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JP2008120223A - 摺動して移動可能なレール同士のロック機構 - Google Patents

摺動して移動可能なレール同士のロック機構 Download PDF

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JP2008120223A
JP2008120223A JP2006305676A JP2006305676A JP2008120223A JP 2008120223 A JP2008120223 A JP 2008120223A JP 2006305676 A JP2006305676 A JP 2006305676A JP 2006305676 A JP2006305676 A JP 2006305676A JP 2008120223 A JP2008120223 A JP 2008120223A
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rail
lock
surface portion
lock body
hole
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JP2006305676A
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Manabu Nose
学 能勢
Seiichi Fujita
整市 藤田
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Namba Press Works Co Ltd
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Namba Press Works Co Ltd
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Abstract

【課題】二つのレールに対していかなる慣性力が作用しても両レールのロックが解除されないロック機構を提供する。
【解決手段】第一のレールと第二のレールのロックを行うロック機構は、貫通穴を有する上面と上面の両側から下方に伸長する両側面と、両側面の下端から外側に伸長し第一のレールの切欠部および第二のレールの切欠部を上下移動可能に貫通することができるロック歯を有するロック体と、貫通穴が設けられた底面とその底面の前後の端部から上方に伸長し、第一のレールに固定される前側面および後側面とを有し、ロック歯が第一のレールの切欠部内で移動可能にロック体を保持する保持体と、上部分と下部分とを有し、下部分がロック体の上面の貫通穴と保持体の底面の貫通穴とを貫通し、上部分が第一のレールの上面部に設けられる貫通穴を貫通するガイドロッドと、ロック体を弾性的に押し上げる弾性部材とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、一方のレールとその一方のレールを摺動して移動可能に中に収容する他方のレールとをロックするロック機構に関する。
この種のロック機構は車両の座席を移動可能にロックする機構として利用され、特許文献1に示されている。この特許文献1に開示のロック機構は、座席が固定される床に取り付けられたロアレールに固定されているブラケットに対して回転自在に取り付けられる操作レバーを有し、その操作レバーにはロックポールが固着されている。さらにロックポールはブラケットの下方に形成されたロック穴を貫通し、ロアレールの側面に長手方向に一定間隔をあけて成形された複数の開口部の一つを貫通し、アッパーレールの、ロアレール内部に垂下して係合する部分に形成されてロック穴を同時に貫通する係止部を有する。係止状態でロアレールに対するアッパーレールの移動がロックされる。
特開2001−138778号公報
このような従来技術のロック機構は、回転可能に取り付けられたロックポールが回転し、ロアレールに形成された開口とアッパーレールのロック穴とを貫通することから、両レールは長手方向の片側でのみ係止(ロック)することになる。かかる構成では、ロックポールに反転する力が生ずると、両レールの係止が解除されかねない。
また、ロックポールの反転により両レールの係止(ロック)を解除するためには、ロアレールの開口とアッパーレールのロック穴との両方から一端抜き出す必要があるが、ロックポールがアッパーレールのロック穴に対して正規に保持されなくなると、ロックポールが回転してもアッパーレールのロック穴に貫通することができなくなる。
そこで、本発明は、二つのレールに対していかなる慣性力が作用しても両レールのロックが解除されないロック機構を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、両レールのロックを行うロック体が常に一方のレールの切欠部内に位置することで常に正規に保持される上記ロック装置を提供する。
さらに、本発明の他の目的は、両レールをより安定でかつより強力な保持力でロックをすることができる上記ロック装置を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、単純な操作でロックおよびロックの解除を行うことができる上記ロック装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明のロック機構は、上面部と、該上面部の長手方向両側から下方に伸長する内側側面部と、該両内側側面部の下端に向かい合うように形成された内側切欠部とを有する第一のレールと、該第一のレールを摺動して移動可能に中に収容する第二のレールであって、底面部と、該底面部の長手方向両側から上方に伸長する外側側面部と、該両外側側面部の上端から、中に収容される第一のレールの外側で両内側側面部にそってそれぞれ内側で下方に伸長する折り返し面部と、該両折り返し面部の下端に向かい合うように形成された外側切欠部とを有する第二のレールとのロックを行うロック機構である。
ロック機構は、第一のレールの上面部の下側でその上面部に向かい合う、貫通穴を有する上面と、該上面の両側の端部から第一のレールの両内側側面部にそってそれぞれ下方に伸長する両側面と、該両側面の下端から外側に伸長し第一のレールの内側側面の内側切欠部および第二のレールの折り返し面部の外側切欠部を上下移動可能に貫通することができるロック歯を有するロック体と、ロック体の上面の貫通穴に対応して貫通穴が設けられた底面と、その底面の前後の端部から内側側面部に対して垂直にかつ上方に伸長し、第一のレールの上面部の下側に固定される前側面および後側面とを有し、ロック歯が第一のレールの内側側面の切欠部で上下移動可能にロック体を保持する保持体と、上部分と下部分とを有し、ロック体の上下移動を案内するためのガイドロッドであって、下部分がロック体の上面の貫通穴と保持体の底面の貫通穴とを貫通し、上部分がさらに、ロック体の上面の貫通穴に対応して第一のレールの上面部に設けられる貫通穴を貫通するガイドロッドと、ロック体の上面と保持体の底面との間で該ガイドロッドの下部分を取り巻き、ロック体を保持体に対して弾性的に押し上げる弾性部材とを含む。
第二のレールの折り返し面部の下端は第一のレールの内側側面部の下端より上に位置し、ロック体が弾性部材により押し上げられた状態では、ロック体のロック歯は、内側側面の内側切欠部および折り返し面部の外側切欠部を貫通して位置し、これにより第一のレールと第二のレールとがロックされ、第一のレールの上面部に設けられる貫通穴を貫通したガイドロッドの上部分が下方に押されることにより、ロック体のロック歯は下降するが、第一のレールの内側切欠部に内に位置する一方で、第二のレールの外側切欠部から出て、これにより第一のレールと第二のレールとのロックが解除される。
上記ロック機構において、ロック体とガイドロッドとを一体としてもよい。
第一および第二のレールは、それぞれ車両の座席用のアッパーレールおよびロアレールとすることができる。
また、第一のレールが、第一のレールの両内側側面の端部から、第二のレールの外側面部と折り返し面部との間で上方に伸長する折り返し部をさらに有するものでもよい。
第一のレールの内側切欠部は、内側側面部から折り返し部へと伸長し、ロック体が弾性部材により押し上げられた状態で、ロック体のロック歯は、内側側面の内側切欠部および折り返し面部の外側切欠部を貫通して、さらに記内側側面部から折り返し部へと伸長する内側切欠部を貫通するようにしてもよい。
また、保持体の前側面および後側面の少なくとも一方が、第一のレールの上面部と両内側側面とで画定される第一のレールの断面形状と同じ形状をもってもよい。
ロック体が弾性部材により押し上げられた状態では、ロック体の両ロック歯のそれぞれが、第一のレールの内側側面の両内側切欠部を貫通し、さらに第二のレールの折り返し面部の両外側切欠部を貫通することから、両レールの両側でロックがなされ、レールにいかなる慣性力が作用してもロックが解除されない。
また、保持体が、ロック体のロック歯が第一のレールの内側切欠部で上下移動可能に支持することから、ロック体は第一のレールの内側切欠部内に位置し、常に正規に保持される。
さらに、第一のレールの内側切欠部が内側側面部から折り返し部へと伸長することで、ロック体が弾性部材により押し上げられた状態では、ロック体のロック歯が、内側側面の内側切欠部および折り返し面部の外側切欠部を貫通して、さらに記内側側面部から折り返し部へと伸長する内側切欠部を貫通し、このことにより、両レールをより安定でかつより強力な保持力でロックをすることができる
さらにまた、ガイドロッドの上部分を下方に押圧することのみでロックの解除をすることができ、ガイドロッドの上部分への押圧を解除することのみで、ロックを行うことできる。
本発明のロック機構を移動可能な車両の座席した適用した例が図1に示されている。ロック機構を示すために、座席のそのものは省略されている。
一対のアッパーレール1、1は座席の底部に固定される。アッパーレール1、1を相対的に活動可能に収容するロアレール2、2は、脚部3を介して床に固定される。以下で説明するロック機構によるレールのロックを解除するために、両端部がロアレールに回動自在に支持されるレバー4が、レールの間に設けられている。
図2は本発明のロック機構10の分解斜視図を示す。図3(a)に断面が示されているように、アッパーレール1は、上面部11と、該上面部の長手方向両側から下方に伸長する内側側面部12、12と、その内側側面部の下端から上方に伸長する折り返し部13、13とからなる。
以下で説明するロック機構が位置する内側側面部12のそれぞれの下端には、縦方向に伸びる三つの切欠からなる内側切欠部14が形成されている。切欠の数は三つに限定されない。必要に応じて切欠の数を変更することができる。内側切欠部14は折り返し部13の下方にも伸びている。この内側切欠部14には以下で説明するロック歯が上下移動可能に位置する。また、以下で説明するガイドロッドが貫通する貫通穴15が、上面部11に形成されている。
折り返し部13は、以下で説明するロアレール2とアッパーレール1とを移動可能にするためのボール3とボールの間を保持するリテイナー4を支持する形状をもつ。
このアッパーレール1を摺動して移動可能に中に収容するのがロアレール2で、図1、図3(a)、図3(b)に示されているように、ロアレール2は底面部21と、該底面部21の長手方向両側から上方に伸長する外側側面部22、22と、該両外側側面部22、22の上端から、中に収容されるアッパーレール1の外側で両内側側面部12、12にそってそれぞれ下方に伸長する折り返し面部23、23とからなる。図3(a)に示されているように、折り返し面部23の下端は、アッパーレール1の内側側面部12の下端よりも上に位置している。
両折り返し面部23、23の下端には、互いに向かい合うように複数の切欠からなる外側切欠部24、24が形成されている。外側切欠部24は、アッパーレールとロアレールとの間の相対的な移動距離に対応して決めることができる。この外側切欠部24は外側折り返し部23の下方に伸びている。この外側切欠部24には以下で説明するロック歯が位置し、ロック歯が下降すると、その外側切欠部24から出ることができる。
アッパーレール1の折り返し部13は、ロアレール2の外側側面部22とその折り返し面部23との間に位置し、前記したようにボール3とリテイナー4をと支持する形状をもつ。この実施例では、図3(a)に示されているように、外側折り返し部23の下方角部23aと折り返し部13の下方角部13aは、それらの間でボール3とリテイナー4とを保持することができる形状をもつ。同様に、外側折り返し部23の上方角部23bと折り返し部13の上方角部13bは、それらの間でボール3とリテイナー4とを保持することができる形状をもつ。
ロック機構30は、ロック体31とロック体を上下方向に移動可能に保持する保持する保持体40と、ロック体31を保持体40で上下方向に移動可能に案内するガイドロッド50と、ロック体31を保持体40に対して弾性的に押し上げる弾性部材54とからなる。この実施例では、外側折り返し部23の下方外側角部23aと折り返し部13の下方内側角部13aとは、それらの間でボール3およびボールの間の間隔を保持するリテイナー4を支持する形状をもつ。同様に、外側折り返し部23の上方外側角部23bと折り返し部13の上方内側角部13bとは、それらの間でボール3およびボールの間の間隔を保持するリテイナー4を支持する形状をもつ。
ロック体31は、アッパーレール1の上面部11の下側でその上面部に向かい合う、貫通穴35を有する上面32と、その上面32の両側の端部からアッパーレール1の両内側側面部12、12にそってそれぞれ下方に伸長する両側面33、33と、該両側面の下端から外側に伸長し、アッパーレール1の両内側側面13、13の内側切欠部14、14と、ロアレール2の折り返し面部23、23の両外側切欠部24、24を上下移動可能に貫通することができるロック歯34、34とを有する。ロック歯34の先端には、内側切欠部14の三つの切欠に対応して三つの歯がある。上面32の貫通穴35はアッパーレール1の貫通穴15に対応する。
保持体40は、貫通穴45が設けられた底面42と、その底面の前後の端部からアッパーレール1の内側側面部12、12に対して垂直にかつ上方に伸長する前側面43および後側面43’とを有する。その前側面43、後側面43’がアッパーレール1の上面部11の下側にボルトB、Bにより固定され、以下で説明するように保持体40は、ロック歯34、34がアッパーレール1内側側面12、12の切欠部14、14で上下移動可能にロック体31を保持することができる。
ガイドロッド50は、上部分51と下部分52とを有し、上部分51と下部分52との境に膨出部53を有してなる。ガイドロッド50は、下部分52がロック体31の上面32の貫通穴35と、保持体40の底面41の貫通穴45とを貫通するように、上部分51がアッパーレール1の上面部11に設けられた貫通穴15を貫通するように配置される。
弾性部材54は、ロック体31の上面32と保持体40の底面42との間でガイドロッド50の下部分52を取り巻き、ロック体31を保持体40に対して弾性的に押し上げるものである。弾性部材としては、スプリングが好適であるが、これに限定されずゴム製筒体であってもよい。
ロック機構30は、次のとおりに組み立てられる。まず、ガイドロッド50の下方部52が、ロック体31の貫通穴35に通され、さらに弾性部材54に、最後に保持体40の貫通穴45に通される。つぎに、ガイドロッド50の上部分51が、アッパーレール1の上面部11に設けられた貫通穴15を通るようにして、保持体40の前側面43および後側面43’をアッパーレール1の上面部11の下側に固定される。
保持体40内で、弾性部材54によりロック体31は上に押し上げられている。ガイドロッド50の上部分51を下方に押し下げ、その状態で、アッパーレール1の折り返し部13、13がロアレール2の外側側面部22、22と、折り返し面部23、23との間に位置するように、さらに、ボール3とボールの間に位置させたリテイナー4を配置しアッパーレール1をロアレール2に対して摺動させながら、ロアレール2内に収容する(図3(b)を参照)。そして、適当な位置でガイドロッド50の上部分51へ押圧を開放すると、保持体40内で、ロック体31は弾性部材54により上方へ押し上げられ、ロック体31のロック歯34が、アッパーレール1の内側切欠部14内で上方へ移動するとともに、ロアレール2の外側切欠部24内に入り込む(図3(a))。かくして、ロック機構30が組み立てられ、摺動して移動可能にアッパーレール1とロアレール2とのロックを行うことができる。
ロックおよびロック解除の動作
通常は、図3(a)に示されているように、ロック体31が弾性部材54により保持体40に対して押し上げられている。座席用のアッパーレールとロアレールとのロックについては、図1に示されているように、レバー4を引き上げると、レバーの後端に設けられたL形部材が押し下げられ、ガイドロッド50の上部分51を押し下げる。ガイドロッド50は、ロック体31を押し下げるために、ロック体31のロック歯34は、アッパーレール1の切欠部14内で下方に移動する。同時に、ロック歯34はロアレール2の切欠部24内で下方に移動する。
さらに、ガイドロッド50が押し下げられると、ロアレール2の折り返し面部23の下端は、アッパーレール1の内側側面部12の下端より上に位置することから、ロック体31のロック歯34はアッパーレール1の切欠部14内に位置する一方で、ロアレール2の切欠部24から出る(図3(b))。このことにより、アッパーレール1とロアレール2との間のロックが解除され、アッパーレール1をロアレール2に対して所定の位置に摺動して移動させることができる。
アッパーレール1をロアレール2に対して所定の位置に移動させた後、レバー4の押し上げを解除すると、ガイドロッド50への押し付けが解除され、ガイドロッド50が、弾性部材54により上方に押し上げられる。保持体40内のロック体31のロック歯34は依然としてアッパーレール1の切欠部14内で移動しつつ、ロアレール2の切欠部24内に入り込む。このことにより、アッパーレール1とロアレール2との間のロックを行うことできる。
保持体40内のロック体31のロック歯34は、ロック時も、ロック解除時も常にアッパーレール1の切欠溝14内に位置することから、常に正規に保持されている。さらに、ロック体31は、両ロック歯34、34がそれぞれ、アッパーレール1の切欠部14、14とロアレール2の切欠部24、24にそれぞれ位置することから、レールの両側でロックを行い、したがって、レールにいかなる慣性力が作用しても、ロックが解除されない。
アッパーレールとロアレールとの間に剥離作用が生ずると、アッパーレールが変形しかねないが、図3(a)に示されているように、保持体40の前側面43および後側面43’の形状が、アッパーレール1の断面と同様に形状をもつことから、かかる変形を防ぐことができる。ただし、剥離作用が実質的に生じないよう応用例では、保持体40の前側面43および後側面43’の形状は、アッパーレール1の断面と同様に形状をもつ必要はない。
図示の実施例では、ロック機構のロック体31とガイドロッド50とは別体であるが、一定にしてもよい。つまり、ロック体31の上面32の上側から上部分51が突き出し、ロック体31の上面32の下側から下部分52が突き出すようにしてもよい。
図4は、本発明の他の実施例を示す。この実施例では、アッパーレール1の内側側面12と折り返し部13との間を狭くし、切欠部14を折り返し部13へと延長させ、ロック体31のロック歯34が折り返し部13へと伸長した切欠部まで通るようにしている。その結果、ロック時に、ロック体31のロック歯34は、アッパーレール1の内側側面12にある切欠部14、ロアレールの折り返し面部23にある切欠部24、さらにアッパーレール1の折り返し部13の切欠部14まで伸長し、これにより、両レールをより安定でかつ協力に保持力でロックすることができる。
本発明のロック機構は、実施例に示したように、座席を移動させるレールをロックするために使用することができるが、これに限定されず、摺動して移動する二つのレール同士のロックに適用することができる。
図1は本発明のロック機構が組み込まれた座席を移動させるためのアッパーレールとロアレールの斜視図である。 図2は本発明のロック機構の分解斜視図である。 図3(a)は、本発明のロック機構が組み込まれた座席を移動させるためのアッパーレールとロアレールの断面図を示し、図3(b)は、ガイドロッドが押し下げられた状態のロック機構の断面図を示す。 図4は、本発明のロック機構の他の実施例が組み込まれた座席を移動させるためのアッパーレールとロアレールの断面図を示す。
符号の説明
1 第一のレール
2 第二のレール
3 ボール
4 リテイナー
11 上面部
12 内側側面部
14 内側切欠部
21 底面部
22 外側側面部
23 折り返し面部
24 外側切欠部
30 ロック機構
31 ロック体
32 上面
33 側面
34 ロック歯
35 貫通穴
40 保持体
42 底面
43 前側面
43’ 後側面
45 貫通穴
50 ガイドロッド
51 上部分
52 下部分
53 膨出部
54 弾性部材

Claims (6)

  1. 上面部(11)と、該上面部の長手方向両側から下方に伸長する内側側面部(12、12)と、該両内側側面部の下端に向かい合うように形成された内側切欠部(14、14)とを有する第一のレール(1)と、
    該第一のレールを摺動して移動可能に中に収容する第二のレール(2)であって、底面部(21)と、該底面部の長手方向両側から上方に伸長する外側側面部(22、22)と、該両外側側面部の上端から、中に収容される前記第一のレールの外側で前記両内側側面部にそってそれぞれ内側で下方に伸長する折り返し面部(23、23)と、該両折り返し面部の下端に向かい合うように形成された外側切欠部(24、24)とを有する第二のレール(2)と、
    のロックを行うロック機構(30)であって、
    該ロック機構は、
    前記第一のレールの上面部(11)に向かい合う、貫通穴(35)を有する上面(32)と、該上面の両側の端部から前記第一のレールの両内側側面部(12、12)にそってそれぞれ下方に伸長する両側面(33、33)と、該両側面の下端から外側に伸長し前記第一のレールの内側切欠部(14、14)および前記第二のレールの外側切欠部を上下移動可能に貫通することができるロック歯(34、34)を有するロック体(31)と、
    前記ロック体の前記上面の貫通穴(35)に対応して貫通穴(45)が設けられた底面(42)と、その底面の前後の端部から前記内側側面部に対して垂直にかつ上方に伸長し、前記第一のレールの前記上面部の下側に固定される前側面(43)および後側面(43’)とを有し、前記ロック歯が前記第一のレールの内側切欠部(14、14)で上下移動可能に前記ロック体を保持する保持体(40)と、
    上部分(51)と下部分(52)とを有し、前記ロック体の上下移動を案内するためのガイドロッド(50)であって、前記下部分が前記ロック体の貫通穴(35)と前記保持体の貫通穴(45)とを貫通し、前記上部分がさらに、前記ロック体の上面の貫通穴に対応して前記第一のレールの上面部に設けられる貫通穴(15)を貫通するガイドロッドと、
    前記ロック体の上面(32)と前記保持体の底面(42)との間で該ガイドロッドの下部分(52)を取り巻き、前記ロック体を前記保持体に対して弾性的に押し上げる弾性部材(54)と、
    を含み、
    前記第二のレールの折り返し面部(23、23)の下端は前記第一のレールの内側側面部(12、12)の下端より上に位置し、
    前記ロック体が前記弾性部材により押し上げられた状態では、前記ロック体のロック歯は、前記内側側面の内側切欠部(14)および前記折り返し面部の外側切欠部(24)を貫通して位置し、これにより前記第一のレールと前記第二のレールとがロックされ、前記第一のレールの上面部に設けられる貫通穴を貫通した前記ガイドロッドの上部分(51)が下方に押されることにより、前記ロック体のロック歯は下降するが、前記第一のレールの内側切欠部(14、14)内に位置する一方で、前記第二のレールの外側切欠部(24、24)から出て、これにより前記第一のレールと前記第二のレールとのロックが解除される、ことを特徴とするロック機構。
  2. 上面部(11)と、該上面部の長手方向両側から下方に伸長する内側側面部(12、12)と、該両内側側面部の下端に向かい合うように形成された内側切欠部(14、14)とを有する第一のレール(1)と、
    該第一のレールを摺動して移動可能に中に収容する第二のレール(2)であって、底面部(21)と、該底面部の長手方向両側から上方に伸長する外側側面部(22、22)と、該両外側側面部の上端から、中に収容される前記第一のレールの外側で前記両内側側面部にそってそれぞれ内側で下方に伸長する折り返し面部(23、23)と、該両折り返し面部の下端に向かい合うように形成された外側切欠部(24、24)とを有する第二のレール(2)と、
    のロックを行うロック機構(30)であって、
    該ロック機構は、
    前記第一のレールの上面部(11)の下側でその上面部に向かい合う上面(32)と、該上面の両側の端部から前記第一のレールの前記両内側側面部(12、12)にそってそれぞれ下方に伸長する両側面(33、33)と、該両側面の下端から外側に伸長し前記第一のレールの内側切欠部(14、14)および前記第二のレールの外側切欠部を上下移動可能に貫通することができるロック歯(34、34)を有するロック体(31)と、
    貫通穴(45)が設けられた底面(42)と、その底面の前後の端部から前記内側側面部に対して垂直にかつ上方に伸長し、前記第一のレールの前記上面部の下側に固定される前側面(43)および後側面(43’)とを有し、前記ロック歯が前記第一のレールの内側切欠部(14、14)で上下移動可能に前記ロック体を保持する保持体(40)と、
    上部分(51)と下部分(52)とを有し、前記ロック体の上下移動を案内するためのガイドロッド(50)であって、前記下部分が前記ロック体の上面(32)の下側から突き出し、前記保持体の底面(42)の貫通穴(45)を貫通し、前記上部分が前記ロック体の上面の上側から突き出して、前記第一のレールの上面部(11)に設けられる貫通穴(15)を貫通するガイドロッドと、
    前記ロック体の上面と前記保持体の底面との間で該ガイドロッドの下部分を取り巻き、前記ロック体を前記保持体に対して弾性的に押し上げる弾性部材と、
    を含み、
    前記第二のレールの折り返し面部(23、23)の下端は前記第一のレールの内側側面部(12、12)の下端より上に位置し、
    前記ロック体が前記弾性部材により押し上げられた状態では、前記ロック体のロック歯は、前記内側側面の内側切欠部(14)および前記折り返し面部の外側切欠部(24)を貫通して位置し、これにより前記第一のレールと前記第二のレールとがロックされ、前記第一のレールの上面部に設けられる貫通穴を貫通した前記ガイドロッドの上部分(51)が下方に押されることにより、前記ロック体のロック歯は下降するが、前記第一のレールの内側切欠部(14、14)内に位置する一方で、前記第二のレールの外側切欠部(24、24)から出て、これにより前記第一のレールと前記第二のレールとのロックが解除される、ことを特徴とするロック機構。
  3. 前記第一および第二のレールが、それぞれ車両の座席用のアッパーレールおよびロアレールである、請求項1または2に記載のロック機構。
  4. 前記第一のレールが、前記第一のレールの前記両内側側面の端部から、前記第二のレールの前記外側面部と折り返し面部との間で上方に伸長する折り返し部(13、13)をさらに有する、請求項1または2に記載のロック機構
  5. 前記第一のレールの内側切欠部(14、14)が、前記内側側面部から折り返し部(13、13)へと伸長し、
    前記ロック体が前記弾性部材により押し上げられた状態で、前記ロック体のロック歯は、前記内側側面の内側切欠部および前記折り返し面部の外側切欠部を貫通して、さらに記内側側面部から折り返し部へと伸長する内側切欠部を貫通する、請求項4に記載のロック機構。
  6. 前記保持体の前記前側面(43)および後側面(43‘)の少なくとも一方が、前記第一のレールの前記上面部と前記両内側側面とで画定される前記第一のレールの断面形状と同じ形状をもつ、請求項1または2に記載のロック機構。
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