーカシングスクリーン112、ペンタプリズム113、接眼レンズ114、重畳部115からなるファインダ光学系と、サブミラー116と、コンデンサレンズ117、全反射ミラー118、セパレータ絞り119、セパレータレンズ120からなるAF光学系と、AFセンサ121と、AFコントローラ122と、システムコントローラ123と、撮像素子124と、表示部125と、格納部126と、フォーカスモード選択スイッチ127と、レリーズスイッチ128と、設定スイッチ129とから構成されている。
メインミラー111は、回動可能に構成され、その中央部がハーフミラーで構成されたミラーである。メインミラー111は、ダウン位置(図示の位置)にあるときに、交換レンズ101を介してカメラボディ110内に入射する図示しない被写体からの光束の一部を反射し、一部を透過させる。フォーカシングスクリーン112は、メインミラー111で反射された光束が結像される。ペンタプリズム113は、フォーカシングスクリーン112に結像された被写体像を正立像として、接眼レンズ114に入射させる。接眼レンズ114はペンタプリズム113からの被写体像をユーザが観察可能なように拡大する。このようにして、図示しない被写体の状態を観察することができる。
重畳部115は、フォーカシングスクリーン112に投影される被写体像に、測距視野(測距点)やそれぞれの測距点における合焦状態等の情報を映像として重畳する。
サブミラー116は、メインミラー111のハーフミラー部の背面に設置され、メインミラー111のハーフミラー部を透過した光束をAF光学系の方向に反射する。
AF光学系のコンデンサレンズ117は、サブミラー116で反射され、図示しない1次結像面に結像した光束を集光して全反射ミラー118の方向に入射させる。全反射ミラー118は、コンデンサレンズ117からの光束をAFセンサ121の側に反射させる。セパレータ絞り119はAFセンサ121の前面に配され、全反射ミラー118からの光束を瞳分割する。セパレータレンズ120はセパレータ絞り119で瞳分割された光束を集光してAFセンサ121に再結像させる。
AFセンサ121は、瞳分割され再結像された視差をもつ被写体像を映像信号に変換する。ここで、AFセンサ121は、撮影画面内の複数の焦点検出エリアにおける焦点状態を検出可能なように構成されている。
AFコントローラ122は、AFセンサ121から、対をなす映像信号を読み出し、読み出した映像信号より被写体像の2像間隔値を例えば相関演算によって算出する。AFコントローラ122により求められた2像間隔値よりデフォーカス量を算出すると共に、算出したデフォーカス量に基づいて重畳部115の重畳表示の制御を行う。また、フォーカス調整時には、複数の測距点に対応して算出されるデフォーカス量の中から、フォーカス調整に使用すべきデフォーカス量を選択し、該選択したデフォーカス量をレンズCPU105に送信する。レンズCPU105は、このデフォーカス量に基づいてフォーカスレンズ102のフォーカス調整を行う。このようにして駆動制御手段が構成される。
システムコントローラ123は、図1のカメラの全体の動作を制御する。また、システムコントローラ123は、AFコントローラ122により求められた2像間隔値より算出されるデフォーカス量を記憶する記憶手段としてのメモリを有している。
撮像素子124は、メインミラー111が図示位置から退避されたときに、撮影光学系を介して結像される被写体像を映像信号に変換する。撮像素子124において被写体像が映像信号に変換された場合、システムコントローラ123は、撮像素子124で得られた映像信号に対して種々の画像処理を施した後、これによって得られる画像を表示部125に表示させたり、格納部126に格納したりする。
モード切換部の一例としてのフォーカスモード選択スイッチ127は、カメラボディ110の外装に設けられるフォーカスモード選択部材の操作によって状態が切り換わるスイッチであり、マニュアルフォーカスモード、オートフォーカスモード、及びセミオートフォーカスモードの切り換え指示をシステムコントローラ123に与える。レリーズスイッチ128は、カメラボディ110の外装に設けられるレリーズ釦の操作によって状態が切り換わるスイッチであり、AF開始の指示及び撮像開始の指示をシステムコントローラ123に与える。このレリーズスイッチは1stレリーズスイッチと2ndレリーズスイッチとから構成されている。そして、レリーズ釦の半押しによって1stレリーズスイッチがオンしてAF開始の指示をシステムコントローラ123に与える。また、レリーズ釦の全押しによって2ndレリーズスイッチがオンして撮像開始の指示をシステムコントローラ123に与える。設定スイッチ129は、カメラボディ110の外装に設けられる設定釦の操作によって状態が切り換わるスイッチであり、ユーザからの各種設定指示をシステムコントローラ123に与える。
図2は、図1に示すカメラの外観斜視図である。図2において、交換レンズ101に設けられたフォーカス調整機構106の一部としてのフォーカスリング201はユーザによって回転操作される。このフォーカスリング201の駆動方向及び駆動量はエンコーダ107において検出される。また、ファインダ202は内部に図1の接眼レンズ114が配され、このファインダ202を覗くことで、ユーザは被写体を観察可能である。フォーカスモード選択部材203、レリーズ釦204、設定釦205はそれぞれ図1において対応するスイッチを操作するための操作部材である。
以下、図1のカメラにおける作用について説明する。
まず、フォーカスモード選択スイッチ127がオートフォーカスモードに切り換えられた場合について説明する。なお、オートフォーカスモードでは、画面内の複数の測距点の中から1つの測距点を所定のアルゴリズムに従って選択し、その測距点に対してフォーカス調整を行うシングルオートフォーカスモードや、動体撮影に適したモードであり指定された被写体を逐次追従しながらフォーカス調整を行うコンティニュアスオートフォーカスモード等があるが、ここでは、シングルショットオートフォーカスについて説明する。
レリーズ釦204が半押しされ1stレリーズスイッチがオンされると、システムコントローラ123はAFコントローラ122を制御して測距点毎の2像間隔値を演算させ、この2像間隔値を用いて、各測距点におけるデフォーカス量を算出する。
ここで、デフォーカス量演算について簡単に説明する。図3は、図1のカメラで用いられるAF光学系における、2次結像系を模式的に示した図である。上述したように、サブミラー116で反射された光束は撮像素子124と光学的に等距離に存在する1次結像面上に結像される。1次結像面上に結像された被写体の光束は、コンデンサレンズ117において集光され、全反射ミラー118で反射された後、セパレータ絞り119において瞳分割される。セパレータ絞り119で瞳分割された光束は、セパレータレンズ120によって集光されてAF光学系の後方に配置されたAFセンサ121(図3では受光面を示す)の所定領域に入射する。ここで、AFセンサ121は、測距点に対応した対をなすラインセンサを複数持つものである。また、図3は、1つの測距点に対応する被写体像を、水平の対をなすラインセンサと垂直の対をなすラインセンサの2対のラインセンサで検出する例を示している。
図4は位相差方式における測距の原理を示した図である。なお、図4では一方のラインセンサ対について示している。他方も測距の原理は同様である。
位相差方式においては、図4(b)、図4(d)、図4(f)で示す、AFセンサ121上の対応するセンサアレイ121aに結像する被写体像とセンサアレイ121bに結像する被写体像との2像間隔を周知の相関演算により求める。即ち、2像間隔の変化はデフォーカス量にほぼ比例するので、2像間隔からデフォーカス量を求めることができる。また、フォーカス調整のためのフォーカスレンズ102の繰り出し量は、デフォーカス量から求めることができる。なお、図4(a)及び図4(b)は、センサアレイ121aとセンサアレイ121bとにそれぞれ結像する被写体像の2像間隔Zが、合焦時の2像間隔Z0と一致している、合焦状態(ピントが合っている状態)を示している。また、図4(c)及び図4(d)はセンサアレイ121aとセンサアレイ121bとにそれぞれ結像する被写体像の2像間隔Zが合焦時の2像間隔Z0より小さく、被写体よりも手前にピントが合っている所謂前ピンの状態を示している。また、図4(e)及び図4(f)は2像間隔Zが合焦時の2像間隔Z0よりも大きく、被写体よりも後ろにピントが合っている所謂後ピンの状態を示している。
図5は、複数の測距点におけるフォーカス状態が検出可能な場合の測距点配置の例を示した図である。図5のような測距点の配置は、AFセンサ121を構成するラインセンサの配置によって決定される。例えば、図5は11個の測距点のそれぞれにおけるフォーカス状態を水平及び垂直の2対のセンサアレイで検出する例を示している。即ち、1つの測距点に対して2つのデフォーカス量が算出され、1回の測距では水平及び垂直合わせて最大で22個のデフォーカス量が算出される。なお、図5の測距点配置を実現するAFセンサ121は、例えば5対の垂直センサアレイと3対の水平センサアレイとから構成されるものである。
図5のように複数の測距点に対して複数のデフォーカス量が求められた場合には、システムコントローラ123は、各測距点の重み付けや最至近の測距点を選択する等の周知のアルゴリズムを用いて、1つのデフォーカス量を選択し、レンズCPU105に通知する。レンズCPU105は、受け取ったデフォーカス量に従ってレンズ駆動部104を制御し、フォーカスレンズ102を駆動する。このような制御により、ファインダ内の任意の1測距点に対応する被写体へのフォーカス調整が完了する。
次に、フォーカスモード選択スイッチ127がマニュアルフォーカスモードに切り換えられた場合について説明する。
この場合は、ユーザがフォーカスリング201を回転操作することにより、その駆動方向及び駆動量がエンコーダ107によって検出される。そして、エンコーダ107からフォーカスリング201の駆動方向及び駆動量を示す信号がレンズCPU105に通知される。レンズCPU105はフォーカスリング201の駆動方向及び駆動量を示す信号からフォーカスレンズ102の駆動方向及び駆動量を演算し、この演算結果に従ってレンズ駆動部104を制御することによりフォーカスレンズ102を駆動する。このような制御により、ユーザによるフォーカスリング201の回転操作に合わせてフォーカスレンズ102が駆動される。
次に、本実施形態における要部としてのフォーカスモード選択スイッチ127がセミオートフォーカスモードに切り換えられた場合について説明する。図6は、第1の実施形態におけるセミオートフォーカスモード時のシステムコントローラ123の処理について示すフローチャートである。また、図7は、第1の実施形態においてセミオートフォーカスモードを使用するユーザの手順について示すフローチャートである。
まず、図6を参照してシステムコントローラ123の処理について説明する。ユーザ操作によりセミオートフォーカスモードが選択されると、システムコントローラ123はAFコントローラ122を制御して測距点毎の2像間隔値を演算させ、この2像間隔値を用いて各測距点におけるデフォーカス量を算出する(ステップS1)。そして、システムコントローラ123は、算出したデフォーカス量の中で最小のデフォーカス量を選択してレンズCPU105に通知する。レンズCPU105は通知されたデフォーカス量をもとにレンズ駆動部104を制御してフォーカスレンズ102を駆動させる(ステップS2)。
ここで、ステップS2の処理は、セミオートフォーカスモードの際の初期状態のレンズ位置を規定するために行う処理である。この処理は必須ではなく、例えばセミオートフォーカスモードが選択された時点のレンズ位置をそのまま初期状態のレンズ位置としても良い。
レンズ位置を初期状態に規定した後、システムコントローラ123は、重畳部115により、フォーカシングスクリーン112に投影される被写体像に、測距視野(測距点)及びそれぞれの測距点におけるデフォーカス量の情報を映像として重畳させる(ステップS3)。その後、システムコントローラ123は、ユーザによるレリーズ釦204の操作によりレリーズスイッチ(2ndレリーズスイッチ)がオンされたか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定において、レリーズスイッチがオンされていない場合には、ユーザによってフォーカスリング201が操作されたか否かを判定し(ステップS5)、ユーザによるフォーカスリング201の操作が検出されるまで待つ。一方、ステップS4の判定において、レリーズスイッチがオンされた場合には、撮像動作を開始し、撮像によって得られた画像を格納部126に格納する(ステップS13)。
図8は、ステップS3において、ファインダ202内に重畳される表示の一例について示す図である。ここで、図8(a)は、重畳表示を点灯していない状態であり、図8(b)は重畳表示を点灯した状態である。なお、図8(b)においては測距点hに合焦している(電話ボックスにピントが合っている)例を示している。
本実施形態における重畳表示は、セミオートフォーカスモード中は常に点灯するものである。そして、ステップS2においてフォーカス調整を行った測距点に対しては、合焦している旨を示す情報を表示すると共に、合焦状態でない測距点に対しても各測距点が合焦状態の測距点に対して前ピンである又は後ピンである旨の情報を表示する。
例えば、図8(b)では合焦状態の測距点hの被写体に対して測距点e、i、j、kの被写体は近距離に存在している。この場合は、図4(e)及び図4(f)に示す後ピンの状態である。したがって、後ピンである旨を示す情報を例えば矢印表示の下側を点灯することにより表示する。一方、測距点hの被写体に対して測距点a、b、d、fの被写体は遠距離に存在している。この場合は、図4(c)及び図4(d)に示す前ピンの状態である。したがって、前ピンである旨を示す情報を例えば矢印表示の上側を点灯することにより表示する。更に、測距点c、gは、コントラストが低い被写体でデフォーカス量が検出できなかったため何も点灯していない。
フォーカスリング201が操作されると、その駆動方向及び駆動量はエンコーダ107において検出される。エンコーダ107は、フォーカスリング201の駆動方向及び駆動量を示す信号をレンズCPU105に通知する。レンズCPU105は、エンコーダ107からの信号を一定時間毎に確認しており、エンコーダ107からの信号を受けた場合に前回の駆動量と今回の駆動量との差を演算することにより、単位時間当たりのフォーカスリング201の駆動量を求める。また、駆動量の差の符号によりフォーカスリング201の駆動方向を求める。駆動方向及び駆動量を求めた後、レンズCPU105は、求めた駆動量が所定の閾値(レンズCPU105内部にパラメータとして設定されている)を超える場合に、フォーカスリング201の駆動方向と駆動量を示す信号をシステムコントローラ123に通知する。この信号を受けてシステムコントローラ123は、レンズCPU105からフォーカスリング201が操作されたことを検知し、そしてこの信号からフォーカスレンズ102の駆動方向及び駆動量を算出する(ステップS6)。
次に、システムコントローラ123は、AFコントローラ122を制御して測距点毎の2像間隔値を演算させ、この2像間隔値を用いて各測距点におけるデフォーカス量を算出する(ステップS7)。
次に、システムコントローラ123は、算出したフォーカスレンズ102の駆動方向と同じ方向に係るデフォーカス量の中で最小のデフォーカス量を選択する(ステップS8)。
図9は、図5の測距点配置におけるフォーカスレンズ位置とデフォーカス量との関係を示す図である。
図9において、測距点gにフォーカスレンズ102が合焦していると仮定した場合、フォーカスレンズ102のレンズ位置は測距点gの合焦位置に一致している(即ち、測距点gの合焦位置が初期状態のレンズ位置である)。
ここで、デフォーカス量は、現在のフォーカスレンズ102からの各測距点の合焦位置のずれ量であるので、各測距点におけるデフォーカス量は、各測距点の合焦位置と測距点gの合焦位置との差となる。図9では、それぞれの測距点におけるデフォーカス量をdf1からdf5で示している。
ここで、図9に示すデフォーカス量の閾値は、微小なレンズの駆動を除去するための閾値である。即ち、閾値よりも小さいデフォーカス量は、レンズ駆動を行わなくとも合焦状態であるとして検出すべきデフォーカス量の対象から除外し、フォーカスレンズ102の駆動も行わない。
デフォーカス量の閾値は、ズームレンズ103の変倍率、レンズCPU105によって通知される単位時間あたりのフォーカスリング201の駆動量、ユーザによる設定値等から最適なデフォーカス量の閾値を設定する。例えば、ズームレンズ103の変倍率が小さい場合(例えば、マクロ撮影等の広角撮影)には閾値を小さくして微小なフォーカスレンズ102の駆動を行うことによりフォーカシング精度を高くし、変倍率が大きい場合(望遠撮影)には閾値を大きくしてフォーカシング精度を相対的に低くする。この場合、フォーカス調整の時間を短縮することができる。
また、フォーカスリング201の単位時間あたりの駆動量が大きい場合(フォーカスリング201が速く回された場合)には閾値を大きくし、小さい場合(フォーカスリング201がゆっくり回された場合)には閾値を小さくする。一般に、ユーザは、フォーカスレンズ102を大きく移動させたい場合にはフォーカスリング201を速く回し、フォーカスの微調整を行う場合はフォーカスリング201をゆっくり回す傾向がある。そこで、フォーカスリング201が速く回された場合は閾値を大きくしてフォーカシング精度を低くし、フォーカスリング201がゆっくり回された場合は閾値を小さくしてフォーカシング精度を高くすることでユーザの意図にあったフォーカシング制御を行うことが可能である。
また、ユーザによって閾値が設定された場合には、他の条件によらずにその閾値を採用することでユーザの意図にあったフォーカシング制御を行うことが可能である。なお、閾値のユーザ設定は、例えば表示部125に表示されるメニュー画面等においてユーザが設定釦205を操作することにより行うことができる。
ステップS8の選択において、例えば、フォーカスレンズ102の駆動方向が至近側であれば、図9の測距点hに対応するデフォーカス量df2選択される。一方、フォーカスレンズ102の駆動方向が無限遠側であれば、図9の測距点c、k、gに対応するデフォーカス量df1選択される。しかしながら、デフォーカス量df1は閾値に満たない値であるので、ステップS8の選択対象から除外され、その次に小さいデフォーカス量df3が選択される。
ステップS8のデフォーカス量の選択の後、システムコントローラ123は、閾値を越える最小のデフォーカス量が存在しているか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9の判定において、閾値を越える最小のデフォーカス量が存在していた場合に、システムコントローラ123は、その最小のデフォーカス量を選択してレンズCPU105に通知する(ステップS10)。一方、ステップS9の判定において、最小のデフォーカス量が無い場合は、システムコントローラ123は、該当するデフォーカス量を検出できなかったことをレンズCPU105に通知する。これを受けてレンズCPU105は、エンコーダ107を介して検出されたフォーカスリング201の駆動量よりデフォーカス量を算出する(ステップS11)。次に、レンズCPU105は、ステップS10又はステップS11で得られたデフォーカス量を基にレンズ駆動部104を制御して目的の位置にフォーカスレンズ102を駆動させる(ステップS12)。その後、ステップS4に戻り、処理を繰り返す。
次に、図7を参照してユーザの操作手順を詳細に説明する。ユーザは、被写体に図1のカメラを向け、フレーミングを決定する。このときファインダ内の表示は図8(a)に示すものとなっている(ステップS101)。
フレーミングが決定したら、ユーザは、フォーカスモード選択部材203を操作してセミオートフォーカスモードに切り換える(ステップS102)。なお、フレーミングの決定の前にセミオートフォーカスモードに切り換えても構わない。セミオートフォーカスが設定されると同時にデフォーカス量の演算が開始され、その結果、ファインダ202内の被写体像に、図8(b)の様な映像が重畳される。ユーザは、ファインダ202の表示を見て、現在ピントの合っている被写体(図8(b)では電話ボックス)とピントを合わせたい被写体との位置関係を把握する(ステップS103)。
ユーザは、現在ピントが合っている被写体よりも近くの被写体にピントを合わせたい場合にはフォーカスリング201を至近側に回し、遠くの被写体にピントを合わせたい場合にはフォーカスリング201を無限遠側に回す(ステップS104)。これを受けて、フォーカスレンズ102が駆動される。その後、意図した被写体に合焦したか否かを確認する(ステップS105)。合焦していない場合は続けてフォーカスリング201を回す。一方、意図した被写体にピントが合った場合にはレリーズ釦204を押す。これを受けて撮像が実行される。
例えば、図8(b)に示す人物や自動車にピントを合わせたい場合はフォーカスリング201を至近側に回す。即ち、フォーカスリング201を至近側に回すことで、測距点e及びiに対応する測距視野が選択され、続けてフォーカスリングを至近側に回すと、測距点j及びkに対応する測距視野が選択される。つまり、人、車の順に順次ピントが合っていく。一方、ビルにピントを合わせたい場合はフォーカスリング201を無限遠側に回す。即ち、フォーカスリング201を無限遠側に回した場合は、測距点a、b、d、fに対応する測距視野が選択され、ビルにピントが合う。さらにフォーカスリング201を無限遠側に回した場合は、対応するデフォーカス量が検出されないため、フォーカスリング201の回転量に応じて、フォーカスレンズ102が無限遠側に繰り出される。
以上説明してきたように、第1の実施形態によれば、ファインダ202内に重畳されたデフォーカス量の情報を見ながらフォーカスリング201の回転をもとにピントを合わせる被写体を順次切り換えることができるため、操作が直感的に分かりやすく、また実際のレンズ駆動はAFセンサ121により検出された情報をもとに行うため、微妙なフォーカス調整操作が必要ない。したがって、意図した被写体に確実かつ簡単にピントを合わせることが可能になり、失敗撮影を防止することができる。
また、フォーカスリング201の回転をもとにピントを合わせる被写体を切り換える際に、デフォーカス量が閾値に満たない、即ちフォーカスレンズ102の駆動量が少ない場合にはレンズ駆動を行わないようにしているため、被写界深度内でのフォーカスレンズ102の細かな駆動を抑制することができ、操作時の違和感を無くすことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、ユーザによるフォーカスリング201の操作の度にフォーカスレンズ102を駆動する例について説明したが、第2の実施形態は撮影前の1回のみフォーカスレンズ102を駆動する例である。なお、カメラの構成やデフォーカス量の演算等については第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を省略する。
図10は、第2の実施形態におけるセミオートフォーカスモード時のシステムコントローラ123の処理について示すフローチャートである。また、図11は、第2の実施形態においてセミオートフォーカスモードを使用するユーザの手順について示すフローチャートである。
まず、図10を参照してシステムコントローラ123の処理について説明する。ユーザ操作によりセミオートフォーカスモードが選択されると、システムコントローラ123はAFコントローラ122を制御して測距点毎の2像間隔値を演算させ、この2像間隔値を用いて各測距点におけるデフォーカス量を算出する(ステップS201)。その後、システムコントローラ123は、算出したデフォーカス量の中で最小のデフォーカス量を選択し、該選択したデフォーカス量を内部の図示しないメモリに記憶させる(ステップS202)。
次に、システムコントローラ123は、重畳部115により、フォーカシングスクリーン112に投影される被写体像に、測距視野(測距点)及びそれぞれの測距点における測距点の情報を映像として重畳させる(ステップS203)。その後、システムコントローラ123は、ユーザによるレリーズ釦204の操作により1stレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する(ステップS204)。ステップS204の判定において、1stレリーズスイッチがオンされていない場合にはユーザによってフォーカスリング201が操作されたか否かを判定する(ステップS205)。ステップS205の判定において、ユーザによるフォーカスリング201の操作がなされていない場合には、ステップS204に戻り、ユーザによる1stレリーズスイッチのオン操作又はフォーカスリング201の操作がなされるまで待つ。
図12は、ステップS203において、ファインダ202内に重畳される表示の一例について示す図である。なお、図12においては測距点eに合焦している(人物にピントが合っている)例を示している。
本実施形態における重畳表示は、セミオートフォーカスモード中は常に点灯するものである。そして、第2の実施形態においては後述するフォーカス調整の対象として選択されている測距点(初回はステップS201において算出されたデフォーカス量が最小の測距点)に対しては、現在その測距点が選択されている旨を示す情報を表示する。また、非選択の測距点に対しては、選択されている測距点からの測距点の切り換え順序を視認可能とする情報を表示する。
例えば、図12では、現在選択されている測距点eに対しデフォーカス量が小さい順に色を変えて表示している。また、測距点eに対して至近側か無限遠側かでも表示する色を変えるようにしている。なお、色の濃さ等を変えるようにしても良い。また、図12の表示は一例であり適宜変更可能である。
ステップS205の判定において、フォーカスリング201が操作されると、その駆動方向及び駆動量はエンコーダ107において検出される。エンコーダ107は、フォーカスリング201の駆動方向及び駆動量を示す信号をレンズCPU105に通知する。レンズCPU105は、エンコーダ107からの信号を一定時間毎に確認しており、エンコーダ107からの信号を受けた場合に前回の駆動量と今回の駆動量との差を演算することにより、単位時間あたりのフォーカスリング201の駆動量を求める。また、駆動量の差の符号によりフォーカスリング201の駆動方向を求める。駆動方向及び駆動量を求めた後、レンズCPU105は、求めた駆動量が所定の閾値(レンズCPU105内部にパラメータとして設定されている)を超える場合に、フォーカスリング201の駆動方向と駆動量を示す信号をシステムコントローラ123に通知する。この信号を受けてシステムコントローラ123は、レンズCPU105からフォーカスリング201が操作されたことを検知し、そしてこの信号からフォーカスレンズ102の駆動方向を算出する(ステップS206)。
次に、システムコントローラ123は、算出したフォーカスレンズ102の駆動方向と同じ方向に係るデフォーカス量の中で最小のデフォーカス量を有する測距点を選択する(ステップS207)。ここで、ステップS207においても、第1の実施形態と同様にデフォーカス量の閾値を設定し、閾値よりも小さいデフォーカス量は、レンズ駆動を行わなくとも合焦状態であるとして検出すべきデフォーカス量の対象から除外するようにしても良い。
ステップS207のデフォーカス量の選択の後、システムコントローラ123は、測距点の選択表示を更新する(ステップS208)。その後、システムコントローラ123は、内蔵のメモリに記憶されている最小のデフォーカス量の情報を更新する(ステップS209)。
例えば、図12の状態においてフォーカスリング201が無限遠側に回された場合には、測距点の選択表示が、測距点e→h→f→d→a→bの順に変更される。そして、選択された測距点のデフォーカス量を基準として他の測距点の表示が変更される。一方、フォーカスリング201が至近側に回された場合には、測距点の選択表示が、測距点e→k→jの順に変更される。そして、選択された測距点のデフォーカス量を基準として他の測距点の表示が変更される。なお、測距点c及びgは低コントラストのためにデフォーカス量の算出が不能であった測距点であり、測距点iは測距点eとほぼ等しいデフォーカス量の測距点であるため測距点の選択対象から除外されている。
また、ステップS204の判定において、ユーザにより1stレリーズスイッチがオンされた場合に、システムコントローラ123は、内蔵のメモリに記憶されているデフォーカス量をレンズCPU105に通知する。レンズCPU105は、このデフォーカス量を基にレンズ駆動部104を制御して目的の位置にフォーカスレンズ102を駆動させる(ステップS210)。その後、システムコントローラ123は、1stレリーズスイッチがオンのままか否かを判定し(ステップS211)、オフされた場合にはステップS201に戻って処理をやり直す。一方、ステップS211の判定において、1stレリーズスイッチがオンのままであれば、システムコントローラ123は、ユーザにより2ndレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する(ステップS212)。ステップS212の判定において、2ndレリーズスイッチがオンされていない場合にはステップS211に戻り、1stレリーズスイッチがオンのままか確認する。一方、ステップS212の判定において、2ndレリーズスイッチがオンされた場合には、撮像動作を開始し、撮像によって得られた画像を格納部126に格納する(ステップS213)。その後に、図10の処理が終了する。
次に、図11を参照してユーザの操作手順を詳細に説明する。ユーザは、被写体に図1のカメラを向け、フレーミングを決定する。このときファインダ内の表示は図8(a)に示すものとなっている(ステップS301)。
フレーミングが決定したら、ユーザは、フォーカスモード選択部材203を操作してセミオートフォーカスモードに切り換える(ステップS302)。なお、第1の実施形態と同様に、フレーミングの決定の前にセミオートフォーカスモードに切り換えても構わない。セミオートフォーカスが設定されると同時にデフォーカス量の演算が開始され、その結果、ファインダ202内の被写体像に、図12の様な映像が重畳される。ユーザは、ファインダ202の表示を見て、現在ピントの合っている被写体とピントを合わせたい被写体との位置関係を把握する(ステップS303)。
ユーザは、現在ピントが合っている被写体よりも近くの被写体にピントを合わせたい場合にはフォーカスリング201を至近側に回し、遠くの被写体にピントを合わせたい場合にはフォーカスリング201を無限遠側に回す(ステップS304)。その後、意図した測距点が選択されたか否かを確認する(ステップS305)。意図した測距点が選択されていない場合は続けてフォーカスリング201を回す。一方、意図した測距点が選択された場合にはレリーズ釦204を半押し及び全押しする(ステップS306)。レリーズ釦204の半押しによりフォーカス調整が実行され、レリーズ釦204の全押しにより撮像が実行される。
以上説明してきたように、第2の実施形態によれば、フォーカスリング201の回転によって測距点の選択のみを行うことにより、フォーカスレンズ102の駆動回数を低減させている。結果として、ユーザが意図した被写体に確実かつ簡単にピントを合わせることが可能であるとともに、フォーカス調整にかかる時間を低減させることが可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。上述した各実施形態では、撮像装置がレンズ交換式の一眼レフレックスカメラの場合について説明しているが、必ずしもレンズ交換式のカメラである必要は無い。
また、レンズ駆動は超音波アクチュエータにより行っているが、これに限定するものではなく、DCモータやステッピングモータでも構わない。また交換レンズとの通信をシステムコントローラ123が行っているが、AFコントローラ122で行なっても構わない。
更に、上述の実施形態例ではAFコントローラ122とシステムコントローラ123とは別であるが、システムコントローラ123のみでも構わない。また、セミオートフォーカスモードは、フォーカスモード選択スイッチ127により選択しているが、これに限るものではない。例えば、マニュアルフォーカスモード選択時にレリーズ釦204の半押しによって、セミオートフォーカスモードに移行するようにしても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタル一眼レフレックスカメラの構成を示す図である。 図1の一眼レフレックスカメラの外観斜視図である。 AF光学系の2次結像系を模式的に示した図である。 位相差方式における測距の原理を示した図である。 複数の測距点におけるフォーカス状態が検出可能な場合の測距点配置の例を示した図である。 第1の実施形態におけるセミオートフォーカスモード時のシステムコントローラの処理について示すフローチャートである。 第1の実施形態においてセミオートフォーカスモードを使用するユーザの手順について示すフローチャートである。 第1の実施形態においてファインダ内に重畳される表示の一例について示す図である。 図5の測距点配置におけるフォーカスレンズ位置とデフォーカス量との関係を示す図である。 第2の実施形態におけるセミオートフォーカスモード時のシステムコントローラの処理について示すフローチャートである。 第2の実施形態においてセミオートフォーカスモードを使用するユーザの手順について示すフローチャートである。 第2の実施形態においてファインダ内に重畳される表示の一例について示す図である。
符号の説明
101…交換レンズ、102…フォーカスレンズ、103…ズームレンズ、104…レンズ駆動部、104a…ドライバ、104b…圧電素子、105…レンズCPU、106…フォーカス調整機構、107…エンコーダ、108…通信コネクタ、110…カメラボディ、111…メインミラー、112…フォーカシングスクリーン、113…ペンタプリズム、114…接眼レンズ、115…重畳部、116…サブミラー、117…コンデンサレンズ、118…全反射ミラー、119…セパレータ絞り、120…セパレータレンズ、121…AFセンサ、122…AFコントローラ、123…システムコントローラ、124…撮像素子、125…表示部、126…格納部、127…フォーカスモード選択スイッチ、128…レリーズスイッチ、129…設定スイッチ、201…フォーカスリング、202…ファインダ

Claims (24)

  1. 光学系のフォーカスを調整するフォーカス制御装置であって、
    複数の測距視野の各々における、被写体に対する前記光学系のデフォーカス量を検出する測距手段と、
    前記検出された各測距視野における前記デフォーカス量を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された前記各測距視野におけるデフォーカス量に応じた順序で測距視野を切り換えるための測距視野切換手段と、
    前記測距視野切換手段による切り換え後の前記測距視野に係るデフォーカス量に応じたフォーカス位置に前記光学系を移動させる駆動制御手段と、
    を具備することを特徴とするフォーカス制御装置。
  2. 前記測距視野切換手段は、前記測距視野を、現在の測距視野から無限遠側又は至近側に切り換えることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  3. 前記複数の測距視野の中から、初期状態の測距視野を設定する初期状態設定手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  4. 前記測距視野切換手段は、
    前記測距視野の切り換えを指示するための指示部と、
    前記指示部による指示に基づき、前記測距視野の切り換えを実行する実行部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  5. 前記指示部は、
    可動な操作部材と、
    前記操作部材の駆動量及び駆動方向を検出し、該駆動量及び駆動方向を前記測距視野の切り換えの指示として出力する検出器と、
    を有し、
    前記実行部は、前記検出器で検出された前記駆動量及び駆動方向に基づき、前記記憶手段に記憶されている各測距視野における前記デフォーカス量に応じた順序で前記測距視野の切り換えを実行することを特徴とする請求項4に記載のフォーカス制御装置。
  6. 前記操作部材は、回転操作により前記駆動量及び駆動方向を発生するリング形状をなしていることを特徴とする請求項5に記載のフォーカス制御装置。
  7. 前記測距視野切換手段は、前記記憶手段に記憶されている各測距視野における前記デフォーカス量を閾値と比較し、前記閾値を越える前記デフォーカス量に基づいて前記切り換え後の測距視野を設定することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  8. 前記測距視野切換手段は、前記閾値を越えるデフォーカス量の中で、現在の光学系のフォーカス位置からのデフォーカス量が最小のデフォーカス量に対応した測距視野を前記切り換え後の測距視野とすることを特徴とする請求項7に記載のフォーカス制御装置。
  9. 設定値に基づき前記閾値を生成する閾値生成手段を更に具備することを特徴とする請求項7に記載のフォーカス制御装置。
  10. 前記閾値生成手段は、前記設定値を手動入力するための設定部を有することを特徴とする請求項9に記載のフォーカス制御装置。
  11. 前記閾値生成手段は、前記光学系の変倍率を前記設定値として前記閾値を生成することを特徴とする請求項9に記載のフォーカス制御装置。
  12. 前記測距視野切換手段は、
    可動な操作部材と、
    前記操作部材の駆動量及び駆動方向を検出する検出器と、
    を有し、
    前記閾値生成手段は、単位時間当たりに前記検出器で検出される前記駆動量を前記設定値として前記閾値を生成することを特徴とする請求項9に記載のフォーカス制御装置。
  13. 前記被写体の画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に、前記各測距視野における焦点状態の情報を重畳する重畳手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  14. 前記重畳手段は、前記各測距視野における焦点状態の情報として、前記各測距視野におけるデフォーカス量の大きさに応じた情報を重畳することを特徴とする請求項13に記載のフォーカス制御装置。
  15. 前記重畳手段は、前記デフォーカス量の大きさに応じた情報として、現在の光学系のフォーカス位置に対応する測距視野を基準とした各測距視野のデフォーカス方向を示す情報を重畳することを特徴とする請求項14に記載のフォーカス制御装置。
  16. 前記重畳手段は、前記デフォーカス量の大きさに応じた情報として、前記各測距視野のデフォーカス量の大きさに応じて決定される前記測距視野の切り換え順序に係る情報を重畳することを特徴とする請求項14に記載のフォーカス制御装置。
  17. 可動な操作部材と、
    前記操作部材の駆動量及び駆動方向を検出する検出器と、
    を有するマニュアル設定手段を更に具備し、
    前記駆動制御手段は、前記マニュアル設定手段により検出された前記駆動量に応じたフォーカス位置に前記光学系を移動させることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  18. 前記記憶手段に記憶された前記測距視野に応じたフォーカス位置に前記光学系を移動させる第1のモードと、前記マニュアル設定手段により検出された前記駆動量に応じたフォーカス位置に前記光学系を移動させる第2のモードとを切り換えるためのモード切換部を更に具備することを特徴とする請求項17に記載のフォーカス制御装置。
  19. 前記マニュアル設定手段の前記検出器は、所定の駆動量に満たない前記駆動量を出力しないことを特徴とする請求項17に記載のフォーカス制御装置。
  20. 前記駆動制御手段は、
    印加される駆動信号により前記光学系のフォーカス位置を変化させる圧電素子と、
    前記切り換え後の前記測距視野に係るデフォーカス量に基づき前記駆動信号を生成するドライバと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  21. 前記駆動制御手段は、初動時、前記光学系を至近端のフォーカス位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  22. 前記駆動制御手段は、初動時、前記各測距視野におけるデフォーカス量の中で最小のデフォーカス量を有する測距視野に対応するフォーカス位置に前記光学系を移動させることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  23. 前記測距手段は、前記光学系の移動後のフォーカス位置において前記複数の測距視野におけるデフォーカス量を再度検出し、
    前記記憶手段は、前記再度検出された前記デフォーカス量でもって、前記記憶していた前記デフォーカス量を更新することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  24. 受光面を有し、該受光面に形成された被写体像を画像信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子の受光面に前記被写体像を結像させる光学系と、
    前記光学系のフォーカスを調整する請求項1に記載のフォーカス制御装置と、
    前記撮像素子からの画像信号を格納する格納手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
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