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JP2008132573A - Cmpコンディショナ - Google Patents

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直樹 力田
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Abstract

【課題】砥粒の欠けや切れ味の鈍化を招くことなく、スラリーへの金属の溶出を抑えることが可能なCMPコンディショナを提供する。
【解決手段】CMP装置の研磨パッドと対向して接触するコンディショナ本体1のコンディショニング面2に、砥粒3が分散されて固着された砥粒層5が形成されてなるCMPコンディショナであって、コンディショナ本体1がセラミックス製であるとともに、砥粒層5において砥粒3を保持して固着する結合相4が低温焼結セラミックスにより形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等の研磨を行うCMP(化学機械的研磨)装置の研磨パッドのコンディショニングに用いられるCMPコンディショナに関するものである。
この種のCMPコンディショナにおいては、砥粒をNi等の金属めっき結合相によりステンレス等の台金に固着したものが種々提案されているが、CMP装置においては腐食性の高い強酸性、強アルカリ性のスラリーが用いられたときには、結合相の金属が溶出してしまい、研磨される半導体ウェハがこのスラリーへの金属の溶出を嫌うことから、例えば特許文献1、2に記載されているように、結合相をセラミックスとしたものが提案されている。
特許第527448号公報 特開2005−288685号公報
ところが、これら特許文献1、2に記載のCMPコンディショナでは、セラミックスよりなる上記結合相を焼結して砥粒を固着する際に1200℃もの高温で焼結されるため、例えば砥粒がダイヤモンド超砥粒である場合には、そのままでは砥粒表面が熱により炭化して黒色化してしまうとともに欠け等が生じ易くなってしまう。その一方で、このような熱による炭化を防ぐため、例えば同特許文献1、2に記載のようにダイヤモンド超砥粒の表面にコーティングを施すと、この超砥粒による研磨パッドの切れ味が鈍化して、パッド研磨レートが損なわれる結果となる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、砥粒の欠けや切れ味の鈍化を招くことなく、スラリーへの金属の溶出を抑えることが可能なCMPコンディショナを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、CMP装置の研磨パッドと対向して接触するコンディショナ本体のコンディショニング面に、砥粒が分散されて固着された砥粒層が形成されてなるCMPコンディショナであって、上記コンディショナ本体がセラミックス製であるとともに、上記砥粒層において上記砥粒を保持して固着する結合相が低温焼結セラミックス(LTCC)により形成されていることを特徴とするものである。
このようなCMPコンディショナにおいて砥粒を保持する結合相を形成する低温焼結セラミックスは、例えば半導体基板を形成するものとして知られており、1000℃以下の比較的低温で焼結することが可能である。従って、砥粒が例えばダイヤモンド超砥粒であっても、表面にコーティングを施したりせずとも、焼結によって炭化して欠けを生じたりするのを防ぐことができる。そして、このような結合相により砥粒を保持した砥粒層が、同じセラミックス製のコンディショナ本体におけるコンディショニング面に形成されているので、上記構成のCMPコンディショナによれば、強酸性や強アルカリ性のスラリーに対しての金属の溶出を極めて少なく抑えることができる。
ここで、上記コンディショナ本体を形成するセラミックスとしては、予め焼結させられたセラミックス基盤を用いてもよいが、結合相と同じく低温焼結セラミックスにより形成すれば、結合相と一体に焼結することができる。なお、このような結合相やコンディショナ本体を形成し得る低温焼結セラミックスとしては、例えばMgO−SiO系セラミックスが挙げられる。また、焼結は放電プラズマ焼結(SPS)によるのが望ましい。ただし、このようなセラミックス製のコンディショナ本体に、当該CMPコンディショナをCMP装置に取り付けるためのネジ孔等を形成するのは困難であるので、コンディショナ本体の上記コンディショニング面以外の部分は、樹脂製のシャーシによって保持されるのが望ましい。
このように、本発明のCMPコンディショナによれば、砥粒の欠けや切り味の鈍化を招くことなくスラリーへの金属の溶出を確実に防ぐことができ、これによりCMP装置において溶出金属による汚染や欠けた砥粒によるスクラッチなどの欠陥を生じることなく、研磨パッドを確実にコンディショニングして半導体ウェハ等を効率的に研磨することが可能となる。
図1は、本発明のCMPコンディショナの一実施形態を示す断面図である。本実施形態のCMPコンディショナは、概略円板状をなすコンディショナ本体1の一方の円板面がCMP装置の研磨パッドと対向して接触するコンディショニング面2とされ、このコンディショニング面2に、砥粒3を結合相4に分散して固着した砥粒層5が形成されている。また、コンディショナ本体1の他方の円形面から、この他方の円形面に交差するコンディショナ本体1の周面のコンディショニング面2とは反対側の部分は、当該部分に嵌合する凹所が形成された樹脂製のシャーシ6に接着されて保持されている。
本実施形態では、上記砥粒3はダイヤモンド超砥粒とされ、平均粒径の略揃ったものがコンディショニング面2上に格子状などに概ね規則正しく配列されている。また、製造時の加圧調整により、砥粒3はこの結合相4から突出させられている。
そして、上記結合相4は低温焼結セラミックスにより形成されていて、本実施形態ではMgO−SiO系セラミックスにより形成されており、また上記コンディショナ本体1もMgO−SiO系もしくはSiC系等のセラミックス製とされている。
このようなCMPコンディショナは、例えば予め焼結されて形成されたセラミックス製の円板状基盤の一方の円形面に、低温焼結セラミックス原料を介して砥粒3を分散配置し、これを1000℃以下の温度で焼結することにより製造される。なお、この焼結は、被焼結物をカーボン製のダイとパンチで構成された型に収容して加圧しながら直流パレス電流を印加することにより放電プラズマを発生させて焼結する、放電プラズマ焼結によるのが望ましい。
図2は、このようにして本実施形態のCMPコンディショナを製造する場合の、上記被焼結物としてのコンディショナ素材の一例を示すものである。この例の素材では、上述のように予め焼結されたMgO−SiO系もしくはSiC系等のセラミックス製基盤11のコンディショニング面2となる一面に、上記組成の原料から1mm以下の厚さのシート状(あるいは箔状)に成形された低温焼結セラミックス原料12が載置され、その上にダイヤモンド超砥粒等の上記砥粒3がのり剤13などによって貼着されており、さらにその上には離型剤14としてアルミナまたはSiCパウダー、もしくはこれらを造粒したシートが被せられている。
このような素材を用意するには、例えばまずセラミックス製基盤11の上記一面に応じて裁断された上記シート状の低温焼結セラミックス原料12の一面に液状の上記のり剤13を噴霧し、次いでこの一面の上に、砥粒3の平均粒径に応じた目開き量を有する網体(メッシュ)を載せてから砥粒3を分散させて、この網体の目を通過した砥粒3をのり剤13により接着し、余分な砥粒3を掃き取るなどして除去した後に網体を外す。従って、このように網体の目を通って固着した砥粒3は、この網目に沿って格子状等に規則正しく配列されるので、こうして砥粒3が接着させられたシート状の低温焼結セラミックス原料12をセラミックス製基盤11の上記一面に載せ、さらに上記離型剤14を載せることで図2に示したようなコンディショナ素材を得ることができる。
このような素材を、例えば上述のような放電プラズマ焼結を行う放電プラズマ焼結装置の上記型にセットして加圧しながらプラズマ放電によって加熱すると、砥粒3が低温焼結セラミックス原料12に食い込み、さらにこの低温焼結セラミックス原料12が焼結して該砥粒3を固着しながらセラミックス製基盤11と一体化し、これにより上記コンディショニング面2に砥粒3が単層で固着された砥粒層5を有する上記コンディショナ本体1を得ることができるので、これにシャーシ6を接着することにより本実施形態のCMPコンディショナを製造することができる。
そして、このような構成のCMPコンディショナでは、砥粒層5において砥粒3を固着して保持する結合剤4が、上述のように低温焼結セラミックス原料12を焼結することにより形成されているので、その焼結温度を1000℃以下と低く抑えることができる。例えば、上記実施形態においてコンディショニング面2の直径が30mm、砥粒3がダイヤモンド超砥粒であってその平均粒径が280μm、シート状の低温焼結セラミックス原料12が上記組成のMgO−SiO系セラミックスであってその厚さが約0.4mmの場合に、放電プラズマ焼結によって焼結するときには、上記素材をまず常温下で20kNの圧力で1分加圧した後、650℃まで5分かけて昇温し、次いで750℃まで1分かけて昇温し、さらに800℃まで同じく1分かけて昇温した後、800℃で1分保持し、しかる後300℃まで10分かけて冷却して、その後型から取り出して自然放冷することで、上述のようなコンディショナ本体1を得ることができる。
また、砥粒3や低温焼結セラミックス原料12が上記と同じで、コンディショニング面2の直径が98mmの場合に放電プラズマ焼結によって焼結するときには、上記と同様に素材を常温下で20kNの圧力で1分加圧した後に、まず150℃まで4分かけて昇温し、次いで700℃まで5分、800℃まで2分、さらに850℃まで同じく2分かけて順次昇温した後、850℃で1分保持し、しかる後300℃まで100分かけて冷却して、その後型から取り出して自然放冷すればよい。
このように製造された上記構成のCMPコンディショナでは、まずコンディショナ本体1が砥粒層5の結合相4を含めてセラミックスにより形成されているので、金属めっき相を結合相としていたCMPコンディショナにおけるFe、Co、Ni、Cu、Zu等の金属の溶出が皆無あるいは1ppm以下と極めて少なく、またCMP装置において強酸性や強アルカリ性のスラリーを用いたとしても、コンディショナ本体1が腐食して例えば砥粒3が脱落したりすることもない。しかも、このようにコンディショナ本体1がセラミックスにより形成されていても、樹脂製のシャーシ6により保持されているので、ネジ孔等のCMP装置への取付部はこのシャーシ6に形成すればよく、コンディショナ本体1への加工は不要とすることができる。
そして、さらに上記CMPコンディショナでは、上記結合相4がMgO−SiO系セラミックス等の低温焼結セラミックス原料12を焼結して形成されていて、焼結の際の温度が1000℃以上となることがないので、砥粒3がダイヤモンド超砥粒であっても炭化して黒色化することがなく、これを防ぐために砥粒3の表面にコーティングを施したりする必要もなく、このため砥粒3に欠けが生じたり、コーティングによって砥粒3の切れ味が損なわれて研磨パッドの研磨レートが低下したりするのを防ぐことができる。従って、上記構成のCMPコンディショナによれば、CMP装置において溶出金属によるウェハの汚染や欠けた砥粒によるスクラッチなどが生じるのを防ぎつつも、研磨パッドを切れ味よく確実にコンディショニングすることができ、これに伴い半導体ウェハ等の効率的な研磨を図ることが可能となる。
また、このようなCMPコンディショナを製造するのに際して、上述の製造方法では、上記一例のコンディショナ素材の低温焼結セラミックス原料12を放電プラズマ焼結によって焼結しており、このような放電プラズマ焼結によれば、上述したように比較的短時間で被焼結物であるコンディショナ素材を加熱して昇温させることができるとともに、より低温での焼結も可能であり、砥粒3への損傷をさらに確実に防止することができる。そして、このように放電プラズマ焼結によって焼結させられた結合相4は、例えば一般的な電気炉によって加熱されて焼結させられたものに比べて、ポア(気孔)が少なくて緻密であり、しかもフィラーのAl粒子も十分に溶融していて球体のまま残されることが少なく、砥粒3を確実に保持することが可能であった。
なお、このようなCMPコンディショナのコンディショナ本体1を製造する場合の上記コンディショナ素材の一例では、上述のように予め焼結されたセラミックス製基盤11の一面にシート状の低温焼結セラミックス原料12を載置して、その上に上記網体によりダイヤモンド超砥粒等の砥粒3を規則正しく配列するとともにのり剤13によって貼着しているが、例えば図3に示すコンディショナ素材の他の一例のように、予め焼結したセラミックス製基盤11の一面に応じて裁断したシート状の低温焼結セラミックス原料12に、砥粒3の平均粒径と略同等あるいはこれより僅かに小さい孔12aを規則正しく所定の間隔で格子状等に多数開けておき、その上からダイヤモンド超砥粒等の砥粒3を分散して孔12aに保持し、孔12aに入らなかった余分な砥粒3を除去した後にこの低温焼結セラミックス原料12を砥粒3ごと基盤11の上記一面に載せて、さらにその上から離型剤14としてのアルミナシートを載せた構成としてもよい。
このような素材を、望ましくは放電プラズマ焼結により焼結してなるCMPコンディショナでも、上述した実施形態と同様の構成となるため、上記と同様の効果を得ることができる。なお、この場合の焼結条件も、上述したコンディショナ素材の一例を用いた場合と同様となる。
また、これらの例のように、予め焼結されたセラミックス製基盤11に低温焼結セラミックス原料12を配置して低温焼結することにより砥粒層5と一体化したコンディショナ本体1を得るのに代えて、図4に示すその他の例のコンディショナ素材のように、セラミックス原料素材15を例えば粉末のまま、望ましくは放電プラズマ焼結装置の型に離型剤16としてセラミックスコート剤を配した上に敷き詰めて、さらにその上に、上記一例でセラミックス製基盤11の一面に載置したのと同じシート状の低温焼結セラミックス原料12の上に砥粒3を貼着したものや、あるいは上記他の一例と同じシート状の低温焼結セラミックス原料12に孔12aを開けて砥粒3を保持したものを載置して、その上に離型剤14としてアルミナシートを配置して低温焼結を行うようにしてもよい。
そして、このようにセラミックスの原料素材15上に低温焼結セラミックス原料12を載置して焼結する場合には、この原料素材15も同じ低温焼結セラミックスの原料素材とするのが望ましく、これにより砥粒層5の結合相4も含めたコンディショナ本体1全体を一度の低温焼結で形成することが可能となって効率的であるとともに、結合相4の低温焼結セラミックス原料12が原料素材15と一体焼結されるので、砥粒層5における砥粒3の保持力が高いCMPコンディショナを得ることができる。これは、特に原料素材15が低温焼結セラミックス原料12と同じ組成の例えばMgO−SiO系セラミックスである場合に、一層効果的である。
さらに、これらその他の例のコンディショナ素材のように低温焼結セラミックスの原料素材15を型に敷き詰めて焼結することによりコンディショナ本体1全体を一体成形する場合には、図5に示すさらに他の一例のように、この型に敷き詰められる被焼結物としての素材として、離型剤16上に敷き詰められたこの原料素材15の上に直接ダイヤモンド超砥粒等の砥粒3を規則正しく配列し、その上に離型剤14としてアルミナシートを配置して低温焼結を行うようにしてもよい。この場合には、砥粒層5において砥粒3を固着する結合相4から連続してコンディショナ本体1全体が低温焼結セラミックスにより一体焼結されて形成されることになるので、砥粒3の保持力の一層の向上を図ることが可能となる。
なお、これら図4および図5に示したコンディショナ素材のように粉末状の原料素材15を型に敷き詰めて結合相4と一体に低温焼結する場合において、砥粒3や低温焼結セラミックス原料12が上記一例と同じで、粉末状の原料素材15もこの低温セラミックス原料12と同じ組成であるときに、コンディショニング面2の直径が30mmのコンディショナ本体1を放電プラズマ焼結によって焼結するには、上記一例の場合と同様に素材を常温下で20kNの圧力で1分加圧し、次いで650℃まで5分、750℃まで1分、800℃まで1分かけて順次昇温した後、上記一例とは異なって原料素材15部分を含めたコンディショナ本体1全体を焼結するために800℃で5分保持し、その後は再び上記一例と同様に300℃まで10分かけて冷却して型から取り出し、自然放冷すればよい。
本発明のCMPコンディショナの一実施形態を示す断面図である。 図1に示す実施形態のCMPコンディショナを製造する際に低温焼結させられるコンディショナ素材の一例を示す断面図である。 図1に示す実施形態のCMPコンディショナを製造する際に低温焼結させられるコンディショナ素材の他の一例を示す断面図である。 図1に示す実施形態のCMPコンディショナを製造する際に低温焼結させられるコンディショナ素材のその他の一例を示す断面図である。 図1に示す実施形態のCMPコンディショナを製造する際に低温焼結させられるコンディショナ素材のさらに他の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 コンディショナ本体
2 コンディショニング面
3 砥粒
4 結合相
5 砥粒層
6 シャーシ
11 セラミックス製基盤
12 シート状の低温焼結セラミックス原料
13 のり剤
15 セラミックス原料素材
14,16 離型剤

Claims (4)

  1. CMP装置の研磨パッドと対向して接触するコンディショナ本体のコンディショニング面に、砥粒が分散されて固着された砥粒層が形成されてなるCMPコンディショナであって、上記コンディショナ本体がセラミックス製であるとともに、上記砥粒層において上記砥粒を保持して固着する結合相が低温焼結セラミックスにより形成されていることを特徴とするCMPコンディショナ。
  2. 上記コンディショナ本体が低温焼結セラミックスにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のCMPコンディショナ。
  3. 上記低温焼結セラミックスが、MgO−SiO系セラミックスであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のCMPコンディショナ。
  4. 上記コンディショナ本体の上記コンディショニング面以外の部分が、樹脂製のシャーシによって保持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のCMPコンディショナ。
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