JP2008106637A - ブローバイガス通路構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブローバイガス中の水分の凍結を防止して、ブローバイガス通路の閉塞およびスロットルバルブの凍結を防止することができるブローバイガスの通路構造を提供すること。
【解決手段】ブローバイガスを吸気通路12を通してエンジン11に還流させるブローバイガスの通路構造として、スロットルバルブ20よりも下流側で吸気通路12内(吸気マニホールド12a)にブローバイガスを導入するためのPCV負圧通路30を設け、吸気通路12に導入されるブローバイガスを加熱するために、PCV負圧通路30と吸気マニホールド12aとを接続する接続部31にヒータ33およびコネクタ34(ヒータユニット)とを配置する。そして、ヒータ33およびコネクタ34が備わる接続部31を、吸気マニホールド12aに一体成形する。
【選択図】図1
【解決手段】ブローバイガスを吸気通路12を通してエンジン11に還流させるブローバイガスの通路構造として、スロットルバルブ20よりも下流側で吸気通路12内(吸気マニホールド12a)にブローバイガスを導入するためのPCV負圧通路30を設け、吸気通路12に導入されるブローバイガスを加熱するために、PCV負圧通路30と吸気マニホールド12aとを接続する接続部31にヒータ33およびコネクタ34(ヒータユニット)とを配置する。そして、ヒータ33およびコネクタ34が備わる接続部31を、吸気マニホールド12aに一体成形する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブローバイガスを吸気通路を通じて内燃機関に還流させるためのブローバイガスの通路構造に関する。より詳細には、吸気通路に排出されたブローバイガスに含まれる水分の凍結を防止することができるブローバイガス通路構造に関するものである。
従来より、自動車用エンジンには、主としてシリンダとピストンの隙間からエンジンのクランクケースに漏れるブローバイガスを吸気マニホールドを通してエンジンに還流させて再燃焼させるブローバイガス還元装置(PCV;Positive Crankcase Ventilation)が設けられている。
このブローバイガスには、燃焼で発生した水分を多量に含んでいるため、冬期において外気温が氷点下になった場合などに、その水分が凍結してブローバイガス通路を閉塞する場合があった。そして、ブローバイガス通路が閉塞すると、エンジン内の圧力が上昇し、オイルレベルゲージの抜出しやオイル飛散、クランクオイルシール部からのオイル洩れ等の問題が発生するので、ブローバイガス中の水分の凍結を防ぐために種々の対策が講じられている。
このブローバイガスには、燃焼で発生した水分を多量に含んでいるため、冬期において外気温が氷点下になった場合などに、その水分が凍結してブローバイガス通路を閉塞する場合があった。そして、ブローバイガス通路が閉塞すると、エンジン内の圧力が上昇し、オイルレベルゲージの抜出しやオイル飛散、クランクオイルシール部からのオイル洩れ等の問題が発生するので、ブローバイガス中の水分の凍結を防ぐために種々の対策が講じられている。
その対策の1つして、例えば、内壁面にフィルムヒータをインサート成形した樹脂製のヒータユニット付きユニオンを吸気通路に組み付けることにより、吸気通路に排出されたブローバイガスに含まれる水分の凍結を防止するようにしているものがある(特許文献1)。
特開2001−214995号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたものでは、吸気通路とヒータユニット付きユニオンとが別体である。このため、ユニオンを取り付けるために吸気通路を加工する工程、およびユニオンを吸気通路に組み付けるための工数が必要となり、組み付け工数が増加してしまうため、生産性およびコスト面で不利になるという問題があった。
また、特許文献1にはユニオンの取付位置が明確に記載されていないが、ユニオンがスロットルバルブ上流側に取り付けらてブローバイガス通路が構成されていると考えられる(特許文献1の図8参照)。このため、ユニオン部においてはブローバイガス中の水分の凍結が防止されて通路の閉塞は回避することは可能であるが、ユニオン部において水分を除去することはできないので、ブローバイガス中の水分がスロットルバルブに付着してしまう。そして、スロットルバルブに付着した水分によりスロットルバルブが凍結するおそれがあった。つまり、ブローバイガス中の水分の凍結を完全に防止することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ブローバイガス中の水分の凍結を防止して、通路の閉塞およびスロットルバルブの凍結を防止することができるブローバイガスの通路構造を提供することを課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係るブローバイガスの通路構造は、内燃機関のクランクケースに漏れるブローバイガスを吸気通路を通して内燃機関に還流させるブローバイガスの通路構造において、スロットルバルブよりも下流側で前記吸気通路内にブローバイガスを導入するための第1通路と、前記吸気通路に導入されるブローバイガスを加熱するために前記第1通路の前記吸気通路接続部に設けられたヒータユニットとを有し、前記ヒータユニットが前記吸気通路に一体化されていることを特徴とする。
このブローバイガスの通路構造によれば、第1通路により、クランクケースに漏れたブローバイガスが吸気通路に導入されて内燃機関に還流される。そして、通気通路に導入されるブローバイガスがヒータユニットによって加熱されるため、ブローバイガス中の水分が凍結することが防止される。これにより、ブローバイガスの凍結による第1通路の閉塞を防止することができる。また、スロットルバルブの下流側でブローバイガスが導入されるため、スロットルバルブにブローバイガスが付着することがないので、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を防止することもできる。さらに、ヒータユニットが吸気通路に一体化されているので、ヒータユニット(ユニオン)を吸気通路に組み付ける必要がなく、上記した従来の対策に比べ、組み付け工数を低減することができる。また、ヒータユニットを吸気通路に一体化することにより、ヒータユニットの強度や信頼性等が向上する。
本発明に係るブローバイガスの通路構造においては、前記ヒータユニットは、ヒータ温度に応じてヒータへの通電をオン・オフする感温スイッチを内蔵していることが望ましい。なお、感温スイッチとしては、例えば、ヒータ温度が所定温度に達した際に、ヒータへの通電をオフするサーミスタやバイメタル等を使用することができる。
これにより、ヒータが高温になるとヒータへの通電がオフされるため、吸気通路での発火などを防止することができる。また、吸気通路として樹脂製のインテークマニホールドを採用する場合には、熱による変形などを防止することができる。
また、本発明に係るブローバイガスの通路構造においては、前記吸気通路のブローバイガス導入口には、前記導入口付近のブローバイガスと吸入空気との接触を防止する接触防止部材が設けられていることが望ましい。
これにより、外気温が氷点下になった場合などに冷たい吸入空気が、導入口に直接当たらないため、ブローバイガス中の水分の凍結をより確実に防止することができる。
また、本発明に係るブローバイガスの通路構造においては、前記スロットルバルブの上流側で前記吸気通路から換気用空気を前記クランクケースに導入するための第2通路をさらに備え、前記第2通路内に、内燃機関から前記吸気通路への流体の流れを防止する逆止弁が設けられていることが望ましい。
このブローバイガスの通路構造では、クランクケース内にブローバイガスが滞留しないようにするために、第2通路を設けて吸気通路から換気用空気をクランクケースに導入している。ところが、第1通路が閉塞する等してクランクケース内の圧力が上昇すると、ブローバイガスが、第2通路を逆流して吸気通路に流れ込むおそれがある。そして、このような第2通路でのブローバイガスの逆流が発生すると、ブローバイガスがスロットルバルブに付着してしまい、ブローバイガス中の水分によってスロットルバルブが凍結するおそれがある。
そこで、このブローバイガスの通路構造では、第2通路にクランクケースから吸気通路への流体の流れを防止する逆止弁を設けている。この逆止弁により、第2通路をブローバイガスが逆流して吸気通路に流れ込むことを確実に防止することができる。従って、スロットルバルブにブローバイガスが付着しないので、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を防止することができる。
また、本発明に係るブローバイガスの通路構造においては、前記ヒータユニットは、コイル線に電流を流すことにより前記コイル線を発熱させるものであることが望ましい。
このようにヒータユニットを簡易な構造にすることにより、ヒータユニットのコスト低減および信頼性向上を図ることができる。これにより、吸気通路に導入されるブローバイガスをヒータユニットにより確実に加熱することができ、ブローバイガス中の水分の凍結防止が可能なコスト面および信頼性に優れたブローバイガスの通路構造を実現することができる。
上記問題点を解決するためになされた本発明の別形態に係るブローバイガスの通路構造は、内燃機関のクランクケースに漏れるブローバイガスを吸気通路を通して内燃機関に還流させるブローバイガスの通路構造において、スロットルバルブよりも下流側で前記吸気通路内にブローバイガスを導入するための第1通路と、前記スロットルバルブの上流側で前記吸気通路から換気用空気を前記クランクケースに導入するための第2通路とを有し、前記第1通路の一端が前記スロットルバルブ凍結防止用の温水配管が形成されたスロットルボデーに接続され、前記スロットルボデーのボアから前記吸気通路内にブローバイガスが導入されることを特徴とする。
このブローバイガスの通路構造によれば、第1通路により、クランクケースに漏れたブローバイガスがスロットルボデーのボアから吸気通路に導入されて内燃機関に還流される。ここで、スロットルボデーには、スロットルバルブ凍結防止用の温水配管が形成されている。このため、温水配管内を流れる温水により、スロットルボデーが加熱されている。そして、ブローバイガスは、第1通路を介して加熱されているスロットルボデー内を通過してボアから吸気通路に導入される。これにより、通気通路に導入されるブローバイガスが加熱されるため、ブローバイガス中の水分が凍結することが防止される。これにより、ブローバイガスの凍結による第1通路の閉塞を防止することができる。また、ヒータユニットを別途設ける必要がないため、コスト面で非常に有利である。さらに、スロットルバルブの下流側でブローバイガスが導入されるため、スロットルバルブにブローバイガスが付着することがないので、スロットルバルブの凍結防止効果が向上する。
本発明に係るブローバイガスの通路構造によれば、上記した通り、ブローバイガス中の水分の凍結を防止して、ブローバイガス通路の閉塞およびスロットルバルブの凍結を防止することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明のブローバイガスの通路構造を具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。そこで、本発明のブローバイガスの通路構造を採用したエンジンシステムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に係るエンジンシステムの概略を示す概略構成図である。図2は、吸気マニホールドの概略構成を示す外観図である。図3は、吸気マニホールドにおけるブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図である。図4は、PCV大気通路に設けられた逆止弁の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明のブローバイガスの通路構造を具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。そこで、本発明のブローバイガスの通路構造を採用したエンジンシステムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に係るエンジンシステムの概略を示す概略構成図である。図2は、吸気マニホールドの概略構成を示す外観図である。図3は、吸気マニホールドにおけるブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図である。図4は、PCV大気通路に設けられた逆止弁の概略構成を示す断面図である。
このシステムにおけるエンジン11は、周知の構造を有するレシプロエンジンである。エンジン11は、吸気通路12を通じて供給される燃料及び空気、すなわち可燃混合気を、燃焼室13で爆発・燃焼させ、その燃焼後の排気ガスを排気通路14を通じて排出させることにより、ピストン15を駆動させ、クランクシャフト16を回転させて動力を得るようになっている。
吸気通路12に設けられたエアクリーナ17は、吸気通路12に取り込まれる空気を清浄するものである。吸気通路12に設けられたスロットルバルブ20は、吸気通路12を流れて燃焼室13に吸入される空気量(吸気量)を調節するものである。
燃焼室13に通じる吸気ポートに設けられたインジェクタ18は、不図示の燃料供給系により供給される燃料を吸気ポートへ噴射供給するものである。そして、インジェクタ14の作動に伴い吸気ポートへ噴射された燃料が、吸気通路12を流れる空気と共に可燃混合気を形成して燃焼室13に取り込まれるようになっている。
燃焼室13に通じる吸気ポートに設けられたインジェクタ18は、不図示の燃料供給系により供給される燃料を吸気ポートへ噴射供給するものである。そして、インジェクタ14の作動に伴い吸気ポートへ噴射された燃料が、吸気通路12を流れる空気と共に可燃混合気を形成して燃焼室13に取り込まれるようになっている。
燃焼室13に対応してエンジン11に設けられた点火プラグ19は、燃焼室13に取り込まれた可燃混合気に点火を行うものである。この点火プラグ19は、不図示のイグニッションコイルから出力される高電圧を受けてスパーク動作するようになっている。そして、燃焼室13に吸入された可燃混合気が、点火プラグ19のスパーク動作により爆発・燃焼するようになっている。燃焼後の排気ガスは、燃焼室13から排気ポート、排気通路14を通じて外部へ排出される。このような燃焼室13における可燃混合気の燃焼に伴い、ピストン15が上下運動してクランクシャフト16が回転することにより、エンジン11で動力が得られるようになっている。
ここで、燃料ガスの一部が、主にピストン15とシリンダとの隙間から、クランクケースに漏れる。そして、クランクケースに漏れたブローバイガスを吸気マニホールド12aを通じて燃料室13に導いて再燃料させるために、ヘッドカバー11aと吸気通路12とを連通するPCV負圧通路30が設けられている。このPCV負圧通路30は、スロットルバルブ20の下流側で吸気通路12に接続されている。より正確には、PCV負圧通路30は、吸気マニホールド12aに接続されている。
PCV負圧通路30が接続する吸気マニホールド12aには、PCV負圧通路30との接続部31が形成されている。この接続部31は、円筒形状のポート32と、ポート32のインマニ側に内蔵されたヒータ33と、ヒータ33と電源とを接続するためのコネクタ34とを備えている。ヒータ33とコネクタ34から、本発明のヒータユニットが構成されている。そして、接続部31は、吸気マニホールド12aに一体化されている。このため、従来のように、ヒータユニットを吸気マニホールド12aに組み付ける必要がなく、組み付け工数を低減することができる。また、ヒータユニットを吸気通路に一体化することにより、ヒータユニットの強度や信頼性等を向上させることができるとともに、コスト面でも有利となる。
そして、ヒータ33として、コイル線に電流を流すことによりコイル線を発熱させるものを使用している。このような簡易な構造のヒータを使用することにより、ヒータユニットのコスト低減および信頼性向上を図ることができる。
また、ヘッドカバー11aと吸気通路12とを連通するPCV大気通路35が設けられている。このPCV大気通路35は、ブローバイガスがクランクケース内に滞留しないように、吸気通路12から換気用空気(大気)をクランクケース内に導入するためのものである。PCV大気通路35を通じてクランクケース内に導入された換気用空気により、クランクケース内のブローバイガスが、PCV負圧通路30および吸気通路12を通じて燃料室13にスムーズに還流されるようになっている。そして、このPCV大気通路35の途中に、エンジン1から吸気通路12への流体の流れを遮断する逆止弁36が設けられている。
ここで、逆止弁36は、図4に示すように、流入ポート37aが形成された流入側ボデー37と、流出ポート38aおよび流出ポート38aに連通する弁室38bが形成された流出側ボデー38とが接続されて構成されている。そして、流入側ボデー37と流出側ボデー38とが接続されて、弁室38bと流入ポート37aとを連通させる連通路39が形成されている。弁室38bには球状の第1弁体38cが移動可能に設けられている。また、弁室38bと流出ポート38aとの連通部分に第1弁座38dが形成されている。さらに、弁室38bの外側に流路38eが形成されている。連通路39には、弁室38b側にバネ39aによって付勢されている第2弁体39bが配置されている。第2弁体39bの中央部には、貫通穴39cが形成されている。この貫通穴の弁室38b側端部には、第2弁座39dが形成されている。
このような逆止弁36では、流体が流入ポート37aに流れ込むと、第1弁体38cが第1弁座38dに当接して弁室38bと流出ポート38aとが遮断されるが、流路38eを介して弁室38cと流出ポート38aとが連通する。これにより、流入ポート37aに流れ込んだ流体が、連通路39、貫通穴39c、弁室38b、および流路38eを通過して流出ポート38aに流れ出る。
逆に、流体が流出ポート38aに流れ込むと、第1弁体38cが第2弁座39bに当接して弁室38bおよび流路38eと連通路39とが遮断される。これにより、流出ポート38aに流れ込んだ流体が、連通路39に流れ込まなくなる。
逆に、流体が流出ポート38aに流れ込むと、第1弁体38cが第2弁座39bに当接して弁室38bおよび流路38eと連通路39とが遮断される。これにより、流出ポート38aに流れ込んだ流体が、連通路39に流れ込まなくなる。
従って、逆止弁36が設けられたPCV大気通路35においては、吸気通路12から流れ込んだ大気は、逆止弁36を通過してクランクケースに導入されるようになっている。一方、PCV大気通路35にブローバイガスが流れ込んできた場合には、ブローバイガスは、逆止弁36を通過することができないため、吸気通路12に流れ込まないようになっている。なお、逆止弁36では、流出ポート側の圧力が異常に上昇した場合には、配管の損傷や外れ等が発生するおそれがあるため、第2弁体39bがバネ39aの付勢力に抗して流入ポート側に移動して流体を流出ポート38aから流入ポート37aへ流すフェールセーフ機構を備えている。
続いて、上記したエンジンシステムにおけるブローバイガスの流れについて説明する。エンジン11が始動してクランクケースに漏れたブローバイガスは、ヘッドカバー11aに接続されたPCV負圧通路30を通り、接続部31のポート32を通過して吸気マニホールド12aに流入する。このとき、吸気通路12からPCV大気通路35を介してクランクケース内へ換気用空気が送り込まれる。これにより、クランクケース内のブローバイガスがPCV負圧通路30から吸気マニホールド12aにスムーズに流入する。そして、吸気マニホールド12aに流入したブローバイガスは、可燃混合気とともに燃焼室13に送り込まれて再燃焼する。
ここで、ブローバイガスは、燃焼で発生した水分を多量に含んでいる。このため、冬期において外気温が氷点下になった場合などに、その水分が凍結してPCV負圧通路30を閉塞するおそれがある。
しかしながら、本実施の形態では、PCV負圧通路30から吸気マニホールド12aに導入されるブローバイガスは、接続部31のポート32を通過する際にヒータ33によって加熱される。このため、ブローバイガス中の水分が凍結することを防止することができる。これにより、ブローバイガスの凍結によるPCV負圧通路30の閉塞を防止することができる。
そして、ブローバイガスは吸気マニホールド12aに還流される、つまりスロットルバルブ20よりも下流側の吸気通路12内に還流される。このため、スロットルバルブにブローバイガスが付着することがない。従って、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を防止することもできる。
そして、ブローバイガスは吸気マニホールド12aに還流される、つまりスロットルバルブ20よりも下流側の吸気通路12内に還流される。このため、スロットルバルブにブローバイガスが付着することがない。従って、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を防止することもできる。
また、PCV負圧通路30が何らかの原因により閉塞した場合等には、クランクケース内の圧力が上昇して、PCV大気通路35を介してブローバイガスがスロットルバルブ20の上流側から吸気通路12に流入(逆流)してしまう。そうすると、ブローバイガスがスロットルバルブ20に付着してしまい、ブローバイガス中の水分によって、冬期において外気温が氷点下になった場合などに、スロットルバルブ20が凍結するおそれがある。
しかしながら、本実施の形態では、PCV大気通路35には、ヘッドカバー11aから吸気通路12への流体の流れを遮断する逆止弁36が設けられている。このため、PCV大気通路35にブローバイガスが流れ込むと、図5に示すように、第1弁体38cが第2弁座39dに当接する。なお、図5は、逆止弁が作動した状態(逆流防止状態)を説明するための説明図である。
そして、第1弁体38cが第2弁座39dに当接すると、弁室38bおよび流路38eと連通路39とが遮断される。これにより、流出ポート38aに流れ込んだブローバイガスが、連通路39には流れ込まない。従って、ブローバイガスは、逆止弁36を通過することができない。よって、PCV大気通路35にブローバイガスが流れ込んだとしても、そのブローバイガスがPCV大気通路35を通じて吸気通路12に流入することはない。その結果として、ブローバイガスは常にスットルバルブ20の下流側の吸気通路12(具体的には吸気マニホールド12a)に還流されるので、スロットルバルブ20にブローバイガスが付着しないため、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を確実に防止することができる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るエンジンシステムによれば、ブローバイガスをPCV負圧通路30を通じて吸気マニホールド12aに還流させている。そして、吸気マニホールド12aに一体化されたPCV負圧通路30との接続部31に、ヒータ33およびコネクタ34が設けられている。このため、吸気マニホールド12aに還流されるブローバイガスがヒータ33によって加熱される。よって、ブローバイガス中の水分が凍結することを防止することができるので、ブローバイガスの凍結によるPCV負圧通路30の閉塞を防止することができる。
そして、ブローバイガスは吸気マニホールド12aに還流される、つまりスロットルバルブ20よりも下流側の吸気通路12内に還流される。また、PCV大気通路35に逆止弁36を設けているので、PCV大気通路35にブローバイガスが流れ込んでも(逆流しても)、吸気通路12に流れ込むことを確実に防止することができる。これらのことから、スロットルバルブにブローバイガスが付着することがない。従って、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブの凍結を防止することもできる。
さらに、ヒータ33およびコネクタ34が一体化された接続部31が吸気マニホールド12aに一体成形されているので、ヒータや接続部などを吸気通路に組み付ける必要がなく、組み付け工数を低減することができる。
さらに、ヒータ33およびコネクタ34が一体化された接続部31が吸気マニホールド12aに一体成形されているので、ヒータや接続部などを吸気通路に組み付ける必要がなく、組み付け工数を低減することができる。
ここで、第1の実施の形態における接続部(ブローバイガス導入部)の変形例について、図6〜図9を参照市ながら説明する。図6は、第1変形例に係るブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図である。図7(a)は、第2変形例に係るブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図であり、図7(b)は、図7(a)のA−A線における断面図である。図8(a)は、第2変形例に係る別のブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図であり、図8(b)は、図8(a)のA−A線における断面図である。図9(a)は、第2変形例に係る別のブローバイガス導入部の概略構成を示す断面図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A線における断面図である。
まず、第1変形例について説明する。第1変形例に係る接続部31Aには、図6に示すように、ヒータ33の他に、感温スイッチ40が内蔵されている。この感温スイッチ40は、ヒータ33が所定温度(例えば、80℃程度)に達すると、ヒータ33への通電をオフするようになっている。なお、感温スイッチ40としては、サーミスタやバイメタル等を使用すればよい。
このように第1変形例に係る接続部31Aでは、ヒータ33が所定温度に達するとヒータ33への通電をオフする感温スイッチ40が内蔵されているため、インテークマニホールド12aでの発火などを防止することができる。また、インテークマニホールドとて樹脂製のものを採用する場合には、熱による変形などを防止することができる。
次に、第2変形例について説明する。第2変形例に係る接続部31Bには、図7(a)(b)に示すように、ブローバイガス導入口の上流側に堰41が設けられている。これにより、第2変形例に係る接続部31Bでは、吸入空気が導入口に直接当たらないようになっている。従って、外気温が氷点下になった場合などに冷たい吸入空気が吸気通路12を流れても、その吸入空気がブローバイガス導入口に当たらないため、導入口付近においてブローバイガス中の水分が凍結することを確実に防止することができる。
また、図8(a)(b)に示すように、接続部31Cにおいて、ブローバイガス導入口の上流側に、堰41の代わりに囲い部42a(断面が台形状:図8(a)参照)を設けてもよい。このような囲い部42aを設けることにより、より確実に、吸入空気が導入口に直接当たらないようにすることができる。従って、外気温が氷点下になった場合などに冷たい吸入空気が吸気通路12を流れた場合に、導入口付近においてブローバイガス中の水分が凍結することをより確実に防止することができる。
さらに、図9(a)(b)に示すように、接続部31Dにおいて、ブローバイガス導入口の上流側に、囲い部42b(断面が流線形状:図9(a)参照)を設けてもよい。このような囲い部42bを設けることにより、より確実に、吸入空気が導入口に直接当たらないようにすることができるとともに、囲い部42bを設けたことによる吸気抵抗を極力減らすことができる。従って、外気温が氷点下になった場合などに冷たい吸入空気が吸気通路12を流れた場合に、導入口付近においてブローバイガス中の水分が凍結することをより確実に防止することができるとともに、吸気抵抗の増大を抑制することができる。つまり、エンジン性能の低下を回避しつつ、ブローバイガス中の水分の凍結を確実に防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と基本的な構成は同じであるが、吸気マニホールドに接続部を設ける代わりに、スロットルボデーに接続部を設けている点が異なる。このため、第1の実施の形態と同じ構成については適宜説明を省略し、相違点を中心に説明する。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と基本的な構成は同じであるが、吸気マニホールドに接続部を設ける代わりに、スロットルボデーに接続部を設けている点が異なる。このため、第1の実施の形態と同じ構成については適宜説明を省略し、相違点を中心に説明する。
そこで、接続部が設けられたスロットル制御装置について、図10〜図12を参照しながら説明する。図10は、スロットル制御装置の概略構成を示す正面図であり、図10のスロットル制御装置はエアクリーナ側から見た状態を示したものである。図11は、図10の下方から見たスロットル制御装置の外観図である。図12は、図11に示すA−A線における部分断面図である。
本実施の形態におけるスロットル制御装置25の基本的構成は、図10に示すように、スロットルボデー21と、このスロットルボデー21内に回動自在に支持されたスロットルバルブ20と、このスロットルバルブ20を駆動(開閉)するための駆動機機構(モータおよびギヤなど)等とを備える周知のものである。そして、スロットル制御装置25は、吸気配管の途中に取り付けられている。
スロットルボデー21には、スロットルバルブ20が配置されるボア21aと、スロットルバルブ21がボア21aに対して凍結しないようにスロットルボデー21を暖めるための温水配管22とが形成され、温水配管22に温水を導入するための温水導入ポート23と、温水配管から温水を排出するための温水排出ポート24とが取り付けられている。
また、スロットルボデー21には、PCV負圧通路30との接続部26が形成されている。この接続部26は、接続ポート26aと、スロットルボデー21の側面からボア21aに貫通する貫通孔26bとで構成されている。この貫通孔26bは、図12に示すように、温水配管22の近傍に形成されている。これにより、貫通孔26bを通過するブローバイガスが温水配管22内を流れる温水によって加熱されるようになっている。
そして、貫通孔26bは、図11に示すように、ボア21a上でスロットルバルブ20の下流側に開口している。これにより、PCV負圧通路30から接続部26を通過したブローバイガスがスロットルバルブ下流側に流れ込むようになっている。
また、スロットルボデー21には、PCV負圧通路30との接続部26が形成されている。この接続部26は、接続ポート26aと、スロットルボデー21の側面からボア21aに貫通する貫通孔26bとで構成されている。この貫通孔26bは、図12に示すように、温水配管22の近傍に形成されている。これにより、貫通孔26bを通過するブローバイガスが温水配管22内を流れる温水によって加熱されるようになっている。
そして、貫通孔26bは、図11に示すように、ボア21a上でスロットルバルブ20の下流側に開口している。これにより、PCV負圧通路30から接続部26を通過したブローバイガスがスロットルバルブ下流側に流れ込むようになっている。
このようなスロットルボデー21を備えるスロットル制御装置25を用いたエンジンシステムでは、エンジン11が始動してクランクケースに漏れたブローバイガスが、ヘッドカバー11aに接続されたPCV負圧通路30を通り、接続部26を通過してスロットルボデー21のボア21a(吸気通路12の一部)に流入する。このとき、吸気通路12からPCV大気通路35を介してクランクケース内へ換気用空気が送り込まれる。これにより、クランクケース内のブローバイガスがPCV負圧通路30から吸気通路12にスムーズに流入する。そして、吸気通路12に流入したブローバイガスは、可燃混合気とともに燃焼室13に送り込まれて再燃焼する。
ここで、PCV負圧通路30から吸気通路12に導入されるブローバイガスは、接続部26の貫通孔26bを通過する際に温水配管22内の温水によって暖められる。このため、ブローバイガス中の水分が凍結することを防止することができる。これにより、ブローバイガスの凍結によるPCV負圧通路30の閉塞を防止することができる。
そして、ブローバイガスはスロットルバルブ下流側でボア21aに導入される。このため、スロットルバルブ20にブローバイガスが付着することがない。従って、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブ21の凍結を防止することもできる。
なお、PCV大気通路35の構成は第1の実施の形態と同じであるから、ブローバイガスがPCV大気通路35を通じて吸気通路12に導入されることはない。
そして、ブローバイガスはスロットルバルブ下流側でボア21aに導入される。このため、スロットルバルブ20にブローバイガスが付着することがない。従って、ブローバイガス中の水分によるスロットルバルブ21の凍結を防止することもできる。
なお、PCV大気通路35の構成は第1の実施の形態と同じであるから、ブローバイガスがPCV大気通路35を通じて吸気通路12に導入されることはない。
以上説明したように、第2の実施の形態に係るエンジンシステムによれば、ヒータユニットを設けることなく、スロットルボデー21に形成された温水配管22内の温水によって吸気配管12に導入されるブローバイガスを加熱することができ、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。従って、ヒータユニットが不要になるため、低コストにより、ブローバイガス中の水分の凍結を防止して、PCV負圧通路30の閉塞およびスロットルバルブ20の凍結を防止することができる。特に、温水配管が元々形成されているスロットル制御装置を使用する場合にその効果が大きい。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。また、上記した実施の形態では、PCV大気通路35に設ける逆止弁36をフェイルセーフ機構付きのものとしているが、もちろん一般的なフェイルセーフ機構無しのものを使用することもできる。そして、フェイルセーフ機構無しのものを使用しても、上記した効果を得ることができる。
11 エンジン
11a ヘッドカバー
12 吸気通路
13 燃焼室
15 ピストン
16 クランクシャフト
17 エアクリーナ
20 スロットルバルブ
21 スロットルボデー
22 温水配管
23 温水導入ポート
24 温水排出ポート
25 スロットル制御装置
26 接続部
26a 接続ポート
26b 貫通孔
30 PCV負圧通路(第1通路)
31,31A,31B,31C,31D 接続部
32 ポート
33 ヒータ
34 コネクタ
35 PCV大気通路(第2通路)
36 逆止弁
40 感温スイッチ
41 堰
42a,42b 囲い部
11a ヘッドカバー
12 吸気通路
13 燃焼室
15 ピストン
16 クランクシャフト
17 エアクリーナ
20 スロットルバルブ
21 スロットルボデー
22 温水配管
23 温水導入ポート
24 温水排出ポート
25 スロットル制御装置
26 接続部
26a 接続ポート
26b 貫通孔
30 PCV負圧通路(第1通路)
31,31A,31B,31C,31D 接続部
32 ポート
33 ヒータ
34 コネクタ
35 PCV大気通路(第2通路)
36 逆止弁
40 感温スイッチ
41 堰
42a,42b 囲い部
Claims (6)
- 内燃機関のクランクケースに漏れるブローバイガスを吸気通路を通して内燃機関に還流させるブローバイガス通路構造において、
スロットルバルブよりも下流側で前記吸気通路内にブローバイガスを導入するための第1通路と、
前記吸気通路に導入されるブローバイガスを加熱するために前記第1通路の前記吸気通路接続部に設けられたヒータユニットとを有し、
前記ヒータユニットが前記吸気通路に一体化されていることを特徴とするブローバイガス通路構造。 - 請求項1に記載するブローバイガス通路構造において、
前記ヒータユニットは、ヒータ温度に応じてヒータへの通電をオン・オフする感温スイッチを内蔵していることを特徴とするブローバイガス通路構造。 - 請求項1または請求項2に記載するブローバイガス通路構造において、
前記吸気通路のブローバイガス導入口には、前記導入口付近のブローバイガスと吸入空気との接触を防止する接触防止部材が設けられていることを特徴とするブローバイガス通路構造。 - 請求項1から請求項3に記載するいずれか1つのブローバイガス通路構造において、
前記スロットルバルブの上流側で前記吸気通路から換気用空気を前記クランクケースに導入するための第2通路をさらに備え、
前記第2通路内に、内燃機関から前記吸気通路への流体の流れを防止する逆止弁が設けられていることを特徴とするブローバイガス通路構造。 - 請求項1から請求項4に記載するいずれか1つのブローバイガス通路構造において、
前記ヒータユニットは、コイル線に電流を流すことにより前記コイル線を発熱させるものであることを特徴とするブローバイガス通路構造。 - 内燃機関のクランクケースに漏れるブローバイガスを吸気通路を通して内燃機関に還流させるブローバイガス通路構造において、
スロットルバルブよりも下流側で前記吸気通路内にブローバイガスを導入するための第1通路と、
前記スロットルバルブの上流側で前記吸気通路から換気用空気を前記クランクケースに導入するための第2通路とを有し、
前記第1通路の一端が前記スロットルバルブ凍結防止用の温水配管が形成されたスロットルボデーに接続され、前記スロットルボデーのボアから前記吸気通路内にブローバイガスが導入されることを特徴とするブローバイガス通路構造。
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