JP2008123501A - 車両用情報記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 供給される電力量が限られている場合でも、記録すべき情報を確実に記録媒体に記録することができる車両用情報記録装置を提供する。
【解決手段】 カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したときは、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32にフレーム単位で記憶された画像情報の部分のうち、予め定める一部分がCFカード3に記録可能となるように、前記第1記録処理とは異なる第2記録処理が、CPU11によって実行される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に関する車両情報、たとえば車両に設けられるカメラで撮像された画像情報を記憶し、たとえば車両の状態に基づいて車両情報を記録媒体に記録する車両用情報記録装置に関する。
従来の技術の車両用情報記録装置として、車両に設けられるカメラで撮像された画像情報を巡回的に記憶しておき、車両が事故に遭遇した場合には、それをトリガとして、記憶された複数の画像情報を記録媒体に記録する装置がある。このような装置では、複数の画像情報を切れ目なく(エンドレスで)記憶するため、事故直前の画像情報も記録媒体に記録することができる(たとえば、特許文献1参照)。
従来の技術の車両用情報記録装置では、車両用電源から電力が供給されているが、車両が事故に遭遇し、その事故の衝撃によって、車両用情報記録装置に車両用電源から電力が供給されなくなると、内部のメモリに記憶された情報、たとえばカメラで撮像されて一時記憶された画像情報を記録媒体に記録することができなくなる。
また車両用電源から電力が供給されなくなったときに、予め蓄えた電力を供給するバックアップ用電源が、たとえば車両用情報記録装置に備えられている場合でも、そのバックアップ用電源から供給される電力量は限られているので、バックアップ用電源からの電力によって内部のメモリに記憶された情報を記録媒体に記録させることができる時間は限られる。したがって記録すべき情報、たとえば事故直前にカメラで撮像された画像情報を記録媒体に記録できない場合がある。車両用電源から電力が供給されなくなるような大きな事故に遭遇したときにこそ、内部のメモリに記憶された情報を記録媒体に記録する必要がある。
本発明の目的は、供給される電力量が限られている場合でも、記録すべき情報を確実に記録媒体に記録することができる車両用情報記録装置を提供することである。
本発明(1)に従えば、第1のメモリは、車両に関する情報を巡回的に記録する。記録制御手段は、所定の条件に基づいて第1のメモリに記録された車両に関する所定範囲の情報を第2のメモリに記録する。記録制御手段は、主電源手段から電力が供給される。補助電源手段は、主電源手段から記録制御手段への電力供給のバックアップを行う。記録制御手段は、補助電源手段からの電力の供給がなされた場合に、第1のメモリに記録された前記所定範囲の情報のうちの一部を第2のメモリに記録する。
本発明(1)によれば、主電源手段から電力が供給される記録制御手段が、補助電源手段からの電力の供給がなされた場合に、第1のメモリに記録された所定範囲の情報のうちの一部が、第2のメモリに記録されるように構成される。これによって、たとえば車両が事故に遭遇し、その事故の衝撃によって、主電源手段から電力が供給されなくなった場合でも、記録制御手段は、補助電源手段から供給される電力を用いて、第1のメモリに記録された所定範囲の情報のうちの一部を第2のメモリに確実に記録することができる。
以下に、本発明を実施するための複数の形態について説明する。以下の説明において、先行する形態で説明している事項に対応する部分については同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の各形態同士を部分的に組合せることも可能である。以下に説明する各実施の形態の車両用情報記録装置(以下「ドライブレコーダ」という場合がある)は、たとえばバッテリ電圧が12ボルトの乗用車に好適に搭載される。
図1は、本発明の実施の一形態であるドライブレコーダ1の電気的構成を示すブロック図である。図2は、車両2へのカメラ取付け位置を説明するための図である。ドライブレコーダ1は、車両2に設けられる撮像装置であるカメラから与えられる画像情報を記憶するとともに、予め定める条件が成立した場合に、画像情報および音声情報などを、記録媒体、具体的には不揮発性メモリであるコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(以下「CFカード」という場合がある)3に記録するように構成されている。CFカード3は、通電しなくても記憶が消えないフラッシュメモリと、外部との入出力を受け持つコントローラ回路とが電気的に接続されたものである。
ドライブレコーダ1は、ドライブレコーダ本体5、撮像装置であるカメラ6、車室内の音声情報を取得するマイクロフォン(以下「マイク」という)7および警告情報を発するブザー8を有する。カメラ6およびマイク7は、ドライブレコーダ本体5に電気的に接続されて別体に設けられ、ブザー8はドライブレコーダ本体5に一体に設けられる。当該車両2には少なくとも一台のカメラ6が設けられる。
カメラ6は、CCD(Charge Coupled Device)カメラによって実現される。このカメ
ラ6は、図2の矢符D1で表記する車両2の前方方向を撮影するために、たとえばルームミラー裏のフロントガラス2aに、図示外のブラケットを介して貼り付けられる。つまりこのカメラ6は車両前方に向けて固定される。ドライブレコーダ1では、オプションとして、当該車両2に二台目または三台目のカメラ6を設けることが可能であり、具体的には車室内の撮影用カメラ6A、または車両後方の撮影用カメラ6Bを設けることも可能である。ドライブレコーダ本体5には、これらのカメラ6で撮像するための撮影スイッチ9が電気的に接続されて別体に設けられる場合もある。
ラ6は、図2の矢符D1で表記する車両2の前方方向を撮影するために、たとえばルームミラー裏のフロントガラス2aに、図示外のブラケットを介して貼り付けられる。つまりこのカメラ6は車両前方に向けて固定される。ドライブレコーダ1では、オプションとして、当該車両2に二台目または三台目のカメラ6を設けることが可能であり、具体的には車室内の撮影用カメラ6A、または車両後方の撮影用カメラ6Bを設けることも可能である。ドライブレコーダ本体5には、これらのカメラ6で撮像するための撮影スイッチ9が電気的に接続されて別体に設けられる場合もある。
ドライブレコーダ本体5には、CFカード3を挿抜可能な挿入口が形成されている。挿入口に挿抜可能な記録媒体は、前述のCFカード3に限らず、たとえばSD(Secure Digital)メモリカード、メモリースティックおよびスマートメディアであってもよい。
ドライブレコーダ本体5は、CPU(Central Processing Unit)11、フラッシュR
OM(Flash Read Only Memory;略称:F−ROM)12、記憶手段としてのRAM( Random Access Memory)13、CFカードインターフェース(略称:CFカードIF)14、JPEG IC(JPEG:Joint Photographic coding Experts Group、IC: Integrated Circuit)15、ビデオスイッチ(略称:ビデオSW)16および発光ダイオード(Light Emitting Diode;略称:LED)17を有する。
OM(Flash Read Only Memory;略称:F−ROM)12、記憶手段としてのRAM( Random Access Memory)13、CFカードインターフェース(略称:CFカードIF)14、JPEG IC(JPEG:Joint Photographic coding Experts Group、IC: Integrated Circuit)15、ビデオスイッチ(略称:ビデオSW)16および発光ダイオード(Light Emitting Diode;略称:LED)17を有する。
ドライブレコーダ本体5は、USB(Universal Serial Bus)ホスト機能を有する手段であるUSB HOST20、USBインタフェース(略称:USB IF)21、通信用ドライバ22、LCD(Liquid Crystal Display)操作器コネクタ23、バッファ24、車両2から与えられるHi/Lo信号の電源起動信号を含む車両信号を検出する起動信号検出回路部25、ウォッチドック機能を有するウォッチドックIC(略称:WD)26、バックアップ用電源部27、Gセンサ28、リアルタイムクロック(Real Time Clock;略称:RTC)29および車速パルスを集計する図示外のカウンタをさらに有する。LCD操作器コネクタ23には、乗務員データを入力可能なLCD操作器27が接続可能に構成されている。
Gセンサ28は、車両2の前後方向および左右方向に作用する重力加速度、いわゆるGセンサ出力値を検出可能である。車両2の進行方向を前後方向とし、その一方が前方であり他方が後方である。また車両2の前方に向かって左右の方向を左右方向とする。前後方向および左右方向に直交する方向を上下方向とする。前記前後方向をY軸方向と定義し、前記左右方向をX軸方向と定義する。X軸方向のGセンサ出力値とY軸方向のGセンサ出力値とは、独立して検出されて記録される。
F−ROM12は、ドライブレコーダ本体5を構成するハードウェア資源を統括的に制御するための制御プログラムを記憶する。RAM13は、第1SD−RAM( Synchronous Dynamic Random Access Memory)31および第2SD−RAM32を備える。第1SD−RAM31は、JPEG IC15によってJPEG形式に変換された画像データを一時的に記憶する。第2SD−RAM32は、Gセンサ28によって検出されるGセンサ出力値、後述する車速センサ35によって検出される車両2の走行速度(以下「車速」という)情報、および起動信号検出回路部25によって検出される車両信号などの車両2に関する車両情報、前記JPEG形式に変換された画像情報、マイク7に入力される音声情報などを巡回して一時的に記憶する。RTC29は、CPU11、F−ROM12、第2SD−RAM32の動作の基準となるシステムクロック、ならびに現在時刻などを含む計時情報をCPU11に与える。
CPU11には、F−ROM12、第2SD−RAM32、CFカードIF14、LED17、RTC29がそれぞれ電気的に接続される。CPU11には、JPEG IC15を介して第1SD−RAM31およびビデオSW16が電気的に接続されている。ビデオSW16は、複数のカメラ6が設けられる場合に、所定時間間隔で撮像する複数のカメラ6を切換えるための切換えスイッチである。
CPU11には、USB HOST20を介してUSB IF21が電気的に接続されるとともに、通信用ドライバ(232Cドライバ)22、LCD操作器コネクタ23、バッファ24、WD26、Gセンサ28およびバックアップ用電源部27がそれぞれ電気的に接続されている。バッファ24は、起動信号検出回路部25に電気的に接続される。WD26には、バックアップ用電源部27が電気的に接続される。前記電源起動信号が得られない場合、通信用ドライバ22からの入力をスイッチ30でGPSアンテナ側への入力に切換える。この場合には、単独でGPSから車両2の位置を検出できる。バックアップ用電源部27は、車両に設けられる車両電源部50から電力の供給が停止したときに、CPU11に電力を供給する。
本実施の形態の第2SD−RAM32は、第1のメモリに相当し、CFカード3は、第2のメモリに相当する。JPEG IC15は、入力手段に相当する。CFカードIF14は、メモリ接続手段に相当し、CPU11は、記録制御手段および制御手段に相当する。バックアップ用電源部27は、補助電源手段に相当する。Gセンサ28は、衝撃検知手段に相当する。
図3は、Gセンサ出力値に基づいて、静止画像情報が一定間隔δおきにCFカード3に記録される態様を表す図である。図4は、画像情報の一部と位置情報等との関係を表す図である。CPU11は、カメラ6で撮像され、ドライブレコーダ本体5に入力された入力画像をJPEG IC15によってJPEG形式の画像情報に変換して、そのJPEG形式に変換された画像情報を第1SD−RAM31に一時的に記憶させる。その後CPU11は、JPEG形式に変換された画像情報をフレーム単位で時系列順に第2SD−RAM32に順次記憶させる。このとき1枚(1フレーム)の静止画像は、たとえば「画像*.jpg」という形式で第2SD−RAM32に記憶される(図4参照)。前記「*」は整数である。
CPU11は、静止画像の付加情報として、当該車両2のGセンサ出力値と、位置情報と、時刻情報と、車速センサ35(図1参照)からの車速情報と、マイク7からの音声情報とを、第2SD−RAM32に順次記憶させる。
予め定める記録条件を満たした場合、CPU11は、ブザー8に記録開始の合図を出力させる。これとともにCPU11は、第2SD−RAM32に記憶されたJPEG変換画像、Gセンサ出力値、位置情報、時刻情報および車速情報をCFカード3に記録させる。本実施の形態では、たとえば1秒間に10枚(10フレーム)の静止画像がCFカード3に記録され、1イベント最大20秒間で200枚(200フレーム)の静止画像がCFカード3に記録可能に構成されている。1イベントとは、予め定める記録条件を満たした一つの状態と同義である。
さらに述べると、たとえば図4に示すように、CFカード3には、最大20秒間で200枚の静止画像「画像1.jpg」,…,「画像200.jpg」から成る画像情報群が記録され、また前記画像情報群に含まれる各静止画像のファイル名「画像1」,…,「画像200」と、前記車両2の位置情報、時刻情報、Gセンサ出力値および車速情報を含む車両情報とがそれぞれ関連付けられた情報が、画像情報群の付加情報として、CFカード3に記録される。
図5は、閾値を超過したGセンサ出力値40と、CFカード3に記録される画像情報の記録範囲Rhとの関係を表す図である。記録条件としてGセンサ出力値40が閾値GmaxまたはGminを超過すると、閾値超過時点を基準として最大20秒間の記録範囲にわたって、第2のSD−RAMにエンドレスで記録されたJPEG変換画像、そのGセンサ出力値、位置、時間および車速情報と、マイク7からの音声情報とをCFカード3に記録する。閾値超過時点をトリガ発生時という場合がある。トリガ発生前の記録時間Tbef秒に、トリガ発生後の記録時間Taft秒を加えた時間が、1イベントにおける記録範囲の合計時間に相当する。
本実施の形態では、トリガ発生前の記録時間Tbefを12秒とし、トリガ発生後の記録時間Taftを8秒としている。トリガ発生前の記録時間Tbefは、8秒以上12秒以下の範囲で設定可能であり、トリガ発生後の記録時間Taftは、8秒以上12秒以下の範囲で設定可能である。換言すれば、1イベントにおける記録範囲Rhは、トリガ発生前8秒以上12秒以下、トリガ発生後8秒以上12秒以下の範囲で最大20秒間を設定可能になっている。
図6は、Gセンサ出力値の閾値判定方法を説明するための図である。CPU11は、Gセンサ28の出力を取得し、閾値Gabeを超えたか否かを判定する。Gセンサ28は、前述のようにX、Y軸方向の重力加速度を検出する二軸タイプのセンサであり、車両2の前後方向および左右方向の重力加速度を検出可能に構成されている。したがって前後方向の衝突事故だけでなく、左右方向の衝突事故をも確実に検出することができ、その原因を分析することが可能となる。閾値判定は、前後方向の重力加速度と、左右方向の重力加速度とのベクトル和で実施する。この閾値は、設定により任意の値に変更可能になっている。
図7は、本発明の実施の一形態のドライブレコーダ1の一部の構成を示すブロック図である。本実施の形態のドライブレコーダ1のバックアップ用電源部27は、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51および電力検出手段である主電源用電力検出部52を備えて構成される。
車両2に設けられる車両電源部(以下「主電源部」という場合がある)50の出力部50bは、バックアップ回路部27Aの入力部27aに電気的に接続されるとともに、主電源用電力検出部52の入力部52aに電気的に接続される。バックアップ回路部27Aの出力部27bは、内部電源変換部51の入力部51aに電気的に接続される。内部電源変換部51の出力部51bおよび主電源用電力検出部52の出力部52bは、CPU11に電気的に接続される。
本実施の形態のバックアップ回路部27Aは、ダイオード55およびコンデンサ56を備えて構成される。具体的に述べると、車両電源部50の出力部50bは、ダイオード55のアノード55aに電気的に接続される。ダイオード55のカソード55bと内部電源変換部51との間には、他端がグランドに接続されたコンデンサ56が接続されている。ダイオード55のカソード55bとコンデンサ56の正極端子との接続点は、内部電源変換部51の入力部51aに電気的に接続されている。コンデンサ56は、電解コンデンサによって実現されてもよいし、電気二重層コンデンサによって実現されてもよい。
バックアップ回路部27Aでは、車両電源部50から電力が供給されているときは、供給される電力を用いてコンデンサ56を充電し、また車両電源部50から電力が供給されていないときは、コンデンサに蓄えられた電荷を放電することによって、内部電源変換部51に電力を供給する。
内部電源変換部51は、バックアップ回路部27Aから与えられた電圧を、CPU11で用いられる電圧に変換し、変換した電圧をCPU11に与える。内部電源変換部51は、たとえばレギュレータによって実現される。
主電源用電力検出部52は、車両電源部50から電力が供給されているか否かを検出し、その検出結果をCPU11に与える。車両電源部50から電力が供給されているか否かは、具体的には車両電源部50から供給される電圧値または電流値が零であるか否かを判断することによって検出する。さらに述べると、主電源用電力検出部52は、車両電源部50から供給される電圧値または電流値が零であれば、車両電源部50から電力が供給されていないことを検出する。
図8は、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を間引きしてCFカード3に記録する場合の第2記録処理の動作を説明するための図である。図9は、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を間引きしてCFカード3に記録する第2記録処理に関するCPU11の処理手順を示すフローチャートである。
CPU11は、カメラ6で撮像され、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録すべき指令、具体的には前記指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が、車両電源部50から電力が供給されていることを検出したとき(以下「通常時」という場合がある)、前記信号が与えられた時刻を含む予め定める時間内に第2SD−RAM32に記憶された画像情報を、第2SD−RAM32に記憶された日時が古いフレームから順番にCFカード3に記録させる第1記録処理を実行する。
CPU11は、カメラ6で撮像され、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が、車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したとき(以下「電源断時」という場合がある)、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報の少なくとも一部分、具体的には第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分が記録された日時の古いフレームから順番にCFカード3に記録可能となるように、第1記録処理とは異なる第2記録処理を実行する。
第2記録処理でCFカード3に記録する、第2SD−RAM32に記憶された画像情報の範囲は、第1記録処理と同様、トリガ発生前12秒からトリガ発生後8秒までの20秒間である。なお、第2記録処理による前記画像情報の記録範囲は、トリガ発生前12秒から電源断時までの時間としてもよく、また、電源断時を基準として、電源断時の所定時間(本来記録される12秒より短い時間たとえば10秒)前から電源断時までの時間としてもよい。電源断時に本来記録される時間(12秒)より短い時間の範囲でかつ間引きして記録することにより、バックアップ用電源部を小型化することができる。
第2記録処理でCFカード3に記録する、第2SD−RAM32に記憶された画像情報の範囲は、第1記録処理と同様、トリガ発生前12秒からトリガ発生後8秒までの20秒間である。なお、第2記録処理による前記画像情報の記録範囲は、トリガ発生前12秒から電源断時までの時間としてもよく、また、電源断時を基準として、電源断時の所定時間(本来記録される12秒より短い時間たとえば10秒)前から電源断時までの時間としてもよい。電源断時に本来記録される時間(12秒)より短い時間の範囲でかつ間引きして記録することにより、バックアップ用電源部を小型化することができる。
本実施の形態では、通常時に、1秒間に10フレームの静止画像をCFカード3に記録可能に構成されており、電源断時に、予め定めるフレーム数おきにフレームを間引きして1秒間に5フレームの静止画像をCFカード3に記録可能に構成されている。
図9に示すフローチャートは、ドライブレコーダ本体5が電源起動する条件で本処理が開始する。本処理は、CPU11によって実行される。本処理開始後、ステップa1に移行する。ステップa1では、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録指令が与えられたか否かを判断し、記録指令が与えられた場合はステップa2に移行し、記録指令が与えられない場合は、全ての処理手順を終了する。
第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録指令は、たとえばGセンサ出力値が閾値GmaxまたはGminを超過したときに、CPU11に与えられる。したがって第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録指令が与えられたか否かは、たとえばGセンサ出力値が閾値GmaxまたはGminを超過した否かに基づいてCPU11が判断する。
ステップa2では、車両電源部50から電力が供給されているか否かを判断し、供給されていればステップa3に移行し、供給されていなければステップa4に移行する。ステップa3では、前述の第1記録処理を実行させる。第1記録処理を実行した後は、全ての処理手順を終了する。ステップa4では、前述の第2記録処理を実行させる。第2記録処理を実行した後は、全ての処理手順を終了する。
前述のように本実施の形態によれば、第2SD−RAM32は、車両に関する情報を巡回的に記憶する。CPU11は、所定の条件が成立したとき、たとえば車両2の前後方向および左右方向に作用する重力加速度を表すGセンサ出力値が予め定める閾値を越えたときに、第2SD−RAM32に記憶された車両に関する情報を第1記録処理としてCFカード3に記録する。第1記録処理を行っている最中に車両電源部50からの電源が途絶えるとバックアップ用電源部27は、車両電源部50からCPU11への電力供給のバックアップを行う。車両電源部50から電力が供給されるCPU11が、バックアップ用電源部27からの電力の供給がなされた場合に、第1記録処理から第2記録処理に移行し第2SD−RAM32に記憶された車両に関する情報のうちの一部が、CFカード3に記録されるように構成される。前記情報のうちの一部とは、バックアップ用電源部27がCPU11への電力の供給をすることができる期間に相当する情報、さらに述べるとバックアップ用電源部27からCPU11へ電力を供給することができる期間にCFカード3に記録できる情報(データ)量である。
したがってCPU11は、車両電源部50から電力が供給されなくなった場合でも、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された車両に関する情報のうちの一部をCFカード3に確実に記録することができる。
また前述のように本実施の形態によれば、カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていることを検出したときは、第2SD−RAM32にフレーム単位で、前記指令が与えられた時刻を含む予め定める時間内に記憶された画像情報を、第2SD−RAM32に記憶された日時が古いフレームから順番にCFカード3に記録させる第1記録処理が、CPU11によって実行される。
また、カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したときは、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32にフレーム単位で記憶された画像情報の少なくとも一部分がCFカード3に記録可能となるように、前記第1記録処理とは異なる第2記録処理が、CPU11によって実行される。具体的には、第2SD−RAM32にフレーム単位で記憶された画像情報のうち、第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分がCFカード3に記録可能となるように、CPU11によって第2記録処理が実行される。
これによって、たとえば車両が事故に遭遇し、その事故の衝撃によって、車両電源部50から電力が供給されなくなった場合でも、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分をCFカード3に確実に記録することができる。したがってCFカード3に記録された画像情報に基づいて、たとえば事故の状況および車両の運転状況を詳細に分析することが可能となる。
また、たとえば第2SD−RAM32に記憶された画像情報から、予め定めるフレーム数おきに一部のフレームを間引きした残余の画像情報をCFカード3に記録することによって、カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられた時刻を含む予め定める時間における各フレームの時間関係は維持される。したがって、CFカード3に記録された画像情報が、前記予め定めるフレーム数おきに一部のフレームが間引きされた残余の画像情報であったとしても、たとえば事故の状況および車両の運転状況を比較的容易に把握して分析することが可能となる。
図10は、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を、日時が新しい順番にCFカード3に記録する場合の第2記録処理の動作を説明するための図である。CPU11は、通常時に、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられた時刻を含む予め定める時間内に第2SD−RAM32に記憶された画像情報を、第2SD−RAM32に記憶された日時が古いフレームから順番にCFカード3に記録させる第1記録処理を実行する。
電源断時には、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のうち、記憶された日時が新しいフレームは、前記日時が古いフレームに比べて、事故の状況分析および車両の運転状況の分析をするうえで重要な画像情報となる。
そこで本実施の形態では、電源断時には、第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分をCFカード3に記録する前述の図8および図9のステップa4に示す第2記録処理に代えて、以下のような第2記録処理をCPU11が実行するように構成される。
すなわち、電源断時に、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報の少なくとも一部分、具体的には所定の条件が成立して画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶されたフレームを含む日時が新しいフレームから順番に、前記検出した時刻からその時刻以前に遡ってCFカード3に記録可能となるように、第1記録処理とは異なる第2記録処理をCPU11が実行する。前記所定の条件とは、たとえば車両2の前後方向および左右方向に作用する重力加速度を表すGセンサ出力値が予め定める閾値を越えた場合である。
前述のように本実施の形態によれば、カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したときは、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32にフレーム単位で記憶された画像情報の少なくとも一部分がCFカード3に記録可能となるように、前記第1記録処理とは異なる第2記録処理が、CPU11によって実行される。
具体的には、画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられ、主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶されたフレームを含む日時が新しいフレームから順番にCFカード3に記録可能となるように、CPU11によって第2記録処理が実行される。
これによって、たとえば車両が事故に遭遇し、その事故の衝撃によって、車両電源部50から電力が供給されなくなった場合でも、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のうち、画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶されたフレームを含む日時が新しいフレームおよびその日時に近いフレームを、CFカード3に確実に記録することができる。
したがってCFカード3に記録された画像情報、さらに述べると事故の状況分析および車両の運転状況の分析をするうえで重要なフレームを含む画像情報に基づいて、たとえば事故の状況および車両の運転状況を詳細に分析することが可能となる。
次に本発明の実施の他の形態のドライブレコーダに関して説明する。図11は、本発明の実施の他の形態のドライブレコーダの一部の構成を示すブロック図である。本実施の形態のドライブレコーダは、図1に示す実施の形態のバックアップ用電源部27とは構成が異なるバックアップ用電源部45を備えて構成される。補助電源手段であるバックアップ用電源部45は、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51、電力検出手段である主電源用電力検出部52、および検出手段である補助電源用電力検出部53を備えて構成される。
本実施の形態のバックアップ回路部27A、内部電源変換部51および主電源用電力検出部52の各構成および各機能は、前述の図7に示すバックアップ回路部27A、内部電源変換部51および主電源用電力検出部52と同様であるので、同一の参照符を付して説明を省略する。また本実施の形態のバックアップ用電源部45の構成は、前述の図7に示すバックアップ用電源部27の構成と類似しているので、異なる部分についてのみ説明する。
バックアップ回路部27Aの出力部27b、さらに具体的に述べると、ダイオード55のカソード55bとコンデンサ56の正極端子との接続点は、内部電源変換部51の入力部51aに電気的に接続されるとともに、補助電源用電力検出部53の入力部53aに電気的に接続される。補助電源用電力検出部53の出力部53bは、CPU11に電気的に接続される。
補助電源用電力検出部53は、バックアップ回路部27Aから出力される電圧値または電流値を検出し、その検出結果をCPU11に与える。CPU11は、補助電源用電力検出部53から与えられる電圧値または電流値に基づいて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録が可能であるか否かを判断し、可能である場合は、第2記録処理として、前述の図8に示すように画像情報を間引きしてCFカード3に記録させるか、または前述の図10に示すように画像情報を日時が新しい順番にCFカード3に記録させる。
図12は、CFカード3への画像情報の記録の終了処理に関するCPU11の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すフローチャートは、ドライブレコーダ本体5が電源起動する条件で本処理が開始する。本処理は、CPU11によって実行される。本処理開始後、ステップb1に移行する。
ステップb1は、図9に示すステップa1と同様の処理であり、ステップb2は、図9に示すステップa2と同様の処理であるので、処理の詳細な説明は省略する。ステップb2で、車両電源部50から電力が供給されていれば、図9に示すフローチャートのステップa3に移行する。
ステップb3では、第2記録処理として、前述の図8に示すように、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を間引きしてCFカード3に記録させるか、または前述の図10に示すように、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を日時が新しい順番にCFカード3に記録させて、ステップb4に移行する。
ステップb4では、補助電源用電力検出部53から与えられたバックアップ用電源部27からの出力電圧値または出力電流値が、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録が不可能な値であるか否かを判断し、前記画像情報のCFカード3への記録が不可能であれば、ステップb5に移行し、前記画像情報のCFカード3への記録が可能であれば、ステップb3に戻り、前述の第2記録処理を引続いて実行させる。
ステップb5では、ステップb3の第2記録処理を終了させる。ステップb5の処理後、全ての処理手順を終了する。
前述のように本実施の形態では、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録する第2記録処理が実行されているときに、バックアップ用電源部27からの電力の供給が停止すると、電力の供給が停止した時刻に記録された画像情報をCFカード3から読出せなくなったり、また記録された画像情報が破壊したりするという問題が発生する場合がある。
そこで本実施の形態では、第2記録処理が実行されているときに、バックアップ用電源部27からの電力の供給が停止したか否かを判断するようにしている。さらに具体的には、図12のフローチャートのステップb4に示すように、補助電源用電力検出部53から与えられたバックアップ用電源部27からの出力電圧値または出力電流値が、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のCFカード3への記録が不可能な値であるか否かを、CPU11が判断する。CPU11によって、前記画像情報のCFカード3への記録が不可能であると判断された場合、第2記録処理を終了させるようにしている。
これによって、第2記録処理が実行されているときに、バックアップ用電源部27からの電力の供給が停止し、電力の供給が停止した時刻に記録された画像情報をCFカード3から読出せなくなったり、また記録された画像情報が破壊したりするという問題が発生することを未然に防止することができる。
図13は、CFカード3への画像情報の記録の禁止処理に関するCPU11の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すフローチャートは、ドライブレコーダ本体5が電源起動する条件で本処理が開始する。本処理は、CPU11によって実行される。本処理開始後、ステップc1に移行する。
ステップc1は、図9に示すステップa1と同様の処理であり、ステップc2は、図9に示すステップa2と同様の処理であるので、処理の詳細な説明は省略する。ステップc2で、車両電源部50から電力が供給されていれば、図9に示すフローチャートのステップa3に移行する。
ステップc3では、バックアップ用電源部27に充電された電力量(以下「充電電力量」という場合がある)が、予め定める電力量未満であればステップc4に移行し、予め定める電力量以上であればステップc5に移行する。本実施の形態において、前記予め定める電力量は、第2SD−RAM32に記憶された画像情報のうち、1フレームの静止画像をCFカード3に記録可能な電力量である。
ステップc4では、前述の図8に示すように、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を間引きしてCFカード3に記録させるか、または前述の図10に示すように、第2SD−RAM32に記憶された画像情報を日時が新しい順番にCFカードに記録させる第2記録処理を禁止させる。ステップc4の処理後は、全ての処理手順を終了する。
ステップc5では、前述の第2記録処理を実行させる。ステップc5の処理後は、全ての処理手順を終了する。
前述のように本実施の形態では、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録する第2記録処理を実行するにあたって、バックアップ用電源部27の充電電力量が予め定める電力量未満である場合に第2記録処理を実行させようとすると、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録させることができなかったり、記録させることができたとしても、破損した画像情報が記録されてしまったりするという問題が発生する。
そこで本実施の形態では、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録する第2記録処理を実行する前に、図13のフローチャートのステップc3に示すように、バックアップ用電源部27の充電電力量が予め定める電力量未満であるか否かを、CPU11が判断する。CPU11によって、バックアップ用電源部27の充電電力量が予め定める電力量未満であると判断された場合は、第2記録処理を禁止させるようにしている。
これによってバックアップ用電源部27の充電電力量が予め定める電力量未満である場合に第2記録処理が実行されてしまい、第2SD−RAM32に記憶された画像情報をCFカード3に記録させることができなかったり、記録させることができたとしても、破損した画像情報がCFカード3に記録されてしまったりするという問題が発生することを未然に防止することができる。
次に本発明の実施のさらに他の形態のドライブレコーダ1に関して説明する。図14は、本発明の実施のさらに他の形態のドライブレコーダの一部の構成を示すブロック図である。本実施の形態のドライブレコーダは、図1に示す実施の形態のバックアップ用電源部27とは構成が異なるバックアップ用電源部60を備えて構成される。補助電源手段であるバックアップ用電源部60は、バックアップ回路部60A、内部電源変換部51、電力検出手段である主電源用電力検出部52、および検出手段である補助電源用電力検出部53を備えて構成される。
本実施の形態の内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53の各構成および各機能は、前述の図11に示す内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53と同様であるので、同一の参照符を付して説明を省略する。また本実施の形態のバックアップ用電源部60の構成は、前述の図11に示すバックアップ用電源部45の構成と類似しており、バックアップ回路部60Aの構成のみが異なるので、バックアップ回路部60Aの構成についてのみ説明する。
本実施の形態のバックアップ回路部60Aは、第1ダイオード61、第2ダイオード62、第3ダイオード63、第4ダイオード64、およびコンデンサ56を備えて構成される。具体的に述べると、車両電源部50の出力部50bは、第1ダイオード61のアノード61aに電気的に接続される。第1ダイオード61のカソード61bは、第2ダイオード62のアノード62aおよび第3ダイオード63のアノード63aに電気的にそれぞれ接続される。
第2ダイオード62のカソード62bは、他端がグランドに接続されたコンデンサ56の正極端子に接続される。第2ダイオード62のカソード62bとコンデンサ56の正極端子との接続点は、第4ダイオード64のアノード64aおよび補助電源用電力検出部53の入力部53aに電気的にそれぞれ接続される。第3ダイオード63のカソード63bおよび第4ダイオード64のカソード64bは、内部電源変換部51に電気的にそれぞれ接続される。
前述の図14に示すバックアップ用電源部60を備える実施の形態でも、前述の図11に示す実施の形態と同様に、図12および図13に示すフローチャートに従った処理を実行することができ、前述の図11に示す実施の形態と同様の効果を得ることができる。
前述の各実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、発明の範囲内において構成を変更することができる。前述の各実施の形態では、第2記録処理として、第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分をCFカード3に記録するドライブレコーダの構成について述べたが、必ずしもこのような構成に限定されない。
本発明の他の実施の形態では、第2記録処理として、前記第2SD−RAM32に記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分のうち、画像情報をCFカード3に記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶された日時が新しいフレームから順番にCFカード3に記録するように構成されてもよい。このように構成される場合でも、前述の図8および図10に示す実施の形態と同様の効果を得ることができる。
前述の図7に示す実施の形態のバックアップ用電源部27は、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51および主電源用電力検出部52を備えて構成されている。換言すれば、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51および主電源用電力検出部52が一体に設けられているが、このような構成に限定されない。本発明の他の実施の形態では、バックアップ回路部27Aと、内部電源変換部51と、主電源用電力検出部52とがそれぞれ別体に設けられていてもよい。
また前述の図11に示す実施の形態のバックアップ用電源部45は、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53を備えて構成されている。換言すれば、バックアップ回路部27A、内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53が一体に設けられているが、このような構成に限定されない。本発明の他の実施の形態では、バックアップ回路部27Aと、内部電源変換部51と、主電源用電力検出部52と、補助電源用電力検出部53とがそれぞれ別体に設けられていてもよい。
また前述の図14に示す実施の形態のバックアップ用電源部60は、バックアップ回路部60A、内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53を備えて構成されている。換言すれば、バックアップ回路部60A、内部電源変換部51、主電源用電力検出部52および補助電源用電力検出部53が一体に設けられているが、このような構成に限定されない。本発明の他の実施の形態では、バックアップ回路部60Aと、内部電源変換部51と、主電源用電力検出部52と、補助電源用電力検出部53とがそれぞれ別体に設けられていてもよい。
前述の図10に示す実施の形態では、カメラ6で撮像された画像情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したとき、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32にフレーム単位で記憶された画像情報の少なくとも一部分、具体的には、電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶されたフレームを含む日時が新しいフレームから順番に、前記時刻以前に遡ってCFカード3に記録するように構成されているが、このような構成に限定されない。
本発明の他の実施の形態では、マイク7から入力された音声情報を記録すべき指令を表す信号が与えられ、かつ主電源用電力検出部52が車両電源部50から電力が供給されていないことを検出したとき、バックアップ用電源部27から供給される電力を用いて、第2SD−RAM32に記憶された音声情報の少なくとも一部分、具体的には、電力が供給されていないことを検出した時刻に第2SD−RAM32に記憶された音声情報を含む日時が新しい音声情報から順番に、前記時刻以前に遡ってCFカード3に記録するように構成されてもよい。
本発明の他の実施の形態では、電源断時にCFカード3に記録する第2記録処理として、電源断時を基準とするのではなく、トリガ発生時を基準として記録してもよい。すなわち、トリガを検出して第2SD−RAM32に記憶された静止画像情報をCFカード3に記録中、電源断つまり車両電源部50から電力が供給されていないことを検出すると、トリガ発生時を基準として、トリガ発生時の第2SD−RAM32に記憶された静止画情報から順番にトリガ発生の所定時間前まで遡って、あるいはその逆にトリガ発生の所定時間前からトリガ発生時点までの順番で、第2SD−RAM32に記憶された静止画情報をCFカード3に記録する。
記録範囲である前記所定時間は、第1記録処理と同じ12秒としてもよいが、バックアップ用電源部をより小型化するなら12秒より短い時間、たとえば10秒としてもよい。また前述のような記録手順に従って、第2SD−RAM32に記憶された静止画情報をCFカード3に記録する際、図8に示した間引き処理を行ってもよい。
1 車両用情報記録装置(ドライブレコーダ)
3 コンパクトフラッシュ(略称:CF)カード
6 カメラ
11 CPU
15 JPEG IC
27,45,60 バックアップ用電源部
32 第2SD−RAM
50 車両電源部(主電源部)
52 主電源用電力検出部
53 補助電源用電力検出部
3 コンパクトフラッシュ(略称:CF)カード
6 カメラ
11 CPU
15 JPEG IC
27,45,60 バックアップ用電源部
32 第2SD−RAM
50 車両電源部(主電源部)
52 主電源用電力検出部
53 補助電源用電力検出部
Claims (11)
- 車両に関する情報を巡回的に記録する第1のメモリと、
所定の条件に基づいて第1のメモリに記録された所定範囲の情報を第2のメモリに記録する記録制御手段と、を備えた車両用情報記録装置であって、
記録制御手段は、主電源手段から電力が供給され、
主電源手段から記録制御手段への電力供給のバックアップを行う補助電源手段を備え、
記録制御手段は、補助電源手段からの電力の供給がなされた場合に、第1のメモリに記録された前記所定範囲の情報のうちの一部を第2のメモリに記録することを特徴とする車両用情報記録装置。 - 前記情報は、前記車両に設けられた撮像装置によって撮像された画像情報であることを特徴とする請求項1記載の車両用情報記録装置。
- 前記情報のうちの一部は、トリガ発生の所定時間前から減電圧検出またはトリガ発生までの車両用情報であって、補助電源手段が記録制御手段への電力の供給をすることができる期間に相当する情報であることを特徴とする請求項1記載の車両用情報記録装置。
- 前記記録制御手段は、前記情報のうちの一部を前記所定の条件成立時から成立以前に遡って第2のメモリに記録することを特徴とする請求項1記載の車両用情報記録装置。
- 前記所定の条件は、前記車両に加わる衝撃を検知する衝撃検知手段からの信号が所定の閾値を越えた場合であることを特徴とする請求項1記載の車両用情報記録装置。
- 車両に設けられる撮像装置から与えられる画像情報を入力する入力手段と、
第1のメモリと、
第2のメモリが着脱自在に装着されるメモリ接続手段と、
車両に設けられる主電源手段から電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
前記入力手段から与えられる画像情報をフレーム単位で時系列順に第1のメモリに一時的に記憶させ、画像情報を記録すべき信号が与えられたとき、前記第1のメモリに記憶された画像情報を、前記メモリ接続手段に装着された第2のメモリに記録可能な制御手段と、
車両に設けられる主電源手段から電力の供給が停止したことを電力検出手段が検出すると、前記第1のメモリ、メモリ接続手段および制御手段に電力を供給する補助電源手段とを含み、
制御手段は、
画像情報を記録すべき信号が与えられ、かつ前記電力検出手段が前記主電源手段から電力が供給されていることを検出したとき、前記第1のメモリに記憶された画像情報を、前記第1のメモリに記憶された日時が古いフレームから順番に第2のメモリに記録させる第1記録処理を実行し、
画像情報を記録すべき信号が与えられ、かつ前記電力検出手段が前記主電源手段から電力が供給されていないことを検出したとき、補助電源手段から供給される電力を用いて、前記第1のメモリに記憶された画像情報の少なくとも一部分が第2のメモリに記録可能となるように、第1記録処理とは異なる第2記録処理を実行することを特徴とする車両用情報記録装置。 - 画像情報の少なくとも一部分は、前記第1のメモリに記憶された画像情報から一部のフレームを間引きした残余の部分であることを特徴とする請求項6記載の車両用情報記録装置。
- 画像情報の少なくとも一部分は、前記第1のメモリに記憶された画像情報のうち、画像情報を記録すべき信号が与えられ、かつ前記電力検出手段が前記主電源手段から電力が供給されていないことを検出した時刻に前記第1のメモリに記憶されたフレームを含むことを特徴とする請求項6または7記載の車両用情報記録装置。
- 前記制御手段は、前記第2記録処理を実行するとき、画像情報を記録すべき信号が与えられ、かつ前記電力検出手段が前記主電源手段から電力が供給されていないことを検出した時刻に前記第1のメモリに記憶された日時が新しいフレームから順番に第2のメモリに記録させることを特徴とする請求項8記載の車両用情報記録装置。
- 補助電源手段の出力電圧または出力電流を検出する検出手段をさらに含み、
前記制御手段は、
前記検出手段の検出結果に応じて、補助電源手段から供給される電力によって、第2のメモリへの画像情報の記録が不可能になる前に、前記第2記録処理を終了することを特徴とする請求項6記載の車両用情報記録装置。 - 補助電源手段は、主電源手段から与えられる電力によって充電される蓄電池であり、
前記補助電源手段の出力電圧または出力電流を検出する検出手段をさらに含み、
前記制御手段は、
前記検出手段の検出結果に応じて、第2のメモリへの画像情報の記録が不可能であるときは、前記第2記録処理の実行を禁止することを特徴とする請求項6記載の車両用情報記録装置。
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