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JP2008165686A - 可変レギュレータ及びこの可変レギュレータを用いた電力増幅装置 - Google Patents

可変レギュレータ及びこの可変レギュレータを用いた電力増幅装置 Download PDF

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JP2008165686A JP2007000284A JP2007000284A JP2008165686A JP 2008165686 A JP2008165686 A JP 2008165686A JP 2007000284 A JP2007000284 A JP 2007000284A JP 2007000284 A JP2007000284 A JP 2007000284A JP 2008165686 A JP2008165686 A JP 2008165686A
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Hideharu Akimura
秀春 秋村
Takashi Ryu
隆 龍
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】位相補償用容量を付加する必要が無く、出力する電源電圧や電流に応じて増幅器の位相余裕を確保する可変レギュレータを提供することを目的とする。
【解決手段】出力電圧Voutを抵抗R1,R2で検出し、この検出電圧が入力信号電圧Vinに追従するように、増幅器202がドライバトランジスタ201の出力電圧を安定化する可変レギュレータにおいて、レベル検出回路211によって検出された入力信号電圧Vinのレベルに応じて、電流源切換回路212が増幅器202の出力電流を調整する。この構成により、位相補償用コンデンサを付加することなくレギュレータの位相補償が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に電源電圧や電流を供給する電源回路に関し、特に電源電圧や電流を入力信号電圧に応じて調整する可変レギュレータに関するものである。
図8は電源供給用として用いられている従来の可変レギュレータを示す。
PチャネルMOSFETのドライバトランジスタQ1は、ソースに電源電圧VDDが印加され、ドレインから負荷800に出力電圧Voutを供給する。出力電圧Voutは帰還抵抗R1,R2によって分圧され、帰還抵抗R1と帰還抵抗R2の接続点電位が帰還電圧として増幅器A1の非反転入力端子(+)に入力される。増幅器A1の反転入力端子(−)には入力信号電圧Vinが印加され、増幅器A1の出力はドライバトランジスタQ1のゲートに接続されている。
増幅器A1は入力信号電圧Vinに対して反転増幅器として動作しており、帰還電圧が入力信号電圧Vinより上昇するとドライバトランジスタQ1へのゲート電圧を低下させ、帰還電圧が入力信号電圧Vinより低下するとドライバトランジスタQ1へのゲート電圧を増やす。この動作に伴い、出力電圧Voutは、帰還電圧が入力信号電圧Vinに等しくなるように制御される。
即ち、図8の電源回路においては、入力信号電圧Vinを(1+R1/R2)倍に変換して負荷800に出力する。入力信号電圧Vinが一定の基準電圧であれば、負荷800に対して出力電圧Voutとして一定電圧を供給する。
また、図9は別の従来例を示す。
この図9の可変レギュレータは、PチャネルMOSFETのドライバトランジスタQ1、帰還抵抗R1とR2および反転増幅器A1の構成は図8のレギュレータと同様である。901は入力信号電圧Vinを発生する基準電圧発生回路である。
異なるのは、帰還抵抗R1と帰還抵抗R2の接続点に抵抗R3を設け、抵抗R3の一方の端子を帰還電圧として増幅器A1の非反転入力端子(+)に入力している。更に非反転入力端子(+)には容量C1を設け、容量C1の一方の端子を出力電圧Voutへ接続することで、R3+R1//C1の位相補償回路を形成している。更に出力電圧Voutの出力電流を検出する電流検出回路902を設け、抵抗R3の両端にNチャネルMOSFETを設け、電流検出回路902を設け、抵抗R3の両端にNチャネルMOSFETQ2を設け、NチャネルMOSFETQ2のゲートを電流検出回路902の出力により制御するよう構成されている。
特開2002−297248(図1)
図8を用いて説明した可変レギュレータでは、入力信号電圧Vinの可変範囲(高ダイナミックレンジ)が大きい場合には、出力電圧Vout(出力電流Iout)の大小に伴って負帰還の増幅器A1が発振しやすい(位相余裕が不足する)といった問題がある。
このようなダイナミックレンジが大きい増幅器A1での発振を防止する(位相余裕の確保)ために、図9に示す可変レギュレータが知られている。詳しく説明すると、負荷800の変動によって、出力電圧Voutから負荷800に流れる電流が大きくなり、ドライバトランジスタQ1から出力される電流が増大すると、ドライバトランジスタQ1によって位相遅れが生じる周波数が高周波数側に移動する。これに対して、出力電圧Voutから負荷800に流れる電流が小さくなり、ドライバトランジスタQ1から出力される電流が減少すると、ドライバトランジスタQ1によって位相遅れが生じる周波数が低周波数側に移動する。電流検出回路902が所定値以上であると判断したときはNチャネルMOSFETQ2をオンさせて抵抗R3を短絡し、時定数を小さくする。
このようにすることにより、ドライバトランジスタQ1によって位相遅れが生ずる周波数が高周波数側に移動しても、時定数を切り換えることにより位相補償が行なわれる周波数を高周波数側に移動させることができ、位相余裕を大きくすることができる。
しかし、負帰還増幅器の発振を防止するために図9に示した可変レギュレータでは、位相補償用容量が必要となり、チップ面積の増大という問題点がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、位相補償用容量を付加する必要が無く、出力する電源電圧や電流に応じて増幅器の位相余裕を確保する可変レギュレータを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の可変レギュレータは、直流の電源電圧と負荷への出力との間に接続されるドライバトランジスタと、入力信号電圧のレベルに対して前記負荷に印加する出力電圧が所定の電圧利得を有するように前記ドライバトランジスタのインピーダンスを調整する電圧制御手段と、前記入力信号電圧または前記ドライバトランジスタに流れる電流に応じて前記電圧制御手段の出力段の電流を切り換える電流源切換手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の可変レギュレータは、請求項1において、前記電圧制御手段は、前記出力電圧を検出する帰還抵抗と、前記帰還抵抗が生成する帰還電圧と前記入力信号電圧のレベルが入力されて前記ドライバトランジスタを駆動する増幅器とを備え、前記電流源切換手段は、前記入力信号電圧のレベルを検出するレベル検出回路と、前記レベル検出回路の出力に応じて前記増幅器の出力の電流源を切り換える電流源切換回路とを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の可変レギュレータは、請求項1において、前記電圧制御手段は、前記出力電圧を検出する帰還抵抗と、前記帰還抵抗が生成する帰還電圧と前記入力信号電圧が入力されて前記ドライバトランジスタを駆動する増幅器とを備え、前記電流源切換手段は、前記ドライバトランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路の出力に応じて前記増幅器の出力の電流源を切り換える電流源切換回路とを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の可変レギュレータは、請求項2または請求項3において、前記ドライバトランジスタは、ドレインを前記電源側に接続されてソースを前記負荷側に接続されるNチャンネルMOSFET、またはNPNトランジスタであり、前記増幅器は非反転増幅器であることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の電力増幅装置は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の可変レギュレータと、前記可変レギュレータから電力が供給される電力増幅手段とからなることを特徴とする。
以上のように本発明の可変レギュレータによれば、位相補償回路を新に設けることなく、ドライバトランジスタの出力電流または増幅器の入力信号電圧レベルに応じて増幅器出力の電流を切り換えることにより、増幅器の出力抵抗を調整することで、増幅器の帰還率が調整され、ドライバトランジスタの出力電流によって悪化する位相余裕を改善できる。
また、本発明の電力増幅装置によれば、小電力時に増幅器出力の電流を小さくし、増幅器出力の抵抗値を上げて帰還率を調整することから、位相余裕を確保しながら小電力時のトータル効率を向上する。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3は本発明の実施の形態1の可変レギュレータを示す。
図1は可変レギュレータの全体を示す。電圧制御手段200とドライバトランジスタ201および電流源切換手段210を備えている。
ドライバトランジスタ201は、PチャネルMOSFETであり、ソースに電源電圧VDDが印加され、ドレインから負荷300に出力電圧Voutを印加している。
電圧制御手段200は、増幅器202と、帰還抵抗R1とR2とから構成される。帰還抵抗R1とR2は可変レギュレータの出力電圧Voutを分圧するように設けられる。増幅器202は、入力信号電圧Vinが反転端子(−)に入力され、増幅器202の出力はPチャネルMOSFETであるドライバトランジスタ201のゲートに接続され、ドライバトランジスタ201を制御する。また、増幅器202の非反転端子(+)は利得を決める帰還抵抗R1とR2の接続点(以後、この接続点の電位を帰還電圧と称する)へ接続される。
電流源切換手段210は、レベル検出回路211と電流源切り替え回路212とから構成される。レベル検出回路211は、入力信号電圧Vinより入力された電圧レベルが所定のレベルを超えているかを検出する。電流源切換回路212は、レベル検出回路211で所定のレベルを超えた場合、切り換え信号を受け取り、増幅器202の出力の定電流の電流値を調整する。
次に、レベル検出回路211が所定のレベルを超えた場合の動作について説明する。
レベル検出回路211が所定のレベルを超えた状態は、出力電圧Voutが高い状態である。つまり、負荷300に高電圧を供給することからドライバトランジスタ201から出力する電流が増加する。電流が増加するとドライバトランジスタ201によって位相遅れが生じる周波数が高周波数側へ移動する。これにより位相遅れを取り戻して安定な信号を出力電圧Voutに供給するため、時定数を小さくし位相補償を高周波数側へシフトさせる必要がある。レベル検出回路211が所定のレベルを超えた場合、制御信号によりドライバトランジスタ201のゲート抵抗を小さくして時定数を下げるため増幅器202の出力電流を上げて増幅器202の出力抵抗を低下させ、位相遅れを取り戻して安定な信号を供給する。
レベル検出回路211が所定値以下の場合の動作について説明する。
レベル検出回路211が所定値以下の場合は出力電圧Voutが低い状態であることから負荷300に低電圧を供給することとなり、ドライバトランジスタ201から出力する電流が減少し、小電流状態となる。これによりドライバトランジスタ201によって位相進みが生じ、周波数が低周波数側へ移動する。そこで時定数を大きくして位相進みを取り戻すため、増幅器202の出力電流を下げて増幅器202の出力抵抗を大きくし、位相進みを取り戻す。
図2は増幅器202の内部回路を示す。
なお、切換信号S1により動作するスイッチ手段SWP,SWNとその関連の部分が図1の電流切換回路213に該当している。
一般的に可変レギュレータは、大電流から小電流までドライバトランジスタ201にて出力するため、特に大電流時のドライバトランジスタ201のオン抵抗による出力電圧Voutの電圧の低下を回避するため、ドライバトランジスタ201は比較的大きなトランジスタサイズを要する。当然ながらドライバトランジスタ201のトランジスタサイズが大きくなると、トランジスタの寄生容量により広帯域化と相反する特性となる。しかし、増幅器202の出力抵抗を小さくすることでドライバトランジスタ201のゲート側から見た抵抗を小さくすることで広帯域化が可能である。
この図2に示した例では、ドライバトランジスタ201の出力電流が大きい状態では増幅器202の出力抵抗を下げるため、増幅器202の出力のミラー比を上げ(定電流を増大)て抵抗を下げる。例えば、ドライバトランジスタ201の出力電流が小さい時は、トランジスタQP1とトランジスタQP2A、トランジスタQN1とトランジスタQN2Aのミラー比を構成し、入力信号電圧Vinのレベルがレベル検出回路211にてある閾値を超えた場合、切換信号S1によりスイッチ手段SWP,SWNにて、それぞれのベースを接続させてQP1とQP2A+QP2B、QN1とQN2A+QN2Bにてミラー比を上げて増幅器202の出力電流を上げることで出力抵抗を下げる。つまり、増幅器202の出力トランジスタのミラー比を変えて増幅器202のループゲイン(帰還率)を変え、ループ特性を最適化する。
また、ドライバトランジスタ201の出力電流が小さい場合にはスイッチ手段SWPとSWNがオフし、増幅器202の出力トランジスタのミラー比を小さくし、増幅器202の出力電流を低減する。ドライバトランジスタ201の小電流時に切り換り、大電流時と小電流時でループゲインを切り替え、レギュレータ電圧の大小(出力電流の大小)による帰還率を最適化し、安定した出力を供給する可変レギュレータを提供できることとなる。また、ドライバトランジスタ201の小電流時に増幅器202の出力電流を低減することで低消費電流化も同時に可能となる。
なお、切り換えは入力信号電圧Vinの電圧レベルに応じて、例えばレベル検出回路211の閾値電圧を幾つか設定し、その設定された幾つかの電圧に応じて増幅器202の出力電流(ミラー比)をn個に切り換える構成としても良い。
図3はレベル検出回路211の具体的回路を示す。
入力信号電圧Vinを、差動対をなすNPNトランジスタQ11,Q12の一方のトランジスタQ11のベースへ印加し、他方のベースには閾値電圧Vthを印加する。入力信号電圧Vinが閾値電圧Vthを超えると入力信号電圧Vin側のNPNトランジスタQ11がオンし、PNPトランジスタQ13がオンして切換信号S1を出力する。閾値電圧Vthを任意に設定して切換信号S1の出力を制御する。また、入力信号電圧Vinのベースに接続されるNPNトランジスタと差動対をなすNPNトランジスタをn個としまた、切換信号S1を出力するPNPトランジスタもn個設けてそれぞれの閾値電圧Vth+Aを設定することでミラー比をn個に切り換える構成としても良い。
(実施の形態2)
図4と図5は本発明の実施の形態2の可変レギュレータを示す。
なお、図1に示した可変レギュレータと同じ構成のものには、同一の符号を付けて説明を省略する。
実施の形態1では電流切換手段210が入力信号電圧Vinの電圧レベルに応じて動作したが、この実施の形態2の電流切換手段210は、ドライバトランジスタ201の出力電流を検出する電流検出回路213の出力に応じて動作する点だけが、実施の形態1とは異なる。
この構成によると、ドライバトランジスタ201の出力電流に応じて電流検出回路213により切り換え信号を生成し、電流切り替え回路212にて増幅器202の出力トランジスタのミラー比を制御することができる。
ドライバトランジスタ201の出力電流値に依存して増幅器202の出力トランジスタのミラー比を切り換えて帰還率を調整できることから、負荷300に依存して最適な調整(ミラー比切り換え)が可能となる。
図5は電流検出回路213の具体的回路を示す。
ドライバトランジスタ201のゲート幅:W=Aとミラーを構成するNチャンネルMOSFSTのゲート幅:W=A/nとし、nを任意に設定してドレインに接続されている抵抗値とにより閾値電圧を調整して切り換え信号を出力する。また、ドライバトランジスタ201とミラーを構成するNチャンネルMOSFETをn個設けてそれぞれのゲート幅を任意に設定することでn個の切り換え信号を出力し、増幅器202の出力のミラー比をn個に切り換えする構成としても良い。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3の可変レギュレータを示す。
なお、図1に示した可変レギュレータと同じ構成のものには、同一の符号を付けて説明を省略する。
本実施の形態3の可変レギュレータが実施の形態1、実施の形態2の可変レギュレータと異なる点は、ドライバトランジスタをNチャネルMOSFETとし、増幅器への入力が逆になっている点である。これらの相違点を明確にするため、ドライバトランジスタ204、増幅器203とする。なお、NチャネルMOSFETに代えてNPNトランジスタでも良い。
この構成によると、増幅器203は入力信号電圧Vinに対して非反転増幅器として動作し、帰還電圧が入力信号電圧Vinより上昇するとドライバトランジスタ204へのVgsを上げ、帰還電圧が入力信号電圧Vinより低下するとドライバトランジスタ204のVgsを下げる。以上の動作に伴い、出力電圧Voutは帰還電圧が入力信号電圧Vinに等しくなるように制御される。即ち、可変レギュレータは、入力信号電圧Vinを(1+R1/R2)倍に変換して負荷300に出力する。
トランジスタを形成する場合、一般にPチャネルMOSFETよりNチャネルMOSFETの方が同等のオン抵抗とする場合、拡散面積を縮小化でき、更に寄生容量も小さくすることができるため、広帯域化では有利である。このため、ドライバトランジスタとしてIC内に構成する場合、同程度の特性であれば、NチャネルMOSFETの方がICの面積を小さくすることができる。
ドライバトランジスタの出力電流における帰還率を最適化する動作は、図1に示した実施の形態1における可変レギュレータと同様であり、低出力電流時の消費電流の削減と帰還率の最適化が同時に実施できる。
なお、実施の形態3においては可変レギュレータとして実施の形態1の構成のものを使用したが、その他の実施の形態においても同様に実施できる。
(実施の形態4)
図7は実施の形態1の可変レギュレータを使用した電力増幅装置を示す。
図1に示した実施の形態1の可変レギュレータと同じ構成のものには、同一の符号を付すことで説明を省略する。
実施の形態1と異なる点は、出力電圧Voutを与える負荷300に代えて電力増幅器301を備えていることである。電力増幅器301は可変レギュレータから電力供給され、高周波入力信号RFinを増幅して高周波出力信号RFoutを出力する。出力電圧Voutが電力増幅器301の電源として印加されることから、出力電圧Voutのレベルに応じて電力増幅器301の出力電力が制御される。
この構成によると、可変レギュレータの出力電圧Voutから電力が供給される電力増幅器301は、無線の送信機信号を安定化した送信電力を提供することができる。また、小出力電圧(小送信電力)時の電力増幅器301は低電流であり、小送信電力時の電力効率を向上することができる。
なお、実施の形態4においては可変レギュレータとして実施の形態1の構成のものを使用したが、その他の実施の形態の可変レギュレータを使用することもできる。
本発明の可変レギュレータ及びこの可変レギュレータを用いた電力増幅装置は、各種電子機器への電源供給に有用であり、この可変レギュレータを用いた電力増幅装置は、例えばポーラ変調方式の電力増幅装置として低消費電流化のシステムに有用である。
本発明の実施の形態1の可変レギュレータの構成図 同実施の形態の増幅器出力の電流源切り替えの具体的回路図 同実施の形態のレベル検出の具体的回路図 本発明の実施の形態2の可変レギュレータの構成図 同実施の形態の電流検出の具体的回路図 本発明の実施の形態3の可変レギュレータの構成図 本発明の可変レギュレータを使用した電力増幅装置の構成図 第1の従来例の可変レギュレータの回路図 第2の従来例の可変レギュレータの回路図
符号の説明
200 電圧制御手段
201 ドライバトランジスタ(PチャネルMOSFET)
202 増幅器
203 増幅器
204 ドライバトランジスタ(NチャネルMOSFET)
210 電流源切換手段
211 レベル検出回路
212 電流源切換回路
213 電流検出回路
300 負荷
301 電力増幅器
VDD 電源電圧
Vin 入力信号電圧
Vout 出力電圧
R1,R2 帰還抵抗
QP1,QP2A,QP2B PNPトランジスタ
SWP スイッチ手段
QN1,QN2A,QN2B NPNトランジスタ
SWN スイッチ手段

Claims (5)

  1. 直流の電源電圧と負荷への出力との間に接続されるドライバトランジスタと、
    入力信号電圧のレベルに対して前記負荷に印加する出力電圧が所定の電圧利得を有するように前記ドライバトランジスタのインピーダンスを調整する電圧制御手段と、
    前記入力信号電圧または前記ドライバトランジスタに流れる電流に応じて前記電圧制御手段の出力段の電流を切り換える電流源切換手段と
    を備えた可変レギュレータ。
  2. 前記電圧制御手段は、
    前記出力電圧を検出する帰還抵抗と、
    前記帰還抵抗が生成する帰還電圧と前記入力信号電圧が入力されて前記ドライバトランジスタを駆動する増幅器と
    を備え、前記電流源切換手段は、
    前記入力信号電圧のレベルを検出するレベル検出回路と、
    前記レベル検出回路の出力に応じて前記増幅器の出力の電流源を切り換える電流源切換回路と
    を備えている請求項1に記載の可変レギュレータ。
  3. 前記電圧制御手段は、
    前記出力電圧を検出する帰還抵抗と、
    前記帰還抵抗が生成する帰還電圧と前記入力信号電圧が入力されて前記ドライバトランジスタを駆動する増幅器と
    を備え、前記電流源切換手段は、
    前記ドライバトランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路の出力に応じて前記増幅器の出力の電流源を切り換える電流源切換回路と
    を備えている請求項1に記載の可変レギュレータ。
  4. 前記ドライバトランジスタは、
    ドレインを前記電源側に接続されてソースを前記負荷側に接続されるNチャンネルMOSFET、またはNPNトランジスタであり、
    前記増幅器は非反転増幅器である
    請求項2または請求項3に記載の可変レギュレータ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の可変レギュレータと、
    前記可変レギュレータから電力が供給される電力増幅手段と
    からなる電力増幅装置。
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