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JP2008119407A - 袖付きデスク装置 - Google Patents

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JP2008119407A
JP2008119407A JP2006309699A JP2006309699A JP2008119407A JP 2008119407 A JP2008119407 A JP 2008119407A JP 2006309699 A JP2006309699 A JP 2006309699A JP 2006309699 A JP2006309699 A JP 2006309699A JP 2008119407 A JP2008119407 A JP 2008119407A
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JP
Japan
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side frame
desk
cabinet body
spacer block
frame
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Withdrawn
Application number
JP2006309699A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Maekawa
尚幸 前川
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Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
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Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
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Abstract

【課題】キャビネット本体の上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレームにデスク用天板の一側部を載置し連結する構造の袖付きデスク装置において、ワゴンデスクとの間で部品の共用化によるコストダウンを図りつつ、強度が高く、外観性に優れた袖付きデスク装置を提供する。
【解決手段】サイドフレーム5は、両側にT字形金具6の連結部15を通す切欠開口16を形成し、スペーサブロック4は上部にサイドフレームを受け入れる嵌合部17を形成するとともに、左右一側に化粧片18を上向き突設し、サイドフレームをキャビネット本体2の上面側縁部に前後のスペーサブロックを介して支持し、T字形金具の連結部を内側の切欠開口を通して内向きに配置し、連結部にバックフレーム7の一端を連結し、一方のスペーサブロックの化粧片を外側の切欠開口に嵌合して閉鎖した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、袖付きデスク装置に係わり、更に詳しくはキャビネット本体の上面にデスク用天板の一側部を取付けてなる袖付きデスク装置に関するものである。
従来から、引出しを多段に設けたキャビネット本体の上面に、該キャビネット本体と略同形の平面視形状を有するワゴン用天板を取付けてワゴンデスクを構成し、あるいは前記キャビネット本体の上面にデスク用天板の一側部を取付けて片袖あるいは両袖の袖付きデスクを構成するものは既に提供されている。つまり、キャビネット本体をワゴンデスクと袖付きデスクで共用できる構造は公知である。
特許文献1には、袖キャビネットの上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレーム上にデスク用天板を載置し、該天板を上方から貫通したネジで前記サイドフレームに締結する構造が開示されている。この場合、前記天板は、袖キャビネットの上面にスペーサブロックとサイドフレームを介在させて連結しているので、袖キャビネットの上面との間に空間が形成されている。
この特許文献1に記載のデスクは、袖キャビネットの上面に取付けたサイドフレームと、他側の脚体の上端に設けたサイドフレームとの連結は、各サイドフレームの後端部に上方から凹凸嵌合し且つネジ止めした継手に、幕板の両端部を連結するとともに、その前方でバックフレームの両端部を連結して剛性を高めている。具体的には、前記継手は、平面視L字状にサイド突起部と、両サイド突起部の間に斜め内方へ延設したセンター突起部を有し、一方のサイド突起部に前記サイドフレームの後端部を連結し、両継手のセンター突起部間にバックフレームを連結した構造となっている。この場合、前記サイドフレームと幕板とは離れている方が強度的に有利であるが、前記継手が大型化してコスト高となる問題がある。
特開2003−38260号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、引出しを多段に設けたキャビネット本体の上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレームにデスク用天板の一側部を載置し連結する構造の袖付きデスク装置において、ワゴンデスクとの間で部品の共用化によるコストダウンを図りつつ、強度が高く、外観性に優れた袖付きデスク装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、引出しを多段に設けたキャビネット本体の上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレームにデスク用天板の一側部を載置し連結する構造の袖付きデスク装置において、前記サイドフレームは、前後中間位置の内部にバックフレームを連結するためのT字形金具の取付部を嵌合する凹部と、該凹部の両側にT字形金具の取付部から側方へ延びた連結部を通す切欠開口を形成したものであり、前記スペーサブロックは上部に前記サイドフレームを受け入れる嵌合部を形成するとともに、左右一側に化粧片を上向き突設したものであり、前記サイドフレームを前記キャビネット本体の上面側縁部に前後のスペーサブロックを介して支持し、前記T字形金具の取付部を凹部に嵌合し、連結部を内側の切欠開口を通して内向きに配置し、該連結部に前記バックフレームの一端を連結するとともに、一方の前記スペーサブロックの化粧片を前記サイドフレームの外側の切欠開口に嵌合して閉鎖したことを特徴とする袖付きデスク装置を構成した(請求項1)。
ここで、前方の前記スペーサブロックとサイドフレームは、前記化粧片を内側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着するとともに、後方の前記スペーサブロックとサイドフレーム及びT字形金具の取付部は、前記化粧片を外側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着してなることが好ましい(請求項2)。
そして、前記サイドフレームは、アルミ押出し型材で作製し、下部に中空の管体部と上部にデッキ部を有し、前記管体部は両側面が上方へ向かうにつれて外側方へ膨らんだ形状を有し、前記デッキ部は両側縁に立壁を設けて中央部に凹溝を有する形状であり、前記凹部は前記デッキ部の凹溝の底面に開口部を形成して設けるとともに、前記切欠開口は前記デッキ部の立壁と前記管体部の側面を切り欠いて形成してなるのである(請求項3)。
また、前記スペーサブロックは合成樹脂製又はアルミ合金製の一体成形品であり、前後に上下貫通した取付孔を形成するとともに、両取付孔の間の下面に前記キャビネット本体の上面に形成した通孔に嵌入するダボを突設し、前記化粧片は、前記サイドフレームの管体部の側面に対応する傾斜部と、前記デッキ部の立壁に対応する立上部とからなるのである(請求項4)。
そして、前記サイドフレームのデッキ部の底面であって、前部に前後方向に向いたスリット孔を形成するとともに、後端部に螺孔を形成し、前記デスク用天板の下面側縁部の前部に前記スリット孔に係止する後向きフックを有する前連結金具を取付けるとともに、後端部に前記螺孔にネジ止めする固定片を有する後連結金具を取付けてなるのである(請求項5)。他側
以上にしてなる請求項1に係る発明の袖付きデスク装置は、引出しを多段に設けたキャビネット本体の上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレームにデスク用天板の一側部を載置し連結する構造であるので、キャビネット本体の上面とデスク用天板との間に空間部を有しているので、該キャビネット本体の上面の両側縁に同様にスペーサブロックを介して一対のサイドフレームを取付け、該サイドフレームにワゴン用天板を載置し連結することによりワゴンデスクを構成できるのであり、つまりワゴンデスクと共通のキャビネット本体を用い、基本的に共通のサイドフレームとスペーサブロックを用いて構成するので大幅なコストダウンが図れるのである。ここで、ワゴンデスクに用いるサイドフレームに対する袖付きデスク装置に用いるサイドフレームの相違点は、前後中間位置の内部にバックフレームを連結するためのT字形金具の取付部を嵌合する凹部と、該凹部の両側にT字形金具の取付部から側方へ延びた連結部を通す切欠開口を形成する点である。これは、サイドフレームをアルミ押出し型材から作製する場合には、この相違点は後加工の工程の差だけであるので、この点が材料素材の共通化となる。また、本発明で用いるサイドフレームには、凹部の両側に切欠開口を形成したのであるが、前記キャビネット本体を右袖又は左袖として使用する場合に、サイドフレームを上面外側の側縁に取付けることになるが、その場合も左右のサイドフレームを共用でき、前記スペーサブロックを化粧片の向きが外側方を向くように配置すれば、前記サイドフレームの外側の使用しない切欠開口を閉鎖して隠すことができるので、外観性を損なうことがないのである。また、両側に袖部を設ける場合には、両側のサイドフレームに前記T字形金具の取付部を一体に取付け、片側に袖部を設ける場合には一側のサイドフレームに前記T字形金具の取付部を一体に取付けるとともに他側の脚体の上部支持部材にT字形金具を取付け、そして両T字形金具の連結部をバックフレームの各端部に連結するので、フレームとしての剛性を高めることことができ、またサイドフレームの前後中間の任意位置にT字形金具を介してバックフレームを連結することができるので、強度を更に高くすることができ、しかもT字形金具は小型の部品であるのでコストダウンを図ることができるのである。また、前記スペーサブロックは、前記サイドフレームの外側に切欠開口が存在しなければ、該サイドフレームの内側に化粧片が位置するように配置して目立たなくすることができるので、前部のスペーサブロック、あるいはワゴンデスクのスペーサブロックにも同じもの用いてコストダウンを図ることができる。
請求項2によれば、前方の前記スペーサブロックとサイドフレームは、前記化粧片を内側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着するとともに、後方の前記スペーサブロックとサイドフレーム及びT字形金具の取付部は、前記化粧片を外側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着してなるので、最小数のボルトでスペーサブロックとサイドフレーム及びT字形金具をキャビネット本体の上面に取付けることができ、また前記スペーサブロックは配置する向きを変えるだけで、前記化粧片でサイドフレームの切欠開口を閉鎖したり、目立たなくなるのである。
請求項3によれば、前記サイドフレームは、アルミ押出し型材で作製し、下部に中空の管体部と上部にデッキ部を有するので、強度が高いとともに、切欠開口はデッキ部の立壁と管体部の側面を切り欠き、凹部はデッキ部の凹溝の底面に開口部を形成するだけで、常に一定深さの凹部を形成することができるので、T字形金具の取付部を精度良く連結することができ、また管体部は両側面が上方へ向かうにつれて外側方へ膨らんだ形状を有し、デッキ部は両側縁に立壁を設けて中央部に凹溝を有する形状であるので、前記スペーサブロックの上部に形成した嵌合部にサイドフレームの下部を嵌合することができるとともに、切欠開口に化粧片を嵌合することができるのである。
請求項4によれば、スペーサブロックは下面に形成したダボをキャビネット本体の上面に形成した通孔に嵌入することにより、正確に位置決めすることができ、その後の作業を容易にし、つまり前後に配置したスペーサブロックの嵌合部にサイドフレームを載置した状態で、サイドフレームとスペーサブロックを貫通させたボルトを確実にキャビネット本体の上面に形成した螺孔に螺着することができるのである。また、合成樹脂製の一体成形したスペーサブロックの化粧片は、前記サイドフレームの管体部の側面に対応する傾斜部と、前記デッキ部の立壁に対応する立上部とからなるので、該化粧片が横方向への弾性力を有しているので、前記サイドフレームに切欠開口に確実に係合させることができ、一方切欠開口が存在しない箇所ではサイドフレームの側面に押されて外側へ退避するので、嵌合部への嵌合に支障がないのである。
請求項5によれば、デスク用天板の下面側縁部の前部に取付けた前連結金具の後向きフックを、サイドフレームのデッキ部の底面で前部に形成した前後方向に向いたスリット孔に係止するとともに、後端部に取付けた後連結金具の固定片を、デッキ部の後端部に形成した螺孔にネジ止めするだけで、デスク用天板をキャビネット本体の上面にスペーサブロック及びサイドフレームを介して簡単に取付けることがきる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る袖付きデスク装置を示し、図2〜図5はその詳細を示し、また図6〜図11は参考としてワゴンデスクを示し、図中符号Aは袖付きデスク装置、Bはワゴンデスク、1は天板、2はキャビネット本体、3は脚体、4はスペーサブロック、5はサイドフレーム、6はT字形金具、7はバックフレームをそれぞれ示している。
本発明に係る袖付きデスク装置Aは、デスク用天板1の左右一側部をキャビネット本体2で支持するとともに、他側を通常の脚体3で支持した構造となっており、前記キャビネット本体2の上面8で外側縁部の前後部に、前記スペーサブロック4,4を配し、その上にサイドフレーム5を配して取付け、該サイドフレーム5の前後中間位置に取付けたT字形金具6と反対側の前記脚体3との間にバックフレーム7を渡設するとともに、更に前記キャビネット本体2の背面と前記脚体3の後端面の上部に幕板9を連結して剛性を高め、そして前記サイドフレーム5とバックフレーム7の上に前記天板1を載置して連結した構造である。
前記キャビネット本体2は、引出し10,…を多段に設けたものであり、上面8には両側縁部の前後部にそれぞれ前後一対の螺孔11,11を形成するとともに、前部では前記螺孔11,11の前後中間位置の内側寄りに通孔12を形成し、後部では前記螺孔11,11の前後中間位置で内側寄りと外側寄りの二箇所に通孔12,12を並設している。前記螺孔11は、前記スペーサブロック4とサイドフレーム5を取付けるために用い、前記通孔12は、前記スペーサブロック4の取付ける向きの設定と位置決めのために用いる。
そして、前記サイドフレーム5は、図2及び図3に示すように、前後中間位置の内部にバックフレーム7を連結するためのT字形金具6の取付部13を嵌合する凹部14と、該凹部14の両側にT字形金具6の取付部13から側方へ延びた連結部15を通す切欠開口16,16を形成したものであり、前記スペーサブロック4は上部に前記サイドフレーム5を受け入れる嵌合部17を形成するとともに、左右一側に化粧片18を上向き突設したものであり、前記サイドフレーム5を前記キャビネット本体2の上面8の外側縁部に前後のスペーサブロック4,4を介して支持し、前記T字形金具6の取付部13を凹部14に嵌合し、前記連結部15を内側の切欠開口16を通して内向きに配置し、該連結部15に前記バックフレーム7の一端を連結するとともに、一方の前記スペーサブロック4の化粧片18を前記サイドフレーム5の外側の切欠開口16に嵌合して閉鎖するようになっている。
また、前記スペーサブロック4は、図2及び図3に示すように、合成樹脂製の一体成形品又はアルミ合金製のダイカストによる鋳造品であり、前記嵌合部17を設けた略直方体状の本体部の前後に上下貫通した取付孔19,19を前記螺孔11,11に対応させて形成するとともに、両取付孔19,19の間の下面に前記キャビネット本体の上面に形成した通孔12に嵌入するダボ20を突設している。ここで、前記ダボ20は、前記通孔12に嵌入することにより、正確な位置決めを行うことができる。更に、前記ダボ20は、前記化粧片18に近い位置に偏らせて設けているので、特に前方部位に対して取付ける際には、前記通孔12は一箇所のみ形成しているので、該通孔12にダボ20を嵌入することにより、間違うことなく確実に前記化粧片18を内側に向けて取付けることができるのである。
更に詳しくは、前記サイドフレーム5は、アルミ押出し型材で作製し、下部に中空の管体部21と上部にデッキ部22を有し、前記管体部21は両側面23,23が上方へ向かうにつれて外側方へ膨らんだ形状を有し、前記デッキ部22は両側縁に立壁24,24を設けて中央部に凹溝25を有する形状であり、前記凹部14は前記デッキ部22の凹溝25の底面26に開口部を形成して設けるとともに、前記切欠開口16は前記デッキ部22の立壁24,24と前記管体部21の側面23,23を切り欠いて形成している。また、前記サイドフレーム5の後部に形成した凹部14内で、前記管体部21の底板27に前記螺孔11,11に対応させて貫通孔28,28を形成するとともに、前部においては前記デッキ部22の底面26と前記管体部21の底板27に貫通させた貫通孔29,29を前記螺孔11,11に対応させて形成している。
また、前記T字形金具6は、図2に示すように、平面視略T字形のアルミダイキャスト製のブロック体であり、一端部に前記サイドフレーム5の凹部14内に嵌合する取付部13と、該取付部13から側方へ延びた連結部15とからなっている。ここで、前記T字形金具6の取付部13の前後部には、前記螺孔11,11に対応させて上下に貫通した取付孔30,30を形成するとともに、前記連結部15には前記バックフレーム7を連結するための螺孔31を形成している。
そして、図2、図4及び図5に示すように、前方の前記スペーサブロック4とサイドフレーム5は、前記化粧片18を内側に向けた状態で共通のボルト32,32で前記キャビネット本体2の上面8に締着するとともに、後方の前記スペーサブロック4とサイドフレーム5及びT字形金具6の取付部13は、前記化粧片18を外側に向けた状態で共通のボルト32,32で前記キャビネット本体2の上面8に締着している。具体的には、前記前方のスペーサブロック4のダボ20を、前記キャビネット本体2の上面8の前部に形成した通孔12に嵌入して化粧片18を内側に向けて配置するとともに、前記螺孔11,11と取付孔19,19の位置を一致させる。一方、後方のスペーサブロック4のダボ20を、前記キャビネット本体2の上面8の後部に形成した外側の通孔12に嵌入して化粧片18を外側に向けて配置するとともに、前記螺孔11,11と取付孔19,19の位置を一致させる。この状態で、前記サイドフレーム5の管体部21をそれぞれのスペーサブロック4,4の嵌合部17,17に載置して嵌合する。それから、前方において前記サイドフレーム5の貫通孔29,29とスペーサブロック4の取付孔19,19に上方からボルト32,32を挿通して、前記キャビネット本体2の上面8の螺孔11,11に螺合する。一方、後方においては前記T字形金具6の連結部15にバックフレーム7の端部を嵌合するとともに、該バックフレーム7の端部の通孔33を通したネジ34を前記連結部15の螺孔31に螺合して連結した状態で、該T字形金具6の取付部13を前記サイドフレーム5の凹部14内に嵌合し、上方から該取付部13の取付孔30,30、サイドフレーム5の貫通孔28,28及び後方のスペーサブロック4の取付孔19,19にボルト32,32を挿通して、前記キャビネット本体2の上面8の螺孔11,11に螺合する。
ここで、前記スペーサブロック4の化粧片18は、前記サイドフレーム5の管体部21の側面23に対応する傾斜部35と、前記デッキ部22の立壁24に対応する立上部36を有し、内外方向に対して弾力性を備えているとともに、前記サイドフレーム5の外側面の形状に近似した外形状にしている。従って、前記サイドフレーム5の下部をスペーサブロック4の嵌合部17に嵌合すると、自動的に一方の切欠開口16内に前記化粧片18が嵌合し、該切欠開口16を完全に塞ぐとともに、外形においても前記サイドフレーム5の外側面を連続化するので、外観性を損なうことがないのである。
また、本実施形態では、図2及び図4に示すように、前記バックフレーム7の端部を前記T字形金具6を介して前記サイドフレーム5に連結するとともに、前記キャビネット本体2の上面8の内側部において支持金具37で保持して強度を高めている。尚、前記支持金具37は後述のように前記天板1を取付けるためにも使用する。具体的には、前記支持金具37は、スチール板を正面視略Z字状に折曲形成し、前記キャビネット本体2の上面8に取付ける取付板38と、該取付板38から立ち上がった立起板39と、該立起板39から内方へ延びた支持板40とからなり、該支持板40の中央部から前記立起板39の一部にかけて切欠部41を形成している。そして、前記支持金具37の取付板38に形成した通孔42,42に通したネジ43,43を前記螺孔11,11に螺合して取付け、前記切欠部41に前記バックフレーム7の中間部を受け入れて保持するのである。また、前記支持板40にも通孔44,44を形成している。尚、前記キャビネット本体2の上面8に螺孔11,11を設ける代わりに、該上面に通孔を形成し、その下方にナットを固着又は装着しても同様である。
次に、前記サイドフレーム5に前記天板1を取付ける構造を図2、図4及び図5に基づいて説明する。前記サイドフレーム5のデッキ部22の底面26であって、前部に前後方向に向いたスリット孔45,45を形成するとともに、後端部に螺孔46を形成している。一方、前記デスク用天板1の下面側縁部の前部に前記スリット孔45,45に係止する後向きフック49,49を有する前連結金具47を取付けるとともに、後端部に前記螺孔46にネジ止めする固定片50を有する後連結金具48を取付けている。ここで、前記後連結金具48は、前記固定片50が下方へ段落ち形成され、前記サイドフレーム5のデッキ部22の凹溝25内に嵌るようになっており、前記前記螺孔46に螺合するネジ51を通す通孔52を形成している。また、前記後連結金具48の固定片50は、前記天板1の後端よりも後方へ突出して露出している。
そして、前記天板1の下面前部に取付けた前連結金具47の後向きフック49,49を、前記サイドフレーム5のスリット孔45,45に落とし込んで、該天板1をサイドフレーム5の上に載置し、それから該天板1を後方へ少し移動させることにより、前記後向きフック49,49をスリット孔45,45に係止し、その状態で前記後連結金具48の固定片50の通孔52の位置が、前記サイドフレーム5の螺孔46の位置に一致するので、上方からネジ51で締結する。更に、前記支持金具37の支持板40の通孔44,44に下方からネジ53,53を天板1の下面に螺合する。ここで、前記天板1の前縁の下部は、下方後方へ傾斜した斜縁54を形成してシャープな外観を呈するようにしているが、この斜縁54の延長面に略一致させて前記サイドフレーム5の先端に傾斜カット部55を形成している。尚、前記サイドフレーム5は、アルミ押出し型材で作製しているので、傾斜カット部55には、その断面形状が現れるので、適宜合成樹脂製の端部キャップを装着することが好ましい。この場合も、端部キャップの外形は、前記斜縁54の延長面に略一致させる。
本実施形態では、前記天板1の右側にキャビネット本体2を取付けた片袖タイプのデスクを示したが、キャビネット本体2を左側に設ける場合や、両側に取付けた両袖タイプのデスクも同様に構成できる。この場合、前記天板1の左側にキャビネット本体2を取付ける場合にも前記サイドフレーム5と前記スペーサブロック4をそのまま用い、前記スペーサブロック4は左右反転させて装着する。
次に、参考として図6〜図11に基づいて、ワゴンデスクBの構造を説明する。このワゴンデスクBは、前記袖付きデスク装置Aと共通構造が多いのいで、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。このワゴンデスクBは、図6及び図7に示すように、前記キャビネット本体2の上面8の両側前後部に前記化粧片18が内側になるように、それぞれスペーサブロック4,…を配置する。それから、前記サイドフレーム5と同一の型材を用いて作製するが、前記凹部14や切欠開口16,16を設けてないサイドフレーム56,56を用いて、前後のスペーサブロック4,4の嵌合部17に載置する。ここで、前記サイドフレーム56は、後部にも前記サイドフレーム5の前部に設けた貫通孔29,29と同じ貫通孔29,29を形成する。そして、前記サイドフレーム5の貫通孔29,29と、スペーサブロック4の取付孔19,19に上方から挿入したボルト32,32を前記キャビネット本体2の上面8の螺状11,11に螺合する。
そして、前記サイドフレーム56には、前記同様にスリット孔45,45と螺孔46を形成してあり、ワゴン用天板1Aの下面の両側前後部にそれぞれ前連結金具47と後連結金具48を取付けている。従って、前記同様に、前記ワゴン用天板1Aの下面前部に取付けた前連結金具47の後向きフック49,49を、前記サイドフレーム56のスリット孔45,45に落とし込んで、該ワゴン用天板1Aをサイドフレーム56,56の上に載置し、それから該ワゴン用天板1Aを後方へ移動させて前記後向きフック49,49をスリット孔45,45に係止し、その状態で前記後連結金具48の固定片50をネジ51で前記サイドフレーム5の螺孔46に締結する。
前記ワゴンデスクBの場合には、サイドフレーム56に切欠開口16が存在しないので、前記スペーサブロック4の化粧片18は不要であるが、各スペーサブロック4の化粧片18を内側に向けてサイドフレーム56の内方へ隠蔽することができる。また、前記キャビネット本体2の背面には、前記袖付きデスク装置Aの幕板9と外観性の統一を図るために、同様な外形の幕板9Aを設けている。
本発明に係る袖付きデスク装置の全体斜視図である。 同じく要部の分解斜視図である。 スペーサブロックとサイドフレームの部分拡大斜視図である。 キャビネット本体の上面にスペーサブロックを介して取付けたサイドフレームを利用して天板を取付ける構造を示す省略斜視図である。 袖付きデスク装置の上部構造を示す部分縦断面図である。 参考例として示したワゴンデスクの全体斜視図である。 同じく要部の分解斜視図である。 スペーサブロックとサイドフレームの部分拡大斜視図である。 キャビネット本体の上面にスペーサブロックを介して取付けたサイドフレームを利用してワゴン用天板を取付ける構造を示す省略斜視図である。 ワゴン用天板の下面に取付ける前連結金具と後連結金具を示した省略斜視図である。 ワゴンデスクの上部構造を示す部分縦断面図である。
符号の説明
A デスク装置、 B ワゴンデスク、
1 天板、 1A ワゴン用天板、
2 キャビネット本体、 3 脚体、
4 スペーサブロック、 5 サイドフレーム、
6 T字形金具、 7 バックフレーム、
8 上面、 9、9A 幕板、
10 引出し、 11 螺孔、
12 通孔、 13 取付部、
14 凹部、 15 連結部、
16 切欠開口、 17 嵌合部、
18 化粧片、 19 取付孔、
20 ダボ、 21 管体部、
22 デッキ部、 23 側面、
24 立壁、 25 凹溝、
26 底面、 27 底板、
28 貫通孔、 29 貫通孔、
30 取付孔、 31 螺孔、
32 ボルト、 33 通孔、
34 ネジ、 35 傾斜部、
36 立上部、 37 支持金具
38 取付板、 39 立起板、
40 支持板、 41 切欠部、
42 通孔、 43 ネジ、
44 通孔、 45 スリット孔、
46 螺孔、 47 前連結金具、
48 後連結金具、 49 後向きフック、
50 固定片、 51 ネジ、
52 通孔、 53 ネジ、
54 斜縁、 55 傾斜カット部、
56 サイドフレーム。

Claims (5)

  1. 引出しを多段に設けたキャビネット本体の上面に、スペーサブロックを介してサイドフレームを取付け、該サイドフレームにデスク用天板の一側部を載置し連結する構造の袖付きデスク装置において、前記サイドフレームは、前後中間位置の内部にバックフレームを連結するためのT字形金具の取付部を嵌合する凹部と、該凹部の両側にT字形金具の取付部から側方へ延びた連結部を通す切欠開口を形成したものであり、前記スペーサブロックは上部に前記サイドフレームを受け入れる嵌合部を形成するとともに、左右一側に化粧片を上向き突設したものであり、前記サイドフレームを前記キャビネット本体の上面側縁部に前後のスペーサブロックを介して支持し、前記T字形金具の取付部を凹部に嵌合し、連結部を内側の切欠開口を通して内向きに配置し、該連結部に前記バックフレームの一端を連結するとともに、一方の前記スペーサブロックの化粧片を前記サイドフレームの外側の切欠開口に嵌合して閉鎖したことを特徴とする袖付きデスク装置。
  2. 前方の前記スペーサブロックとサイドフレームは、前記化粧片を内側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着するとともに、後方の前記スペーサブロックとサイドフレーム及びT字形金具の取付部は、前記化粧片を外側に向けた状態で共通のボルトで前記キャビネット本体の上面に締着してなる請求項1記載の袖付きデスク装置。
  3. 前記サイドフレームは、アルミ押出し型材で作製し、下部に中空の管体部と上部にデッキ部を有し、前記管体部は両側面が上方へ向かうにつれて外側方へ膨らんだ形状を有し、前記デッキ部は両側縁に立壁を設けて中央部に凹溝を有する形状であり、前記凹部は前記デッキ部の凹溝の底面に開口部を形成して設けるとともに、前記切欠開口は前記デッキ部の立壁と前記管体部の側面を切り欠いて形成してなる請求項1又は2記載の袖付きデスク装置。
  4. 前記スペーサブロックは合成樹脂製又はアルミ合金製の一体成形品であり、前後に上下貫通した取付孔を形成するとともに、両取付孔の間の下面に前記キャビネット本体の上面に形成した通孔に嵌入するダボを突設し、前記化粧片は、前記サイドフレームの管体部の側面に対応する傾斜部と、前記デッキ部の立壁に対応する立上部とからなる請求項1〜3何れかに記載の袖付きデスク装置。
  5. 前記サイドフレームのデッキ部の底面であって、前部に前後方向に向いたスリット孔を形成するとともに、後端部に螺孔を形成し、前記デスク用天板の下面側縁部の前部に前記スリット孔に係止する後向きフックを有する前連結金具を取付けるとともに、後端部に前記螺孔にネジ止めする固定片を有する後連結金具を取付けてなる請求項1〜4何れかに記載の袖付きデスク装置。
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