JP2008140489A - シフトレジスタ、走査線駆動回路、データ線駆動回路、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一導電型のトランジスタで構成されたシフトレジスタの誤動作を防止する。
【解決手段】出力信号YをロウレベルにするためのトランジスタM2のゲートを、第2ゲート信号生成部13Aのノードβに接続する。第2ゲート信号生成 部13AのトランジスタM4のゲートには出力信号Yをフィードバックし、出力信号Yがハイレベルとなる期間にトランジスタM4でノードβをロウレベルに充電する。一方、出力信号Yがロウレベルの期間は、第2ゲート信号生成部13AのトランジスタM3が所定のクロック周期でノードβをハイレベルに繰り返し充電する。これにより、トランジスタM4のオフリーク電流が大きい場合でもノードβの電位が低下することによる誤動作を防止できる。
【選択図】図2
【解決手段】出力信号YをロウレベルにするためのトランジスタM2のゲートを、第2ゲート信号生成部13Aのノードβに接続する。第2ゲート信号生成 部13AのトランジスタM4のゲートには出力信号Yをフィードバックし、出力信号Yがハイレベルとなる期間にトランジスタM4でノードβをロウレベルに充電する。一方、出力信号Yがロウレベルの期間は、第2ゲート信号生成部13AのトランジスタM3が所定のクロック周期でノードβをハイレベルに繰り返し充電する。これにより、トランジスタM4のオフリーク電流が大きい場合でもノードβの電位が低下することによる誤動作を防止できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、シフトレジスタ、走査線駆動回路、データ線駆動回路、電気光学装置及び電子機器に関する。
液晶や有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)などの電気光学物質の電気光学的な変化により表示を行う電気光学装置は、情報処理機器やテレビジョンなどの表示装置して広く用いられている。電気光学装置には、画素スイッチにより画素を駆動するアクティブ・マトリクス型がある。即ち、アクティブ・マトリクス型の電気光学装置においては、行方向に延在する走査線と、列方向に延在するデータ線との交差に対応して画素電極が形成される。また、当該交差部分にあって画素電極とデータ線との間に、走査線に供給される走査信号にしたがってオン・オフする薄膜トランジスタなどの画素スイッチが介挿される。一方、電気光学物質を介して画素電極と対向するように対向電極が設けられる。
このような電気光学装置において、走査線駆動回路は、シフトレジスタを備え、複数の走査線を順次選択する走査信号を生成する。このシフトレジスタには、同一導電型のトランジスタで構成され、2相のクロック信号で動作するものがある。例えば、特許文献1には、図16に示す構成が開示されており、そのタイミングチャートは図17に示すものとなる。
図16(A)に示すように、このシフトレジスタはn段の単位回路を備え、各単位回路は図16(B)に示すように構成される。シフトレジスタは、図17に示す2相のクロック信号CK1及びCK2に従って、スタートパルスSPを順次シフトして、出力信号OUT1〜OUTnを出力する。なお、クロック信号CK1及びCK2、並びにスタートパルスSPのハイレベルはVDD、ローレベルは接地電位GND(0V)である。
図16(A)に示すように、このシフトレジスタはn段の単位回路を備え、各単位回路は図16(B)に示すように構成される。シフトレジスタは、図17に示す2相のクロック信号CK1及びCK2に従って、スタートパルスSPを順次シフトして、出力信号OUT1〜OUTnを出力する。なお、クロック信号CK1及びCK2、並びにスタートパルスSPのハイレベルはVDD、ローレベルは接地電位GND(0V)である。
スタートパルスSPがハイレベルになると、初段の単位回路においてトランジスタTr101がオン状態になるのと同時にトランジスタTr104がオン状態となり、ノードβがローレベルになる。すると、トランジスタTr102がオフするのでノードαがハイレベル(≒VDD−Vth)になる。ここに、Vthはトランジスタの閾値電圧である。ノードαがハイレベルになるとトランジスタTr105がオン状態になるので、その後、クロック信号CK1がハイレベルになると出力信号OUT1がハイレベルになる。出力信号OUT1が立ち上がる時に容量107によりノードαは更に高電位に押し上げられ、トランジスタTr105が充分にオンして出力信号OUT1はVDDレベルとなる。
次に、クロック信号CK1が立ち下がると出力信号OUT1も立ち下がりローレベルに戻る。続いて、クロック信号CK2がハイレベルになると、出力信号OUT2が立ち上がる。出力信号OUT2が立ち上がると初段のトランジスタTr103がオン状態となる。このとき、トランジスタTr104がオフ状態になっているので、初段の単位回路のノードβがハイレベルになる。ノードβがハイレベルを維持すればトランジスタTr102がオンして、ノードαがローレベルを維持し、トランジスタTr105がオフ状態を維持するので、以後のクロック信号CK1の変化は出力信号OUT1には影響しない。以上の動作を繰り返すことによって、スタートパルスSPが転送される。
特開2004−226429号公報(図1参照)
ところで、トランジスタは、オフ状態において電流が流れないことが理想であるが、実際にはオフ状態においてリーク電流が流れる。上述した従来のシフトレジスタは、トランジスタの閾値電圧Vthが低く、オフ状態におけるリーク電流が大きい場合、誤動作するという欠点がある。
図17に示すノードβの電位は、点線がトランジスタのリーク電流が理想的に充分に小さい場合であり、実線がリーク電流が大きい場合を示している。初段のノードβがハイレベルに充電されるのは、次段の出力信号OUT2がハイレベルの期間のみである。出力信号OUT2がローレベルに遷移した後、トランジスタTr103はオフ状態を維持するので、ノードβは寄生容量によりハイレベルを保持することになる。トランジスタTr103及びTr104は共にオフ状態であるが、トランジスタがNチャネルで構成されるため、トランジスタTr104のリーク電流がトランジスタTr103より大きく、閾値電圧Vthが低くリーク電流が大きい場合、ノードβの電位は実線のように徐々に低下してしまう。ノードβがローレベルに近づくとトランジスタTr102がオフに近づき、ノードαがローレベルからわずかに浮き上がる。すると、出力信号OUT1のレベルはトランジスタTr105及びTr106のオフリークの競合で定まり、ローレベルからわずかに浮き上がるようになる。出力信号OUT1のレベルがわずかでも浮き上がると、次段のTr101のリークが更に大きくなり、次段のノードαの電位は更に浮き上がる。後段のノードαの電位がある程度より高く浮き上がると、その段のTr105がオンに近づき、本来のタイミング以外のパルスを出力するようになる。つまり、誤動作する。
図17に示すノードβの電位は、点線がトランジスタのリーク電流が理想的に充分に小さい場合であり、実線がリーク電流が大きい場合を示している。初段のノードβがハイレベルに充電されるのは、次段の出力信号OUT2がハイレベルの期間のみである。出力信号OUT2がローレベルに遷移した後、トランジスタTr103はオフ状態を維持するので、ノードβは寄生容量によりハイレベルを保持することになる。トランジスタTr103及びTr104は共にオフ状態であるが、トランジスタがNチャネルで構成されるため、トランジスタTr104のリーク電流がトランジスタTr103より大きく、閾値電圧Vthが低くリーク電流が大きい場合、ノードβの電位は実線のように徐々に低下してしまう。ノードβがローレベルに近づくとトランジスタTr102がオフに近づき、ノードαがローレベルからわずかに浮き上がる。すると、出力信号OUT1のレベルはトランジスタTr105及びTr106のオフリークの競合で定まり、ローレベルからわずかに浮き上がるようになる。出力信号OUT1のレベルがわずかでも浮き上がると、次段のTr101のリークが更に大きくなり、次段のノードαの電位は更に浮き上がる。後段のノードαの電位がある程度より高く浮き上がると、その段のTr105がオンに近づき、本来のタイミング以外のパルスを出力するようになる。つまり、誤動作する。
そこで、本発明は、同一導電型のトランジスタで構成され、2相のクロック信号を用いて動作するシフトレジスタにおいて、トランジスタの低閾値電圧側での動作マージンを拡大して、製造ばらつきによる歩留まり低下を防ぐことによりコストダウンすることを解決課題とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るシフトレジスタは、第1電位でアクティブとなり第2電位で非アクティブとなる入力信号を、第1クロック信号及び第2クロック信号に従って順次転送して複数の出力信号を出力するものであって、前記第1電位と前記第2電位とが電源として給電され、直列に接続された複数の単位回路を備え、前記複数の単位回路の各々は、前記出力信号を取り出す第1ノード(例えば、図2のγ)と、第1の電極に前記第1クロック信号又は前記第2クロック信号の一方が供給され、第2の電極に前記第1ノードが電気的に接続された第1トランジスタ(例えば、図2のM1)と、第1の電極が前記第1ノードと電気的に接続され、第2の電極に前記第2電位が供給され、前記第1トランジスタと導電型が同一である第2トランジスタ(例えば、図2のM2)とを有する出力部(例えば、図2の11A)と、前段の前記単位回路の出力信号と後段の前記単位回路の出力信号とに基づいて、第1ゲート信号を生成して前記第1トランジスタのゲート電極に供給する第1ゲート信号生成部(例えば、図2の12A)と、第2ゲート信号を生成して、前記第2トランジスタのゲート電極に前記第2ゲート信号を供給し、自段の前記単位回路の前記出力信号に基づいて、当該出力信号のレベルが前記第1電位となる期間に前記第2トランジスタをオフ状態とするように前記第2ゲート信号のレベルを制御し、当該出力信号のレベルが前記第2電位となる期間に前記第2トランジスタをオン状態とするように前記第2ゲート信号のレベルを制御する第2ゲート信号生成部(例えば、図2の13A)とを備える。
この発明によれば、第1トランジスタは出力信号を取り出す第1ノードに第1電位を供給するスイチング素子として機能するので、第1トランジスタがオン状態になると、第1の電極に供給されているクロック信号が第1電位となった時に、出力信号は第1電位となりアクティブとなる。一方、第2トランジスタは第1ノードに第2電位を供給するスイッチング素子として機能するので、第2トランジスタがオン状態になると、出力信号は第2電位となり非アクティブとなる。第2トランジスタのゲート電極には第2ゲート信号が供給されるので、第2トランジスタのオン・オフは第2ゲート信号によって制御される。ここで、第2ゲート信号生成部は自段の単位回路の出力信号が第1電位に遷移してアクティブになると、第2トランジスタをオフ状態にするように第2ゲート信号を生成する。つまり、この単位回路では、第1トランジスタをオン状態→出力信号が第1電位に遷移→第2ゲート信号のレベルを制御→第2トランジスタをオフ状態といったように、第1トランジスタのオン状態をトリガとして、第2トランジスタをオフ状態にして、出力信号のレベルが第1電位となる時に帰還がかかる。これによって、シフトレジスタの出力信号の論理レベルを安定させることができ、誤動作を防止することが可能となる。また、第1トランジスタ及び第2トランジスタの導電型を同一にできるので、製造プロセスを大幅に簡略化できる。
なお、第1電位が第2電位よりも高電位である場合には、シフトレジスタを構成するトランジスタの導電型をNチャネルとし、第1電位が第2電位よりも低電位である場合には、シフトレジスタを構成するトランジスタの導電型をPチャネルとすればよい。また、出力信号を第2電位から第1電位に遷移させる場合に、第1トランジスタと第2トランジスタとが競合するため、第1トランジスタの駆動能力は、第2トランジスタの駆動能力よりも大きいことが好ましい。
上述したシフトレジスタにおいて、第2ゲート信号生成部の具体的な態様としては、前記第2ゲート信号を取り出す第2ノード(例えば、図2に示すβ)と、第1の電極に前記第1電位が供給され、第2の電極に前記第2ノードが電気的に接続され、前記第2トランジスタがオン状態となる方向に、前記第2ノードを所定の周期で又は常に充電する第3トランジスタ(例えば、図2に示すM3)と、第1の電極に前記第2ノードが電気的に接続され、第2の電極に前記第2電位が供給される第4トランジスタ(例えば、図2に示すM4)とを備え、自段の前記単位回路の出力信号を前記第4トランジスタのゲート電極にフィードバックする経路を備え、前記第1乃至第4トランジスタの導電型が同一であることが好ましい。
トランジスタは理想的にはオフ状態にあるときリーク電流が無いことが好ましい。しかしながら、実際にはリーク電流が存在するので誤動作の原因となる。特に、トランジスタの閾値電圧が低い場合には大きな問題となる。第4トランジスタがオフ状態にあるときリーク電流が流れると第2ノードの電位が変化するが、この発明によれば、第2ノードは第3トランジスタによって周期的又は常に充電されるので、第4トランジスタのオフリーク電流がかなり大きい場合でも、誤動作を防止することができる。
ここで、前記第3トランジスタのゲート電極には、前記第1クロック信号又は前記第2クロック信号の他方が供給され、前記第3トランジスタは前記他方のクロック信号の周期を前記所定の周期として、前記第2ノードを充電することが好ましい。例えば、第1トランジスタの第1の電極に第1クロック信号が供給される場合には、第3トランジスタのゲート電極に第2クロック信号が供給され、第1トランジスタの第1電極に第2クロック信号が供給される場合には、第3トランジスタのゲート電極に第1クロック信号が供給される。これによって、第2ノードを短い周期で充電できるので、リーク電流が第4トランジスタを流れても第2ノードの電位を安定させることができる。
また、前記第3トランジスタのゲートには前記第1電位が供給され、前記第3トランジスタは常にオン状態となって前記第2ノードを充電し、前記第3トランジスタの駆動能力は前記第4トランジスタの駆動能力より小さいことが好ましい。この場合には、第3トランジスタが常にオン状態となるので、第2ノードの電位をより安定させることができる。また、第4トランジスタの駆動能力は第3トランジスタの駆動能力よりも大きい。このため、第4トランジスタがオン状態になると第2ノードの電位を第2電位にすることができる。
また、前記第2ゲート信号生成部は、前記第3トランジスタと並列に設けられ、前記第3トランジスタと導電型が同一である所定のトランジスタ(例えば図6のM7)を備え、前記所定のトランジスタのゲート電極には当該シフトレジスタの前記複数の出力信号を強制的に非アクティブとする初期化時に前記第1電位となる初期化信号が供給されることが好ましい。この場合には、初期化時に所定のトランジスタがオン状態となり、第2ノードの電位が第1電位となるので、第2トランジスタをオン状態として出力信号の電位を強制的に第2電位とすることができる。
また、第1乃至第4トランジスタのいずれかが、デュアルゲート型のトランジスタ(例えば、図5に示すM4a)であることが好ましい。シングルゲート型に比較してデュアルゲート型のトランジスタでは、リーク電流が小さいので、デュアルゲート型のトランジスタを採用することによって、誤動作を防止して動作の信頼性をより一層向上させることができる。
また、前記第2ゲート信号生成部は、前記第2ノードの電位を保持する保持容量素子(例えば、図6に示すC2)を備えることが好ましい。これにより、第2ノードの電位を安定化することでき、誤動作を防止して動作の信頼性をより一層向上させることができる。
また、前記第2ゲート信号生成部は、前記第2ノードの電位を保持する保持容量素子(例えば、図6に示すC2)を備えることが好ましい。これにより、第2ノードの電位を安定化することでき、誤動作を防止して動作の信頼性をより一層向上させることができる。
また、前記出力部は、前記第1ノードと前記第1トランジスタのゲート電極との間に設けられた結合容量素子(例えば、図2に示すC1)を備え、前記第1ゲート信号生成部は、前記第1ゲート信号を取り出す第3ノード(例えば、図2に示すα)と、第1入力端子と、第2入力端子と、ゲート電極及び第1の電極が前記第1入力端子と電気的に接続され、第2の電極が前記第3ノードと電気的に接続される第5トランジスタ(例えば、図2に示すM5)と、第1の電極が前記第3ノードと電気的に接続され、前記第2の電極に前記第2電位が供給され、ゲート電極が前記第2入力端子と電気的に接続される第6トランジスタ(例えば、図2に示すM6)とを備え、前記第1乃至第6トランジスタの導電型は同一であり、前記第1入力端子には前段の前記単位回路の前記出力信号が供給され、前記第2入力端子には後段の前記単位回路の前記出力信号が供給されることが好ましい。
この場合には、前段の単位回路の出力信号がアクティブになると、第3ノードの電位が第1電位となるので、第1トランジスタがオン状態となり、第1電極に供給されるクロック信号が第1電位になると、出力信号をアクティブとすることができる。そして、後段の単位回路の出力信号がアクティブになると第3ノードの電位が第2電位となるので、第1トランジスタをオフ状態にすることができる。これにより、入力信号を前段から後段の方向に転送することができる。なお、第5トランジスタと第6トランジスタとの少なくとも一方は、デュアルゲート型のトランジスタであることが好ましい。
この場合には、前段の単位回路の出力信号がアクティブになると、第3ノードの電位が第1電位となるので、第1トランジスタがオン状態となり、第1電極に供給されるクロック信号が第1電位になると、出力信号をアクティブとすることができる。そして、後段の単位回路の出力信号がアクティブになると第3ノードの電位が第2電位となるので、第1トランジスタをオフ状態にすることができる。これにより、入力信号を前段から後段の方向に転送することができる。なお、第5トランジスタと第6トランジスタとの少なくとも一方は、デュアルゲート型のトランジスタであることが好ましい。
また、前記第1入力端子に前段の前記単位回路の前記出力信号を供給し、前記第2入力端子に後段の前記単位回路の前記出力信号を供給する替わりに、前記入力信号を初段から終段に向けて転送する場合には、前段の前記単位回路の前記出力信号を前記第1入力端子に供給すると共に、後段の前記単位回路の前記出力信号を前記第2入力端子に供給し、前記入力信号を終段から初段に向けて転送する場合には、後段の前記単位回路の前記出力信号を前記第1入力端子に供給すると共に、前段の前記単位回路の前記出力信号を前記第2入力端子に供給する選択部を備えることが好ましい。この場合には、入力信号の転送方向に応じて第1及び第2入力端子に供給する出力信号を入れ替える選択部を有するので、入力信号を双方向に転送することができるシフトレジスタを構成することができる。
次に、本発明に係る走査線駆動回路は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子とを備えた電気光学装置に用いられるものであって、上述したシフトレジスタを備え、前記シフトレジスタを用いて前記入力信号を転送して生成した前記複数の出力信号に基づいて、前記複数の走査線を排他的に順次選択する複数の走査信号を生成する。この発明によれば、誤動作を防止して信頼性の高い走査線駆動回路を提供することができる。
次に、本発明に係るデータ線駆動回路は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子とを備えた電気光学装置に用いられるものであって、上述したシフトレジスタを備え、前記シフトレジスタを用いて前記入力信号を転送して生成した前記複数の出力信号に基づいて、前記複数のデータ線を排他的に順次選択する複数のデータ線選択信号を生成する。この発明によれば、誤動作を防止して信頼性の高いデータ線駆動回路を提供することができる。
次に、本発明に係る電気光学装置によれば、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子と、上述した走査線駆動回路又は上述したデータ線駆動回路とを備える。この発明によれば、誤動作を防止して信頼性の高い駆動を実現することができる。特に、基板上の回路全てが片チャネルのトランジスタのみで構成される電気光学装置に好適である。例えば、アモルファスの薄膜トランジスタを用いた液晶装置、あるいは、低温ポリシリコンの薄膜トランジスタを用いた液晶装置に好適である。低温ポリシリコンの薄膜トランジスタを用いた電気光学装置はCMOS回路で構成することが通常であるが、一般の集積回路に比較してプロセスステップが少ないため、片チャネル化による低コスト化効果が大きい。また、低温ポリシリコンの薄膜トランジスタは、低電圧での動作を狙って、アモルファスの薄膜トランジスタより低い閾値電圧で製造されることが多いため、低閾値電圧での誤動作を防ぐことが重要である。この発明よれば、低閾値電圧のトランジスタを用いてもリーク電流による誤動作を防止することができるので、電気光学装置の信頼性を大幅に向上させることができる。
次に、本発明に係る電子機器は、上述した電気光学装置を備える。このような電子機器としては、例えば、携帯情報端末、携帯電話機、ノート型コンピュータ、ビデオカメラ、及びプロジェクタなどが該当する。
<1.第1実施形態形態>
<1−1:シフトレジスタ>
まず、本発明に係るシフトレジスタ1について説明する。このシフトレジスタ1は、同一導電型のトランジスタで構成され、2相のクロック信号CK1及びCK2に従ってスタートパルスSTVを順次転送する。
図1にシフトレジスタ1のブロック図を示し、図2に単位回路Ua(Ua1〜Uan)の回路図を示す。この図に示すようにシフトレジスタ1は、n個の単位回路Ua1、Ua2、…、Uanを備える。単位回路Uaは、第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とのうち一方が供給されるクロック入力端子A、第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とのうち他方が供給されるクロック入力端子B、セット端子S、及びリセット端子Rを備える。セット端子Sの論理レベルがハイレベル(この例ではVDD)になると、クロック入力端子Aに供給されている信号が第1電位となった時に、出力信号Yの論理レベルはハイレベルとなり、リセット端子Sの論理レベルがハイレベルになると、出力信号Yの論理レベルはローレベルになる。
<1−1:シフトレジスタ>
まず、本発明に係るシフトレジスタ1について説明する。このシフトレジスタ1は、同一導電型のトランジスタで構成され、2相のクロック信号CK1及びCK2に従ってスタートパルスSTVを順次転送する。
図1にシフトレジスタ1のブロック図を示し、図2に単位回路Ua(Ua1〜Uan)の回路図を示す。この図に示すようにシフトレジスタ1は、n個の単位回路Ua1、Ua2、…、Uanを備える。単位回路Uaは、第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とのうち一方が供給されるクロック入力端子A、第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とのうち他方が供給されるクロック入力端子B、セット端子S、及びリセット端子Rを備える。セット端子Sの論理レベルがハイレベル(この例ではVDD)になると、クロック入力端子Aに供給されている信号が第1電位となった時に、出力信号Yの論理レベルはハイレベルとなり、リセット端子Sの論理レベルがハイレベルになると、出力信号Yの論理レベルはローレベルになる。
単位回路Uaは、出力部11A、第1ゲート信号生成部12A、及び第2ゲート信号生成部13Aを備える。出力部11Aは、クロック入力端子Aと接地電位GNDとの間に直列に接続されたトランジスタM1(第1トランジスタ)及びトランジスタM2(第2トランジスタ)を有し、さらにノードγ(第1ノード)とトランジスタM1のゲートとの間に設けられた容量素子C1を備える。トランジスタM1はクロック入力端子Aに供給されるクロック信号をノードγに出力するスイッチング素子として機能する一方、トランジスタM2はノードγに接地電位GNDを供給するスイッチング素子として機能する。
第1ゲート信号生成部12Aは、セット端子S及びリセット端子Rに供給される信号に基づいてトランジスタM1のゲートに供給する第1ゲート信号を生成する。詳細には、第1ゲート信号生成部12Aは、ドレイン及びゲートがセット端子Sに電気的に接続され、ソースがノードαに電気的に接続されたトランジスタM5(第5トランジスタ)と、ドレインがノードαに電気的に接続され、ソースが接地され、ゲートがリセット端子Rに電気的に接続されたトランジスタM6(第6トランジスタ)を備える。
第2ゲート信号生成部13Aは、クロック入力端子Bに供給される信号と出力信号Yに基づいてトランジスタM2のゲートに供給する第2ゲート信号を生成する。詳細には、第2ゲート信号生成部13Aは、電源電位VDDと接地電位GNDとの間に直列に接続されたトランジスタM3(第3トランジスタ)及びトランジスタM4(第4トランジスタ)を備え、トランジスタM3のゲートはクロック入力端子Bと電気的に接続され、トランジスタM4のゲートはノードγと電気的に接続され、トランジスタM3とトランジスタM4との接続ノードβがトランジスタM2のゲートと電気的に接続される。
以上の構成においてノードβはクロック入力端子Bの論理レベルがハイレベル(VDD)のときトランジスタM3を経由してハイレベルに繰り返し充電され、その電位は通常、VDD−Vthになる。したがって、トランジスタM2は通常はオン状態となり、出力信号Yは通常はローレベルとなる。そして、自段の出力信号Yがハイレベルの期間のみ、トランジスタM4がオン状態となってノードβがローレベルになる。つまり、出力信号Yを第2ゲート信号生成部12Aにフィードバックして、通常はハイレベルにあるノードβの電位をローレベルに遷移させる点に特徴がある。
図3に示すシフトレジスタ1のタイミングチャートを参照して、動作を説明する。スタートパルスSTVがハイレベルになると、ダイオード接続された初段のトランジスタM5を経由して単位回路Ua1のノードα(以下、ノードα1と称する)がハイレベル(略VDD−Vth)になる。この時、次段の単位回路Ua2の出力信号Y2はローレベルであるので、トランジスタM6はオフ状態となっている。ノードα1がハイレベルになるとトランジスタM1がオンするので、その後、第1クロック信号CK1がハイレベルになると、出力信号Y1がハイレベルになる。出力信号Y1がローレベルからハイレベルに遷移すると、容量素子C1の容量カップリングによりノードα1の電位は更に高電位に押し上げられ、トランジスタM1が充分にオン状態となって、出力信号Y1の電位はハイレベル(VDD)となる。この時、トランジスタM4がオン状態となり、単位回路Ua1のノードβ(以下、ノードβ1と称する)がローレベルとなり、トランジスタM2がオフ状態に遷移する。
なお、出力信号Y1のレベルがローレベルの状態ではトランジスタM2がオン状態にあるので、出力信号Y1のレベルがローレベルからハイレベルに遷移する場合、ノードγの電位はトランジスタM1とトランジスタM2の競合によって定まる。この例では、トランジスタM1の駆動能力をトランジスタM2の駆動能力より大きくする。具体的にはトランジスタのチャネル幅をW、チャネル長をLとしたとき、トランジスタM1のW/LをトランジスタM2のW/Lよりも大きくすることが好ましい。これによって、ノードγの電位を確実にローレベルからハイレベルに遷移させることができる。
次に、クロック入力端子Aに供給される第1クロック信号CK1がローレベルに遷移すると、出力信号Y1もハイレベルからローレベルに遷移する。続いて第2クロック信号CK2がハイレベルになると、同様にして単位回路Ua2の出力信号Y2が立ち上がる。出力信号Y2は初段の単位回路Ua1のリセット端子Rに供給されるので、出力信号Y2が立ち上がると、単位回路Ua1のトランジスタM6がオンする。このとき、スタートパルス信号STVがローレベルなっているため、ノードα1はローレベルに戻る。ノードα1にはハイレベル側へのリーク経路が無いため、以後はローレベル(0V)を保ち、トランジスタM1もオフ状態を保つので、以後の第1クロック信号CK1の変化は出力信号Y1に影響しない。このようにしてスタートパルスSTVが順次転送され、出力信号Y1〜Ynが出力される。
図3に示す点線は、トランジスタM4のオフ状態おけるリーク電流が充分に小さい場合であり、実線は、オフ状態におけるリーク電流が大きい場合を示している。ノードβ1の電位は第2クロック信号CK2がローレベルの時はトランジスタM4のリーク電流に起因してわずかに低下するが、第2クロック信号CK2がハイレベルの時に、ノードβ1はハイレベルに充電されるので、その電位はハイレベルから大きく低下することが無い。そのため、閾値電圧Vthが低く、トランジスタM4のオフ状態におけるリーク電流が大きい場合でも、従来例のシフトレジスタと比較して、誤動作し難い。
なお、図2に示すようにトランジスタM5はダイオード接続してあるが、そのドレインを電源VDDに接続し、そのゲートをセット端子に接続してトランジスタとして動作させてもよい。但し、誤動作防止の観点からノードαは通常時はローレベルに保つことが好ましい。このため、図2に示すようにトランジスタM5をダイオード接続することが好ましい。
また、トランジスタM1〜M6がNチャネル型である場合、第1クロック信号CK1及びCK2は、図3に示すように、ハイレベルの期間が重ならない2相の信号であることが好ましい。即ち、第1クロック信号CK1のハイレベル期間は第2クロック信号CK2のローレベル期間に含まれ、第2クロック信号CK2のハイレベル期間は第1クロック信号CK1のローレベル期間に含まれる。但し、図4に示すように単に、反転の関係にある信号を第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2として用いてもよい。但し、ハイレベルの期間が重なると、動作電流が増加したり、誤動作し易くなる。
<1−2:単位回路の各種の態様>
上述した実施形態の単位回路Uaの替わりに以下の態様の単位回路を採用してもよい。
<1−2−1:第1の態様>
図5に単位回路Ubの回路図を示す。単位回路Ubは、第1ゲート信号生成部12Bにおいて、シングルゲートのトランジスタM5及びM6の替わりに、デュアルゲートのトランジスタM5a及びM6aを備える。また、第2ゲート信号生成部13BにおいてシングルゲートのトランジスタM4の替わりに、デュアルゲートのトランジスタM4aを備える。一般に、チャネル長がLのシングルゲートのトランジスタよりもチャネル長がL/2のデュアルゲートのトランジスタの方が、オフ状態におけるリーク電流が小さい。このようにデュアルゲートのトランジスタM4a、M5a及びM6aを用いることによって、低閾値電圧側での誤動作がさらに起こり難くなり、信頼性を大幅に向上させることができる。なお、トランジスタM1〜M3についてもデュアルゲート型で構成してもよい。
上述した実施形態の単位回路Uaの替わりに以下の態様の単位回路を採用してもよい。
<1−2−1:第1の態様>
図5に単位回路Ubの回路図を示す。単位回路Ubは、第1ゲート信号生成部12Bにおいて、シングルゲートのトランジスタM5及びM6の替わりに、デュアルゲートのトランジスタM5a及びM6aを備える。また、第2ゲート信号生成部13BにおいてシングルゲートのトランジスタM4の替わりに、デュアルゲートのトランジスタM4aを備える。一般に、チャネル長がLのシングルゲートのトランジスタよりもチャネル長がL/2のデュアルゲートのトランジスタの方が、オフ状態におけるリーク電流が小さい。このようにデュアルゲートのトランジスタM4a、M5a及びM6aを用いることによって、低閾値電圧側での誤動作がさらに起こり難くなり、信頼性を大幅に向上させることができる。なお、トランジスタM1〜M3についてもデュアルゲート型で構成してもよい。
<1−2−2:第2の態様>
図6に単位回路Ucの回路図を示す。単位回路Ucは、第2ゲート信号生成部13Aの替わりに第2ゲート信号生成部13Cを用いる。第2ゲート信号生成部13Cは、ノードβと接地電位GNDとの間に設けられた容量素子C2と、トランジスタM3と並列に設けられたトランジスタM7(所定のトランジスタ)とを備える。保持容量として機能する容量素子C2を追加することによって、トランジスタM4がオフ状態においてリーク電流が流れてもノードβの電圧降下を抑制することができる。これによって、低閾値電圧側の誤動作が更に起こり難くなり、動作の信頼性を向上させることができる。
図6に単位回路Ucの回路図を示す。単位回路Ucは、第2ゲート信号生成部13Aの替わりに第2ゲート信号生成部13Cを用いる。第2ゲート信号生成部13Cは、ノードβと接地電位GNDとの間に設けられた容量素子C2と、トランジスタM3と並列に設けられたトランジスタM7(所定のトランジスタ)とを備える。保持容量として機能する容量素子C2を追加することによって、トランジスタM4がオフ状態においてリーク電流が流れてもノードβの電圧降下を抑制することができる。これによって、低閾値電圧側の誤動作が更に起こり難くなり、動作の信頼性を向上させることができる。
また、トランジスタM7のゲートは制御端子Cと電気的に接続されており、そこには、初期化信号が供給される。初期化信号は電源投入時などの初期化時にハイレベルとなり、スタートパルスSTVを転送する通常の動作時にはローレベルとなる。また、初期化信号は全ての単位回路Uc1〜Ucnに共通に供給される。初期化信号がハイレベル(VDD)になると、ノードβの電位はハイレベル(略VDD−Vth)となり、トランジスタM2がオン状態となる。これによって、出力信号Y1〜Ynの論理レベルを全てローレベルにすることができる。なお、初期化信号としてスタートパルスSTVを用い、初段を除いた単位回路Uc2〜UcnのトランジスタM7のゲートへ供給するという変形が可能であり、また、初期化時にクロック信号CK1とCK2のどちらか一方をハイレベルにすれば単位回路Uc1〜Ucnは1段おきに半数が初期化されるので、初期化されない半数の単位回路にのみトランジスタM7を設けるという変形も可能である。
<1−2−3:第3の態様>
図7に単位回路Udの回路図を示す。単位回路Udは、転送方向選択部14Aを備える点を除いて図2に示す単位回路Uaと同様に構成されている。転送方向選択部14Aは転送方向制御端子D及びEを備える。転送方向制御端子Eには転送方向指定信号が供給され、転送方向制御端子Dには反転転送方向指定信号が供給される。反転転送方向指定信号は、転送方向指定信号の論理レベルを反転したものである。転送方向指定信号及び反転転送方向指定信号は全ての単位回路Ud1〜Udnに共通して供給される。
図7に単位回路Udの回路図を示す。単位回路Udは、転送方向選択部14Aを備える点を除いて図2に示す単位回路Uaと同様に構成されている。転送方向選択部14Aは転送方向制御端子D及びEを備える。転送方向制御端子Eには転送方向指定信号が供給され、転送方向制御端子Dには反転転送方向指定信号が供給される。反転転送方向指定信号は、転送方向指定信号の論理レベルを反転したものである。転送方向指定信号及び反転転送方向指定信号は全ての単位回路Ud1〜Udnに共通して供給される。
転送方向選択部14Aはセット端子SとトランジスタM5のゲートとの間に設けられたトランジスタMA、リセット端子RとトランジスタM6のゲートの間に設けられたトランジスタMC、リセット端子RとトランジスタM5のゲートとの間に設けられたトランジスタMB、及びセット端子SとトランジスタM6のゲートとの間に設けられたトランジスタMDとを備える。
転送方向指定信号がハイレベル(VDD)のとき、トランジスタMA及びMCがオン状態となり、トランジスタMB及びMDがオフ状態となる。この場合、単位回路Udは図2に示す単位回路Uaと等価となるので、単位回路Udを用いたシフトレジスタはスタートパルスSVTを単位回路Ud1からUdnに向けて転送する。逆に、反転転送方向指定信号がハイレベル(VDD)になると、トランジスタMB及びMDがオン状態となり、トランジスタMA及びMCがオフ状態となる。この場合、後段の出力信号がセット端子Sを経由してトランジスタM5に供給され、前段の出力信号がリセット端子Rを経由してトランジスタM6に供給される。したがって、スタートパルスSVTの転送方向を逆転させることができる。この結果、出力信号Yn、Yn-1、…Y1の順にハイレベルの期間が遷移する。これによって、転送方向を切り替えることが可能となる。
<1−2−4:第4の態様>
図8に単位回路Ueの回路図を示し、図9に単位回路Ueを用いたシフトレジスタのタイミングチャートを示す。上述した単位回路UaはNチャネル型のトランジスタを用いて構成したが、単位回路UeはPチャネル型のトランジスタで構成される。すなわち、図2に示す単位回路Uaにおいて、NチャネルのトランジスタM1〜M6をPチャネルのトランジスタM1’〜M6’に置き換え、電源VDDと接地電位GNDとの関係を入れ替えたものである。また、スタートパルスSTV、第1クロック信号CK1及びCK2、並びに出力信号Y1〜Ynは、図3に示す各信号の電位を反転したものになる。シフトレジスタの動作は、Nチャネル型のトランジスタで構成した場合には、各トランジスタはハイレベルでアクティブになるのに対し、Pチャネル型のトランジスタで構成した場合はローレベルでアクティブになる点を除いて同様である。
図8に単位回路Ueの回路図を示し、図9に単位回路Ueを用いたシフトレジスタのタイミングチャートを示す。上述した単位回路UaはNチャネル型のトランジスタを用いて構成したが、単位回路UeはPチャネル型のトランジスタで構成される。すなわち、図2に示す単位回路Uaにおいて、NチャネルのトランジスタM1〜M6をPチャネルのトランジスタM1’〜M6’に置き換え、電源VDDと接地電位GNDとの関係を入れ替えたものである。また、スタートパルスSTV、第1クロック信号CK1及びCK2、並びに出力信号Y1〜Ynは、図3に示す各信号の電位を反転したものになる。シフトレジスタの動作は、Nチャネル型のトランジスタで構成した場合には、各トランジスタはハイレベルでアクティブになるのに対し、Pチャネル型のトランジスタで構成した場合はローレベルでアクティブになる点を除いて同様である。
<2.第2実施形態形態>
図10に第2実施形態に係るシフトレジスタ2の構成を示す。シフトレジスタ2は、n個の単位回路Uf(Uf1〜Ufn)を直列に接続して構成される。第1実施形態のシフトレジスタ1は、単位回路Uaに2個のクロック入力端子A及びBを設け、隣接する単位回路Uaでクロック入力端子A及びBに供給する第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とを逆転させた。これに対して、第2実施形態の単位回路Ufは、クロック入力端子Aのみを備える。そして、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2がn個の単位回路Uf1〜Ufnに交互に供給される。
図10に第2実施形態に係るシフトレジスタ2の構成を示す。シフトレジスタ2は、n個の単位回路Uf(Uf1〜Ufn)を直列に接続して構成される。第1実施形態のシフトレジスタ1は、単位回路Uaに2個のクロック入力端子A及びBを設け、隣接する単位回路Uaでクロック入力端子A及びBに供給する第1クロック信号CK1と第2クロック信号CK2とを逆転させた。これに対して、第2実施形態の単位回路Ufは、クロック入力端子Aのみを備える。そして、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2がn個の単位回路Uf1〜Ufnに交互に供給される。
図11に単位回路Ufの回路図を示す。単位回路Ufは、第2ゲート信号生成部13DにおいてトランジスタM3のゲートをVDDへ短絡してダイオード接続した点を除いて、図2に示す単位回路Uaと同様に構成されている。単位回路Ufは、トランジスタM3が常時オン状態となり、ノードβを常にハイレベル(VDD−Vth)にしようとする点で、単位回路Uaと相違する。単位回路Ufでは出力信号Yがハイレベルになった時は、トランジスタM4がオン状態となる。このとき、ノードβの電位はトランジスタM3とトランジスタM4の駆動能力の競合で定まる。この例では、トランジスタM3の駆動能力をトランジスタM4の駆動能力の1/4以下程度に設定してある。すなわち、トランジスタM3の駆動能力はトランジスタM4の駆動能力より小さい。このため、出力信号Yがハイレベルになった時にノードβはローレベルとなり、トランジスタM2がオフ状態となるので、トランジスタM1及びトランジスタM2を経由して異常電流が流れることは無い。
この回路構成によれば、トランジスタM3が常時オンしているので、出力信号Yがアクティブになった時だけノードβがローレベルとなるが、それ以外の期間はノードβは安定してハイレベルになるので、閾値電圧Vthが大幅に下がった場合でも誤動作しないという長所がある。なお、出力信号Yがハイレベルになった時に電源VDDからトランジスタM3及びトランジスタM4を経由して接地電位GNDに貫通電流が流れるが、トランジスタM3の駆動能力を極力小さくすることで実用上の問題は無い。
なお、本実施形態のシフトレジスタ2においても、上述した第1実施形態で説明した図5〜図8に示す単位回路Ub〜UeにおいてトランジスタM3又はM3’のゲートをVDDへ接続したものを単位回路Ufの替わりに用いてもよいことは勿論である。さらに、単位回路Ua〜Ufの構成要素を適宜組み合わせてもよいことは勿論である。
なお、本実施形態のシフトレジスタ2においても、上述した第1実施形態で説明した図5〜図8に示す単位回路Ub〜UeにおいてトランジスタM3又はM3’のゲートをVDDへ接続したものを単位回路Ufの替わりに用いてもよいことは勿論である。さらに、単位回路Ua〜Ufの構成要素を適宜組み合わせてもよいことは勿論である。
<3.第3実施形態>
次に、上述したシフトレジスタ1又は2を駆動回路に用いた電気光学装置について説明する。
図12は、本発明に係る電気光学装置500の電気的構成を示すブロック図である。この電気光学装置500は電気光学材料として液晶を用いる。電気光学装置500は、主要部として液晶パネルAAを備える。液晶パネルAAは、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する)を形成した素子基板と対向基板とを互いに電極形成面を対向させて、かつ、一定の間隙を保って貼付し、この間隙に液晶が挟持されている。
次に、上述したシフトレジスタ1又は2を駆動回路に用いた電気光学装置について説明する。
図12は、本発明に係る電気光学装置500の電気的構成を示すブロック図である。この電気光学装置500は電気光学材料として液晶を用いる。電気光学装置500は、主要部として液晶パネルAAを備える。液晶パネルAAは、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する)を形成した素子基板と対向基板とを互いに電極形成面を対向させて、かつ、一定の間隙を保って貼付し、この間隙に液晶が挟持されている。
また、電気光学装置500は、液晶パネルAA、タイミング発生回路300および画像処理回路400を備える。液晶パネルAAは、その素子基板上に画像表示領域A、走査線駆動回路100、データ線駆動回路200、サンプリング回路240および画像信号供給線Lを備える。この電気光学装置500に供給される入力画像データDは、例えば、3ビットパラレルの形式である。タイミング発生回路300は、入力画像データDに同期して第1Yクロック信号YCK1、第2Yクロック信号YCK2、第1Xクロック信号XCK1、第2Xクロック信号XCK2、Y転送開始パルスDY、及びX転送開始パルスDXを生成して、走査線駆動回路100およびデータ線駆動回路200に供給する。また、タイミング発生回路300は、画像処理回路400を制御する各種のタイミング信号を生成し、これを出力する。Y転送開始パルスDYは走査線52の選択開始を指示するパルスであり、一方、X転送開始パルスDXはデータ線53の選択開始を指示するパルスである。
次に、画像処理回路400は、入力画像データDに、液晶パネルの光透過特性を考慮したガンマ補正等を施した後、RGB各色の画像データをD/A変換して、画像信号VIDを生成して液晶パネルAAに供給する。
次に、画像表示領域Aには、図12に示されるように、m(mは2以上の自然数)本の走査線52が、X方向に沿って平行に配列して形成される一方、n(nは2以上の自然数)本のデータ線53が、Y方向に沿って平行に配列して形成されている。そして、走査線52とデータ線53との交差付近においては、TFT50のゲートが走査線52に接続される一方、TFT50のソースがデータ線53に接続されるとともに、TFT50のドレインが画素電極56に接続される。そして、各画素は、画素電極56と、対向基板に形成される対向電極と、これら両電極間に挟持された液晶とによって構成される。この結果、走査線52とデータ線53との各交差に対応して、画素はマトリクス状に配列されることとなる。
次に、画像表示領域Aには、図12に示されるように、m(mは2以上の自然数)本の走査線52が、X方向に沿って平行に配列して形成される一方、n(nは2以上の自然数)本のデータ線53が、Y方向に沿って平行に配列して形成されている。そして、走査線52とデータ線53との交差付近においては、TFT50のゲートが走査線52に接続される一方、TFT50のソースがデータ線53に接続されるとともに、TFT50のドレインが画素電極56に接続される。そして、各画素は、画素電極56と、対向基板に形成される対向電極と、これら両電極間に挟持された液晶とによって構成される。この結果、走査線52とデータ線53との各交差に対応して、画素はマトリクス状に配列されることとなる。
また、TFT50のゲートが接続される各走査線52には、走査信号G1、G2、…、Gmが、パルス的に線順次で印加されるようになっている。このため、ある走査線52に走査信号が供給されると、当該走査線に接続されるTFT50がオンするので、データ線53から所定のタイミングで供給される画像信号X1、X2、…、Xnは、対応する画素に順番に書き込まれた後、所定の期間保持されることとなる。
以上の構成において、走査線駆動回路100及びデータ線駆動回路200に上述した第1及び第2実施形態で説明したシフトレジスタ1又は2を用いることができる。走査線駆動回路100に適用する場合には、第1Yクロック信号YCK1及び第2Yクロック信号YCK2を第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2として用い、Y転送開始パルスDYをスタートパルスSTVとして用いればよい。また、データ線駆動回路200に適用する場合には、第1Xクロック信号XCK1及び第2Xクロック信号XCK2を第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2として用い、X転送開始パルスDXをスタートパルスSTVとして用いればよい。
なお、上述した電気光学装置500は、電気光学物質に液晶を用いた液晶表示装置であり、この液晶表示装置は、透過型、反射型または半透過半反射型のいずれにも適用可能である。また、アクティブ・マトリクス方式のみならす、パッシブ・マトリクス方式にても適用可能である。さらには、電気光学装置としては、有機EL装置や、蛍光表示管、プラズマ・ディスプレイ・パネル、ディジタルミラーデバイスなど種々のものに適用可能である。
<4.電子機器>
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を用いた電子機器のいくつかについて説明する。
図13に、電気光学装置500を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ1000は、表示ユニットとしての電気光学装置500と本体部1010を備える。本体部1010には、電源スイッチ1001及びキーボード1002が設けられている。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を用いた電子機器のいくつかについて説明する。
図13に、電気光学装置500を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ1000は、表示ユニットとしての電気光学装置500と本体部1010を備える。本体部1010には、電源スイッチ1001及びキーボード1002が設けられている。
図14に電子光学装置500を用いたプロジェクタの構成を示す。この図に示されるように、プロジェクタ2000内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2002が設けられている。このランプユニット2002から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2006および2枚のダイクロイックミラー2008によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100Gおよび100Bにそれぞれ導かれる。ここで、ライトバルブ100R、100G及び100Bは、上述した実施形態に係る電気光学装置500、即ち、透過型の液晶表示装置と基本的には同様である。即ち、ライトバルブ100R、100G、100Bは、それぞれRGBの各原色画像を生成する光変調器として機能するものである。また、Bの光は、他のRやGの光と比較すると、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2022、リレーレンズ2023および出射レンズ2024からなるリレーレンズ系2021を介して導かれる。ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2012に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム2012において、R及びBの光は90度に屈折する一方、Gの光は直進する。これにより、各原色画像の合成したカラー画像が、投射レンズ2014を介して、スクリーン2020に投射されることになる。
図15に電気光学装置500を用いたビデオカメラの構成を示す。この図に示されるように、ビデオカメラ3000の本体には、モニタ510として用いられる電気光学装置500のほか、光学系3012などが設けられる。ここで、電気光学装置500は、軸3024を中心にして、ヒンジ3016に対し回動自在に取り付けられ、さらに、ヒンジ3016は、軸3022を中心にして、本体3010に対し開閉する構造となっている。
このため、電気光学装置500は、図に示される態様と、撮影者が図の奥側に位置してファインダで用いる態様とでは、表示画像の上下左右が反転した関係にさせる必要がある。このような場合には、図7に示す単位回路Udを用いたシフトレジスタ1(2)を駆動回路に採用して、走査線駆動回路100による垂直走査方向、及び、データ線駆動回路200による水平走査方向をそれぞれ互いに逆向きとすれば、表示画像の上下左右を反転させることができる。
図15に電気光学装置500を用いたビデオカメラの構成を示す。この図に示されるように、ビデオカメラ3000の本体には、モニタ510として用いられる電気光学装置500のほか、光学系3012などが設けられる。ここで、電気光学装置500は、軸3024を中心にして、ヒンジ3016に対し回動自在に取り付けられ、さらに、ヒンジ3016は、軸3022を中心にして、本体3010に対し開閉する構造となっている。
このため、電気光学装置500は、図に示される態様と、撮影者が図の奥側に位置してファインダで用いる態様とでは、表示画像の上下左右が反転した関係にさせる必要がある。このような場合には、図7に示す単位回路Udを用いたシフトレジスタ1(2)を駆動回路に採用して、走査線駆動回路100による垂直走査方向、及び、データ線駆動回路200による水平走査方向をそれぞれ互いに逆向きとすれば、表示画像の上下左右を反転させることができる。
なお、電気光学装置500が適用される電子機器としては、図13から図15に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
1,2…シフトレジスタ、CK1…第1クロック信号、CK2…第2クロック信号、Ua〜Uf…単位回路、Y1〜Yn…出力信号、STV…スタートパルス、11A…出力部、12A,12B…第1ゲート信号生成部、13A,13B,13C,13D…第2ゲート信号生成部、14A…転送方向選択部、D,E…転送方向制御端子、M1〜M7…トランジスタ、100…走査線駆動回路、200…データ線駆動回路、500…電気光学装置。
Claims (13)
- 第1電位でアクティブとなり第2電位で非アクティブとなる入力信号を、第1クロック信号及び第2クロック信号に従って順次転送して複数の出力信号を出力するシフトレジスタであって、
前記第1電位と前記第2電位とが電源として給電され、直列に接続された複数の単位回路を備え、
前記複数の単位回路の各々は、
前記出力信号を取り出す第1ノードと、第1の電極に前記第1クロック信号又は前記第2クロック信号の一方が供給され、第2の電極に前記第1ノードが電気的に接続された第1トランジスタと、第1の電極が前記第1ノードと電気的に接続され、第2の電極に前記第2電位が供給され、前記第1トランジスタと導電型が同一である第2トランジスタとを有する出力部と、
前段の前記単位回路の出力信号と後段の前記単位回路の出力信号とに基づいて、第1ゲート信号を生成して前記第1トランジスタのゲート電極に供給する第1ゲート信号生成部と、
第2ゲート信号を生成して、前記第2トランジスタのゲート電極に前記第2ゲート信号を供給し、自段の前記単位回路の前記出力信号に基づいて、当該出力信号のレベルが前記第1電位となる期間に前記第2トランジスタをオフ状態とするように前記第2ゲート信号のレベルを制御し、当該出力信号のレベルが前記第2電位となる期間に前記第2トランジスタをオン状態とするように前記第2ゲート信号のレベルを制御する第2ゲート信号生成部と、
を備えるシフトレジスタ。 - 前記第2ゲート信号生成部は、
前記第2ゲート信号を取り出す第2ノードと、
第1の電極に前記第1電位が供給され、第2の電極に前記第2ノードが電気的に接続され、前記第2トランジスタがオン状態となる方向に、前記第2ノードを所定の周期で又は常に充電する第3トランジスタと、
第1の電極に前記第2ノードが電気的に接続され、第2の電極に前記第2電位が供給される第4トランジスタとを備え、
自段の前記単位回路の出力信号を前記第4トランジスタのゲート電極にフィードバックする経路を備え、
前記第1乃至第4トランジスタの導電型が同一である、
請求項1に記載のシフトレジスタ。 - 前記第3トランジスタのゲート電極には、前記第1クロック信号又は前記第2クロック信号の他方が供給され、前記第3トランジスタは前記他方のクロック信号の周期を前記所定の周期として、前記第2ノードを充電する請求項2に記載のシフトレジスタ。
- 前記第3トランジスタのゲート電極には前記第1電位が供給され、前記第3トランジスタは常にオン状態となって前記第2ノードを充電し、
前記第3トランジスタの駆動能力は前記第4トランジスタの駆動能力より小さい、
請求項2に記載のシフトレジスタ。 - 前記第2ゲート信号生成部は、前記第3トランジスタと並列に設けられ、前記第3トランジスタと導電型が同一である所定のトランジスタを備え、
前記所定のトランジスタのゲート電極には当該シフトレジスタの前記複数の出力信号を強制的に非アクティブとする初期化時に前記第1電位となる初期化信号が供給される請求項2に記載のシフトレジスタ。 - 前記第1乃至第4トランジスタのうち少なくとも1つのトランジスタは、デュアルゲート型のトランジスタである請求項2乃至5のうちいずれか1項に記載のシフトレジスタ。
- 前記第2ゲート信号生成部は、前記第2ノードの電位を保持する保持容量素子を備える請求項2乃至6のうちいずれか1項に記載のシフトレジスタ。
- 前記出力部は、前記第1ノードと前記第1トランジスタのゲート電極との間に設けられた結合容量素子を備え、
前記第1ゲート信号生成部は、
前記第1ゲート信号を取り出す第3ノードと、第1入力端子と、第2入力端子と、
ゲート電極及び第1の電極が前記第1入力端子と電気的に接続され、第2の電極が前記第3ノードと電気的に接続される第5トランジスタと、
第1の電極が前記第3ノードと電気的に接続され、前記第2の電極に前記第2電位が供給され、ゲート電極が前記第2入力端子と電気的に接続される第6トランジスタとを備え、
前記第1乃至第6トランジスタの導電型は同一であり、
前記第1入力端子には前段の前記単位回路の前記出力信号が供給され、
前記第2入力端子には後段の前記単位回路の前記出力信号が供給される、
請求項2乃至7のうちいずれか1項に記載のシフトレジスタ。 - 前記第1入力端子に前段の前記単位回路の前記出力信号を供給し、前記第2入力端子に後段の前記単位回路の前記出力信号を供給する替わりに、
前記入力信号を初段から終段に向けて転送する場合には、前段の前記単位回路の前記出力信号を前記第1入力端子に供給すると共に、後段の前記単位回路の前記出力信号を前記第2入力端子に供給し、前記入力信号を終段から初段に向けて転送する場合には、後段の前記単位回路の前記出力信号を前記第1入力端子に供給すると共に、前段の前記単位回路の前記出力信号を前記第2入力端子に供給する選択部を備える、
請求項8に記載のシフトレジスタ。 - 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子とを備えた電気光学装置に用いられる走査線駆動回路であって、
請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載のシフトレジスタを備え、
前記シフトレジスタを用いて前記入力信号を転送して生成した前記複数の出力信号に基づいて、前記複数の走査線を排他的に順次選択する複数の走査信号を生成する、
走査線駆動回路。 - 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子とを備えた電気光学装置に用いられるデータ線駆動回路であって、
請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載のシフトレジスタを備え、
前記シフトレジスタを用いて前記入力信号を転送して生成した前記複数の出力信号に基づいて、前記複数のデータ線を排他的に順次選択する複数のデータ線選択信号を生成する、
データ線駆動回路。 - 複数の走査線と、
複数のデータ線と、
前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた電気光学素子と、
請求項10に記載の走査線駆動回路又は請求項11に記載のデータ線駆動回路と、
を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項12に記載の電気光学装置を備えた電子機器。
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